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JP2021104606A - 画像形成装置および制御プログラム - Google Patents

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JP2021104606A
JP2021104606A JP2019236381A JP2019236381A JP2021104606A JP 2021104606 A JP2021104606 A JP 2021104606A JP 2019236381 A JP2019236381 A JP 2019236381A JP 2019236381 A JP2019236381 A JP 2019236381A JP 2021104606 A JP2021104606 A JP 2021104606A
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Kota Masubuchi
光太 増渕
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Abstract

【課題】無効用紙の増加、およびインクの無駄な消費を抑制できる画像形成装置および制御プログラムを提供する。【解決手段】画像形成部は、用紙に向けてインクを吐出する吐出部から吐出されたインクによりコンテンツ画像およびテストチャートを用紙に形成する。読取部は、用紙に形成された画像を読み取ることによりスキャン画像を生成する。コンテンツ欠陥検出部は、読取部によって生成されたスキャン画像のコンテンツ画像について欠陥の有無を判定する。コンテンツ欠陥処理部は、スキャン画像のコンテンツ画像に欠陥があると判定された場合に、用紙を無効にする。チャート欠陥検出部は、スキャン画像のテストチャートについて欠陥の有無を判定する。チャート欠陥処理部は、スキャン画像のテストチャートに欠陥があると判定された場合、後続の用紙に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置および制御プログラムに関する。
従来から、画像形成装置の1つとして、インクを吐出する複数のノズルを有し、当該複数のノズルから用紙等の記録媒体に対してインクを吐出することで用紙上に画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置が知られている。
この画像形成装置では、印刷中にノズルからインクの吐出が正常にできなくなること(以下、「吐出不良」という)により、吐出されるインクの不均質が生じることがある。これにより、用紙上の一部の領域でインクの付着濃度が低くなる(「白スジ」と呼ばれる)、付着されなくなる(「白抜け」と呼ばれる)、または付着濃度が高くなる(「黒スジ」と呼ばれる)等の不良(欠陥)が発生することがある。
これに対して、吐出不良を検出するためのテストチャートを用紙に印刷して吐出不良の検出を行う技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、用紙にテストチャートを印刷し、ラインセンサーで用紙上のテストチャートを読み取り、読み取ったスキャン画像の品質を評価する。そして、評価結果に応じて、ノズルの吐出口の回復処理、または吐出の補正処理等を行う。
ところが、印刷ジョブに基づき本印刷で印刷される画像(以下、「コンテンツ画像」という)は、印刷ジョブの画像データおよび印刷設定情報に応じて、用紙幅方向のあらゆる領域に印刷される可能性がある。そこで、通常、用紙幅方向の領域にかかわらず吐出不良を検出するために、用紙幅方向にわたってテストチャートを印刷する。しかし、その場合、コンテンツ画像が無い用紙幅方向の領域についてもテストチャートによる吐出不良の検出が行われる。したがって、コンテンツ画像が無いのにもかかわらず、吐出不良が検出されるという問題が発生しうる。また、コンテンツ画像が不良ではないにもかかわらず、テストチャートで吐出不良が検出されるという問題も発生しうる。
これに代わる方法として、例えば、特許文献2には、テストチャートを使用せずに、コンテンツ画像から直接的に吐出不良を検出する方法が開示されている。
特開2015−74108号公報 特開2017−173000号公報
しかしながら、特許文献2の技術では、実際にコンテンツ画像を用紙に印刷するまでは画像の不良を検出できないので、形成された画像が不良であった場合に用紙が無効用紙となり、インクの無駄になるという問題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、無効用紙の増加、およびインクの無駄な消費を抑制できる画像形成装置および制御プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)記録媒体に向けてインクを吐出する吐出部を備え、当該吐出部から吐出されたインクによりコンテンツ画像およびテストチャートを前記記録媒体に形成する画像形成部と、前記記録媒体に形成された画像を読み取ることによりスキャン画像を生成する読取部と、前記読取部によって生成されたスキャン画像のコンテンツ画像について欠陥の有無を判定するコンテンツ欠陥検出部と、前記コンテンツ欠陥検出部によって、前記スキャン画像のコンテンツ画像に欠陥があると判定された場合に、前記記録媒体を無効にするコンテンツ欠陥処理部と、前記スキャン画像のテストチャートについて欠陥の有無を判定するチャート欠陥検出部と、前記チャート欠陥検出部によって、前記スキャン画像のテストチャートに欠陥があると判定された場合、後続の記録媒体に対する吐出不良を抑制するための処理を実施するチャート欠陥処理部と、を有する、画像形成装置。
(2)前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、前記チャート欠陥処理部は、前記画像情報に応じて、前記チャート欠陥検出部による欠陥の有無の判定結果を、前記吐出不良を抑制するための処理に反映させるテストチャートの範囲を決定する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、前記チャート欠陥検出部は、前記画像情報に応じて、前記テストチャートにおいて欠陥の有無を判定する範囲を決定する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(4)前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、前記画像形成部は、前記画像情報に応じて、前記記録媒体の余白領域にテストチャートを形成する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(5)前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、前記チャート欠陥検出部は、前記画像情報を用いて、前記後続の記録媒体において前記コンテンツ画像が形成される領域を算出する、上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(6)前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、前記チャート欠陥検出部は、前記コンテンツ画像が形成される領域毎に使用されるインクの色を特定する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(7)前記チャート欠陥処理部は、前記吐出不良を抑制するための処理として、前記吐出部によるインクの吐出量を制御し、前記後続の記録媒体に形成されるコンテンツ画像に補正をかける、上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(8)記録媒体に向けてインクを吐出する吐出部から吐出されたインクによりコンテンツ画像およびテストチャートを前記記録媒体に形成するステップ(a)と、前記記録媒体に形成された画像を読み取ることによりスキャン画像を生成するステップ(b)と、前記ステップ(b)で生成されたスキャン画像のコンテンツ画像について欠陥の有無を判定するステップ(c)と、前記ステップ(c)で前記スキャン画像のコンテンツ画像に欠陥があると判定された場合に、前記記録媒体を無効にするステップ(d)と、前記スキャン画像のテストチャートについて欠陥の有無を判定するステップ(e)と、前記ステップ(e)で前記スキャン画像のテストチャートに欠陥があると判定された場合、後続の記録媒体に対する吐出不良を抑制するための処理を実施するステップ(f)と、をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
本発明によれば、先行する用紙のコンテンツ画像およびテストチャートについて欠陥の検出を行い、テストチャートに欠陥があると判定された場合、後続の用紙に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する。したがって、後続の用紙に対する吐出不良が抑制される。その結果、無効用紙の増加、およびインクの無駄な消費を抑制できる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を例示するブロック図である。 図1に示す用紙搬送部、ヘッドユニット、および画像読取部の主要な構成を説明するための斜視図である。 図1に示す制御部の主要な機能構成を例示するための機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御方法の処理手順を例示するフローチャートである。 先行する用紙および後続の用紙のコンテンツ画像が異なる場合を例示する模式図である。 先行する用紙および後続の用紙のコンテンツ画像が同じ場合を例示する模式図である。 第2の実施形態におけるテストチャートを例示する模式図である。 第3の実施形態におけるテストチャートにおいて欠陥の有無の判定を行う範囲を例示する模式図である。 第4の実施形態において、吐出不良を抑制するための処理に、欠陥の有無の判定結果を反映させるテストチャートの範囲を例示する模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図面において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(第1の実施形態)
<画像形成装置100>
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置100の全体構成を例示するブロック図である。また、図2は、図1に示す用紙搬送部200、ヘッドユニット400、および画像読取部700の主要な構成を説明するための斜視図である。図3は、図1に示す制御部800の主要な機能構成を例示するための機能ブロック図である。
画像形成装置100は、用紙搬送部200、給紙部300、ヘッドユニット400、操作表示部500、通信部600、画像読取部700、および制御部800を有する。
用紙搬送部200は、搬送ベルト211、搬送ローラー212、搬送モーター(不図示)等を備える。搬送モーターは、搬送ローラー212を回転移動させる。搬送ベルト211上に配置された用紙(記録媒体)10は、搬送ローラー212の回転により所定の搬送方向(白抜きの矢印の方向)に移動する。あるいは、用紙搬送部200は、円筒状の搬送ドラムを有し、当該搬送ドラムを回転させることで、その表面に配置された用紙10を回転方向に移動させる構成であってもよい。
給紙部300は、用紙10を用紙搬送部200へ供給する。給紙部300は、用紙10を複数枚収容する不図示の給紙トレイと、給紙トレイから用紙搬送部200に用紙10を1枚ずつ送り出す不図示の供給部とを有する。供給部は、例えば、2本のローラーにより回転可能に支持された無端状のベルトを有し、このベルト上に用紙10を載置した状態でローラーを回転させることで用紙10を搬送し、用紙搬送部200へ送り出す。
ヘッドユニット400は、画像形成部として機能し、ノズルヘッド410およびノズルヘッド駆動部420を有する。ノズルヘッド410は、吐出部411を有し、吐出部411は、列状に並んだ複数のノズル(不図示)を備えうる。複数のノズルは、それぞれ開口部を備え、開口部は、搬送される用紙10の表面に対向して配置されている。複数のノズルは、用紙10の搬送方向に対して垂直な幅方向において、用紙10の画像形成可能な幅にわたってインクをそれぞれの開口部から吐出可能に構成されている。不図示のインクタンクには、例えば、Y(イエロー)、M(マジェンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色のインクが収容されており、複数のノズルは、これらのインクを、それぞれ独立に吐出可能に構成されている。なお、本実施形態のノズルヘッド410は、上述のように、列状に並んだ複数のノズルを備えるラインヘッドでありうるが、特には限定されるものではない。
制御部800は、ヘッドユニット400に対して制御信号を出力し、ノズルヘッド駆動部420を制御する。ノズルヘッド駆動部420は、制御部800からの制御信号に応じて複数のノズルを駆動させるための駆動電圧を出力する。これにより、制御部800によって指示されたタイミングでそれぞれのノズルの開口部からインクが吐出され、吐出されたインクが、搬送される用紙10上に着弾することで用紙10に画像が形成される。
操作表示部500は、入力部および出力部を有する。入力部は、例えば、キーボード、ボタン、およびタッチパネルを備え、キーボードによる文字入力、各種設定、印刷開始ボタンによる印刷開始の指示等の各種指示(入力)をユーザーが行うために利用される。また、出力部は、ディスプレイを備え、各種設定画面、印刷ジョブの実施状況等を、ユーザーに提示するために使用される。
通信部600は、ネットワークを経由してクライアント端末に接続し、印刷ジョブ等のデータを送受信する。クライアント端末は、例えばパーソナルコンピューター、タブレット端末、スマートフォン等でありうる。通信部600は、例えばネットワーク・インターフェースカード(Network Interface Card、NIC)等の通信装置を有し、回線を通じて外部の機器とデータ伝送を行う。通信部600によるデータ伝送は、有線/無線を問わず、またそのプロトコルやその他の接続形式に関する条件(例えば規格等)を問わない。
画像読取部700は、用紙10の搬送方向についてヘッドユニット400の下流側に配置され、ヘッドユニット400で形成された画像を撮像する(読み取る)。画像読取部700は、イメージセンサーを有する。イメージセンサーは、例えば、光電変換を用いた撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサーが用紙10の幅方向にわたり複数個配列されたラインセンサーでありうる。
画像読取部700は、ヘッドユニット400によって用紙10上にカラー(YMCK)印刷された画像を複数の波長、例えば、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3波長で読み取り、波長成分ごとに出力することができる。
制御部800は、用紙搬送部200、給紙部300、ヘッドユニット400、操作表示部500、通信部600、および画像読取部700を統合的に制御する。制御部800は、CPU(Central Processing Unit)801、RAM(Random Access Memory)802、ROM(Read Only Memory)803、および補助記憶部804等を備えるコンピューターである。
制御部800は、ソフトウェア処理により画像形成装置100の動作制御を行う。補助記憶部804は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等を有する。
CPU801は、RAM802に展開されたOS(Operating System)や、制御プログラムを実行し、画像形成装置100の動作制御を行う。制御プログラムは、ROM803または補助記憶部804に予め保存されている。RAM802は、CPU801の処理によって展開されたデータや、当該処理によって一時的に生じたデータ等を格納する。ROM803は、CPU801によって実行されるプログラムや、プログラムの実行に使用されるデータ、パラメーター等を記憶する。また、補助記憶部804には、OSや制御プログラム等のプログラムの他に、吐出部411のノズルの吐出不良を検出するためのテストチャートの画像データが保存されている。テストチャートの詳細については後述する。
制御部800は、通信部600で受信した印刷ジョブ中のページ記述言語(PDL:Page Description Language)を解析して、印刷設定に応じて、ビットマップ形式の画像データを生成する。また、画像データは、PDF(Portable Document Format)、TIFF(Tagged Image File Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、GIF(Graphics Interchange Format)等の形式のデータであってもよい。
制御部800は、画像の色および諧調に応じて、制御信号をヘッドユニット400に送信し、吐出部411のそれぞれのノズルからのインクの吐出量、およびインクの吐出タイミングを制御する。
また、本実施形態では、図3に示すように、制御部800は、CPU801が制御プログラムを実行することで、チャート欠陥検出部811、チャート欠陥処理部812、コンテンツ欠陥検出部813、コンテンツ欠陥処理部814、取得部815として機能する。各機能の詳細は後述するが、その概要は、以下のとおりである。
チャート欠陥検出部811は、画像読取部700によって読み取られたスキャン画像のテストチャートにおいて欠陥の有無を判定する。チャート欠陥処理部812は、チャート欠陥検出部811によって、用紙10のテストチャートに欠陥があると判定された場合、後続の用紙11に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する。吐出不良を抑制するための処理は、例えば、吐出部411によるインクの吐出量を制御し、後続の用紙11に印刷されるコンテンツ画像に補正をかけることにより欠陥を抑制する補正処理でありうる。また、吐出不良を抑制するための処理は、吐出部411のノズルからインクを強制的に吐出させてノズルの目詰まりを解消させる処理、あるいは吐出部411のノズルをワイパーで拭って清掃する回復処理等でありる。欠陥は、例えば、吐出部411の吐出不良による黒スジや白スジ等でありうる。
また、コンテンツ欠陥検出部813は、画像読取部700によって読み取られたスキャン画像のコンテンツ画像において欠陥の有無を判定する。コンテンツ欠陥処理部814は、コンテンツ欠陥検出部813によって、用紙10のコンテンツ画像に欠陥があると判定された場合に、用紙10を無効にする。
また、取得部815は、印刷ジョブに基づいて、用紙に印刷される画像に関する情報(以下、「画像情報」と称する)を取得する。取得部815は、例えば、用紙10に印刷される画像の画像情報と、用紙10に後続する用紙(例えば、図5の用紙11)に印刷される画像の画像情報を取得する。本実施形態では、画像情報には、コンテンツ画像の印刷領域および色が含まれる。
(画像形成装置100の制御方法)
図4は、第1の実施形態に係る画像形成装置100の制御方法の処理手順を例示するフローチャートである。図5は先行する用紙および後続の用紙のコンテンツ画像が異なる場合を例示する模式図であり、図6は先行する用紙および後続の用紙のコンテンツ画像が同じ場合を例示する模式図である。
図4に示すように、まず、第nページの印刷を開始する(ステップS101)。nは1以上の任意の正数である。例えば、当初、nは1に設定され、nが2以上の場合について、図4に示すフローの処理が、印刷ジョブの最後まで繰り返される。ユーザーがクライアント端末から印刷を実行すると、画像形成装置100の通信部600は、クライアント端末から送信された印刷ジョブを受信し、制御部800に印刷ジョブを送信する。取得部815は、画像情報を取得する。
次に、第nページと第n+1ページとで画像が異なるか否かを判断する(ステップS101)。例えば、制御部800は、印刷ジョブの第nページと第n+1(後続の)ページとで、ページ全体の画像データを比較し、一致または不一致を判定する。画像データが一致していれば画像が同一であると判断され、一致していなければ、画像が異なると判断される。
また、第nページと第n+1ページとについてページ全体を比較せずに、印刷ジョブを解析し、印刷ジョブをラスタライズして得られる、第nページおよび第n+1ページのコンテンツ画像が、形状、色、および印刷領域の3つの点で異なるか否かを判断するように構成してもよい。例えば、本実施形態では、コンテンツ画像の形状、色、および印刷領域が同じである場合に第nページと第n+1ページとでコンテンツ画像が同じであると判断し、形状、色、および印刷領域のうちの少なくとも一方が異なる場合に第nページと第n+1ページとでコンテンツ画像が異なると判断しうる。
例えば、図5に示すように、第nページのコンテンツ画像C1が用紙10に印刷され、第n+1ページのコンテンツ画像C2が用紙11に印刷される場合を想定する。この場合、コンテンツ画像C1は、円形状であり、用紙10(第nページ)の幅方向においてR1の領域(範囲)に印刷されるが、コンテンツ画像C2は、矩形状であり、用紙11(第n+1ページ)の幅方向においてR2の領域(範囲)にコンテンツ画像C1とは異なる色(グレーで示す)で印刷される。コンテンツ画像C1,C2は、円形状および矩形状で形状が互いに異なり、それぞれR1,R2の異なる領域に異なる色で印刷される。したがって、図5に示す例では、第nページのコンテンツ画像C1と、第n+1ページのコンテンツ画像C2とは、異なると判断される。
一方、図6に示すように、第nページのコンテンツ画像C1が用紙10に印刷され、第n+1ページのコンテンツ画像C3が用紙11に印刷される場合を想定する。この場合、コンテンツ画像C1,C3は、ともに円形状であり、それぞれ用紙10(第nページ)および用紙11(第n+1ページ)の幅方向においてR1の領域に印刷される。コンテンツ画像C1,C3は、ともに円形状で形状が同じであり、同じR1の領域に同じ色(ハッチで示す)で印刷される。したがって、図6に示す例では、第nページのコンテンツ画像C1と、第n+1ページのコンテンツ画像C3とは、同じであると判断される。
なお、上述のような場合に限定されず、例えば、色および印刷領域が同じで形状が異なる場合についてはコンテンツ画像が同じである場合に含めるように構成してもよい。
次に、第nページと第n+1ページとで画像が異なる場合(ステップS102:YES)、第n+1ページのコンテンツ画像の印刷領域を算出する(ステップS103)。図5に示す例の場合、制御部800は、画像情報に基づいて、コンテンツ画像C2が印刷される領域R2を算出する。
次に、第nページのコンテンツ画像C1を用紙10に印刷する(ステップS104)。図5に示す例では、制御部800は、ヘッドユニット400を制御し、印刷ジョブをラスタライズして得られた第nページのコンテンツ画像C1を用紙10に印刷する。コンテンツ画像C1は、用紙10の余白領域M0,M1を除くコンテンツ領域Cに印刷されうる。
次に、テストチャートTC1を用紙10に印刷する(ステップS105)。制御部800は、ヘッドユニット400を制御し、補助記憶部804に保存されているテストチャートTC1の画像データに基づいて、テストチャートTC1を用紙10に印刷する。本実施形態では、テストチャートTC1は、コンテンツ画像C2が印刷される用紙11の領域R2を含む領域にわたって印刷される。図5に示す例では、テストチャートTC1は、用紙10上の印刷可能領域T0にわたって印刷されている。テストチャートTC1は、例えばYellow(Y)、Magenta(M)、Cyan(C)、およびBlack(K)のカラーバーからなる。本実施形態では、テストチャートTC1は、例えば、用紙10の下側の余白領域M0、または上側の余白領域M1に印刷されうる。
次に、用紙10をスキャンする(ステップS106)。画像読取部700は、用紙10に印刷された画像をスキャンし、読み取ることによりスキャン画像を生成する。スキャン画像の画像データは、制御部800に送信される。
次に、印刷されたコンテンツ画像C1について欠陥の有無を判定する(ステップS107)。コンテンツ欠陥検出部813は、スキャン画像のコンテンツ画像C1について欠陥の有無を判定し、欠陥を検出する。コンテンツ画像C1に欠陥が検出された場合、吐出部411において、欠陥の位置に対応するノズルに吐出不良が発生している可能性がある。なお、欠陥の検出には、公知の技術を使用することができるので、その詳細な説明を省略する。
次に、印刷されたテストチャートTC1について欠陥の有無を判定する(ステップS108)。チャート欠陥検出部811は、スキャン画像のテストチャートTC1について欠陥の有無を判定し、欠陥を検出する。テストチャートTC1に欠陥が検出された場合、吐出部411において、欠陥の位置に対応するノズルに吐出不良が生じている可能性がある。また、これにより、後続の用紙11のコンテンツ画像の印刷領域がテストチャートTC1の欠陥の位置と重なる場合、用紙11のコンテンツ画像に欠陥が生じる可能性が高いことが予想される。
次に、コンテンツ欠陥検出部813によって、コンテンツ画像C1に欠陥が有ると判定された場合(ステップS109:NO)、用紙10をパージする(ステップS116)。より具体的には、コンテンツ欠陥処理部814は、用紙10を無効用紙とし、用紙搬送部200を制御して、用紙10を不図示のパージトレイにパージする。
次に、後続の用紙11に対する吐出不良を抑制するための処理を実施し(ステップS117)、ステップS101の処理に移行する。チャート欠陥処理部812は、吐出不良を抑制するための処理として、例えば、吐出の補正処理を実施する。吐出の補正処理では、テストチャートの欠陥に基づいて、吐出不良を発生させているノズルを特定し、特定された不良ノズルが吐出するはずのインク吐出量を他のノズルからの吐出で補完するための設定を行う。
これにより、第n+1ページに対する印刷では、不良ノズルによるインクの吐出が他のノズルによるインクの吐出に代替されるので、用紙11に印刷されるコンテンツ画像C2に欠陥が発生することが抑制され、コンテンツ画像C2の品質を維持できる。その結果、吐出不良によって無効用紙(ヤレ)が発生することを防止または抑制できる。
一方、コンテンツ画像C1に欠陥が無いと判定され(ステップS109:YES)、テストチャートTC1に欠陥が有ると判定された場合(ステップS110:NO)、後続の用紙11に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する(ステップS111)。そして、制御部800は、第nページについての印刷処理を終了する(エンド)。一方、テストチャートに欠陥が無い場合(ステップS109:YES)、制御部800は、吐出不良を抑制するための処理を行わずに、第nページについての印刷処理を終了する(エンド)。
すなわち、コンテンツ画像C1に欠陥が無く、テストチャートTC1に欠陥が有ると判定された場合は、用紙10のパージは行わず、第n+1ページの処理に移る前に、後続の用紙11に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する。一方、コンテンツ画像C1については、欠陥が有ると検出された場合は、用紙10をパージし、後続の用紙11に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する。
一方、ステップS102において、第nページと第n+1ページとで画像が同じである場合(ステップS102:NO)、第nページのコンテンツ画像C1を印刷する(ステップS112)。図6に示す例では、制御部800は、ヘッドユニット400を制御し、印刷ジョブをラスタライズして得られた第nページのコンテンツ画像C1を用紙10に印刷する。
次に、用紙10をスキャンする(ステップS113)。画像読取部700は、用紙10をスキャンし、印刷された画像を読み取ることによりスキャン画像を生成する。スキャン画像の画像データは、制御部800に送信される。
次に、印刷されたコンテンツ画像C1について欠陥の有無を判定する(ステップS114)。コンテンツ欠陥検出部813は、スキャン画像のコンテンツ画像C1について欠陥の有無を判定し、欠陥を検出する。コンテンツ欠陥検出部813によって、コンテンツ画像に欠陥が無いと判定された場合(ステップS115:YES)、第nページについての印刷処理を終了する(エンド)。
一方、コンテンツ欠陥検出部813によって、コンテンツ画像C1に欠陥が有ると判定された場合(ステップS115:NO)、上述したステップS116〜S117の処理を行い、ステップS101の処理に移行する。すなわち、コンテンツ画像C1に欠陥が検出された場合、用紙10をパージするとともに、後続の用紙11に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する。
このように、図4に示すフローチャートの処理では、用紙10に印刷される画像と、用紙11に印刷される画像とが異なる場合、コンテンツ画像およびテストチャートを用紙10に印刷した後、用紙10に印刷された画像を画像読取部700によってスキャンする。そして、コンテンツ欠陥検出部813は、スキャン画像のコンテンツ画像C1について欠陥の有無を判定し、コンテンツ欠陥処理部814は、コンテンツ画像C1に欠陥が有ると判定された場合に、用紙10を無効用紙にする。また、チャート欠陥検出部811は、スキャン画像のテストチャートTC1について欠陥の有無を判定し、チャート欠陥処理部812は、テストチャートTC1に欠陥が有ると判定された場合、後続の用紙11に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する。
なお、上述の例では、説明の便宜上、用紙10および用紙11にそれぞれ1つのコンテンツ画像が印刷される場合について例示したが、このような場合に限定されず、用紙10および用紙11にそれぞれ複数のコンテンツ画像を印刷する場合にも適用できる。
以上で説明した本実施形態の画像形成装置100によれば、下記の特有の効果を奏する。複数ページからなる印刷ジョブについて、先行する用紙10に印刷されたコンテンツ画像C1について欠陥を検出しつつ、用紙10の余白領域M0に印刷したテストチャートTC1について欠陥を検出することにより、後続の用紙11に対する吐出不良を予測できる。また、テストチャートTC1は、用紙10上の印刷可能領域T0にわたって印刷されるので、コンテンツ画像C1が印刷される領域R1とコンテンツ画像C2が印刷される領域R2とが重ならない領域についても、用紙11の印刷前に欠陥を予測できる。
このように、先行する用紙10のコンテンツ画像C1およびテストチャートTC1について欠陥の検出を行い、テストチャートTC1に欠陥があると判定された場合、後続の用紙11に対する吐出不良を抑制するための処理を実施する。したがって、用紙11に対する吐出不良が抑制される。その結果、無効用紙の増加、およびインクの無駄な消費を抑制できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、用紙10上の印刷可能領域T0(図5を参照)にわたってテストチャートTC1を印刷する場合について説明した。第2の実施形態では、後続の用紙11に印刷されるコンテンツ画像C2の画像情報に応じて、テストチャートの印刷領域および色を決定する場合について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施形態と同じ構成については、説明の重複を避けるため、詳細な説明は省略する。
図7は、第2の実施形態におけるテストチャートを例示する模式図である。第2の実施形態では、例えば、用紙10の余白領域M0にテストチャートTC2を印刷し、テストチャートTC2について欠陥の有無を判定、すなわち欠陥の検出を行う。以下、テストチャートについて欠陥の検出を行うことを「検査」と称する。
取得部815は、後続の用紙11に印刷するコンテンツ画像C2の画像情報を取得する。チャート欠陥検出部811は、画像情報に基づいて、コンテンツ画像C2の印刷領域および色を判断する。
図7に示すように、ヘッドユニット400は、チャート欠陥検出部811の指示に従って、用紙10の余白領域M0にテストチャートTC2を印刷する。より具体的には、用紙11のコンテンツ画像C2は、領域R2に印刷されるので、ヘッドユニット400は、テストチャートTC2を、用紙10の余白領域M0の領域R2に印刷する。
また、チャート欠陥検出部811は、コンテンツ画像が形成される領域毎に使用されるインクの色を特定する。例えば、用紙11のコンテンツ画像C2が、YMCKの全ての色を含む場合、テストチャートTC2はYMCKの全ての色を含むカラーバーからなる。しかし、YMCKのうちコンテンツ画像C2に使用されない色がある場合は、テストチャートTC2からこの色を除外することにより、この色のインクの使用量を低減できる。
チャート欠陥検出部811は、テストチャートTC2が印刷されている領域R2においてテストチャートの検査を行う。
このように、本実施形態では、用紙10に印刷するテストチャートTC2を、用紙11のコンテンツ画像が印刷される領域R2に限定することにより、テストチャートTC2を印刷する際のインクの使用量を低減できる。また、チャート欠陥検出部811によって検査する範囲が、印刷可能領域T0よりも狭いので、印刷可能領域T0全体を検査する場合に比べて、検査にかかる時間を低減できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、用紙10上の印刷可能領域T0にわたってテストチャートTC1を印刷し、後続の用紙11に印刷されるコンテンツ画像C2の画像情報に応じて、テストチャートTC1を検査する範囲と検査する色とを決定する場合について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施形態と同じ構成については、説明の重複を避けるため、詳細な説明は省略する。
図8は、第3の実施形態におけるテストチャートにおいて検査を行う範囲を例示する模式図である。ヘッドユニット400は、用紙10の余白領域M0に、印刷可能領域T0にわたってテストチャートTC1を印刷する。チャート欠陥検出部811は、用紙11に印刷されるコンテンツ画像C2の領域および色に応じて、テストチャートTC1を検査する範囲と、検査する色とを決定する。図8に示す例では、チャート欠陥検出部811は、コンテンツ画像C2の領域R2を考慮して、印刷可能領域T0うち領域R2においてテストチャートTC1の検査を行う。また、コンテンツ画像C2で使用されている色について検査を行う。
このように、テストチャートTC1を検査する範囲を、用紙11のコンテンツ画像C2の領域R2に限定することにより、印刷可能領域T0全体を検査する場合に比べて、検査にかかる時間を低減できる。また、テストチャートTC1を検査する色を、用紙11のコンテンツ画像C2に使用されている色に限定することにより、YMCKの全色を検査する場合に比べて、インクの消費を低減できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、後続の用紙11に印刷されるコンテンツ画像C2の画像情報に応じて、吐出不良を抑制するための処理に、チャート欠陥検出部811による欠陥の有無の判定結果を反映させるテストチャートTC1の範囲および色を決定する場合について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施形態と同じ構成については、説明の重複を避けるため、詳細な説明は省略する。
図9は、第4の実施形態において、吐出不良を抑制するための処理に、欠陥の有無の判定結果を反映させるテストチャートの範囲を例示する模式図である。ヘッドユニット400は、例えば、用紙10の余白領域M0に、印刷可能領域T0にわたってテストチャートTC1を印刷する。チャート欠陥処理部812は、画像情報に応じて、吐出不良を抑制するための処理に、チャート欠陥検出部811による欠陥の有無の判定結果を反映させるテストチャートの範囲および色を決定する。
そして、図9に示す例では、チャート欠陥検出部811は、印刷可能領域T0においてテストチャートTC1の検査を行い、チャート欠陥処理部812は、決定されたテストチャートTC1の範囲および色について、吐出不良を抑制するための処理に、チャート欠陥検出部811による欠陥の有無の判定結果を反映させる。例えば、チャート欠陥処理部812は、コンテンツ画像C2の領域R2および色を考慮して、反映させるテストチャートの範囲を領域R2に決定し、色をコンテンツ画像C2の色に決定する。そして、決定された範囲および色について吐出不良を抑制するための処理を実施する。
これにより、印刷可能領域T0の全体領域およびYMCKの全色に対して反映させる場合に比べて、処理にかかる時間を低減できる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、上述の実施形態では、テストチャートを印刷する領域および色、テストチャートを検査する範囲および色、または吐出不良を抑制するための処理に、欠陥の有無の判定結果を反映させるテストチャートの範囲および色を、用紙11のコンテンツ画像C2の領域および色に限定する場合について説明した。しかしながら、本発明はこのような場合に限定されない。検査にかかる時間を低減する目的として、テストチャートを印刷する領域および色、テストチャートを検査する範囲および色、または吐出不良を抑制するための処理に、欠陥の有無の判定結果を反映させるテストチャートの範囲および色を、欠陥が検出された領域および色に限定するように構成してもよい。
また、上述した実施形態に係る画像形成装置100における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置100の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
100 画像形成装置、
200 用紙搬送部、
211 搬送ベルト、
212 搬送ローラー、
300 給紙部、
400 ヘッドユニット、
410 ノズルヘッド、
411 吐出部、
420 ノズルヘッド駆動部、
500 操作表示部、
600 通信部、
700 画像読取部、
800 制御部、
801 CPU、
802 RAM、
803 ROM、
804 補助記憶部、
811 チャート欠陥検出部、
812 チャート欠陥処理部、
813 コンテンツ欠陥検出部、
814 コンテンツ欠陥処理部、
815 取得部。

Claims (8)

  1. 記録媒体に向けてインクを吐出する吐出部を備え、当該吐出部から吐出されたインクによりコンテンツ画像およびテストチャートを前記記録媒体に形成する画像形成部と、
    前記記録媒体に形成された画像を読み取ることによりスキャン画像を生成する読取部と、
    前記読取部によって生成されたスキャン画像のコンテンツ画像について欠陥の有無を判定するコンテンツ欠陥検出部と、
    前記コンテンツ欠陥検出部によって、前記スキャン画像のコンテンツ画像に欠陥があると判定された場合に、前記記録媒体を無効にするコンテンツ欠陥処理部と、
    前記スキャン画像のテストチャートについて欠陥の有無を判定するチャート欠陥検出部と、
    前記チャート欠陥検出部によって、前記スキャン画像のテストチャートに欠陥があると判定された場合、後続の記録媒体に対する吐出不良を抑制するための処理を実施するチャート欠陥処理部と、を有する、画像形成装置。
  2. 前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、
    前記チャート欠陥処理部は、
    前記画像情報に応じて、前記チャート欠陥検出部による欠陥の有無の判定結果を、前記吐出不良を抑制するための処理に反映させるテストチャートの範囲を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、
    前記チャート欠陥検出部は、
    前記画像情報に応じて、前記テストチャートにおいて欠陥の有無を判定する範囲を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、
    前記画像形成部は、
    前記画像情報に応じて、前記記録媒体の余白領域にテストチャートを形成する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、
    前記チャート欠陥検出部は、
    前記画像情報を用いて、前記後続の記録媒体において前記コンテンツ画像が形成される領域を算出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記後続の記録媒体に形成するコンテンツ画像の画像情報を取得する取得部をさらに有し、
    前記チャート欠陥検出部は、
    前記コンテンツ画像が形成される領域毎に使用されるインクの色を特定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記チャート欠陥処理部は、前記吐出不良を抑制するための処理として、
    前記吐出部によるインクの吐出量を制御し、前記後続の記録媒体に形成されるコンテンツ画像に補正をかける、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 記録媒体に向けてインクを吐出する吐出部から吐出されたインクによりコンテンツ画像およびテストチャートを前記記録媒体に形成するステップ(a)と、
    前記記録媒体に形成された画像を読み取ることによりスキャン画像を生成するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)で生成されたスキャン画像のコンテンツ画像について欠陥の有無を判定するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)で前記スキャン画像のコンテンツ画像に欠陥があると判定された場合に、前記記録媒体を無効にするステップ(d)と、
    前記スキャン画像のテストチャートについて欠陥の有無を判定するステップ(e)と、
    前記ステップ(e)で前記スキャン画像のテストチャートに欠陥があると判定された場合、後続の記録媒体に対する吐出不良を抑制するための処理を実施するステップ(f)と、をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
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