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JP2020125660A - 排水配管システム - Google Patents

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JP2020125660A
JP2020125660A JP2019019832A JP2019019832A JP2020125660A JP 2020125660 A JP2020125660 A JP 2020125660A JP 2019019832 A JP2019019832 A JP 2019019832A JP 2019019832 A JP2019019832 A JP 2019019832A JP 2020125660 A JP2020125660 A JP 2020125660A
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drainage
upstream
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JP2019019832A
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岡本 晃
Akira Okamoto
晃 岡本
俊希 ▲高▼木
俊希 ▲高▼木
Toshiki Takagi
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Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
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Abstract

【課題】仮設トイレからの汚水のみを排出するためのシステムに費やすコストを削減しつつ、仮設トイレからの汚水を排出することを実現する。【解決手段】排水配管システム1は、上流端が建物5内の排水設備6に接続された枝管20と、枝管20の下流端に接続された配管部材30と、配管部材30よりも上流側に配置された上流側本管と、配管部材30よりも下流側に配置された第1下流側本管とを有し、排水を下水本管8に向かって排出可能な本管10と、を備えている。配管部材30は、上方に開口し、蓋3および仮設トイレ4の何れか一方を取り付け可能な取付口39と、上流側本管の下流端が接続された第1流入口33と、枝管20の下流端が接続された第2流入口34と、第1下流側本管の上流端が接続された流出口35とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、排水配管システムに関する。
地震などの災害が発生すると、多数の人々が避難場所に避難し、避難場所で生活する場合がある。避難者は、避難場所でトイレを使用したいときがあるが、災害の状況によっては、下水本管などが破損してトイレを使用することができないときがあった。
そこで、例えば特許文献1には、仮設トイレを避難場所に設置できるようにするための仮設トイレ用配管システムが提案されている。この仮設トイレ用配管システムは、一端が水源に接続された第1流出管路と、一端が下水本管に接続された第2流出管路と、地中に埋設された貯留槽と、第1流出管路の他端、第2流出管路の他端および貯留槽に接続された流路切替手段とを備えている。仮設トイレは、第1流出管路の途中部分に接続された立管に接続可能である。流路切替手段は、第1流出管路から第2流出管路に水を流す第1の状態と、第1流出管路から貯留槽に水を流す第2の状態とに切り替え可能なものである。
この仮設トイレ用配管システムによれば、災害時、流路切替手段を第2の状態にして、立管に仮設トイレを接続する。災害時、仮設トイレから排出された汚水は、立管を通じて第1流出管路に流れる。第1流出管路内の汚水は、水源からの水の流れに沿って、貯留槽に排出される。災害時、仮設トイレから排出された汚水は、貯留槽に一時的に貯留される。
特開2015−78514号公報
上記の仮設トイレ用配管システムのように、仮設トイレからの汚水のみを排出するためのシステム(以下、仮設トイレ用システムともいう。)は、災害時には使用されるが、通常時には使用されないシステムである。そのため、仮設トイレ用システムに費やすコストは、少ない方が好ましい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、仮設トイレからの汚水のみを排出するためのシステムに費やすコストを削減しつつ、仮設トイレからの汚水を排出することを実現可能な排水配管システムを提供することである。
本願発明者は、上記の仮設トイレ用システムを設置することなく仮設トイレからの汚水を排出することで、仮設トイレ用システムに費やすコストを削減することを見出した。また、本願発明者は、建物内の排水設備から排出される排水を下水本管に排出する既設の排水配管システムに、仮設トイレを設置することで、仮設トイレからの汚水を排出することが可能であることを見出した。
本発明に係る排水配管システムは、上流端が建物内の排水設備に接続された枝管と、前記枝管の下流端に接続された配管部材と、本管とを備えている。前記本管は、前記配管部材よりも上流側に配置された上流側本管と、前記配管部材よりも下流側に配置された第1下流側本管とを有し、排水を下水本管に向かって排出可能である。前記配管部材は、上方に開口し、蓋および仮設トイレを選択的に取り付け可能な取付口と、前記上流側本管の下流端が接続された第1流入口と、前記枝管の下流端が接続された第2流入口と、前記第1下流側本管の上流端が接続された流出口とを有している。
前記排水配管システムによれば、例えば通常時には、配管部材の取付口には、仮設トイレが取り付けられておらず、蓋が取り付けられる。そのため、例えば通常時には、排水設備から排出された排水を、枝管、配管部材および本管を通じて下水本管に排出することができる。例えば災害時には、配管部材の取付口に仮設トイレが取り付けられる。そのため、例えば災害時には、仮設トイレから排出された汚水を、配管部材および本管を通じて下水本管に排出することができる。よって、前記排水配管システムでは、建物内の排水設備から排出された排水と、仮設トイレから排出された汚水との両方を下水本管に排出することができる。そのため、仮設トイレ用システムを設置することなく、仮設トイレから排出された汚水を下水本管に排出することができる。したがって、仮設トイレ用システムを設置しなくてもよいため、仮設トイレ用システムに費やすコストを削減することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記配管部材は、前記第1流入口と前記流出口とを繋ぐインバートを有している。前記第2流入口の下端は、前記インバートよりも上方に配置されている。
上記態様によれば、仮設トイレから排出された汚水が、配管部材のインバートに排出された際、インバートに排出された汚水が第2流入口から枝管に向かって逆流し難くすることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記排水配管システムは、前記上流側本管の上流端に繋がり、前記本管に水を供給する給水手段を備えている。
上記態様によれば、給水手段から上流側本管の上流端に向かって水を流すことで、その水を使用して、仮設トイレから排出された汚水であって、本管内に滞留している汚水を下流側へ向かって流すことができる。また、例えば配管部材の取付口を通じて本管内に水が流せない場合であっても、給水手段から上流側本管の上流端に向かって水を流すことで、本管内の汚水を下流側へ流すことができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記排水配管システムは、前記上流側本管の上流端を開閉可能な給水開閉ゲートを備えている。
上記態様によれば、給水開閉ゲートによって上流側本管の上流端を閉鎖することで、給水手段から本管に水を流さないようにすることができる。仮設トイレから排出された汚水を下水本管に排出する際、給水開閉ゲートによって上流側本管の上流端を開放することで、給水手段から本管に水を流すことができる。よって、給水手段から排出された水の流れに沿って、仮設トイレから排出された汚水を下水本管に向かって排出し易い。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記本管は、前記第1下流側本管よりも下流側に配置された第2下流側本管を有している。前記排水配管システムは、前記第1下流側本管の下流端と、前記第2下流側本管の上流端との間に配置され、前記第1下流側本管の下流端を開閉可能な排出開閉ゲートを備えている。
上記態様によれば、排出開閉ゲートによって第1下流側本管の下流端を閉鎖することで、仮設トイレから排出された汚水を、上流側本管および第1下流側本管内に一時的に貯留することができる。上流側本管および第1下流側本管内に一時的に貯留された汚水を下水本管に排出させる際には、排出開閉ゲートによって第1下流側本管の下流端を開放する。このことで、上流側本管および第1下流側本管内に一時的に貯留された汚水は、下水本管に向かって勢いよく排出されるため、汚水に混在する汚物などが本管内に付着し難くすることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記本管は、前記第1下流側本管よりも下流側に配置された第2下流側本管と、前記第2下流側本管よりも下流側に配置され、下流端が前記下水本管に接続された第3下流側本管と、を有している。前記排水配管システムは、貯留槽と、前記第2下流側本管と前記第3下流側本管との間に配置され、前記第2下流側本管の下流端、前記第3下流側本管の上流端、および、前記貯留槽に繋がり、前記第2下流側本管から前記第3下流側本管に排水を流す第1の状態と、前記第2下流側本管から前記貯留槽に排水を流す第2の状態とに切り替え可能な流路切替部材と、を備えている。
上記態様によれば、流路切替部材の状態を第1の状態にすることで、排水設備から排出された排水、および、仮設トイレから排出された汚水を、下水本管に排出することができる。例えば下水本管が破損した場合であっても、流路切替部材の状態を第2の状態にすることで、排水設備から排出された排水、および、仮設トイレから排出された汚水を、貯留槽に排出することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記本管は、平面視において直線状に延びている。
上記態様によれば、本管が平面視において直線状に延びていることで、汚水の流速が比較的に遅くなり難い。よって、本管内の汚水は、下水本管に向かって勢いよく排出され易いため、汚水に混在する汚物などが本管内に付着し難くすることができる。
本発明によれば、仮設トイレからの汚水のみを排出するためのシステムに費やすコストを削減しつつ、仮設トイレからの汚水を排出することを実現可能な排水配管システムを提供することができる。
実施形態に係る排水配管システムを模式的に示した平面図である。 実施形態に係る排水配管システムを模式的に示した正面図である。 実施形態に係る排水配管システムを模式的に示した正面図である。 配管部材の正面断面図である。 給水開閉ゲートの正面断面図である。 給水開閉ゲートの正面断面図である。 排出開閉ゲートの平面図である。 図7のVIII−VIII線に沿った排出開閉ゲートの断面図である。 切替ますの平面図である。 図9のX−X線に沿った切替ますの断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る排水配管システムの実施形態について説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の一実施形態に過ぎず、当然ながら本発明を限定することを意図したものではない。
<実施形態>
図1は、本実施形態に係る排水配管システム1を模式的に示した平面図である。図2および図3は、排水配管システム1を模式的に示した正面図である。図3では、仮設トイレ4が取り付けられた状態が示されている。図1および図2に示すように、本実施形態に係る排水配管システム1は、通常時には、建物5内の排水設備6から下水本管8に向かって排水を排出し、地震などの災害時には、仮設トイレ4が設置されたシステムとして使用され、仮設トイレ4から排出された汚水を下水本管8などに排出する。以下の説明において、排水には、トイレ、台所の流し台、風呂などから排出される汚水や、雨水が含まれる。上記の排水設備6は、排水を排出する設備であり、例えばトイレ、風呂、台所の流し台などが挙げられる。
図1に示すように、排水配管システム1は、本管10と、枝管20と、配管部材30と、給水タンク40と、給水開閉ゲート50と、排出開閉ゲート70と、切替ます80と、貯留槽100と、を備えている。
本管10は、地中に埋設されている。本管10の上流端は、給水開閉ゲート50を介して給水タンク40に接続され、本管10の下流端は、下水本管8に接続されている。本管10は、平面視において直線状に延びている。本実施形態では、本管10は、第1本管11〜第9本管19を有している。本実施形態では、上流から下流に向かって、第1本管11〜第9本管19の順に配置されている。言い換えると、給水タンク40から下水本管8に向かって、第1本管11〜第9本管19の順に配置されている。以下の説明において、給水タンク40側および排水設備6側を上流側といい、下水本管8側を下流側という。なお、例えば本発明の配管部材が最も上流側に配置されている配管部材30(図1において最も左に配置された配管部材30)の場合、第1本管11が上流側本管の一例であり、第2本管12〜第6本管16が第1下流側本管の一例であり、第7本管17が第2下流側本管の一例であり、第8本管18および第9本管19が第3下流側本管の一例である。
枝管20は、建物5内の排水設備6と本管10とを繋ぐものである。なお、枝管20の数は特に限定されず、例えば排水設備6の数や、配管部材30の数に応じて決定されるものである。本実施形態では、排水設備6の数、および、配管部材30の数は、共に5つである。そのため、枝管20の数も5つである。枝管20の上流端は排水設備6に接続されている。枝管20の下流端は本管10に接続されている。詳しくは、枝管20の下流端は、配管部材30に接続され、配管部材30を介して本管10に間接的に接続されている。
配管部材30は、本管10の途中部分に設けられている。なお、配管部材30の数は特に限定されない。ここでは、配管部材30は、本管10に5つ設けられている。詳しくは、配管部材30は、第1本管11と第2本管12との間、第2本管12と第3本管13との間、第3本管13と第4本管14との間、第4本管14と第5本管15との間、および、第5本管15と第6本管16との間に配置されている。なお、各配管部材30は、同じ構成を有している。そのため、以下では、最も上流側に配置された配管部材30の構成について説明する。
図4は、配管部材30の正面断面図である。図4に示すように、配管部材30は、排水ます31と、立管38とを備えている。排水ます31は、上方に開口した有底の部材によって形成されている。この上方に開口した部分が点検口32である。排水ます31は、第1流入口33と、第2流入口34と、流出口35とを有している。第1流入口33、第2流入口34および流出口35は、それぞれ側方に開口している。第1流入口33および流出口35には、本管10が接続されている。最も上流側に配置された配管部材30の場合、第1流入口33には第1本管11の下流端が接続され、流出口35には第2本管12の上流端が接続されている。詳しい図示は省略するが、第2流入口34には、枝管20(図1参照)の下流端が接続されている。
本実施形態では、排水ます31の底面には、インバート36が形成されている。インバート36は、第1流入口33と流出口35とを繋ぐ溝状のものである。ここで、インバート36の上端の上下の位置とは、第1流入口33の中心33cの上下の位置から流出口35の中心35cの上下の位置の間である。
本実施形態では、第2流入口34の下端は、インバート36よりも上方に配置されている。詳しくは、第2流入口34の下端は、インバート36の下端よりも上方に位置し、インバート36の上端よりも上方に位置している。第2流入口34は、第1流入口33よりも上方に配置され、かつ、流出口35よりも上方に配置されている。言い換えると、第2流入口34の中心34cは、第1流入口33の中心33cよりも上方に位置し、かつ、流出口35の中心35cよりも上方に位置している。本実施形態では、第2流入口34の下端は、第1流入口33の上端よりも上方に位置し、かつ、流出口35の上端よりも上方に位置している。第1流入口33は、流出口35よりも高い位置に配置されている。ここでは、第1流入口33の中心33cは、流出口35の中心35cよりも上方に位置している。
立管38は、上下に延びており、排水ます31の点検口32に接続されている。立管38は、点検口32から上方に延びている。立管38は、上方に向かって開口し、かつ、下方に向かって開口している。本実施形態では、上方に向かって開口した部分が取付口39である。取付口39には、蓋3および仮設トイレ4の便器4a(図3参照)を選択的に取り付け可能である。災害時以外の通常時には、取付口39には蓋3が取り付けられている。災害時には、蓋3が取付口39から取り外され、取付口39には、仮設トイレ4の便器4aが取り付けられる。
図2に示すように、給水タンク40は、本管10に流す水が貯められるタンクである。供給タンク40は、本管10の第1本管11の上流端と繋がり、本管10に水を供給することが可能なものである。給水タンク40は、本発明の給水手段の一例である。給水タンク40には、例えば雨水が貯められている。しかしながら、給水タンク40には、雨水以外の水、例えば異物が混在されていない比較的にきれいな水であってもよい。図1に示すように、給水タンク40には、内部の水が排出される給水口41が形成されている。給水タンク40は、地中に埋設されていてもよいし、地上に配置されていてもよい。
給水開閉ゲート50は、本管10(詳しくは第1本管11)の上流端を開閉するものである。給水開閉ゲート50によって本管10の上流端が閉鎖されることで、給水タンク40内の水が本管10に流れることを塞き止められる。一方、給水開閉ゲート50によって本管10の上流端が開放されることで、給水タンク40内の水を本管10に流すことができる。なお、給水開閉ゲート50の構成は特に限定されない。
図5および図6は、給水開閉ゲート50の正面断面図である。本実施形態では、図5に示すように、給水開閉ゲート50は、有底筒状の本体51と、本体51の内部に配置される移動部材60とを有している。本体51は、上方に開口した点検口52と、側方に開口した流出口53とを有している。点検口52には、上下に延びた立管59が接続されている。流出口53には、本管10(例えば第1本管11)の上流端が接続されている。ここでは、流出口53には、本体51の内部に向かって突出した筒状の突出筒部55が嵌め込まれている。
移動部材60は、本体51の内部において上下に移動可能なものである。移動部材60は、横筒部61と、縦筒部62とを有している。横筒部61は、水平方向に延びている。ここでは、横筒部61には、作業者が操作するための取っ手64が設けられている。また、横筒部61の下流端の上部には、流出口53側に向かって突出した突起63が形成されている。この突起63は、流出口53に嵌め込まれた突出筒部55と当接可能である。ここでは、移動部材60における下方への移動は、突起63と突出筒部55とが当接したときに規制される。突起63と突出筒部55とが当接したときに、横筒部61と流出口53とが連通した状態となる。
縦筒部62は、上下に延びた筒状のものである。縦筒部62は、上方に開口した上部開口65と、下方に開口した下部開口66と、を有している。上部開口65には、給水タンク40の給水口41に接続された給水管45が挿入されている。図1に示すように、給水管45の途中部分には、汲み上げポンプ46が設けられている。図5に示すように、下部開口66は本体51内と繋がっており、給水タンク40内の水が縦筒部62を通じて本体51に一度排出される。本実施形態では、縦筒部62の側部に横筒部61が設けられており、横筒部61は、縦筒部62の側部から流出口53側に向かって延びている。縦筒部62は、横筒部61と一体となって上下に移動可能である。
移動部材60は、開放位置P1(図6参照)と、閉鎖位置P2(図5参照)との間で移動可能である。開放位置P1とは、図6に示すように、横筒部61が流出口53よりも上方に位置するような移動部材60の位置である。開放位置P1のとき、流出口53は、本体51の内部と繋がっている状態となる。開放位置P1のとき、給水タンク40内の水は、縦筒部62の下部開口66を通じて本体51内に一度排出される。そして、本体51内の水位が流出口53の高さまで達したとき、流出口53から本管10に向かって水が流れる。よって、開放位置P1のとき、給水タンク40内の水を、本管10に流すことができる。閉鎖位置P2とは、図5に示すように、横筒部61の突起63と、流出口53に嵌め込まれた突出筒部55とが当接したときの移動部材60の位置である。閉鎖位置P2のとき、流出口53は、移動部材60の縦筒部62の側部によって閉鎖されている。そのため、給水タンク40内の水を、本管10に流すことができない。このようにして、給水開閉ゲート50によって、本管10の上流端を開閉することができる。
次に、図1に示す排出開閉ゲート70について説明する。図2に示すように、排出開閉ゲート70は、配管部材30よりも下流側の本管10の部分に設けられ、本管10を開閉可能なものである。詳しくは、排出開閉ゲート70は、本管10の第6本管16と第7本管17との間に配置され、第6本管16の下流端を開閉可能である。なお、排出開閉ゲート70の構成は特に限定されない。
図7は、排出開閉ゲート70の平面図である。図8は、図7のVIII−VIII線に沿った排出開閉ゲート70の断面図である。図7に示すように、排出開閉ゲート70は、例えばゲート本体71と、ゲート板72とを備えている。図8に示すように、ゲート本体71は、有底筒状部の部材であり、上部には、上方に開口した点検口73が形成されている。点検口73には、例えば立管79が接続されている。ゲート本体71は、流入口75と、流出口76とを有している。流入口75および流出口76は、側方に向かって開口しており、平面視において対向している。流入口75および流出口76には、本管10が接続されている。詳しくは、流入口75には、第6本管16の下流端が接続されている。流出口76には、第7本管17の上流端が接続されている。
ゲート本体71には、溝77が形成されている。図7に示すように、流入口75から流出口76に向かう方向を排出方向D1としたとき、溝77は、平面視において流入口75と流出口76との間に設けられ、平面視において排出方向D1と直交する方向D2に向かって延びている。溝77は、ゲート本体71の底部および側部に形成されている。
図8に示すように、ゲート板72は、ゲート本体71の内部に配置されるものである。ゲート板72は、ゲート本体71の溝77に嵌め込まれるものであり、上下に延びた部材である。ゲート板72が溝77に嵌め込まれたとき、ゲート本体71の内部の空間は、流入口75側の空間と、流出口76側の空間とに2分割される。このとき、流入口75からゲート本体71内に流入した排水は、ゲート板72によって塞き止められ、流出口76には流れない。このように、ゲート本体71の溝77にゲート板72を嵌め込むことで、排出開閉ゲート70によって本管10の途中部分を閉鎖することができる。
一方、ゲート本体71の溝77にゲート板72を嵌め込んでいないとき、流入口75からゲート本体71内に流入した排水は、流出口76から排出される。このように、ゲート本体71内にゲート板72を配置しない状態にすることで、排出開閉ゲート70によって本管10を開放させた状態にすることができる。
図1に示す切替ます80は、本発明の流路切替部材の一例であり、排水の流路を切り替えることが可能なますである。なお、流路切替部材は、切替ます80に限定されず、例えば管継手であってもよい。切替ます80は、配管部材30および排出開閉ゲート70よりも下流側の本管10の部分に設けられ、本管10内の排水の流路を切り替えるものである。本実施形態では、切替ます80は、本管10の第7本管17と第8本管18との間に配置され、第7本管17、第8本管18および貯留槽100に接続されている。切替ます80は、第7本管17から第8本管18に排水を流す第1の状態と、第7本管17から貯留槽100に排水を流す第2の状態とに切り替え可能なものである。なお、切替ます80の具体的な構成は特に限定されない。
図9は、切替ます80の平面図である。図10は、図9のX−X線に沿った切替ます80の断面図である。図9および図10に示すように、切替ます80は、ます本体81と、閉鎖体82とを備えている。ます本体81は、内部に空間を有し、上方に開口している。ます本体81には、図10に示すように、上方に開口した点検口91と、側方に開口した流入口92と、側方に開口した第1流出口93と、下方に開口した第2流出口94が形成されている。点検口91には、点検筒89(図2参照)が接続されている。図10に示すように、流入口92には、第7本管17の下流端が接続されている。第1流出口93には、第8本管18の上流端が接続されている。第2流出口94には、流出管99の上流端が接続されており、流出管99を介して貯留槽100(図2参照)が接続されている。
閉鎖体82は、第2流出口94を閉鎖可能なものである。閉鎖体82は、排水が流れるインバート95(図9参照)と、第2流出口94と嵌合可能な嵌合部96とを備えている。本実施形態では、閉鎖体82の嵌合部96を第2流出口94に嵌め込んだ状態が、第1の状態である。第1の状態では、第7本管17内の排水は、流入口92を通じてます本体81内に流入する。そして、ます本体81内に流入した排水は、インバート95を通り、第1流出口93から第8本管18へ流出する。
本実施形態では、閉鎖体82を取り外した状態が、第2の状態である。第2の状態では、第7本管17内の排水は、流入口92を通じてます本体81内に流入する。ます本体81内に流入した排水は、第2流出口94を通じて貯留槽100に排出される。
図3に示す貯留槽100は、例えば仮設トイレ4から排出した汚水、または、排水を貯留する槽である。上述のように、貯留槽100は、流出管99を介して切替ます80の第2流出口94(図10参照)に接続されている。貯留槽100は、内部に密封された空間を有している。貯留槽100が密封式であることで、貯留槽100内の汚水などの排水から発生する悪臭が外部に漏れないようになっている。本実施形態では、貯留槽100は地中に埋設されている。しかしながら、貯留槽100は、地上に配置されていてもよい。
本実施形態では、図1に示すように、本管10の途中部分には、公共ます110が設けられている。詳しくは、公共ます110は、本管10の第8本管18と第9本管19との間に配置されており、第8本管18の下流端、および、第9本管19の上流端に接続されている。なお、公共ます110は、従来公知のものを採用することができるため、ここでの説明は省略する。第9本管19の下流端には、下水本管8が接続されている。
以上、本実施形態に係る排水配管システム1の構成について説明した。次に、排水配管システム1の使用方法について説明する。排水配管システム1は、通常時と、災害時とで使用方法が異なる。通常時、排水配管システム1は、図1に示すように、建物5内の排水設備6から排出された排水を、下水本管8に流すように構成されている。図3に示すように、災害時、排水配管システム1は、仮設トイレ4から排出された汚水を、下水本管8または貯留槽100に流すように構成されている。
ここでは、まず通常時における排水配管システム1の使用方法について説明する。通常時、給水タンク40は使用されない。そのため、給水開閉ゲート50の移動部材60は、閉鎖位置P2(図5参照)に配置され、給水開閉ゲート50によって本管10の上流端は、閉鎖された状態となる。排出開閉ゲート70では、ゲート板72がゲート本体71の溝77から取り外されており、排出開閉ゲート70は、開放された状態である。また、切替ます80は第1の状態であり、図10に示すように、閉鎖体82の嵌合部96は、第2流出口94に嵌め込まれている。通常時において、図2に示すように、配管部材30の立管38の取付口39には、仮設トイレ4は取り付けられておらず、蓋3(図4参照)が取り付けられている。
通常時、排水設備6から排出された排水は、枝管20を通じて配管部材30の排水ます31に排出される。ここでは、排出開閉ゲート70は開放されているため、排水ます31内に排出された排水は、流出口35から下流側の本管10に向かって流れた後、切替ます80のます本体81内に排出される。ここでは、切替ます80の閉鎖体82は第2流出口94に嵌め込まれているため、切替ます80のます本体81内に排出された排水は、第1流出口93から排出され、第8本管18、公共ます110および第9本管19を通じて下水本管8に排出される。
次に、災害時における排水配管システム1の使用方法について説明する。災害時には、仮設トイレ4(図3参照)が使用される。そのため、配管部材30の立管38の取付口39から蓋3が取り外され、取付口39には、仮設トイレ4の便器4aが取り付けられる。災害時において、給水タンク40内の水は、適宜使用され、給水タンク40内の水を本管10に流す際に、給水開閉ゲート50は開放される。また、災害時において、排出開閉ゲート70は適宜開閉される。
災害時において、仮設トイレ4が設置されたとき、給水開閉ゲート50および排出開閉ゲート70は共に閉鎖された状態である。そのため、仮設トイレ4から排出された汚水は、配管部材30を通じて本管10に排出された後、給水開閉ゲート50と排出開閉ゲート70との間の本管10の部分(ここでは、第1本管11〜第6本管16)、および、配管部材30の排水ます31内に一時的に貯留された状態となる。以下、給水開閉ゲート50と排出開閉ゲート70との間の本管10の部分、および、配管部材30の排水ます31内のことを総称して半貯留部120(図3参照)という。
半貯留部120内に汚水がある程度貯留された後、本管10の下流側(ここでは、第7本管17)に向かって汚水を排出させる。このとき、まず排出開閉ゲート70を開放させると共に、給水開閉ゲート50の移動部材60の位置を開放位置P1(図6参照)にすることで、給水開閉ゲート50を開放させる。そして、汲み上げポンプ46を操作して、給水タンク40内の水を本管10へ流す。このことで、半貯留部120内に一時的に貯留されていた汚水は、給水タンク40内の水の流れによって、本管10の下流側に向かって排出される。なお、半貯留部120内の汚水がある程度排出された後、再度、半貯留部120に汚水を一時的に貯留するため、排出開閉ゲート70を閉鎖する。このことで、給水ポンプ40内の水を半貯留部120に供給することができ、半貯留部120を水が貯留された状態にすることができる。半貯留部120に水を貯留した後、給水開閉ゲート50の移動部材60の位置を閉鎖位置P2(図6参照)にすることで、給水開閉ゲート50を閉鎖する。災害時には、半貯留部120への汚水の一時的な貯留と、半貯留部120に貯留された汚水の排出とが繰り返し行われる。
なお、災害時において、排出開閉ゲート70が開放されて、半貯留部120内の汚水が排出されたとき、その排水は、下水本管8に排出されてもよいし、貯留槽100に排出されてもよい。例えば、災害時に下水本管8が破損していない場合には、半貯留部120から排出された汚水を、下水本管8に排出させる。このとき、切替ます80において、図10に示すように、閉鎖体82の嵌合部96を第2流出口94に嵌め込む。このことで、第2流出口94が閉鎖され、半貯留部120から排出された汚水は、切替ます80の第1流出口93を通じて下水本管8に排出される。一方、災害時に下水本管8が破損した場合には、半貯留部120から排出された汚水を、貯留槽100に排出させる。このとき、切替ます80において、閉鎖体82の嵌合部96を第2流出口94から取り外す。このことで、第2流出口94は開放され、半貯留部120から排出された汚水は、切替ます80の第2流出口94を通じて貯留槽100に排出される。
以上、本実施形態では、図1に示すように、排水配管システム1は、上流端が建物5内の排水設備6に接続された枝管20と、枝管20の下流端に接続された配管部材30と、排水を下水本管8に向かって排出可能な本管10とを備えている。本管10は、例えば最も上流側に配置された配管部材30よりも上流側に配置された第1本管11と、最も上流側に配置された配管部材30よりも下流側に配置された第2本管12とを有している。例えば最も上流側に配置された配管部材30は、図4に示すように、上方に開口し、蓋3および仮設トイレ4(図3参照)の何れか一方を取り付け可能な取付口39と、第1本管11の下流端が接続された第1流入口33と、枝管20の下流端が接続された第2流入口34と、第2本管12の上流端が接続された流出口35とを有する。
通常時には、配管部材30の取付口39には、仮設トイレ4が取り付けられておらず、蓋3が取り付けられる。そのため、通常時には、排水設備6から排出された排水を、枝管20、配管部材30および本管10を通じて下水本管8に排出することができる。災害時には、配管部材30の取付口39に仮設トイレ4(図3参照)が取り付けられる。そのため、災害時には、仮設トイレ4から排出された汚水を、配管部材30および本管10を通じて下水本管8などに排出することができる。よって、本実施形態では、建物5内の排水設備6から排出された排水と、仮設トイレ4から排出された汚水との両方を下水本管8に排出することができる。そのため、仮設トイレからの汚水のみを排出するためのシステムである仮設トイレ用システムを設置することなく、仮設トイレ4から排出された汚水を下水本管8に排出することができる。したがって、仮設トイレ用システムを設置しなくてもよいため、仮設トイレ用システムに費やすコストを削減することができる。
本実施形態では、配管部材30は、図4に示すように、第1流入口33と流出口35とを繋ぐインバート36を有している。第2流入口34は、インバート36よりも上方に配置されている。このことによって、仮設トイレ4から排出された汚水が、配管部材30のインバート36に排出された際、インバート36に排出された汚水が第2流入口34から枝管20に向かって逆流し難くすることができる。
本実施形態では、排水配管システム1は、図1に示すように、本管10の第1本管11の上流端に繋がり、本管10に水を供給する給水タンク40と、第1本管11の上流端を開閉可能な給水開閉ゲート50とを備えている。このことによって、給水タンク40から第1本管11の上流端に向かって水を流すことで、その水を使用して、仮設トイレ6から排出された汚水であって、本管10内に滞留している汚水を下流へ向かって流すことができる。また、例えば配管部材30の取付口39を通じて本管10内に水が流せない場合であっても、給水タンク40から第1本管11の上流端に向かって水を流すことで、本管10内の汚水を下流側へ流すことができる。
また、給水開閉ゲート50によって第1本管11の上流端を閉鎖することで、給水タンク40内の水を本管10に流さないようにすることができる。仮設トイレ4から排出された汚水を下水本管8に排出する際、給水開閉ゲート50によって第1本管11の上流端を開放することで、給水タンク40内の水を本管10に流すことができる。よって、給水タンク40から排出された水の流れに沿って、仮設トイレ4から排出された汚水を下水本管8に向かって排出し易い。
本実施形態では、排水配管システム1は、図3に示すように、本管10の第6本管16の下流端と、第7本管17の上流端との間に配置され、第6本管16の下流端(言い換えると、第7本管17の上流端)を開閉可能な排出開閉ゲート70を備えている。このことによって、排出開閉ゲート70によって第6本管16の下流端を閉鎖することで、仮設トイレ4から排出された汚水を、半貯留部120に一時的に貯留することができる。半貯留部120に一時的に貯留された汚水を下水本管8に排出させる際には、排出開閉ゲート70によって第6本管16の下流端を開放する。このことで、半貯留部120に一時的に貯留された汚水は、下水本管8に向かって勢いよく排出されるため、汚水に混在する汚物などが本管10内に付着し難くすることができる。
本実施形態では、本発明の流路切替部材の一例である切替ます80は、第7本管17と第8本管18との間に配置され、第7本管17の下流端、第8本管18の上流端、および、貯留槽100に接続されている。切替ます80は、第7本管17から第8本管18に排水を流す第1の状態と、第7本管17から貯留槽100に排水を流す第2の状態とに切り替え可能である。このことによって、切替ます80の状態を第1の状態にすることで、排水設備6から排出された排水、および、仮設トイレ4から排出された汚水を、下水本管8に排出することができる。例えば下水本管8が破損した場合であっても、切替ます80の状態を第2の状態にすることで、排水設備6から排出された排水、および、仮設トイレ4から排出された汚水を、貯留槽100に排出することができる。
本実施形態では、図1に示すように、本管10は、平面視において直線状に延びている。このことによって、本管10内の汚水の流速が比較的に遅くなり難い。よって、本管10内の汚水は、下水本管8に向かって勢いよく排出され易いため、汚水に混在する汚物などが本管10内に付着し難くすることができる。
<変形例>
上記実施形態では、給水タンク40が給水手段の一例であった。しかしながら、給水手段は、給水タンク40に限定されず、水が貯留され、かつ、本管10に向かって水が供給できるものであればよい。例えば給水手段は、地下に配置された地下水設備であってもよい。この場合、地下水設備内の地下水などの水が、例えばホースなどを介して本管10に供給されるとよい。また、給水手段から供給される水には、雨水が含まれる。そのため、供給手段は、雨水が貯留された雨水槽であってもよい。また、給水手段は、川、海、湖、池などであってもよく、この場合、川、海、湖、池などの水がホースなどを介して本管10に供給されるとよい。また、供給手段は、固定式のものに限定されず、移動式のものであってもよい。供給手段は、水が貯留された給水車であってもよい。
上記実施形態では、流路切替手段の一例である切替ます80の第2流出口94には、流出管99が接続されており、流出管99を介して貯留槽100が接続されていた。切替ます80の下方に貯留槽100が配置されていた。しかしながら、貯留槽100の配置位置は特に限定されない。例えば、貯留槽100は、切替ます80の側方に配置されていてもよい。また、貯留槽100の内部に、切替ます80が配置されていてもよい。この場合、切替ます80を、閉鎖体82を第2流出口94から取り外した第2の状態にすることで、貯留槽100の内部において、第2流出口94と貯留槽100とが連通した状態となる。この場合、切替ます80を第2の状態にすることで、本管10(詳しくは、第7本管17)から貯留槽100に排水を流すことができる。
1 排水配管システム
5 建物
6 排水設備
10 本管
20 枝管
30 配管部材
31 排水ます
33 第1流入口
34 第2流入口
35 流出口
36 インバート
39 取付口
40 給水タンク(給水手段)
50 給水開閉ゲート
70 排出開閉ゲート
80 切替ます(流路切替部材)
100 貯留槽

Claims (7)

  1. 上流端が建物内の排水設備に接続された枝管と、
    前記枝管の下流端に接続された配管部材と、
    前記配管部材よりも上流側に配置された上流側本管と、前記配管部材よりも下流側に配置された第1下流側本管とを有し、排水を下水本管に向かって排出可能な本管と、
    を備え、
    前記配管部材は、上方に開口し、蓋および仮設トイレを選択的に取り付け可能な取付口と、前記上流側本管の下流端が接続された第1流入口と、前記枝管の下流端が接続された第2流入口と、前記第1下流側本管の上流端が接続された流出口とを有する、排水配管システム。
  2. 前記配管部材は、前記第1流入口と前記流出口とを繋ぐインバートを有し、
    前記第2流入口の下端は、前記インバートよりも上方に配置されている、請求項1に記載された排水配管システム。
  3. 前記上流側本管の上流端に繋がり、前記本管に水を供給する給水手段を備えた、請求項1または2に記載された排水配管システム。
  4. 前記上流側本管の上流端を開閉可能な給水開閉ゲートを備えた、請求項3に記載された排水配管システム。
  5. 前記本管は、前記第1下流側本管よりも下流側に配置された第2下流側本管を有し、
    前記第1下流側本管の下流端と、前記第2下流側本管の上流端との間に配置され、前記第1下流側本管の下流端を開閉可能な排出開閉ゲートを備えた、請求項1から4までの何れか1つに記載された排水配管システム。
  6. 前記本管は、
    前記第1下流側本管よりも下流側に配置された第2下流側本管と、
    前記第2下流側本管よりも下流側に配置され、下流端が前記下水本管に接続された第3下流側本管と、
    を有し、
    貯留槽と、
    前記第2下流側本管と前記第3下流側本管との間に配置され、前記第2下流側本管の下流端、前記第3下流側本管の上流端、および、前記貯留槽に繋がり、前記第2下流側本管から前記第3下流側本管に排水を流す第1の状態と、前記第2下流側本管から前記貯留槽に排水を流す第2の状態とに切り替え可能な流路切替部材と、
    を備えた、請求項1から5までの何れか1つに記載された排水配管システム。
  7. 前記本管は、平面視において直線状に延びている、請求項1から6までの何れか1つに記載された排水配管システム。
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