JP2022089314A - ワーク搬送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、本実施形態のワーク搬送装置(10)は、主に、バランサ(100)と、ロボット(200)と、ロボット(200)の動作を制御するロボット制御機構(210)と、制御部(300)とを備える。
バランサ(100)は、単体では動作せず、ロボット(200)の動作に追従して動く。バランサ(100)は、ワーク(30)の荷重と釣り合う力でワーク(30)を持ち上げる。重さが異なる複数種類のワーク(30)に対し、バランサ(100)のロードセル(荷重測定センサー)が各ワーク(30)の重量を検知し、例えばエアシリンダの空気圧を調整する等のバランス調整によって、ワーク(30)の荷重と釣り合う力でワーク(30)を持ち上げることができる。バランサ(100)は、例えば、複数のアーム(103,105,107)を接続して構成される。
ロボット(200)は、例えば6軸のモータを組み合わせたアクチュエータである。バランサ(100)は、従来、人が重量物搬送を行う際の助力装置として使用、操作されてきたが、本実施形態ではバランサ(100)をロボット(200)が人に代わって操作する。バランサ(100)とロボット(200)とを組合せてワーク搬送装置(10)を構成することにより、例えば、重量10kgのワーク搭載部(110)と重量90kgのワーク(30)とを合わせた合計重量100kgの搬送物を、最大可搬重量50kgのロボット(200)によって搬送できる。これにより、ワーク搬送装置(10)全体の小型化を図ることができる。
図1に示すように、ロボット(200)の先端(フランジ(209)の先端)には、例えばエアチャック等の接続機構(215)が設けられる。接続機構(215)は、バランサ(100)先端の被接続機構(109)と結合可能である。被接続機構(109)は、例えば連結プレートである。ロボット(200)は、接続機構(215)を用いてバランサ(100)(ワーク搭載部(110))との連結/開放を行う。
制御部(300)は、搬送対象のワーク(30)の機種切替指令や移動指令などをロボット制御機構(210)を介してロボット(200)に送信する他、ワーク搭載部(110)等のアクチュエータの制御、バランサ(100)等との信号のやり取りなどを行う。バランサ(100)とロボット(200)とは、制御部(300)を介して連携動作を行う。例えば、バランサ(100)が正常に動作しているという信号がバランサ(100)から制御部(300)に送信されると、制御部(300)は、ロボット(200)(ロボット制御機構(210))に対して動作指令を送信する。制御部(300)によるロボット(200)の制御は、ロボット制御機構(210)を介して行われる。
以下、図5~図8を参照しながら、本実施形態のワーク搬送装置(10)によるワーク(30)の搬送フローの一例について説明する。尚、図5~図8において、「ロボット」を「RB」、出力を「OUT」、入力を「IN」と表す場合がある。
本実施形態のワーク搬送装置(10)は、バランサ(100)と、ロボット(200)及びロボット(200)を制御するロボット制御機構(210)と、制御部(300)とを備える。バランサ(100)には、ワーク(30)を把持するワーク搭載部(110)が設けられる。ロボット(200)は、バランサ(100)と協働してワーク(30)を搬送する。制御部(300)は、バランサ(100)の動作を制御すると共に、ロボット制御機構(210)を介してロボット(200)の動作を制御する。制御部(300)は、ロボット(200)がワーク搭載部(110)をワーク(30)の搬送開始位置に移動させたら、ワーク搭載部(110)にワーク(30)を把持させた後、ロボット(200)にワーク(30)を搬送開始位置の上方の負荷確認位置まで移動させる。制御部(300)は、負荷確認位置でバランサ(100)が有負荷状態であることを確認したら、ロボット(200)にワーク(30)を搬送終了位置まで移動させる。
前記実施形態では、ロボット制御機構(210)とは別体に、ワーク搬送装置(10)の制御部(300)を設けたが、これに代えて、ロボット制御機構(210)と制御部(300)とを一体に構成してもよい。但し、ワーク搬送装置(10)を様々な機種のワーク(30)に対応させるためには、ロボット制御機構(210)と制御部(300)とを別体に構成した方が好ましい。
30 ワーク
100 バランサ
110 ワーク搭載部
111 カメラ
112 センサー
200 ロボット
210 ロボット制御機構
300 制御部
Claims (7)
- ワーク(30)を把持するワーク搭載部(110)が設けられたバランサ(100)と、
前記バランサ(100)と協働して前記ワーク(30)を搬送するロボット(200)と、
前記ロボット(200)の動作を制御するロボット制御機構(210)と、
前記バランサ(100)の動作を制御すると共に、前記ロボット制御機構(210)を介して前記ロボット(200)の動作を制御する制御部(300)とを備え、
前記制御部(300)は、前記ロボット(200)が前記ワーク搭載部(110)を前記ワーク(30)の搬送開始位置に移動させたら、前記ワーク搭載部(110)に前記ワーク(30)を把持させた後、前記ロボット(200)に前記ワーク(30)を前記搬送開始位置の上方の負荷確認位置まで移動させ、当該負荷確認位置で前記バランサ(100)が有負荷状態であることを確認したら、前記ロボット(200)に前記ワーク(30)を搬送終了位置まで移動させるワーク搬送装置。 - 請求項1のワーク搬送装置において、
前記制御部(300)は、前記負荷確認位置で前記バランサ(100)の有負荷状態が所定の時間以上継続したことを確認したら、前記ロボット(200)に前記ワーク(30)を前記搬送終了位置まで移動させるワーク搬送装置。 - 請求項1又は2のワーク搬送装置において、
前記ワーク搭載部(110)が前記ワーク(30)を把持しているかどうかを検知するセンサー(112)をさらに備え、
前記制御部(300)は、前記ワーク搭載部(110)に前記ワーク(30)を把持させる指令を送信した後、前記ワーク搭載部(110)が前記ワーク(30)を把持していることを前記センサー(112)により検知したら、前記ロボット(200)に前記ワーク(30)を前記負荷確認位置まで移動させるワーク搬送装置。 - 請求項1~3のいずれか1つのワーク搬送装置において、
前記制御部(300)は、前記ロボット(200)に前記ワーク(30)を前記搬送終了位置まで移動させた後、前記バランサ(100)が無負荷状態であることを確認したら、前記ワーク搭載部(110)に前記ワーク(30)を開放させるワーク搬送装置。 - 請求項4のワーク搬送装置において、
前記ロボット(200)は、前記搬送終了位置で前記バランサ(100)が有負荷状態であれば、前記ワーク(30)をさらに下方に移動させるワーク搬送装置。 - 請求項1~5のいずれか1つのワーク搬送装置において、
前記ワーク(30)を撮影するカメラ(111)をさらに備え、
前記ロボット(200)は、前記カメラ(111)により撮影した情報に基づき、前記ワーク搭載部(110)を前記搬送開始位置に移動させるワーク搬送装置。 - 請求項1~6のいずれか1つのワーク搬送装置において、
前記ロボット(200)が前記ワーク(30)を鉛直方向に昇降させるときの加減速値は、前記ロボット(200)が前記ワーク(30)を水平方向に移動させるときの加減速値よりも小さいワーク搬送装置。
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