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JP2021044987A - 車両用駆動ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】電源ケーブルが車両の揺動によって影響を受けることを抑制できる車両用駆動ユニットを提供する。【解決手段】車両用駆動ユニット10は、第1回転電機12と、第1回転電機12を収容する筐体60と、第1回転電機12を制御する電力変換器200と、電力変換器200と高圧バッテリBAThとを接続する電源ケーブル300と、を備える。筐体60には、電源ケーブル300の一部を収容して案内する案内部400が設けられており、電源ケーブル300の一部は、案内部400に沿って配索される。電源ケーブル300は、電源ケーブル300と電力変換器200との接続部100よりも車幅方向における中央側から、案内部400の外側へ延出している。【選択図】図5

Description

本発明は、電動車両などに搭載される車両用駆動ユニットに関する。
従来から、電動車両などに搭載される車両用駆動ユニットは、回転電機と、回転電機が収容される筐体と、回転電機を制御する電力変換器と、電力変換器と電源とを接続する電源ケーブルと、を備えている。電源ケーブルは、筐体の背面に配索されることが多い。このため、衝突などにより車両の前後方向に大きな外力が作用した場合、電源ケーブルが筐体とその後方に配置された部品との間に挟まれて断線しかねない。このような衝突による電源ケーブルの断線を防止するため、特許文献1には、筐体の後部に設けた凹部に電源ケーブルを配置して保護することが記載されている。
特開2014−220961号公報
しかしながら、特許文献1の車両用駆動ユニットのように、筐体の凹部に電源ケーブルを配置したのみでは、電源ケーブルが車両の揺動によって影響を受けやすいという課題があった。車両の揺動によって電源ケーブルに振動が伝わると、電源ケーブルと電力変換器との接続部に大きな応力が発生してしまう。
本発明は、電力変換器と電源とを接続する電源ケーブルが車両の揺動によって影響を受けることを抑制できる車両用駆動ユニットを提供する。
本発明は、
回転電機と、
前記回転電機を収容する筐体と、
前記回転電機を制御する電力変換器と、
前記電力変換器と電源とを接続する電源ケーブルと、を備えた車両用駆動ユニットであって、
前記筐体には、前記電源ケーブルの一部を収容して案内する案内部が設けられており、
前記電源ケーブルの一部は、前記案内部に沿って配索されるとともに、
前記電源ケーブルは、前記電源ケーブルと前記電力変換器との接続部よりも車幅方向における中央側から、前記案内部の外側へ延出している。
本発明によれば、電力変換器と電源とを接続する電源ケーブルが車両の揺動によって影響を受けることを抑制できる。
本発明の一実施形態における車両用駆動ユニットを搭載したハイブリッド車両の動力システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態における車両用駆動ユニットの斜視図である。 図2に示す車両用駆動ユニットの上面図である。 図2に示す車両用駆動ユニットの側面図である。 図2に示す車両用駆動ユニットの背面図である。 図2に示す車両用駆動ユニットの要部斜視図である。 図5のA−A線断面図である。 図5のB−B線断面図である。 車両の揺動に伴う車両用駆動ユニットの振幅についての説明図である。
以下、本発明の車両用駆動ユニットが搭載されたハイブリッド車両の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、車両の操縦者から見た方向に従い記載し、また、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
<ハイブリッド車両>
ハイブリッド車両(以下、単に「車両」と称す)1は、図1に示すように、車両用駆動ユニット10と、高圧バッテリBAThと、コンバータCONVと、低圧バッテリBATlと、電圧コントロールユニットVCUと、第1インバータINV1と、第2インバータINV2と、制御装置14と、を備える。図1中、太い実線は機械連結を示し、二重実線は電力配線を示し、細い実線は制御線(信号線を含む。)を示す。
車両用駆動ユニット10は、それぞれベクトル制御される3相の埋込磁石構造の回転電機である第1回転電機12(MOT)及び第2回転電機13(GEN)と、エンジンENGと、駆動力伝達状態切替部15と、減速機Dと、を備える。
駆動力伝達状態切替部15は、エンジンENGと減速機Dとを直結させるクラッチを備える。クラッチと減速機Dとの間には変速機又は固定ギヤ段が設けられてもよい。
エンジンENGは、第2回転電機13を発電機として駆動する。この場合、第2回転電機13は、エンジンENGの回転動力により駆動され電力を発生する。
また、エンジンENGは、車両1の制動時に電動機として動作する第2回転電機13により駆動され、空回り状態でクランク軸が回転する機械的負荷としても機能する場合がある。
車両1の駆動用の第1回転電機12は、高圧バッテリBATh及び第2回転電機13の少なくとも一方からの電力供給によって電動機として動作(力行)し、車両1が走行するためのトルクを発生する。第1回転電機12で発生したトルクは、減速機Dを介して車輪Wに駆動力として伝達される。また、第1回転電機12は、車両1の制動時には発電機として動作する。
高圧バッテリBAThは、直列に接続された複数の蓄電セルを有し、例えば、100−300[V]の高電圧を供給する。前記蓄電セルは、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池のセルである。高圧バッテリBAThは、キャパシタとしてもよい。
コンバータCONVは、高圧バッテリBAThの直流出力電圧を直流のまま降圧するDC/DCコンバータである。
低圧バッテリBATlは、コンバータCONVによって降圧された電圧を蓄電し、例えば12[V]の定電圧を補機16に含まれるライト等の電装品18に供給するとともに、制御装置14等の直流電源とされる。
電圧コントロールユニットVCUは、高圧バッテリBAThの出力電圧であるV1電圧を、第1回転電機12が電動機として動作する際の第1回転電機12用の入力電圧であるV2電圧に昇圧する。
また、電圧コントロールユニットVCUは、車両1の制動時に第1回転電機12が発電機として動作する際の第1回転電機12の出力電圧であるV2電圧を降圧し、V1電圧にする。
さらに、電圧コントロールユニットVCUは、エンジンENGの駆動によって第2回転電機13が発電し直流に変換されたV2電圧を降圧し、V1電圧にする。
つまり、電圧コントロールユニットVCUは、高圧バッテリBATh、第1回転電機12及び第2回転電機13の間での昇降圧コンバータ(双方向電圧変換器)として機能する。
電圧コントロールユニットVCUによって降圧されたV1電圧での電力は、補機16に含まれる電動エアコンプレッサ19の駆動用電力及び/又は高圧バッテリBAThの充電用電力として供給される。
第1インバータINV1は、V2電圧を交流電圧に変換して3相電流を第1回転電機12に供給する(力行)。さらに、第1インバータINV1は、車両1の制動時に第1回転電機12が発電した交流電圧を直流電圧であるV2電圧に変換する(回生)。
第2インバータINV2は、エンジンENGの駆動によって第2回転電機13が発電した交流電圧を直流電圧であるV2電圧に変換する。また、第2インバータINV2は、車両1の制動時に第1回転電機12で発電され第1インバータINV1によって変換された直流電圧であるV2電圧を交流電圧に変換し3相電流を第2回転電機13に供給する場合もある。
制御装置14は、第1インバータINV1、第1回転電機12、第2インバータINV2、第2回転電機13、及び電圧コントロールユニットVCUのベクトル制御を行う他、エンジンENG、駆動力伝達状態切替部15及び補機16の制御を行う。
この車両1において、駆動力伝達状態切替部15と、駆動力伝達状態切替部15から両側に延びる機械連結とは、エンジンENGを動力源として駆動力伝達状態切替部15を介し減速機Dを通じて車輪Wを駆動するときのみ使用される。なお、加速時には、エンジンENGと第1回転電機12を利用するようにすることもできる。
<車両用駆動ユニットの構成>
図2〜図4に示すように、車両用駆動ユニット10は、エンジンENGと、回転電機ユニット11とが左右方向に隣接するようにユニット化され、エンジンルーム内に配置されている。回転電機ユニット11は、第1回転電機12及び第2回転電機13と、第1回転電機12及び第2回転電機13を収容する筐体60と、第1回転電機12及び第2回転電機13を制御する電力変換器200と、を備える。第1回転電機12及び第2回転電機13の回転軸は、平行に配置されており、いずれも左右方向に延びている。電力変換器200は、図1中の第1インバータINV1、第2インバータINV2、及び電圧コントロールユニットVCUを有する。
図3に示すように、車両用駆動ユニット10は、車両1の車幅方向(左右方向)において左端部10a側及び右端部10b側でブラケット3を介して一対の車両骨格部材2に支持されることで、筐体60が直接的または間接的に一対の車両骨格部材2に固定されている。電力変換器200は、筐体60の上方に取り付けられている。高圧バッテリBAThは、例えば車室内のシートの下側、又は車室の下側に配置されている。
図3〜図6に示すように、車両用駆動ユニット10は、電力変換器200と高圧バッテリBAThとを接続する電源ケーブル300を備えている。電源ケーブル300は、ケーブル側コネクタ301が変換器側コネクタ201に接続されることで電力変換器200に接続されている。言い換えると、電源ケーブル300のケーブル側コネクタ301と電力変換器200の変換器側コネクタ201とが、電源ケーブル300と電力変換器200との接続部100を構成している。ケーブル側コネクタ301は、車幅方向(左右方向)における左端部10a側(本実施形態では左側)に配置されている。
筐体60には、電源ケーブル300の一部を収容して案内する案内部400が設けられている。案内部400は、筐体60とは別体に構成され、図5に示すように、複数(本実施形態では4つ)のボルト411を使用して筐体60の背面(後面)に固定されている。案内部400は、ケーブル側コネクタ301の少なくとも一部を覆うことで電源ケーブル300を収容するように上端部400aが配置され、車幅方向における中央側に下端部400bが配置されている。即ち、案内部400は、上端部400aが車両用駆動ユニット10の左端部10a側に位置し、下端部400bが車両用駆動ユニット10の中央側に位置している。
図5及び図6に示すように、電源ケーブル300は、ケーブル側コネクタ301の少なくとも一部が案内部400の上端部400a内に配置され、ケーブル側コネクタ301から延びる電源ケーブル300が案内部400に沿って車幅方向における中央側に向かって斜めに配索されている。そして、電源ケーブル300は、案内部400の下端部400bから外側に不図示のセンタートンネルに向かって延出している。
このように、案内部400に沿って配索された電源ケーブル300は、電源ケーブル300と電力変換器200との接続部100よりも車幅方向における中央側から案内部400の外側へ延出しているので、筐体60の揺動の影響の小さい場所から電源ケーブル300が外側に露出している。これにより、電源ケーブル300が揺動によって影響を受けることを抑制できる。
ここで、案内部400は、アルミニウム、鉄等の電磁波シールド性能を有する金属から構成されることが好ましい。これにより、電源ケーブル300から発生する電磁波を低減でき、電磁波ノイズを抑制できる。
また、案内部400は筐体60とは別体に構成され、筐体60の外面に取り付けられるので、案内部400を筐体60に後付けすることができる。
次に、図6〜図8を参照しながら案内部400の構成についてより詳細に説明する。
案内部400は、電源ケーブル300の入口401と、電源ケーブル300の出口402と、入口401と出口402とを繋ぐ開口部403と、を有する断面略U字形状の案内部本体410と、開口部403を覆う案内部カバー420と、を備える。この構成によれば、電源ケーブル300の一部を案内部本体410に収容させた後、案内部本体410に案内部カバー420を取り付けて開口部403を覆うことで、電源ケーブル300を案内部400に容易に収容できる。
案内部400は、その内部に電源ケーブル300を固定するケーブル固定部430を有する。ケーブル固定部430は、電源ケーブル300の周囲を囲うリング形状を有し、開口部403から案内部本体410に挿入されて案内部本体410の内周面410aに係合される。ケーブル固定部430の外周面には、断面半円状の2つの凸部431が設けられ、案内部本体410の内周面410aに、2つの凸部431と係合する凹部412が設けられている。したがって、ケーブル固定部430の2つの凸部431が案内部本体410の凹部412にそれぞれ係合することにより、ケーブル固定部430を介して電源ケーブル300が案内部本体410に固定される。また、案内部本体410の内部には、ケーブル固定部430と当接するストッパ440が設けられている。
上記構成によれば、ケーブル固定部430により案内部400の内部で電源ケーブル300を固定することができる。ケーブル固定部430は、開口部403から案内部本体410に挿入されて案内部本体410の内周面410aに係合されるので、ケーブル固定部430を案内部400に容易に固定することができる。また、案内部本体410の内部にストッパ440が設けられていることにより、ケーブル固定部430を案内部400の内部に容易に位置決めすることができる。
図9には、車両用駆動ユニット10の車幅方向の位置による振幅の違いが概念的に示されている。
図9に示すように、車両用駆動ユニット10は、車両1及び車両用駆動ユニット10の振動によって車幅方向における左端部10a側と右端部10b側とが上下方向及び前後方向に互いに逆位相で変動する。このため、車両用駆動ユニット10の振幅は、車幅方向の左端部10a及び右端部10bにおいて最大となり、車幅方向の中央側ほど小さくなる。本実施形態においては、車幅方向の左端部10a側に配置された電力変換器200に接続されたケーブル側コネクタ301から延びる電源ケーブル300の一部を筐体60に取り付けた案内部400に沿わせて車幅方向の中央側に案内するとともに、電源ケーブル300をケーブル側コネクタ301よりも車幅方向の中央側から案内部400の外側へ延出したので、電源ケーブル300が車両1の揺動、すなわち車両用駆動ユニット10の振動と車両1の車体の振動の位相差によって影響を受けることを有効に抑制できる。言い換えると、電源ケーブル300によって車両用駆動ユニット10の振動と車両1の車体の振動との位相差を吸収し易くすることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態では、案内部400と筐体60とを別体で形成した後、筐体60の外面に案内部400を取り付けているが、案内部400は筐体60と一体に形成されてもよい。案内部400が筐体60と一体に形成されることで、部品点数を削減できる。
また、案内部400を筐体60と別体とした場合であっても、案内部400の構造は上記実施形態に限らず、例えば、電源ケーブル300を筐体60の表面に這わせた後、電源ケーブル300を覆うように案内部400を筐体60に取り付けるものであってもよい。
また、本実施形態では、ケーブル固定部430が案内部本体410の内周面410aに係合される構成としたが、ケーブル固定部430が案内部本体410に圧入して固定されてもよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 回転電機(第1回転電機12)と、
前記回転電機を収容する筐体(筐体60)と、
前記回転電機を制御する電力変換器(電力変換器200)と、
前記電力変換器と電源(高圧バッテリBATh)とを接続する電源ケーブル(電源ケーブル300)と、を備えた車両用駆動ユニット(車両用駆動ユニット10)であって、
前記筐体には、前記電源ケーブルの一部を収容して案内する案内部(案内部400)が設けられており、
前記電源ケーブルの一部は、前記案内部に沿って配索されるとともに、
前記電源ケーブルは、前記電源ケーブルと前記電力変換器との接続部(接続部100)よりも車幅方向における中央側から、前記案内部の外側へ延出している、車両用駆動ユニット。
(1)によれば、案内部に沿って配索された電源ケーブルは、電源ケーブルと電力変換器との接続部よりも車幅方向における中央側から案内部の外側へ延出しているので、揺動の影響の小さい場所から電源ケーブルを延出させることができる。これにより、電源ケーブルが車両の揺動によって影響を受けることを抑制できる。また、電源ケーブルの一部が案内部に収容されながら案内されるので、電磁波ノイズを抑制できる。
(2) (1)に記載の車両用駆動ユニットであって、
前記案内部は、前記筐体の外側に取り付けられている、車両用駆動ユニット。
(2)によれば、案内部が筐体の外側に取り付けられているので、案内部を後付けすることができる。
(3) (1)に記載の車両用駆動ユニットであって、
前記案内部は、前記筐体と一体に形成されている、車両用駆動ユニット。
(3)によれば、案内部が筐体と一体に形成されることで、部品点数を削減できる。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載の車両用駆動ユニットであって、
前記案内部は、
前記電源ケーブルの入口(入口401)と、前記電源ケーブルの出口(出口402)と、前記入口と前記出口とを繋ぐ開口部(開口部403)と、を有する断面略U字形状の案内部本体(案内部本体410)と、
前記開口部を覆う案内部カバー(案内部カバー420)と、を備える、車両用駆動ユニット。
(4)によれば、電源ケーブルを案内部本体に収容させた後、案内部カバーを取り付けることで、電源ケーブルを案内部に容易に収容できる。
(5) (4)に記載の車両用駆動ユニットであって、
前記案内部は、内部に前記電源ケーブルを固定するケーブル固定部(ケーブル固定部430)を有する、車両用駆動ユニット。
(5)によれば、ケーブル固定部により案内部の内部で電源ケーブルを固定することができる。
(6) (5)に記載の車両用駆動ユニットであって、
前記ケーブル固定部は、前記電源ケーブルの周囲を囲うリング形状を有し、
前記ケーブル固定部は、前記開口部から挿入され前記案内部本体の内周面(内周面410a)に係合される、又は前記案内部本体に圧入される、車両用駆動ユニット。
(6)によれば、ケーブル固定部は、開口部から挿入され案内部本体の内周面に係合される、又は案内部本体に圧入されることで、ケーブル固定部を案内部に容易に固定することができる。
(7) (6)に記載の車両用駆動ユニットであって、
前記案内部は、内部に前記ケーブル固定部と当接するストッパ(ストッパ440)が設けられている、車両用駆動ユニット。
(7)によれば、ケーブル固定部を案内部の内部に容易に位置決めすることができる。
(8) (1)〜(7)のいずれかに記載の車両用駆動ユニットであって、
前記筐体は、前記車幅方向において一端部(左端部10a)側及び他端部(右端部10b)側で車両骨格部材(車両骨格部材2)に直接的又は間接的に固定されており、
前記電力変換器は、前記筐体の上方に配置されている、車両用駆動ユニット。
(8)によれば、筐体は、車幅方向において一端部側及び他端部側で車両骨格部材に直接的又は間接的に固定されるので、車両骨格部材に対し筐体が揺動したときも、電源ケーブルが筐体の揺動によって影響を受けることを抑制できる。
2 車両骨格部材
10 車両用駆動ユニット
10a 左端部(一端部)
10b 右端部(他端部)
12 第1回転電機
60 筐体
100 接続部
200 電力変換器
300 電源ケーブル
400 案内部
401 入口
402 出口
403 開口部
410 案内部本体
410a 内周面
420 案内部カバー
430 ケーブル固定部
440 ストッパ
BATh 高圧バッテリ(電源)

Claims (8)

  1. 回転電機と、
    前記回転電機を収容する筐体と、
    前記回転電機を制御する電力変換器と、
    前記電力変換器と電源とを接続する電源ケーブルと、を備えた車両用駆動ユニットであって、
    前記筐体には、前記電源ケーブルの一部を収容して案内する案内部が設けられており、
    前記電源ケーブルの一部は、前記案内部に沿って配索されるとともに、
    前記電源ケーブルは、前記電源ケーブルと前記電力変換器との接続部よりも車幅方向における中央側から、前記案内部の外側へ延出している、車両用駆動ユニット。
  2. 請求項1に記載の車両用駆動ユニットであって、
    前記案内部は、前記筐体の外側に取り付けられている、車両用駆動ユニット。
  3. 請求項1に記載の車両用駆動ユニットであって、
    前記案内部は、前記筐体と一体に形成されている、車両用駆動ユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用駆動ユニットであって、
    前記案内部は、
    前記電源ケーブルの入口と、前記電源ケーブルの出口と、前記入口と前記出口とを繋ぐ開口部と、を有する断面略U字形状の案内部本体と、
    前記開口部を覆う案内部カバーと、を備える、車両用駆動ユニット。
  5. 請求項4に記載の車両用駆動ユニットであって、
    前記案内部は、内部に前記電源ケーブルを固定するケーブル固定部を有する、車両用駆動ユニット。
  6. 請求項5に記載の車両用駆動ユニットであって、
    前記ケーブル固定部は、前記電源ケーブルの周囲を囲うリング形状を有し、
    前記ケーブル固定部は、前記開口部から挿入され前記案内部本体の内周面に係合される、又は前記案内部本体に圧入される、車両用駆動ユニット。
  7. 請求項6に記載の車両用駆動ユニットであって、
    前記案内部は、内部に前記ケーブル固定部と当接するストッパが設けられている、車両用駆動ユニット。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用駆動ユニットであって、
    前記筐体は、前記車幅方向において一端部側及び他端部側で車両骨格部材に直接的又は間接的に固定されており、
    前記電力変換器は、前記筐体の上方に配置されている、車両用駆動ユニット。
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