JP2024062476A - 乗り物酔い検知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】精度良い乗り物酔い検知装置を提供する。【解決手段】車両に搭載され、乗員の乗り物酔いを検知する車酔い検知システム1であって、乗員の皮膚の電気抵抗値を検出するEDAセンサ10と、電気抵抗値に基づいて乗員の乗り物酔いを判定する車酔い判定制御部20と、を備え、車酔い判定制御部20は、電気抵抗値が所定の閾値Raより低くなった場合に乗員の乗り物酔いを判定し、閾値Raは、車両の走行開始後に最初に所定時間t2内で電気抵抗値が所定量R1以上低下したときの値とする。【選択図】図1
Description
本発明は、車両等の乗員における乗り物酔いを検知する乗り物酔い検知技術に関する。
車両の乗員における乗り物酔い(動揺病)について検知する技術が提案されている。
例えば特許文献1には、心拍モニタ、電気皮膚反応センサ、呼気センサ(酸素センサ、二酸化炭素センサ)等により検出した乗員の生理的反応に基づいて、乗員の乗り物酔いを検出することが開示されている。
そして、乗員の乗り物酔いを検知した際に、例えば運転者に報知することで揺動の少ない車両運転を心がけるように促したり、アクティブサスペンション装置や走行駆動装置を制御して車両の揺動を抑制したりして、車酔いの悪化を抑制することが可能である。
例えば特許文献1には、心拍モニタ、電気皮膚反応センサ、呼気センサ(酸素センサ、二酸化炭素センサ)等により検出した乗員の生理的反応に基づいて、乗員の乗り物酔いを検出することが開示されている。
そして、乗員の乗り物酔いを検知した際に、例えば運転者に報知することで揺動の少ない車両運転を心がけるように促したり、アクティブサスペンション装置や走行駆動装置を制御して車両の揺動を抑制したりして、車酔いの悪化を抑制することが可能である。
乗員の生理的反応を検知するセンサのうち、皮膚電気活動センサ(EDAセンサ)は指先等の皮膚の電気抵抗値を検出するものであり、小型及び比較的安価であり、乗員に負担を掛けにくいものである。
しかしながら、皮膚電気活動センサによって検出する皮膚の電気抵抗値は個人差が大きいので、皮膚の電気抵抗値から車酔いを正確に検出することは困難であり、精度の高い車酔いの検出が望まれている。
しかしながら、皮膚電気活動センサによって検出する皮膚の電気抵抗値は個人差が大きいので、皮膚の電気抵抗値から車酔いを正確に検出することは困難であり、精度の高い車酔いの検出が望まれている。
本発明は、上述した課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、精度の高い乗り物酔いの検知が可能な乗り物酔い検知システムを提供することにある。
上記の目的を達成するべく、本願発明の乗り物酔い検知システムは、車両の乗員の乗り物酔いを検知する乗り物酔い検知システムであって、前記乗員の皮膚の電気抵抗値を検知する電気抵抗値検出手段と、前記電気抵抗値に基づいて前記乗員の乗り物酔いを判定する乗り物酔い判定部と、を備え、前記乗り物酔い判定部は、前記車両の走行開始後に前記電気抵抗値が第1所定時間内で所定量以上低下したときの値を閾値として記憶し、以降の車両走行中において前記電気抵抗値が前記閾値より低くなった場合に、前記乗員の乗り物酔いを判定することを特徴とする。
これにより、乗り物酔いの程度と相関関係にある皮膚の電気抵抗値を利用して、乗り物酔いを検知することができる。特に、乗り物酔いの判定用の電気抵抗値の閾値が、車両の走行開始後に電気抵抗値が第1所定時間内で所定量以上大きく低下したときの電気抵抗値に設定されるので、閾値が乗員に対応した適切な値に設定され、以降の走行において乗り物酔いを精度良く検知することができる。
好ましくは、前記乗り物酔い判定部は、前記閾値を記憶した後、第2所定時間内で複数回、前記電気抵抗値が前記閾値より低くなった場合に、前記乗員の乗り物酔いを判定するとよい。
これにより、単発的な電気抵抗値の低下を乗り物酔いの判定から除いて、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
これにより、単発的な電気抵抗値の低下を乗り物酔いの判定から除いて、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
好ましくは、前記乗り物酔い判定部は、前記閾値を記憶した後、前記電気抵抗値が前記閾値より低くなった状態が第3所定時間以上継続した場合に、前記乗員の乗り物酔いを判定するとよい。
これにより、瞬間的な電気抵抗値の低下を乗り物酔いの判定から除いて、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
これにより、瞬間的な電気抵抗値の低下を乗り物酔いの判定から除いて、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
好ましくは、前記乗り物酔い判定部は、前記乗り物酔いの判定後に、前記第4所定時間内で複数回、前記電気抵抗値が前記閾値より高くなった場合に、前記乗員が乗り物酔いから回復したことを判定するとよい。
これにより、乗り物酔いであることを判定された乗員について、単発的な電気抵抗値の上昇を除いて、乗り物酔いからの回復を精度よく判定することができる。
これにより、乗り物酔いであることを判定された乗員について、単発的な電気抵抗値の上昇を除いて、乗り物酔いからの回復を精度よく判定することができる。
好ましくは、前記乗り物酔い判定部は、前記乗り物酔いの判定後に、前記電気抵抗値が前記閾値より高くなった状態が前記第5所定時間以上継続した場合に、前記乗員が乗り物酔いから回復したことを判定するとよい。
これにより、乗り物酔いであることを判定された乗員について、瞬間的な電気抵抗値の上昇を除いて、乗り物酔いからの回復を精度よく判定することができる。
これにより、乗り物酔いであることを判定された乗員について、瞬間的な電気抵抗値の上昇を除いて、乗り物酔いからの回復を精度よく判定することができる。
好ましくは、前記乗り物酔い判定部は、前記乗り物酔いからの回復が判定された場合に、前記閾値をリセットするとよい。
これにより、乗員が乗り物酔いから回復する毎に閾値がリセットされるので、乗り物酔いから回復する毎に閾値が適切な値に設定され、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
これにより、乗員が乗り物酔いから回復する毎に閾値がリセットされるので、乗り物酔いから回復する毎に閾値が適切な値に設定され、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
好ましくは、前記乗り物酔い判定部は、前記車両の走行開始から第6所定時間経過するまでは、前記乗り物酔いの判定を実行しないとよい。
これにより、乗り物酔い状態でなくとも車両の走行開始直後に発生する電気抵抗値の低下を除いて乗り物酔いの判定が行われ、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
これにより、乗り物酔い状態でなくとも車両の走行開始直後に発生する電気抵抗値の低下を除いて乗り物酔いの判定が行われ、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
好ましくは、前記乗り物酔い判定部により乗り物酔いが判定された場合に、前記車両の運転者に前記乗員が乗り物酔い状態であることを報知する報知手段を更に備えるとよい。
これにより、乗員が乗り物酔いであることを運転者が知ることができる。したがって、運転者が車両の走行を停止したり、揺れの少ない運転を行う等をしたりして、乗員の乗り物酔いを低減させるように対応することが可能になる。
これにより、乗員が乗り物酔いであることを運転者が知ることができる。したがって、運転者が車両の走行を停止したり、揺れの少ない運転を行う等をしたりして、乗員の乗り物酔いを低減させるように対応することが可能になる。
好ましくは、前記乗り物酔い判定部により乗り物酔いが判定された場合に、前記車両の運転者に前記乗員が乗り物酔い状態であることを報知する報知手段を更に備え、前記報知手段は、前記乗り物酔い判定部において前記乗り物酔いからの回復が判定された場合に、前記乗り物酔い状態であることの報知を解除するとよい。
これにより、乗員が乗り物酔いから回復した場合に、報知手段による不要な報知が解除される。
これにより、乗員が乗り物酔いから回復した場合に、報知手段による不要な報知が解除される。
本願発明の乗り物酔い検知システムによれば、乗員の皮膚の電気抵抗値を利用して乗り物酔いが検知されるが、乗り物酔いを判定するための電気抵抗値の閾値が、走行開始後の電気抵抗値の検出値に基づいて設定されるので、乗員に対応して閾値を適切に設定することができ、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車酔い検知システム1(乗り物酔い検知システム)の構成図である。
本実施形態の車酔い検知システム1は、車両に搭載されており、当該車両の乗員の車酔い(乗り物酔い、動揺病)を検知する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車酔い検知システム1(乗り物酔い検知システム)の構成図である。
本実施形態の車酔い検知システム1は、車両に搭載されており、当該車両の乗員の車酔い(乗り物酔い、動揺病)を検知する。
車酔い検知システム1は、皮膚電気活動センサ(以下、EDAセンサ10という、(電気抵抗値検出手段))と、車酔い判定制御部20(乗り物酔い判定部)と、警報装置30(報知手段)と、を備えている。
EDAセンサ10は、車両の乗員毎に指先や手のひら等の皮膚に接触して装着するものであり、2個の電極を備えている。EDAセンサ10は、2個の電極間に電流を流して電気抵抗を検出する。なお、人体の皮膚の電気抵抗は、発汗により変化する。また、車酔い等のストレスによって人体の発汗量が変化する。EDAセンサ10は、人体の皮膚の電気抵抗を検出することで、ストレスの有無及びその程度を検出することができる。なお、EDAセンサ10については、車両に搭載されていてもよいし、あらかじめ乗員に装着されているスマートウオッチ等の機器において、皮膚の電気抵抗値を検出する機能があればその検出情報を無線等で入力して利用してもよい。
EDAセンサ10は、車両の乗員毎に指先や手のひら等の皮膚に接触して装着するものであり、2個の電極を備えている。EDAセンサ10は、2個の電極間に電流を流して電気抵抗を検出する。なお、人体の皮膚の電気抵抗は、発汗により変化する。また、車酔い等のストレスによって人体の発汗量が変化する。EDAセンサ10は、人体の皮膚の電気抵抗を検出することで、ストレスの有無及びその程度を検出することができる。なお、EDAセンサ10については、車両に搭載されていてもよいし、あらかじめ乗員に装着されているスマートウオッチ等の機器において、皮膚の電気抵抗値を検出する機能があればその検出情報を無線等で入力して利用してもよい。
警報装置30は、車両の運転手に対して報知するものであり、例えば車両のインストルメントパネルのように運転者に視認させる装置や、音声や音を出力する装置である、
車酔い判定制御部20は、例えば車両を総合的に制御するメインコントロールユニットに備えられている。なお、車酔い判定制御部20は、メインコントロールユニットと別体に車両に備えられていてもよい。
車酔い判定制御部20は、例えば車両を総合的に制御するメインコントロールユニットに備えられている。なお、車酔い判定制御部20は、メインコントロールユニットと別体に車両に備えられていてもよい。
車酔い判定制御部20は、出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等(記憶部))、中央演算処理装置(CPU)、タイマ等を含んで構成される。
車酔い検知システム1は、例えば車両電源ON時に作動する。システムON時に、EDAセンサ10は、装着した車両の乗員の皮膚の電気抵抗を常時(例えば数msec毎に)検出する。車酔い判定制御部20は、EDAセンサ10から入力した電気抵抗値Rに基づいて、当該EDAセンサ10を装着した乗員の車酔いの有無を判定する車酔い判定制御を実行する。また、車酔い判定制御部20は、車酔いを判定した場合に、警報装置30によって運転者に対して乗員が車酔いであることを報知するように制御する。
車酔い検知システム1は、例えば車両電源ON時に作動する。システムON時に、EDAセンサ10は、装着した車両の乗員の皮膚の電気抵抗を常時(例えば数msec毎に)検出する。車酔い判定制御部20は、EDAセンサ10から入力した電気抵抗値Rに基づいて、当該EDAセンサ10を装着した乗員の車酔いの有無を判定する車酔い判定制御を実行する。また、車酔い判定制御部20は、車酔いを判定した場合に、警報装置30によって運転者に対して乗員が車酔いであることを報知するように制御する。
次に、EDAセンサ10により検出した電気抵抗値Rによる車酔いの判定方法について説明する。
図2は、車両走行時における乗員の電気抵抗値Rの推移例を示すグラフである。図3は、車両走行・停止を繰り返した場合での電気抵抗値Rの推移例を示すグラフである。
発明者は、車両の乗員にEDAセンサ10を装着して振動・揺れを大きく発生させるように車両の運転をして、乗員が車酔いにより不快になったことを申告した時点と、電気抵抗値Rの推移との相関関係を調査した。
図2は、車両走行時における乗員の電気抵抗値Rの推移例を示すグラフである。図3は、車両走行・停止を繰り返した場合での電気抵抗値Rの推移例を示すグラフである。
発明者は、車両の乗員にEDAセンサ10を装着して振動・揺れを大きく発生させるように車両の運転をして、乗員が車酔いにより不快になったことを申告した時点と、電気抵抗値Rの推移との相関関係を調査した。
すると、図2に示すように、車両停止状態から走行を開始すると、電気抵抗値Rが全般的には低下する。しかし、車両走行中に電気抵抗値Rは一様に低下するのではなく、急激に低下する箇所がある。
このように電気抵抗値Rが急激に低下したときに、乗員が車酔いにより不快になった状態であることが判明した。
このように電気抵抗値Rが急激に低下したときに、乗員が車酔いにより不快になった状態であることが判明した。
また、乗員が不快であることを申告した場合(車酔いが発生した場合)に車両の走行を停止し、回復したら再度走行を開始するといったことを複数回繰り返した。
すると、図3に示すように、車両走行中において電気抵抗値Rが低下し、車両が停止すると電気抵抗値Rが上昇するといったことが繰り返された。
また、走行開始直後でも、電気抵抗値Rが急激に低下することが判明したが、乗員は不快であるとは申告しなかった。
すると、図3に示すように、車両走行中において電気抵抗値Rが低下し、車両が停止すると電気抵抗値Rが上昇するといったことが繰り返された。
また、走行開始直後でも、電気抵抗値Rが急激に低下することが判明したが、乗員は不快であるとは申告しなかった。
なお、乗員が車酔いであることを申告したときの電気抵抗値Rは、乗員(人)によって異なる値であることも判明した。
以上の点を鑑み、本実施形態の車酔い検知システム1では、以下のように車酔い判定制御を行う。
図4は、本実施形態の車酔い判定制御における閾値Raの設定制御手順を示すフローチャートである。図5は、車酔い判定制御手順を示すフローチャートである。図6は、車酔い判定制御における車酔い判定の解除制御手順を示すフローチャートである。
以上の点を鑑み、本実施形態の車酔い検知システム1では、以下のように車酔い判定制御を行う。
図4は、本実施形態の車酔い判定制御における閾値Raの設定制御手順を示すフローチャートである。図5は、車酔い判定制御手順を示すフローチャートである。図6は、車酔い判定制御における車酔い判定の解除制御手順を示すフローチャートである。
図4、5、6に示す各制御は、車酔い判定制御部20において、車両の電源ON時に繰り返し行われる。なお、運転者を除いて乗員が複数おり、EDAセンサ10が複数個使用されている場合に、乗員毎に(EDAセンサ10)毎に、図4、5、6に示す各制御は別々に実行される。各制御は、例えば1秒間に数回から数十回実行される。
図4に示すように、車酔い判定制御における閾値Raの設定制御は、始めにステップS10では、車両のメインコントロールユニット等より車両走行情報を入力して、車両が走行中であるか否かを判定する。車両走行中である場合には、ステップS20に進む。車両走行中でない、即ち車両走行停止中である場合には、本ルーチンを終了する。
図4に示すように、車酔い判定制御における閾値Raの設定制御は、始めにステップS10では、車両のメインコントロールユニット等より車両走行情報を入力して、車両が走行中であるか否かを判定する。車両走行中である場合には、ステップS20に進む。車両走行中でない、即ち車両走行停止中である場合には、本ルーチンを終了する。
ステップS20では、車両の走行開始から所定時間t1(第6所定時間)以内であるか否かを判別する。所定時間t1は、走行開始直後の電気抵抗値Rの低下を判定から除外するために設定されるように、例えば数秒程度に適宜設定すればよい。走行開始から所定時間t1以内である場合には、本ルーチンを終了する。走行開始から所定時間t1以内でない、即ち走行開始から所定時間t1よりも経過している場合には、ステップS30に進む。
ステップS30では、EDAセンサ10から現在の電気抵抗値Rを入力する。そして、ステップS40に進む。
ステップS40では、電気抵抗値Rが、所定時間t2(第2所定時間)内に所定量R1以上低下したか否かを判定する。所定時間t2及び所定量R1は、車酔いになったときの所定時間t2内での電気抵抗値Rの低下量(例えは、数秒、数十Ω)に適宜設定すればよい。所定時間t2内に電気抵抗値Rが所定量R1以上低下した場合には、ステップS50に進む。所定時間t2内に電気抵抗値Rが所定量R1以上低下していない場合には、本ルーチンを終了する。
ステップS40では、電気抵抗値Rが、所定時間t2(第2所定時間)内に所定量R1以上低下したか否かを判定する。所定時間t2及び所定量R1は、車酔いになったときの所定時間t2内での電気抵抗値Rの低下量(例えは、数秒、数十Ω)に適宜設定すればよい。所定時間t2内に電気抵抗値Rが所定量R1以上低下した場合には、ステップS50に進む。所定時間t2内に電気抵抗値Rが所定量R1以上低下していない場合には、本ルーチンを終了する。
ステップS50では、ステップS40において電気抵抗値Rが所定量R1以上低下したと判定したときの電気抵抗値Rを、閾値Raとして記憶する。なお、閾値Raは、車両の走行開始後の最初の値が記憶され、後述する閾値Raのリセットまで保持される。そして、本ルーチンを終了する。
図5に示すように、車酔い判定制御は、始めにステップS100では、車両のメインコントロールユニット等より車両走行情報を入力して、車両が走行中であるか否かを判定する。車両走行中である場合には、ステップS110に進む。車両走行中でない、即ち車両走行停止中である場合には、本ルーチンを終了する。
図5に示すように、車酔い判定制御は、始めにステップS100では、車両のメインコントロールユニット等より車両走行情報を入力して、車両が走行中であるか否かを判定する。車両走行中である場合には、ステップS110に進む。車両走行中でない、即ち車両走行停止中である場合には、本ルーチンを終了する。
ステップS110では、車両の走行開始から所定時間t1以内であるか否かを判別する。走行開始から所定時間t1以内である場合には、本ルーチンを終了する。走行開始から所定時間t1以内でない、即ち走行開始から所定時間t1よりも経過している場合には、ステップS120に進む。
ステップS120では、EDAセンサ10から現在の電気抵抗値Rを入力する。そして、ステップS130に進む。
ステップS120では、EDAセンサ10から現在の電気抵抗値Rを入力する。そして、ステップS130に進む。
ステップS130では、直近の所定時間t3(第3所定時間)内で電気抵抗値Rが閾値Ra未満になったことが複数回あるか否かを判別する。なお、所定時間t3は、例えば数秒に適宜設定すればよい。所定時間t3内で電気抵抗値Rが閾値Ra未満になったことが複数回ある場合には、ステップS150に進む。所定時間t3内で電気抵抗値Rが閾値Ra未満になったことが複数回ない場合には、ステップS140に進む。
ステップS140では、電気抵抗値Rが閾値Ra未満になった状態が所定時間t4(第1所定時間)以上継続しているか否かを判別する。なお、所定時間t4は、例えば数秒に適宜設定すればよい。電気抵抗値Rが閾値Ra未満になった状態が所定時間t4以上継続している場合には、ステップS150に進む。電気抵抗値Rが閾値Ra未満になった状態が所定時間t4以上継続していない場合には、本ルーチンを終了する。
ステップS150では、EDAセンサ10を装着した乗員が車酔いであると判定する。そして、ステップS160に進む。
ステップS160では、運転者に対して、警報装置30により当該EDAセンサ10を装着している乗員が車酔いであることを報知する。そして、本ルーチンを終了する。
図6に示すように、車酔い判定解除制御は、始めにステップS200では、車酔い判定中であるか否かを判別する。車酔い判定中である場合には、ステップS210に進む。車酔い判定中でない場合には、本ルーチンを終了する。
ステップS160では、運転者に対して、警報装置30により当該EDAセンサ10を装着している乗員が車酔いであることを報知する。そして、本ルーチンを終了する。
図6に示すように、車酔い判定解除制御は、始めにステップS200では、車酔い判定中であるか否かを判別する。車酔い判定中である場合には、ステップS210に進む。車酔い判定中でない場合には、本ルーチンを終了する。
ステップS210では、車両のメインコントロールユニット等より車両走行情報を入力して、車両が走行中であるか否かを判定する。車両走行中である場合には、ステップS220に進む。車両走行中でない、即ち車両走行停止中である場合には、ステップS270に進む。
ステップS220では、EDAセンサ10から現在の電気抵抗値Rを入力する。そして、ステップS230に進む。
ステップS220では、EDAセンサ10から現在の電気抵抗値Rを入力する。そして、ステップS230に進む。
ステップS230では、直近の所定時間t3内で電気抵抗値Rが閾値Raより高くなったことが複数回あるか否かを判別する。所定時間t3内で電気抵抗値Rが閾値Raより高くなったことが複数回ある場合には、ステップS250に進む。所定時間t3内で電気抵抗値Rが閾値Raより高くなったことが複数回ない場合には、ステップS240に進む。なお、本ステップにおける所定時間t3は、本発明の第4所定時間に該当する。本ステップの所定時間t3については、ステップS130の所定時間t3と異なる値に設定してもよい。
ステップS240では、電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった状態が所定時間t4以上継続しているか否かを判別する。電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった状態が所定時間t4以上継続している場合には、ステップS250に進む。電気抵抗値Rが閾値Raより高く状態が所定時間t4以上継続していない場合には、本ルーチンを終了する。なお、本ステップにおける所定時間t4は、本発明の第5所定時間に該当する。本ステップの所定時間t4については、ステップS140の所定時間t4と異なる値に設定してもよい。
ステップS250では、EDAセンサ10を装着した乗員の車酔いが回復した回復判定をする。そして、ステップS260に進む。
ステップS260では、閾値Raをリセットする。すなわち、閾値が設定されていない状態に戻すことにより、新たな閾値が設定できる状態とする。そして、ステップS270に進む。
ステップS260では、閾値Raをリセットする。すなわち、閾値が設定されていない状態に戻すことにより、新たな閾値が設定できる状態とする。そして、ステップS270に進む。
ステップS270では、警報装置30による車酔いの報知を解除する。そして、本ルーチンを終了する。
以上のように、本実施形態の車酔い検知システム1は、車両走行中において、EDAセンサ10によって検出した乗員の皮膚の電気抵抗値Rが閾値Raより低くなった場合に、乗員が車酔いであることを判定する。
以上のように、本実施形態の車酔い検知システム1は、車両走行中において、EDAセンサ10によって検出した乗員の皮膚の電気抵抗値Rが閾値Raより低くなった場合に、乗員が車酔いであることを判定する。
皮膚の電気抵抗値Rについては個人差があるが、本実施形態では、車酔い判定用の閾値Raを一定の値(例えば初期値R0)でなく、車両の走行開始後に最初に電気抵抗値Rが所定時間t2内で所定量R1以上低下したときの値に設定する。これにより、各乗員に対応して閾値Raを適切な値に設定することができ、以降の車両走行中において乗り物酔いを精度良く検知することができる。
そして、乗り物酔いが検知された場合には、警報装置30によって車両の運転者に乗員が乗り物酔い状態であることを報知するので、運転者が車両の走行を停止したり、揺れの少ない運転を行う等をしたりして、乗員の乗り物酔いを低減させるように対応することが可能になる。
本実施形態では、所定時間t3内で複数回、電気抵抗値Rが閾値Raより低くなった場合に、乗員の乗り物酔いを判定する。これにより、単発的な電気抵抗値Rの低下を乗り物酔いの判定から除いて、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
本実施形態では、所定時間t3内で複数回、電気抵抗値Rが閾値Raより低くなった場合に、乗員の乗り物酔いを判定する。これにより、単発的な電気抵抗値Rの低下を乗り物酔いの判定から除いて、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
あるいは、電気抵抗値Rが閾値Raより低くなった状態が所定時間t4以上継続した場合に、乗員の乗り物酔いを判定する。これにより、瞬間的な電気抵抗値Rの低下を乗り物酔いの判定から除いて、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
また、乗り物酔いの判定後に、所定時間t3内で複数回、電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった場合に、乗員が乗り物酔いから回復したことが判定される。これにより、単発的な電気抵抗値Rの上昇を除いて、乗り物酔いからの回復を精度良く判定することができる。
また、乗り物酔いの判定後に、所定時間t3内で複数回、電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった場合に、乗員が乗り物酔いから回復したことが判定される。これにより、単発的な電気抵抗値Rの上昇を除いて、乗り物酔いからの回復を精度良く判定することができる。
あるいは、電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった状態が所定時間t4以上継続した場合に、乗員が乗り物酔いから回復したことが判定される。これにより、瞬間的な電気抵抗値Rの上昇を除いて、乗り物酔いからの回復を精度良く判定することができる。
また、車酔い判定制御部20は、乗り物酔いの判定が解除(回復判定)された場合に、閾値Raをリセットする。これにより、乗員が乗り物酔いから回復する毎に、以降の走行開始時に閾値Raが新しく適切な値に設定され、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。また、乗り物酔いの判定が解除された場合や車両停止時には警報(報知)が解除されるので、不要な警報を抑制して、運転者等の煩わしさを回避することができる。
また、車酔い判定制御部20は、乗り物酔いの判定が解除(回復判定)された場合に、閾値Raをリセットする。これにより、乗員が乗り物酔いから回復する毎に、以降の走行開始時に閾値Raが新しく適切な値に設定され、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。また、乗り物酔いの判定が解除された場合や車両停止時には警報(報知)が解除されるので、不要な警報を抑制して、運転者等の煩わしさを回避することができる。
また、車酔い判定制御部20は、車両の走行開始から所定時間t1経過するまでは、乗り物酔いの判定を実行しない。これにより、乗り物酔い状態でなくとも車両の走行開始直後に発生する電気抵抗値Rの低下を除いて乗り物酔いの判定が行われ、乗り物酔いの検知精度を向上させることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定するものではない。
本発明は、上記の実施形態に限定するものではない。
例えば、上記実施形態では、所定時間t3内で複数回、電気抵抗値Rが閾値Raより低くなった場合と、電気抵抗値Rが閾値Raより低くなった状態が所定時間t4以上継続した場合の2個の車酔い判定条件を有しているが、いずれか一方のみの車酔い判定条件にしてもよい。
また、上記実施形態では、所定時間t3内で複数回、電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった場合と、電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった状態が所定時間t4以上継続した場合の2個の車酔い回復判定条件を有しているが、いずれか一方のみの車酔い回復判定条件にしてもよい。
また、上記実施形態では、所定時間t3内で複数回、電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった場合と、電気抵抗値Rが閾値Raより高くなった状態が所定時間t4以上継続した場合の2個の車酔い回復判定条件を有しているが、いずれか一方のみの車酔い回復判定条件にしてもよい。
また、車両の走行開始から所定時間t1経過するまでは、乗り物酔いの判定を実行しないが、この所定時間t1について適宜変更してもよい。
本願発明は、各種車両に対して広く適用することができる。
本願発明は、各種車両に対して広く適用することができる。
1 車酔い検知システム(乗り物酔い検知システム)
10 EDAセンサ(電気抵抗値検出手段)
20 車酔い判定制御部(乗り物酔い判定部)
30 警報装置(報知手段)
t1 所定時間(第6所定時間)
t2 所定時間(第1所定時間)
t3 所定時間(第2所定時間、第4所定時間)
t4 所定時間(第3所定時間、第5所定時間)
10 EDAセンサ(電気抵抗値検出手段)
20 車酔い判定制御部(乗り物酔い判定部)
30 警報装置(報知手段)
t1 所定時間(第6所定時間)
t2 所定時間(第1所定時間)
t3 所定時間(第2所定時間、第4所定時間)
t4 所定時間(第3所定時間、第5所定時間)
Claims (9)
- 車両の乗員の乗り物酔いを検知する乗り物酔い検知システムであって、
前記乗員の皮膚の電気抵抗値を検出する電気抵抗値検出手段と、
前記電気抵抗値に基づいて前記乗員の乗り物酔いを判定する乗り物酔い判定部と、を備え、
前記乗り物酔い判定部は、前記車両の走行開始後に前記電気抵抗値が第1所定時間内で所定量以上低下したときの値を閾値として記憶し、以降の車両走行中において前記電気抵抗値が前記閾値より低くなった場合に、前記乗員の乗り物酔いを判定する
ことを特徴とする乗り物酔い検知システム。 - 前記乗り物酔い判定部は、前記閾値を記憶した後、第2所定時間内で複数回、前記電気抵抗値が前記閾値より低くなった場合に、前記乗員の乗り物酔いを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物酔い検知システム。 - 前記乗り物酔い判定部は、前記閾値を記憶した後、前記電気抵抗値が前記閾値より低くなった状態が第3所定時間以上継続した場合に、前記乗員の乗り物酔いを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物酔い検知システム。 - 前記乗り物酔い判定部は、前記乗り物酔いの判定後に、第4所定時間内で複数回、前記電気抵抗値が前記閾値より高くなった場合に、前記乗員が乗り物酔いから回復したことを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物酔い検知システム。 - 前記乗り物酔い判定部は、前記乗り物酔いの判定後に、前記電気抵抗値が前記閾値より高くなった状態が第5所定時間以上継続した場合に、前記乗員が乗り物酔いから回復したことを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物酔い検知システム。 - 前記乗り物酔い判定部は、前記乗り物酔いからの回復が判定された場合に、前記閾値をリセットする
ことを特徴とする請求項4または5に記載の乗り物酔い検知システム。 - 前記乗り物酔い判定部は、前記車両の走行開始から第6所定時間経過するまでは、前記乗り物酔いの判定を実行しない
ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物酔い検知システム。 - 前記乗り物酔い判定部により乗り物酔いが判定された場合に、前記車両の運転者に前記乗員が乗り物酔い状態であることを報知する報知手段を更に備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物酔い検知システム。 - 前記報知手段は、前記乗り物酔い判定部において前記乗り物酔いからの回復が判定された場合に、前記乗り物酔い状態であることの報知を解除する
ことを特徴とする請求項8に記載の乗り物酔い検知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022170311A JP2024062476A (ja) | 2022-10-25 | 2022-10-25 | 乗り物酔い検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022170311A JP2024062476A (ja) | 2022-10-25 | 2022-10-25 | 乗り物酔い検知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024062476A true JP2024062476A (ja) | 2024-05-10 |
Family
ID=90971003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022170311A Pending JP2024062476A (ja) | 2022-10-25 | 2022-10-25 | 乗り物酔い検知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024062476A (ja) |
-
2022
- 2022-10-25 JP JP2022170311A patent/JP2024062476A/ja active Pending
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