JP2022097370A - 発光装置の製造方法及び発光装置 - Google Patents
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Description
図1Aは、第1実施形態に係る発光装置の構成を模式的に示す斜視図である。図1Bは、第1実施形態に係る発光装置の構成を模式的に示す平面図である。図1Cは、図1BのIC-IC線における断面図である。図1Dは、図1BのID-ID線における断面図である。図1Eは、発光装置の構成を模式的に示す底面図である。図1Fは、ランク分けされた光源の組み合わせを示す模式図である。
発光装置200は、複数の光源100と、複数の光源100を接合する接合部材60と、を備える。光源100は、発光部110を有する上面101と、上面101と反対側であって外部接続端子3を有する下面102と、上面101と下面102との間の側面103とを備えている。光源100は、例えば略直方体形状である。複数の光源100は、光源100の上面101と下面102とが接合部材60から露出し、かつ、外部接続端子3が接合部材と離隔するように側面103同士が接合部材60を介して接合されることにより、1つの発光装置200を構成している。ここでは、発光装置200として、同じ発光色の3つの光源100が、発光部110が1行3列に配置されるように、側面同士が接合されている。
光源100は略直方体形状であり、上面に発光部を有し、下面に外部接続のための外部接続端子3を有する。光源100は、基板10と、基板10上に載置された発光素子と、発光素子を被覆する透光性部材30と、透光性部材の上面を露出し、側面を被覆する被覆部材50と、を備える。被覆部材50から露出する透光性部材30の上面は、光源100の発光部を構成し、発光素子からの光を外部に放出する。被覆部材50は光源の上面の一部及び外側面の少なくとも一部を構成する。
基板10は、発光素子20を載置する部材である。基板10は、例えば平面視略矩形状である。基板10は、平板状であってもよいし、上面に発光素子20を収納するための凹部を備えていてもよい。
基板10は、光源の電極として機能する複数の配線と、絶縁性の基材とを備える。基板10は、例えば配線層を備えたセラミック基板や、リード電極と樹脂とが一体に成形された樹脂パッケージ等を用いることができる。
配線としては、例えば、Fe、Cu、Ni、Al、Ag、Au、Pt、Ti、W、Pd等の金属又は、これらの少なくとも一種を含む合金が挙げられる。また、配線は、表面にめっき層を有することができる。めっき層は、例えば、Au、Ag、Cu、Pt、または、これらの一種を含む合金を用いることができる。
発光素子20は、発光ダイオードを用いるのが好ましい。発光素子20の形状や大きさ等は任意のものを選択できる。発光素子20は、任意の波長のものを選択することができる。例えば、青色、緑色の発光素子20としては、窒化物系半導体(InXAlYGa1-X-YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)、ZnSe、GaP等を用いたものを使用することができる。赤色の発光素子20としては、窒化物系半導体素子の他にもGaAlAs、AlInGaP等を用いることができる。発光素子を波長変換部材と組み合わせて使用する場合には、その波長変換部材を効率的に励起できる短波長が発光可能な窒化物半導体からなる発光素子を用いることが好ましい。
発光素子20は、例えば、成長用のサファイア基板など透光性の支持基板上に半導体層を備えている。また、発光素子20は、支持基板を備えていなくてもよい。
透光性部材30は、発光素子20を被覆し、発光素子20から出射される光を透過して外部に放出する部材である。透光性部材30の上面は、光源100の上面において被覆部材50から露出し、光源の発光部を構成する。透光性部材30は、発光素子20からの光及び/又は発光素子20からの光が波長変換された光(例えば、波長320nm~850nmの範囲の光)の60%以上を透過するものが挙げられ、70%以上の光を透過するものが好ましい。このような部材は、例えば、ガラス、セラミックス、サファイア等の無機材料、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂のうちの一種以上を含む樹脂又はハイブリッド樹脂等の有機材料が挙げられる。
(O,N)16(但し、0<z≦2であり、MはLi、Mg、Ca、Y、及びLaとCeを除くランタニド元素)等が挙げられる。この他、上記緑色発光する蛍光体の中には黄色発光する蛍光体もある。また例えば、イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体は、Yの一部をGdで置換することにより、発光ピーク波長を長波長側にシフトさせることができ、黄色発光が可能である。また、これらの中には、橙色発光が可能な蛍光物質もある。
赤色発光する蛍光体としては、窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CASN又はSCASN)系蛍光体(例えば(Sr,Ca)AlSiN3:Eu)、BSESN系蛍光体
(例えば(Ba,Sr,Ca)2Si5N8:Eu)等が挙げられる。この他、マンガン賦活フッ化物系蛍光体(一般式(I)A2[M1-aMnaF6]で表される蛍光体(但し、上記一般式(I)中、Aは、K、Li、Na、Rb、Cs及びNH4からなる群から選ばれる少なくとも一種であり、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選ばれる少なくとも一種の元素であり、aは0<a<0.2を満たす))が挙げられる。このマンガン賦活フッ化物系蛍光体の例としては、KSF系蛍光体(例えばK2SiF6:Mn)、KSAF系蛍光体(例えば、K2Si0.99Al0.01F5.99:Mn)およびMGF系蛍光体(例えば、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn)等がある。
KSAF系蛍光体としては、下記式(I)で表される組成を有していてよい。
M2[SipAlqMnrFs] (I)
式(I)中、Mはアルカリ金属を示し、少なくともKを含んでよい。Mnは4価のMnイオンであってよい。p、q、r及びsは、0.9≦p+q+r≦1.1、0<q≦0.1、0<r≦0.2、5.9≦s≦6.1を満たしていてよい。好ましくは、0.95≦p+q+r≦1.05又は0.97≦p+q+r≦1.03、0<q≦0.03、0.002≦q≦0.02又は0.003≦q≦0.015、0.005≦r≦0.15、0.01≦r≦0.12又は0.015≦r≦0.1、5.92≦s≦6.05又は5.95≦s≦6.025であってよい。例えば、K2[Si0.946Al0.005Mn0.049F5.995]、K2[Si0.942Al0.008Mn0.050F5.992]、K2[Si0.939Al0.014Mn0.047F5.986]で表される組成が挙げられる。このようなKSAF系蛍光体によれば、輝度が高く、発光ピーク波長の半値幅の狭い赤色発光を得ることができる。
また蛍光体や拡散材のバインダーとして樹脂を用いる場合、樹脂としては、前記した透光性部材30に用いる樹脂が挙げられる。
光源は、透光性部材30と発光素子20との間に導光部材40を備えていてもよい。
導光部材40は、例えば、発光素子20と板状又はシート状の透光性部材30とを接合する部材である。導光部材40は、発光素子20からの光を透光性部材30に導光する部材であるため、透光性を有する材料を用いることが好ましい。導光部材40は、発光素子20の側面にも設けられていてもよい。
導光部材40としては、例えば、透光性の樹脂を用いることができる。例えば、前記した透光性部材30に用いる樹脂等が挙げられる。導光部材40は、前記した蛍光体及び/又は拡散材が含有されていてもよい。
被覆部材50は、透光性部材30の上面を露出し、側面を被覆する。また、被覆部材50は、平板状の基板10上に設けられ、発光素子20の側面、透光性部材30の側面を被覆する。発光素子20の側面が導光部材40や透光性部材30で被覆されている場合、被覆部材は、これらの部材を介して発光素子20の側面を被覆する。
被覆部材50は、上記した樹脂に、光反射性物質等のフィラーを含有してもよい。これにより、発光素子からの光を反射させて、上方に効率的に出射させるための光反射部材として機能させることができる。
光反射性物質としては、例えば、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、チタン酸カリウム、酸化亜鉛、窒化ケイ素、窒化硼素等が挙げられる。なかでも、光反射の観点から、屈折率が比較的高い酸化チタンを用いることが好ましい。光反射性物質は、例えば、樹脂の重量に対して、20重量%~80重量%以下の割合で用いることができる。
また、被覆部材は、基板と一体に形成されている形態であってもよい。例えば、上面に発光素子20を収納する凹部を有する基板を用いる場合、被覆部材は、基材と一体に形成された凹部の側壁であってもよい。
光源の配列方向における、透光性部材30の側面を被覆する被覆部材50の幅(つまり透光性部材30の側面から接合部材60に接する光源の外側面までの距離)は、横方向への光漏れを抑制する観点、また光源の小型化の観点から、30μm以上300μm以下とすることが好ましく、50μm以上200μm以下とすることがより好ましい。
接合部材60は、複数の光源100を接合する部材である。接合部材60は、隣接する光源100の対向する側面間に配置される。接合部材60は、光源100の上面101と下面102とが露出するように、かつ、外部接続端子3と離隔して、隣接する光源100の側面103同士を接合している。つまり、発光装置200において、複数の光源100は、光源の発光部を有する上面と、外部接続端子を有する下面とを接合部材から露出させて、側面同士が接合部材を介して接合されている。
接合部材60としては、例えば、遮光性を有するフィラーを含有する樹脂を用いることができる。樹脂としては、透光性部材30に用いる樹脂として例示したものが挙げられる。遮光性を有するフィラーとしては、光吸収性物質、光反射性物質等のフィラーが挙げられる。光反射性物質としては、被覆部材50に用いる光反射性物質として例示したものが挙げられる。光吸収性物質としては、例えば、カーボンブラックやグラファイト等の黒色顔料が挙げられる。また黒色以外の顔料や染料などを添加してもよい。例えば、黒色顔料及び白色顔料を添加した灰色樹脂を用いてもよい。なかでも、黒色樹脂又は灰色樹脂を用いることが好ましい。光源100間に黒色樹脂又は灰色樹脂である接合部材60が設けられることで、光源100からの光の隣の光源100への干渉を抑制することができる。そのため、個別点灯させた際の発光領域と非発光領域とのコントラストが高い、「見切り性」の良好な発光装置とすることができる。
光源間に配置される接合部材60は、光源上面への接合部材60の這い上がり抑制を考慮して、接合部材60の上面が光源の上面と面一となるように配置されることが好ましい。また、接合部材の熱膨張を考慮して、接合部材60の上面は、表面がやや凹状となるように配置されてもよい。
また、光源間に配置される接合部材60は、外部接続端子への接合部材の這い上がり抑制を考慮して、接合部材の下面が光源の下面と面一になるように配置されることが好ましい。また、樹脂の熱膨張を考慮して、接合部材60の下面は、表面がやや凹状となるように配置されてもよい。
凹状の表面は、樹脂の硬化に伴う引け(樹脂の収縮)を利用することができる。
光源間に配置される接合部材60の幅(つまり隣接する光源間の距離)は、光源間の光の干渉の抑制の観点、隣接する光源を同時点灯する際の光源間の暗線発生の抑制の観点、さらに、発光色の異なる光源を組み合わせる場合の混色のしやすさの観点から、1μm以上200μm以下とすることが好ましく、5μm以上50μm以下とすることがより好ましい。
なお、発光装置200が備える複数の光源100は、後記するように、光束及び色度の少なくとも一方でランク分けされた光源から、所望のランクに属する光源を抽出して組み合わせたものである。
さらに、この際、色度ランクが同じ光源で、かつ、光束ランクが異なる光源を組み合わせてもよい。例えば中央に配置される光源100として、周縁に配置される光源100よりも高い光束にランク分けされた光源を配置することができる。例えば、図1Fに示されるように、中央に配置された1つの光源100は、周縁に配置された複数の光源100よりも高く、周縁に配置された複数の光源の光束ランクは同等であることが好ましい。例えば、中央に配置された光源の光束値は400~425ルーメンで、周縁に配置された光源の光束値は375~400ルーメンである。このような発光特性は、ヘッドライト等の車両用灯具に用いる場合に、照射範囲の中央領域をより明るく照射することが可能となり好ましい。また、発光装置と組み合わせるレンズの光学特性等を考慮して、抽出する光源の光束ランクを選択してもよい。
発光装置の製造方法について説明する。
図2は、第1実施形態に係る発光装置の製造方法のフローチャートである。図3A乃至図3Gは、第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
なお、各部材の材質や配置等については、前記した発光装置200の説明で述べた通りであるので、ここでは適宜、説明を省略する。
集合体準備工程S101は、光源の集合体150として、上面に複数の発光部110を有する集合体150を準備する工程である。ここで、集合体150は、光源100の基板10の集合体である集合基板11と、集合基板11上に配置された複数の発光素子20と、複数の発光素子それぞれを被覆する透光性部材と透光性部材の上面を露出し側面を被覆する被覆部材と、を備える。
個片化工程S102は、光源の集合体150を発光部110間で分割して複数の光源100を得る工程である。この工程S102では、隣接する発光部間で厚さ方向に被覆部材50及び集合基板11を分割する。分割は、例えばブレード等を用いて切断することで行うことができる。これによって、発光部110を有する上面101と、上面101と反対側の下面102と、上面101と下面102との間に側面103とを備える光源100を複数得ることができる。
分類工程S103は、個片化工程S102後の光源100の光束及び/又は色度を測定し、測定された値に基づいて光源100をランク分けする工程である。あるいは分類工程S103は、は購入等により準備した光源をランク分けしてもよい。
光束による分類は、測定された光束(単位:ルーメン)の値に基づいて、例えば、光束が高いランクに属する光源100H、光束が中間のランクに属する光源100M、光束が低いランクに属する光源100Lの3つのランクに分類することができる。なお、ランク分けによる分類は、発光装置200の所望の光学特性及び光源100の配置形態に応じて、2つのランク、または、4つ以上のランクに分類してもよい。
準備工程S104は、発光部を有する上面と、上面と反対側の下面と、上面と下面との間の側面とを備え、光束及び色度の少なくとも一方でランク分けされた光源を複数準備する工程である。光源は、光束及び色度の少なくとも一方でランク分けされた光源を購入等により準備してもよく、あるいは、分類工程S103でランク分けされた光源100を準備してもよい。例えば、準備工程S104では、色度の分類(ランク分け)が同じ白色の光源であって、光束が高いランクに分類される光源100H、光源100Hが属するランクよりも光束が低いランクに属する光源100L、光源100Hが属するランクと光源100Lが属するランクの中間のランクに属する光源100Mを準備する。
抽出工程S105は、前記工程S104で準備された複数の光源100から、所望のランクに属する光源100を複数抽出する工程である。抽出する光源のランクは、発光装置200が所望の光学特性を得るために、適したランクの光源が抽出される。例えば、白色の光源100が複数個配列された発光装置200を作製する場合、光束が高いランクに属する光源100Hと、光束が中間のランクに属する光源100Mとの2種類のランクを抽出する。抽出された2種類のランクの光源100は、光束が高いランクに属する光源100Hを挟むように、光束が中間のランクに属する光源100Mを横方向に配列される。
接合工程S106は、抽出及び配置された光源100の上面101と下面102とが接合部材60から露出するように側面103同士が接合部材60を介して接合する工程である。
接合工程S106では、抽出工程S105で抽出された光源100を支持部材上に配置し、例えば、ポッティングやスプレー等により、光源100間に未硬化の接合部材を配置し、硬化させて接合部材60を形成する。接合部材60は、光源100の側面同士、例えば、個片化工程S102で切断された切断面同士を接合する。粗面となりやすい切断面同士を接合することで、接合部材との密着性を高めることができる。また、接合部材60は、光源100の下面の外部接続端子3を覆うことがないように、外部接続端子3から離隔して配置される。接合工程S106では、接合部材60で外部接続端子3を被覆し、その後、外部接続端子3を被覆する余分な接合部材60を除去してもよい。
支持部材としては、耐熱性樹脂シート、UV硬化シート等からなるシート部材が挙げられる。支持部材として樹脂シートを用いる場合、接合工程S106では、接合部材60で光源100同士を接合した後、接合された光源100の下面からシート部材を除去する工程を含んでいてもよい。
上述する個片化工程で、例えばブレードを用いて集合基板を切断した場合、光源100の対向する側面間に配置される接合部材の幅(つまり隣接する光源100の対向する側面間の距離)をブレードの切り幅より小さくすることで、より光源100を近接させて配置することができる。これにより、得られる発光装置の小型化が実現できる。
<第2実施形態>
発光装置200Tは、複数(ここでは2つ)の光源100T1,100T2と、複数の光源100T1,100T2を接合する接合部材60Tとを備えている。光源100T1,100T2は、発光部110を有する上面101と、上面101と反対側の下面102と、上面101と下面102との間の側面103とを備えている。光源100T1,100T2は、例えば略直方体形状であり、4つの角部を内側に湾曲するように形成されている。複数の光源100T1,100T2は、光源の上面101と下面102とが接合部材60Tから露出するように側面103同士が接合部材60Tを介して接合されることにより、1つの発光装置200Tを構成している。ここでは、発光装置200Tとして、異なる発光色の2つの光源100T1,100T2が、発光部110が一方向に並ぶように、隣接する光源の対向する側面103同士が接合されている。
発光素子20及び保護素子25は、それぞれワイヤ等の導電部材により基板10Tに設けられた配線と電気的に接続されている。
図6A乃至図6Cに示すように、発光ユニット300として、例えば、図4で示す発光装置200Tを第1発光装置200T1及び第2発光装置200T2として2つ一組で使用する構成として説明する。この発光ユニット300は、例えば、自動車や鉄道車両等の車両用灯具として用いることができる。この際、発光ユニット300は、図4で示す発光装置200Tを第1発光装置200T1及び第2発光装置200T2として左右に点対称の位置に配置して構成することが好ましい。
例えば、水色の発光は車両の充電状態を表示させるランプとして、橙色の発光はターンランプとして、白色の発光はデイランニングランプ(DRL)として機能させることができる。
発光装置は、複数の光源が接合部材を介して配置されることで、隣り合う光源の点灯及び消灯による光の影響を受けにくくして、一つ一つの光源の明暗を明確にしている。
なお、発光装置では、複数の光源を使用する場合、直線方向に2つ、あるいは、3つ、あるいは、4つ以上整列させて接合部材を介して隣り合う光源を接合することとして説明したが、例えば、2行2列に光源を配列して構成してもよい。特に、光源で使用される発光素子の光束のランクの異なるものを単独で点灯消灯が可能なように構成することで色のバリエーションを増やすこともできる。
また、発光ユニットの製造方法は、発光色が同じ或いは異なる複数の発光装置集合体及び発光装置を用いて行うこと以外は、第1実施形態の発光装置の製造方法と同様であり、適宜説明を省略する。
3 外部接続端子
4 ビア
8 導電性接続部材
10 基板
11 集合基板
12 載置領域
20 発光素子
25 保護素子
30 透光性部材
40 導光部材
50 被覆部材
60 接合部材
80 モジュール基板
100、100H、100M 光源
100T1 第1光源
100T2 第2光源
100A 青色光源
100B 赤色光源
110、110A、110B、100C 発光部
200、200T 発光装置
200T1 第1発光装置
200T2 第2発光装置
300 発光ユニット
S1 集合体準備工程
S2 個片化工程
S3 分類工程
S4 準備工程
S5 抽出工程
S6 接合工程
Claims (12)
- 発光部を有する上面と、前記上面の反対側であって外部接続端子を有する下面と、前記上面と前記下面との間の側面とを備え、光束及び色度の少なくとも一方でランク分けされた光源を複数準備する準備工程と、
複数の前記光源から、所望のランクに属する前記光源を複数抽出する抽出工程と、
抽出された複数の前記光源の前記上面と前記下面とが接合部材から露出し、かつ、前記外部接続端子が接合部材と離隔するように前記側面同士が前記接合部材を介して接合される接合工程と、を含む発光装置の製造方法。 - 前記準備工程の前に、
上面に複数の発光部を有する光源の集合体を準備する集合体準備工程と、
前記集合体を前記発光部間で分割して複数の前記光源を得る個片化工程と、
前記個片化工程後の前記光源の光束及び色度の少なくとも一方を測定し、測定された光束及び色度の少なくとも一方の値に基づいて前記光源をランク分けする分類工程と、を含む請求項1に記載の発光装置の製造方法。 - 前記接合工程は、前記個片化工程で切断された切断面同士を互いに対向させて接合する請求項2に記載の発光装置の製造方法。
- 前記接合工程において、
前記接合部材は、複数の前記光源の側面全てを被覆する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。 - 前記接合工程において、前記接合部材は異なる発光色の光源同士を接合する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
- 前記接合工程において、前記接合部材は同色で発光する光源同士を接合する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
- 前記接合工程では、複数の前記光源の前記発光部が行列状に配置される請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
- 前記光源は、基板と、前記基板上に載置された発光素子と、前記発光素子を被覆する透光性部材と、前記透光性部材の上面を露出し、側面を被覆する被覆部材と、を備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
- 前記基板は、セラミック基板である請求項8に記載の発光装置の製造方法。
- 前記接合部材は、前記被覆部材よりも光透過率が低い材料を用いる請求項8又は9に記載の発光装置の製造方法。
- 複数の光源と、複数の前記光源を接合する接合部材と、を備え、
前記光源は、発光部を有する上面と、前記上面の反対側であって外部接続端子を有する下面と、前記上面と前記下面との間の側面とを備え、
複数の前記光源は、前記上面と前記下面とが前記接合部材から露出し、かつ前記外部接続端子が前記接合部材と離隔するように前記側面同士が前記接合部材を介して接合されている発光装置。 - 前記光源は、基板と、前記基板上に載置された発光素子と、前記発光素子を被覆する透光性部材と、前記透光性部材の上面を露出し側面を被覆する被覆部材と、を備える請求項11に記載の発光装置。
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