JP2020106926A - 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents
情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020106926A JP2020106926A JP2018242770A JP2018242770A JP2020106926A JP 2020106926 A JP2020106926 A JP 2020106926A JP 2018242770 A JP2018242770 A JP 2018242770A JP 2018242770 A JP2018242770 A JP 2018242770A JP 2020106926 A JP2020106926 A JP 2020106926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- information
- page
- group
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims abstract description 54
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims abstract description 85
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000004931 aggregating effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 67
- 230000008569 process Effects 0.000 description 62
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 55
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 230000009471 action Effects 0.000 description 9
- 238000013461 design Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 2
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 2
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008570 general process Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】ページの遷移操作を容易にできるようにする情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】帳票を表示手段に表示するクライアント装置における情報処理方法であって、ユーザから帳票のデータが属するグループごとの遷移指示を受け付け、受付手段により遷移指示を受け付けることに応じて、帳票のデータが属するグループの情報と、グループに属するデータを前記表示手段に表示するときのページ番号の情報とが関連付けられた関連情報に基づいて、グループごとに遷移してデータを表示させるように制御する。【選択図】図10
Description
本発明は、帳票を表示手段に表示させるのに好適な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体に関するものである。
帳票の作成方法として以下の方法がある。まず、帳票の雛型となるフォームファイルを、フォームファイル編集エディタを用いて作成しておく。次に、当該フォームファイルに対して、フィールドデータファイルをオーバレイする。つまり、フォームファイル内の各フィールドに、対応するフィールドデータを流し込んで適用する。これにより、帳票文書データ(例えばPDF形式のファイル)を作成し、必要に応じて該帳票文書データを印刷する。例えば、サーバがオーバレイを実行することで帳票文書データを作成し、クライアントコンピュータが該帳票文書データをサーバから受信して該帳票文書データの表示や印刷を行う。
従来、帳票は最終的に印刷されることがほとんどであったが、近年、紙の省資源化を目的として帳票を顧客へ説明する際にはタブレットデバイス等に表示して説明する運用が広がっている。帳票をタブレットデバイス等で説明する際には、インタラクティブ性が求められる。
特許文献1には、ページの一部分を拡大表示するための設定をフォームファイル名に紐付けて管理し、ページ表示の際、現在ページに対応するフォームファイル名から拡大表示設定を取得することで、拡大表示操作を簡単に行える技術が開示されている。
特許文献1には、ページの一部分を拡大表示するための設定をフォームファイル名に紐付けて管理し、ページ表示の際、現在ページに対応するフォームファイル名から拡大表示設定を取得することで、拡大表示操作を簡単に行える技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、ページの遷移操作に手間が掛かってしまうという問題がある。帳票ではデータがグループ化され、1つのグループが複数のページに亘って続いている場合がある。例えば、「東京支社」に関するページが1〜5ページに、「大阪支社」に関するページが6〜10ページにあったとする。3ページの「東京支社」に関するページを表示しているときに、「大阪支社」のページを確認したい場合がある。このような場合、従来ではユーザが大阪支社のページであるかを目視で確認しながら1ページずつページを遷移させる遷移操作をする必要があった。特に、一部のバリアブルデータのみが異なる帳票の場合には、グループの差異を目視にて確認することが困難であり、余計に遷移操作に手間が掛かることが多かった。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ページの遷移操作を容易にできるようにすることを目的とする。
本発明は、帳票を表示手段に表示する情報処理装置であって、ユーザから帳票のデータが属するグループごとの遷移指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により遷移指示を受け付けることに応じて、帳票のデータが属するグループの情報と、前記グループに属するデータを前記表示手段に表示するときのページ番号の情報とが関連付けられた関連情報に基づいて、グループごとに遷移してデータを表示させるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ページの遷移操作を容易に行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
ここでは、まず以下で使用する用語について説明する。
・フォームファイル
フォームファイルは帳票のテンプレートとなる情報を定義したファイルである。フォームファイルは専用のフォームファイル設計エディタで編集する。ファイル内には、自社住所等の固定的な文字列や、自社企業ロゴの画像等の定義(フォームオブジェクト)が含まれる。
・フィールド
フィールドはフォームファイルに定義される、可変データ(後述するフィールドデータ)を受け取る要素である。フィールドは名前を有し、フィールドデータとは名前で関連付けられている。
ここでは、まず以下で使用する用語について説明する。
・フォームファイル
フォームファイルは帳票のテンプレートとなる情報を定義したファイルである。フォームファイルは専用のフォームファイル設計エディタで編集する。ファイル内には、自社住所等の固定的な文字列や、自社企業ロゴの画像等の定義(フォームオブジェクト)が含まれる。
・フィールド
フィールドはフォームファイルに定義される、可変データ(後述するフィールドデータ)を受け取る要素である。フィールドは名前を有し、フィールドデータとは名前で関連付けられている。
・フィールドオブジェクト
フィールドオブジェクトはフォームファイルに定義される、フィールドに流し込まれた可変データを出力するためのオブジェクトである。フォントサイズ等の見た目は、フィールドではなくフィールドオブジェクトに設定する。フィールドとフィールドオブジェクトはフォームファイルで内部的に関連付けられている。
・フィールドデータ
フィールドデータはフォームファイル内のフィールドに流し込まれるテキスト形式のデータである。フィールドデータは、例えば「国」というフィールドに流し込まれる「日本」、「イタリア」等の個々の生データである。
フィールドオブジェクトはフォームファイルに定義される、フィールドに流し込まれた可変データを出力するためのオブジェクトである。フォントサイズ等の見た目は、フィールドではなくフィールドオブジェクトに設定する。フィールドとフィールドオブジェクトはフォームファイルで内部的に関連付けられている。
・フィールドデータ
フィールドデータはフォームファイル内のフィールドに流し込まれるテキスト形式のデータである。フィールドデータは、例えば「国」というフィールドに流し込まれる「日本」、「イタリア」等の個々の生データである。
・フィールドデータファイル
フィールドデータファイルは個々のフィールドデータを集めたファイルである。
・オーバレイ
オーバレイはフォームファイルのフィールドにフィールドデータを流し込み、フィールドオブジェクトに定義されたフォントサイズ等を考慮してレイアウト処理を行い、フォームファイルとフィールドデータを重ね合わせて、出力ページを出力することである。オーバレイの結果を紙ではなく、電子ファイルとして出力することも可能であり、以下では印刷、PDF等の文書生成、両方の場合に使用する。
フィールドデータファイルは個々のフィールドデータを集めたファイルである。
・オーバレイ
オーバレイはフォームファイルのフィールドにフィールドデータを流し込み、フィールドオブジェクトに定義されたフォントサイズ等を考慮してレイアウト処理を行い、フォームファイルとフィールドデータを重ね合わせて、出力ページを出力することである。オーバレイの結果を紙ではなく、電子ファイルとして出力することも可能であり、以下では印刷、PDF等の文書生成、両方の場合に使用する。
・データグループ
フィールドデータファイル内の各フィールドデータに着目した場合、フィールドデータを含む各レコードを「グループ」として扱える場合がある。例えば、「支社名」フィールドに対応するフィールドデータが、前後のレコードで連続して同じ「東京支社」であった場合、「支社名」フィールドのフィールドデータは同じデータグループに属するという。データグループの詳細については後述する。
・出力ページ
出力ページは、オーバレイの結果出力される印刷物もしくは文書の各ページである。出力ページの形式はPDFやSVG等様々である。
フィールドデータファイル内の各フィールドデータに着目した場合、フィールドデータを含む各レコードを「グループ」として扱える場合がある。例えば、「支社名」フィールドに対応するフィールドデータが、前後のレコードで連続して同じ「東京支社」であった場合、「支社名」フィールドのフィールドデータは同じデータグループに属するという。データグループの詳細については後述する。
・出力ページ
出力ページは、オーバレイの結果出力される印刷物もしくは文書の各ページである。出力ページの形式はPDFやSVG等様々である。
・出力データ
出力データはオーバレイの結果、出力ページに出力されたデータである。フィールドに流し込まれたフィールドデータを、フィールドオブジェクトの設定(フォントサイズ等)で処理した結果のデータである。
・出力ページ情報
出力ページ情報は、出力データを含む出力ページに関する情報である。出力ページ情報には、各出力ページに出力されたデータグループを特定するための情報等が含まれる。また、出力ページ情報は後述するウェブ帳票閲覧画面を構築するときに利用される情報である。
出力データはオーバレイの結果、出力ページに出力されたデータである。フィールドに流し込まれたフィールドデータを、フィールドオブジェクトの設定(フォントサイズ等)で処理した結果のデータである。
・出力ページ情報
出力ページ情報は、出力データを含む出力ページに関する情報である。出力ページ情報には、各出力ページに出力されたデータグループを特定するための情報等が含まれる。また、出力ページ情報は後述するウェブ帳票閲覧画面を構築するときに利用される情報である。
次に、一般的なオーバレイについて説明する。
図4は、帳票生成サーバ101によるオーバレイの概要を説明するための図である。
フォームファイルは専用のフォームファイル設計エディタを利用して作成でき、ファイルとして保存することができる。一般的にフォームファイル401はフィールドデータに依存しない固定的なオブジェクト(フォームオブジェクト)と、受け取ったフィールドデータを指定した出力書式に従って表示するオブジェクト(フィールドオブジェクト)から構成される。フィールドオブジェクトを作成するには、予めフィールドデータを受け取るための項目(フィールド)を作成する必要がある。フィールドはフォームファイル設計エディタにて表示された専用の画面から作成することができる。フィールドオブジェクトを作成すると作成元であるフィールドとの関連付けが内部的に行われる。
図4は、帳票生成サーバ101によるオーバレイの概要を説明するための図である。
フォームファイルは専用のフォームファイル設計エディタを利用して作成でき、ファイルとして保存することができる。一般的にフォームファイル401はフィールドデータに依存しない固定的なオブジェクト(フォームオブジェクト)と、受け取ったフィールドデータを指定した出力書式に従って表示するオブジェクト(フィールドオブジェクト)から構成される。フィールドオブジェクトを作成するには、予めフィールドデータを受け取るための項目(フィールド)を作成する必要がある。フィールドはフォームファイル設計エディタにて表示された専用の画面から作成することができる。フィールドオブジェクトを作成すると作成元であるフィールドとの関連付けが内部的に行われる。
表形式のフィールドオブジェクト(表オブジェクト)402の場合、フィールドデータをレコード単位で受け取る必要があるためレコードフィールド403を作成する必要がある。他のフィールドのデータの演算結果からフィールドデータを生成する形式のフィールドは計算列フィールドと定義する(不図示)。また、指定した集計方法で集計しフィールドデータを生成するフィールド形式は集計フィールドと定義する。フィールドオブジェクト404の場合、どのフィールドとどのような集計方法が指定されているかを表すために集計フィールド405を作成および設定する必要がある。フィールドオブジェクト404は、集計行オブジェクト408に配置することでデータグループ単位で出力することができる。集計行オブジェクトの出力タイミング等の設定は、後述するデータグループ設定画面1201で行う。
帳票生成サーバ101は、フィールドオブジェクトが定義されたフォームファイル401と、対応するフィールドデータファイル406とを読み込む。そして、帳票生成サーバ101は、読み込んだフォームファイル401とフィールドデータファイル406とを重ね合わせることでオーバレイを実行する。帳票生成サーバ101は、フィールドデータファイル406内の各フィールドデータを、順番に対応するフィールドに流し込み、フィールドに関連付けられたフィールドオブジェクトの描画を行う。図4にはオーバレイの出力結果407を示している。
フィールドデータファイル406は3レコード目でデータグループが別れている。すなわち1行目と2行目が「東京支社」のデータグループであり、3行目が「大阪支社」のデータグループである。オーバレイの出力結果407は、データグループごとに改ページして出力される。フィールドデータファイル406の東京支社のレコード数が多ければ、「東京支社」データグループの出力ページが複数ページに亘って続くことがある。
図1は、情報処理システムの構成の一例を示す図である。
情報処理システムは、帳票生成サーバ101、クライアント装置102を有する。
帳票生成サーバ101は、サーバ装置であって情報処理装置の一例である。帳票生成サーバ101は、クライアント装置102から見たときの外部装置の一例である。帳票生成サーバ101は、オーバレイ処理、ウェブ帳票閲覧画面の生成処理を実行して、クライアント装置102に表示させるための出力ページを生成する。具体的には、帳票生成サーバ101はテキストデータであるフィールドデータファイル406と所定のフォームファイル401とを重ね合わせて出力ページを生成し、生成した出力ページをプリンタドライバを介して電子ファイルとして生成する。また、帳票生成サーバ101は、生成した電子ファイル形式の出力ページを用いて、その帳票を閲覧できるウェブ帳票閲覧画面を生成する。
情報処理システムは、帳票生成サーバ101、クライアント装置102を有する。
帳票生成サーバ101は、サーバ装置であって情報処理装置の一例である。帳票生成サーバ101は、クライアント装置102から見たときの外部装置の一例である。帳票生成サーバ101は、オーバレイ処理、ウェブ帳票閲覧画面の生成処理を実行して、クライアント装置102に表示させるための出力ページを生成する。具体的には、帳票生成サーバ101はテキストデータであるフィールドデータファイル406と所定のフォームファイル401とを重ね合わせて出力ページを生成し、生成した出力ページをプリンタドライバを介して電子ファイルとして生成する。また、帳票生成サーバ101は、生成した電子ファイル形式の出力ページを用いて、その帳票を閲覧できるウェブ帳票閲覧画面を生成する。
本実施形態のウェブ帳票閲覧画面は、ネットワークを介して配信できるウェブブラウザ上で動作するウェブアプリケーションである。多くの場合、これらのウェブアプリケーションは、ウェブページを表現するマークアップ言語(HTML)およびウェブブラウザ上で動作するプログラミング言語(JavaScript)(登録商標)により動作するアプリケーションである。なお、ウェブ帳票閲覧画面は、ウェブブラウザ上で動作するウェブアプリケーション以外、例えばコンピュータシステム上で実行するアプリケーションであってもよい。また、帳票生成サーバ101が出力ページおよび後述する出力ページ情報を格納したファイルのみを生成し、クライアント装置102は生成されたファイルを使用して後述するウェブ帳票閲覧画面を構成してもよい。
クライアント装置102は、情報処理装置の一例であり、例えばタブレットデバイスを用いることができる。クライアント装置102は、帳票生成サーバ101から見たときの外部装置の一例である。クライアント装置102は、帳票生成サーバ101からウェブ帳票閲覧画面のデータを受信して帳票を表示する。具体的には、クライアント装置102はグラフ描画に必要な情報を帳票生成サーバ101から受信し、グラフ描画を行う。また、クライアント装置102は、ユーザ操作を受け付けて、必要な場合にグラフ描画の更新を行う。
プリンタ103は、クライアント装置102からリクエストを受信して帳票ファイルを紙に印字する処理を行う。
プリンタ103は、クライアント装置102からリクエストを受信して帳票ファイルを紙に印字する処理を行う。
また、帳票生成サーバ101、クライアント装置102およびプリンタ103はネットワーク100により通信可能に接続されている。ネットワーク100は例えば、インターネット等のLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等を用いることができる。また、ネットワーク100は、上述した通信回線等を組み合わせることで実現される、いわゆる通信ネットワークである。なお、ネットワーク100はデータの送受信が可能であればよく、クライアント装置102から帳票生成サーバ101への通信手段と、クライアント装置102からプリンタ103への通信手段とが異なっていてもよい。
図2は、帳票生成サーバ101、クライアント装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。
帳票生成サーバ101およびクライアント装置102は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、入力装置205、出力装置206、I/F207等を有する。
CPU201は内部バスで接続される各デバイスを直接または間接的に制御して、後述するフローチャートの処理を実現するためのプログラムを実行する。
ROM202はBIOSが格納される。
帳票生成サーバ101およびクライアント装置102は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、入力装置205、出力装置206、I/F207等を有する。
CPU201は内部バスで接続される各デバイスを直接または間接的に制御して、後述するフローチャートの処理を実現するためのプログラムを実行する。
ROM202はBIOSが格納される。
RAM203はCPU201のワーク領域として利用されたり、後述するフローチャートの処理を実現するためのソフトウェアモジュールをロードするために一時的に記憶するときに利用される直接記憶装置である。
HDD(ハードディスクドライブ)204は基本ソフトウェアであるOSやソフトウェアモジュールが記憶されている間接記憶装置である。なお、HDD204はSSD(ソリッドステートドライブ)等であってもよい。
HDD(ハードディスクドライブ)204は基本ソフトウェアであるOSやソフトウェアモジュールが記憶されている間接記憶装置である。なお、HDD204はSSD(ソリッドステートドライブ)等であってもよい。
入力装置205は不図示のキーボードやポインティングデバイス等である。なお、クライアント装置102がタブレットデバイスの場合、クライアント装置102の入力装置205はディスプレイと一体で構成されるタッチデバイスである。
出力装置206はディスプレイが接続される。なお、クライアント装置102の出力装置206に接続されるディスプレイは表示手段の一例に対応する。また、クライアント装置102がタブレットデバイスの場合、出力装置206にディスプレイが一体で構成される。
I/F207はネットワーク100に接続するためのインタフィースである。
出力装置206はディスプレイが接続される。なお、クライアント装置102の出力装置206に接続されるディスプレイは表示手段の一例に対応する。また、クライアント装置102がタブレットデバイスの場合、出力装置206にディスプレイが一体で構成される。
I/F207はネットワーク100に接続するためのインタフィースである。
図2に示すハードウェア構成において、各装置は起動した後に、CPU201がBIOSを実行することでOSがHDD204からRAM203に実行可能にロードされる。CPU201はOSの動作に従って後述する各種ソフトウェアモジュールをHDD204からRAM203に随時、実行可能にロードする。各種ソフトウェアモジュールは各デバイスの協調によりCPU201によって実行され動作する。また、I/F207はネットワーク100に接続されており、OSの動作に従ってCPU201により制御され、上述した通信ネットワークを実現する。
図3(a)は、帳票生成サーバ101上で動作するソフトウェアモジュールの構成の一例を示す図である。各ソフトウェアモジュールは、図2に示すHDD204に記憶されており、上述したようにCPU201によってRAM203にロードされ実行される。
帳票生成サーバ101は、アクセス制御部301、ウェブページ生成部302、データアクセス部303、出力ページ生成部304、データベース305〜310を有する。
帳票生成サーバ101は、アクセス制御部301、ウェブページ生成部302、データアクセス部303、出力ページ生成部304、データベース305〜310を有する。
アクセス制御部301は、クライアント装置102からのリクエストに応じてユーザ認証を行う。
ウェブページ生成部302は、クライアント装置102にレスポンスとして返すウェブページを生成する。ウェブページ生成部302は、上述したウェブ帳票閲覧画面を表示するウェブアプリケーションに必要なHTML、JavaScript等のファイルも生成し、クライアント装置102に返す。
データアクセス部303は、各データベース305〜310へのアクセス処理を行う。
出力ページ生成部304は、データアクセス部303を介して読み出したフォームファイル401とフィールドデータファイル406とを重ね合わせて印刷データを生成する。また、出力ページ生成部304は、生成した印刷データをプリンタドライバ等のソフトウェアを利用して電子ファイルとしての出力ページを生成する。また、出力ページ生成部304はSVG等、別の形式への変換も行う。
ウェブページ生成部302は、クライアント装置102にレスポンスとして返すウェブページを生成する。ウェブページ生成部302は、上述したウェブ帳票閲覧画面を表示するウェブアプリケーションに必要なHTML、JavaScript等のファイルも生成し、クライアント装置102に返す。
データアクセス部303は、各データベース305〜310へのアクセス処理を行う。
出力ページ生成部304は、データアクセス部303を介して読み出したフォームファイル401とフィールドデータファイル406とを重ね合わせて印刷データを生成する。また、出力ページ生成部304は、生成した印刷データをプリンタドライバ等のソフトウェアを利用して電子ファイルとしての出力ページを生成する。また、出力ページ生成部304はSVG等、別の形式への変換も行う。
データベース305は、帳票関連データを格納するデータベースである。帳票関連データは、帳票名、所有者等の帳票に関する情報を表すデータである。また、データベース305は、当該帳票と、フォームファイル、フィールドデータを関連付けて管理している。更に、データベース305は、当該帳票と、オーバレイの結果である出力ページおよび後述する出力ページ情報を関連付けて管理している。データベース305で管理されているデータから、例えば、ある出力ページがどのフォームファイルから生成されているか等を判別することができる。
データベース306は、フォームファイルを格納するデータベースである。
データベース307は、フィールドデータを格納するデータベースである。
データベース308は、出力ページ生成部304が生成した出力ページを格納するデータベースである。
データベース309は、オーバレイ処理を実行したときに生成される出力ページ情報を格納するデータベースである。
データベース310は、帳票部品情報を格納するデータベースである。なお、帳票部品情報は本実施形態で用いることがないために説明を省略する。
データベース306は、フォームファイルを格納するデータベースである。
データベース307は、フィールドデータを格納するデータベースである。
データベース308は、出力ページ生成部304が生成した出力ページを格納するデータベースである。
データベース309は、オーバレイ処理を実行したときに生成される出力ページ情報を格納するデータベースである。
データベース310は、帳票部品情報を格納するデータベースである。なお、帳票部品情報は本実施形態で用いることがないために説明を省略する。
図3(b)は、クライアント装置102上で動作するソフトウェアモジュールの構成の一例を示す図である。ソフトウェアモジュールは、図2に示すHDD204に記憶され、CPU201によってRAM203にロードされたり、帳票生成サーバ101から配信されるJavascriptプログラムを実行したりする。
クライアント装置102は、制御部311を有する。制御部311は、帳票生成サーバ101に対してリクエストを送信したり、リクエストに対してレスポンスとして返されたデータを受信したりする。また、制御部311はページの遷移を制御する。
クライアント装置102は、制御部311を有する。制御部311は、帳票生成サーバ101に対してリクエストを送信したり、リクエストに対してレスポンスとして返されたデータを受信したりする。また、制御部311はページの遷移を制御する。
(第1の実施形態)
次に、第1の実施形態におけるウェブ帳票閲覧画面を生成する処理について説明する。
図5は、帳票生成サーバ101およびクライアント装置102の処理の一例を示すフローチャートである。
S501では、ユーザがクライアント装置102のウェブブラウザに表示されているログイン画面でログインを指示することで、クライアント装置102の制御部311が帳票生成サーバ101にログインリクエストを送信する。例えば、ユーザは、ログイン画面のユーザ名入力テキストボックスとパスワード入力テキストボックスに、それぞれユーザ名とパスワードを入力してログインボタンを押下することによりログインを指示する。
S502では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301はクライアント装置102から受信したログインリクエストに含まれる情報に基づいてログイン処理を行う。具体的には、アクセス制御部301はBasic認証を行い、ユーザ名とパスワードが有効であるか否かを判定する。なお、Basic認証は一般的な認証処理であるため説明を省略する。
次に、第1の実施形態におけるウェブ帳票閲覧画面を生成する処理について説明する。
図5は、帳票生成サーバ101およびクライアント装置102の処理の一例を示すフローチャートである。
S501では、ユーザがクライアント装置102のウェブブラウザに表示されているログイン画面でログインを指示することで、クライアント装置102の制御部311が帳票生成サーバ101にログインリクエストを送信する。例えば、ユーザは、ログイン画面のユーザ名入力テキストボックスとパスワード入力テキストボックスに、それぞれユーザ名とパスワードを入力してログインボタンを押下することによりログインを指示する。
S502では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301はクライアント装置102から受信したログインリクエストに含まれる情報に基づいてログイン処理を行う。具体的には、アクセス制御部301はBasic認証を行い、ユーザ名とパスワードが有効であるか否かを判定する。なお、Basic認証は一般的な認証処理であるため説明を省略する。
S503では、帳票生成サーバ101のウェブページ生成部302はログインしたユーザの情報に基づいて帳票選択画面を生成する。
図7は、帳票選択画面701の一例を示す図である。
帳票選択画面701には、ユーザ名表示部702、帳票リスト703、プレビューボタン704、編集可能プレビューボタン705、印刷ボタン706、ウェブフォーム編集ボタン707、ウェブ帳票閲覧ボタン708を有する。
図7は、帳票選択画面701の一例を示す図である。
帳票選択画面701には、ユーザ名表示部702、帳票リスト703、プレビューボタン704、編集可能プレビューボタン705、印刷ボタン706、ウェブフォーム編集ボタン707、ウェブ帳票閲覧ボタン708を有する。
ユーザ名表示部702は、現在ログインしているユーザ名を表示する領域である。
帳票リスト703は、現在ログインしているユーザが所有する帳票一覧を選択可能に表示するドロップダウンリストである。ウェブページ生成部302はデータアクセス部303を介してデータベース305にアクセスすることで、ユーザが所有する帳票の情報を取得することができる。
帳票リスト703は、現在ログインしているユーザが所有する帳票一覧を選択可能に表示するドロップダウンリストである。ウェブページ生成部302はデータアクセス部303を介してデータベース305にアクセスすることで、ユーザが所有する帳票の情報を取得することができる。
プレビューボタン704、編集可能プレビューボタン705、印刷ボタン706、ウェブフォーム編集ボタン707、ウェブ帳票閲覧ボタン708は帳票操作ボタンである。プレビューボタン704は帳票リスト703で選択された帳票名に該当する帳票のプレビューを指示するボタンである。編集可能プレビューボタン705は編集可能なプレビューを指示するボタンである。印刷ボタン706は印刷操作を指示するボタンである。ウェブフォーム編集ボタン707はウェブフォームの編集を指示するボタンである。ウェブ帳票閲覧ボタン708はウェブ帳票閲覧を指示するためのボタンである。なお、ウェブ帳票閲覧ボタン708以外のボタンが押下されたときの処理についての説明は省略する。
図5のフローチャートに戻り、S504では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301はS503で生成された帳票選択画面701のデータをネットワーク100を経由してクライアント装置102に返す。
S505では、クライアント装置102の制御部311は帳票生成サーバ101からのレスポンスである帳票選択画面701のデータを受け取りウェブブラウザに表示する。
S506では、ユーザは帳票選択画面701内の帳票リスト703から操作したい帳票の帳票名を選択する。
S505では、クライアント装置102の制御部311は帳票生成サーバ101からのレスポンスである帳票選択画面701のデータを受け取りウェブブラウザに表示する。
S506では、ユーザは帳票選択画面701内の帳票リスト703から操作したい帳票の帳票名を選択する。
S507では、ユーザは帳票選択画面701内のウェブ帳票閲覧ボタン708あるいはプレビューボタン704、編集可能プレビューボタン705、印刷ボタン706、ウェブフォーム編集ボタン707を押下する。クライアント装置102の制御部311は押下されたボタンに基づいた帳票処理リクエストを帳票生成サーバ101に送信する。なお、帳票処理リクエストには選択された帳票を特定する情報が含まれる。
S508では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301はクライアント装置102から送信された帳票処理リクエストを受信する。続いて、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304はデータアクセス部303を介して対象帳票に関連付けられたフォームファイルおよびフィールドデータファイルを取得する。
S508では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301はクライアント装置102から送信された帳票処理リクエストを受信する。続いて、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304はデータアクセス部303を介して対象帳票に関連付けられたフォームファイルおよびフィールドデータファイルを取得する。
S509では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301はS508で受信した帳票処理リクエストがウェブ帳票閲覧画面の生成リクエストであるか否かを判定する。具体的には、アクセス制御部301は受信したリクエストのtypeパラメータを解析し、値が「webview」の場合にウェブ帳票閲覧画面の生成リクエストであると判定する。ウェブ帳票閲覧画面の生成リクエストではない場合にS510に進み、ウェブ帳票閲覧画面の生成リクエストである場合にはS511に進む。
S510では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は通常の出力ページを生成するオーバレイ処理を行う。ここでは、一般的な処理になるためにS510の処理についての説明を省略する。
S510では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は通常の出力ページを生成するオーバレイ処理を行う。ここでは、一般的な処理になるためにS510の処理についての説明を省略する。
S511では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304はS508で取得したフォームファイルおよびフィールドデータファイルを用いて、ウェブ帳票閲覧画面の出力ページを生成するオーバレイ処理を行う。
ここでは、帳票生成サーバ101がオーバレイ処理するときに、フィールドデータをデータグループごとに認識して出力ページ情報を生成できるように、ユーザが予めデータグループ設定画面によりデータグループ設定を行う。データグループ設定は、専用のフォームファイル設計エディタにより、1つのフォームファイルに対して行うことができる。ユーザがフォームファイル設計エディタの該当メニューからデータグループ設定を選択することでデータグループ設定画面が表示される。
ここでは、帳票生成サーバ101がオーバレイ処理するときに、フィールドデータをデータグループごとに認識して出力ページ情報を生成できるように、ユーザが予めデータグループ設定画面によりデータグループ設定を行う。データグループ設定は、専用のフォームファイル設計エディタにより、1つのフォームファイルに対して行うことができる。ユーザがフォームファイル設計エディタの該当メニューからデータグループ設定を選択することでデータグループ設定画面が表示される。
図12は、データグループ設定画面1201の一例を示す図である。
データグループ設定画面1201は、データグループリスト1202、データグループ追加ボタン1203、データグループ削除ボタン1204、OKボタン1208、キャンセルボタン1209を有する。
データグループリスト1202には、編集中のフォームファイル内に保持されているデータグループに関する設定が列挙される。データグループ追加ボタン1203およびデータグループ削除ボタン1204は、データグループを追加したり削除したりするためのボタンである。OKボタン1208は設定内容を反映させるためのボタンであり、キャンセルボタン1209は設定内容を取り消すためのボタンである。
データグループ設定画面1201は、データグループリスト1202、データグループ追加ボタン1203、データグループ削除ボタン1204、OKボタン1208、キャンセルボタン1209を有する。
データグループリスト1202には、編集中のフォームファイル内に保持されているデータグループに関する設定が列挙される。データグループ追加ボタン1203およびデータグループ削除ボタン1204は、データグループを追加したり削除したりするためのボタンである。OKボタン1208は設定内容を反映させるためのボタンであり、キャンセルボタン1209は設定内容を取り消すためのボタンである。
図12に示すデータグループリスト1202には、3つのデータグループが設定されている。データグループID1205はデータグループごとにフォームファイル設計エディタによって自動採番されるIDである。キーフィールド1206はデータグループを認識するキーとなるフィールドであって、ユーザにより選択される。
帳票生成サーバ101はここで選択されたフィールドに流し込まれるフィールドデータの内容が切替わるまでを1つのデータグループと認識する。例えば、データグループID「data_group_1」について、読み込んだフィールドデータの値が「東京支社」である間は1つのデータグループとして認識される。フィールドデータの値が「大阪支社」に切替わった場合は別のデータグループとして認識する。
帳票生成サーバ101はここで選択されたフィールドに流し込まれるフィールドデータの内容が切替わるまでを1つのデータグループと認識する。例えば、データグループID「data_group_1」について、読み込んだフィールドデータの値が「東京支社」である間は1つのデータグループとして認識される。フィールドデータの値が「大阪支社」に切替わった場合は別のデータグループとして認識する。
アクション1207は、データグループが切替わった際に行う動作であり、ユーザにより選択される。具体的なアクションとして「なし」、「ページを切替える」、「特定の集計行を表示」等を選択できる。帳票生成サーバ101はオーバレイ処理中に異なるデータグループを認識した場合にアクション1207で選択された動作を行う。
データグループ設定画面1201により選択されたデータグループ設定のデータは、ネットワーク100を経由して帳票生成サーバ101に送信される。帳票生成サーバ101は受信したデータグループ設定のデータをファームファイルに保存する。
データグループ設定画面1201により選択されたデータグループ設定のデータは、ネットワーク100を経由して帳票生成サーバ101に送信される。帳票生成サーバ101は受信したデータグループ設定のデータをファームファイルに保存する。
次に、オーバレイ処理するフィールドデータファイル406について説明する。
図6は、フィールドデータファイル406の一例を示す図である。
フィールドデータファイル406には、各レコード601が上から下に並んでいる。各レコード601に含まれるフィールドデータ602、603はカンマによって区切られている。フィールドデータ602は、「支社名」フィールドに流し込まれるデータである。フィールドデータ603は、「売上高」フィールドに流し込まれるデータである。ここで、「支社名」フィールドは、データグループ設定画面1201にて「data_group_1」のキーフィールドに選択されている。したがって、「支社名」フィールドに流し込まれるデータが切替わった場合に、いままでのデータグループとは異なるデータグループに切替わる。図6では1レコードから4レコードまでが「東京支社」のデータグループ、5、6レコードが「大阪支社」のデータグループ、7レコードから11レコードが「名古屋支社」のデータグループである。
図6は、フィールドデータファイル406の一例を示す図である。
フィールドデータファイル406には、各レコード601が上から下に並んでいる。各レコード601に含まれるフィールドデータ602、603はカンマによって区切られている。フィールドデータ602は、「支社名」フィールドに流し込まれるデータである。フィールドデータ603は、「売上高」フィールドに流し込まれるデータである。ここで、「支社名」フィールドは、データグループ設定画面1201にて「data_group_1」のキーフィールドに選択されている。したがって、「支社名」フィールドに流し込まれるデータが切替わった場合に、いままでのデータグループとは異なるデータグループに切替わる。図6では1レコードから4レコードまでが「東京支社」のデータグループ、5、6レコードが「大阪支社」のデータグループ、7レコードから11レコードが「名古屋支社」のデータグループである。
図8は、帳票生成サーバ101によるフォームファイルおよびフィールドデータを用いたオーバレイ処理の一例を示すフローチャートである。図8のフローチャートは、図5に示すS511の詳細な処理である。
S801では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、フォームファイルからデータグループ設定を取得する。具体的には、出力ページ生成部304はデータグループ設定画面1201から入力されたデータグループ設定のうちデータグループリストの内容(データグループID、キーフィールド、アクション)を全てRAM203に読み込む。
S801では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、フォームファイルからデータグループ設定を取得する。具体的には、出力ページ生成部304はデータグループ設定画面1201から入力されたデータグループ設定のうちデータグループリストの内容(データグループID、キーフィールド、アクション)を全てRAM203に読み込む。
S802では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、RAM203に確保したカレントキーデータ領域を初期化する。カレントキーデータ領域は、キーフィールド1206に流し込まれるフィールドデータ(キーデータ)を一時的に保管するための領域である。
S803では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、フィールドデータファイルから1レコード分のデータを読み込み取得する。この処理は、取得手段による処理の一例に対応する。
S803では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、フィールドデータファイルから1レコード分のデータを読み込み取得する。この処理は、取得手段による処理の一例に対応する。
S804では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、読み込んだ1レコード分のデータのうちキーデータを取得する。1レコードはカンマ等の区切り子によりフィールドデータごとに区切られている。出力ページ生成部304は区切り子でフィールドデータを分割しながら、フォームファイルのフィールドに順番に流し込みながらオーバレイ処理を行う。出力ページ生成部304はS801で取得したキーフィールド1206に流し込まれたフィールドデータの値を「キーデータ」と認識する。なお、キーフィールド1206は各データグループIDに対して1つずつ存在することから、複数のデータグループIDがあると複数のキーフィールド1206が存在する(図12では3つのキーフィールド1206が存在する)。複数のキーフィールド1206が存在する場合には、複数のキーデータを取得する。また、複数のキーフィールド1206が存在する場合、S802で初期化したカレントキーデータ領域も複数となり、各カレントキーデータ領域は完全に独立して管理される。
S805では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、S804で取得したキーデータがカレントキーデータ領域内のデータと異なっているか否かを判定する。S802において初期化された直後のカレントキーデータ領域内のデータは「“”(空文字列)」である。例えば、S804で読み込んだキーデータが「東京支社」だった場合には、出力ページ生成部304はデータが異なっていると判定する。キーデータが異なるまでのフォールドデータを1つのデータグループとするために、ここでは実質的にフィールドデータが属するデータグループを検出している。この処理は、検出手段による処理の一例に対応する。
データが異なると判定した場合にはS806に進み、データが同じであると判定した場合にはS808に進む。
データが異なると判定した場合にはS806に進み、データが同じであると判定した場合にはS808に進む。
S806で、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、出力ページ情報を生成する。この処理は、第2の生成手段による処理の一例に対応する。出力ページ情報は、ウェブ帳票閲覧画面を構築するときに利用される情報である。出力ページ情報は、オーバレイ処理でのみ取得できる情報が含まれる。
図9は、出力ページ情報901の一例を示す図である。
本実施形態の出力ページ情報901はファイル形式(JSONフォーマット)である場合について説明するが、形式は限られない。帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、オーバレイ処理を行いながら出力ページ情報901に必要な情報を追加する。
図9は、出力ページ情報901の一例を示す図である。
本実施形態の出力ページ情報901はファイル形式(JSONフォーマット)である場合について説明するが、形式は限られない。帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、オーバレイ処理を行いながら出力ページ情報901に必要な情報を追加する。
出力ページ情報901は、データグループ情報902、ページ情報のリスト909が含まれる。
データグループ情報902は、データグループID903、キーフィールド名904、出力データグループ情報のリスト905から構成される。データグループ情報902は、1つのデータグループIDに対応する情報であり、複数になる場合もある。
出力データグループ情報のリスト905には、出力データグループ情報906が複数含まれる。出力データグループ情報906は、データグループのキーデータ907とそのデータグループの出力ページリスト908から構成され、あるキーデータのデータグループが、何ページ目の出力ページに出力されるかを管理する情報である。ここで、出力データグループ情報906は、データグループの情報と、データグループに属するフィールドデータを表示するときのページ番号の情報とが関連付けられた関連情報の一例に対応する。図9に示す出力データグループ情報906の例では、キーデータとして「東京支社」を含むデータグループのフィールドデータが、出力ページとしてページ番号の1ページ〜4ページに表示されることが出力されている。
ページ情報のリスト909は、ページ番号910およびデータグループID911をそれぞれ含む複数のページ情報912から構成される。ページ情報のリスト909は各出力ページのページ番号とデータグループIDとを関連付けて管理する情報である。
データグループ情報902は、データグループID903、キーフィールド名904、出力データグループ情報のリスト905から構成される。データグループ情報902は、1つのデータグループIDに対応する情報であり、複数になる場合もある。
出力データグループ情報のリスト905には、出力データグループ情報906が複数含まれる。出力データグループ情報906は、データグループのキーデータ907とそのデータグループの出力ページリスト908から構成され、あるキーデータのデータグループが、何ページ目の出力ページに出力されるかを管理する情報である。ここで、出力データグループ情報906は、データグループの情報と、データグループに属するフィールドデータを表示するときのページ番号の情報とが関連付けられた関連情報の一例に対応する。図9に示す出力データグループ情報906の例では、キーデータとして「東京支社」を含むデータグループのフィールドデータが、出力ページとしてページ番号の1ページ〜4ページに表示されることが出力されている。
ページ情報のリスト909は、ページ番号910およびデータグループID911をそれぞれ含む複数のページ情報912から構成される。ページ情報のリスト909は各出力ページのページ番号とデータグループIDとを関連付けて管理する情報である。
図8のフローチャートのS806に戻る。上述したようにS806では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、出力ページ情報901を生成するが、全ての情報を取得していないために、現時点で取得した情報のみで生成する。具体的には、出力ページ生成部304は、データグループ設定のデータに基づいて、データグループ情報902のうちデータグループID903の値として「data_group_1」を出力し、キーフィールド名904の値として「支社名」を出力する。
また、出力ページ生成部304は、出力データグループ情報のリスト905のうち1つ目の出力データグループ情報906を出力する。具体的には、出力ページ生成部304は、取得したキーデータに基づいて、1つ目の出力データグループ情報906のキーデータ907の値として「東京支社」を出力する。なお、出力ページの構築処理が全て終わっていないため、現時点では出力ページリスト908には出力されない。
また、出力ページ生成部304は、出力データグループ情報のリスト905のうち1つ目の出力データグループ情報906を出力する。具体的には、出力ページ生成部304は、取得したキーデータに基づいて、1つ目の出力データグループ情報906のキーデータ907の値として「東京支社」を出力する。なお、出力ページの構築処理が全て終わっていないため、現時点では出力ページリスト908には出力されない。
S807では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、S804で取得したキーデータをカレントキーデータ領域に上書き保存する。具体的には、出力ページ生成部304は、当初カレントキーデータ領域に保存されていた「“”(空文字列)」を削除して、「東京支社」の値を保存する。
S808では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、1ページ分のフィールドデータが集まったか否かを判定する。なお、上述したように出力ページ生成部304はS803でフィールドデータファイルから1レコードずつ読み込みを行っており、表オブジェクト402がない場合には1レコードを読み込めば1ページ分のデータが集まる。一方、表オブジェクト402がある場合には、出力ページ生成部304は1ページ分のデータを集めるためには複数のレコードを読み込む必要がある。1ページ分のフィールドデータが集まったと判定した場合にはS809に進み、1ページ分のデータが集まっていないと判定した場合にはS812に進む。
S808では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、1ページ分のフィールドデータが集まったか否かを判定する。なお、上述したように出力ページ生成部304はS803でフィールドデータファイルから1レコードずつ読み込みを行っており、表オブジェクト402がない場合には1レコードを読み込めば1ページ分のデータが集まる。一方、表オブジェクト402がある場合には、出力ページ生成部304は1ページ分のデータを集めるためには複数のレコードを読み込む必要がある。1ページ分のフィールドデータが集まったと判定した場合にはS809に進み、1ページ分のデータが集まっていないと判定した場合にはS812に進む。
S809では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、1ページ分の出力ページ生成処理を行う。この処理は、第1の生成手段による処理の一例に対応する。出力ページ生成部304は、フォームファイルおよびフィールドデータファイルの内容に基づいて出力ページのレイアウトを行い、文字列等の各種オブジェクトを実際に描画する。具体的には、出力ページ生成部304は、WindowsのGDI(Graphics Device Interface)が提供するTextOut等の関数を用いて各種オブジェクトを描画する。出力ページ生成部304は出力ページをPDF形式で生成する。
S810では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、出力ページ情報901のページ情報のリスト909にページ情報912を出力する。出力ページ生成部304は、S809で1ページ目の出力ページを生成することで、1ページ目の出力ページに関連付いたデータグループIDの情報をページ情報912に出力する。具体的には、出力ページ生成部304は、ページ情報912のページ番号910の値に「1」を出力し、データグループID911の値に「data_group_1」を出力する。図9に示すページ情報912の例では、ページ番号の1ページとデータグループID「data_group_1」のデータグループとが関連付けて出力されている。
S810では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、出力ページ情報901のページ情報のリスト909にページ情報912を出力する。出力ページ生成部304は、S809で1ページ目の出力ページを生成することで、1ページ目の出力ページに関連付いたデータグループIDの情報をページ情報912に出力する。具体的には、出力ページ生成部304は、ページ情報912のページ番号910の値に「1」を出力し、データグループID911の値に「data_group_1」を出力する。図9に示すページ情報912の例では、ページ番号の1ページとデータグループID「data_group_1」のデータグループとが関連付けて出力されている。
S811では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、出力ページ情報901の1つ目の出力データグループ情報906の出力ページリスト908に、出力ページのページ番号を追加する。具体的には、出力ページ生成部304は現時点で空のリストにページ番号「1」を追加する。
S812では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、フィールドデータファイルを末尾まで読み込んだか否かを判定する。末尾まで読み込んでいないと判定した場合にはS803に戻り、次の1レコード分を読み込む。一方、末尾まで読み込んだと判定した場合にはオーバレイ処理を終了する。
S812では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、フィールドデータファイルを末尾まで読み込んだか否かを判定する。末尾まで読み込んでいないと判定した場合にはS803に戻り、次の1レコード分を読み込む。一方、末尾まで読み込んだと判定した場合にはオーバレイ処理を終了する。
図5のフローチャートに戻り、S512では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、S511で生成したPDF形式の出力ページをSVG(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)形式の出力ページに変換する。PDF形式の出力ページは、文字列や矩形等の各描画要素が個々のオブジェクトとして独立して保持されておらず、より基本的な線や面の描画命令の集合で構成されている。例えば、矩形の場合、原点の移動命令や線分の描画命令で矩形が構成されており、矩形としてのオブジェクトを認識できない。このため、PDF形式のままでは、ウェブブラウザ上で各描画要素を直接、編集しづらい。したがって、出力ページ生成部304は、出力ページを編集しやすい形式であるSVG形式に変換する。次に、出力ページ生成部304は、データアクセス部303を介して、生成したSVG形式の出力ページをページ番号と関連付けて出力ページのデータベース308に格納する。また、出力ページ生成部304は、生成したSVG形式の出力ページを特定できる情報を帳票関連データのデータベース305中の該当レコードに追加する。
S513では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301は、S507の帳票処理リクエストに対して、対象帳票のウェブ帳票閲覧画面のURLの情報をクライアント装置102に返す。URLの情報には、S512で生成したSVG形式の出力ページを特定できる情報が含まれる。本実施形態では、URLの情報には出力ページと関連する帳票関連データの帳票名が含まれる。
S514では、クライアント装置102の制御部311は、S513で返されたURLの情報を用いてウェブ帳票閲覧画面にリダイレクトするリダイレクトリクエストを帳票生成サーバ101に送信する。
S514では、クライアント装置102の制御部311は、S513で返されたURLの情報を用いてウェブ帳票閲覧画面にリダイレクトするリダイレクトリクエストを帳票生成サーバ101に送信する。
S515では、帳票生成サーバ101のウェブページ生成部302は、S514で送信されたリダイレクトリクエストの内容に基づいて、ウェブ帳票閲覧画面を生成する。ウェブ帳票閲覧画面は、SVG形式の出力ページ、出力ページの閲覧、編集操作を制御するためのJavascriptプログラム、画面を構成するHTMLからなる。ウェブページ生成部302はリダイレクトリクエストに含まれる帳票名を参照して、データアクセス部303を介して対象帳票に関連する出力ページをデータベース308から取得する。対象帳票に関連する出力ページが複数ある場合は複数の出力ページとページ番号を取得する。なお、クライアント装置102ではJavascriptプログラムを用いて複数の出力ページとページ番号とを関連付けて管理する。ウェブページ生成部302は取得した出力ページからウェブ帳票閲覧画面を生成する。
S516では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301は、S514のリダイレクトリクエストに対して、生成したウェブ帳票閲覧画面のデータとページ番号の情報とをクライアント装置102に返す。
S517では、クライアント装置102の制御部311は、帳票生成サーバ101からウェブ帳票閲覧画面のデータを受け取り、ウェブブラウザに表示する。複数の出力ページがある場合には、1ページ目を最初に表示する。なお、制御部311は、S518以降での各種情報の取得処理が終了するまで、ウェブブラウザ上のウェブ帳票閲覧画面にロード中を示す表示アイテムを重ねて描画する。また、S518以降の処理は、クライアント装置102の制御部311が帳票生成サーバ101から配信されたJavascriptプログラムに基づいて実行する。Javascriptプログラムは、クライアント装置102のRAM203にブラウザプロセスと共にロードされ、ウェブブラウザ上に読み込まれたHTMLの操作やサーバへのリクエスト等を行う。
S517では、クライアント装置102の制御部311は、帳票生成サーバ101からウェブ帳票閲覧画面のデータを受け取り、ウェブブラウザに表示する。複数の出力ページがある場合には、1ページ目を最初に表示する。なお、制御部311は、S518以降での各種情報の取得処理が終了するまで、ウェブブラウザ上のウェブ帳票閲覧画面にロード中を示す表示アイテムを重ねて描画する。また、S518以降の処理は、クライアント装置102の制御部311が帳票生成サーバ101から配信されたJavascriptプログラムに基づいて実行する。Javascriptプログラムは、クライアント装置102のRAM203にブラウザプロセスと共にロードされ、ウェブブラウザ上に読み込まれたHTMLの操作やサーバへのリクエスト等を行う。
S518では、クライアント装置102の制御部311は、帳票生成サーバ101に出力ページ情報の取得リクエストを行う。リクエストは、画面を構成するJavascriptプログラムからAjaxを利用して、帳票生成サーバ101が開示するREST(Representational State Transfer)インターフェースに対して行われる。ここで、Ajaxは、「Asynchronous JavaScript + XML」をいう。クライアント装置102の制御部311は、帳票生成サーバ101のRESTインターフェースに対して帳票名を指定して各種情報の取得リクエストを行う。
S519では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301は、受信したリクエストに含まれる帳票名に基づいて、データアクセス部303を介して対象帳票に関連する出力ページ情報をデータベース309から取得する。
S519では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301は、受信したリクエストに含まれる帳票名に基づいて、データアクセス部303を介して対象帳票に関連する出力ページ情報をデータベース309から取得する。
S520では、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301は、S518の取得リクエストに対して、取得した出力ページ情報をクライアント装置102に送信する。この処理は、第1の送信手段および第2の送信手段による処理の一例に対応する。
S521では、クライアント装置102の制御部311は、出力ページ情報を受信する。この処理は、受信手段による処理の一例に対応する。制御部311は受信した出力ページ情報を、帳票名と関連付けてRAM203に保存する。したがって、制御部311は、帳票名に基づいて特定の帳票に関連付けられた出力ページ情報にアクセスすることができる。
S521では、クライアント装置102の制御部311は、出力ページ情報を受信する。この処理は、受信手段による処理の一例に対応する。制御部311は受信した出力ページ情報を、帳票名と関連付けてRAM203に保存する。したがって、制御部311は、帳票名に基づいて特定の帳票に関連付けられた出力ページ情報にアクセスすることができる。
S522では、クライアント装置102の制御部311は、ウェブ帳票閲覧画面に現時点で表示されているページ番号を特定し、RAM203に保持する。通常、最初に表示されるページ番号は1ページ目である。なお、制御部311は、ウェブ帳票閲覧画面のロード中にユーザからの操作を受け付けることができる。制御部311は、ユーザからページの遷移指示を受け付けた場合には、RAM203に保持している現時点で表示されているベージ番号の情報を更新する。
S523では、クライアント装置102の制御部311は、ユーザからの操作を待機し、指示を受け付ける。ユーザがタッチデバイス等を介して操作すると、ウェブブラウザから制御部311に対してイベントが発行される。イベントには、操作の内容、操作されたオブジェクト(SVGやHTMLではタグ要素)等の情報が含まれる。
S523では、クライアント装置102の制御部311は、ユーザからの操作を待機し、指示を受け付ける。ユーザがタッチデバイス等を介して操作すると、ウェブブラウザから制御部311に対してイベントが発行される。イベントには、操作の内容、操作されたオブジェクト(SVGやHTMLではタグ要素)等の情報が含まれる。
S524では、クライアント装置102の制御部311はユーザからの指示に応じた処理を行う。
図10は、ユーザからのデータグループごとのページの遷移指示に応じた遷移処理の一例を示すフローチャートである。図10のフローチャートは、クライアント装置102の制御部311が必要に応じて、帳票生成サーバ101から配信されたJavascriptプログラムを実行することにより実現する。図11は、図10のフローチャートの処理を実現するJavascriptプログラムの一例を示す図である。
図10は、ユーザからのデータグループごとのページの遷移指示に応じた遷移処理の一例を示すフローチャートである。図10のフローチャートは、クライアント装置102の制御部311が必要に応じて、帳票生成サーバ101から配信されたJavascriptプログラムを実行することにより実現する。図11は、図10のフローチャートの処理を実現するJavascriptプログラムの一例を示す図である。
S1001では、クライアント装置102の制御部311は、RAM203に保存されている、帳票名に関連付けられた出力ページ情報901を取得する。S1001は、制御部311がプログラム1101を実行することで実現される。
S1002では、クライアント装置102の制御部311は、ユーザからデータグループごとのページの遷移指示を受け付けたか否かを判定する。この処理は、受付手段による処理の一例に対応する。例えば、制御部311は、ウェブブラウザから発行されるイベントに「3本指スワイプ」という操作に関する情報が含まれていた場合にはデータグループごとのページの遷移指示があったと判定する。ただし、データグループごとのページの遷移指示は「3本指スワイプ」の操作である場合に限られず、どのような操作を関連付けてもよく、ユーザ設定等により変更可能であってもよい。データグループごとのページの遷移指示を受け付けた場合にはS1003に進み、それ以外の指示を受け付けた場合には処理を終了する。
S1002では、クライアント装置102の制御部311は、ユーザからデータグループごとのページの遷移指示を受け付けたか否かを判定する。この処理は、受付手段による処理の一例に対応する。例えば、制御部311は、ウェブブラウザから発行されるイベントに「3本指スワイプ」という操作に関する情報が含まれていた場合にはデータグループごとのページの遷移指示があったと判定する。ただし、データグループごとのページの遷移指示は「3本指スワイプ」の操作である場合に限られず、どのような操作を関連付けてもよく、ユーザ設定等により変更可能であってもよい。データグループごとのページの遷移指示を受け付けた場合にはS1003に進み、それ以外の指示を受け付けた場合には処理を終了する。
S1003では、クライアント装置102の制御部311は、現時点で表示している出力ページのページ番号の情報を取得する。具体的には、制御部311は、RAM203に保持している現時点で表示されているベージ番号の情報を取得する。S1003は、制御部311がプログラム1103を実行することで実現される。
S1004では、クライアント装置102の制御部311は、現時点で表示しているページ番号に関連付けられたデータグループIDがあるか否かを判定する。具体的には、制御部311は、S1001で取得した出力ページ情報901のページ情報のリスト909を参照して、ページ番号910が現時点で表示しているページ番号と一致するページ情報912があるか否かを判定する。制御部311は、一致するページ情報912がある場合に一致するページ情報912のデータグループID911の情報を取得する。S1004は、制御部311がプログラム1104を実行することで実現される。
データグループID911の情報を取得できた場合にはページ番号に関連付けられたデータグループIDがあると判定してS1005に進む。一方、データグループIDの情報を取得できなかった場合にはページ番号に関連付けられたデータグループIDはないと判定して、処理を終了する。
S1004では、クライアント装置102の制御部311は、現時点で表示しているページ番号に関連付けられたデータグループIDがあるか否かを判定する。具体的には、制御部311は、S1001で取得した出力ページ情報901のページ情報のリスト909を参照して、ページ番号910が現時点で表示しているページ番号と一致するページ情報912があるか否かを判定する。制御部311は、一致するページ情報912がある場合に一致するページ情報912のデータグループID911の情報を取得する。S1004は、制御部311がプログラム1104を実行することで実現される。
データグループID911の情報を取得できた場合にはページ番号に関連付けられたデータグループIDがあると判定してS1005に進む。一方、データグループIDの情報を取得できなかった場合にはページ番号に関連付けられたデータグループIDはないと判定して、処理を終了する。
S1005では、クライアント装置102の制御部311は、現時点のページ番号で表示しているフィールドデータが属するデータグループの情報を特定する。この処理は、特定手段による処理の一例に対応する。具体的には、制御部311は、S1004で取得したデータグループID911を検索キーとして、データグループ情報902からデータグループID903が一致するものを検索する。次に、制御部311は、検索したデータグループ情報902の出力データグループ情報のリスト905のうち、現時点で表示しているページ番号が出力ページリスト908に含まれる出力データグループ情報906を特定する。例えば、図9に示す出力データグループ情報のリスト905の例では、現時点で表示されているページ番号が1ページであれば、「1」が出力ページリスト908に含まれるキーデータ907が「東京支社」である出力データグループ情報906が特定される。S1005は、制御部311がプログラム1105を実行することで実現される。
S1006では、クライアント装置102の制御部311は、次のデータグループへの遷移指示であるか否かを判定する。なお、S1002では、データグループごとのページの遷移指示であることを判定しているが、次のデータグループへの遷移であるか後のデータグループへの遷移であるかは判定していない。例えば、制御部311は、ウェブブラウザから発行されるイベントに「3本指の右方向スワイプ」という操作に関する情報が含まれていた場合には次のデータグループへの遷移であると判定する。S1006は、制御部311がプログラム1106を実行することで実現される。
次のデータグループへの遷移指示である場合にはS1007に進み、それ以外の遷移指示である場合にはS1009に進む。
次のデータグループへの遷移指示である場合にはS1007に進み、それ以外の遷移指示である場合にはS1009に進む。
S1007では、クライアント装置102の制御部311は、次のデータグループが存在するか否かを判定する。例えば、制御部311は、S1005で特定した、キーデータ907に「東京支社」を含む出力データグループ情報906の次の順番に相当する出力データグループ情報906を検索する。データグループ情報のリスト905では出力データグループ情報906がページ番号の順番に並んでいる。したがって、制御部311はデータグループ情報のリスト905から、キーデータ907に「大阪支社」を含む出力データグループ情報906が存在すると判定することができる。S1007は、制御部311がプログラム1107を実行することで実現される。
次のデータグループが存在すると判定した場合にはS1008に進み、次のデータグループが存在しないと判定した場合には処理を終了する。
次のデータグループが存在すると判定した場合にはS1008に進み、次のデータグループが存在しないと判定した場合には処理を終了する。
S1008では、クライアント装置102の制御部311は、S1007で検索した次の出力データグループ情報906の先頭のページ番号の情報を取得する。例えば、キーデータ907に「大阪支社」を含む出力データグループ情報906が検索されていた場合には、制御部311は出力ページリスト908から先頭のページ番号「5」の情報を取得することができる。S1008は、制御部311がプログラム1108を実行することで実現される。
一方、S1009では、クライアント装置102の制御部311は、前のデータグループへの遷移指示であるか否かを判定する。例えば、制御部311は、ウェブブラウザから発行されるイベントに「3本指の左方向スワイプ」という操作に関する情報が含まれていた場合には前のデータグループへの遷移であると判定する。S1009は、制御部311がプログラム1109を実行することで実現される。
前のデータグループへの遷移指示である場合にはS1010に進み、それ以外の遷移指示である場合には処理を終了する。
前のデータグループへの遷移指示である場合にはS1010に進み、それ以外の遷移指示である場合には処理を終了する。
S1010では、クライアント装置102の制御部311は、前のデータグループが存在するか否かを判定する。例えば、制御部311は、S1005で特定した、キーデータ907に「東京支社」を含む出力データグループ情報906の前の順番に相当する出力データグループ情報906を検索する。ここでは、「東京支社」を含む出力データグループ情報906よりも前に出力データグループ情報906が存在しないことから、制御部311は前のデータグループが存在しないと判定することができる。S1010は、制御部311がプログラム1110を実行することで実現される。
前のデータグループが存在すると判定した場合にはS1011に進み、前のデータグループが存在しないと判定した場合には処理を終了する。
前のデータグループが存在すると判定した場合にはS1011に進み、前のデータグループが存在しないと判定した場合には処理を終了する。
S1011では、クライアント装置102の制御部311は、S1010で検索した前の出力データグループ情報906の先頭のページ番号の情報を取得する。例えば、キーデータ907に「大阪支社」を含む出力データグループ情報906が検索されていた場合には、制御部311は出力ページリスト908から先頭のページ番号「5」の情報を取得することができる。S1011は、制御部311がプログラム1111を実行することで実現される。
S1012では、クライアント装置102の制御部311は、S1008あるいはS1011で取得した次のデータグループまたは前のデータグループの先頭のページ番号の情報に基づいてページの遷移処理を行う。この処理は、制御手段による処理の一例に対応する。具体的には、制御部311は、ページ番号の情報に関連付けられたウェブ帳票閲覧画面を表示する。S1012は、制御部311がプログラム1112を実行することで実現される。
以上のように、クライアント装置102は、帳票のデータが属するデータグループと、データグループに属するデータを表示するときのページ番号の情報とが関連付けられた関連情報に基づいて、データグループごとに遷移してデータを表示させるように制御する。したがって、クライアント装置102は、ユーザからデータグループごとの遷移指示に応じてデータグループごとの遷移を実現することができる。
例えば、現在「東京支社」のデータグループが表示されるページを見ているときに、「大阪支社」のデータグループが表示されるページを見たい場合でも、データグループごとの遷移指示に応じて、「大阪支社」の先頭ページに遷移することができる。したがって、従来のように、目的のページが表示されるまで目視で確認する必要がなく、ページの遷移操作を容易に行うことができる。
例えば、現在「東京支社」のデータグループが表示されるページを見ているときに、「大阪支社」のデータグループが表示されるページを見たい場合でも、データグループごとの遷移指示に応じて、「大阪支社」の先頭ページに遷移することができる。したがって、従来のように、目的のページが表示されるまで目視で確認する必要がなく、ページの遷移操作を容易に行うことができる。
また、クライアント装置102は、現時点のページ番号で表示しているフィールドデータが属するデータグループを特定し、特定したデータグループとは異なる、次のデータグループあるいは前のデータグループが表示されるページ番号に遷移する。したがって、クライアント装置102は、ユーザからデータグループごとの遷移指示に応じて異なるデータグループが表示されるページ番号に遷移することができる。
また、帳票生成サーバ101はデータグループの情報と、出力ページを表示するときのページ番号の情報と、を関連付けた関連情報を生成することで、クライアント装置102が関連情報に基づいてデータグループごとに遷移してデータを表示することができる。
また、帳票生成サーバ101はデータグループの情報と、出力ページを表示するときのページ番号の情報と、を関連付けた関連情報を生成することで、クライアント装置102が関連情報に基づいてデータグループごとに遷移してデータを表示することができる。
なお、本実施形態では、次のデータベースまたは前のデータグループの先頭のページに遷移する場合について説明したが、この場合に限られず、後尾のページに遷移させてもよい。後尾のページに遷移させるには、S1008またはS1011において先頭のページ番号を取得する代わりに、後尾のページ番号を取得することにより実現する。
また、本実施形態では、S518においてクライアント装置102が帳票生成サーバ101から出力ページ情報を取得する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、帳票生成サーバ101は出力ページ情報を保持したまま、クライアント装置102からのリクエストに応じて出力ページ情報から必要な情報を抽出してクライアント装置102に送信するようにしてもよい。
また、本実施形態では、S518においてクライアント装置102が帳票生成サーバ101から出力ページ情報を取得する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、帳票生成サーバ101は出力ページ情報を保持したまま、クライアント装置102からのリクエストに応じて出力ページ情報から必要な情報を抽出してクライアント装置102に送信するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態では、所定の種別のデータごとにページを遷移する場合について説明する。本実施形態の所定の種別のデータとは、各データグループに属するフィールドデータから導き出されるデータであり、データグループに属するフィールドデータを集計した集計行である。なお、第1の実施形態では、先頭または後尾のページに遷移することができるが、例えば集計行が途中のページに位置する場合に集計行のあるページに遷移することができない。
次に、第2の実施形態では、所定の種別のデータごとにページを遷移する場合について説明する。本実施形態の所定の種別のデータとは、各データグループに属するフィールドデータから導き出されるデータであり、データグループに属するフィールドデータを集計した集計行である。なお、第1の実施形態では、先頭または後尾のページに遷移することができるが、例えば集計行が途中のページに位置する場合に集計行のあるページに遷移することができない。
まず、ユーザが予めデータグループ設定画面により集計行の出力設定を行う。
図12に示すデータグループ設定画面1201には、データグループID1205として「data_group_2」および「data_group_3」の2つがある。
データグループID「data_group_2」は、キーフィールド1206が「販売月」であり、「販売月」フィールドに流し込まれるフィールドデータの値が切替わった場合にアクション1207に示すように集計行を表示する設定になっている。
データグループID「data_group_3」は、キーフィールド1206が「販売日」であり、「販売日」フィールドに流し込まれるフィールドデータの値が切替わった場合、アクション1207に示すように集計行を表示する設定になっている。
なお、何れの設定でも改ページを伴わない設定であることから、集計行は表の途中に挿入される。
図12に示すデータグループ設定画面1201には、データグループID1205として「data_group_2」および「data_group_3」の2つがある。
データグループID「data_group_2」は、キーフィールド1206が「販売月」であり、「販売月」フィールドに流し込まれるフィールドデータの値が切替わった場合にアクション1207に示すように集計行を表示する設定になっている。
データグループID「data_group_3」は、キーフィールド1206が「販売日」であり、「販売日」フィールドに流し込まれるフィールドデータの値が切替わった場合、アクション1207に示すように集計行を表示する設定になっている。
なお、何れの設定でも改ページを伴わない設定であることから、集計行は表の途中に挿入される。
次に、オーバレイ処理するフィールドデータファイル406について説明する。
図14は、フィールドデータファイル406の一例を示す図である。
フィールドデータファイル406には、各レコード601が上から下に並んでいる。各レコード601に含まれるフィールドデータ1401、1402および1403はカンマによって区切られている。フィールドデータ1401は、「販売月」フィールドに流し込まれるデータである。フィールドデータ1402は、「販売日」フィールドに流し込まれるデータである。フィールドデータ1403は、「売上」フィールドに流し込まれるデータである。ここで、「販売月」フィールドは、データグループ設定画面1201にて「data_group_2」のキーフィールドに選択されている。したがって、「販売月」フィールドに流し込まれるデータが切替わった場合に、いままのデータグループとは異なるデータグループに切替わり、アクションに示すように集計行[1]の表示が行われる。また、「販売日」フィールドは、「data_group_3」のキーフィールドに選択されており、異なるデータグループに切替わると、同様に集計行[2]の表示が行われる。
図14は、フィールドデータファイル406の一例を示す図である。
フィールドデータファイル406には、各レコード601が上から下に並んでいる。各レコード601に含まれるフィールドデータ1401、1402および1403はカンマによって区切られている。フィールドデータ1401は、「販売月」フィールドに流し込まれるデータである。フィールドデータ1402は、「販売日」フィールドに流し込まれるデータである。フィールドデータ1403は、「売上」フィールドに流し込まれるデータである。ここで、「販売月」フィールドは、データグループ設定画面1201にて「data_group_2」のキーフィールドに選択されている。したがって、「販売月」フィールドに流し込まれるデータが切替わった場合に、いままのデータグループとは異なるデータグループに切替わり、アクションに示すように集計行[1]の表示が行われる。また、「販売日」フィールドは、「data_group_3」のキーフィールドに選択されており、異なるデータグループに切替わると、同様に集計行[2]の表示が行われる。
図13は、帳票生成サーバ101によるフォームファイルおよびフィールドデータを用いたオーバレイ処理の一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートは、図5に示すS511の詳細な処理である。なお、図8と同様の処理は、同一のステップ番号を付して説明を適宜、省略する。
S1301では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、S801で取得したデータグループ設定のうちデータグループリストの内容に基づいてアクション1207が集計行を表示する設定になっているか否かを判定する。集計行を表示する設定の場合にはS1302に進み、集計行を表示する設定ではない場合にはS802に進む。
S1301では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、S801で取得したデータグループ設定のうちデータグループリストの内容に基づいてアクション1207が集計行を表示する設定になっているか否かを判定する。集計行を表示する設定の場合にはS1302に進み、集計行を表示する設定ではない場合にはS802に進む。
図15は、オーバレイ処理によって生成される出力ページ情報1501の一例を示す図である。
出力ページ情報1501は、複数の集計行情報1509から構成される集計行情報リスト1502、ページ情報のリスト1510が含まれる。
集計行情報1509は、集計行ID1503、データグループID1504、出力集計行情報のリスト1505から構成される。出力集計行情報のリスト1505は、出力集計行情報1506が複数含まれる。出力集計行情報1506は、集計行の出力位置1507と集計行ページ番号1508から構成され、ある集計行が何ページ目の何れの位置に出力されるかを管理する情報である。出力集計行情報1506は、出力集計行情報のリスト1505内に、集計行ページ番号1508の小さい順番で並んでいる。
ページ情報のリスト1510は、ページ番号1512およびデータグループIDのリスト1513をそれぞれ含む複数のページ情報1511から構成される。ページ情報のリスト1510は各出力ページのページ番号とデータグループIDとを関連付けて管理する情報である。
出力ページ情報1501は、複数の集計行情報1509から構成される集計行情報リスト1502、ページ情報のリスト1510が含まれる。
集計行情報1509は、集計行ID1503、データグループID1504、出力集計行情報のリスト1505から構成される。出力集計行情報のリスト1505は、出力集計行情報1506が複数含まれる。出力集計行情報1506は、集計行の出力位置1507と集計行ページ番号1508から構成され、ある集計行が何ページ目の何れの位置に出力されるかを管理する情報である。出力集計行情報1506は、出力集計行情報のリスト1505内に、集計行ページ番号1508の小さい順番で並んでいる。
ページ情報のリスト1510は、ページ番号1512およびデータグループIDのリスト1513をそれぞれ含む複数のページ情報1511から構成される。ページ情報のリスト1510は各出力ページのページ番号とデータグループIDとを関連付けて管理する情報である。
図13のフローチャートに戻り、S1302では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、出力ページ情報1501の集計行情報リスト1502に、集計行情報1509を追加する。出力ページ情報1501は、予め集計行情報リスト1502が空の状態で初期化時に用意されているものとする。具体的に、出力ページ生成部304は、S801で取得したデータグループ設定のうちデータグループリストの内容に基づいてデータグループID1504が「data_group_2」、「data_group_3」となる2つの集計行情報1509を追加する。出力ページ生成部304は、集計行ID1503を一意になるように自動採番する。なお、出力集計行情報のリスト1505には両方とも空の状態で追加する。
S1303では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、データグループ設定のうちデータグループリストのアクション1207に基づいてフィールドデータを集計した集計行を作成して追加する。この処理は、作成手段による処理の一例に対応する。また、出力ページ生成部304は、出力ページ情報1501に出力集計行情報1506を追加する。出力ページ生成部304は、S801で取得したデータグループリストの内容に基づいて、キーデータが切替わったキーフィールドのデータグループID1205を特定する。次に、出力ページ生成部304は、特定したデータグループID1205と同じ値であるデータグループID1504の集計行情報1509を特定する。その後、出力ページ生成部304は、特定した集計行情報1509の出力集計行情報のリスト1505の末尾に新たに出力集計行情報1506を追加する。更に、出力ページ生成部304は、追加した出力集計行情報1506の出力位置1507に集計行の座標位置(左上のX、Y座標)およびサイズ(縦・横)を出力すると共に、集計行ページ番号1508に集計行のページ番号を出力する。この処理は、出力手段による処理の一例に対応する。したがって、出力集計行情報1506には、キーデータごとに表示される集計行のページ番号と表示位置が出力される。
S1304では、帳票生成サーバ101の出力ページ生成部304は、ページ情報のリスト1510の末尾に新たなページ情報1511を追加する。続いて、出力ページ生成部304は、追加したページ情報1511のページ番号1512にS809で生成した出力ページのページ番号を出力すると共に、データグループIDのリスト1513に出力したページ番号と関連付いたデータグループIDを出力する。なお、データグループIDはS1303で特定したものである。集計行が同一のページに複数出力される場合には、データグループIDのリスト1513には複数のデータグループIDが出力される。
図16は、S524の各種処理に対応し、ユーザから集計行ごとの遷移指示を受け付けてページ遷移指示用UIを表示する処理の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートは、クライアント装置102の制御部311が必要に応じて、帳票生成サーバ101から配信されたJavascriptプログラムを実行することにより実現する。図17は、図16のフローチャートの処理を実現するJavascriptプログラムの一例を示す図である。
S1601では、クライアント装置102の制御部311は、RAM203に保存されている、帳票名に関連付けられた出力ページ情報1501を取得する。この処理は、取得手段による処理の一例に対応する。S1601は、制御部311がプログラム1701を実行することで実現される。
S1602では、クライアント装置102の制御部311は、現時点で表示している出力ページのページ番号の情報を取得する。具体的には、制御部311は、RAM203に保持している現時点で表示されているページ番号の情報を取得する。S1602は、制御部311がプログラム1702を実行することで実現される。
S1602では、クライアント装置102の制御部311は、現時点で表示している出力ページのページ番号の情報を取得する。具体的には、制御部311は、RAM203に保持している現時点で表示されているページ番号の情報を取得する。S1602は、制御部311がプログラム1702を実行することで実現される。
S1603では、クライアント装置102の制御部311は、現時点で表示しているページ番号に関連付けられたデータグループIDを特定する。具体的には、制御部311は、出力ページ情報1501のページ情報のリスト1510を参照して、現時点で表示しているページ番号と一致するページ番号1512に関連付けられたデータグループIDを特定する。S1603は、制御部311がプログラム1703を実行することで実現される。
S1604では、クライアント装置102の制御部311は、特定した複数のデータグループIDごとにS1605からS1614までの処理を行う。S1604は、制御部311がプログラム1704を実行することで実現される。
S1604では、クライアント装置102の制御部311は、特定した複数のデータグループIDごとにS1605からS1614までの処理を行う。S1604は、制御部311がプログラム1704を実行することで実現される。
S1605では、クライアント装置102の制御部311は、データグループIDに関連付けられた集計行情報を取得する。具体的には、制御部311はデータグループIDを検索キーとして、集計行情報リスト1502から一致する集計行情報1509を検索する。S1605は、制御部311がプログラム1705を実行することで実現される。
1606では、クライアント装置102の制御部311は、検索した集計行情報1509の出力集計行情報のリスト1505のうち、現時点で表示されているページ番号が含まれる出力集計行情報1506を取得する。なお、同一ページに複数の集計行が出力される場合には、複数の出力集計行情報1506が取得される。S1606は、制御部311がプログラム1706を実行することで実現される。
1606では、クライアント装置102の制御部311は、検索した集計行情報1509の出力集計行情報のリスト1505のうち、現時点で表示されているページ番号が含まれる出力集計行情報1506を取得する。なお、同一ページに複数の集計行が出力される場合には、複数の出力集計行情報1506が取得される。S1606は、制御部311がプログラム1706を実行することで実現される。
S1607では、クライアント装置102の制御部311は、取得した出力集計行情報1506ごとにS1608からS1614までの処理を行う。S1607は、制御部311がプログラム1707を実行することで実現される。
S1608では、クライアント装置102の制御部311は、取得した出力集計行情報1506の出力位置1507に基づいて集計行の出力位置の情報を取得する。S1608は、制御部311がプログラム1708を実行することで実現される。
S1608では、クライアント装置102の制御部311は、取得した出力集計行情報1506の出力位置1507に基づいて集計行の出力位置の情報を取得する。S1608は、制御部311がプログラム1708を実行することで実現される。
S1609では、クライアント装置102の制御部311は、現時点で表示されているページよりも前に集計行が出力されたページがあるか否かを判定する。具体的には、制御部311は、S1606で取得した出力集計行情報1506の前に別の出力集計行情報1506があるか否かを判定する。ここで、現時点で表示されているページよりも前の集計行は、所定の種別の第1のデータと同一の種別であって、データが異なる第2のデータの一例に対応する。S1609は、制御部311がプログラム1709を実行することで実現される。前に集計行が出力されたページがある場合にはS1610に進み、ない場合にはS1612に進む。
S1610では、クライアント装置102の制御部311は、S1609で判定した現時点で表示されているページよりも前の出力集計行情報1506の集計行ページ番号1508を取得する。S1610は、制御部311がプログラム1710を実行することで実現される。
S1610では、クライアント装置102の制御部311は、S1609で判定した現時点で表示されているページよりも前の出力集計行情報1506の集計行ページ番号1508を取得する。S1610は、制御部311がプログラム1710を実行することで実現される。
S1611では、クライアント装置102の制御部311は、集計行を基準としてページ遷移指示用UIとしての表示アイテムを表示する。具体的には、制御部311は、S1608で取得した出力集計行情報1506の出力位置1507を基準にして、出力位置1507から一定の間隔で離れた位置に表示アイテムを表示する。S1611は、制御部311がプログラム1711を実行することで実現される。また、制御部311は、S1610で取得した集計行ページ番号1508の情報を表示アイテムに埋め込む。
一方、S1612では、クライアント装置102の制御部311は、現時点で表示されているページよりも後に集計行が出力されたページがあるか否かを判定する。具体的には、制御部311は、S1606で取得した出力集計行情報1506の後に別の出力集計行情報1506があるか否かを判定する。S1612は、制御部311がプログラム1712を実行することで実現される。後に集計行が出力されたページがある場合にはS1613に進み、ない場合には処理を終了する。
S1613では、クライアント装置102の制御部311は、S1612で判定した現時点で表示されているページよりも後の出力集計行情報1506の集計行ページ番号1508を取得する。S1613は、制御部311がプログラム1713を実行することで実現される。
S1613では、クライアント装置102の制御部311は、S1612で判定した現時点で表示されているページよりも後の出力集計行情報1506の集計行ページ番号1508を取得する。S1613は、制御部311がプログラム1713を実行することで実現される。
S1614では、クライアント装置102の制御部311は、集計行を基準としてページ遷移指示用UIとしての表示アイテムを表示する。具体的には、制御部311は、S1613で取得した出力集計行情報1506の出力位置1507を基準にして、出力位置1507から一定の間隔で離れた位置に表示アイテムを表示する。S1614は、制御部311がプログラム1714を実行することで実現される。また、制御部311は、S1613で取得した集計行ページ番号1508の情報を表示アイテムに埋め込む。
図18(a)は、集計行を基準として表示されるページ遷移指示用UIの一例を示す図である。
ウェブ帳票閲覧画面1801には、集計行1802を含む帳票の出力ページが表示されている。ここで、集計行1802はデータグループID「data_group_2」の設定により表示されているものとする。
表示アイテム1803は、S1611により表示されるページ遷移指示用UIである。ユーザは表示アイテム1803を押下することで、集計行1802よりも1つ前の集計行が存在する出力ページに遷移指示することができる。
表示アイテム1804は、S1614により表示されるページ遷移指示用UIである。ユーザは表示アイテム1804を押下することで、集計行1802よりも1つ後の集計行が存在する出力ページに遷移指示することができる。
ウェブ帳票閲覧画面1801には、集計行1802を含む帳票の出力ページが表示されている。ここで、集計行1802はデータグループID「data_group_2」の設定により表示されているものとする。
表示アイテム1803は、S1611により表示されるページ遷移指示用UIである。ユーザは表示アイテム1803を押下することで、集計行1802よりも1つ前の集計行が存在する出力ページに遷移指示することができる。
表示アイテム1804は、S1614により表示されるページ遷移指示用UIである。ユーザは表示アイテム1804を押下することで、集計行1802よりも1つ後の集計行が存在する出力ページに遷移指示することができる。
図18(b)は、表示アイテム1803、1804の表示を実現するための一例を示す図である。表示アイテム1803、1804はSVG1805により実現される。
SVG1805は、大きく分けて、SVG全体を表すSVGタグ1806、矢印のポリゴン図形を表すポリゴンタグ1807により構成される。SVGには各タグにメタ情報を埋め込むことができる。メタデータタグ1808は、メタ情報として動作指示情報1809を有する。動作指示情報1809は、動作指示として「ページ遷移」の指示および関連データとして遷移先のページ番号を有する。メタデータタグ1808は、S1611およびS1614において制御部311がjavascriptプログラムに基づいて埋め込んだものである。また、動作指示情報1809および関連データである遷移先ページ番号はS1611およびS1614において制御部311がjavascriptプログラムに基づいて設定したものである。
SVG1805は、大きく分けて、SVG全体を表すSVGタグ1806、矢印のポリゴン図形を表すポリゴンタグ1807により構成される。SVGには各タグにメタ情報を埋め込むことができる。メタデータタグ1808は、メタ情報として動作指示情報1809を有する。動作指示情報1809は、動作指示として「ページ遷移」の指示および関連データとして遷移先のページ番号を有する。メタデータタグ1808は、S1611およびS1614において制御部311がjavascriptプログラムに基づいて埋め込んだものである。また、動作指示情報1809および関連データである遷移先ページ番号はS1611およびS1614において制御部311がjavascriptプログラムに基づいて設定したものである。
図19は、ユーザからの集計行ごとの遷移指示に応じた遷移処理の一例を示すフローチャートである。図19のフローチャートは、クライアント装置102の制御部311が必要に応じて、帳票生成サーバ101から配信されたJavascriptプログラムを実行することにより実現する。図20は、図19のフローチャートの処理を実現するJavascriptプログラムの一例を示す図である。
S1901では、クライアント装置102の制御部311は、ユーザから集計行ごとの遷移指示を受け付けたか否かを判定する。この処理は、受付手段による処理の一例に対応する。具体的には、制御部311は表示アイテム1803、1304がタップされたか否かを判定する。表示アイテム1803、1804がタップされた場合、ウェブブラウザからイベントが発行される。制御部311は、イベントに含まれる操作の種類を示す情報および操作対象(SVGやHTMLでどの要素が操作されたか)に関する情報を取得して、操作の種類を示す情報を確認することでタップされたか否かを判定する。また、制御部311は、操作対象情報としてイベントから取得できるSVGのポリゴンタグ1807のID属性が「arrow」であるか否かにより操作対象が表示アイテム1803、1804であるか否かを判定する。タップであって、かつ、操作対象が表示アイテム1803、1804の場合にはS1902に進み、そうではない場合には処理を終了する。なお、S1901は、制御部311がプログラム2001を実行することで実現される。
S1901では、クライアント装置102の制御部311は、ユーザから集計行ごとの遷移指示を受け付けたか否かを判定する。この処理は、受付手段による処理の一例に対応する。具体的には、制御部311は表示アイテム1803、1304がタップされたか否かを判定する。表示アイテム1803、1804がタップされた場合、ウェブブラウザからイベントが発行される。制御部311は、イベントに含まれる操作の種類を示す情報および操作対象(SVGやHTMLでどの要素が操作されたか)に関する情報を取得して、操作の種類を示す情報を確認することでタップされたか否かを判定する。また、制御部311は、操作対象情報としてイベントから取得できるSVGのポリゴンタグ1807のID属性が「arrow」であるか否かにより操作対象が表示アイテム1803、1804であるか否かを判定する。タップであって、かつ、操作対象が表示アイテム1803、1804の場合にはS1902に進み、そうではない場合には処理を終了する。なお、S1901は、制御部311がプログラム2001を実行することで実現される。
S1902では、クライアント装置102の制御部311は、SVGのポリゴンタグ1807に含まれるメタ情報から動作指示情報1809を取得する。S1902は、制御部311がプログラム2002を実行することで実現される。
S1903では、クライアント装置102の制御部311は、遷移するページ番号の情報を取得する。具体的には、制御部311は、動作指示情報1809から遷移先ページ番号を取得する。S1903は、制御部311がプログラム2003を実行することで実現される。
S1904では、クライアント装置102の制御部311は、S1903で取得したページ番号の情報に基づいてページの遷移処理を行う。この処理は、制御手段による処理の一例に対応する。具体的には、制御部311はページ番号の情報に関連付けられたウェブ帳票閲覧画面を表示する。S1904は、制御部311がプログラム2004を実行することで実現される。
S1903では、クライアント装置102の制御部311は、遷移するページ番号の情報を取得する。具体的には、制御部311は、動作指示情報1809から遷移先ページ番号を取得する。S1903は、制御部311がプログラム2003を実行することで実現される。
S1904では、クライアント装置102の制御部311は、S1903で取得したページ番号の情報に基づいてページの遷移処理を行う。この処理は、制御手段による処理の一例に対応する。具体的には、制御部311はページ番号の情報に関連付けられたウェブ帳票閲覧画面を表示する。S1904は、制御部311がプログラム2004を実行することで実現される。
このように本実施形態のクライアント装置102は、グループに含まれる所定の種別のデータを表示させるときのページ番号の情報を取得する。したがって、クライアント装置102は、所定の種別のデータごとの遷移指示を受け付けることに応じて、所定の種別のデータごとの遷移を実現することができる。
例えば、現在「5月」のデータグループの集計額が表示されているページを見ているときに、「6月」のデータグループの集計額が見たい場合でも、所定の種別のデータごとの遷移指示に応じて、「6月」の集計額が表示されるページに遷移することができる。
また、本実施形態の帳票生成サーバ101は所定の種別のデータを表示させるときのページ番号を出力することで、クライアント装置102は出力されたページ番号の情報に基づいて所定の種別のデータごとに遷移してデータを表示させることができる。
例えば、現在「5月」のデータグループの集計額が表示されているページを見ているときに、「6月」のデータグループの集計額が見たい場合でも、所定の種別のデータごとの遷移指示に応じて、「6月」の集計額が表示されるページに遷移することができる。
また、本実施形態の帳票生成サーバ101は所定の種別のデータを表示させるときのページ番号を出力することで、クライアント装置102は出力されたページ番号の情報に基づいて所定の種別のデータごとに遷移してデータを表示させることができる。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するプログラムをネットワークまたは各種記録媒体を介してシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するプログラムをネットワークまたは各種記録媒体を介してシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上述した実施形態を適時組み合わせてもよい。
また、上述した実施形態のクライアント装置102をタブレットデバイスに適用する場合について説明したが、この場合に限られず、帳票を表示手段に表示する装置であれば適用可能である。
また、上述した実施形態のクライアント装置102をタブレットデバイスに適用する場合について説明したが、この場合に限られず、帳票を表示手段に表示する装置であれば適用可能である。
100:帳票生成サーバ(情報処理装置) 102:クライアント装置(情報処理装置) 301:アクセス制御部 302:ウェブページ生成部 304:出力ページ生成部 311:制御部
Claims (24)
- 帳票を表示手段に表示する情報処理装置であって、
ユーザから帳票のデータが属するグループごとの遷移指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により遷移指示を受け付けることに応じて、帳票のデータが属するグループの情報と、前記グループに属するデータを前記表示手段に表示するときのページ番号の情報とが関連付けられた関連情報に基づいて、グループごとに遷移してデータを表示させるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示手段により表示されているデータが属するグループの情報を特定する特定手段を有し、
前記制御手段は、
前記受付手段によりグループごとの遷移指示を受け付けることに応じて、前記特定手段により特定されたグループの情報とは異なるグループの情報に関連付けられたページ番号の情報を前記関連情報から取得し、前記取得されたページ番号に遷移してデータを表示させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記関連情報を外部装置から受信する受信手段を有し、
前記制御手段は、
前記受付手段によりグループごとの遷移指示を受け付けることに応じて、前記受信手段により受信した関連情報に基づいて、グループごとに遷移してデータを表示させるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記関連情報に前記帳票のデータが属する1つのグループの情報と、複数のページ番号の情報とが関連付けられている場合、前記受付手段によりグループごとの遷移指示を受け付けることに応じて、前記複数のページ番号のうち先頭または後尾のページ番号に遷移してデータを表示させるように制御することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記受付手段によりグループごとの遷移指示を受け付けた場合であっても、前記表示手段により表示されているデータが属するグループがない場合には、グループごとに遷移しないように制御することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記グループに含まれる所定の種別のデータを前記表示手段に表示させるときのページ番号の情報を取得する取得手段を有し、
前記制御手段は、
前記受付手段により所定の種別のデータごとの遷移指示を受け付けることに応じて、前記取得手段により取得されたページ番号の情報に基づいて所定の種別のデータごとに遷移してデータを表示させるように制御することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段は、
前記表示手段により表示されている所定の種別の第1のデータと同一の種別であって、データが異なる第2のデータを前記表示手段に表示させるときのページ番号の情報を取得し、
前記制御手段は、
前記表示手段により表示されている所定の種別の第1のデータが表示されているときに、前記受付手段により所定の種別のデータごとの遷移指示を受け付けることに応じて、前記取得手段により取得された前記第2のデータを前記表示手段に表示させるときのページ番号に遷移するように制御することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段は、
前記グループに含まれる所定の種別のデータを前記表示手段に表示させるときのページ番号の情報に加えて表示位置の情報を取得し、
前記制御手段は、
ユーザから所定の種別のデータごとの遷移指示を受け付けるための表示アイテムを、前記取得手段により取得された表示位置を基準にして表示するように制御することを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記取得手段により取得された前記第2のデータを前記表示手段に表示させるときのページ番号が、現時点で前記第1のデータを表示しているページ番号よりも前であるか後であるかに基づいて、ユーザから所定の種別のデータごとの遷移指示を受け付けるための表示アイテムを表示するように制御することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 帳票を表示手段に表示する出力ページを生成する情報処理装置であって、
帳票のデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された帳票のデータに基づいて、前記表示手段に表示するページごとの出力ページを生成する第1の生成手段と、
帳票のデータが属するグループを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたグループの情報と、前記第1の生成手段により生成された出力ページを前記表示手段に表示するときのページ番号の情報と、を関連付けた関連情報を生成する第2の生成手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記検出手段は、
前記取得手段により取得された帳票のデータのうちキーデータが同一のデータを1つのグループとして検出することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。 - 外部装置が前記第2の生成手段により生成された関連情報に基づいてグループごとに遷移してデータを表示することができるように、前記外部装置に前記関連情報を送信する第1の送信手段を有することを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理装置。
- 前記検出手段により検出されたグループに属するデータから所定の種別のデータを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された所定の種別のデータを前記表示手段に表示させるときのページ番号を出力する出力手段と、を有することを特徴とする請求項10ないし12の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 外部装置が前記出力手段により出力されたページ番号の情報に基づいて所定の種別のデータごとに遷移してデータを表示することができるように、前記外部装置に前記出力手段により出力されたページ番号の情報を送信する第2の送信手段を有することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
- 前記出力手段は、
前記作成手段により作成された所定の種別のデータを前記表示手段に表示させるときのページ番号に加えて表示位置を出力することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。 - 前記第2の送信手段は、
前記外部装置が前記出力手段により出力された表示位置の情報に基づいて所定の種別のデータごとの遷移指示を受け付けるための表示アイテムを表示することができるように、前記外部装置に前記出力手段により出力された表示位置の情報を送信することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。 - 前記所定の種別のデータは、前記グループに属するデータから導き出されるデータであることを特徴とする請求項6〜9、13〜16の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記所定の種別のデータは、前記グループに属するデータを集計したデータであることを特徴とする請求項6〜9、13〜17の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 帳票の出力ページを生成するサーバ装置と、前記サーバ装置により生成された帳票の出力ページを表示手段に表示するクライアント装置とを有する情報処理システムであって、
前記サーバ装置は、
帳票のデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された帳票のデータに基づいて、前記表示手段に表示するページごとの出力ページを生成する第1の生成手段と、
帳票のデータが属するグループを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたグループの情報と、前記第1の生成手段により生成された出力ページを前記表示手段に表示するときのページ番号の情報と、を関連付けた関連情報を生成する第2の生成手段と、を有し、
前記クライアント装置は、
ユーザから帳票のデータが属するグループごとの遷移指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により遷移指示を受け付けることに応じて、前記第2の生成手段により生成された関連情報に基づいて、グループごとに遷移してデータを表示させるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。 - 帳票を表示手段に表示する情報処理方法であって、
ユーザから帳票のデータが属するグループごとの遷移指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにより遷移指示を受け付けることに応じて、帳票のデータが属するグループの情報と、前記グループに属するデータを前記表示手段に表示するときのページ番号の情報とが関連付けられた関連情報に基づいて、グループごとに遷移してデータを表示させるように制御する制御ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 帳票を表示手段に表示する出力ページを生成する情報処理方法であって、
帳票のデータを取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された帳票のデータに基づいて、前記表示手段に表示するページごとの出力ページを生成する第1の生成ステップと、
帳票のデータが属するグループを検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出されたグループの情報と、前記第1の生成ステップにより生成された出力ページを前記表示手段に表示するときのページ番号の情報と、を関連付けた関連情報を生成する第2の生成ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 帳票の出力ページを生成するサーバ装置と、前記サーバ装置により生成された帳票の出力ページを表示手段に表示するクライアント装置とを有する情報処理システムの情報処理方法であって、
前記サーバ装置は、
帳票のデータを取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された帳票のデータに基づいて、前記表示手段に表示するページごとの出力ページを生成する第1の生成ステップと、
帳票のデータが属するグループを検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出されたグループの情報と、前記第1の生成ステップにより生成された出力ページを前記表示手段に表示するときのページ番号の情報と、を関連付けた関連情報を生成する第2の生成ステップと、を有し、
前記クライアント装置は、
ユーザから帳票のデータが属するグループごとの遷移指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにより遷移指示を受け付けることに応じて、前記第2の生成ステップにより生成された関連情報に基づいて、グループごとに遷移してデータを表示させるように制御する制御ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1ないし18の何れか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1ないし18の何れか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018242770A JP2020106926A (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018242770A JP2020106926A (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020106926A true JP2020106926A (ja) | 2020-07-09 |
Family
ID=71449098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018242770A Pending JP2020106926A (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020106926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116049196A (zh) * | 2023-03-07 | 2023-05-02 | 杭州巨创网络科技有限公司 | 基于目标表单更新数据库的系统、方法、电子设备及介质 |
-
2018
- 2018-12-26 JP JP2018242770A patent/JP2020106926A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116049196A (zh) * | 2023-03-07 | 2023-05-02 | 杭州巨创网络科技有限公司 | 基于目标表单更新数据库的系统、方法、电子设备及介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6433339B2 (ja) | 情報処理システム、サーバ装置、制御方法およびプログラム | |
JP6859620B2 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
JP6525641B2 (ja) | 情報処理システム、制御方法、およびコンピュータプログラム | |
JP6508978B2 (ja) | 情報処理システム、サーバ、制御方法、及びコンピュータプログラム | |
US8736873B2 (en) | Information processing apparatus, information processing apparatus control method, and storage medium | |
US10481776B2 (en) | Server apparatus, client apparatus, information processing method, and storage medium | |
JP2011124956A (ja) | 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP6604237B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び制御方法 | |
JP2015207117A (ja) | 情報処理装置及びその制御方法 | |
JP6529229B2 (ja) | 情報処理装置、制御方法、およびコンピュータプログラム | |
JP2018037746A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法 | |
JP7134645B2 (ja) | 情報処理装置、方法、そのプログラム | |
JP2017097686A (ja) | 情報処理装置、その制御方法及びプログラム | |
JP2020106926A (ja) | 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 | |
JP2017027319A (ja) | 帳票文書データの表示・編集・保存方法、装置、処理プログラム | |
JP6223159B2 (ja) | 情報処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2019106013A (ja) | 情報処理システム、制御方法とそのプログラム | |
JP6115664B2 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP7073070B2 (ja) | クライアント装置、方法、その処理プログラムおよびプログラムを提供するサーバ | |
JP2017027320A (ja) | 文書データの表示・編集・印刷方法、装置、処理プログラム | |
JP2017126230A (ja) | 帳票文書データの表示・編集方法、装置、処理プログラム | |
JP2008204201A (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP2021012429A (ja) | 情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム | |
JP2018200577A (ja) | 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム | |
JP2017126229A (ja) | 帳票文書データの表示・編集・保存方法、装置、処理プログラム |