JP2023157401A - Work machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、打込機等の作業機に関する。 The present invention relates to a working machine such as a driving machine.
作業機の一例として、作業者に操作されるトリガ部と、止具を打撃する打撃部と、前記止具を射出する射出口を備えた射出部と、を有する打込機が知られている。 As an example of a working machine, a driving machine is known that has a trigger section that is operated by a worker, a striking section that strikes a stopper, and an injection section that has an injection port that ejects the stopper. .
上述のような打込機として、例えば、特許文献1には、止具を射出部の射出口に送り出すフィーダ部を備えた打込機が開示されている。
As an example of the above-mentioned driving machine,
上述の特許文献1に記載された打込機では、待機状態においては先頭の釘が射出口の手前に配置され、トリガ操作を行った後にフィーダ部が駆動して先頭の釘を射出口に装填する。この打込機の場合、作業者がマガジンに釘を補充する際に先頭の釘を射出口の手前に配置する必要があるが、作業者の誤った補充等により先頭の釘を射出口内に装填してしまう可能性があった。特許文献1に記載された打込機の構成において先頭の釘を射出口内に装填してしまうと、トリガ操作を行った後にフィーダ部が駆動して2番目の釘も射出口に装填してしまうため、過剰装填となり故障の原因となる。さらに、釘詰まりが発生することでこの釘詰まりを解消する必要が生じ、作業性も悪化する恐れがある。
In the driving machine described in
本発明の目的は、信頼性を向上させた作業機を提供することである。 An object of the present invention is to provide a working machine with improved reliability.
本発明の作業機は、止具を内部に配置可能な射出口を有する射出部と、前記射出口の打撃領域に配置された前記止具を打撃する打撃部と、前記止具を前記打撃領域に供給する供給部と、前記供給部に前記止具を補充するときに、前記止具の配置をガイドするガイド部と、を有する。 The working machine of the present invention includes: an injection part having an injection port in which a stopper can be arranged; a striking part that strikes the stopper arranged in a striking area of the injection outlet; and a guide part that guides the arrangement of the fasteners when replenishing the fasteners to the supply part.
本発明によれば、作業機の信頼性を向上させることができる。 According to the present invention, the reliability of a working machine can be improved.
以下、本発明の実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。 Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
本実施形態では、作業機の一例として、打込機を取り上げて説明する。図1に示されるように、打込機1はハウジング2を有する。ハウジング2は、シリンダケース3,モータケース4およびハンドル5を備えており、シリンダケース3にはシリンダ10が収容され、モータケース4には電動モータ20が収容されている。
In this embodiment, a driving machine will be described as an example of a working machine. As shown in FIG. 1, a
モータケース4およびハンドル5は、シリンダケース3から互いに略平行に延びており、モータケース4の端部とハンドル5の端部とは、連結部7によって互いに連結されている。ハウジング2は、ナイロンやポリカーボネート等の合成樹脂によって成形された2つのハウジング半体を有し、これら2つのハウジング半体を突き合わせることによってハウジング2が組み立てられている。
The motor case 4 and the
シリンダ10内にはピストン11が往復動可能に収容されている。ピストン11は、シリンダ10の内部において、シリンダ10の軸方向に沿って上死点と下死点との間を往復動する。シリンダ10内には、シリンダ10の内周面とピストン11の上面とによって、ピストン11の往復動に伴って容積が増減するピストン室12が区画されている。
A
一方、ピストン11の下面にはドライバブレード16が連結されている。ドライバブレード16はピストン11と一体であり、ピストン11と共に往復動する。すなわち、ピストン11とドライバブレード16とから構成される打撃部6がシリンダ10内で往復動する。具体的には、シリンダケース3の先には射出部8が設けられており、射出部8の内側には射出通路9が設けられている。ドライバブレード16は、ピストン11の往復動に伴って射出通路9で往復動する。以下の説明では、図1中におけるピストン11およびドライバブレード16の往復動方向を上下方向Pと定義する。また、上下方向Pと直交し、かつ、止具が送られる方向を前後方向(第1方向)Qと定義し、さらに、上下方向P及び前後方向Qと直交する方向を左右方向R(図2参照)と定義する。
On the other hand, a
ハウジング2には、多数の前記止具を収容するマガジン(収容部)19が取り付けられている。本実施形態では、前記止具の一例として釘18を取り上げ、釘18を打込む場合を説明する。マガジン19に収容されている釘18は、マガジン19を含む図2に示される供給部27のフィーダ部26によって、1本ずつ射出通路9に供給される。そして、ドライバブレード16は、射出通路9に順次供給される釘18の頭部を打撃する。打撃部6に該頭部が打撃された釘18は、射出部8の射出通路9を通過し、射出通路9の出口である射出口から打ち出され、木材や石膏ボード等の相手材24に打ち込まれる。
A magazine (accommodating portion) 19 that accommodates a large number of the fasteners is attached to the
モータケース4には、電動モータ20が収容されており、電動モータ20の出力軸21は、遊星歯車式の減速機構を介して、電動モータ20によって駆動されるホイールに接続されている。電動モータ20は、ハウジング2の連結部7に装着されたバッテリ22から供給される電力によって作動する。また、連結部7の内部には制御部としてのコントローラ23が収容されている。コントローラ23は、CPU,ROM,RAM等によって構成されるマイクロコンピュータであって、電動モータ20を制御する。具体的には、電動モータ20はブラシレスモータであり、コントローラ23は、電動モータ20に供給されるモータ電流のデューティ比を制御モードに応じて変化させる。つまり、コントローラ23は、電動モータ20をPWM(Pulse Width Modulation)制御する。
An
シリンダ10の底部には、ゴム製またはウレタン製のダンパ15が設けられている。ダンパ15は、下死点に到達したピストン11を受け止め、ピストン11とシリンダ10との衝突を回避する。ピストン11から下方に向かって伸びているドライバブレード16は、ダンパ15を貫通し、シリンダ10の底部に設けられている貫通孔を通ってシリンダ10から突出している。
A
シリンダ10の上方には、蓄圧室13を形成する蓄圧容器14が設けられており、蓄圧室13はピストン室12に連通している。ピストン室12および蓄圧室13には、高圧ガス(本実施形態では圧縮空気)が予め充填されている。下死点にあるピストン11を上死点に移動させるときには、コントローラ23の制御に基づいて電動モータ20が作動する。
A
また、射出部8にはプッシュレバー25が設けられている。プッシュレバー25は、上下方向Pに移動可能に保持されている一方、ばねによって常に下方に向けて付勢されている。プッシュレバー25が相手材24に押し付けられ、上記ばねの付勢に抗して上方に移動すると、所定の信号が出力される。また、ハンドル5には作業者によって操作されるトリガ部17が設けられており、トリガ部17が操作されると、ハンドル5に内蔵されているトリガスイッチ17aが作動し、打込み動作のための所定の信号が出力される。
Further, the
コントローラ23は、プッシュレバー25の操作による信号とトリガ部17の操作による信号の両方の信号が入力されると、電動モータ20にモータ電流を供給し、電動モータ20を作動させる。これにより、上記ホイールが回転駆動され、ドライバブレード16が押し上げられ、ピストン11が下死点から上死点に移動する。その後、ピストン11が上死点から下死点に移動し、ドライバブレード16が降下する。つまり、ピストン11が下死点と上死点との間を一往復し、これに伴ってドライバブレード16によって釘18が打撃され、釘18が打ち出される。換言すれば、打込み動作が一回実行される。
The
次に、本実施形態の打込機1が備える供給部及び障壁部について説明する。なお、本実施形態の打込機1は、ロール釘タイプの釘18をマガジン19に収容し、フィーダ部26によって送られる釘18を打込むものである。つまり、マガジン19に収容される複数の釘18は、ワイヤ18e(図4(b)参照)によって一列に連結された状態の釘18である。
Next, a supply section and a barrier section provided in the driving
また、打込機1が備える射出部8は、図2に示される第1射出部8aと図3に示される第2射出部8bとから構成され、第1射出部8aと第2射出部8bとによって形成される射出口8cを備えている。射出口8cの内部には釘18を配置可能である。すなわち、射出口8cの打撃領域8d(図6参照)に配置された釘18を打撃部6によって打撃する。
Further, the
図2に示される供給部27は、マガジン19に収容された複数の釘18を射出口8cの打撃領域8dに1本ずつ供給する機構を備えている。具体的には、供給部27は、一列に連結された複数の釘18を収容するマガジン(収容部)19と、図6に示される後端位置B1から前端位置F1まで前後方向Qの前方(一方)側に移動することで、釘18を打撃領域8dに供給するフィーダ部26と、を備えている。さらに、供給部27は、マガジン19から射出口8cへ釘18を供給する供給通路27aを有している。なお、フィーダ部26の移動における後端位置B1と前端位置F1は、打撃される釘18を送り出すためにフィーダ部26が移動可能な範囲の前方側と後方側の端部の位置である。
The
ここで、供給部27におけるフィーダ部26の動作について説明すると、フィーダ部26は可動鉄芯33と連結されており、可動鉄芯33は、筒状のソレノイド32内に配置されている。また、可動鉄芯33は、ソレノイドスプリング32aによって常に前後方向Qの後方側に付勢されている。この状態でソレノイド32に電流が印加されると、ソレノイド32内に磁場が形成されて可動鉄芯33は、前後方向Qの前方側に吸引されて移動する。この可動鉄芯33の前方側への移動により、可動鉄芯33に連結されたフィーダ部26が上記前端位置F1まで移動することで所定の釘18を射出口8cに送り出す。その後、ソレノイド32への電流の印加が遮断されると、ソレノイドスプリング32aの付勢力により可動鉄芯33は元の位置に復帰する。すなわち、フィーダ部26は上記後端位置B1に復帰する。
Here, the operation of the
なお、フィーダ部26には、先頭釘18aを送り出すための第1送り爪26cと、2番目釘18bを送り出すための第2送り爪26bとが設けられている(図6も参照)。さらに、フィーダ部26には、フィーダスプリング26aが設けられており、フィーダ部26は、フィーダスプリング26aによって常に供給通路27a側に付勢されている。したがって、フィーダ部26の第1送り爪26cと第2送り爪26bは、それぞれ供給通路27aに配置される釘18に対して押し付けられている。
The
また、マガジン19はネイルガイド(蓋部)30を有し、ネイルガイド(蓋部)30は回動軸30bを中心に回動することで、供給通路27aを外部に開放する開状態及び外部に開放しない閉状態との間で切替可能である。さらに、マガジン19はマガジンカバー19aを有し、マガジンカバー19aは回動軸19bを中心に回動することで開放及び閉鎖される。マガジンカバー19aを閉鎖した後にネイルガイド30を閉状態とすることで、マガジンカバー19aは閉鎖状態でロックされる。また、マガジン19内に釘18を補充する際は、ネイルガイド30を開状態とした後、マガジンカバー19aを開放することで内部に釘18を補充可能となる。マガジン19に複数の釘18を補充する際には、ネイルガイド30を開放し、この開口部31を介して補充する。
Moreover, the
なお、図3(a)に示されるように、ネイルガイド30は、射出部8に取り付けられた回動軸30bに対して回動自在に設けられており、打込み動作を行う際にはネイルガイド30は閉じた状態で行う。また、ネイルガイド30には、押圧部30cと、押圧部30cが備える爪部30dと、ネイルガイドスプリング30eとが設けられている。図3(b)に示されるように、押圧部30cは、ネイルガイドスプリング30eによって常に供給通路27a側に向けて付勢されている。すなわち、押圧部30cに設けられた爪部30dも常に供給通路27a側に向けて付勢されている。この爪部30dは、前方側へ送られた釘18の戻りを防止するものである。爪部30dは、釘18の前方側への移動を許容し後方側への移動を阻止するような傾斜面を備えた形状となっている。
Note that, as shown in FIG. 3(a), the
また、打込機1には、図2に示されるように、供給部27に釘18を補充するときに、釘18の配置をガイドするガイド部28が設けられている。本実施形態では、ガイド部28の一例として、図3に示されるような供給通路27a内に位置して釘18と当接可能な障壁部28aが設けられている場合について説明する。
Further, as shown in FIG. 2, the driving
障壁部28aは、第2射出部8bに回動可能に設けられている。具体的には、第2射出部8bに設けられた回動軸8eに回動可能に取り付けられており、ネイルガイド30の開閉動作と連動して供給通路27aを閉鎖するようになっている。詳細には、回動軸8eにねじりばね29が設けられ、障壁部28aは、ねじりばね29によって常に供給通路27aを閉鎖するように付勢されている。一方で、回動軸8eに支持される障壁部28aの係合部28dは、ネイルガイド30に設けられた嵌合部30aと嵌合するようになっている。すなわち、図3(b)に示されるようにネイルガイド30が閉じられた際、ネイルガイド30の嵌合部30aが障壁部28aの係合部28dと嵌合する。このとき、嵌合部30aと係合部28dのそれぞれは、互いの接触面が傾斜面となっており、嵌合部30aが係合部28dと嵌合すると、障壁部28aを図3中の反時計方向に回動させるようになっている。
The
これにより、ネイルガイド30が閉じられると、障壁部28aが回動して供給通路27aが開放される。一方、図3(a)に示されるようにネイルガイド30を開くと、障壁部28aの係合部28dが開放されるため、障壁部28aはねじりばね29の付勢力によって図3中の時計方向に回動し、供給通路27aを閉鎖する。
Thereby, when the
図3に示されるネイルガイド30の開閉動作と連動して障壁部28aが回動することで、フィーダ部26が釘18を供給する供給動作を行うときには、障壁部28aは、釘18の配置の規制を行わない。すなわち、図4に示されるようにフィーダ部26が釘18を供給する供給動作を行うときには、ネイルガイド30は閉じた状態であり、その際には障壁部28aは、供給通路27aを開放する。図4(a)は、フィーダ部26が先頭釘18aを送り出す前の状態であり、図4(b)は、フィーダ部26が先頭釘18aを射出口8cに向けて送り出した後の状態である。
By rotating the
また、障壁部28aは、フィーダ部26が釘18を供給する供給動作を行わないときに釘18の配置の規制を行う。例えば、図5に示されるように、障壁部28aは、ネイルガイド30が開放されたときに釘18の配置の規制を行う。すなわち、マガジン19への釘18の補充を行う際には、ネイルガイド30を開放して行う。このような状況は、フィーダ部26が釘18を送り出す供給動作を行わない状況である。したがって、フィーダ部26が釘18を供給する供給動作を行わない状況のときには、障壁部28aが供給通路27aを閉鎖して釘18が射出口8cに配置されるのを阻止する。
Further, the
なお、障壁部28aは、所定の個数より多い個数の釘18が、図6に示される後端位置B1よりも前後方向Qの前方(一方)側へ配置されることを規制可能である。ここで、前記所定の個数は、フィーダ部26が前端位置F1に位置し、かつ、打撃領域8dに1個の釘18が配置されるときに、フィーダ部26よりも前後方向Qの前方側に配置される釘18の個数である。例えば、図6(a)に示されるように、フィーダ部26が複数の釘18のうちの先頭釘18aを送り出す際には、図6(b)に示されるように、フィーダ部26が前端位置F1に位置し、かつ、打撃領域8dに1個の釘18が配置されるときに、フィーダ部26よりも前後方向Qの前方側に配置される釘18の個数が1個となるように釘18を配置する。言い換えれば、フィーダ部26が複数の釘18のうちの先頭釘18aのみを送り出す際には、障壁部28aは、前端位置F1に位置するフィーダ部26よりも前方側に配置される釘18の個数が2個以上にならないように釘18を配置する。
Note that the
図7は、フィーダ部26が先頭釘18aのみを送り出す場合において誤操作した場合を示す模式図である。図7(a)に示されるように、誤操作により先頭釘18aが所定の位置より前方側の位置に配置されると、フィーダ部26が2番目釘18bを送り出してしまうことで、図7(b)に示されるように、打撃領域8dには2個の釘18が配置され、打撃不良に至り易い。図8は比較例の構造であり、図4に示されるような障壁部28aが設けられていない構造を示している。この比較例の構造では、図8(a)に示されるように、誤操作により予め射出口8cに先頭釘18aを配置してしまい、この状態でフィーダ部26を動作させるとフィーダ部26が2番目釘18bを送り出してしまう。この場合、図8(b)に示されるように、射出口8cに2個の釘18が配置され、打撃不良を引き起こし易くなる。
FIG. 7 is a schematic diagram showing a case where an erroneous operation is made when the
次に、図9は本実施形態の障壁部28aを備えた打込機1において、フィーダ部26が2番目釘18bを押す場合を示している。フィーダ部26が釘18を供給する供給動作を行うときには、障壁部28aは、釘18の配置の規制を行わない。つまり、フィーダ部26が釘18を供給する供給動作を行うときには、ネイルガイド30は閉じた状態であり、その際には障壁部28aは、供給通路27aを開放する。図9(a)は、フィーダ部26が2番目釘18bを送り出す前の状態であり、図9(b)は、フィーダ部26が2番目釘18bを前方側に向けて送り出した後の状態である。なお、障壁部28aは、フィーダ部26が釘18を供給する供給動作を行わないときには釘18の配置の規制を行う。例えば、図10に示されるように、障壁部28aは、ネイルガイド30が開放されたときに釘18の配置の規制を行う。すなわち、フィーダ部26が2番目釘18bを押すように釘18を補充する場合にもネイルガイド30を開放するため、障壁部28aが供給通路27aを閉鎖して釘18が射出口8cに配置されるのを阻止する。
Next, FIG. 9 shows a case where the
ここで、図11(a)に示されるように、フィーダ部26が複数の釘18のうちの2番目釘18bを送り出す際には、図11(b)に示されるように、フィーダ部26が前端位置F1に位置し、かつ、打撃領域8dに1個の釘18が配置されるときに、フィーダ部26よりも前後方向Qの前方側に配置される釘18の個数が2個となるように釘18を配置する。言い換えれば、フィーダ部26が複数の釘18のうちの2番目釘18bを送り出す際には、前端位置F1に位置するフィーダ部26よりも前方側に配置される釘18の個数が3個以上にならないように釘18を配置する。
Here, as shown in FIG. 11(a), when the
図12は、フィーダ部26が2番目釘18bを送り出す場合において誤操作した場合を示す模式図である。図12(a)に示されるように、誤操作により先頭釘18aが所定の位置より前方側の位置に配置されると、フィーダ部26が3番目釘18cを送り出してしまうことで、図12(b)に示されるように、打撃領域8dには2個の釘18が配置され、打撃不良に至り易い。
FIG. 12 is a schematic diagram illustrating a case where the
同様に、図13(a)に示されるように、フィーダ部26が複数の釘18のうちの3番目釘18cを送り出す際には、図13(b)に示されるように、フィーダ部26が前端位置F1に位置し、かつ、打撃領域8dに1個の釘18が配置されるときに、フィーダ部26よりも前後方向Qの前方側に配置される釘18の個数が3個となるように釘18を配置する。言い換えれば、フィーダ部26が複数の釘18のうちの3番目釘18cを送り出す際には、前端位置F1に位置するフィーダ部26よりも前方側に配置される釘18の個数が4個以上にならないように釘18を配置する。
Similarly, as shown in FIG. 13(a), when the
図14は、フィーダ部26が3番目釘18cを送り出す場合において誤操作した場合を示す模式図である。図14(a)に示されるように、誤操作により先頭釘18aが所定の位置より前方側の位置に配置されると、フィーダ部26が4番目釘18dを送り出してしまうことで、図14(b)に示されるように、打撃領域8dには2個の釘18が配置され、打撃不良に至り易い。
FIG. 14 is a schematic diagram showing a case where the
したがって、本実施形態の打込機1によれば、打撃領域8dに送り出す釘18の配置を規制可能なガイド部28として障壁部28aが設けられたことで、打込機1の信頼性を向上させることができる。すなわち、トリガ操作を行った後にフィーダ部26が駆動して所定の釘18を送り出す際に、打撃領域8dにおいて釘18が過剰装填となって釘詰まりが発生することを抑制できる。これにより、打撃不良の発生を抑えて打込機1の信頼性を向上させることができる。さらに、釘詰まりを解消する頻度が少なくなるため、打込機1の作業性を向上させることができる。
Therefore, according to the driving
次に、本実施形態の変形例について説明する。図15に示される第1変形例は、フィーダ部26の移動に連動して動作する障壁部28aが設けられた構造である。すなわち、トリガ操作が行われるとフィーダ部26が駆動して障壁部28aが供給通路27aを閉鎖するものであり、図15(a)は供給通路27aが障壁部28aによって閉鎖された状態である。フィーダ部26の前方側への移動に伴ってフィーダ部26に設けられた押下部34が障壁部28aの係合部28eの傾斜面を押圧する。押下部34が係合部28eを押圧することで、図15(b)に示されるように、フィーダ部26の移動に連動して供給通路27aが開放され、フィーダ部26によって所定の釘18が送られる。本第1変形例においても、送り出す釘18の配置を規制可能な障壁部28aが設けられたことで、打込機1の信頼性を向上させることができる。
Next, a modification of this embodiment will be described. The first modification shown in FIG. 15 has a structure in which a
図16に示される第2変形例は、トリガ操作(またはプッシュレバー25の移動)に連動して動作する障壁部28aが設けられた構造である。すなわち、トリガ操作が行われるとプッシュレバー25の移動に連動して押下部35が駆動し、これにより、障壁部28aが供給通路27aを閉鎖するものである。図16(a)は供給通路27aが障壁部28aによって閉鎖された状態であり、図16(b)は供給通路27aが開放された状態である。すなわち、トリガ操作に連動させて障壁部28aを動作させてもよく、その結果、本第2変形例によっても打込機1の信頼性を向上させることができる。
The second modification shown in FIG. 16 has a structure in which a
図17に示される第3変形例は、ガイド部28として、供給通路27aに設けられて釘18の配置場所を示す表示部28bが設けられた場合である。この表示部28bの位置に合わせて所定の釘18を配置することで、打撃領域8dへの釘18の過剰装填を抑制することができ、打込機1の信頼性を向上させることができる。
A third modification shown in FIG. 17 is a case where a
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、釘18の配置をガイドするガイド部28が、図2に示されるような射出口8cを形成する3方向の壁部28cであってもよい。この壁部28cは、射出部8の一部であり、ピストン11およびドライバブレード16の打撃方向(上下方向P)視で射出口8cの周囲の3方向を囲む形状となっている。該3方向とは、射出口8cから見て供給通路27aに向かう方向(第1方向の他方側)を除くその周囲の3方向である。射出口8cがその3方向が壁部28cによって囲まれていることで、射出口8cへの釘18の過剰装填を抑制することができ、打込機1の信頼性を向上させることができる。
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be modified in various ways without departing from the gist thereof. For example, the
1…打込機(作業機)、2…ハウジング、3…シリンダケース、4…モータケース、5…ハンドル、6…打撃部、7…連結部、8…射出部、8a…第1射出部、8b…第2射出部、8c…射出口、8d…打撃領域、8e…回動軸、9…射出通路、10…シリンダ、11…ピストン、12…ピストン室、13…蓄圧室、14…蓄圧容器、15…ダンパ、16…ドライバブレード、17…トリガ部、17a…トリガスイッチ、18…釘(止具)、18a…先頭釘、18b…2番目釘、18c…3番目釘、18d…4番目釘、18e…ワイヤ、19…マガジン(収容部)、19a…マガジンカバー、19b…回動軸、20…電動モータ、21…出力軸、22…バッテリ、23…コントローラ(制御部)、24…相手材、25…プッシュレバー、26…フィーダ部、26a…フィーダスプリング、26b…第2送り爪、26c…第1送り爪、27…供給部、27a…供給通路、28…ガイド部、28a…障壁部、28b…表示部、28c…壁部、28d…係合部、28e…係合部、29…ねじりばね、30…ネイルガイド(蓋部)、30a…嵌合部、30b…回動軸、30c…押圧部、30d…爪部、30e…ネイルガイドスプリング、31…開口部、32…ソレノイド、32a…ソレノイドスプリング、33…可動鉄芯、34…押下部、35…押下部、B1…後端位置、F1…前端位置、P…上下方向、Q…前後方向(第1方向)、R…左右方向
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記射出口の打撃領域に配置された前記止具を打撃する打撃部と、
前記止具を前記打撃領域に供給する供給部と、
前記供給部に前記止具を補充するときに、前記止具の配置をガイドするガイド部と、
を有する、作業機。 an injection part having an injection port in which a stopper can be placed;
a striking part that strikes the stopper disposed in a striking area of the injection port;
a supply unit supplying the stop to the striking area;
a guide part that guides the arrangement of the stopper when replenishing the supply part with the stopper;
A working machine with
前記ガイド部は、所定の個数より多い個数の前記止具が、前記後端位置よりも前記第1方向の一方側へ配置されることを規制可能である、請求項1に記載の作業機。 The supply unit includes a storage unit that accommodates a plurality of the stops connected in a row, and supplies the stops to the striking area by moving in one side in a first direction from a rear end position to a front end position. a feeder section to
The working machine according to claim 1, wherein the guide section is capable of restricting a number of the stops that are larger than a predetermined number from being disposed to one side in the first direction from the rear end position.
前記収容部は、前記供給通路を外部に開放する開状態と、外部に開放しない閉状態との間で切替可能であって、前記開状態にあるときに内部に前記止具を補充可能となる蓋部を有し、
前記ガイド部は、前記蓋部が前記開状態にあるときに前記止具の配置の規制を行う、請求項2に記載の作業機。 The supply section has a supply passage for supplying the stopper from the storage section to the injection port,
The storage section is switchable between an open state in which the supply passage is opened to the outside and a closed state in which it is not opened to the outside, and when in the open state, the stopper can be replenished inside. It has a lid part,
The working machine according to claim 2, wherein the guide section regulates the arrangement of the stopper when the lid section is in the open state.
前記ガイド部は、前記供給通路内に位置して前記止具と当接可能な障壁部を有する、請求項2に記載の作業機。 The supply section has a supply passage for supplying the stopper from the storage section to the injection port,
The working machine according to claim 2, wherein the guide section has a barrier section that is located within the supply passage and can come into contact with the stopper.
前記ガイド部は、前記供給通路に設けられて前記止具の配置場所を示す表示部である、請求項1に記載の作業機。 The supply section has a supply passage that supplies the stoppers from a housing section that accommodates a plurality of the stoppers to the injection port,
The working machine according to claim 1, wherein the guide portion is a display portion provided in the supply passage and indicating a location where the stopper is placed.
1 . The guide portion is a wall portion that is a part of the ejection portion and is provided in three directions other than the other side of the first direction with respect to the ejection port when viewed from the hitting direction of the hitting portion. Work equipment described in.
Priority Applications (1)
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2022
- 2022-04-15 JP JP2022067295A patent/JP2023157401A/en active Pending
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