JP2547034Y2 - 車輌用収納装置 - Google Patents
車輌用収納装置Info
- Publication number
- JP2547034Y2 JP2547034Y2 JP4634491U JP4634491U JP2547034Y2 JP 2547034 Y2 JP2547034 Y2 JP 2547034Y2 JP 4634491 U JP4634491 U JP 4634491U JP 4634491 U JP4634491 U JP 4634491U JP 2547034 Y2 JP2547034 Y2 JP 2547034Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding case
- case body
- arm
- outer frame
- pivotally supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車輌のインストルメン
トパネル等の本体枠内に収納箱を摺動自在に取り付ける
ようにした車輌用収納装置に関する。
トパネル等の本体枠内に収納箱を摺動自在に取り付ける
ようにした車輌用収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−255145号公報
に示すように、前面が少なくとも開口し、上記開口を通
じ内部に箱形物品をスライド可能に収納できるケ−ス本
体と、このケ−ス本体内に収納された箱形物品を前向き
に押圧する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗して
箱形物品をケ−ス本体内に収納された後退位置に係留す
ると共に、この後退位置より箱形物品が更に押込まれた
際にその係止状態を解除可能なロック手段を揃えて成る
スライド式の箱形物品用収納装置は公知である。
に示すように、前面が少なくとも開口し、上記開口を通
じ内部に箱形物品をスライド可能に収納できるケ−ス本
体と、このケ−ス本体内に収納された箱形物品を前向き
に押圧する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗して
箱形物品をケ−ス本体内に収納された後退位置に係留す
ると共に、この後退位置より箱形物品が更に押込まれた
際にその係止状態を解除可能なロック手段を揃えて成る
スライド式の箱形物品用収納装置は公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術は車の衝
突の際、人体が収納箱に当ると該収納箱がとび出すため
前屈みになった人体の顔面を損傷するという問題点があ
った。
突の際、人体が収納箱に当ると該収納箱がとび出すため
前屈みになった人体の顔面を損傷するという問題点があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、一端を外枠に枢支されたア−ム
の他端と、一端を摺動ケ−ス体後部に枢支されたア−ム
の他端とを互いに圧接回動し得るよう構成し、バネによ
り上記摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢し、摺動ケ
−ス体の前蓋の裏側に沿ってほぼ中央を軸支された水平
レバ−の一端上部に係止突部を立設し、これを上方に付
勢し、他端より上記前蓋のスリットを挿通して引上げノ
ブを突設し、上記摺動ケ−ス体が一杯に押し込まれた
際、上記係止突部が上昇係止するストッパ−部を外枠に
設けたことを特徴とする。
決することを目的とし、一端を外枠に枢支されたア−ム
の他端と、一端を摺動ケ−ス体後部に枢支されたア−ム
の他端とを互いに圧接回動し得るよう構成し、バネによ
り上記摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢し、摺動ケ
−ス体の前蓋の裏側に沿ってほぼ中央を軸支された水平
レバ−の一端上部に係止突部を立設し、これを上方に付
勢し、他端より上記前蓋のスリットを挿通して引上げノ
ブを突設し、上記摺動ケ−ス体が一杯に押し込まれた
際、上記係止突部が上昇係止するストッパ−部を外枠に
設けたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】1は外枠ケ−ス体で、上板2と一体になって
外枠を構成する。3は摺動ケ−ス体で、外枠に摺動自在
に収納されている。4は前蓋で、下端を回動自在に軸支
され、リッドスプリング9により前方へ付勢されてい
る。5はリッドインナ−で、前蓋4の後部に固定されて
いる。6は水平レバ−で、中央を前蓋4とリッドインナ
−5間に軸支され、一端上部に係止突部6aを立設して
いる、係止突部6aはスプリング8により上方に付勢さ
れる。7は引上げノブで、水平レバ−6の他端より前方
に突設した突板6bの先端に嵌着され、前蓋4のスリッ
ト4aを挿通している。
外枠を構成する。3は摺動ケ−ス体で、外枠に摺動自在
に収納されている。4は前蓋で、下端を回動自在に軸支
され、リッドスプリング9により前方へ付勢されてい
る。5はリッドインナ−で、前蓋4の後部に固定されて
いる。6は水平レバ−で、中央を前蓋4とリッドインナ
−5間に軸支され、一端上部に係止突部6aを立設して
いる、係止突部6aはスプリング8により上方に付勢さ
れる。7は引上げノブで、水平レバ−6の他端より前方
に突設した突板6bの先端に嵌着され、前蓋4のスリッ
ト4aを挿通している。
【0006】上記係止突部6aはリッドインナ−5の孔
5aを通って上昇し、外枠の前縁ストッパ−に係止する
ようになっている。10は一方のア−ムで、一端10a
が外枠に枢支されている。11は他方のア−ムで、一端
11aが摺動ケ−ス体3後部に枢支されている。
5aを通って上昇し、外枠の前縁ストッパ−に係止する
ようになっている。10は一方のア−ムで、一端10a
が外枠に枢支されている。11は他方のア−ムで、一端
11aが摺動ケ−ス体3後部に枢支されている。
【0007】ア−ム10の他端に形成した円筒10bに
はア−ム11の他端に形成した上下フランジを有する軸
11bを嵌合し、ア−ム11の上下フランジ当接面及び
軸11bの回動面がア−ム10の円筒10bの上下面及
び内面に圧接回動するようになっている。円筒10b外
面にはコイルスプリング12が巻回され、一端はア−ム
10に、他端はア−ム11に係止し摺動ケ−ス体3を前
進させる方向に付勢している。16はア−ム11端部に
軸11bを一体に固定するビスである。ア−ム10,1
1の回動部は周知の2色射出成形法により成形される。
はア−ム11の他端に形成した上下フランジを有する軸
11bを嵌合し、ア−ム11の上下フランジ当接面及び
軸11bの回動面がア−ム10の円筒10bの上下面及
び内面に圧接回動するようになっている。円筒10b外
面にはコイルスプリング12が巻回され、一端はア−ム
10に、他端はア−ム11に係止し摺動ケ−ス体3を前
進させる方向に付勢している。16はア−ム11端部に
軸11bを一体に固定するビスである。ア−ム10,1
1の回動部は周知の2色射出成形法により成形される。
【0008】次に作用について説明する。引上げノブ7
を指で引上げると水平レバ−6は逆時計方向に回動し、
係止突部6aはスプリング8の弾力に抗して図2一点鎖
線の如く下降し、ストッパ−部14を外れ、摺動ケ−ス
体3はコイルスプリング12の弾力で前進する。この時
ア−ム10の円筒10bとア−ム11の軸11b、フラ
ンジは圧接されているので摺動トルクが発生し、摺動ケ
−ス体3はブレ−キがかけられ乍ら前進する。前蓋4を
押し摺動ケ−ス体3を最後迄押し込むと、係止突部6a
の円弧部がストッパ−部14に当接して下り、ストッパ
−部14をくゞり抜けるとスプリング8の弾力で上昇
し、ストッパ−部14に係止される。
を指で引上げると水平レバ−6は逆時計方向に回動し、
係止突部6aはスプリング8の弾力に抗して図2一点鎖
線の如く下降し、ストッパ−部14を外れ、摺動ケ−ス
体3はコイルスプリング12の弾力で前進する。この時
ア−ム10の円筒10bとア−ム11の軸11b、フラ
ンジは圧接されているので摺動トルクが発生し、摺動ケ
−ス体3はブレ−キがかけられ乍ら前進する。前蓋4を
押し摺動ケ−ス体3を最後迄押し込むと、係止突部6a
の円弧部がストッパ−部14に当接して下り、ストッパ
−部14をくゞり抜けるとスプリング8の弾力で上昇
し、ストッパ−部14に係止される。
【0009】
【考案の効果】本考案によると、一端を外枠に枢支され
たア−ムの他端と、一端を摺動ケ−ス体後部に枢支され
たア−ムの他端とを互いに圧接回動し得るよう構成し、
バネにより上記摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢
し、摺動ケ−ス体の前蓋の裏側に沿ってほぼ中央を軸支
された水平レバ−の一端上部に係止突部を立設し、これ
を上方に付勢し、他端より上記前蓋のスリットを挿通し
て引上げノブを突設し、上記摺動ケ−ス体が一杯に押し
込まれた際、上記係止突部が上昇係止するストッパ−部
を外枠に設けてあるので、下記の効果を有する。
たア−ムの他端と、一端を摺動ケ−ス体後部に枢支され
たア−ムの他端とを互いに圧接回動し得るよう構成し、
バネにより上記摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢
し、摺動ケ−ス体の前蓋の裏側に沿ってほぼ中央を軸支
された水平レバ−の一端上部に係止突部を立設し、これ
を上方に付勢し、他端より上記前蓋のスリットを挿通し
て引上げノブを突設し、上記摺動ケ−ス体が一杯に押し
込まれた際、上記係止突部が上昇係止するストッパ−部
を外枠に設けてあるので、下記の効果を有する。
【0010】1.引上げノブを引上げなければロックを
解除出来ないので衝突しても安全である。 2.ダンパ−機構は2つのア−ムの圧接面による摩擦ト
ルクを用いるので油漏れ等はない。
解除出来ないので衝突しても安全である。 2.ダンパ−機構は2つのア−ムの圧接面による摩擦ト
ルクを用いるので油漏れ等はない。
【図1】本考案の一実施例の外枠上板を外した時の平面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A正断面図である。
【図3】図1のB−B側断面図である。
【図4】本考案の分解斜視図である。
【図5】図1のダンパ−部の正断面図である。
【図6】図1の係止部の側断面部分図である。
1 外枠ケ−ス体 2 外枠の上板 3 摺動ケ−ス体 4 前蓋 4a スリット 5 リッドインナ− 5a 孔 6 水平レバ− 6a 係止凸部 6b 突板 7 引上げノブ 8 スプリング 10 一方のア−ム 10b 円筒 11 他方のア−ム 11b 軸 12 コイルスプリング 14 ストッパ−部
Claims (1)
- 【請求項1】 一端を外枠に枢支されたア−ムの他端
と、一端を摺動ケ−ス体後部に枢支されたア−ムの他端
とを互いに圧接回動し得るよう構成し、バネにより上記
摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢し、摺動ケ−ス体
の前蓋の裏側に沿ってほぼ中央を軸支された水平レバ−
の一端上部に係止突部を立設し、これを上方に付勢し、
他端より上記前蓋のスリットを挿通して引上げノブを突
設し、上記摺動ケ−ス体が一杯に押し込まれた際、上記
係止突部が上昇係止するストッパ−部を外枠に設けた車
輌用収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4634491U JP2547034Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 車輌用収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4634491U JP2547034Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 車輌用収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130553U JPH04130553U (ja) | 1992-11-30 |
JP2547034Y2 true JP2547034Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31925875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4634491U Expired - Lifetime JP2547034Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 車輌用収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547034Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101516233B (zh) * | 2006-09-27 | 2011-06-15 | Thk株式会社 | 助力抽屉装置 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP4634491U patent/JP2547034Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04130553U (ja) | 1992-11-30 |
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