JP2022047181A - Work vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、トラクタ等作業車の油圧操向装置に関する。 The present invention relates to a hydraulic steering device for a work vehicle such as a tractor.
作業車は、例えば、特開平8-230699号公報に記載の如く、機体の略中央に操縦席を設け、機体前部に搭載したエンジンで前後輪及び機体後部に装着した作業機を駆動し、操縦席の前に設けるステアリングハンドルの回動操作で、エンジンで駆動する油圧で前輪の操向機構を動作して操縦するようにしている。 For example, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-230699, the work vehicle is provided with a cockpit in the substantially center of the machine body, and the engine mounted on the front part of the machine body drives the work machine mounted on the front and rear wheels and the rear part of the machine body. By rotating the steering wheel provided in front of the cockpit, the steering mechanism of the front wheels is operated by the hydraulic pressure driven by the engine to steer.
前記特開平8-230699号公報に記載のトラクタにおける油圧操向装置は、エンジンに付設する油圧ポンプで発生する油圧をステアリング下端のオービットロールから油圧配管で左右前輪のステアリングシリンダに供給して作動し旋回動作するが、高温になるエンジンの下部に設けるステアリングシリンダに油圧配管しているために、安全でメンテナンス容易に配管することに苦慮している。 The hydraulic steering device in the tractor described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-230699 operates by supplying the hydraulic pressure generated by the hydraulic pump attached to the engine from the orbit roll at the lower end of the steering to the steering cylinders of the left and right front wheels by hydraulic piping. Although it operates in a turning motion, it is difficult to pipe it safely and easily because it is hydraulically piped to the steering cylinder installed at the bottom of the engine, which gets hot.
本発明は、エンジンの近くに設ける油圧ポンプの駆動油圧を合理的に配管した油圧回路で油圧操向機構に伝動して安全で確実に操縦操作が行える作業車両を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a work vehicle capable of safe and reliable maneuvering operation by transmitting to a hydraulic steering mechanism by a hydraulic circuit in which the drive hydraulic pressure of a hydraulic pump provided near the engine is rationally piped.
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。 The above-mentioned problem of the present invention is solved by the following technical means.
請求項1の発明は、車体フレーム13,13の前部にエンジン4を搭載し、該エンジン4の後部で立設するステアリングハンドル9で前輪2,2を操向する作業車両において、ステアリングハンドル9の下端に設けるオービットロール20から車体フレーム13の側部に設けるパイプ受18上を経由して車体フレーム13に設けるガイド穴13Hを通してエンジン4の下部に設けるステアリングシリンダ62に左右オイルパイプ17L,17Rを連結配管してなる作業車両とする。
The invention of
請求項2の発明は、パイプ受18の前にパイプカバー19を設け、パイプ受18の前端からパイプカバー19下を通して車体フレーム13のガイド穴13Hに左右オイルパイプ17L,17Rを通してなる請求項1に記載の作業車両とする。
The invention according to
請求項3の発明は、エンジン4の空冷ファンへの伝動ベルトを覆うベルトカバー22の下を通して左右オイルパイプ17L,17Rをステアリングシリンダ62に連結してなる請求項1に記載の作業車両とする。
The invention according to
請求項4の発明は、ベルトカバー22の後部でエンジン4の熱源を覆う熱源カバー23を設け、ラジエータ42からエアコンに熱水を送るヒーターホース24をベルトカバー22と熱源カバー23の側部を通してパイプ受18の後部で立ち上げてなる請求項1に記載の作業車両とする。
In the invention of
請求項1の発明で、ステアリングハンドル9の回動でバルブを開閉するオービットロール20からステアリングシリンダ62に配管する左右オイルパイプ17L,17Rが車体フレーム13の側部に設けるパイプ受18上を通して車体フレーム13のガイド穴13Hを通してエンジン4下部のステアリングシリンダ62に連結しているので、エンジン4の熱による影響を受けない。
In the invention of
請求項2の発明で、左右オイルパイプ17L,17Rがパイプ受18からパイプカバー19の下側を通ることでエンジン4の熱影響が低下する。
According to the second aspect of the present invention, the heat influence of the
請求項3の発明で、エンジン4の空冷ファンに伝動する伝動ベルトが緩んできてもベルトカバー22がステアリングシリンダ62に繋がる左右オイルパイプ17L,17Rに接触することを防いで安全である。
According to the third aspect of the present invention, even if the transmission belt transmitted to the air-cooled fan of the
請求項4の発明で、ラジエータ42からエアコンに熱水を送るヒーターホース24がベルトカバー22と熱源カバー23で守られてパイプ受18後部でエアコンに通じるので、故障なく確実にエアコンが作動する。
According to the fourth aspect of the present invention, the
以下、添付図面を参照して本願の開示する作業車両の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of the work vehicle disclosed in the present application will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The present invention is not limited to the embodiments shown below.
まず、図1を参照して実施形態に係る作業車両であるトラクタの全体構成について説明する。図1は、トラクタの側面図である。 First, the overall configuration of the tractor, which is the work vehicle according to the embodiment, will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a side view of the tractor.
トラクタは、圃場などで自走しながら作業を行う農業用トラクタである。また、トラクタは、操縦者(作業者ともいう)が搭乗して圃場内を走行しながら所定の作業を実行することができる。 A tractor is an agricultural tractor that works while running on its own in a field or the like. Further, the tractor can perform a predetermined work while the operator (also referred to as a worker) is on board and travels in the field.
なお、以下において、トラクタの前後方向とは、トラクタの直進方向を指す。そして、トラクタの前進方向とは、トラクタの直進方向において、操縦席8からステアリングハンドル9へ向かう方向へ進むことであり、その反対を後進(後退)方向とする。また、トラクタの前後は、前進方向を基準とする。
In the following, the front-rear direction of the tractor refers to the straight-ahead direction of the tractor. The forward direction of the tractor is to move in the direction from the driver's seat 8 toward the
また、左右方向とは、前後方向に対して水平に直交する方向である。ここでは、前後方向の「前」側へ向けて左右を規定する。すなわち、オペレータが操縦席8に着いて前方を向いた状態で、左手側が「左」、右手側が「右」である。さらに、上下方向とは、前後方向および左右方向に対して直交する方向である。したがって、前後方向、左右方向および上下方向は、互いに3次元で直交する。 Further, the left-right direction is a direction horizontally orthogonal to the front-back direction. Here, the left and right are defined toward the "front" side in the front-rear direction. That is, when the operator arrives at the driver's seat 8 and faces forward, the left hand side is "left" and the right hand side is "right". Further, the vertical direction is a direction orthogonal to the front-rear direction and the left-right direction. Therefore, the front-back direction, the left-right direction, and the up-down direction are orthogonal to each other in three dimensions.
図1に示すように、トラクタは、駆動装置としての前輪2および後輪3と、作業機を連結する連結部7とを備えて走行車体1を構成する。また、走行車体1は、エンジン4と、エンジン4を収容するボンネット6と、操縦部を有するキャビン11とを備える。これらは、走行車体1のメインフレームとなる左右一対の車体フレーム13の上に組立てられている。前輪2と後輪3との間には、キャビン11への昇降用のステップ12が配設されている。ボンネット6は、走行車体1の前部において開閉自在に設けられており、閉じた状態でエンジン4を覆う。
As shown in FIG. 1, the tractor includes a front wheel 2 and a
前輪2は、左右一対であり、走行車体1の前部に位置し、車軸2aに回転自在に連結され、操向輪として機能する。後輪3は、左右一対であり、走行車体1の後部に位置し、車軸3aに回転自在に連結されている。
The front wheels 2 are a pair of left and right wheels, are located at the front portion of the
本実施形態では、前輪2および後輪3が共に駆動輪となる四輪駆動(4WD)の走行装置としているが、後輪3のみを駆動輪とすることもできる。なお、トラクタは、走行装置として、後輪3に代えてクローラ式の履帯を有する構成としてもよい。
In the present embodiment, the four-wheel drive (4WD) traveling device in which the front wheels 2 and the
エンジン4は、トラクタの駆動源であり、ディーゼル機関やガソリン機関などの熱機関である。ボンネット6に覆われたエンジン4から伝達される動力(回転動力)は、図示しないトランスミッション(変速機構)により適宜減速され、前輪2および後輪3や、図示しないPTO(Power Take-off)軸へ伝達される。
The
また、図1に示すように、キャビン11は、走行車体1の上部に設けられており、内部に設けられた操縦部には、操縦者の座席である操縦席8や、操縦者が操作することで前輪2を操向可能なステアリングハンドル9などを備える。ステアリングハンドル9は、各種情報を表示する表示部(メータパネル)が上面に設けられたダッシュボード10に立設されている。なお、操縦部には、ステアリングハンドル9の近傍に、図示しない主変速レバー、副変速レバー、前後進レバー、アクセルレバーなどの各種レバー類が設けられる。また、操縦席8の前方下部には、図示しないブレーキペダル、チルトペダル、アクセルペダルやクラッチペダルなどが設けられる。
Further, as shown in FIG. 1, the
なお、本実施形態に係るトラクタの操縦部は、キャビン11内に設けられているが、キャビン11を備えない解放型であっても構わない。
Although the control unit of the tractor according to the present embodiment is provided in the
ところで、エンジン4は、排気ガスの一部をエンジン4の吸気側に還元するEGR(Exhaust Gas Recirculation)システム5を備えている。EGRシステム5は、排気ガス中の窒素酸化物(NOx)低減や燃費向上を図るために設けられている。
By the way, the
図2は、エンジンルームの前方領域を示す説明図である。また、図3は、図2からバッテリ61を取り除いた状態のエンジンルームの前方領域を示す説明図である。エンジンルームは、ボンネット6の内部に形成される。
FIG. 2 is an explanatory view showing a front area of the engine room. Further, FIG. 3 is an explanatory diagram showing a front region of the engine room in a state where the
図2に示すように、エンジンルームの前方領域には、左右一対の前後に長い車体フレーム13,13上にベースプレート14が設けられ、このベースプレート14の上に、前方からバッテリ61と、冷却器としての燃料クーラ15と、コンデンサ41およびラジエータ42が配置されている。
As shown in FIG. 2, in the front region of the engine room, a
燃料クーラ15は、エンジン4の燃焼状態を良好にするために軽油などの燃料を冷却するためのものであり、バッテリ61とコンデンサ41との間に配設されている。なお、コンデンサ41は、不図示のエアコンの冷媒を冷却する。ラジエータ42は、エンジン4の冷却水を冷却する。
The
本実施形態では、図3の如く、燃料クーラ15として、機体幅方向に並列に配置された第1燃料クーラ151と第2燃料クーラ152とを備えている。第1燃料クーラ151は、図示しない燃料タンクからエンジン4に燃料を供給する側に設けられ、第2燃料クーラ152は、エンジン4に供給された燃料のうち余剰の燃料が燃料タンクに戻ってくる側に配置されている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, as the
エンジンルームの前方領域において、冷却機構を上述のレイアウトとしたため、エンジンルーム内の限られたスペースを有効利用することができる。また、燃料クーラ15として、第1燃料クーラ151と第2燃料クーラ152とを備える構成としたため、燃料温度を所望する温度範囲内に維持することができ、所定の燃料温度基準を満足させることができる。
Since the cooling mechanism has the above-mentioned layout in the front region of the engine room, the limited space in the engine room can be effectively used. Further, since the
図3に示すように、ベースプレート14におけるバッテリ載置スペースの後方には、ホース挿通孔140が形成されている。すなわち、第1燃料クーラ151および第2燃料クーラ152それぞれに連結されて延伸する複数のホース16を、ホース挿通孔140から挿通してベースプレート14の下方へと延伸させている。そして、かかるホース16を、エンジン4側、すなわち、機体後方へ向けて配索している。こうして、ホース16は、左右の車体フレーム13,13の内側を、外方へはみ出すことなく配索される。
As shown in FIG. 3, a
このように、燃料クーラ15から延伸するホース16を、ホース挿通孔140を通過させて、高温となるエンジンルームから相対的にエンジンルーム内よりも温度の低い外部へと引き出すことで、燃料クーラ15で冷やされた燃料が無用に昇温することを防止している。また、ホース16が車体フレーム13,13の外側へはみ出すことがないため、外観を損なうこともない。
In this way, the
さらに、図4~図7を参照しながら、ホース16の配索態様について、より具体的に説明する。図4は、冷却器(燃料クーラ15)とエンジン4とを接続するホース16の配索状態を示す説明図である。図5は、ステアリングシリンダ近傍におけるホース16の配索状態を示す説明図である。また、図6は、エンジンルームを斜め下方から見た説明図、図7は、一部省略したエンジンルーム内の右側面図である。
Further, the arrangement mode of the
図4に示すように、燃料クーラ15から延伸するホース16は、ホース挿通孔140(図3参照)の下方に位置する補強フレーム130の上方を通り、操向輪となる前輪2を操向するためのステアリングシリンダ62と、エンジン4に設けられたクランクプーリ44との間を通過するように配索されている。なお、図4~図7において、符号43は、クランクプーリ44の回転により、ベルトを介して回転されるラジエータファンを示す。
As shown in FIG. 4, the
ホース16とクランクプーリ44との間には、ホースカバー64が配設されている。このホースカバー64は、左右の車体フレーム13,13に取付けられたアクスルブラケット63,63の間に掛け渡されたプレートにより構成され、アクスルブラケット63,63の補強材としても機能する。
A
また、図5および図6に示すように、エンジン4とステアリングシリンダ62との間に位置するように、左右の車体フレーム13,13間に丸棒により形成されたガイド部材65を架設している。そして、ホース16を、かかるガイド部材65とホースカバー64(図4参照)との間を通過するように配索している。
Further, as shown in FIGS. 5 and 6, a
かかる構成により、ホース16の配索領域が限定されることになり、ホース16の配索態様を安定させることができる。
With such a configuration, the
また、図4および図7に示すように、エンジン4の右側壁下部には、ホース16を中継してエンジン4に接続する中継パイプ45が配設されている。中継パイプ45は、一直線に延伸する第1パイプ451と、略L字状に折曲形成された第2パイプ452とから構成される。
Further, as shown in FIGS. 4 and 7, a
図示するように、第1パイプ451および第2パイプ452は、第1パイプ451を上側にして、縦方向に2列に並設されている。
As shown in the figure, the
本実施形態では、一端(図において左側端)が燃料フィルタ(不図示)を介して燃料タンク(不図示)に接続される第1パイプ451の他端(図において右側端)に、第1燃料クーラ151のIN側に接続したホース16aを接続している。他方、第1パイプ451の下方に配置され、一端(図において左側端)が燃料ポンプ48(図4および図7参照)に接続される第2パイプ452の他端(図において右側端)には、第1燃料クーラ151のOUT側と接続したホース16bを接続している。
In the present embodiment, the first fuel is attached to the other end (right end in the figure) of the
また、第1パイプ451および第2パイプ452は、アクスルブラケット63の側面に固定されたパイプ支持ブラケット46に取付けられている。かかる構成とすることで、たとえば、フロントローダなどのようなトラクタの前側に取付ける作業機との干渉を防止することができる。
Further, the
このように、中継パイプ45を用いることで、ホース16の長さを短縮することができ、コストダウンを図ることができる。また、第2パイプ452は、同一部品で構成することができ、部品種類の削減を図ることができる。
In this way, by using the
ところで、第1パイプ451および第2パイプ452は、燃料クーラ15と同じ材料で形成することが好ましい。こうすることで、燃料クーラ15とは別に、エンジンルーム外においても燃料の温度を降下させるのに寄与することができる。
By the way, it is preferable that the
また、燃料フィルタ(不図示)から燃料ポンプ48(図4および図7参照)の間に接続されるホース16および中継パイプ45は、エンジン4の燃料ポンプ48の吸込口よりも可及的に低位置となるように配置することが望ましい。ホース16等の内部にエア溜まりが生じることを防止し、溜まったエアが噴射ポンプに吸引された際の回転変動を防止することができる。
Further, the
上述したホース16は、エンジン4の右側に配索されているが、エンジン4の左側に配索されるホース類やハーネス類は、アクスルブラケット63に沿わせて配索するとよい。なお、アクスルブラケット63にフロントローダ取付部49,49(図4および図7参照)を設けた場合は、フロントローダ取付部49,49の下方かつ内側に配索するとよい。このよう配索することで、フロントローダの取付時に邪魔になることなく、整然とした配索態様を安定的に維持することができる。
The above-mentioned
なお、上記のホース類やハーネス類を、たとえばフロントローダ取付部の上方に取付けたガイドに沿わせて配索することもできる。この場合、ガイドに沿わせて配索したホース類やハーネス類を覆うカバーを設けることが好ましい。外側から押さえることで、整然と配索することが可能となる。なお、このとき、パワステホース(不図示)は、アクスルブラケット63の側面に設けた穴を通して配索すれば、配索時のふくらみを抑えることができる。
The hoses and harnesses described above can be arranged along a guide mounted above the front loader mounting portion, for example. In this case, it is preferable to provide a cover that covers the hoses and harnesses arranged along the guide. By pressing from the outside, it is possible to arrange the lines in an orderly manner. At this time, if the power steering hose (not shown) is routed through a hole provided on the side surface of the
図8は、エンジン4の左側におけるハーネス配索構造の一例を示す説明図である。図9は、ハーネスをガイドするハーネスガイドの説明図である。エンジン4の左側におけるハーネス配索構造の一例を示すと、図8および図9に示すように、底面471と左右の側面472とを有し、断面視略U字型とした樋状のホルダ47をアクスルブラケット63に沿わせた状態で取付けている。そして、かかるホルダ47の内側にホース類やハーネス類を配索する。
FIG. 8 is an explanatory diagram showing an example of a harness wiring structure on the left side of the
ホルダ47は、図9に示すように、パイプ受18とパイプカバー19とに前後に2分割されているため、製作時やアクスルブラケット63に取付ける際の取り扱いが容易となる。なお、かかるホルダ47を用いる配索構造は、図示したようなエンジン4の左側のみならず、右側のホース類やハーネス類に適用することもできる。
As shown in FIG. 9, since the
図10は、EGRシステム5にカバーを取付けた状態を示す説明図である。図1に示したEGRシステム5は、きわめて高温になる。そこで、EGRシステム5をEGRカバー500で覆っている。具体的には、EGRシステム5を構成するEGRバルブ51を覆うバルブカバー510と、EGRクーラ52を覆うクーラカバー520とを、連結プレート530を介して一体的に取付けてEGRカバー500を構成している。
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a state in which the cover is attached to the
かかるEGRカバー500を設けることで、ホース16をはじめとする各種のホース類やハーネス類がEGRバルブ51やEGRクーラ52に直接触れてしまい、熱によって損傷することを防止することができる。また、作業者などが触れてしまって火傷したりすることも防止することができる。
By providing the
図11から図14にステアリングハンドル9の下端に設けるオービットロール20と左右前輪2,2を操向するステアリングシリンダ62の油圧配管を示している。
11 to 14 show hydraulic piping of the
エンジン4の後部で車体フレーム13に取付ブラケット21で固着されたオービットロール20に図示省略の油圧ポンプからの圧油が供給され、該オービットロール20から右オイルパイプ17Rと左オイルパイプ17Lでエンジン4下部に設ける操向機構のステアリングシリンダ62に圧油が供給される。
Pressure oil from a hydraulic pump (not shown) is supplied to the
左右オイルパイプ17L,17Rは左車体フレーム13の側部に取り付けたパイプ受18に載せてその前端からパイプカバー19の下に曲がり、さらに大きく右に曲がって左車体フレーム13Lのガイド穴13Hを通って冷却ファンの伝動ベルトを囲むベルトカバー22の下側を通ってステアリングシリンダ62に連結している。
The left and
エンジン4の左側面には、前記ベルトカバー22上にEGRバルブ51やEGRクーラ52を覆う熱源カバー23を設け、左右オイルパイプ17L,17Rに熱を伝導しないようにしている。
On the left side surface of the
また、コンデンサ41とラジエータ42からキャビン11内のエアコン(図示省略)に温水を循環するヒーターホース24がベルトカバー22と熱源カバー23の下を通って、パイプ受18の後側で上方へ立ち上がっている。
Further, a
2 前輪
4 エンジン
9 ステアリングハンドル
13 車体フレーム
13H ガイド穴
17L 左オイルパイプ
17R 右オイルパイプ
18 パイプ受
19 パイプカバー
20 オービットロール
22 ベルトカバー
23 熱源カバー
24 ヒーターホース
62 ステアリングシリンダ
2
18
Claims (4)
A heat source cover (23) that covers the heat source of the engine (4) is provided at the rear of the belt cover (22), and a heater hose (24) that sends hot water from the radiator (42) to the air conditioner is attached to the belt cover (22) and the heat source cover (22). The work vehicle according to claim 1, wherein the work vehicle is started up at the rear portion of the pipe receiver (18) through the side portion of 23).
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JP2020152950A JP2022047181A (en) | 2020-09-11 | 2020-09-11 | Work vehicle |
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ID=80780166
Family Applications (1)
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