JP2023031092A - game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、遊技機に関する。 The present disclosure relates to gaming machines.
従来、この種の遊技機として、透光板に形成された凹凸装飾部が、透光板の板厚面から内部に入射した光を前方へ反射させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, as this type of game machine, there has been known a game machine in which an uneven decorative portion formed on a light-transmitting plate reflects forward light that has entered the inside from the plate thickness surface of the light-transmitting plate (see, for example, Patent Documents 1).
この種の遊技機においては、発光演出の趣向性を向上することが求められている。 In this type of game machine, it is required to improve the taste of the light emitting effect.
本開示の遊技機は、板厚面に対向配置された発光素子から入射した光を前方に反射させる凹凸装飾部が形成された透光板のうち、光の照射方向の外側の側縁部が、前記発光素子から離れるにつれて後方へ向かうように傾斜した外縁傾斜面となっている遊技機である。 In the gaming machine of the present disclosure, the light-transmitting plate having the concave-convex decorative portion that reflects forward the light incident from the light-emitting elements arranged opposite to the plate thickness surface has the outer side edge portion in the direction of light irradiation. , the game machine has an outer edge sloped surface that slopes backward as the distance from the light emitting element increases.
本開示に係る遊技機によれば、外縁傾斜面が光を後方へ反射させ、透光板の端面が発光して悪目立ちすることが防がれるので、発光演出の趣向性を向上することができる。 According to the gaming machine according to the present disclosure, the outer edge inclined surface reflects the light backward, and the end surface of the light-transmitting plate is prevented from emitting light and becoming unsightly. can.
図1~図14を参照して本開示の一実施形態を説明する。図1に示すように、本実施形態に係る遊技機10はパチンコ遊技機であって、前面が前面枠10Zにて覆われ、前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して遊技板11の遊技領域R1が視認可能となっている。なお、以下の説明において、特記しない限り「右」及び「左」とは、遊技機10を前側から見た場合の「右」及び「左」を指すものとする。
An embodiment of the present disclosure will be described with reference to FIGS. 1-14. As shown in FIG. 1, the
前面枠10Zのうちガラス窓10Wの下方には、上皿26及び下皿27が上下2段にして設けられ、下皿27の右側には操作ハンドル28が設けられている。操作ハンドル28を回動操作すると、上皿26に収容された遊技球が遊技領域R1に向けて弾き出される。
Under the
図2に示すように、遊技領域R1は、遊技板11の前面から突出するガイドレール12にて包囲されている。遊技領域R1の中央には、表示窓11Hが貫通形成され、その表示窓11Hを通して表示装置13の表示画面13Gが前方に臨んでいる。表示装置13の表示画面13Gには、遊技に関する種々の演出が表示される。また、表示窓11Hには、前方から進入規制枠23が嵌め込まれている。進入規制枠23は、遊技板11の前面から突出し、遊技領域R1を流下する遊技球が表示窓11Hの内側に進入することを規制している。
As shown in FIG. 2, the game area R1 is surrounded by
遊技領域R1のうち進入規制枠23の下方における左右方向の中央には、センター始動口14Aが設けられ、そのセンター始動口14Aの左斜め下には大入賞口15が設けられている。センター始動口14Aはポケット構造をなし、その上面の開口部に遊技球が入球すると、センター始動口14Aに起因する特別図柄当否判定が行われ、その特別図柄当否判定の結果が表示画面13Gに表示される。大入賞口15は右側に開放し、その大入賞口15の右側には大入賞口15に遊技球を案内するためのスライド扉15Tが設けられている。スライド扉15Tは、前後方向に進退可能に構成され、通常は遊技板11の前面より後方に配置されている。そして、前述した特別図柄当否判定が当たりになると、スライド扉15Tが前方にスライドし、上方から流下してきた遊技球を受け止めて大入賞口15へと案内する。
A center starting opening 14A is provided in the center in the left-right direction below the
遊技領域R1のうち進入規制枠23の右側には、始動ゲート18が設けられ、その始動ゲート18の下方にはサイド始動口14Bが設けられている。始動ゲート18は遊技球が通過可能な門形構造をなしている。遊技球が始動ゲート18を通過すると、普通図柄当否判定が行われ、その普通図柄当否判定の結果が図示しない普通図柄表示部に表示される。サイド始動口14Bは、左側に開放し、その左側にスライド扉15Tと同様の構成をなすスライド扉14Tが設けられている。そして、普通図柄当否判定が当たりになると、スライド扉14Tが前方にスライドし、上方から流下してきた遊技球を受け止めてサイド始動口14Bへと案内する。
A
遊技領域R1の右下には、サイド大入賞口16が設けられている。サイド大入賞口16は、遊技球が転動する転動面16M上に開口し、通常は、転動面16Mの一部を構成するスライド扉16Tにて閉塞されている。そして、サイド始動口14Bに起因する特別図柄当否判定で当たりになると、スライド扉16Tを後退させてサイド大入賞口16を開放し、サイド大入賞口16への遊技球の入球が可能となる。
A side big winning
遊技領域R1のうちセンター始動口14Aの左側と右側には、一般入賞口20がそれぞれ設けられている。センター始動口14A、サイド始動口14B、大入賞口15、サイド大入賞口16、一般入賞口20の何れかに遊技球が入球すると、各入賞口に対応して設定された賞球が上皿26に払い出される。一方、これらの何れにも入賞しなかった遊技球は、遊技領域R1の下端に配置されたアウト口17に取り込まれる。
General winning
遊技板11は透明なアクリル板の一部に装飾が施されてなり、遊技板11のうち表示窓11Hより外側部分を通しても、遊技板11の裏側が視認可能となっている。
The
遊技板11の裏面には、図3に示される機構枠90が取り付けられている。機構枠90は、前後より上下左右に大きく扁平な筐体構造をなし、前面全体が開口している。また、機構枠90の後面には、表示窓11Hに対する画面用開口90Aが形成され、その画面用開口90Aが表示装置13の表示画面13G(図2参照)によって後方から閉塞されている。この機構枠90は、前面が遊技板11の後面に重ねられた状態で固定されている。
A
図4に示すように、機構枠90の内部には、前側にイルミ装飾部材60が取り付けられ、後側に可動役物95が取り付けられている。本実施形態の可動役物95は、牙を模した形状で上下に配され、所定条件の成立(例えば判定結果が当たりになる等)に起因して互いに近づくように移動する構成になっている。イルミ装飾部材60については後に詳説する。
As shown in FIG. 4, inside the
図3及び図4に示すように、機構枠90の前端部には、発光装飾部材30が取り付けられている。発光装飾部材30は、右下が開放したC字状の枠になっていて、その外縁が機構枠90の前端部にねじ止めされて固定される。発光装飾部材30の前端部には遊技板11が取り付けられている。発光装飾部材30は、半分程、遊技板11により前方から覆われているが、遊技板11が透明なため、遊技板11を通して視認可能となっている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the light-emitting
発光装飾部材30は、上部装飾部31と、右辺装飾部32と、左辺装飾部35と、を有している。上部装飾部31は、前方視円形状をなし、発光装飾部材30の上部中央に配されている。また、上部装飾部31は、内蔵された発光素子(図示せず)により発光する。
The light emitting
右辺装飾部32は、上部装飾部31から機構枠90の右辺部中央まで円弧を描くように延び、左辺装飾部35は、上部装飾部31から機構枠90の左辺部中央を通過して機構枠90の下辺部中央まで円弧を描くように延びている。右辺装飾部32と左辺装飾部35とは、形状以外が略同じ構造になっている。
The right side
次に、右辺装飾部32と左辺装飾部35とについて、左辺装飾部35を例にして詳細を説明する。図5及び図6に示すように、左辺装飾部35は、前後に並んだ前側発光パネル36及び後側発光パネル37と、前側発光パネル36と後側発光パネル37との間に配された発光基盤38と、を有している。
Next, the right
前側発光パネル36は、円弧状に延びた発光装飾部36Aと、発光装飾部36Aより外側を前方へ屈曲させたパネル外縁部36Bと、を有している。同様に、後側発光パネル37は、円弧状に延びた発光装飾部37Aと、発光装飾部37Aより外側を後方へ屈曲させたパネル外縁部37Bと、を有している。前側発光パネル36のパネル外縁部36Bの後面及び後側発光パネル37のパネル外縁部37Bの前面からは、前側発光パネル36と後側発光パネル37とをねじ止めするためのねじ用突起36N,37Nが複数突出している。
The front side light-
発光基盤38は、前側発光パネル36と後側発光パネル37とのうちパネル外縁部36B,37Bと対向する形状をなし、前側発光パネル36のパネル外縁部36Bと後側発光パネル37のパネル外縁部37Bとの間に共締めされている。発光基盤38の前面及び後面には、複数の発光素子38A,38Bが配設されている。発光素子38A,38B0は、例えば、複数種類の色に発光するLED等である。
The
また、図5及び図6に示すように、前側発光パネル36及び後側発光パネル37における発光装飾部36A,37Aとパネル外縁部36B,37Bとの境界部分には、発光素子38A,38Bと対応する位置に、複数の貫通孔36C,37Cが形成されている。これにより、各発光素子38A,38Bは貫通孔36C,37Cに受容され、発光素子38A,38Bから出射された光は、貫通孔36C,37Cの内側面から前側発光パネル36及び後側発光パネル37の発光装飾部36A,37A内に進入する。また、この構成により、発光基盤38を、前側発光パネル36及び後側発光パネル37の側方に配置して固定するよりも、発光装飾部材30をコンパクトにすることができる。
As shown in FIGS. 5 and 6, the boundary portions between the light-emitting
図6~図8に示すように、前側発光パネル36及び後側発光パネル37における発光装飾部36A,37Aの裏面には、凹部36U,37Uを有する凹凸導光部36T,37Tが形成されている。
As shown in FIGS. 6 to 8, concave and convex
ここで、本実施形態の遊技機10では、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとが、パネル36,37の長手方向に沿って交互に並んで配されている。詳細には、まず、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tでは、凹部36Uが「く」の字形の矢先形状を縁取った形状になっていて、この凹部36Uが内外2列に分かれて並んでいる。内側の凹部36Uは上向きの矢先形状になっていて、外側の凹部36Uは下向きの矢先形状になっている。1箇所の凹凸導光部36Tでは、凹部36Uが内外4つずつ計8つ並んでいる。そして、この凹凸導光部36Tが、前側発光パネル36の発光装飾部36Aの円弧に沿って、間隔を開けて複数配されている。凹凸導光部36T同士の間隔は、凹凸導光部36Tが入る大きさになっている。なお、発光装飾部36Aの上下の中央部には、内側の凹部36Uのみが形成されている。
Here, in the
後側発光パネル37の凹凸導光部37Tでは、前側発光パネル36の凹部36Uの矢先形状より小さい矢先形状である矢先状凹部37U1、4つを、長い矢先形状の枠をなす枠状凹部37U2で囲んだ形状のものが、内外に並んでいる。前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと同様、内側は上向きの矢先形状になっていて、外側は下向きの矢先形状になっている。後側発光パネル37の各凹凸導光部37Tの大きさは、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tの大きさと略同じになっていて、後側発光パネル37の各凹凸導光部37Tは、前側発光パネル36の凹凸導光部36T同士の間に配置されている。つまり、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとは、前後方向で重ならず、交互に並んで配されている(図9参照。図9中の実線部分が前側の凹凸導光部36Tであり、破線部分が後側の凹凸導光部37Tである)。
In the concave-convex
また、図9に示すように、発光基盤38の前側の発光素子38Aは、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tの側方に配され、後側の発光素子38Bは、後側発光パネル37の凹凸導光部37Tの側方に配されている。換言すれば、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとは、発光素子38A,38Bの並びに沿って交互に配されている。これにより、前側の発光素子38Aからの光の照射線上には、後側発光パネル37の凹凸導光部37Tが配されず、後側の発光素子38Bからの光の照射線上には、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tが配されないようになっている。なお、「光の照射線上」とは、発光素子38A,38Bの発光面と直交する方向をいう。また、後側発光パネル37又は前側発光パネル36の凹凸導光部37T,36Tの大半が前側又は後側の発光素子38A,38Bからの光の照射線上に配されていなければよく、一部は、前側又は後側の発光素子38A,38Bからの光の照射線上に配されていてもよい。
Further, as shown in FIG. 9, the light-emitting
図7及び図8に示すように、前側発光パネル36と後側発光パネル37との右辺部(内縁部)は、共に、前面に向けて断面積が減少した傾斜面36M,37Mになっている。傾斜面36M,37Mは、凹凸がほとんどなく平坦に延びている。これら傾斜面36M,37Mと、前側発光パネル36及び後側発光パネル37の後面とのなす角度は45度以上(本実施形態では60度程)となっている。また、前側発光パネル36の傾斜面36Mと後側発光パネル37の傾斜面37Mとは前後方向で略重なっている。これにより、後側発光パネル37の傾斜面37Mは、前方から見るとほとんど見えなくなっている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the right side portions (inner edge portions) of the front side
さて、凹凸導光部36T,37Tは、通常は、比較的視認困難であるが、発光基盤38の発光素子38A,38Bが発光すると、前側発光パネル36及び後側発光パネル37の内部を通過する光が凹部36U,37U1,37U2の側面で前方に反射されることで、浮かび上がったように発光して視認容易となる。本実施形態では、上向きの矢先形状が並んだ内側の列と、下向きの矢先形状が並んだ外側の列と、が発光して見える。
The uneven
ここで、前側の発光素子38Aと後側の発光素子38Bとは、同時に発光することもあれば、交互に発光することもある。つまり、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとが同時に発光する演出や、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとを交互に光らせる演出を行うことが可能となり、発光演出にバリエーションを持たせることができ、発光演出の趣向性を向上することができる。
Here, the
また、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとを交互に光らせる演出を行うとき、後側発光パネル37の凹凸導光部37Tで前方へ反射した光により前側発光パネル36の凹凸導光部36Tが光ってしまったり、前側又は後側の発光素子38A,38Bからの光や前側発光パネル36又は後側発光パネル37から漏れた光により後側発光パネル37又は前側発光パネル36の凹凸導光部37T,36Tが光ってしまうと、発光する凹凸導光部36T,37Tと発光しない凹凸導光部36T,37Tとの明暗の差が小さくなり、演出の趣向性が低下してしまうことがある。
Further, when the uneven
これに対して、本実施形態の遊技機10では、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとは、前後方向で重なっていないので、後側発光パネル37の凹凸導光部37Tで前方へ反射した光により前側発光パネル36の凹凸導光部36Tが光ってしまうことが抑制される。また、前側の発光素子38Aからの光の照射線上には、後側発光パネル37の凹凸導光部37Tが配されず、後側の発光素子38Bからの光の照射線上には、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tが配されないようになっているので、前側又は後側の発光素子38A,38Bからの光や前側発光パネル36又は後側発光パネル37から漏れた光が後側発光パネル37又は前側発光パネル36に入光しても、凹凸導光部37T,36Tが光りにくくなっている。これにより、発光する凹凸導光部36T,37Tと発光しない凹凸導光部36T,37Tとの明暗の差が明瞭になり、演出の趣向性が向上する。
On the other hand, in the
また、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとを同じタイミングで異なる色に光らせる演出が行われることもある。このときも、前側発光パネル36の凹凸導光部36Tと後側発光パネル37の凹凸導光部37Tとが前後方向で重ならず、かつ、前側又は後側の発光素子38A,38Bからの光や前側発光パネル36又は後側発光パネル37から漏れた光により後側発光パネル37又は前側発光パネル36の凹凸導光部37T,36Tが光りにくくなっているので、色が混ざりにくく、色の違いを明瞭にすることができる。
Further, an effect may be performed in which the uneven
ところで、発光パネル36,37の右辺部(内縁部)の端面が前面及び後面と直交する場合、その端面が光って見え、悪目立ちすることがあるが、本実施形態では、前側発光パネル36と後側発光パネル37との右辺部(内縁部)は、共に、前面に向けて断面積が減少した傾斜面36M,37Mになっていて、前側発光パネル36及び後側発光パネル37の内部を通過して右辺部に到達した光が側面で後方へ反射されるので(図7及び図8参照)、端面の発光が弱くなり、端面が悪目立ちすることが防がれる。また、前側発光パネル36の傾斜面36Mと後側発光パネル37の傾斜面37Mとが前後方向で略重なっているので、前側発光パネル36及び後側発光パネル37の端面(傾斜面36M,37M)が光っていたとしても、その範囲を小さくすることができる。また、前側発光パネル36及び後側発光パネル37の傾斜面36M,37Mと、前側発光パネル36及び後側発光パネル37の後面とのなす角度が45度以上(本実施形態では60度程)となっているので、前側発光パネル36及び後側発光パネル37の前面が小さくなりすぎず、装飾(凹凸導光部36T,37T)を大きくとることができる。
By the way, when the end surfaces of the right side portions (inner edge portions) of the
次に、イルミ装飾部材60について説明する。図10に示すように、イルミ装飾部材60は、前枠65と後枠66との間に、前後方向で対向した前側イルミパネル61及び後側イルミパネル62と、スペーサ63と、を組み付けてなる。スペーサ63は、前側イルミパネル61と後側イルミパネル62との外縁部同士の間に配されている。また、図10及び図11に示すように、前側イルミパネル61及び後側イルミパネル62の左方には、発光素子71,72を備える発光基盤70が配され、発光基盤70と前側イルミパネル61及び後側イルミパネル62との間には、発光素子71,72からの光を拡散させる透光帯板74が配されている。
Next, the
発光基盤70には、前側イルミパネル61の左側面に対向する複数の前側発光素子71と、後側イルミパネル62の左側面に対向する複数の後側発光素子72とがそれぞれ列をなして配されている。また、透光帯板74は、左辺部が直線状である一方、右辺部が、半円状の円弧部74Aが複数並んだ形状をなし、上下方向に延びている。そして、発光素子71,72から射出された光は、透光帯板74を介してイルミパネル61,62に入光する。
A plurality of front
前側及び後側のイルミパネル61,62には、遊技の進行に応じて発光する凹凸装飾部61A,62Aが備えられている。図12には、例として、前側イルミパネル61の凹凸装飾部61Aが示されている。凹凸装飾部61Aは、イルミパネル61の後面に陥没形成された凹部61Bにより構成され、通常は視認困難となっている。凹部61Bは、イルミパネル61の後面に対して直交した直交面61Cと、イルミパネル61の後面に対して傾斜した傾斜面61Dと、を有している。
そして、発光基盤70の発光素子71が発光し、イルミパネル61の内部に光が入射されたときは、イルミパネル61内を通過する光が凹部61Bの傾斜面61Dで前方へ反射されることで、凹凸装飾部61Aが浮かび上がったように発光して視認可能となる。なお、前側イルミパネル61の凹凸装飾部61Aと、後側イルミパネル62の凹凸装飾部62Aと、は異なる絵柄が描かれている。
When the light-emitting
なお、傾斜面61Dの向きが異なる2種類の凹凸装飾部61Aを備えると共に、それら傾斜面61Dが向く方向(例えば、上方と左方)のそれぞれに発光素子71を備え、上辺部の発光素子71のみを発光させたときと左辺部の発光素子71のみを発光させたときとで異なる絵柄が浮かび上がるように構成してもよい。また、前側の発光素子71と後側の発光素子72とが同時に発光する構成であってもよいし、異なるタイミングで発光する構成であってもよい。
Two types of concave-convex
ここで、本実施形態では、イルミ装飾部材60において、前側イルミパネル61の凹凸装飾部61Aの発光が揺らいで見える「揺らぎ発光演出」が行われることがある。この「揺らぎ発光演出」は以下のように行われる。即ち、図13に示すように、本実施形態では、複数の前側発光素子71が、一つおきに、第1素子71Aと第2素子71Bとに振り分けられている。そして、第1素子71A群と第2素子71B群とを交互に光らせることで、同一の凹部61Bにおいて、第1素子71Aからの光と第2素子71Bからの光とで反射した光の向きが異なり、光が揺らいでいるように感じさせることができる(図14参照)。
Here, in the present embodiment, in the illumination
また、第1素子71Aからの光の色と第2素子71Bからの光の色とは、同系色の異なる色になっている。これにより、向きの異なる光の違いをより感じさせやすくなり、より光が揺らいでいるように感じさせることができる。また、同系色にすることで、色の違いを光の揺らぎによる色の変化のように感じさせることができ、より光が揺らいでいるように感じさせることができる。
Also, the color of the light from the
なお、同系色とは、明度もしくは彩度だけが異なる色の組み合わせや、トーンは異なるが同じ色相の色の組み合わせ、トーンは同じで色相上近い色の組み合わせ、のことをいう。また、トーンが近く、色相上も近い色の組み合わせであってもよい。 Note that similar colors refer to a combination of colors that differ only in lightness or saturation, a combination of colors that differ in tone but have the same hue, or a combination of colors that have the same tone but are close in hue. Also, a combination of colors that are close in tone and close in hue may be used.
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、凹凸導光部36T,37T及び凹凸装飾部61A,62Aが、裏面に形成されていたが、光を前方へ反射させる構成であれば表面や内部に形成されていてもよい。
[Other embodiments]
(1) In the above embodiment, the uneven
(2)前側の凹凸導光部36Tと後ろ側の凹凸導光部37Tとは、光の照射線上で並んでいてもよい。
(2) The uneven
(3)発光装飾部材30の発光基盤38は、前側発光パネル36と後側発光パネル37との間に配されていたが、イルミ装飾部材60の発光基盤70と同様に、外方に配されていてもよい。
(3) The light-emitting
(4)各凹部36U,37U,61Bは、断面が先細った形状ではなく、断面が半球状であってもよい。
(4) Each of the
(5)上記実施形態では、前側発光パネル36と後側発光パネル37との平面形状が略同形状であったが、それぞれ異なる形状であってもよい。
(5) In the above embodiment, the planar shapes of the front
(6)上記実施形態では、第1素子71Aと第2素子71Bとが交互に発光していたが(つまり、発光強度が例えば「100」と「0」との切り替えであったが)、弱い発光と強い発光とを交互に切り替える構成であってもよい。
(6) In the above embodiment, the
<付記>
以下、上述した実施形態から抽出される発明群Aについて、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお、以下では、理解の容易のため、上記実施形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
<Appendix>
Hereinafter, the invention group A extracted from the above-described embodiments will be described while showing effects and the like as necessary. In the following description, for ease of understanding, configurations corresponding to the above-described embodiments are appropriately shown in parentheses or the like, but are not limited to the specific configurations shown in parentheses or the like.
(発明群A)
発明群Aは、遊技機に関し、「従来、この種の遊技機として、透光板に形成された凹凸装飾部が、透光板の板厚面から内部に入射した光を前方へ反射させるものが知られている(例えば、特開2015-58039号公報(段落[0031]等)参照)。」という背景技術について、「この種の遊技機においては、発光演出の趣向性を向上することが求められている。」という課題をもってなされたものと考えることができる。
(Invention group A)
Invention group A relates to a game machine, and states, ``Conventionally, in this type of game machine, the concave and convex decorative portions formed on the light-transmitting plate reflect forward the light incident inside from the plate thickness surface of the light-transmitting plate. is known (see, for example, Japanese Unexamined Patent Application Publication No. 2015-58039 (paragraph [0031], etc.)). It can be considered that it was made with the task of "It is required."
[発明A1]
前後方向で対向し、板厚面に照射された光を前方に反射させる凹凸装飾部(36T,37T)がそれぞれ形成された1対の透光板(36,37)を備え、
後側の前記透光板の前記凹凸装飾部である後側凹凸装飾部と、前側の前記透光板の前記凹凸装飾部である前側凹凸装飾部とが、前後方向で重ならない位置に配置されている遊技機。
[Invention A1]
A pair of light-transmitting plates (36, 37) facing each other in the front-rear direction and having concave-convex decorative portions (36T, 37T) respectively formed to reflect forward the light irradiated on the plate thickness surface,
The rear concave-convex decorative portion, which is the concave-convex decorative portion of the light-transmitting plate on the rear side, and the front concave-convex decorative portion, which is the concave-convex decorative portion of the light-transmitting plate on the front side, are arranged at positions that do not overlap in the front-rear direction. Pachislot and Pachinko Machines.
発明A1に係る遊技機によれば、前後方向で対向する1対の透光板の発光により、発光演出にバリエーションを持たせることができ、発光演出の趣向性を向上することができる。 According to the gaming machine according to the invention A1, the light emission of the pair of light-transmitting plates facing each other in the front-rear direction can provide variation in the light emission effect and improve the interest of the light emission effect.
[発明A2]
前側及び後側の前記透光板の前記板厚面にそれぞれ対向配置された発光素子(38A,38B)を備え、
前側と後側との一方の前記発光素子の光の照射線上には、前側と後側との他方の前記凹凸装飾部が配されていない発明A1に記載の遊技機
[Invention A2]
light-emitting elements (38A, 38B) arranged opposite to the plate thickness surfaces of the light-transmitting plates on the front side and the rear side, respectively;
The game machine according to Invention A1, wherein the concave and convex decorative portion of the other of the front side and the rear side is not arranged on the irradiation line of the light of the light emitting element of the one of the front side and the rear side.
[発明A3]
前側及び後側の前記透光板の間に、前記板厚面に向けて発光する発光素子を両面に備える発光基盤(38)が挟まれている発明A1又はA2に記載の遊技機。
[Invention A3]
The gaming machine according to Invention A1 or A2, wherein a light emitting base (38) having light emitting elements that emit light toward the plate thickness surface on both sides thereof is sandwiched between the front and rear transparent plates.
[発明A4]
前側及び後側の前記透光板には、前記発光素子を受容する貫通孔(36C,37C)が形成され、
前記発光素子は、前記板厚面としての前記貫通孔の内側面に向けて発光する発明A3に記載の遊技機。
[Invention A4]
Through holes (36C, 37C) for receiving the light-emitting elements are formed in the light-transmitting plates on the front side and the rear side,
The gaming machine according to Invention A3, wherein the light emitting element emits light toward an inner side surface of the through hole as the plate thickness surface.
[発明A5]
前側及び後側の前記透光板は、共に帯状をなし、
その長手方向で、前記前側凹凸装飾部と前記後側凹凸装飾部とが交互に並んでいる発明A1からA4の何れか1の発明に記載の遊技機。
[Invention A5]
The light-transmitting plates on the front side and the rear side are both strip-shaped,
The game machine according to any one of inventions A1 to A4, wherein the front concave-convex decorative portion and the rear concave-convex decorative portion are alternately arranged in the longitudinal direction.
(発明群B)
発明群Bは、遊技機に関し、「従来、この種の遊技機として、透光板に形成された凹凸装飾部が、透光板の板厚面から内部に入射した光を前方へ反射させるものが知られている(例えば、特開2015-58039号公報(段落[0031]等)参照)。」という背景技術について、「この種の遊技機においては、発光演出の趣向性を向上することが求められている。」という課題をもってなされたものと考えることができる。
(Invention group B)
Invention group B relates to a game machine, "conventionally, in this type of game machine, the concave-convex decorative portion formed on the light-transmitting plate reflects forward the light incident inside from the plate thickness surface of the light-transmitting plate. is known (see, for example, Japanese Unexamined Patent Application Publication No. 2015-58039 (paragraph [0031], etc.)). It can be considered that it was made with the task of "It is required."
[発明B1]
板厚面に対向配置された発光素子(38A,38B)から入射した光を前方に反射させる凹凸装飾部(36T,37T)が形成された透光板(36,37)のうち、光の照射方向の外側の側縁部が、前記発光素子から離れるにつれて後方へ向かうように傾斜した外縁傾斜面(36M,37M)となっている遊技機。
[Invention B1]
Of the light-transmissive plates (36, 37) formed with uneven decorative portions (36T, 37T) that reflect forward the light incident from the light-emitting elements (38A, 38B) arranged opposite to the plate thickness surface, light irradiation A gaming machine in which the side edges on the outer side of the direction are formed as outer edge inclined surfaces (36M, 37M) inclined toward the rear as the distance from the light emitting element increases.
発明B1に係る遊技機によれば、外縁傾斜面が光を後方へ反射させ、透光板の端面が発光して悪目立ちすることが防がれるので、発光演出の趣向性を向上することができる。 According to the game machine according to the invention B1, the outer edge inclined surface reflects the light backward, and the end surface of the light-transmitting plate is prevented from emitting light, which is conspicuous. can.
[発明B2]
前記外縁傾斜面は、平坦に延びている発明B1に記載の遊技機。
[Invention B2]
The gaming machine according to invention B1, wherein the outer edge inclined surface extends flat.
[発明B3]
前記外縁傾斜面と前記透光板の後面とのなす角度が45度以上になっている発明B1又はB2に記載の遊技機。
[Invention B3]
The game machine according to invention B1 or B2, wherein the angle between the outer edge inclined surface and the rear surface of the light transmitting plate is 45 degrees or more.
[発明B4]
前後方向で対向する前側の前記透光板と、後側の前記透光板と、を備え、
前側の前記透光板の前記外縁傾斜面と、後側の前記透光板の前記外縁傾斜面と、が前後方向で対向している発明B1からB3の何れか1の発明に記載の遊技機。
[Invention B4]
The light-transmitting plate on the front side and the light-transmitting plate on the rear side facing each other in the front-rear direction,
The gaming machine according to any one of Inventions B1 to B3, wherein the outer sloped surface of the light-transmitting plate on the front side and the sloped outer edge of the light-transmitting plate on the rear side face each other in the front-rear direction. .
[発明B5]
前側及び後側の前記透光板の間に、前記発光素子を両面に備える発光基盤(38)が挟まれている発明B4に記載の遊技機。
[Invention B5]
The game machine according to invention B4, wherein a light emitting substrate (38) having the light emitting elements on both sides thereof is sandwiched between the front and rear transparent plates.
[発明B6]
前側及び後側の前記透光板には、前記発光素子を受容する貫通孔(36C,37C)が形成され、
前記発光素子は、前記板厚面としての前記貫通孔の内側面に向けて発光する発明B5に記載の遊技機。
[Invention B6]
Through holes (36C, 37C) for receiving the light-emitting elements are formed in the light-transmitting plates on the front side and the rear side,
The gaming machine according to Invention B5, wherein the light emitting element emits light toward the inner surface of the through hole as the plate thickness surface.
[発明B7]
前記発光基盤は、前側及び後側の前記透光板の間に共締めされている発明B5又はB6に記載の遊技機。
[Invention B7]
The game machine according to invention B5 or B6, wherein the light-emitting base is fastened together between the light-transmitting plates on the front side and the rear side.
(発明群C)
発明群Cは、遊技機に関し、「従来、この種の遊技機として、透光板に形成された凹凸装飾部が、透光板の板厚面から内部に入射した光を前方へ反射させるものが知られている(特開2015-58039号公報(段落[0031]等)参照)。」という背景技術について、「この種の遊技機においては、発光演出の趣向性を向上することが求められている。」という課題をもってなされたものと考えることができる。
(Invention group C)
Invention group C relates to a game machine, "conventionally, in this type of game machine, the concave-convex decorative part formed on the light-transmitting plate reflects forward the light incident inside from the plate thickness surface of the light-transmitting plate. is known (see Japanese Patent Laid-Open No. 2015-58039 (paragraph [0031], etc.)). It can be considered that this was done with the challenge of
[発明C1]
透明板(61)の裏面又は表面に凹凸形成され、板厚面から入射した光を前方へ反射させる凹凸装飾部(61A)と、
前記透明板の前記板厚面に対向配置されて発光する複数の発光素子と、を備え、
前記複数の発光素子は、交互に発光する第1素子(71A)群と第2素子(71B)群と、を含む遊技機。
[Invention C1]
a concave-convex decoration part (61A) formed on the back or front surface of the transparent plate (61) to reflect forward the light incident from the plate thickness surface;
a plurality of light emitting elements that are arranged to face the plate thickness surface of the transparent plate and emit light,
A gaming machine in which the plurality of light emitting elements includes a first element (71A) group and a second element (71B) group that alternately emit light.
発明C1に係る遊技機によれば、凹凸装飾部で、第1素子群の発光素子からの光と第2素子群の発光素子からの光とが異なる向きで反射され、凹凸装飾部の発光を揺らいで見せることができ、発光演出の趣向性を向上することができる。 According to the gaming machine according to the invention C1, the light from the light-emitting elements of the first element group and the light from the light-emitting elements of the second element group are reflected in different directions by the concave-convex decorative portion, so that light emitted from the concave-convex decorative portion is reflected. It can be shown in a flickering manner, and the taste of the light emission presentation can be improved.
[発明C2]
前記第1素子群と前記第2素子群とは、交互に発光する発明C1に記載の遊技機。
[Invention C2]
The gaming machine according to Invention C1, wherein the first element group and the second element group alternately emit light.
[発明C3]
前記第1素子群の発光素子と前記第2素子群の発光素子とは、1つずつ交互に並んでいる発明C1又はC2に記載の遊技機。
[Invention C3]
The gaming machine according to invention C1 or C2, wherein the light emitting elements of the first element group and the light emitting elements of the second element group are alternately arranged one by one.
[発明C4]
前記第1素子群の発光素子の発光色と前記第2素子群の発光素子の発光色とが異なる色になっている発明C1からC3の何れか1の発明に記載の遊技機。
[Invention C4]
The gaming machine according to any one of inventions C1 to C3, wherein the light emitting elements of the first element group and the light emitting elements of the second element group have different colors.
[発明C5]
前記第1素子群の発光素子の発光色と前記第2素子群の発光素子の発光色とは、同系色である発明C4に記載の遊技機。
[Invention C5]
The game machine according to invention C4, wherein the luminescent color of the light emitting elements of the first element group and the luminescent color of the light emitting elements of the second element group are similar colors.
なお、本明細書及び図面には、特許請求の範囲に含まれる技術の具体例が開示されているが、特許請求の範囲に記載の技術は、これら具体例に限定されるものではなく、具体例を様々に変形、変更したものも含み、また、具体例から一部を単独で取り出したものも含む。 Although specific examples of the technology included in the claims are disclosed in the specification and drawings, the technology described in the claims is not limited to these specific examples. Various modifications and changes of the examples are included, and a part of specific examples is also included.
10 遊技機
30 発光装飾部材
36 前側発光パネル
36C 貫通孔
36M 傾斜面
36T 凹凸導光部
36U 凹部
37 後側発光パネル
37A 発光装飾部
37B パネル外縁部
37C 貫通孔
37M 傾斜面
37T 凹凸導光部
37U 凹部
38 発光基盤
38A,38B 発光素子
60 イルミ装飾部材
61 前側イルミパネル
61A 凹凸装飾部
61B 凹部
62 後側イルミパネル
70 発光基盤
71 前側発光素子
71A 第1素子
71B 第2素子
10
Claims (7)
前側の前記透光板の前記外縁傾斜面と、後側の前記透光板の前記外縁傾斜面と、が前後方向で対向している請求項1から3の何れか1の請求項に記載の遊技機。 The light-transmitting plate on the front side and the light-transmitting plate on the rear side facing each other in the front-rear direction,
4. The apparatus according to any one of claims 1 to 3, wherein the outer sloped surface of the light-transmitting plate on the front side and the sloped outer edge of the light-transmitting plate on the rear side face each other in the front-rear direction. game machine.
前記発光素子は、前記板厚面としての前記貫通孔の内側面に向けて発光する請求項5に記載の遊技機。 Through-holes for receiving the light-emitting elements are formed in the light-transmitting plates on the front side and the rear side,
6. The game machine according to claim 5, wherein the light emitting element emits light toward the inner surface of the through hole as the plate thickness surface.
Priority Applications (1)
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