JP2024159133A - 物流システム - Google Patents
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Abstract
【課題】高頻度の物品で、かつ倉庫の格納にスペース的な理由により適さない物品等に適した物流システムを提供すること。
【解決手段】枠体によって囲まれた空間が物品のピッキング開口とされた適数のゲートと、ゲートのピッキング用開口に臨む位置に配置される物品搬送キャリーおよびパレットと、ゲートに設置される表示器とを備え、物品搬送キャリーおよびパレットに積層された物品がピッキングされる工程の際に、制御部は、表示器に報知する制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】枠体によって囲まれた空間が物品のピッキング開口とされた適数のゲートと、ゲートのピッキング用開口に臨む位置に配置される物品搬送キャリーおよびパレットと、ゲートに設置される表示器とを備え、物品搬送キャリーおよびパレットに積層された物品がピッキングされる工程の際に、制御部は、表示器に報知する制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、各種物流センターや倉庫等における物流システムに関する。
各種物流センターや倉庫等において、顧客からの注文情報に基づいた物品を保管倉庫等より取出して仕分ける作業が行われる。
特許文献1の物流システムは、多数の物品収容箱を有し、搬送可能なピッキングカートと、ピッキングライン上を搬送し、顧客の注文品を収容する多数の物品収容箱が載せられたコンベヤと、ピッキングラインの近くに設置されたゲートとを備えている。
ピッキングカートは保管倉庫の保管棚の近くに配置される。ピッキングカートには、保管庫より多種類の低頻度の物品がピッキングされて所定の物品収容箱にそれぞれ収容される。次に、ピッキングカートをゲートまで搬送し、ピッキングカートをゲート内に装入してセットする。そして、ピッキングカートの物品収容箱に収容された所定の物品をピッキングして、コンベヤより順次搬送されてくる所定の顧客用の物品収容箱に入れる。このようにして仕分ける。
この特許文献1は、ピッキングカートを使用する低頻度品のピッキング作業が有する従来技術の問題点を解決することを企図されたものである。
しかしながら、物流センターや倉庫に搬入される物品で、高頻度に注文がある物品については近時普及著しい高能力型の自動倉庫を利用して極力保管・出荷したいところであるが、例えば袋に12個入りのトイレットペーパーのような大型で嵩張る物品については、入っている段ボール箱から袋毎ごと取り出して自動倉庫に収納しようとしても自動倉庫のトレーが小さいため1つの袋入りトイレットペーパーだけでトレーが占有されたり、トイレットペーパーを収納している段ボール箱のサイズが大きいため段ボール箱ごと自動倉庫に収容することも難しい。このような、スペース的な理由により自動倉庫の格納に適さない。これらのサイズの嵩張る物品を他の物品と同様の仕分け工程で一律に取り扱うと、作業流れが遅延したり、物流センターや倉庫の空間の有効利用を阻害したりする問題がある。
本発明は、このような従来の改善要望に鑑みてなされたもので、高頻度に注文がある物品で、かつ自動倉庫のスペース的な理由により格納に適さない物品等に適した物流システムを提供することにある。
本発明者は、まず、枠体によって囲まれた空間が物品のピッキング開口とされた適数のゲートと、ゲートのピッキング用開口に臨む位置に配置される物品搬送キャリーおよびパレットと、ゲートに設置される表示器とを備え、物品搬送キャリーおよびパレットに積層された物品がピッキングされる工程の際に、制御部は、表示器に報知する制御を行うことを想起した。すなわち、上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る物流システムは、顧客からの注文情報に基づいて物品を仕分ける物流システムにおいて、物品が一時保管される保管エリアと、前記保管エリアを識別させるエリア識別部と、前記エリア識別部を目印にして前記物品を補充搬送させる物品搬送手段とを備え、前記エリア識別部は、第1の表示手段を有し、前記第1の表示手段が、作業員に物品が保管された前記保管エリアの位置および/またはピッキングさせる前記物品の数量を報知することを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る物流システムとして、第1の態様において、前記エリア識別部は、前記物品搬送手段の適正配置を促すために前記物品搬送手段の前面が停止位置となるように、鉛直方向に2本以上の柱体によって、前記物品搬送手段の前面の該幅で設置され、前記保管エリアを区分けることを特徴としてよい。
本発明の第3の態様に係る物流システムとして、第2の態様において、前記エリア識別部は、門型体に形成されていることを特徴としてもよい。
本発明の第4の態様に係る物流システムとして、第1の態様から第3の態様のいずれかの態様において、仕分け作業エリアに、第2の表示手段を備え、前記第2の表示手段が、作業員にピッキングさせる前記物品の前記保管エリアを報知することを特徴としてもよい。
本発明の第5の態様に係る物流システムとして、第4の態様において、物品が保管される自動倉庫と、前記自動倉庫から出庫された物品を本流から分岐させながら複数の仕分け作業エリアに搬送する搬送手段とを備え、顧客からの物品要求情報に基づいて、前記自動倉庫から前記物品要求情報に該当する物品を出庫させ、仕分け作業エリアに本流から分岐させて当該物品を搬送させ、第2の表示手段が、作業員にピッキングさせる前記物品の商品名と個数を報知すること特徴としてもよい。
本発明の第6の態様に係る物流システムとして、第5の態様において、仕分け作業エリアと集約作業エリアの間に設置され一方の面が仕分け作業に使用され反対側の面が集約作業に使用される棚と、前記棚が複数に仕切られた仕分けラックと、前記仕分けラックの仕分け作業エリア側の面に第3の表示手段とを備え、前記物品を前記仕分けラックに仕分ける工程の際に、前記第3の表示手段が、作業員に前記仕分けラックの位置を報知することを特徴としてもよい。
本発明の第7の態様に係る物流システムとして、第6の態様において、前記仕分けラックは、集約作業エリア側の面に第4の表示手段を備え、前記物品を前記仕分けラックから袋詰めする工程および袋詰めされた前記物品を前記仕分けラックから出荷箱に集約する工程の際に、前記第4の表示手段が、作業員に袋詰め工程の順および集約する工程の順に前記仕分けラックの位置を報知すること特徴としてもよい。
本発明の第8の態様に係る物流システムとして、第1の態様において、前記第1の表示手段は、ランプ、LED、液晶もしくはOLED(Organic Light Emitting Diode:有機発光ダイオード。以下同じ。)のパネルの表示器、プロジェクターのうちの少なくともいずれかにより作業員へ報知することを特徴としてもよい。
本発明の第9の態様に係る物流システムとして、第4の態様において、前記第2の表示手段は、液晶もしくはOLEDのパネルの表示器またはプロジェクターのうちの少なくともいずれかにより作業員へ報知することを特徴としてもよい。
本発明の第10の態様に係る物流システムとして、第6の態様において、前記第3の表示手段は、ランプ、LED、液晶もしくはOLEDのパネルの表示器またはプロジェクターのうちの少なくともいずれかにより作業員へ報知することを特徴としてもよい。
本発明の第11の態様に係る物流システムとして、第7の態様において、前記第4の表示手段は、ランプ、LED、液晶もしくはOLEDのパネルの表示器またはプロジェクターのうちの少なくともいずれかにより作業員へ報知することを特徴としてもよい。
本発明の第12の態様に係る物流システムとして、第1の態様において、前記物品搬送手段は、カゴ台車、ドーリー、6輪台車、フォークリフト、無人搬送車、搬送コンベヤのうちの少なくともいずれかであることを特徴としてもよい。
本発明の第13の態様に係る物流システムとして、第1の態様において、前記保管エリアは、スペース的な制限により前記自動倉庫の格納に適さないサイズの嵩張る物品が保管されることを特徴としてもよい。
本発明の第14の態様に係る物流システムとして、第13の態様において、高頻度に仕分ける物品が保管されることを特徴としてもよい。
本発明の各態様によれば、高頻度の物品や倉庫の格納にスペース的な理由により適さない物品等に適した物流システムを提供することができる。
以下の説明において、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、本例では、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。なお、既に公知の技術である部分は説明を省略している。
図1は物流システムPSの概略構成図である。図1に示すように、物流システムPSは、自動倉庫1と、自動倉庫1より出庫される物品を例えばn(数個~数十個等)個のピッキング作業ステーションS1~Snに搬送する搬送手段としてのコンベヤ2とを備えている。以下の説明の搬送手段は、コンベヤで説明しているが、コンベヤに限定されるのではなく、AGV、AMRを含む自走ロボットでもよい。物品3は個装単位の段ボール箱などや、あるいは小分けされトレーなどに入れられて、自動倉庫1に一時保管されている。
物品3は、制御部7(図7に示す)からの物品3の物品情報(物品識別子)と、倉庫内制御部22(図7に示す)により格納場所が紐付けられて自動倉庫1に一時保管される。倉庫内機器駆動部23(図7に示す)は、倉庫内制御部22によって制御される。倉庫内制御部22は、倉庫内機器駆動部23を制御して、制御部7からの注文情報に基づき物品3を所望の順番で出庫させる。
コンベヤ(搬送手段)2は、制御部7の所望の処理によりコンベヤ駆動部24で駆動され、自動倉庫1からn個のピッキング作業ステーションS1~Sn近くを経由して自動倉庫1に戻る本流ルートと、自動倉庫1に戻ることなく本流ルートのn個のピッキング作業ステーションS1~Sn近くを周回する周回ルートと、本流ルートより分岐してn個のピッキング作業ステーションS1~Snのピッキング作業位置を回り本流ルートに戻るn個の分岐ルートとから構成されている。各分岐ルートの2aの領域が各ピッキング作業ステーションS1~Snのコンベヤ2により供給された物品のピッキング位置となっている。図1に示すように、仕分け作業エリアE1は、仕分け側作業者P1の移動が極力少なくなるように、分岐コンベヤの流れが反転するU字部に正対する作業員に対して逆L字状を形成するように2台のラック4が配置されている。ラック4は、仕分け作業エリアと集約作業エリアの間に設置され一方の面が仕分け作業に使用され反対側の面が集約作業に使用される。ただし、ラック4の配置は、逆L字状に限定されるものではない。
図2はピッキング作業ステーションS1の概略平面図である。図2に示すように、各ピッキング作業ステーションS1には、2台のラック4と、第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3とが設けられている。ピッキング作業ステーションS1は、2台のラック4を境界として、コンベヤ(搬送手段)2に近い位置に位置する仕分け作業エリアE1とコンベヤ2から離れた位置に位置する集約作業エリアE2に分けられる。仕分け作業エリアE1では仕分け側作業者P1が、集約作業エリアE2では集約側作業者P2が作業を行う。
次に本件物流システムのポイントである自動倉庫1から出庫しない物品3の取扱いについて詳しく説明する。
第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3は、2aに対してラック4とは反対側に配置されている。
図3に示すように、仕分け作業エリアE1には、仕分け側作業者P1に視認容易な位置で、分岐コンベヤにより搬送された物品のピッキング位置の近くに、仕分け側作業者P1に仕分け作業内容を表示して報知するタッチパネル表示器11が配置されている。仕分け側作業者P1は、ピッキングした物品3または段ボール箱に貼符されたバーコードを読取るスキャナー16を腕につけている。
ピッキング作業ステーションS1~Snは、2台のラック4と、仕分け作業エリアE1と、集約作業エリアE2とを備えている。少なくとも一つのピッキング作業ステーションは、第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3が設けられていなくてもよい。あるいは、第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3のうちの一つを備えていなくともよい。さらに、第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3のゲート台数は、一つに限定されず、所望の台数を備えていてもよい。
図3と図5に示すように、第1ゲートG1、第2ゲートG2は、上柱部31aと縦柱部31bが物品搬送キャリアーの幅に合わせて2柱で構成される門形状の枠体31と、上柱部31aにゲート表示器10を備えている。ゲート表示器10は、数量表示器10aと、LEDランプ10bで構成されている。数量表示器10aが、LEDランプ10bを兼ねてもよい。ピッキングが完了すると押下げる完了ボタン10cがあってもよい。
図4に示すように、門形状の枠体31で囲まれた空間を物品のピッキング用開口32とし、物品搬送キャリーであるかご車40が第1ゲートG1または第2ゲートG2のピッキング用開口32にセットされた状態を示す。
図3と図4に示すように、かご車40は、上面が載置面で、下方に車輪を有する台車40aと、台車40aのピッキング用開口32に正対する面を除く3面に立設された柵40bを備えている。かご車40の台車40aの載置面には、ゲートごとに同一の物品3が所望数で個装単位の段ボール箱に収納されて積層され、第1ゲートG1または第2ゲートG2のピッキング用開口32に臨む位置に供給され配置される。柵40bは、物品3の落下防止用である。段ボール箱には限定されず入荷荷姿の小分けされない単位で積載され配置され一時保管される。
図3と図5に示すように、G1からG3までの各ゲートについては上述のようにカゴ車を利用するものだけでなく、カゴ車の代わりにパレットを利用するものであっても良い。G3ではパレット41上に物品3を積層した状態で設置している。パレット41は、上面が載置面で、側面にフォークリフトのフォークを挿入する穴を有している。上面側には落下防止用の柵は設けられていない。パレット41には、同一の物品3が所望数で個装単位の、たとえば段ボール箱に収納されて積層され、第3ゲートG3のピッキング用開口32に臨む位置に供給され配置される。段ボール箱には限定されず入荷荷姿の小分けされない単位で積載され、一時保管される。
タッチパネル表示器11に、かご車かパレットかを識別させる識別表示と商品名とピッキング数量が表示され、仕分け側作業者P1に対して、ピッキングする物品3を報知する。物品3をピッキングする第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3のゲート番号が表示されてもよい。商品名とピッキング数量は表示されなくてもよい。
ゲート表示器10のLEDランプ10bが点灯することにより、仕分け側作業者P1に物品3をピッキングするゲートを報知し、数量表示器10aに数量を表示し、仕分け側作業者P1に物品3のピッキングする数量を報知する。ピッキングが完了すると完了ボタン10cを押下げてもよい。
図3及び図6に示すように、ラック4は、仕切り壁5によって仕切られた仕分けラック6が設けられ、No1~No30の仕分けラック6が、顧客別の仕分け作業に対応可能である。ただし、仕分けラック6は、30ヶ所に限定されるものではない。
仕分けラック6の間口は、一方の面が仕分け作業に使用され反対側の面が集約作業に使用される。これにより、同じ仕分けラック6を使用して、仕分け側作業者P1が、顧客からの注文品を仕分けラック6にアソートする仕分け作業を行い、集約側作業者P2が、仕分けラック6から注文品を顧客ごとに袋詰めして出荷箱30に集める集約作業を行う。集約作業とは、顧客別に注文された注文品を一つのアイテム袋に袋詰めして、いったん元の仕分けラック6に戻し仮置きしたのち、同じ地区、配送コース、顧客の属する班ごとに用意した一つの配送用のオリコンなどの出荷箱に、顧客別のアイテム袋を集約する作業を集約作業という。
図6に示すように、仕分けラック6の仕分け作業エリアE1側の各ラック下面に、仕分けラック表示器12を備えている。仕分けラック表示器12は、LEDランプ12aと、完了ボタン12bで構成されている。
仕分けラック表示器12のLEDランプ12aが点灯することにより、仕分け側作業者P1に物品3を仕分けする仕分けラック6を報知し、仕分け作業が完了すると、仕分け側作業者P1が完了ボタン12bを押下げることにより、制御部7は、次の仕分けラック6の報知に進む。
ピッキングされた物品を仕分けるラック4のラックAかラックBのどちらなのか、あるいは仕分けラック6の位置がラック4の上段、中段、下段のどの段なのかなど、仕分けに係る情報が、タッチパネル表示器11に表示されてもよい。商品名が表示されてもよい。
集約作業エリアE2側の仕分けラック6下面に、集約側表示器14を備えている。集約側表示器14は、赤色と緑色に切替え可能な2色LEDランプ14aと、ラベル発行スイッチ14bで構成されている。集約作業エリアE2には、顧客別に物品3を梱包する袋を収容する袋収容台20とラベル発行器15が配置されている。ラベル発行器15は、袋収容台20の上に載置されている。袋収容台20の内部には複数の容量の袋が収容されている。集約作業エリアE2には、オリコンなどの出荷箱30が多数配置されている。出荷箱30は、大、中、小のサイズが用意されていて、投入されるアイテム袋のサイズやアイテム袋の数に合わせて選択される。
図7は、物流システムPSの概略ブロック図である。図7に示すように、制御部7は、物流システムPS全体を制御し、倉庫内制御部22、コンベヤ駆動部24を制御し、物品3の入出庫に係るデータ処理により、物品3の入出庫を管理し、且つ、入出庫を実行する。ハードウェアとして、サーバやPCが好適であり、CPU(中央処理ユニット)を内蔵し、顧客に係るデータ、物品処理に係るデータなどのデータベースが保存されるハードディスクと、制御プログラムを格納するROM(リードオンリーメモリ)と、各種データを一時的に格納するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、キーボード、スキャナー、ディスプレイなどの入出力部を備え、自動倉庫1、コンベヤ2他とは通信モジュールにより無線・有線の通信網で接続されている。
図8は本発明の一実施形態に係る、顧客別物品一覧リストを示す図である。図8に示すように、顧客からの注文情報が入力されると、データベースより顧客名と住所が照合され、顧客名、班名、注文品から構成される顧客別物品一覧リストが作成される。
注文品X、注文品Y、注文品Zは、個装単位で、注文品XがゲートG1、注文品YがゲートG2、注文品ZがゲートG3に供給される物品3である。注文品X、注文品Y、注文品Z以外の、注文品A、注文品B、注文品C、その他は、自動倉庫1に一時保管され、コンベヤ2により搬送される物品3である。ただし、ゲートに供給される物品は、注文品X、注文品Y、注文品Zの3に限定されるものではない。
図8の顧客別物品一覧リストにある仕分けラック6のNo1に示すように、顧客aaaの注文は、班名がoo、自動倉庫1に一時保管されコンベヤ2によりピッキング作業ステーションに供給される物品3の注文品Aが1個、注文品Bが1個、注文品Cが2個、ゲート供給される注文品Xが1個、注文品Yが1個、注文品Zが1個で構成されている。
トラックなどの輸送手段によって、個装単位で段ボール箱などに梱包された物品3が、トラックヤードに入荷される。図4に示すように、物品3(段ボール)には、物品識別子であるバーコード3aが付されている。制御部7により、スキャンされたバーコード3aの情報と、顧客別物品一覧リストによって所望の処理がされ、コンベヤ供給の注文品A、B、Cの物品3は、段ボールから自動倉庫の1の入庫単位に小分けされ、コンベヤ2により自動倉庫1に搬送され、一時保管される入庫処理がされる。制御部7により、スキャンされたバーコード3aの情報と、顧客別物品一覧リストによって所望の処理がされ、ゲート供給の注文品X、Y、Zの物品3は、物品搬送キャリーであるかご車40、パレット41に段ボールなど個装単位で積層され、ゲートG1からゲートG3に供給する指示が処理される。
制御部7は、顧客別物品一覧リストから所望の処理を行い、自動倉庫1に一時保管された物品3を、n個のピッキング作業ステーションS1~Snにコンベヤ2を分岐させて物品3を搬送させる出庫の処理を行う。
制御部7は、図8に示す顧客別物品一覧リストより、第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3に、サイズ、重量などの条件から自動倉庫に一時保管するには不適合な物品3を供給し一時保管されるように処理する。かご車か、パレットのどちらで供給されるかは、物品3の重量や入荷荷姿により決定され、かご車40での一時保管が適した個装単位の物品3は、かご車40で第1ゲートG1または第2ゲートG2に供給される処理を行う。パレット41での一時保管が適した個装単位の物品3は、パレット41で第3ゲートG3に供給される処理を行う。かご車40(物品搬送キャリー)、パレット41に積載された物品3は、所定の第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3に搬送され、第1ゲートG1に、注文品X、第2ゲートG2に注文品Y、第3ゲートG3に注文品Zがセットされる処理を行う。
図8の顧客別物品一覧リストにある仕分けラック6のNo1の場合、制御部7は、タッチパネル表示器11に、「かご車」を表示して、かご車から注文品Xをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。あるいは、「かご車/パレット」の文字色を変えて「かご車」を強調表示して、かご車から注文品Xをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。または、ゲート番号のG1をタッチパネル表示器11に表示して、ゲートG1から注文品Xをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。またあるいは、ピッキングする注文品Xの商品名とピッキング数量の1個をタッチパネル表示器11に表示して仕分け側作業者P1にピッキングする注文品Xを報知してもよい。
制御部7は、タッチパネル表示器11に、「かご車」を表示して、かご車から注文品Yをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。あるいは、「かご車/パレット」の文字色を変えて「かご車」を強調表示して、かご車から注文品Yをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。または、ゲート番号のG2をタッチパネル表示器11に表示して、ゲートG2から注文品Yをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。またあるいは、ピッキングする注文品Yの商品名とピッキング数量の1個をタッチパネル表示器11に表示して仕分け側作業者P1にピッキングする注文品Yを報知してもよい。
制御部7は、タッチパネル表示器11に、「パレット」を表示して、パレットから注文品Zをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。あるいは、「かご車/パレット」の文字色を変えて「パレット」を強調表示して、パレットから注文品Zをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。または、ゲート番号のG3をタッチパネル表示器11に表示して、ゲートG3から注文品Zをピッキングするよう仕分け側作業者P1に報知する。またあるいは、ピッキングする注文品Zの商品名とピッキング数量の1個をタッチパネル表示器11に表示して仕分け側作業者P1にピッキングする注文品Zを報知してもよい。
制御部7が、注文品X、注文品Y、注文品Zのピッキングを処理する順は、上述した順に限定はされず、物流システムPS全体の効率を考慮した制御部7の所望の処理による。
制御部7は、タッチパネル表示器にピッキングを報知するタイミングで、物品3が一時保管されたゲートのゲート表示器10のLEDランプ10bを点灯し、数量表示器10aにピッキング数量を表示して仕分け側作業者P1にピッキングする物品3の一時保管されたゲート位置とピッキング数量を報知する。
図8の顧客別物品一覧リストにある仕分けラック6のNo1の場合、仕分け側作業者P1は、ゲート表示器10の点灯しているゲートG1のゲート表示器10の数量表示器10aに表示されたピッキング数量の1個を、個装単位の段ボール箱から注文品Xをピッキングする。段ボール箱に貼符されたバーコード3aをスキャナー16によりスキャンする。ピッキングされた注文品Xのバーコード情報は、制御部7へ送信される。あるいは、完了ボタン10cが押下され、注文品Xがピッキングされたという情報が制御部7へ送信されてもよい。
仕分け側作業者P1は、ゲート表示器10の点灯しているゲートG2のゲート表示器10の数量表示器10aに表示されたピッキング数量の1個を、個装単位の段ボール箱から注文品Yをピッキングする。段ボール箱に貼符されたバーコード3aをスキャナー16によりスキャンする。ピッキングされた注文品Yのバーコード情報は、制御部7へ送信される。あるいは、完了ボタン10cが押下され、注文品Yがピッキングされたという情報が制御部7へ送信されてもよい。
仕分け側作業者P1は、ゲート表示器10の点灯しているゲートG3のゲート表示器10の数量表示器10aに表示されたピッキング数量の1個を、個装単位の段ボール箱から注文品Zをピッキングする。段ボール箱に貼符されたバーコード3aをスキャナー16によりスキャンする。ピッキングされた注文品Zのバーコード情報は、制御部7へ送信される。あるいは、完了ボタン10cが押下され、注文品Zがピッキングされたという情報が制御部7へ送信されてもよい。米袋のような個装単位が物品1単位の場合は、入荷荷姿でピッキングする。
自動倉庫1から注文品について、図8の顧客別物品一覧リストにある仕分けラック6のNo1の、顧客aaaからの注文品A、注文品B、注文品Cのピッキングについて説明する。ただし、顧客からの注文は、物品3は、注文品A、注文品B、注文品Cの3種類に限定されない。
制御部7は、倉庫内制御部22に出庫に係る処理を行い、自動倉庫1から注文品A、注文品B、注文品Cの物品3(の入った段ボール箱やトレー)を出庫させ、コンベヤ2により搬送させ、ピッキング作業ステーションの本流ルートから、ピッキング作業ステーションS1に分岐する分岐ルートに搬送させ、注文品A、注文品B、注文品Cを2aの領域のピッキング位置で、仕分け側作業者P1にピッキングさせる順に2aの領域で物品3を一時停止させる。
制御部7は、物品3を2aの領域で一時停止させたのと略同じタイミングで、タッチパネル表示器11に、注文品A、注文品B、注文品Cのピッキング情報として、商品名と、ピッキング個数を表示させて仕分け側作業者P1に報知する。
制御部7は、ピッキング情報を表示させたのと略同じタイミングで、注文品A、注文品B、注文品Cを注文した顧客の仕分けラック6のNo1の仕分けラック下部に設置された仕分けラック表示器12のLEDランプ12aを点灯させ、仕分け側作業者P1に仕分けるNo1の仕分けラック6を報知し、仕分け側作業者P1は、注文品Aを1個、注文品Bを1個、注文品Cを2個、LEDランプ12aが点灯したNo1の仕分けラック6にアソート(仕分け)し、顧客aaaの注文品A、注文品B、注文品Cの仕分けが完了すると完了ボタン12bを押下げる。
ピッキング順は、注文品A、注文品B、注文品Cに限らない。制御部7は、注文品A、注文品B、注文品Cを、ピッキングさせる順に自動倉庫1から出庫させるのが好適であるが、仕分け側作業者P1にピッキングさせるタイミングを合わせるために、コンベヤ2の周回ルートを巡回させることもある。
注文品A、注文品B、注文品Cに該当する物品3の入った段ボール箱やトレーは、所望の数量をピッキングされ、コンベヤ2の分岐ルートから本流ルートに戻り下流に搬送され、注文品A、注文品B、注文品Cを仕分けるピッキングタイミングに該当するピッキング作業ステーションに分岐されるか、または本流ルートを経由して、自動倉庫1に搬送され一時保管される。
仕分け側作業者P1は、ピッキングした物品3に貼符されたバーコードをスキャナー16により読取り、ピッキングされた物品3の情報を制御部7に送信してもよい。
No1の仕分けラック6に、注文品A、注文品B、注文品C仕分けする間に、他のNoの仕分けラック6、すなわち顧客aaa以外の顧客向けに仕分ける作業が混在してもよい。
制御部7は、集約側表示器14のLEDランプ14aを赤色に点灯させ、集約側作業者P2に顧客aaa向けの注文品A、注文品B、注文品Cの梱包が可能となったことを報知する。集約側作業者P2は、袋収容台20から所望のアイテム袋を取出し、LEDランプ14aが赤色に点灯した仕分けラック6から注文品A1個、注文品B1個、注文品C2個をアイテム袋に梱包し、No1の仕分けラック6にアイテム袋を仮置きし、集約側表示器14を押下げ、ラベル発行スイッチ14bをオンする。
制御部7は、物品一覧リストとハードディスクに保存されたデータベースから処理し、ラベル発行器15から注文の商品名と顧客名aaaが記載されたオーダーラベルを印刷して発行する。
集約側作業者P2は、オーダーラベルをアイテム袋に内貼し、アイテム袋を締め、No1の仕分けラック6にアイテム袋を仮置きする。
制御部7は、顧客aaa向け以外の顧客向けのアイテム袋の仮置きを上述した手順で行わせ、一つの出荷箱30に該当するアイテム袋が揃うと、投入するアイテム袋を仮置きした仕分けラック6の全てのLEDランプ14aを緑色に点灯させ、集約側作業者P2に、集約作業を報知する。集約側作業者P2は、集約作業が完了すると、集約側表示器14を押下げ、ラベル発行スイッチ14bをオンする。
制御部7は、物品一覧リストとハードディスクに保存されたデータベースから処理し、ラベル発行器15から顧客地区、配送コース、顧客の属する班、顧客名が記載されたコースラベルを印刷して発行する。
集約側作業者P2は、出荷箱30にコースラベルを張り付け、出荷ドーリーへ積み付け、出荷ドーリーにかご車用看板を張り付けて、一連の集約側作業者P2の作業が完了する。
1回の集約作業でサイズの嵩張る物品が全くない場合は、中サイズの出荷箱30に全てのアイテム袋を収めることも可能となる。この場合、仕分けラック6に仮置きせず、中サイズの出荷箱30に全てのアイテム袋を投入してもよい。あるいは、サイズの嵩張る物品は、大サイズの出荷箱30に入れて一つの集約作業を完了にしてもよい。集約側作業者P2は、個々のアイテム袋の大きさを念頭に置きながら出荷箱30の大、中、小のサイズを選択して、出荷箱30を組み立てアイテム袋を投入する。
各種物流センターや倉庫に搬入された物品3は、かご車40、パレット41に個装単位で仕分け作業工程にまわすことで作業効率が向上し、しかも、仕分け側作業者P1は第1、第2、第3ゲートG1~G3のゲート表示器10に表示された数量だけピッキングすればよいため作業が簡単になり、正確で間違いを発生させない作業ができることから、作業効率の向上に寄与する。
物品搬送キャリーであるかご車40、パレット41には、高頻度に注文がある物品3を積層する。
物品搬送キャリーであるかご車40、パレット41には、自動倉庫1の格納にスペース的な理由により適さない物品3を積層する。
物品搬送キャリーであるかご車40、パレット41には、高頻度に注文があり、且つ、自動倉庫1の格納にスペース的な理由により適さない物品3を積層する。
上述したように、高頻度に注文がある物品3や自動倉庫の格納にスペース的な観点から適さない物品3、例えば嵩張る物の入出庫による作業流れの遅延や、物流センターや倉庫の空間の有効利用を阻害する課題が解決できる。
上述した実施形態は、物品搬送キャリーとしてかご車40とパレット41を使用したが、これに限定されない。手押しアーム付きの台車でもよい。また、かご車40とパレット41は、AGV、AMRを含む自走ロボットによる自走牽引でもよい。さらに、コンベヤ2による搬送にかわり、AGV、AMRを含む自走ロボットによる搬送でもよい。また、上記において、表示は、ランプ、LED、液晶もしくはOLEDのパネルの表示器、プロジェクターのうちの少なくともいずれかによって行われるものであってよい。
本発明の物流システムは、高頻度の物品3や倉庫の格納にスペース的な理由により適さない物品3に適した物流システムであるが、中頻度、低頻度に仕分ける物品3に適用してもよい。
本発明に係る物流システムは、工業的に製造することができ、また商取引の対象とすることができるため、経済的価値を有しており、産業上利用することができる発明である。
PS 物流システム
S1~Sn ピッキング作業ステーション
G1~G3 ゲート
E1 仕分け作業エリア
E2 集約作業エリア
P1 仕分け側作業者(作業者)
P2 集約側作業者
1 自動倉庫
2 コンベヤ(搬送手段)
3 物品
3a バーコード(物品情報、物品識別子)
4 ラック
5 仕切り壁
6 仕分けラック
7 制御部
10 ゲート表示器
10a 数量表示器
10b LEDランプ
11 タッチパネル表示器
12 仕分けラック表示器
12a LEDランプ
12b 完了ボタン
14 集約側表示器
14a LEDランプ
14b ラベル発行スイッチ
15 ラベル発行器
16 スキャナー
22 倉庫内制御部
23 倉庫内機器駆動部
24 コンベヤ駆動部
31 枠体
31a 上柱部
31b 側柱部
32 ピッキング用開口
40 かご車(物品搬送キャリー)
41 パレット
S1~Sn ピッキング作業ステーション
G1~G3 ゲート
E1 仕分け作業エリア
E2 集約作業エリア
P1 仕分け側作業者(作業者)
P2 集約側作業者
1 自動倉庫
2 コンベヤ(搬送手段)
3 物品
3a バーコード(物品情報、物品識別子)
4 ラック
5 仕切り壁
6 仕分けラック
7 制御部
10 ゲート表示器
10a 数量表示器
10b LEDランプ
11 タッチパネル表示器
12 仕分けラック表示器
12a LEDランプ
12b 完了ボタン
14 集約側表示器
14a LEDランプ
14b ラベル発行スイッチ
15 ラベル発行器
16 スキャナー
22 倉庫内制御部
23 倉庫内機器駆動部
24 コンベヤ駆動部
31 枠体
31a 上柱部
31b 側柱部
32 ピッキング用開口
40 かご車(物品搬送キャリー)
41 パレット
Claims (14)
- 顧客からの注文情報に基づいて物品を仕分ける物流システムにおいて、
物品が一時保管される保管エリアと、
前記保管エリアを識別させるエリア識別部と、
前記エリア識別部を目印にして前記物品を補充搬送させる物品搬送手段と、
を備え、
前記エリア識別部は、第1の表示手段を有し、
前記第1の表示手段が、作業員に物品が保管された前記保管エリアの位置および/またはピッキングさせる前記物品の数量を報知することを特徴とする物流システム。 - 前記エリア識別部は、前記物品搬送手段の適正配置を促すために前記物品搬送手段の前面が停止位置となるように、鉛直方向に2本以上の柱体によって、前記物品搬送手段の前面の該幅で設置され、前記保管エリアを区分けることを特徴とする請求項1に記載の物流システム。
- 前記エリア識別部は、門型体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の物流システム。
- 仕分け作業エリアに、第2の表示手段を備え、
前記第2の表示手段が、作業員にピッキングさせる前記物品の前記保管エリアを報知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の物流システム。 - 物品が保管される自動倉庫と、前記自動倉庫から出庫された物品を本流から分岐させながら複数の仕分け作業エリアに搬送する搬送手段とを備え、
顧客からの物品要求情報に基づいて、前記自動倉庫から前記物品要求情報に該当する物品を出庫させ、仕分け作業エリアに本流から分岐させて当該物品を搬送させ、第2の表示手段が、作業員にピッキングさせる前記物品の商品名と個数を報知することを特徴とする請求項4に記載の物流システム。 - 仕分け作業エリアと集約作業エリアの間に設置され一方の面が仕分け作業に使用され反対側の面が集約作業に使用される棚と、前記棚が複数に仕切られた仕分けラックと、前記仕分けラックの仕分け作業エリア側の面に第3の表示手段と、を備え、
前記物品を前記仕分けラックに仕分ける工程の際に、前記第3の表示手段が、作業員に前記仕分けラックの位置を報知することを特徴とする請求項5に記載の物流システム。 - 前記仕分けラックは、集約作業エリア側の面に第4の表示手段を備え、
前記物品を前記仕分けラックから袋詰めする工程および袋詰めされた前記物品を前記仕分けラックから出荷箱に集約する工程の際に、前記第4の表示手段が、作業員に袋詰め工程の順および集約する工程の順に前記仕分けラックの位置を報知することを特徴とする請求項6に記載の物流システム。 - 前記第1の表示手段は、ランプ、LED、液晶もしくはOLEDのパネルの表示器、プロジェクターのうちの少なくともいずれかにより作業員へ報知することを特徴とする請求項1に記載の物流システム。
- 前記第2の表示手段は、液晶もしくはOLEDのパネルの表示器またはプロジェクターのうちの少なくともいずれかにより作業員へ報知することを特徴とする請求項4に記載の物流システム。
- 前記第3の表示手段は、ランプ、LED、液晶もしくはOLEDのパネルの表示器またはプロジェクターのうちの少なくともいずれかにより作業員へ報知することを特徴とする請求項6に記載の物流システム。
- 前記第4の表示手段は、ランプ、LED、液晶もしくはOLEDのパネルの表示器またはプロジェクターのうちの少なくともいずれかにより作業員へ報知することを特徴とする請求項7に記載の物流システム。
- 前記物品搬送手段は、カゴ台車、ドーリー、6輪台車、フォークリフト、無人搬送車、搬送コンベヤのうちの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の物流システム。
- 前記保管エリアは、スペース的な制限により前記自動倉庫の格納に適さないサイズの嵩張る物品が保管されることを特徴とする請求項1に記載の物流システム。
- 高頻度に仕分ける物品が保管されることを特徴とする請求項13に記載の物流システム。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024159133A true JP2024159133A (ja) | 2024-11-08 |
Family
ID=
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