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JP2020527332A5 - - Google Patents

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JP2020527332A5
JP2020527332A5 JP2019568176A JP2019568176A JP2020527332A5 JP 2020527332 A5 JP2020527332 A5 JP 2020527332A5 JP 2019568176 A JP2019568176 A JP 2019568176A JP 2019568176 A JP2019568176 A JP 2019568176A JP 2020527332 A5 JP2020527332 A5 JP 2020527332A5
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一部の実施形態では、抗体もしくはその抗原結合性部分、またはADCは、追加薬剤(additional agent)または追加療法と組み合わせて投与される。別の実施形態では、追加薬剤は、免疫チェックポイント阻害剤である。なお別の実施形態では、免疫チェックポイント阻害剤は、抗体である。別の実施形態では、抗体は、抗PD1抗体、抗PD−L1抗体、または抗CTLA−4抗体からなる群から選択される。別の実施形態では、追加療法は、放射線である。なお別の実施形態では、追加薬剤は、化学療法剤である。一部の実施形態では、がんまたは腫瘍は、IL1RAP発現または過剰発現を有すると特徴付けられる。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号4のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号8のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目2)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号3のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号7のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目1に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目3)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号2のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号6のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目1または2に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目4)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号12のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号16のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目5)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号11のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号15のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目4に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目6)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号10のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号14のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目4または5に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目7)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号20のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号24のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目8)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号19のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号23のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目7に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目9)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号18のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号22のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目7または8に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目10)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号28のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号31のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目11)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号27のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号23のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目10に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目12)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号26のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号30のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目10または11に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目13)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号35のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号39のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目14)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号34のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号38のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目13に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目15)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号33のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号37のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目13または14に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目16)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号43のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号47のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目17)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号42のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号46のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目16に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目18)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号41のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号45のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目16または17に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目19)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号51のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号55のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目20)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号50のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号54のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目19に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目21)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号49のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号53のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目19または20に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目22)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号59のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号63のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目23)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号58のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目22に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目24)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号57のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号61のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目22または23に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目25)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号70のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目26)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号66のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目25に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目27)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号65のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号69のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目25または26に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目28)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号70のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目29)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号72のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目28に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目30)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号65のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号69のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目28または29に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目31)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号77のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号81のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目32)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号76のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号80のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目31に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目33)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号75のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号79のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目31または32に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目34)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号12のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号16のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目35)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号11のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号15のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目34に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目36)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号10のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号14のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目34または35に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目37)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号86のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号89のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目38)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号85のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号80のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目37に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目39)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号84のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号88のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目37または38に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目40)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号92のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号95のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目41)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号91のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号80のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目40に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目42)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号84のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号94のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目40または41に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目43)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号92のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号99のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目44)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号97のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号80のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目43に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目45)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号84のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号79のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目43または44に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目46)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号20のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号24のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目47)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号102のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号105のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目46に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目48)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号101のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号104のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目46または47に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目49)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号86のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号89のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目50)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号107のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号80のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目49に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目51)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号84のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号88のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目49または50に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目52)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号112のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号39のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目53)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号111のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号38のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目52に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目54)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号110のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号37のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目52または53に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目55)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号35のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号39のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目56)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号34のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号38のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目55に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目57)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号33のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号115のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目55または56に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目58)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号35のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号39のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目59)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号34のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号38のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目58に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目60)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号117のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号37のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目58または59に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目61)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号70のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目62)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号119のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目61に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目63)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号26のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号69のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目61または62に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目64)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号70のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目65)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号66のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目64に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目66)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号101のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号69のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目64または65に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目67)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号70のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目68)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号66のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目67に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目69)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号26のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号69のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目67または68に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目70)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号129のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目71)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号66のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目70に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目72)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号101のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号69のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目70または71に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目73)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号133のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号70のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目74)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号132のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目73に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目75)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号131のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号135のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目73または74に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目76)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号51のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号55のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目77)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号50のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号139のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目76に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目78)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号49のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号138のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目76または77に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目79)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号142のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号47のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目80)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号42のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号46のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目79に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目81)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号141のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号45のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目79または80に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目82)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号43のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号150のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目83)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号146のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号149のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目82に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目84)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号145のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号148のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目82または83に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目85)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号43のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号157のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目86)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号153のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号156のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目85に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目87)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号152のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号155のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目85または86に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目88)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号43のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号162のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目89)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号159のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号161のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目88に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目90)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号145のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号148のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目88または89に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目91)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号166のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号169のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目92)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号165のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号168のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目91に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目93)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号164のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号155のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目91または92に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目94)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号171のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号169のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目95)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号165のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号168のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目94に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目96)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号164のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号155のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目94または95に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目97)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号176のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号179のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目98)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号175のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号178のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目97に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目99)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号174のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号79のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目97または98に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目100)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号183のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号179のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目101)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号182のアミノ酸配列を有するCDR2を含む重鎖可変領域、および配列番号80のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目100に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目102)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号101のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号79のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目100または101に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目103)
ヒトIL1RAPに結合する単離された抗体またはその抗原結合性部分であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号188のアミノ酸配列を有するCDR3を含む重鎖可変領域、および配列番号63のアミノ酸配列を有するCDR3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
(項目104)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号187のアミノ酸配列を有するCDR
2を含む重鎖可変領域、および配列番号62のアミノ酸配列を有するCDR2を含む軽鎖可変領域を含む、項目103に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目105)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号186のアミノ酸配列を有するCDR1を含む重鎖可変領域、および配列番号190のアミノ酸配列を有するCDR1を含む軽鎖可変領域を含む、項目103または104に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目106)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、IgGアイソタイプである、前記項目のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目107)
前記抗体またはその抗原結合性部分が、200nMまたはそれ未満のK を有する、前記項目のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目108)
配列番号4のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号3のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号2のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号8のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号7のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号6のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目109)
配列番号12のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号11のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号10のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号16のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号15のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号14のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目110)
配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号19のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号18のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号22のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目111)
配列番号28のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号27のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号31のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号30のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目112)
配列番号35のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号34のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号33のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号39のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号37のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目113)
配列番号43のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号42のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号41のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号47のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号46のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号45のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目114)
配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号54のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号53のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目115)
配列番号59のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号58のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号57のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号61のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目116)
配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号65のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目117)
配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号72のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号65のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目118)
配列番号77のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号76のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号75のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号81のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目119)
配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号85のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目120)
配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号91のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号95のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号94のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目121)
配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号97のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号99のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目122)
配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号102のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号101のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号105のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号104のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目123)
配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号107のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目124)
配列番号112のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号111のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号110のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号39のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号37のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目125)
配列番号35のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号34のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号33のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号39のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号115のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目126)
配列番号35のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号34のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号117のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号39のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号37のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目127)
配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号119のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目128)
配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号101のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目129)
配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目130)
配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号101のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号129のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目131)
配列番号133のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号132のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号131のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号135のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目132)
配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号139のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号138のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目133)
配列番号142のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号42のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号141のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号47のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号46のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号45のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目134)
配列番号43のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号146のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号145のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号150のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号149のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号148のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目135)
配列番号43のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号153のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号152のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号157のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号156のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号155のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目136)
配列番号43のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号159のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号145のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号162のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号161のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号148のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目137)
配列番号166のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号165のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号164のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号169のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号168のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号155のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目138)
配列番号171のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号165のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号164のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号169のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号168のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号155のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目139)
配列番号176のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号175のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号174のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号179のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号178のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目140)
配列番号183のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号182のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号181のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号179のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目141)
配列番号188のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号187のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号186のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号190のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目142)
配列番号1に示されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号5に示されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目143)
配列番号1に示されるアミノ酸配列、または配列番号1に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号5に示されるアミノ酸配列、または配列番号5に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目144)
配列番号9のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号13のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目145)
配列番号9に示されるアミノ酸配列、または配列番号9に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号13に示されるアミノ酸配列、または配列番号13に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目146)
配列番号17のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号21のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目147)
配列番号17に示されるアミノ酸配列、または配列番号17に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号21に示されるアミノ酸配列、または配列番号21に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目148)
配列番号25のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号29のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目149)
配列番号25に示されるアミノ酸配列、または配列番号25に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号29に示されるアミノ酸配列、または配列番号29に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目150)
配列番号32のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号36のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目151)
配列番号32に示されるアミノ酸配列、または配列番号32に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号36に示されるアミノ酸配列、または配列番号36に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目152)
配列番号40のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号44のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目153)
配列番号40に示されるアミノ酸配列、または配列番号40に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号44に示されるアミノ酸配列、または配列番号44に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目154)
配列番号48のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号52のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目155)
配列番号48に示されるアミノ酸配列、または配列番号48に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号52に示されるアミノ酸配列、または配列番号52に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目156)
配列番号56のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号60のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目157)
配列番号56に示されるアミノ酸配列、または配列番号56に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号60に示されるアミノ酸配列、または配列番号60に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目158)
配列番号64のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号68のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目159)
配列番号64に示されるアミノ酸配列、または配列番号64に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号68に示されるアミノ酸配列、または配列番号68に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目160)
配列番号71のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号73のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目161)
配列番号71に示されるアミノ酸配列、または配列番号71に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号73に示されるアミノ酸配列、または配列番号73に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目162)
配列番号74のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号78のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目163)
配列番号74に示されるアミノ酸配列、または配列番号74に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号78に示されるアミノ酸配列、または配列番号78に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目164)
配列番号9のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号82のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目165)
配列番号9に示されるアミノ酸配列、または配列番号9に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号82に示されるアミノ酸配列、または配列番号82に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目166)
配列番号83のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号87のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目167)
配列番号83に示されるアミノ酸配列、または配列番号83に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号87に示されるアミノ酸配列、または配列番号87に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目168)
配列番号90のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号93のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目169)
配列番号90に示されるアミノ酸配列、または配列番号90に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号93に示されるアミノ酸配列、または配列番号93に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目170)
配列番号96のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号98のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目171)
配列番号96に示されるアミノ酸配列、または配列番号96に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号98に示されるアミノ酸配列、または配列番号98に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目172)
配列番号100のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号103のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目173)
配列番号100に示されるアミノ酸配列、または配列番号100に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号103に示されるアミノ酸配列、または配列番号103に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目174)
配列番号106のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号108のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目175)
配列番号106に示されるアミノ酸配列、または配列番号106に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号108に示されるアミノ酸配列、または配列番号108に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目176)
配列番号109のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号113のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目177)
配列番号109に示されるアミノ酸配列、または配列番号109に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号113に示されるアミノ酸配列、または配列番号113に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目178)
配列番号32のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号114のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目179)
配列番号32に示されるアミノ酸配列、または配列番号32に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号114に示されるアミノ酸配列、または配列番号114に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目180)
配列番号116のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号36のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目181)
配列番号116に示されるアミノ酸配列、または配列番号116に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号36に示されるアミノ酸配列、または配列番号36に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目182)
配列番号118のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号120のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目183)
配列番号118に示されるアミノ酸配列、または配列番号118に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号120に示されるアミノ酸配列、または配列番号120に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目184)
配列番号121のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号122のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目185)
配列番号121に示されるアミノ酸配列、または配列番号121に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号122に示されるアミノ酸配列、または配列番号122に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目186)
配列番号123のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号124のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目187)
配列番号123に示されるアミノ酸配列、または配列番号123に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号124に示されるアミノ酸配列、または配列番号124に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目188)
配列番号125のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号126のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目189)
配列番号125に示されるアミノ酸配列、または配列番号125に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号126に示されるアミノ酸配列、または配列番号126に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目190)
配列番号127のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号128のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目191)
配列番号127に示されるアミノ酸配列、または配列番号127に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号128に示されるアミノ酸配列、または配列番号128に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目192)
配列番号130のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号134のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目193)
配列番号130に示されるアミノ酸配列、または配列番号130に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号134に示されるアミノ酸配列、または配列番号134に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目194)
配列番号136のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号137のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目195)
配列番号136に示されるアミノ酸配列、または配列番号136に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号137に示されるアミノ酸配列、または配列番号137に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目196)
配列番号140のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号143のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目197)
配列番号140に示されるアミノ酸配列、または配列番号140に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号143に示されるアミノ酸配列、または配列番号143に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目198)
配列番号144のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号147のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目199)
配列番号144に示されるアミノ酸配列、または配列番号144に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号147に示されるアミノ酸配列、または配列番号147に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目200)
配列番号151のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号154のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目201)
配列番号151に示されるアミノ酸配列、または配列番号151に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号154に示されるアミノ酸配列、または配列番号154に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目202)
配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号160のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目203)
配列番号158に示されるアミノ酸配列、または配列番号158に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号160に示されるアミノ酸配列、または配列番号160に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目204)
配列番号163のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号167のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目205)
配列番号163に示されるアミノ酸配列、または配列番号163に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号167に示されるアミノ酸配列、または配列番号167に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目206)
配列番号170のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号172のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目207)
配列番号170に示されるアミノ酸配列、または配列番号170に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号172に示されるアミノ酸配列、または配列番号172に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目208)
配列番号173のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号177のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目209)
配列番号173に示されるアミノ酸配列、または配列番号173に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号177に示されるアミノ酸配列、または配列番号177に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目210)
配列番号180のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号184のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目211)
配列番号180に示されるアミノ酸配列、または配列番号180に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号184に示されるアミノ酸配列、または配列番号184に対して
少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目212)
配列番号185のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号189のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目213)
配列番号185に示されるアミノ酸配列、または配列番号185に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号189に示されるアミノ酸配列、または配列番号189に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖を含む、抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分。
(項目214)
前記項目のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性部分と同じエピトープに結合する抗体またはその抗原結合性部分。
(項目215)
前記項目のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性部分をコードしている、単離された核酸。
(項目216)
前記項目のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性部分と、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
(項目217)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた、前記項目のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目218)
前記少なくとも1つの薬物が、DNA損傷剤、抗アポトーシス剤、有糸分裂阻害剤、抗腫瘍抗生物質、免疫調節剤、遺伝子治療用の核酸、抗血管新生剤、代謝拮抗剤、ホウ素含有剤、化学保護剤、ホルモン剤、抗ホルモン剤、コルチコステロイド、光活性治療剤、オリゴヌクレオチド、放射性核種剤、放射線増感剤、トポイソメラーゼ阻害剤、およびチロシンキナーゼ阻害剤からなる群から選択される、項目217に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目219)
前記少なくとも1つの薬物が、前記抗体またはその抗原結合性部分に、リンカーを介してコンジュゲートされている、項目217に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目220)
前記リンカーが切断可能なリンカーである、項目219に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目221)
前記リンカーが非切断性リンカーである、項目219に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
(項目222)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号4のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号3のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号2のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号8のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号7のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号6のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目223)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号12のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号11のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号10のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号16のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号15のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号14のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目224)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号19のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号18のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号22のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目225)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号28のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号27のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号31のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号30のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目226)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号35のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号34のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号33のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号39のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号37のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目227)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号43のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号42のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号41のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号47のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号46のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号45のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目228)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号54のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号53のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目229)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号59のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号58のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号57のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号61のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目230)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号65のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目231)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号72のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号65のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目232)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号77のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号76のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号75のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号81のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目233)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号85のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目234)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号91のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号95のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号94のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目235)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号97のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号99のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目236)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号102のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号101のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号105のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号104のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目237)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号107のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目238)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号112のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号111のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号110のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号39のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号37のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目239)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号35のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号34のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号33のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号39のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号115のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目240)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号35のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号34のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号117のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号39のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号37のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目241)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号119のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目242)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号101のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目243)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目244)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号101のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号129のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目245)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号133のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号132のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号131のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号135のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目246)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号139のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号138のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目247)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号142のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号42のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号141のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号47のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号46のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号45のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目248)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号43のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号146のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号145のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号150のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号149のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号148のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目249)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号43のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号153のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号152のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号157のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号156のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号155のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目250)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号43のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号159のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号145のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号162のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号161のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号148のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目251)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号166のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号165のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号164のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号169のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号168のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号155のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目252)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号171のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号165のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号164のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号169のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号168のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号155のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目253)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号176のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号175のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号174のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号179のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号178のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目254)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号183のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号182のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号181のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号179のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号80のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目255)
少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、前記抗体またはその抗原結合性部分が、配列番号188のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号187のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号186のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域と、配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメインおよび配列番号190のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域とを含む、ADC。
(項目256)
前記抗体またはその抗原結合性部分がIgG1アイソタイプまたはIgG4アイソタイプである、項目222〜255のいずれか一項に記載のADC。
(項目257)
項目222〜255のいずれか一項に記載の複数のADCを含むADC混合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
(項目258)
前記ADC混合物の平均薬物対抗体比(DAR)が0〜8である、項目257に記載の医薬組成物。
(項目259)
がんを処置する方法であって、治療有効量の項目1〜221のいずれか一項に記載の抗体もしくはその抗原結合性部分、または項目222〜255のいずれか一項に記載のADCを、それを必要とする対象に投与することを含む方法。
(項目260)
前記がんが急性骨髄性白血病(AML)である、項目259に記載の方法。
(項目261)
前記がんが骨髄異形成症候群(MDS)である、項目259に記載の方法。
(項目262)
前記がんが、卵巣がん、肺がん、および非小細胞肺がん(NSCLC)からなる群から選択される、項目259に記載の方法。
(項目263)
固形腫瘍を有する対象において固形腫瘍成長を阻害するまたは減少させる方法であって、有効量の項目1〜221のいずれか一項に記載の抗体もしくはその抗原結合性部分、または項目222〜255のいずれか一項に記載のADCを、前記固形腫瘍を有する前記対象に、前記固形腫瘍成長が阻害されるまたは減少するように投与することを含む方法。
(項目264)
前記がんが肺がんである、項目263に記載の方法。
(項目265)
前記がんが非小細胞肺がん(NSCLC)である、項目263に記載の方法。
(項目266)
前記がんが卵巣がんである、項目263に記載の方法。
(項目267)
前記抗体またはその抗原結合性部分がIgG4アイソタイプである、項目259〜266のいずれか一項に記載の方法。
(項目268)
前記抗体もしくはその抗原結合性部分または前記ADCを、追加薬剤または追加療法と組み合わせて投与する、項目259〜266のいずれか一項に記載の方法。
(項目269)
前記追加薬剤が免疫チェックポイント阻害剤である、項目268に記載の方法。
(項目270)
前記免疫チェックポイント阻害剤が抗体である、項目269に記載の方法。
(項目271)
前記抗体が、抗PD1抗体、抗PD−L1抗体、または抗CTLA−4抗体からなる群から選択される項目270に記載の方法。
(項目272)
前記追加療法が放射線である、項目268に記載の方法。
(項目273)
前記追加薬剤が1つまたは複数の化学療法剤である、項目268に記載の方法。
(項目274)
前記がんまたは腫瘍がIL1RAPの発現または過剰発現を有すると特徴付けられている、項目259〜266のいずれか一項に記載の方法。

Claims (15)

  1. 抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分であって、
    配列番号67のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号65のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域;ならびに配列番号70のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号69のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域;
    配列番号12のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号11のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号10のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域;ならびに配列番号16のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号15のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号14のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域;
    配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域;ならびに配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号54のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号53のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域;
    配列番号59のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号58のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号57のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域;ならびに配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号61のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域;あるいは
    配列番号176のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号175のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号174のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む重鎖可変領域;ならびに配列番号179のアミノ酸配列を含むCDR3ドメイン、配列番号178のアミノ酸配列を含むCDR2ドメイン、および配列番号79のアミノ酸配列を含むCDR1ドメインを含む軽鎖可変領域
    を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
  2. 抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分であって、
    配列番号64のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号68のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域;
    配列番号9のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号82のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域;
    配列番号48のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号52のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域;
    配列番号56のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号60のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域;あるいは
    配列番号173のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号177のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域
    を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
  3. 抗IL1RAP抗体またはその抗原結合性部分であって、
    配列番号64に示されるアミノ酸配列、または配列番号64に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号68に示されるアミノ酸配列、または配列番号68に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖;
    配列番号9に示されるアミノ酸配列、または配列番号9に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号82に示されるアミノ酸配列、または配列番号82に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖;
    配列番号48に示されるアミノ酸配列、または配列番号48に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号52に示されるアミノ酸配列、または配列番号52に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖;
    配列番号56に示されるアミノ酸配列、または配列番号56に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号60に示されるアミノ酸配列、または配列番号60に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖;あるいは
    配列番号173に示されるアミノ酸配列、または配列番号173に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む重鎖、および/または配列番号177に示されるアミノ酸配列、または配列番号177に対して少なくとも90%、95%、96%、97%、98%もしくは99%同一性を有する配列を含む軽鎖
    を含む、抗体またはその抗原結合性部分。
  4. 求項に記載の抗体またはその抗原結合性部分と同じエピトープに結合する抗体またはその抗原結合性部分。
  5. 求項に記載の抗体またはその抗原結合性部分をコードしている、単離された核酸。
  6. 求項に記載の抗体またはその抗原結合性部分と、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
  7. 少なくとも1つの薬物にコンジュゲートされた、請求項に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
  8. 前記抗体またはその抗原結合性部分がIgG1アイソタイプ、IgG2アイソタイプ、IgG3アイソタイプまたはIgG4アイソタイプである、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
  9. 前記抗体またはその抗原結合性部分が、二重特異性抗体または多重特異性抗体である、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合性部分。
  10. がんを処置するための組成物であって、請求項に記載の抗体もしくはその抗原結合性部分含む、組成物
  11. 前記がんが、卵巣がん、肺がん、非小細胞肺がん(NSCLC)、急性骨髄性白血病(AML)および骨髄異形成症候群(MDS)からなる群から選択される、請求項10に記載の組成物。
  12. 固形腫瘍を有する対象において固形腫瘍成長を阻害するまたは減少させるための組成物であって、請求項に記載の抗体もしくはその抗原結合性部分を含む、組成物
  13. 前記がんが、肺がん、非小細胞肺がん(NSCLC)または卵巣がんである、請求項12に記載の組成物。
  14. 追加薬剤または追加療法と組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項10に記載の組成物
  15. 前記追加薬剤が、免疫チェックポイント阻害剤、抗体、放射線、VEGF特異的抗体または1つもしくは複数の化学療法剤である、請求項14に記載の組成物。

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