JP2545187Y2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JP2545187Y2 JP2545187Y2 JP1991007833U JP783391U JP2545187Y2 JP 2545187 Y2 JP2545187 Y2 JP 2545187Y2 JP 1991007833 U JP1991007833 U JP 1991007833U JP 783391 U JP783391 U JP 783391U JP 2545187 Y2 JP2545187 Y2 JP 2545187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- amount
- laundry
- washing machine
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、洗濯物の量を検出する
負荷検出センサーを設け、該負荷検出センサーが検出し
た洗濯物の量に基づいて給水量や洗濯時間の洗濯動作を
制御する制御回路を設けてなる洗濯機に関するものであ
る。
負荷検出センサーを設け、該負荷検出センサーが検出し
た洗濯物の量に基づいて給水量や洗濯時間の洗濯動作を
制御する制御回路を設けてなる洗濯機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来は、洗濯時における洗濯物の量（重
量）は使用者が感や経験から推測して目安とし、これに
よって洗濯，すすぎ時の水位（給水量）、洗濯時間、洗
濯水流やすすぎ時間等の洗濯動作を決め、この洗濯動作
により洗濯を行っていたが、正確な洗濯物の量を推測す
ることが困難なため、給水量、洗濯時間、洗濯水流等の
選択が不適正となってしまい、水，電気，時間の無駄に
なったり、洗いやすすぎ不足になったりしていた。
量）は使用者が感や経験から推測して目安とし、これに
よって洗濯，すすぎ時の水位（給水量）、洗濯時間、洗
濯水流やすすぎ時間等の洗濯動作を決め、この洗濯動作
により洗濯を行っていたが、正確な洗濯物の量を推測す
ることが困難なため、給水量、洗濯時間、洗濯水流等の
選択が不適正となってしまい、水，電気，時間の無駄に
なったり、洗いやすすぎ不足になったりしていた。
【０００３】このようなものに対し、近年、洗濯物の量
を検出する負荷（重量）検出センサーが設けられ、該負
荷検出センサーが検出した洗濯物の量に基づいて制御回
路が最適な給水量、洗濯時間、洗濯水流等を自動的に設
定し、この設定された洗濯動作により洗濯機が運転され
て洗濯物の量に応じた最適な洗濯が行われ、水，電気，
時間の無駄や洗い，すすぎ不足を解消していた。
を検出する負荷（重量）検出センサーが設けられ、該負
荷検出センサーが検出した洗濯物の量に基づいて制御回
路が最適な給水量、洗濯時間、洗濯水流等を自動的に設
定し、この設定された洗濯動作により洗濯機が運転され
て洗濯物の量に応じた最適な洗濯が行われ、水，電気，
時間の無駄や洗い，すすぎ不足を解消していた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
洗濯機であれば、リード線の断線等により負荷検出セン
サーが故障した場合には、洗濯物の量が検出できず、洗
濯物の量に最適な給水量、洗濯時間等を設定することが
できず、不適正な給水量、洗濯時間等により洗濯動作が
行われ、水，電気，時間の無駄や洗い，すすぎ不足にな
る虞れがあり、使用者が負荷検出センサーの故障に気づ
かずに継続して使用してしまうという不都合が生じる。
洗濯機であれば、リード線の断線等により負荷検出セン
サーが故障した場合には、洗濯物の量が検出できず、洗
濯物の量に最適な給水量、洗濯時間等を設定することが
できず、不適正な給水量、洗濯時間等により洗濯動作が
行われ、水，電気，時間の無駄や洗い，すすぎ不足にな
る虞れがあり、使用者が負荷検出センサーの故障に気づ
かずに継続して使用してしまうという不都合が生じる。
【０００５】本考案は上記のような問題に鑑みなされた
ものであり、洗濯物の量を検出する負荷検出センサーの
故障を検知し、この検知により洗濯動作を停止させ、不
適正な洗濯動作による水，電気，時間の無駄を防止する
ことを目的とするものである。
ものであり、洗濯物の量を検出する負荷検出センサーの
故障を検知し、この検知により洗濯動作を停止させ、不
適正な洗濯動作による水，電気，時間の無駄を防止する
ことを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案の洗濯機は上記の
ような目的を達成するために、所定時間内の回転槽の回
転回数を検出して洗濯物の量を検知する負荷検知センサ
ーを設け、該負荷検知センサーが検知した洗濯物の量に
基づいて給水量や洗濯時間の洗濯動作を制御する制御回
路を設けてなる洗濯機において、上記所定時間内に上記
負荷検知センサーによる上記回転槽の回転検知がない場
合に該負荷検知センサーの故障を検知する異常検知部を
設け、該異常検知部の検知結果により洗濯動作を停止す
る上記制御回路を設けている。
ような目的を達成するために、所定時間内の回転槽の回
転回数を検出して洗濯物の量を検知する負荷検知センサ
ーを設け、該負荷検知センサーが検知した洗濯物の量に
基づいて給水量や洗濯時間の洗濯動作を制御する制御回
路を設けてなる洗濯機において、上記所定時間内に上記
負荷検知センサーによる上記回転槽の回転検知がない場
合に該負荷検知センサーの故障を検知する異常検知部を
設け、該異常検知部の検知結果により洗濯動作を停止す
る上記制御回路を設けている。
【０００７】
【作用】上記構成の洗濯機は、負荷検知センサーにより
洗濯物の量を検出し、制御回路がこの洗濯物の量に基づ
いた最適な給水量や洗濯時間で洗濯動作を行う。そし
て、上記負荷検知センサーの故障を異常検知部が検知す
ると、この検知結果により上記制御回路が洗濯動作を停
止する。
洗濯物の量を検出し、制御回路がこの洗濯物の量に基づ
いた最適な給水量や洗濯時間で洗濯動作を行う。そし
て、上記負荷検知センサーの故障を異常検知部が検知す
ると、この検知結果により上記制御回路が洗濯動作を停
止する。
【０００８】
【実施例】本考案の洗濯機の一実施例を図１乃至図４と
ともに説明すると、１は複数の支持棒２によって洗濯機
の外槽３に支持された水槽であり、内部には水槽１と独
立した脱水用の回転槽４を備えている。５は水槽１の底
部外面に設けられ、回転槽４を駆動するモータであり、
このモータ５はベルト伝達機構７及び回転槽４の回転軸
８に設けられたプーリー９を介して回転槽４を回転させ
る。又、プーリー９の回転槽４の反対側に面する円板面
上には中心より適切な距離を隔てて磁石１０が取り付け
られる一方、該磁石１０により回転槽４の回転数を検知
するリードスイッチにてなる回転検知スイッチ１１が、
適宜に固定されたブラケット１２を介して磁石１０の軌
跡上の一点に、磁石１０と向き合いかつ非接触となるよ
うに設けられている。
ともに説明すると、１は複数の支持棒２によって洗濯機
の外槽３に支持された水槽であり、内部には水槽１と独
立した脱水用の回転槽４を備えている。５は水槽１の底
部外面に設けられ、回転槽４を駆動するモータであり、
このモータ５はベルト伝達機構７及び回転槽４の回転軸
８に設けられたプーリー９を介して回転槽４を回転させ
る。又、プーリー９の回転槽４の反対側に面する円板面
上には中心より適切な距離を隔てて磁石１０が取り付け
られる一方、該磁石１０により回転槽４の回転数を検知
するリードスイッチにてなる回転検知スイッチ１１が、
適宜に固定されたブラケット１２を介して磁石１０の軌
跡上の一点に、磁石１０と向き合いかつ非接触となるよ
うに設けられている。
【０００９】図３は、本洗濯機を洗い行程から最後の脱
水行程まで自動的に行程移動させるための制御部ブロッ
ク図を示す。
水行程まで自動的に行程移動させるための制御部ブロッ
ク図を示す。
【００１０】制御回路１３は、電子タイマ１４、演算処
理装置（ＣＰＵ）１５、クロックコントロール回路１
６、種々の洗濯行程の各制御順序を記憶しているメモリ
ー１７、インプットバッファコントロール回路１８及び
アウトプットバッファコントロール回路１９から構成さ
れている。
理装置（ＣＰＵ）１５、クロックコントロール回路１
６、種々の洗濯行程の各制御順序を記憶しているメモリ
ー１７、インプットバッファコントロール回路１８及び
アウトプットバッファコントロール回路１９から構成さ
れている。
【００１１】外部入力部２０は、装置全体に電源を供給
する電源スイッチ２１、上記回転槽４を開閉自在に閉じ
る蓋（図示せず）の閉状態を検知してオンとなる蓋スイ
ッチ２２、回転槽４内に注入される洗濯水が適量となっ
た状態を検知してオンとなる水位スイッチ２３、洗濯行
程の組み合わせ内容を選択するためのプログラムスイッ
チ２４及び回転検知スイッチ１１を有し、各スイッチの
オンまたはオフの状態は各スイッチに付属するフリップ
フロップ等の変換素子２５，２６，２７，２８，２９に
より理論値“０”，“１”に変換されインプットバッフ
ァコントロール回路１８に入力される。
する電源スイッチ２１、上記回転槽４を開閉自在に閉じ
る蓋（図示せず）の閉状態を検知してオンとなる蓋スイ
ッチ２２、回転槽４内に注入される洗濯水が適量となっ
た状態を検知してオンとなる水位スイッチ２３、洗濯行
程の組み合わせ内容を選択するためのプログラムスイッ
チ２４及び回転検知スイッチ１１を有し、各スイッチの
オンまたはオフの状態は各スイッチに付属するフリップ
フロップ等の変換素子２５，２６，２７，２８，２９に
より理論値“０”，“１”に変換されインプットバッフ
ァコントロール回路１８に入力される。
【００１２】外部出力部３０は、回転槽４内に洗濯水を
貯める時又は排水する時に開閉する排水弁３１、回転槽
４内への洗濯水の供給時に開閉する給水弁３２、モータ
５、洗濯終了を知らせる報知器３３を有し、これら排水
弁３１，給水弁３２，モータ５，報知器３３はアウトプ
ットバッファコントロール回路１９より出力される信号
にて各部品に付属するサイリスタ等のスイッチング素子
３４，３５，３６，３７を通じ通電制御される。
貯める時又は排水する時に開閉する排水弁３１、回転槽
４内への洗濯水の供給時に開閉する給水弁３２、モータ
５、洗濯終了を知らせる報知器３３を有し、これら排水
弁３１，給水弁３２，モータ５，報知器３３はアウトプ
ットバッファコントロール回路１９より出力される信号
にて各部品に付属するサイリスタ等のスイッチング素子
３４，３５，３６，３７を通じ通電制御される。
【００１３】上記の様な構成において、演算処理装置
（ＣＰＵ）１５は回転検知スイッチ１１からの信号が所
定時間内に何回入力されるかにより、洗濯物の量（荷
重）を検出し、この洗濯物の量に基づいた給水量，洗濯
（すすぎ）時間，洗濯（すすぎ）水流等の制御信号をメ
モリ１７から読み出し、この制御信号によって洗濯、給
水、すすぎ、脱水、報知等の行程を判断し、この行程を
実施するために必要な信号をアウトプットバッファコン
トロール回路１９に出力し、排水弁３１，給水弁３２，
モータ５，報知器３３を制御する。尚、これら行程の移
行は、電子タイマ１４により制御される。
（ＣＰＵ）１５は回転検知スイッチ１１からの信号が所
定時間内に何回入力されるかにより、洗濯物の量（荷
重）を検出し、この洗濯物の量に基づいた給水量，洗濯
（すすぎ）時間，洗濯（すすぎ）水流等の制御信号をメ
モリ１７から読み出し、この制御信号によって洗濯、給
水、すすぎ、脱水、報知等の行程を判断し、この行程を
実施するために必要な信号をアウトプットバッファコン
トロール回路１９に出力し、排水弁３１，給水弁３２，
モータ５，報知器３３を制御する。尚、これら行程の移
行は、電子タイマ１４により制御される。
【００１４】上記回転検知スイッチ１１から所定時間内
に入力される信号数は、洗濯物の量が多いと重たいため
に信号数が少なくなり、洗濯物の量が少ないと軽いため
に信号数が多くなるので、この信号数で洗濯物の量を判
断することが可能となり、洗濯物の量に適した給水量，
洗濯時間で洗濯動作を行うことができる。
に入力される信号数は、洗濯物の量が多いと重たいため
に信号数が少なくなり、洗濯物の量が少ないと軽いため
に信号数が多くなるので、この信号数で洗濯物の量を判
断することが可能となり、洗濯物の量に適した給水量，
洗濯時間で洗濯動作を行うことができる。
【００１５】そして、上記回転検知スイッチ１１のリー
ド線等の断線により故障すると、この回転検知スイッチ
１１からの信号が所定時間内に演算処理装置（ＣＰＵ）
１５へ入力されず、演算処理装置（ＣＰＵ）１５が回転
検知スイッチ１１の故障と判断し、洗濯工程を停止させ
るとともに異常を報知器３３で報知する。
ド線等の断線により故障すると、この回転検知スイッチ
１１からの信号が所定時間内に演算処理装置（ＣＰＵ）
１５へ入力されず、演算処理装置（ＣＰＵ）１５が回転
検知スイッチ１１の故障と判断し、洗濯工程を停止させ
るとともに異常を報知器３３で報知する。
【００１６】
【考案の効果】本考案の洗濯機は上記のような構成であ
るから、負荷検知センサーのリード線の断線等により負
荷検知センサーによる回転槽の回転検知が行われないよ
うな故障による不適正な洗濯動作、即ち、洗濯物の量に
最適な給水量、洗濯時間等を設定できず、不適正な給水
量、洗濯時間等により洗濯動作が行われることを防止で
き、水，電気，時間の無駄や洗濯，すすぎ不足を防ぐこ
とができる。
るから、負荷検知センサーのリード線の断線等により負
荷検知センサーによる回転槽の回転検知が行われないよ
うな故障による不適正な洗濯動作、即ち、洗濯物の量に
最適な給水量、洗濯時間等を設定できず、不適正な給水
量、洗濯時間等により洗濯動作が行われることを防止で
き、水，電気，時間の無駄や洗濯，すすぎ不足を防ぐこ
とができる。
【図１】本考案の洗濯機の一実施例を示す機略断面図で
ある。
ある。
【図２】本考案の洗濯機を示す要部拡大図である。
【図３】本考案の洗濯機の制御回路を示すブロック図で
ある。
ある。
【図４】本考案の洗濯機の異常検知時の動作を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
１０ 磁石 １１ 回転検知スイッチ １３ 制御回路 １５ 演算処理装置 １７ メモリ ３３ 報知器
Claims (1)
- 【請求項１】 所定時間内の回転槽の回転回数から洗濯
物の量を検知する負荷検知センサーを設け、該負荷検知
センサーが検知した洗濯物の量に基づいて給水量や洗濯
時間の洗濯動作を制御する制御回路を設けてなる洗濯機
において、上記所定時間内に 上記負荷検知センサーによる上記回転
槽の回転検知がない場合に該負荷検知センサーの故障を
検知する異常検知部を設け、 該異常検知部の検知結果により洗濯動作を停止する上記
制御回路を設けたことを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991007833U JP2545187Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991007833U JP2545187Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04108088U JPH04108088U (ja) | 1992-09-18 |
| JP2545187Y2 true JP2545187Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=31899252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991007833U Expired - Lifetime JP2545187Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545187Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0696063B2 (ja) * | 1986-06-20 | 1994-11-30 | 松下電器産業株式会社 | 洗濯機の制御装置 |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP1991007833U patent/JP2545187Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04108088U (ja) | 1992-09-18 |
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