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JP2021057910A - 表示装置および表示装置の制御方法 - Google Patents

表示装置および表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の画像をスクリーンに投射する場合、投射する画像を所望の大きさに指示するプロジェクターを提供する。【解決手段】プロジェクター10は、第1の画像信号に基づく第1の画像、第2の画像信号に基づく第2の画像、および、第1の画像と第2の画像との境界となる位置を示す境界線、を含む合成画像を生成する画像生成部と、画像生成部が生成した合成画像をスクリーンSCに表示する投射部90と、スクリーンSCに対する指示体70の位置を検出する位置検出部20と、位置検出部20が検出した指示体70の位置に基づいて境界線が移動した合成画像を画像生成部に生成させる制御部80と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置および表示装置の制御方法に関する。
従来、光源から出射される光束を変調して画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像をスクリーンに拡大して投射するプロジェクターが知られている。
近年では、下記特許文献1に示すように、複数の入力ソースから画像信号を受け付け、複数の画像信号に応じた複数の画像をスクリーンに投射するプロジェクターが開示されている。
このようなプロジェクターが投射する複数の画像の中から、着目する画像を他の画像よりも大きくスクリーンに表示させたい場合、ユーザーは、着目する画像に設定された優先度を他の画像の優先度よりも高く設定する。これにより、プロジェクターは、設定された優先度と画像の画素数に応じて、着目する画像を他の画像よりも大きく表示する。
特開2004−54134号公報
しかしながら、上述のプロジェクターでは、優先度を高くすることで大きく表示することはできるが、表示される画像の大きさは優先度と画素数に応じて決定されるため、ユーザーはスクリーンに投射される画像の大きさを明示的に指示できなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数の画像を投射する場合、投射する画像を所望の大きさに指示することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる表示装置は、第1の画像信号に基づく第1の画像、第2の画像信号に基づく第2の画像、および、前記第1の画像と前記第2の画像との境界となる位置を示す境界線、を含む合成画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部が生成した前記合成画像を表示面に表示する表示部と、前記表示面に対する指示体の位置を検出する検出部と、前記検出部が検出した前記指示体の位置に基づいて前記境界線が移動した前記合成画像を前記画像生成部に生成させる制御部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、第1の画像信号に基づく第1の画像、第2の画像信号に基づく第2の画像、および、第1の画像と第2の画像との境界となる位置を示す境界線を含む合成画像が投射されている表示面において、指示体を移動させることにより、境界線が移動した合成画像が生成されて投射されるため、第1の画像および第2の画像の大きさを指示体の移動により明示的に指示できる。
[適用例2]
上記適用例にかかる表示装置において、前記制御部は、前記合成画像において前記第1の画像と前記第2の画像とを分割可能な複数の分割位置のうち、前記境界線に最も近い前記分割位置に目安線を付加した前記合成画像を前記画像生成部に生成させることが好ましい。
このような構成によれば、第1の画像と第2の画像とを分割可能な分割位置のうち、指示体の位置に最も近い位置に目安線を表示させるため、所望の大きさに近い大きさで2つの画像を分割可能な位置を視認できる。
[適用例3]
上記適用例にかかる表示装置において、前記制御部は、前記指示体で指示可能な指示領域を前記境界に重畳した前記合成画像を前記画像生成部に生成させ、前記表示面に表示された前記合成画像の前記指示領域が前記指示体でクリックされたことを検知した場合、前記複数の分割位置のうち、前記境界と隣り合う第1の分割位置に前記合成画像の前記境界線を移動させることが好ましい。
このような構成によれば、境界に重畳して表示された指示領域をクリックすることで、目安線に応じた分割位置に隣り合う第1の分割位置に境界線を移動させることができる。
[適用例4]
上記適用例にかかる表示装置において、前記指示領域は、前記境界線に沿って移動可能であることが好ましい。
このような構成によれば、指示領域は目安線に沿って移動できるため、投射されている画像に応じて視認性を低下させない位置に移動させることができる。
[適用例5]
上記適用例にかかる表示装置において、前記第1の画像信号は第1の入力ソースから入力され、前記表示部が前記第1の画像を前記表示面に表示し、前記第2の画像は前記表示面に表示していない場合、前記制御部は、前記境界線が前記端部以外の位置に移動したことを検知すると、前記第1の入力ソースとは異なる第2の入力ソースから入力される前記第2の画像信号に基づく前記第2の画像を含む前記合成画像を、移動した前記境界線に基づいて前記画像生成部に生成させることが好ましい。
このような構成によれば、表示部が第1の画像を表示し、第2の画像を表示していない場合、移動した境界の位置に基づいて第2の入力ソースに基づく第2の画像を更に含む合成画像が生成されるため、複数の入力ソースに基づく画像を目安線の位置に基づいて合成した合成画像を生成できる。
[適用例6]
上記適用例にかかる表示装置において、前記制御部は、前記第1の画像信号に対しては信号判別処理を施さず、前記第2の画像信号に対しては前記信号判別処理を施すことが好ましい。
このような構成によれば、第1の画像信号に対しては信号判別処理を施さないため、第1の画像信号に基づいて生成した第1の画像を再生成することなく表示できる。
[適用例7]
上記適用例にかかる表示装置において、前記制御部は、前記第2の入力ソースが、第1のソースおよび第2のソースを含む複数のソースから選択可能である場合、前記第1のソースに応じた第1の指示領域と、前記第2のソースに応じた、前記第1の指示領域とは異なる第2の指示領域を配置した前記合成画像を前記画像生成部に生成させることが好ましい。
このような構成によれば、入力ソースの選択が容易になる。
[適用例8]
上記適用例にかかる表示装置において、前記制御部は、前記境界に基づいて前記第1の画像が配置されていた前記合成画像の一部の領域に前記第2の画像を配置する場合、設定された情報に基づいて前記第1の画像を優先して表示する領域を決定することが好ましい。
このような構成によれば、第1の画像が配置されていた合成画像の一部の領域に第2の画像を配置する場合、第1の画像を優先して表示する領域を設定することができる。
[適用例9]
本適用例にかかる表示装置の制御方法は、第1の画像信号に基づく第1の画像、第2の画像信号に基づく第2の画像、および、前記第1の画像と前記第2の画像との境界となる位置を示す境界線、を含む合成画像を生成すること、生成された前記合成画像を表示面に表示すること、前記表示面に対する指示体の位置を検出すること、検出された前記指示体の位置に基づいて前記境界線が移動した前記合成画像を生成すること、を備えることを特徴とする。
このような方法によれば、第1の画像信号に基づく第1の画像、第2の画像信号に基づく第2の画像、および、第1の画像と第2の画像との境界となる位置を示す境界線を含む合成画像が投射されている表示面において、指示体を移動させることにより、境界線が移動した合成画像が生成されて投射されるため、第1の画像および第2の画像の大きさを指示体の移動により明示的に指示できる。
実施形態に係るプロジェクターの使用例を示す図。 実施形態に係るプロジェクターの構成を示す機能ブロック図。 2分割表示の処理の流れを示すフローチャート。 2画面ボタンのドラッグ処理の流れを示すフローチャート。 2分割表示の処理の流れを示すフローチャート。 複数の目安線の位置を示す図。 外部入力モードによる第1の投射画面を示す図。 外部入力モードによる第1の投射画面でガイド線の移動を示す図。 外部入力モードによる第1の投射画面でガイド線の移動を示す図。 外部入力モードによる第1の投射画面でガイド線の移動を示す図。 外部入力モードによる第1の投射画面でガイド線の移動を示す図。 外部入力モードによる第1の投射画面でガイド線の移動を示す図。 左拡大のサイズで2分割表示した例を示す図。 等倍のサイズで2分割表示した例を示す図。 右拡大のサイズで2分割表示した例を示す図。 1画面で投射した例を示す図。 2分割表示した状態からガイド線の移動を示す図。 2分割表示した状態からガイド線の移動を示す図。 2分割表示した状態からガイド線の移動を示す図。 2分割表示する場合に表示するソースを決定する処理の流れを示すフローチャート。 第2の投射画面を表示する方向を説明する図。 複数の指示領域が表示された第1の投射画面を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本発明を適用した実施形態に係るプロジェクター10の使用例を示す図である。このプロジェクター10は、表示装置の1つであり、表示面であるスクリーンSCの直上に設置され、斜め下方に向けて画像を投射する短焦点型である。また、本実施形態で例示するスクリーンSCは、壁面に固定されるか、または、床面に立設された、平板または幕である。尚、壁面をスクリーンSCとして使用することも可能である。この場合、スクリーンSCとして使用される壁面の上部にプロジェクター10が取り付けられても良い。
プロジェクター10は、外部入力モードとして、外部から入力される画像データに基づいて画像をスクリーンSCに投射できる。
また、このプロジェクター10は、画像を投射するスクリーンSC上において、ユーザー(操作者)が指示体70を用いて所定の操作を指示する機能(インタラクティブ機能)を有する。指示体70は、例えば、ペン型の入力デバイスであり、操作者は軸部71を把持し、先端をスクリーンSCに押しつけるように使用する。指示体70の先端には押圧操作を検出する操作スイッチ72が設けられており、操作者が指示体70の先端をスクリーンSCに押し付けた場合に、操作スイッチ72がオンになる。操作者は、スクリーンSC上の任意の位置で指示体70の先端をスクリーンSCに押しつけることで、位置指示操作を行うことができる。
プロジェクター10は、後述するように、スクリーンSC上における指示体70の位置を検出する機能を有する。プロジェクター10は、操作者が位置指示操作を行った場合に、指示体70の先端がスクリーンSCに接した位置を操作位置として検出し、操作者が指示体70により行った位置指示操作を受け付けて、この操作を投射画像に反映させることができる。具体的には、プロジェクター10は、ユーザーによる描画動作、即ち、ユーザーにより保持された指示体70がスクリーンSC上に押し付けられた状態で移動する動作に基づいて、直線、曲線、多角形の図形や、文字等の描画画像200を描画し、描画画像200をスクリーンSCに投射する。
例えば、プロジェクター10は、図1のようにスクリーンSCに投射されている画像が無い場合に、スクリーンSCに第2の投射画面220を白色光で投射してホワイトボードのような状態にすると共に、スクリーンSC上に描画画像200を描画する機能(ホワイトボード(WB)機能)を有する。このようなWB機能を実行する態様をWBモードと呼ぶ。
また、プロジェクター10は、何らかの投射画像がスクリーンSCに投射されている場合に、投射画像に重畳して描画画像200を描画できる機能(アノテーション機能)を有する。
また、プロジェクター10は、後述するように、スクリーンSCに投射される2画面ボタン230が指示体70で指示された場合、スクリーンSCに投射される領域を2分割し、分割した領域に異なるモード、例えば、WBモードと外部入力モード、の画像を同時に投射できる。
また、プロジェクター10は、スクリーンSCに描画された画像を、画像データとして保存できる。この場合、描画画像200のみを画像データとして保存しても良く、また、描画時にスクリーンSCに投射されていた投射画像と描画画像200とが重なった1つの画像を、画像データとして保存することもできる。
このプロジェクター10は、外装筐体に操作パネル19が設けられている。操作パネル19は、各種スイッチやインジケーターランプを有し、インジケーターランプはプロジェクター10の動作状態や設定状態に応じて点灯或いは点滅する。
図2は、プロジェクター10を構成する各部の機能ブロック図である。
このプロジェクター10は、画像データが入力される画像データ入力部12を備えている。
画像データ入力部12は、例えば、USBインターフェイス、有線または無線LANインターフェイス等の通信インターフェイスであっても良い。例えば、画像データ入力部12が備えるLANインターフェイスを介して、入力ソースとしてのコンピューター装置や他のプロジェクターが接続されても良い。
画像データ入力部12は、アナログ映像信号やデジタル映像信号が入力される入力端子を備えていても良い。入力端子は、VGA端子、DVI(Digital Visual Interface)、S映像端子、RCA端子、D端子、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等である。画像データ入力部12は、これらの入力端子に対応するインターフェイス回路や画像処理回路を備えていても良い。
また、画像データ入力部12は、フラッシュメモリー等に記憶された画像データを読み取る読取機能を備えても良い。画像データ入力部12に入力された画像信号(第1の画像信号)は、入力信号切り替え部14を介して画像処理部30に送られる。
また、プロジェクター10は、スクリーンSCに対する指示体70の位置を検出する位置検出部20を備えている。位置検出部(検出部)20は、撮像部26、指示体検出部24および座標算出部22を備えて構成される。
撮像部26は、撮像光学系、撮像素子、インターフェイス回路等を有し、投射光学系96の投射方向を撮影する。撮像部26の撮像光学系は、投射光学系96と同じ方向を向いて配置され、投射光学系96がスクリーンSC上に画像を投射する範囲をカバーする画角を有する。また、撮像素子としてはCCDやCMOSが挙げられる。インターフェイス回路は、撮像素子の検出値を読み出して出力する。
撮像部26は、スクリーンSC上に投射された画像とともに、スクリーンSC上またはその近傍で操作されている指示体70を撮影する。撮像部26の撮像素子は可視光線の波長域に感度を有するものであっても良く、また、赤外光や赤外光と可視光の波長域に感度を有しても良い。本実施形態では、撮像部26は赤外光の撮影画像データを出力する。
指示体検出部24は、撮像部26が出力する撮影画像データに基づいて、指示体70の位置を検出する。指示体検出部24は、撮影画像データから指示体70に似た形状を検出して指示体70の画像を切り出す処理を実行し、撮影画像データにおける指示体70の位置を特定する。ここで、指示体検出部24は、指示体70の先端が向いている方向を特定しても良い。尚、指示体70の検出方法は、指示体70に似た形状を検出する方法には限定されず、ライトカーテンによる反射光の検出方法も想定できる。
ライトカーテンによる反射光の検出方法は、例えば、スクリーンSCの表面全体に亘って層状(又はカーテン状)の検出光(例えば、赤外光)を射出し、赤外光を反射する部位を有する指示体70で反射する反射光を撮影し、撮影した画像における反射光の位置から指示体70の位置を検出しても良い。ライトカーテンによる反射光の検出方法の詳細は、本発明の要旨ではないため省略する(かかる方式については、例えば、特開2015−159523号公報を参照)。
座標算出部22は、指示体検出部24が特定した撮影画像データにおける指示体70の位置に基づき、指示体70の先端がスクリーンSC上で指し示している位置の座標、すなわち操作位置の座標を算出する。具体的には、座標算出部22は、撮影画像データにおける操作位置に基づき、スクリーンSC上に投射部90が画像を投射する領域(投射範囲)を基準とする座標を算出する。座標算出部22は、算出した操作位置の座標、操作スイッチ72の操作状態等を示すデータを、WB機能部16、アノテーション描画部40および制御部80に出力する。
WB機能部16は、WBモードにおいて、所謂、ホワイトボードのように、スクリーンSCに白色光を投射すると共に、指示体70の移動動作に基づいて、スクリーンSC上に描画画像200を生成する。本実施形態では、WB機能部16は、機能を実現するためのハードウェアおよびソフトウェアがプロジェクター10において独立した態様を想定する。WB機能部16が生成した描画画像200の画像信号(第2の画像信号)は、入力信号切り替え部14を介して画像処理部30に送られる。
入力信号切り替え部14は、制御部80の指示に基づいて、画像処理部30で処理する画像信号の入力ソースを切り替える。本実施形態では、入力信号切り替え部14は、WB機能部16が生成した画像信号や画像データ入力部12に入力された画像信号の中から、制御部80の指示に基づいて画像データを選択し、選択した画像データを画像処理部30に送る。
プロジェクター10は、光学的な画像の形成を行う投射部90と、画像データを処理する画像処理系と、に大別できる。
投射部90は、照明光学系92、光変調装置94、および、投射光学系96を備えて構成されている。投射部90は、画像を表示面に表示する表示部に相当する。
照明光学系92は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)、レーザー光源等からなる光源を備える。また、照明光学系92は、光源が発した光を光変調装置94に導くリフレクターおよび補助リフレクターを備えていても良い。更に、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群(図示略)、偏光板、または、光源が発した光の光量を光変調装置94に至る経路上で低減させる調光素子等を備えていても良い。
光変調装置94は、例えば、RGBの三原色に対応した3枚の透過型液晶パネルを備え、この液晶パネルを透過する光を変調して画像光を生成する。照明光学系92からの光はRGBの3色の色光に分離され、各色光は対応する各液晶パネルに入射する。各液晶パネルを通過して変調された色光はクロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系96に射出される。
投射光学系96は、投射する画像の拡大・縮小および焦点の調整を行うズームレンズ、ズームの度合いを調整するズーム調整用モーター、フォーカスの調整を行うフォーカス調整用モーター、投射光をスクリーンSCに向けて反射する凹面鏡等を備えている。投射光学系96は、光変調装置94で変調された画像光のズーム調整およびフォーカス調整を行って、レンズ群を通った光を凹面鏡によりスクリーンSC方向へ導き、スクリーンSC上に結像させる。投射部90には、制御部80の制御に従って投射光学系96が備える各モーターを駆動させることによりフォーカス調整やズーム調整を行う投射光学系駆動部64、および、制御部80の制御に従って照明光学系92が備える光源を駆動する光源駆動部66が接続されている。なお、投射光学系96の具体的構成は上記の例に限定されず、例えば凹面鏡を含むミラーを用いない構成により、光変調装置94で変調された光をレンズによってスクリーンSCに投射し、結像させることも可能である。
一方、画像処理系は、プロジェクター10全体を制御する制御部80を中心に、記憶部85、操作検出部18、画像処理部30、アノテーション描画部40、GUI生成部50、映像合成部60および光変調装置駆動部62を備えている。
記憶部85は、制御部80が実行する制御プログラムや、制御部80を始め各機能部が処理するデータを記憶する。
操作検出部18は、操作パネル19やリモコン(図示略)から送られる操作指示を検出し、検出した操作指示の情報を制御部80に送る。
画像処理部30は、入力信号切り替え部14を介して送られるWB機能で生成された画像信号や、画像データ入力部12に入力された画像信号を処理する。
画像処理部30は、入力された画像信号に対し、インターレース/プログレッシブ変換、解像度変換、色変換等の各種変換処理を適宜実行し、予め設定されたフォーマットの画像データを生成し、フレームメモリー35にフレーム毎の画像を展開する。フレームメモリー35に展開された画像データは映像合成部60に出力される。
アノテーション描画部40は、指示体70で描画された画像オブジェクトを、入力された画像データに基づく画像に重ねて描画する機能を有する。例えば、コンピューター装置が入力ソース(第1の入力ソース)である場合、コンピューター装置が実行しているアプリケーションプログラムが表示するウィンドウに線や図形(アノテーション)などを重畳して描画する。アノテーション描画部40により画像オブジェクトが追加された画像データは、映像合成部60に出力される。
GUI生成部50は、スクリーンSCに投射するGUI(Graphical User Interface)画面を生成する。例えば、プロジェクター10がWBモードまたは外部入力モードとして、入力ソース(第2の入力ソース)の1つから供給される画像データに基づく画像を投射している場合、GUI生成部50は、複数の入力ソースによる2分割表示を指示体70で指示可能な指示領域(GUI画面)として2画面ボタン230を生成する。生成された2画面ボタン230の画像データは映像合成部60に出力される。
映像合成部60は、画像処理部30から送られるフレーム毎の画像データをベースとして、アノテーション描画部40から送られる画像データおよびGUI生成部50から送られる画像データを合成した合成画像の画像データを生成する。生成された画像データは光変調装置駆動部62に出力される。
上述した画像処理部30、アノテーション描画部40、GUI生成部50および映像合成部60は、複数の画像を合成して合成画像を生成する画像生成部に相当する。
尚、制御部80は、映像合成部60が生成した画像データに対して、台形歪み補正や糸巻き型歪み補正を行っても良い。
光変調装置駆動部62は、映像合成部60から出力される画像データに基づいて光変調装置94を駆動して描画を行う。
次に、図3〜図5は、2分割表示の処理(制御方法)の流れを示すフローチャートである。尚、2分割表示の処理の理解を容易にすべく、図6、図7A〜図7F、図8A〜図8Dおよび図9A〜図9Cを適宜参照して説明する。
例えば、図7Aのように、UI画像215Aを含む第1の投射画面210がスクリーンSCに投射され、第1の投射画面210の左端部には第1の2画面ボタン230Aが含まれ、第1の投射画面210の右端部には第2の2画面ボタン230Bが含まれた状態を想定する。図7Aに示す第1の投射画面210は、外部入力モードとしてコンピューター装置が出力した画像信号(第1の画像信号)に基づいて生成された画像(第1の画像)がスクリーンSCに投射された画面である。ここでは、WB機能部16が出力した画像信号(第2の画像信号)に基づいて生成された画像(第2の画像)である第2の投射画面220は、表示されていない。
このような状態において、操作者が操作する指示体70が、スクリーンSCに投射された2画面ボタン230(第1の2画面ボタン230A,第2の2画面ボタン230B)をクリックした場合、2分割表示の処理が実行される。
この処理が実行されると、最初に、制御部80は、2画面ボタン230がクリックされた状態で所定距離を越えて移動したか、否かを判定する(ステップS100)。
ここで、2画面ボタン230がクリックされた状態で所定距離を越えて移動したと判定した場合(ステップS100でYes)、2画面ボタン230のドラッグ処理(ステップS120)が実行され、処理を終了する。尚、2画面ボタン230のドラッグ処理(ステップS120)の詳細は後述する。
他方で、2画面ボタン230がクリックされた状態で所定距離を越えて移動していないと判定した場合(ステップS100でNo)、制御部80は、クリックされた2画面ボタン230がリリース(ドロップ)されたか、否かを判定する(ステップS102)。
ここで、クリックされた2画面ボタン230がリリースされていないと判定した場合(ステップS102でNo)、処理を終了する。
他方で、クリックされた2画面ボタン230がリリースされたと判定した場合(ステップS102でYes)、制御部80は、2画面がスクリーンSCに投射されて表示されている状態か、否かを判定する(ステップS104)。
ここで、2画面がスクリーンSCに投射されて表示されている状態であると判定した場合(ステップS104でYes)、2分割表示中のリリース処理(ステップS140)が実行され、処理を終了する。尚、2分割表示中のリリース処理(ステップS140)の詳細は後述する。
他方で、2画面がスクリーンSCに投射されていない状態であると判定した場合(ステップS104でNo)、制御部80は、左端に投射された第1の2画面ボタン230Aがリリースされたか、否かを判定する(ステップS106)。
ここで、第1の2画面ボタン230Aがリリースされたと判定した場合(ステップS106でYes)、制御部80は、複数の目安線250の左から2番目に想定される目安線250D(図6)を境界として2画面(図8C)を表示し(ステップS108)、処理を終了する。
他方で、第2の2画面ボタン230Bがリリースされたと判定した場合(ステップS106でNo)、制御部80は、複数の目安線250の右から2番目に想定される目安線250B(図6)を境界として2画面(図8A)を表示し(ステップS110)、処理を終了する。
ここで、図6を参照して、目安線250について説明する。
図6は、複数の目安線250の位置を示す図である。本実施形態では、投射される画面を構成する画素数は横方向に1280画素、縦方向に800画素を想定し、表示する2画面は、右拡大、等倍および左拡大の3分割を想定するが、画面の大きさ、画素数は限定されるものではない。尚、目安線250の数は、分割数に2(両端部に該当)を加えた数になる。
本実施形態では、投射される画面の左端部を原点とし、右端部の位置を1280とする。また、原点側からn番目(但し、nは1以上であって、かつ、(分割数+2)以下の範囲の自然数)の目安線250を示す位置Mnは式(1)のようになる。この位置Mnは、2つの投射画面を分割可能な分割位置を示す。
Figure 2021057910
従って、式(1)から1番目の目安線250Eが原点となる。同様に、2番目の目安線250Dの位置が320、3番目の目安線250Cの位置が640、4番目の目安線250Bの位置が960、5番目の目安線250Aの位置が1280となる。
また、隣接する目安線250に切り替える切り替え範囲Rは式(2)のようになる。
Figure 2021057910
従って、本実施形態では、切り替え範囲Rは160になる。この切り替え範囲Rを図6に適用すると、各目安線250間の分岐位置は、160、480、800および1120の各位置になる。
また、本実施形態では、2画面ボタン230の位置PXと、表示される目安線250の関係は式(3)のようになる。
Figure 2021057910
従って、2画面ボタン230の位置PXが式(3)で示す範囲内である場合、制御部80は原点側からn番目の目安線250を表示する。
以上の説明に従い、ステップS108においては、図8Cに示すように、2番目の目安線250Dの位置が境界になるように2分割表示される。
制御部80は、外部入力モードにおける第1の投射画面210の大きさに基づいてUI画像215Dを生成し、スクリーンSCに投射する。また、制御部80は、WBモードにおいて描画可能な領域を第2の投射画面220の大きさでスクリーンSCに白色で投射する。
また、制御部80は、GUI生成部50が生成した第3の2画面ボタン230Cを第1の投射画面210および第2の投射画面220の境界位置に投射させる。尚、第3の2画面ボタン230Cは、第1の2画面ボタン230Aおよび第2の2画面ボタン230Bと同様に、指示体70でクリックし、左右方向にドラッグできる。更に、第3の2画面ボタン230Cは、クリックされた箇所が自身の左右いずれの側かを識別できるように生成されている。
同様に、ステップS110においては、図8Aに示すように、4番目の目安線250Bの位置が境界となるように2分割表示される。
制御部80は、外部入力モードにおける第1の投射画面210の大きさに基づいてUI画像215Bを生成し、スクリーンSCに投射する。また、制御部80は、WBモードにおいて描画可能な領域を第2の投射画面220の大きさでスクリーンSCに白色で投射する。
図4は、2画面ボタン230のドラッグ処理(ステップS120)の処理の流れを示すフローチャートである。
尚、以下の説明では、図7Aの状態において、操作者が操作する指示体70が、第1の投射画面210の右端部に投射された第2の2画面ボタン230Bをドラッグし、図7B〜図7Fに示すように、所定距離を越えて移動した状態を想定する。
最初に、制御部80は、第1の投射画面210において、第2の2画面ボタン230Bの横方向の中央位置に、第1の投射画面210と第2の投射画面220との境界となる位置を示す境界線であるガイド線240を縦方向に描画する(ステップS122)。
尚、ガイド線240は、2画面ボタン230がクリックされてドラッグされた場合、移動する2画面ボタン230に追従して移動する。また、2画面ボタン230は、ガイド線240上を上下方向に移動可能である。
次に、制御部80は、移動している第2の2画面ボタン230Bの位置に応じて目安線250を描画する(ステップS124)。即ち、制御部80は、ガイド線240の位置に最も近い分割位置に目安線250を付加した第1の投射画面210を投射させる。
第2の2画面ボタン230Bは、図7Bに示すような位置にある場合、即ち、4番目の目安線250Bと5番目の目安線250Aの分岐位置(1120)よりも右側になる。従って、制御部80は5番目の目安線250Aを描画する。
次に、制御部80は、第2の2画面ボタン230Bがリリースされたか、否かを判定する(ステップS126)。
ここで、第2の2画面ボタン230Bがリリースされていない場合(ステップS126でNo)、処理を終了する。この場合、所定の時間経過後に、2画面ボタン230のドラッグ処理(ステップS120)が再度実行される。
例えば、図7Cのように、第2の2画面ボタン230Bがクリックされた状態で、左方向に更に移動し、4番目の目安線250Bと5番目の目安線250Aの分岐位置(1120)よりも左側になった場合、制御部80は、5番目の目安線250Aに替えて4番目の目安線250Bを描画する。
また、図7Dのように、第2の2画面ボタン230Bがクリックされた状態で、左方向に更に移動し、2番目の目安線250Dと3番目の目安線250Cの分岐位置(480)よりも右側になった場合、制御部80は、3番目の目安線250Cを描画する。
また、図7Eのように、第2の2画面ボタン230Bがクリックされた状態で、左方向に更に移動し、2番目の目安線250Dと3番目の目安線250Cの分岐位置(480)よりも左側になった場合、制御部80は、2番目の目安線250Dを描画する。
また、図7Fのように、第2の2画面ボタン230Bがクリックされた状態で、左方向に更に移動し、1番目の目安線250Eと2番目の目安線250Dの分岐位置(160)よりも左側になった場合、制御部80は、1番目の目安線250Eを描画する。
図4に戻り、ステップS126において、第2の2画面ボタン230Bがリリースされた場合(ステップS126でYes)、制御部80は、描画したガイド線240や目安線250を消去する(ステップS128)。
次に、制御部80は、消去した目安線250の位置が第1の投射画面210の左端または右端であったか、否かを判定する(ステップS130)。
ここで、消去した目安線250の位置が第1の投射画面210の左端または右端であった場合(ステップS130でYes)、制御部80は、現在の外部入力モードのみを1画面で表示し(ステップS134)、処理を終了する。
例えば、図7Bのような状態で第2の2画面ボタン230Bがリリースされた場合、制御部80は、第1の投射画面210を図7AのようにスクリーンSCに投射させる。
また、図7Fのような状態で第2の2画面ボタン230Bがリリースされた場合、制御部80は、第2の投射画面220を図8DのようにスクリーンSCに投射させる。
図8Dに示す第2の投射画面220は、WB機能部16が出力した画像信号(第2の画像信号)に基づいて生成された画像(第2の画像)がスクリーンSCに投射された画面である。
尚、本実施形態では、第2の投射画面220が1面表示される場合、左端部には第4の2画面ボタン230Dが表示され、右端部には第5の2画面ボタン230Eが表示される。
他方で、消去した目安線250の位置が第1の投射画面210の左端でも右端でもない場合(ステップS130でNo)、制御部80は、目安線250の位置に応じたサイズで2画面を表示させ(ステップS132)、処理を終了する。
例えば、図7Cに示すように4番目の目安線250Bが表示されている状態で第2の2画面ボタン230Bがリリースされた場合、制御部80は、第1の投射画面210および第2の投射画面220を図8Aのような左拡大のサイズに2分割してスクリーンSCに投射させる。
また、図7Dに示すように3番目の目安線250Cが表示されている状態で第2の2画面ボタン230Bがリリースされた場合、制御部80は、第1の投射画面210および第2の投射画面220を図8Bのような等倍なサイズに2分割してスクリーンSCに投射させる。
また、図7Eに示すように2番目の目安線250Dが表示されている状態で第2の2画面ボタン230Bがリリースされた場合、制御部80は、第1の投射画面210および第2の投射画面220を図8Cのような右拡大なサイズに2分割してスクリーンSCに投射させる。
尚、本実施形態では、第2の2画面ボタン230Bをクリックした状態で、右端部から左側方向に移動させた場合を説明したが、第1の2画面ボタン230Aをクリックした状態で、左端部から右側方向に移動させた場合においても、制御部80が投射を制御する処理の流れは同一であるため、説明を略す。
また、上述した2画面ボタン230のドラッグ処理(ステップS120)は、図7Aのような1画面表示の状態を起点とする態様には限定されず、図8Bのように、UI画像215Cを含む第1の投射画面210と、第2の投射画面220とが等倍なサイズで2分割表示されている状態を起点とする態様も想定できる。
例えば、図9Aのように、第3の2画面ボタン230Cがクリックされた状態で、左方向に移動し、2番目の目安線250Dと3番目の目安線250Cの分岐位置(480)よりも右側である場合、制御部80は、3番目の目安線250Cを描画する。
また、図9Bのように、第3の2画面ボタン230Cがクリックされた状態で、左方向に移動し、2番目の目安線250Dと3番目の目安線250Cの分岐位置(480)よりも左側になった場合、制御部80は、3番目の目安線250Cに替えて2番目の目安線250Dを描画する。
また、図9Cのように、第3の2画面ボタン230Cがクリックされた状態で、左方向に更に移動し、1番目の目安線250Eと2番目の目安線250Dの分岐位置(160)よりも左側になった場合、制御部80は、2番目の目安線250Dに替えて1番目の目安線250Eを描画する。
図5は、2画面が表示されている場合に表示される第3の2画面ボタン230Cのリリース処理(ステップS140)の処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、制御部80は、図8Cのように、第3の2画面ボタン230Cが描画されている位置が2番目の目安線250Dにあるか、否かを判定する(ステップS142)。
ここで、第3の2画面ボタン230Cが描画されている位置が2番目の目安線250Dにある場合(ステップS142でYes)、制御部80は、左移動の場合には、図8Dのように1画面で表示し、右移動の場合には、図8Bのように3番目の目安線250Cで2分割表示し(ステップS146)、処理を終了する。
他方で、第3の2画面ボタン230Cが描画されている位置が2番目の目安線250Dにない場合(ステップS142でNo)、制御部80は、第3の2画面ボタン230Cが描画されている位置が(n−2)番目の目安線250にあるか、否かを判定する(ステップS148)。
ここで、第3の2画面ボタン230Cが描画されている位置が(n−2)番目の目安線250にある場合(ステップS148でYes)、制御部80は、左移動の場合には、(n−3)番目の目安線250で2分割表示し、右移動の場合には、(n−1)番目の目安線250で2分割表示し(ステップS150)、処理を終了する。
他方で、第3の2画面ボタン230Cが描画されている位置が(n−2)番目の目安線250にない場合(ステップS148でNo)、制御部80は、左移動の場合には、(n−2)番目の目安線250で2分割表示し、右移動の場合には、1画面で表示し、処理を終了する。
以上説明した処理は、指示体70で2画面ボタン230をクリックしてドラッグし、所望の位置でリリースすることで、ガイド線240と目安線250を描画させ、1画面表示や2分割表示を切り替えたが、この方法には限定されない。
例えば、図8Aに示すように、4番目の目安線250Bで2分割表示されている場合、制御部80は、第3の2画面ボタン230Cの右側部分の1クリックを検知すると、図7Aのような外部入力モードの1画面表示に遷移させる。
他方で、制御部80は、第3の2画面ボタン230Cの左側部分の1クリックを検知すると、図8Bのように左側の3番目の目安線250Cで2分割された状態に遷移させる。
同様に、制御部80は、図8Bにおいて、第3の2画面ボタン230Cの左側部分の1クリックを検知すると、図8Cのように左側の2番目の目安線250Dで2分割された状態に遷移させる。
更に、制御部80は、図8Cにおいて、第3の2画面ボタン230Cの左側部分の1クリックを検知すると、図8DのようにWBモードの1画面表示に遷移させる。
このように、制御部80は、2画面ボタン230のクリックに応じて、現在の分割位置を示す目安線250と隣り合う第1の分割位置(目安線250)に境界線を移動させる。
図10は、2分割表示する場合に表示するソースを決定する処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、制御部80は、1画面表示している現在のソースが所望のソースであるか、否かを判定する(ステップS172)。本実施形態では、所望のソースは、WBモードによる入力ソースを想定するが、これには限定されない。ユーザーの設定により所望のソースを変更する態様も想定できる。
ここで、1画面表示している現在のソースが所望のソースである場合(ステップS172でYes)、制御部80は、所望のソースを投射する前、即ち、最後に投射したソースに関する情報を取得し、所望のソースと最後に投射したソースとを左右に分割して2分割表示し(ステップS176)、処理を終了する。尚、最後に投射したソースに関する情報は、記憶部85に記憶されていても良い。
他方で、1画面表示している現在のソースが所望のソースでない場合(ステップS172でNo)、制御部80は、現在のソースと所望のソースとを左右に分割して2分割表示し(ステップS174)、処理を終了する。
本実施形態では、図8Dのように、WBモードに応じた第2の投射画面220による1画面表示が選択されている場合、第4の2画面ボタン230Dまたは第5の2画面ボタン230Eをクリックして左右方向に移動させることで、他のソース(例えば、外部入力モード)による第1の投射画面210と第2の投射画面220とで2分割表示できる。このような場合、プロジェクター10は、第2の投射画面220を優先して表示する方向を設定できる。
図11は、第2の投射画面220を優先して表示する方向を説明する図である。操作者は、第2の投射画面220を優先して表示する領域として、「左方向」、「右方向」および「方向設定なし」の何れか1つを方向で設定できる。設定された表示方向に関する情報は、記憶部85に記憶されても良い。
最初に、「左方向」が設定されている場合を説明する。スクリーン画像SC1は、1画面表示された第2の投射画面220に操作者が指示体70を操作して描画した状態を示す。
ここで、操作者が指示体70で第4の2画面ボタン230Dをクリックして右方向に移動させた場合、制御部80は、スクリーン画像SC4のように、第2の投射画面220の左側の領域を優先的に表示した状態で第2の投射画面220を右方向に移動させ、第2の投射画面220の移動により空いた領域の大きさに合わせて第1の投射画面210を左側に表示させる。
また、操作者が指示体70で第5の2画面ボタン230Eをクリックして左方向に移動させた場合、制御部80は、スクリーン画像SC5のように、第2の投射画面220の左側の領域を優先的に表示した状態で、第1の投射画面210の左端部を左方向に移動させ、移動した領域の大きさに合わせて第1の投射画面210を右側に表示させる。
次に、「右方向」が設定されている場合を説明する。
「左方向」と同様に、スクリーン画像SC1の状態から、操作者が指示体70で第4の2画面ボタン230Dをクリックして右方向に移動させた場合、制御部80は、スクリーン画像SC2のように、第2の投射画面220の右側の領域を優先的に表示した状態で左端部のみを右方向に移動させ、第2の投射画面220の左端部の移動により決定される領域の大きさに合わせて第1の投射画面210を左側に表示させる。
また、操作者が指示体70で第5の2画面ボタン230Eをクリックして左方向に移動させた場合、制御部80は、スクリーン画像SC3のように、第2の投射画面220の右側の領域を優先的に表示した状態で、第2の投射画面220を左方向に移動させ、移動により空いた領域の大きさに合わせて第1の投射画面210を右側に表示させる。
上述の「右方向」または「左方向」に設定することにより、WBモードによる第2の投射画面220の右側や左側にメモ等の追記載を行う場合に有用である。
また、「方向設定なし」が設定されている場合は、スクリーン画像SC1の状態から、操作者が指示体70で第4の2画面ボタン230Dをクリックして右方向に移動させると、制御部80は、スクリーン画像SC2のように、第2の投射画面220を表示した状態で左端部のみを右方向に移動させ、第2の投射画面220の左端部の移動により決定される領域の大きさに合わせ、第1の投射画面210を第2の投射画面220の左側に上書きして表示させる。
更に、操作者が指示体70で第5の2画面ボタン230Eをクリックして左方向に移動させた場合、制御部80は、スクリーン画像SC5のように、第2の投射画面220を表示した状態で右端部のみを左方向に移動させ、第2の投射画面220の右端部の移動により決定される領域の大きさに合わせ、第1の投射画面210を第2の投射画面220の右側に上書きして表示させる。
尚、GUI生成部50は、2画面ボタン230を記憶部85に記憶したデータに基づいて生成する。その際、GUI生成部50は、表示態様、即ち、1画面表示や2分割表示に応じて2画面ボタン230に表示するアイコンを決定する。例えば、図8DのようにWBモードによる1画面表示の場合、GUI生成部50は、2画面ボタン230を移動させることにより新たに表示される入力ソース(例えば、外部入力モード)に応じたアイコンを採用する。また、図7Aのように外部入力モードによる1画面表示の場合、GUI生成部50は、2画面ボタン230を移動させることにより新たに表示されるWBモードに応じたアイコンを採用する。
尚、選択可能な入力ソースが複数ある場合、GUI生成部50は、各入力ソースに応じたアイコンを含む2画面ボタン230を生成し、制御部80は、生成した複数の2画面ボタン230を第2の投射画面220に並べ、指示体70で選択可能に表示させても良い。
例えば、図7Aのように外部入力モードによる1画面表示の時に、選択可能な入力ソースとしてWBモード(第1のソース)と、第1の投射画面210に表示されている画像の基となる画像信号を出力しているコンピューター装置が接続されている入力端子以外の入力端子に接続されているコンピューター装置(第2のソース)とが選択可能である場合、図12に示すように、WBモードに応じたアイコンを含む第1の2画面ボタン230A、第2の2画面ボタン230B(第1の指示領域)に加えて、第1の投射画面210に表示されている画像の基となる画像信号を出力しているコンピューター装置以外のコンピューター装置(若しくはこのコンピューター装置が接続されている入力端子)に応じたアイコンを含む第6の2画面ボタン230Fと第7の2画面ボタン230G(第2の指示領域)を表示させても良い。
以上述べた実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)操作者が指示体70を把持し、プロジェクター10がスクリーンSCに投射している2画面ボタン230を指示体70でクリックして移動させることで、分割可能な位置を示す目安線250が移動した位置に応じて表示され、指示体70をリリースすることで、表示された目安線250を分割位置として2つの入力ソースにより2画面表示される。従って、操作者は2画面表示する分割位置を容易に設定でき、所望の分割位置で分割した2画面表示させることができる。
(2)2画面ボタン230を指示体70でクリックする毎に2画面表示する分割位置が変更されるため、操作者は2画面表示する分割位置を容易に変更できる。
(3)プロジェクター10が2画面表示を行う場合、一方の画面には所望のソースによる画像が投射されるため、操作者は、所望のソースによる画像を容易に表示させることができる。
(4)操作者は、第2の投射画面220を優先して表示する領域として、「左方向」、「右方向」および「方向設定なし」の何れか1つを方向で設定できるため、第2の投射画面220に表示するコンテンツに応じて、優先して表示する箇所を柔軟に設定できる。
以上、本発明を図示した実施形態に基づいて説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、以下に述べるような変形例も想定できる。
(1)1画面表示された状態で2画面ボタン230が指示されて2画面表示に遷移する場合、制御部80は、1画面表示している入力ソースからの映像信号をメイン信号として信号判別処理を施さず、2画面表示で追加する映像信号をサブ信号として信号判別処理を施して切り替える。これにより、1画面表示していた入力ソースからの映像がチラついて視認性を低下させることを回避できる。
(2)プロジェクター10は、スクリーンSCの直上に設置され、斜め下方に向けて画像を投射する短焦点型を採用したが、インタラクティブ機能を実現可能であれば、これには限定されない。例えば、スクリーンSCに対向して設置する長焦点型であっても良い。
(3)2画面表示を行う場合、2画面はスクリーンSCに対して左右方向に配置する態様を想定したが、上下方向に配置する態様も想定できる。また、配置方向を操作者が指示する態様も想定できる。また、分割は2画面には限定されず、3画面以上であっても良い。
(4)光変調装置94は、RGBの各色に対応した3枚の透過型の液晶パネルを用いた構成を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、3枚の反射型液晶パネルを用いた構成としても良いし、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式を用いても良い。あるいは、3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせたDMD方式等により構成しても良い。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはDMDを用いる場合には、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な光変調装置であれば採用できる。
また、以上のような手法を実施する装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
また、図2に示した画像処理系の各機能部は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。従って、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
10…プロジェクター、12…画像データ入力部、14…信号切り替え部、16…WB機能部、18…操作検出部、19…操作パネル、20…位置検出部、22…座標算出部、24…指示体検出部、26…撮像部、30…画像処理部、35…フレームメモリー、40…アノテーション描画部、50…GUI生成部、60…映像合成部、62…光変調装置駆動部、64…投射光学系駆動部、66…光源駆動部、70…指示体、71…軸部、72…操作スイッチ、80…制御部、85…記憶部、90…投射部、92…照明光学系、94…光変調装置、96…投射光学系、200…描画画像、210…第1の投射画面、215A…UI画像、215B…UI画像、215C…UI画像、215D…UI画像、220…第2の投射画面、230…2画面ボタン、230A…第1の2画面ボタン、230B…第2の2画面ボタン、230C…第3の2画面ボタン、230D…第4の2画面ボタン、230E…第5の2画面ボタン、240…ガイド線、250…目安線、250A…5番目の目安線、250B…4番目の目安線、250C…3番目の目安線、250D…2番目の目安線、250E…1番目の目安線、SC…スクリーン。

Claims (9)

  1. 第1の画像信号に基づく第1の画像、第2の画像信号に基づく第2の画像、および、前記第1の画像と前記第2の画像との境界となる位置を示す境界線、を含む合成画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部が生成した前記合成画像を表示面に表示する表示部と、
    前記表示面に対する指示体の位置を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記指示体の位置に基づいて前記境界線が移動した前記合成画像を前記画像生成部に生成させる制御部と、を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記制御部は、前記合成画像において前記第1の画像と前記第2の画像とを分割可能な複数の分割位置のうち、前記境界線に最も近い前記分割位置に目安線を付加した前記合成画像を前記画像生成部に生成させることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置において、
    前記制御部は、前記指示体で指示可能な指示領域を前記境界に重畳した前記合成画像を前記画像生成部に生成させ、前記表示面に表示された前記合成画像の前記指示領域が前記指示体でクリックされたことを検知した場合、前記複数の分割位置のうち、前記境界と隣り合う第1の分割位置に前記合成画像の前記境界線を移動させることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置において、
    前記指示領域は、前記境界線に沿って移動可能であることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記第1の画像信号は第1の入力ソースから入力され、前記表示部が前記第1の画像を前記表示面に表示し、前記第2の画像は前記表示面に表示していない場合、
    前記制御部は、前記境界線が前記端部以外の位置に移動したことを検知すると、前記第1の入力ソースとは異なる第2の入力ソースから入力される前記第2の画像信号に基づく前記第2の画像を含む前記合成画像を、移動した前記境界線に基づいて前記画像生成部に生成させることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項5に記載の表示装置において、
    前記制御部は、前記第1の画像信号に対しては信号判別処理を施さず、前記第2の画像信号に対しては前記信号判別処理を施すことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項5乃至6のいずれかに記載の表示装置において、
    前記制御部は、前記第2の入力ソースが、第1のソースおよび第2のソースを含む複数のソースから選択可能である場合、前記第1のソースに応じた第1の指示領域と、前記第2のソースに応じた、前記第1の指示領域とは異なる第2の指示領域を配置した前記合成画像を前記画像生成部に生成させることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記制御部は、前記境界に基づいて前記第1の画像が配置されていた前記合成画像の一部の領域に前記第2の画像を配置する場合、設定された情報に基づいて前記第1の画像を優先して表示する領域を決定することを特徴とする表示装置。
  9. 第1の画像信号に基づく第1の画像、第2の画像信号に基づく第2の画像、および、前記第1の画像と前記第2の画像との境界となる位置を示す境界線、を含む合成画像を生成すること、
    生成された前記合成画像を表示面に表示すること、
    前記表示面に対する指示体の位置を検出すること、
    検出された前記指示体の位置に基づいて前記境界線が移動した前記合成画像を生成すること、を備えることを特徴とする表示装置の制御方法。
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