JP2021081606A - レンズ調芯機構、レンズ鏡筒、及び、レンズ調芯方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】調芯機構のためのスペースを抑えることができるレンズ調芯機構を提供する。【解決手段】複数のレンズ群を有するレンズ鏡筒の調芯機構100は、複数のレンズ群のうち第3レンズ群G3を構成する第1のレンズL1からなる第1サブレンズ群を保持する主枠20と、主枠20に保持され、第3レンズ群G3を構成する第2のレンズL2からなる第2サブレンズ群を保持する副枠22と、を備え、主枠20はレンズ鏡筒1に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持され、副枠22は主枠20に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されている。【選択図】図6
Description
本発明は、レンズ調芯機構、レンズ鏡筒、及び、レンズ調芯方法に関する。
複数のレンズ群を光軸方向に移動させることにより、ズーミングやフォーカシングを行うことができるレンズ鏡筒が広く用いられている。また、ズームレンズ鏡筒の各レンズ群が複数のレンズにより構成されることが多い。このような複数のレンズ群を含み、レンズ群が複数のレンズにより構成されているレンズ鏡筒を組み立てる際には、レンズ群内のレンズ同士の光軸を一致させる調芯(以下、「群内調芯」という)を行った後、レンズ群同士の調芯(以下、「群間調芯」という)を行う。
このような鏡筒として、例えば、特許文献1(特に図4〜6)には、第1レンズ群G1のレンズL4を保持する保持部材4を、摺動部材14に120°間隔で取り付けられたねじ21で固定することにより、ねじ21を進退させてレンズL4を第1レンズ群G1内の他のレンズL1〜L3と群内調芯できるように構成するとともに、第2レンズ群G2のレンズ群L5を保持する保持部材10を、摺動部材3に120°間隔で取り付けられたねじ31で固定することにより、ねじ31を進退させてレンズ群L5を他のレンズ群と群間調芯できるように構成したレンズ鏡筒が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、群内調芯のための機構を第1レンズ群に設けるとともに、群間調芯のための機構を第2レンズ群に設ける必要がある。このため、レンズ鏡筒の複数個所に調芯機構のためのスペースを設ける必要があり、レンズ鏡筒が大きくなるという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、調芯機構のためのスペースを抑えることができるレンズ調芯機構及びレンズ調芯方法を提供することを目的とする。
本発明のレンズ調芯機構は、鏡筒本体内に配置された複数のレンズ群を有するレンズ鏡筒の調芯機構であって、複数のレンズ群のうち1つのレンズ群を構成する1枚以上のレンズからなる第1サブレンズ群を保持する主枠と、主枠に保持される副枠であって、第1サブレンズ群と異なる1枚以上のレンズのうち主枠に保持されていない1枚以上のレンズからなる第2サブレンズ群を保持する1つ以上の副枠と、を備え、主枠は鏡筒本体に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持され、副枠は主枠に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されている、ことを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、主枠に対して副枠を移動することにより群内調芯を行うことができ、鏡筒本体に対して主枠を移動することにより群間調芯を行うことができる。また、同じ群内のレンズを保持する主枠と副枠とを移動することにより群間調芯及び群内調芯を行うことができるため、一か所に調芯機構を集約することができ、調芯機構のためのスペースを押え、レンズ鏡筒が大きくなるのを防止できる。
また、本発明に調芯方法は、複数のレンズ群を有するレンズ鏡筒の調芯方法であって、レンズ鏡筒は、鏡筒本体と、複数のレンズ群のうち1つのレンズ群を構成する1枚以上のレンズからなる第1サブレンズ群を保持する主枠と、主枠に保持される副枠であって、第1サブレンズ群と異なる1枚以上のレンズのうち主枠に保持されていない1枚以上のレンズからなる第2サブレンズ群を保持する副枠と、を備え、主枠はレンズ鏡筒に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持され、副枠は主枠に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されており、主枠に対して副枠を光軸と垂直な方向に移動して第1のレンズと第2のレンズとを調芯する群内調芯ステップと、主枠を鏡筒本体に対して光軸と垂直な方向に移動して1つのレンズ群を複数のレンズ群のうちの他のレンズ群に対して調芯する群間調芯ステップと、を含む。
上記構成の本発明によれば、主枠に対して副枠を移動することにより群内調芯を行うことができ、鏡筒本体に対して主枠を移動することにより群間調芯を行うことができる。また、同じ群内のレンズを保持する主枠と副枠とを移動することにより群間調芯及び群内調芯を行うことができるため、一か所に調芯機構を集約することができ、調芯機構のためのスペースを押え、レンズ鏡筒が大きくなるのを防止できる。
本発明によれば、調芯機構のためのスペースを抑えることができるレンズ調芯機構及びレンズ調芯方法を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態による調芯機構を有するレンズ鏡筒について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、撮像素子を有するカメラ本体に接続される側を、結像側又は後方といい、カメラ本体と反対側を、被写体側又は前方という。また、光軸に垂直な平面内において光軸から離間する方向を半径方向外方といい、光軸に垂直な平面内において光軸に向かう方向を半径方向内方という。
図1〜図5は、本発明の一実施形態によるレンズ鏡筒を示し、図1は斜視図、図2は正面図、図3は背面図、図4は図2におけるIV−IV断面図、図5は図2におけるV−V断面図である。図1〜図5に示すように、レンズ鏡筒1は、鏡筒本体2と、鏡筒本体2内に配置された光学系を構成するレンズ群G1〜G5を備える。
鏡筒本体2は、主鏡筒(前方鏡筒)4と、後方鏡筒6とを含み、後方鏡筒6の前方に前方鏡筒4が連結されている。
鏡筒本体2は、主鏡筒(前方鏡筒)4と、後方鏡筒6とを含み、後方鏡筒6の前方に前方鏡筒4が連結されている。
前方鏡筒4は、筒状の筒状部4Bと、筒状部4Bの後端部から半径方向外方に延びる後方外フランジ部4Aと、を含む。筒状部4Bは、略八角形の筒体状に形成されている。後方外フランジ部4Aは、外形が角取りされた略正方形状に形成されている。
前方鏡筒4の筒状部4Bの後端部の後方外フランジ部4Aとの境界部には、周方向に間隔をあけて3つの冶具挿入用開口4Dと、3つの照射用開口4Eとが交互に形成されている。
前方鏡筒4の筒状部4Bの後端部の後方外フランジ部4Aとの境界部には、周方向に間隔をあけて3つの冶具挿入用開口4Dと、3つの照射用開口4Eとが交互に形成されている。
後方鏡筒6は、筒状の筒状部6Bと、筒状部6Bの後端部から半径方向外方に延びる後方外フランジ部6Aと、筒状部6Bの前端部から半径方向外方に延びる前方外フランジ部6Cと、筒状部6Bの前端部から半径方向内方に延びる前方内フランジ部6Dとを備える。前方内フランジ部6Dは、筒状部6Bの先端部から半径方向内方に延びており、ねじ穴6D1が形成されている。
前方鏡筒4と後方鏡筒6とは、前方鏡筒4の後方外フランジ部4Aと、後方鏡筒6の前方外フランジ部6Cとがねじ止めされることにより、固定されている。
第1レンズ群G1は複数のレンズからなり、第1レンズ群G1を構成する複数のレンズは第1レンズ群保持枠10により保持されている。第1レンズ群保持枠10は、中央に開口が形成された板材からなり、開口に沿ってレンズを保持するための保持構造が形成されている。第1レンズ群保持枠10は、前方鏡筒4の先端部を閉鎖するように、前方鏡筒4に取り付けられている。
第2レンズ群G2は複数のレンズからなり、第2レンズ群G2を構成する複数のレンズは第2レンズ群保持枠12により保持されている。第2レンズ群保持枠12は、中央に開口が形成された板材からなり、開口に沿ってレンズを保持するための保持構造が形成されている。第2レンズ群保持枠12は、光軸方向に移動可能に設けられており、ズーミング時に撮影者の操作又はモータにより光軸方向に移動される。
第3レンズ群G3は、第1サブレンズ群を構成する第1のレンズL1と、第1サブレンズ群とは異なる第2サブレンズ群を構成する第2のレンズL2とを有し、これら第1のレンズL1及び第2のレンズL2は、第3レンズ群保持枠14により保持されている。第3レンズ群保持枠14の詳細な構成については後述する。なお、第1サブレンズ群を構成する第1のレンズL1及び第2サブレンズ群を構成する第2のレンズL2の枚数は単数でもよいし、複数でもよい。また、第3レンズ群G3は第1サブレンズ群及び第2サブレンズ群以外にもレンズを含んでもよい。
第4レンズ群G4は複数のレンズからなり、第4レンズ群G4を構成する複数のレンズは第4レンズ群保持枠16により保持されている。第4レンズ群保持枠16は、中央に開口が形成された板材からなり、開口に沿ってレンズを保持するための保持構造が形成されている。第4レンズ群保持枠16は、光軸方向に移動可能に設けられており、ズーミング及びフォーカシング時に撮影者の操作又はモータにより光軸方向に移動される。
第5レンズ群G5は複数のレンズからなり、第5レンズ群G5を構成する複数のレンズは第5レンズ群保持枠18により保持されている。第5レンズ群保持枠18は、中央に開口が形成された板材からなり、開口に沿ってレンズを保持するための保持構造が形成されている。第5レンズ群保持枠18は、後方鏡筒6の後端部を閉鎖するように、後方鏡筒6に取り付けられている。
次に、第3レンズ群保持枠14及び本実施形態による調芯機構について説明する。
図6は、図1に示すレンズ鏡筒の第3レンズ群保持枠の構成を示す分解斜視図である。図6に示すように、第3レンズ群保持枠14は、主枠20と副枠22とにより構成されている。
図6は、図1に示すレンズ鏡筒の第3レンズ群保持枠の構成を示す分解斜視図である。図6に示すように、第3レンズ群保持枠14は、主枠20と副枠22とにより構成されている。
主枠20は略円形に形成された本体部20Aと、本体部20Aから半径方向外方に延びる3つの延出部20Bとを含む。
本体部20Aには中央に開口が形成されており、開口に沿ってレンズを保持するための保持構造が形成されている。第3レンズ群G3を構成する第1のレンズL1は、この保持機構により主枠20に保持されている。本体部20Aの開口の周囲には周方向に間隔をあけて3つのねじ穴20aが形成されている。
本体部20Aには中央に開口が形成されており、開口に沿ってレンズを保持するための保持構造が形成されている。第3レンズ群G3を構成する第1のレンズL1は、この保持機構により主枠20に保持されている。本体部20Aの開口の周囲には周方向に間隔をあけて3つのねじ穴20aが形成されている。
また、本体部20Aの副枠22側の面の外周部には、周方向に間隔をあけて3つの接着剤受部20bが形成されている。各接着剤受部20bは、半径方向外側に向かって開放され、副枠22に向けて立設されたコの字状の壁部20b1により形成されている。
また、本体部20Aの延出部20Bの近傍には、貫通孔20Cが形成されている。貫通孔20Cの直径は、第3レンズ群保持枠14を鏡筒本体2に固定するための第1の固定ねじ26の軸部の直径よりも大きい。
延出部20Bの副枠22側の面の周方向一方側には凹状のガイド溝20dが形成されており、周方向他方側には副枠22側に向かって突出する冶具受部20eが形成されている。ガイド溝20dは、半径方向に延びており、冶具受部20eは延出部20Bの半径方向外端部まで延びている。
副枠22は、略円形に形成された本体部22Aと、本体部22Aから半径方向外方に延びる3つの第1延出部22Bと、本体部22Aから半径方向外方に延びる3つの第2延出部22Cと、を含む。
本体部22Aには中央に開口が形成されており、開口に沿ってレンズを保持するための保持構造が形成されている。第3レンズ群G3を構成する第2のレンズL2は、この保持機構により副枠22に保持されている。本体部20Aの開口の周囲には周方向に間隔をあけて3つのねじ穴20aが形成されている。
第1延出部22Bは半径方向外方に向かって延び、先端部が主枠20に向かって屈曲され、冶具受部22B1が形成されている。第1延出部22Bの幅は、主枠20のガイド溝20dの幅よりも狭い。第2延出部22Cは半径方向外方に向かって延び、主枠20側の面には、接着剤受部22aが形成されている。接着剤受部22aは、半径方向外側に向かって開放され、主枠20に向かって立設されたコの字状の壁部22a1により形成されている。
本体部22Aには周方向に間隔をあけて3つの貫通孔22bが形成されている。この貫通孔22bの直径は、主枠20と副枠22とを固定するための第2の固定ねじ24の軸部の直径よりも大きい。
副枠22は、副枠22の第1延出部22Bが主枠20のガイド溝20d内に配置された状態で、第2の固定ねじ(第2の締結部材)24により主枠20のねじ穴20aに保持されている。第2の固定ねじ24は、軸部24Bが副枠22の貫通孔22bを挿通した状態で、軸部24Bの先端がねじ穴20aに螺合している。第2の固定ねじ24は、頭部24Aが副枠22に当接するまで締め込まれておらず(不完全な締め込み状態)、頭部24Aと副枠22との間に隙間が生じる状態となっている。そして、第2の固定ねじ24の軸部24Bの周囲には第2のコイルばね(第2の付勢部材)28が設けられており、この第2のコイルばね28により副枠22が光軸方向に主枠20に向かって付勢されている。この第2のコイルばね28により副枠22と頭部24Aとが離間しており、副枠22が不完全な締め込み状態で主枠20に固定される。また、副枠22の貫通孔22bの直径が第2の固定ねじ24の軸部24Bよりも大きいため、副枠22は主枠20に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されている。なお、本実施形態において、第3レンズ群保持枠14は一つの副枠22を含んでいるが、第3レンズ群G3のレンズの枚数に応じて複数の副枠を設けてもよい。
第3レンズ群保持枠14は、第1の固定ねじ(第1の締結部材)26により、後方鏡筒6の前方内フランジ部6Dに固定されている。第1の固定ねじ26は、軸部26Bが主枠20の貫通孔20Cを挿通した状態で、軸部26Bの先端が後方鏡筒6のねじ穴6D1(図5)に螺合している。第1の固定ねじ26は、頭部26Aが主枠20に当接するまで締め込まれておらず(不完全な締め込み状態)、頭部26Aと主枠20との間に隙間が生じる状態となっている。そして、第1の固定ねじ26の軸部26Bの周囲には第1のコイルばね(第1の付勢部材)30が設けられており、この第1のコイルばね30により主枠20が光軸方向に前方内フランジ部6Dに向かって付勢されている。この第1のコイルばね30により主枠20と頭部26Aとが離間しており、主枠20が不完全な締め込み状態で後方鏡筒6の前方内フランジ部6Dに固定される。また、主枠20の貫通孔20Cの直径が第1の固定ねじ26の軸部26Bよりも大きいため、主枠20は前方内フランジ部6D(鏡筒1)に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されている。
本実施形態によるレンズ調芯機構100は、第3レンズ群保持枠14に形成されておりお、第3レンズ群G3を構成する第1のレンズL1を保持する主枠20と、主枠20に保持され、レンズ群G3を構成する第2のレンズL2を保持する副枠22と、を備え、主枠20は鏡筒1に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持され、副枠22は主枠20に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されて、構成されている。
以下、レンズ調芯機構100により第3レンズ群G3を構成する第1のレンズL1と第2のレンズL2との群内調芯と、第3レンズ群G3を他のレンズ群に対して調芯する群間調芯を行う流れを説明する。
図7〜図10は、図1に示す鏡筒において調芯を行う様子を示す斜視図であり、図7は分解斜視図、図8は主枠、副枠、及び調整冶具のみを示す結像側から見た図、図9は図4に対応する断面図、図10は図5に示す断面図である。
図7〜図10は、図1に示す鏡筒において調芯を行う様子を示す斜視図であり、図7は分解斜視図、図8は主枠、副枠、及び調整冶具のみを示す結像側から見た図、図9は図4に対応する断面図、図10は図5に示す断面図である。
図7に示すように、本実施形態では、鏡筒1を固定した状態で、UV照射装置110と、調整冶具120と、センサ130(図9、図10)を用いて調芯を行う。UV照射装置110は、各照射用開口4Eの半径方向外方に設けられており、半径方向内方に向かって紫外線を照射可能な装置である。
図7及び図8に示すように、調整冶具120は、それぞれ、冶具支持部122と、冶具支持部122に取り付けられた主枠支持ピン(主枠支持部材)124と、副枠支持ピン(副枠支持部材)126とを備える。冶具支持部122は主枠支持ピン124及び副枠支持ピン126を平行に進退可能に保持する。各冶具支持部122は、冶具挿入用開口4Dの半径方向外方に設けられている。
センサ130は、例えば、CMOSなどの撮像素子であり、レンズ鏡筒1の中心軸上の結像側に配置されている。センサ130は、レンズ群を通った光を受光し、受光した画像をディスプレイなどの出力装置に送信する。
以下、鏡筒1のレンズ調芯方法を説明する。
まず、鏡筒1を固定支持する鏡筒配置ステップを行う。具体的には、センサ130が鏡筒1の中心軸(レンズ群の光軸)の延長線上に位置し、UV照射装置110が各照射用開口4Eの半径方向外方に位置するように、鏡筒1を支持装置(図示せず)により固定する。
まず、鏡筒1を固定支持する鏡筒配置ステップを行う。具体的には、センサ130が鏡筒1の中心軸(レンズ群の光軸)の延長線上に位置し、UV照射装置110が各照射用開口4Eの半径方向外方に位置するように、鏡筒1を支持装置(図示せず)により固定する。
次に、調整冶具120を配置し、主枠20及び副枠22を調整冶具120により保持する調整冶具配置ステップを行う。具体的には、まず、調整冶具120の主枠支持ピン124及び副枠支持ピン126は、前方鏡筒4の冶具挿入用開口4Dを挿通させる。そして、各主枠支持ピン124を先端が主枠20の冶具受部20eの半径方向外面に当接するまで半径方向内方に進行させる。主枠支持ピン124は、先端が主枠20の冶具受部20eに当接した状態で進退しないように固定する。また、各副枠支持ピン126を先端が副枠22の冶具受部22B1の半径方向外面に当接するまで半径方向内方に進行させる。このような構成により、主枠20は、調整冶具120の主枠支持ピン124により半径方向外方から3か所で支持されており、副枠22は調整冶具の副枠支持ピン126により半径方向外方から3か所で支持されている。
次に、第3レンズ群G3の第1のレンズL1と第2のレンズL2とを調芯する群内調芯ステップを行う。群内調芯ステップでは、主枠20を移動しないように支持した状態で、センサ130により光学系を通った光を検知しながら、主枠20に対して副枠22を光軸と垂直方向に移動させる。すなわち、主枠支持ピン124を冶具支持部122に対して固定した状態で、各副枠支持ピン126を進退させる。各副枠支持ピン126の進退量を調整することにより、光軸と垂直方向な平面内で副枠22を自由に移動させることができる。そして、センサ130により第1のレンズL1と第2のレンズL2の光軸が一致したことを検知すると、その位置で各副枠支持ピン126が進退しないように固定する。なお、この第3レンズ群G3を調芯する群内調芯ステップの際は、第1レンズ群保持枠10、第2レンズ群保持枠12、第4レンズ群保持枠16、及び、第5レンズ群保持枠18を取り外した状態で行ってもよいし、さらに、前方鏡筒4及び後方鏡筒6を取り外した状態で行ってもよい。
次に、第3レンズ群G3を他のレンズ群に対して調芯する群間調芯ステップを行う。群内調芯ステップでは、センサ130により光学系を通った光を検知しながら、鏡筒本体2を移動しないように指示した状態で、各主枠支持ピン124を進退させて、主枠20を副枠22とともに鏡筒本体2に対して光軸と垂直方向に移動させる。各主枠支持ピン124の進退量を調整することにより、光軸と垂直方向な平面内で主枠20を自由に移動させることができる。この際、主枠支持ピン124を進退させるとともに、副枠支持ピン126を主枠支持ピン124に合わせて進退させることにより、副枠22を主枠20とともに移動させることができる。そして、センサ130により第3レンズ群G3の光軸が他のレンズ群の光軸と一致したことを検知すると、その位置で各主枠支持ピン124が進退しないように固定する。
そして、上記説明した群内調芯ステップと、群間調芯ステップとを複数回繰り返す。これにより、群内調芯ステップと、群間調芯ステップとを繰り返すごとに、光学系の調芯精度がより向上される。そして、光学系の調芯精度が十分になるまで、群内調芯ステップと、群間調芯ステップとを繰り返した後、以下の副枠接着ステップ及び主枠接着ステップを行う。
次に、接着剤140により副枠22を主枠20に接着する副枠接着ステップを行う。副枠接着ステップでは、図9に示すように、副枠22の接着剤受部22aと主枠20の本体部20Aとの間に紫外線硬化性の接着剤(樹脂)140を注入する。接着剤140は、照射用開口4Eを通じて接着剤受部22a内に注入すればよい。そして、UV照射装置110により、紫外線を照射用開口4Eを通して接着剤受部22a内の接着剤140に照射する。これにより、接着剤140が硬化し、主枠20に対して副枠22が固定される。
次に、接着剤142により主枠20を鏡筒本体2に接着する主枠接着ステップを行う。主枠接着ステップでは、図10に示すように、主枠20の接着剤受部20bと後方鏡筒6の前方内フランジ部6Dとの間に紫外線硬化性の接着剤(樹脂)142を注入する。接着剤142は、照射用開口4Eを通じて接着剤受部20b内に注入すればよい。そして、UV照射装置110により、紫外線を照射用開口4Eを通して接着剤受部20b内の接着剤142に照射する。これにより、接着剤142が硬化し、鏡筒本体2に対して主枠20が固定される。
以上の工程により、群内調芯及び群間調芯を行うことができる。
以上の工程により、群内調芯及び群間調芯を行うことができる。
本実施形態によれば以下の効果が奏される。
本実施形態のレンズ調芯機構100では、第3レンズ群G3を構成する第1のレンズL1を保持する主枠20と、主枠20に保持された第2のレンズL2を保持する副枠22と、を備え、主枠20は鏡筒本体2に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持され、副枠22は主枠20に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されている。このような構成により、主枠20に対して副枠22を移動することにより群内調芯を行うことができ、鏡筒本体2に対して主枠20を移動することにより群間調芯を行うことができる。また、同じ群内のレンズを保持する主枠20と副枠22とを移動することにより群間調芯及び群内調芯を行うことができるため、一か所に調芯機構を集約することができ、調芯機構のためのスペースを押え、レンズ鏡筒が大きくなるのを防止できる。
本実施形態のレンズ調芯機構100では、第3レンズ群G3を構成する第1のレンズL1を保持する主枠20と、主枠20に保持された第2のレンズL2を保持する副枠22と、を備え、主枠20は鏡筒本体2に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持され、副枠22は主枠20に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されている。このような構成により、主枠20に対して副枠22を移動することにより群内調芯を行うことができ、鏡筒本体2に対して主枠20を移動することにより群間調芯を行うことができる。また、同じ群内のレンズを保持する主枠20と副枠22とを移動することにより群間調芯及び群内調芯を行うことができるため、一か所に調芯機構を集約することができ、調芯機構のためのスペースを押え、レンズ鏡筒が大きくなるのを防止できる。
また、本実施形態では、鏡筒本体2には、主枠20及び副枠22を鏡筒本体2の外部から冶具により移動可能なように冶具挿入用開口4Dが形成されている。これにより、鏡筒本体2を解体することなく、主枠20及び副枠22を移動させることができる。つまり、従来では主枠20及び副枠22を鏡筒本体2から取り出して群内調芯した後、これらを鏡筒本体2に組み付けて群間調芯を行う必要があったが、本実施形態では主枠20及び副枠22が鏡筒本体2に保持された状態のまま群内調芯と群間調芯とを繰り返し行うことができる。主枠20及び副枠22を鏡筒本体2から取り出して群内調芯してから鏡筒本体2に戻す場合、主枠20及び副枠22を鏡筒本体2に戻す際の組付け誤差等を考慮する必要があるが、本実施形態ではその必要もなく、光学系の調芯精度をより向上することができる。
また、本実施形態では、主枠20は、第1の固定ねじ26によって鏡筒本体2に不完全な締め込み状態で取り付けられ、副枠22は、第2の固定ねじ24によって主枠20に不完全な締め込み状態で取り付けられている。これにより、主枠20が鏡筒本体2に対して光軸と垂直方向に移動可能になるとともに、副枠22が主枠20に対して光軸と垂直方向に移動可能になる。
また、第1の固定ねじ26には主枠20を光軸方向に前方内フランジ部6Dに向かって付勢する第1のコイルばね30が設けられ、第1のコイルばね30によって主枠20を鏡筒本体2に不完全な締め込み状態で取り付け、第2の固定ねじ24には副枠22を光軸方向に主枠20に向かって付勢する第2のコイルばね28が設けられ、第2のコイルばね28によって副枠22を主枠20に不完全な締め込み状態で取り付けている。このような構成により、主枠20が鏡筒本体2に対して保持されるとともに冶具などにより光軸と垂直方向に移動させることができ、また、副枠22が主枠20に対して保持されるとともに冶具などにより光軸と垂直方向に移動させることができる。
また、本実施形態では、主枠20は、主枠20と鏡筒本体2を接着する接着剤142を受ける接着剤受部20bを備え、副枠22は、副枠22と主枠20を接着する接着剤140のための接着剤受部22aを備える。これにより、接着剤140、142が所定の位置に収容されるため、他の部材に接着剤が付着するなどの不具合を防止できる。
また、本実施形態では、主枠20に対して副枠22を移動して第1のレンズL1と第2のレンズL2とを調芯する群内調芯ステップと、主枠20を鏡筒本体2に対して移動して第3レンズ群G3を他のレンズ群に対して調芯する群間調芯ステップとを行っている。このように、群内調芯及び群間調芯を第3レンズ群G3を保持する主枠20及び副枠22を用いて行っているため、一か所に調芯機構を集約することができ、調芯機構のためのスペースを押え、レンズ鏡筒1が大きくなるのを防止できる。
本実施形態では、調整冶具配置ステップにおいて、冶具支持部122と、冶具支持部122に対して主枠20に向かって進退可能な主枠支持ピン124と、冶具支持部122に対して副枠22に向かって進退可能な副枠支持ピン126とを備えた調整冶具を配置する。そして、群内調芯ステップでは、主枠20を移動しないように支持した状態で、副枠支持ピン126を進退することにより、副枠22を移動し、群間調芯ステップでは、鏡筒本体2を移動しように支持した状態で、主枠支持ピン124を進退することにより、主枠20を移動している。これにより、主枠20を保持した状態で副枠支持ピン126を進退させることにより主枠20に対して副枠22を移動させることができるとともに、副枠支持ピン126を後退させた状態で、主枠支持ピン124を進退させることにより、主枠20を移動させることができる。
本実施形態では、副枠接着ステップ及び主枠接着ステップを、群内調芯ステップ及び群間調芯ステップが複数回行われた後に行っている。このように、主枠20及び副枠22を鏡筒本体2に保持したまま群内調芯ステップ及び群間調芯ステップを複数回行うことにより、光学系の調芯精度をより向上することができる。
本実施形態では、鏡筒本体2の前方鏡筒4には照射用開口4Eが形成され、接着剤140、142が紫外線硬化性接着剤であり、接着剤140、142は照射用開口を通じて外方より紫外線を照射することにより接着している。これにより、鏡筒1を分解することなく、容易に鏡筒本体2の外部から主枠20と副枠22との接着、及び、主枠と鏡筒本体2との接着作業を行うことができる。
1 レンズ鏡筒
2 鏡筒本体
4 前方鏡筒
4A 後方外フランジ部
4B 筒状部
4D 冶具挿入用開口
4E 照射用開口
6 後方鏡筒
6A 後方外フランジ部
6B 筒状部
6C 前方外フランジ部
6D 前方内フランジ部
6D1 ねじ穴
10 第1レンズ群保持枠
12 第2レンズ群保持枠
14 第3レンズ群保持枠
16 第4レンズ群保持枠
18 第5レンズ群保持枠
20 主枠
20A 本体部
20B 延出部
20C 貫通孔
20a ねじ穴
20b 接着剤受部
20b1 壁部
20d ガイド溝
20e 冶具受部
22 副枠
22A 本体部
22B 第1延出部
22B1 冶具受部
22C 第2延出部
22a 接着剤受部
22a1 壁部
22b 貫通孔
24 第2の固定ねじ
24A 頭部
24B 軸部
26 第1の固定ねじ
26A 頭部
26B 軸部
28 第2のコイルばね
30 第1のコイルばね
100 レンズ調芯機構
110 UV照射装置
120 調整冶具
122 冶具支持部
124 主枠支持ピン
126 副枠支持ピン
130 センサ
140 接着剤
142 接着剤
2 鏡筒本体
4 前方鏡筒
4A 後方外フランジ部
4B 筒状部
4D 冶具挿入用開口
4E 照射用開口
6 後方鏡筒
6A 後方外フランジ部
6B 筒状部
6C 前方外フランジ部
6D 前方内フランジ部
6D1 ねじ穴
10 第1レンズ群保持枠
12 第2レンズ群保持枠
14 第3レンズ群保持枠
16 第4レンズ群保持枠
18 第5レンズ群保持枠
20 主枠
20A 本体部
20B 延出部
20C 貫通孔
20a ねじ穴
20b 接着剤受部
20b1 壁部
20d ガイド溝
20e 冶具受部
22 副枠
22A 本体部
22B 第1延出部
22B1 冶具受部
22C 第2延出部
22a 接着剤受部
22a1 壁部
22b 貫通孔
24 第2の固定ねじ
24A 頭部
24B 軸部
26 第1の固定ねじ
26A 頭部
26B 軸部
28 第2のコイルばね
30 第1のコイルばね
100 レンズ調芯機構
110 UV照射装置
120 調整冶具
122 冶具支持部
124 主枠支持ピン
126 副枠支持ピン
130 センサ
140 接着剤
142 接着剤
Claims (10)
- 鏡筒本体内に配置された複数のレンズ群を有するレンズ鏡筒の調芯機構であって、
前記複数のレンズ群のうち1つのレンズ群を構成する1枚以上のレンズからなる第1サブレンズ群を保持する主枠と、
前記主枠に保持される副枠であって、前記1つのレンズ群を構成する前記第1サブレンズ群と異なる1枚以上のレンズのうち前記主枠に保持されていない1枚以上のレンズからなる第2サブレンズ群を保持する1つ以上の副枠と、を備え、
前記主枠は前記鏡筒本体に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持され、
前記副枠は前記主枠に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されている、
ことを特徴とするレンズ調芯機構。 - 前記鏡筒本体には、前記主枠及び前記副枠を当該鏡筒本体の外部から冶具により移動可能なように、1つ以上の冶具用開口が形成されている、
請求項1に記載のレンズ調芯機構。 - 前記主枠は、第1の締結部材によって前記鏡筒本体に不完全な締め込み状態で取り付けられ、
前記副枠は、第2の締結部材によって前記主枠に不完全な締め込み状態で取り付けられ、
請求項1又は2に記載のレンズ調芯機構。 - 前記鏡筒本体は、光軸に垂直な方向に突出したフランジ部を有し、
前記第1の締結部材は、
前記主枠を光軸方向に前記鏡筒本体の前記フランジ部に向かって付勢する第1の付勢部材を備え、
当該第1の付勢部材によって前記主枠を前記鏡筒本体に不完全な締め込み状態で取り付け、
前記第2の締結部材は、
前記副枠を光軸方向に前記主枠に向かって付勢する第2の付勢部材を備え、
当該第2の付勢部材によって前記副枠を前記主枠に不完全な締め込み状態で取り付ける、
請求項3に記載のレンズ調芯機構。 - 前記主枠は、当該主枠と前記鏡筒本体とを接着する接着剤を受ける少なくとも1つ以上の接着剤受部を備え、
前記副枠は、当該副枠と前記主枠とを接着する接着剤を受ける少なくとも1つ以上の接着剤受部を備える、
請求項1〜4の何れか1項に記載のレンズ調芯機構。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載のレンズ調芯機構を備える、レンズ鏡筒。
- レンズ鏡筒の調芯方法であって、
前記レンズ鏡筒は、鏡筒本体と、前記鏡筒本体内に配置された複数のレンズ群と、前記複数のレンズ群のうち1つのレンズ群を構成する1枚以上のレンズからなる第1サブレンズ群を保持する主枠と、前記主枠に保持される副枠であって、前記第1サブレンズ群と異なる1枚以上のレンズのうち主枠に保持されていない1枚以上のレンズからなる第2サブレンズ群を保持する副枠と、を備え、前記主枠は前記レンズ鏡筒に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持され、前記副枠は前記主枠に対して光軸と垂直な方向に移動可能に保持されており、
前記主枠に対して前記副枠を前記光軸と垂直な方向に移動して、前記第1サブレンズ群と前記第2サブレンズ群とを調芯する群内調芯ステップと、
前記主枠を前記鏡筒本体に対して前記光軸と垂直な方向に移動して、前記1つのレンズ群を前記複数のレンズ群のうちの他のレンズ群に対して調芯する群間調芯ステップと、を含む、
ことを特徴とするレンズ調芯方法。 - 冶具支持部と、前記冶具支持部に対して前記主枠に向かって進退可能な主枠支持部材と、前記冶具支持部に対して前記副枠に向かって進退可能な副枠支持部材とを備えた調整冶具を配置する調整冶具配置ステップをさらに含み、
前記群内調芯ステップでは、前記主枠支持部材により前記主枠を支持した状態で、前記副枠支持部材を進退することにより、前記副枠を移動し、
前記群間調芯ステップでは、前記レンズ鏡筒を支持した状態で、前記主枠支持部材を進退することにより、前記主枠を移動する、
請求項7に記載のレンズ調芯方法。 - 前記副枠を前記主枠に接着剤により接着する副枠接着ステップと、
前記主枠を前記鏡筒本体に接着剤により接着する主枠接着ステップと、を含み、
前記副枠接着ステップ及び前記主枠接着ステップは、前記群内調芯ステップ及び前記群間調芯ステップが複数回行われた後に行われる、
請求項7又は8に記載のレンズ調芯方法。 - 前記鏡筒本体には照射用開口が形成され、
前記接着剤は紫外線硬化性接着剤であり、
前記副枠接着ステップ及び前記主枠接着ステップでは、前記接着剤は前記照射用開口を通じて外方より紫外線を照射することにより接着する、
請求項9に記載のレンズ調芯方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019209462A JP2021081606A (ja) | 2019-11-20 | 2019-11-20 | レンズ調芯機構、レンズ鏡筒、及び、レンズ調芯方法 |
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JP2019209462A JP2021081606A (ja) | 2019-11-20 | 2019-11-20 | レンズ調芯機構、レンズ鏡筒、及び、レンズ調芯方法 |
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JP2019209462A Pending JP2021081606A (ja) | 2019-11-20 | 2019-11-20 | レンズ調芯機構、レンズ鏡筒、及び、レンズ調芯方法 |
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- 2019-11-20 JP JP2019209462A patent/JP2021081606A/ja active Pending
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