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JP2020197792A - 自律走行システム - Google Patents

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裕貴 小堀
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Abstract

【課題】圃場を実際に走行することなく、圃場の登録を適切に行うことが可能な自律走行システムを提供する。【解決手段】自律走行システムは、地図取得部と、圃場特定部と、経路作成部と、走行制御部と、を備える。地図取得部は、オルソ画像を取得する(S101)。圃場特定部は、地図取得部が取得したオルソ画像の地図に含まれる圃場領域を特定する(S102)。経路作成部は、圃場特定部により特定された圃場領域上で田植機を自律走行させるための走行経路を作成する。走行制御部は、経路作成部により作成された走行経路に沿って作業車両を自律走行させる。【選択図】図5

Description

本発明は、主として、圃場を登録した後に作業車両を走行経路に沿って自律走行させる自律走行システムに関する。
圃場で作業車両を自律走行させるシステムでは、圃場の形状(位置)を登録した後に、自律走行のための走行経路が作成される。また、例えばメルカトル図法を用いて平面化した地図には、距離及び面積が正確に表れないため、この種の地図から圃場の正確な形状を登録することは困難である。そのため、特許文献1に示すように、圃場の外周に沿って作業車両を実際に走行させて、圃場の位置を登録する処理が行われている。
特開2017−127289号公報
しかし、圃場の外周に沿って作業車両を走行させることは、時間が掛かるとともにユーザにとって手間である。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、圃場を実際に走行させることなく、圃場の登録を適切に行うことが可能な自律走行システムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の自律走行システムが提供される。即ち、この自律走行システムは、地図取得部と、圃場特定部と、経路作成部と、走行制御部と、を備える。前記地図取得部は、オルソ画像を取得する。前記圃場特定部は、前記地図取得部が取得した前記オルソ画像の地図に含まれる圃場領域を特定する。前記経路作成部は、前記圃場特定部により特定された前記圃場領域上で作業車両を自律走行させるための走行経路を作成する。前記走行制御部は、前記経路作成部により作成された前記走行経路に沿って作業車両を自律走行させる。
これにより、オルソ画像に基づいて作成された圃場領域を用いることで、圃場を実際に走行して圃場を登録することなく、圃場を適切に登録し、適切な走行経路に沿って自律走行を行うことができる。
前記の自律走行システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この自律走行システムは、画像を表示する表示部を備える。前記表示部には、前記地図取得部が取得した前記地図と、前記圃場特定部が特定した前記圃場領域と、を合わせた画像が表示される。
これにより、地図から圃場領域を特定することで、特定した圃場の位置と地図上の圃場の位置とが一致する。その結果、表示部の画面上において、両者の表示位置を一致させることができる。
前記の自律走行システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この自律走行システムは、区分部と、補正部と、を備える。前記区分部は、前記圃場領域を更に複数の単位圃場領域に区分する。前記補正部は、指定された領域を前記単位圃場領域から除去又は当該単位圃場領域に追加して当該単位圃場領域を更新する。
これにより、不要な領域が単位圃場領域となっていたり、必要な領域が単位圃場領域になっていない場合において、適切な形状となるように単位圃場領域を更新することができる。
前記の自律走行システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この自律走行システムは、区分部と、補正部と、を備える。前記区分部は、前記圃場領域を更に複数の単位圃場領域に区分する。前記補正部は、指定された複数の前記単位圃場領域を結合して新たな1つの前記単位圃場領域とする。
これにより、複数の単位圃場領域に区分されたが、1つの単位圃場領域として取り扱うことが望ましい状況等において、単位圃場領域を結合することができる。
前記の自律走行システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この自律走行システムは、区分部と、補正部と、を備える。前記区分部は、前記圃場領域を更に複数の単位圃場領域に区分する。前記補正部は、指定された1つの前記単位圃場領域を分割して新たな複数の前記単位圃場領域とする。
これにより、1つの単位圃場領域に区分されたが、複数の単位圃場領域として取り扱うことが望ましい状況等において、単位圃場領域を分割することができる。
本発明の一実施形態に係る自律走行システムで用いられる田植機の全体的な構成を示す側面図。 田植機の平面図。 自律走行システムの主要な構成を示すブロック図。 圃場に作成された走行経路を示す図。 オルソ画像を取得して圃場を登録する処理を示しフローチャート。 オルソ画像と圃場領域を合成して重畳画像を作成する処理を概念的に示す図。 オルソ画像と圃場領域を合成した画像について、圃場情報が表示される様子を示す図。 特定された圃場の形状を変更する処理について説明する図。 特定された圃場を結合して1つの圃場に変更する処理について説明する図。 特定された圃場を分割して2つの圃場に変更する処理について説明する図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自律走行システム100で用いられる田植機1の側面図である。図2は、田植機1の平面図である。図3は、自律走行システム100の主要な構成を示すブロック図である。
本実施形態の自律走行システム100は、圃場内で田植え(苗の植付け)を行う田植機1に自律走行を行わせるためのシステムである。自律走行とは、田植機1が備える制御装置により走行に関する装置が制御されることで、予め定められた経路に沿うように少なくとも操舵が自律的に行われることを意味する。また、操舵に加え、車速又は作業機による作業等が自律的に行われる構成であってもよい。自律走行には、田植機1に人が乗っている場合と、田植機1に人が乗っていない場合が含まれる。なお、本発明における作業車両は、田植機1に限定されるものではなく、例えば、播種機、トラクタ、コンバイン等であってもよい。
図1及び図2に示すように、田植機1は、車体部11と、前輪12と、後輪13と、植付部(作業機)14と、を備えている。前輪12及び後輪13は、それぞれ、車体部11に対して左右1対で設けられている。
車体部11は、ボンネット21を備えている。ボンネット21は、車体部11の前部に設けられている。ボンネット21の内部には、エンジン22が設けられている。
エンジン22が発生させた動力は、ミッションケース23を介して前輪12及び後輪13に伝達される。この動力は、ミッションケース23と、車体部11の後部に配置されたPTO軸24と、を介して、植付部14にも伝達される。
車体部11は、ユーザが座るための運転座席25と、複数の操作具と、を更に備えている。運転座席25は、車体部11の前後方向において前輪12と後輪13の間に配置されている。複数の操作具は、例えば、操舵ハンドル26及び変速操作ペダル27である。
ユーザによって操舵ハンドル26が操作されることで、田植機1の進行方向が変更される。ユーザによって変速操作ペダル27が操作されることで、田植機1の走行速度(車速)が調節される。
植付部14は、車体部11の後方に配置されている。植付部14は、昇降リンク機構31を介して車体部11に連結されている。昇降リンク機構31は、トップリンク31a及びロワーリンク31bを含む平行リンクにより構成されている。
ロワーリンク31bには、昇降シリンダ32が連結されている。昇降シリンダ32が伸縮することによって、車体部11に対して植付部14が上下に昇降する。なお、昇降シリンダ32は、本実施形態においては油圧シリンダとしているが、電動シリンダとしてもよい。
植付部14は、植付入力ケース部33と、複数の植付ユニット34と、苗載台35と、複数のフロート36と、予備苗台37と、を備えている。植付部14は、各植付ユニット34に対して苗載台35から苗を順次供給し、苗の植付けを連続的に行うことができる。
各植付ユニット34は、植付伝動ケース部41と、回転ケース部42と、を有している。植付伝動ケース部41には、PTO軸24及び植付入力ケース部33を介して動力が伝達される。
回転ケース部42は、植付伝動ケース部41に回転可能に取り付けられている。回転ケース部42は、植付伝動ケース部41の車幅方向の両側に配置されている。各回転ケース部42の一側には、2つの植付爪43が取り付けられている。
2つの植付爪43は、田植機1の進行方向に並べられている。2つの植付爪43は、回転ケース部42の回転に伴い変位する。2つの植付爪43が変位することにより、1条分の苗の植付が行われる。
苗載台35は、複数の植付ユニット34の前上方に配置されている。苗載台35は、苗マットを載置可能である。苗載台35は、当該苗載台35に載置された苗マットの苗を各植付ユニット34に対して供給できるように構成されている。
具体的には、苗載台35は、車幅方向に往復するように横送り移動可能に(横方向にスライド可能に)構成されている。また、苗載台35は、当該苗載台35の往復移動端で苗マットを間欠的に下方に縦送り搬送可能に構成されている。
フロート36は、植付部14の下部に揺動可能に設けられている。フロート36は、植付部14の植付姿勢を圃場表面に対して安定させるために、当該フロート36の下面を圃場表面に接触させることができる。
予備苗台37は、車体部11に対して左右1対で設けられている。予備苗台37は、ボンネット21の車幅方向外側に配置されている。予備苗台37は、予備のマット苗を収容した苗箱を搭載可能である。
左右1対の予備苗台37の上部同士は、上下方向及び車幅方向に延びる連結フレーム28によって連結されている。連結フレーム28の車幅方向の中央に、筐体29が設けられている。筐体29の内部には、測位アンテナ61と、慣性計測装置62と、通信アンテナ63と、が設けられている。
測位アンテナ61は、衛星測位システム(GNSS)を構成する測位衛星からの電波(測位信号)を受信する。
慣性計測装置62は、田植機1の姿勢及び加速度等を特定する。慣性計測装置62は、3つのジャイロセンサ(角速度センサ)と、3つの加速度センサと、を有している。これにより、慣性計測装置62は、田植機1の姿勢変化の角速度と、3つの軸方向(前後方向、左右方向、及び上下方向)の加速度を特定できる。また、角速度を積分することにより、田植機1の姿勢(ロール角、ピッチ角、ヨー角)を特定できる。
通信アンテナ63は、図3に示す無線通信端末7と無線通信を行うためのアンテナである。
制御部50は、図示しない演算装置、記憶装置、及び入出力部等を備える。記憶装置には、各種のプログラム及びデータ等が記憶されている。演算装置は、各種のプログラムを記憶装置から読み出して実行することができる。上記のハードウェアとソフトウェアの協働により、制御部50を、走行制御部51及び作業機制御部52として動作させることができる。制御部50は、1つのハードウェアであってもよいし、互いに通信可能な複数のハードウェアであってもよい。また、制御部50には、上記の慣性計測装置62に加え、位置取得部64と、通信処理部65と、車速センサ66と、舵角センサ67と、が接続されている。
位置取得部64は、測位アンテナ61に電気的に接続されている。位置取得部64は、測位アンテナ61が受信した測位信号から、田植機1の位置を例えば緯度及び経度の情報として取得する。位置取得部64は、基準局120からの測位信号を適宜の方法で受信した上で、公知のGNSS−RTK法を利用して測位を行う。しかしながら、これに代えて、例えばディファレンシャルGNSSを用いた測位、又は単独測位等が行われてもよい。あるいは、無線LAN等の電波強度に基づく位置取得又は慣性航法による位置取得等が行われてもよい。
通信処理部65は、通信アンテナ63に電気的に接続されている。この通信処理部65は、適宜の方式で変調処理又は復調処理を行って、無線通信端末7との間でデータの送受信を行うことができる。
車速センサ66は、田植機1の車速を検出する。車速センサ66は、田植機1の適宜の位置、例えば前輪12の車軸に設けられる。この場合、車速センサ66は、前輪12の車軸の回転に応じたパルスを発生させる。車速センサ66で得られた検出結果のデータは、制御部50へ出力される。
舵角センサ67は、前輪12の舵角を検出する。舵角センサ67は、田植機1の適宜の位置、例えば前輪12に設けられた図示しないキングピンに設けられる。なお、舵角センサ67は、操舵ハンドル26に設けられてもよい。舵角センサ67で得られた検出結果のデータは、制御部50へ出力される。
走行制御部51は、田植機1の走行に関する制御を行う。例えば、走行制御部51は、車速制御及び操舵制御を行うことができる。走行制御部51は、車速制御及び操舵制御の両方を同時に行ってもよいし、操舵制御のみを行うようにしてもよい。後者の場合、田植機1の車速は、ユーザが変速操作ペダル27を用いて操作する。
車速制御では、予め定められた条件に基づいて田植機1の車速が調整される。車速制御は、具体的には、走行制御部51が、車速センサ66の検出結果により得られた現在の車速を目標の車速に近づける制御を行う。この制御は、ミッションケース23内の変速装置の変速比、及び、エンジン22の回転速度のうち、少なくとも一方を変更することにより実現される。なお、この車速制御は、田植機1が停止するように車速をゼロにする制御も含む。
操舵制御とは、予め定められた条件に基づいて田植機1の舵角を調整する制御である。操舵制御は、具体的には、走行制御部51が、舵角センサ67の検出結果により得られた現在の舵角を目標の舵角に近づける制御を行う。この制御は、例えば、操舵ハンドル26の回転軸に設けられた操舵アクチュエータを駆動することにより実現される。なお、操舵制御に関しては、走行制御部51が、操舵ハンドル26の回動角度(ステアリング角度)ではなく、田植機1の前輪12の操舵角(車輪)を直接調整してもよい。
作業機制御部52は、予め定められた条件に基づいて植付部14の動作(昇降動作又は植付作業等)を制御可能である。
無線通信端末7は、タブレット端末であり、通信アンテナ71と、通信処理部72と、表示部73と、操作部74と、記憶部75と、演算部80と、を備える。なお、無線通信端末7はタブレット端末に限るものではなく、スマートフォン又はノートパソコンであってもよい。無線通信端末7は、田植機1の自律走行に関する様々な処理を行うが、これらの処理の少なくとも一部を田植機1の制御部50が行ってもよい。逆に、田植機1の制御部50が行う自律走行に関する様々な処理の少なくとも一部を無線通信端末7が行ってもよい。
通信アンテナ71は、田植機1と無線通信を行うための近距離通信用のアンテナである。通信処理部72は、通信アンテナ71に電気的に接続されている。通信処理部72は、送信信号の変調処理又は受信信号の復調処理等を行う。また、田植機1又は無線通信端末7の何れか一方は、携帯電話回線及びインターネットを利用した通信を行うための携帯通信用アンテナを備える。これにより、例えば田植機1又は無線通信端末7に記憶される情報の一部を外部のサーバに記憶させたり、外部のサーバから情報を取得したりすることができる。
表示部73は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等であり、画像を表示可能に構成されている。表示部73は、例えば、自律走行に関する情報、田植機1の設定に関する情報、各種センサの検出結果、及び警告情報等を表示することができる。
操作部74は、タッチパネルと、ハードウェアキーと、を含んでいる。タッチパネルは、表示部73に重ねて配置されており、ユーザの指等による操作を検出可能である。ハードウェアキーは、無線通信端末7の筐体の側面又は表示部73の周囲等に配置されており、ユーザが押圧することで操作可能である。なお、無線通信端末7は、タッチパネルとハードウェアキーの何れか一方のみを備える構成であってもよい。
記憶部75は、フラッシュメモリ又はハードディスク等の不揮発性メモリである。記憶部75には、例えば、自律走行に関する情報が記憶されている。
演算部80は、CPU等の演算装置である。演算部80は、各種のプログラムを記憶部75から読み出して実行することができる。この上記のハードウェアとソフトウェアの協働により、演算部80を、表示制御部81、地図取得部82、圃場特定部83、区分部84、補正部85、及び経路作成部86として動作させることができる。
次に、図4を参照して、圃場及び自律走行用の走行経路について説明する。圃場には、作業領域と枕地領域とが含まれている。作業領域は圃場の中央部に位置しており、作業を行うための領域である。枕地領域は、作業領域の外側に位置しており、作業領域で適切に作業を行うために使用される領域である。例えば、枕地領域は、圃場に進入した田植機1を作業領域での作業の開始位置に移動させるために用いられる。更に、枕地領域は、田植機1を旋回させるための領域としても用いられる。
経路作成部86は、田植機1を自律走行させるための走行経路91を作成する。図4に示すように、走行経路91は、複数の直線経路91a及び複数の旋回経路91bを含んで構成されている。また、走行経路91には、開始位置(図4のS)と、終了位置(図4のG)と、が設定される。なお、図4に示す走行経路91は一例であり、別の特徴を有する経路に沿って田植機1を自律走行させることもできる。上述した走行制御部51は、田植機1が走行経路91に沿って移動するように少なくとも操舵制御を行う。
次に、図5から図10を参照して、圃場を登録する処理について説明する。図5のフローチャートに示す処理は、無線通信端末7によって行われるが、一部の処理が制御部50によって行われてもよい。また、以下で説明する画像は無線通信端末7に表示されるが、田植機1側のディスプレイ又は他の端末に表示されてもよい。
初めに、無線通信端末7の地図取得部82は、オルソ画像を取得する(S101)。オルソ画像は、航空機又は人工衛星から撮影された空中写真(中心投影図)に対して、正射投影変換により歪みを補正するオルソ補正を行うことで得られる。オルソ画像は、地形の形状及び位置を正確に表すことができる。地図取得部82は、田植機1又は無線通信端末7の記憶装置に記憶されているオルソ画像を取得してもよいし、外部と通信することでオルソ画像を取得してもよい。外部と通信を行う場合、位置取得部64が取得した位置の近傍のオルソ画像を選択して取得することが好ましい。また、本明細書においてオルソ画像とは、空中写真にオルソ補正を行った画像だけでなく、オルソ補正後の画像に更なる補正を行った画像も含む。更なる補正とは、例えば、写真形式のオルソ画像を線図形式に変換する補正や、建物及び地名等の情報を付加する補正である。
次に、無線通信端末7の圃場特定部83は、取得したオルソ画像に基づいて、圃場領域を特定する(S102)。図7に示す例では、ドットが付されている領域が圃場領域に相当する。圃場特定部83は、例えばオルソ画像に対して画像認識を行うことで、圃場領域を特定する。圃場領域は、圃場(農作物を育成する場所)が存在する領域である。ここで、圃場には、例えば土又は作物が存在しており、多角形等の幾何学的形状であることが多い。また、複数の圃場が隣接して設けられていることが多い。これらの傾向に基づいてオルソ画像を分析することで、圃場を特定できる。あるいは、圃場の画像を機械学習させてモデルを構築し、このモデルを用いて、オルソ画像中に含まれる圃場を特定してもよい。また、圃場特定部83がオルソ画像から圃場を特定する構成に限られず、圃場の位置及び形状を示す情報(例えばポリゴンデータ等のベクトルデータ)を例えば外部のサーバから取得してもよい。
次に、無線通信端末7の区分部84は、圃場領域を単位圃場領域に区分する(S103)。単位圃場領域とは、圃場領域を一続きの圃場領域毎に(言い換えれば1つの圃場毎に)区分したものである。図7に示す例では、破線で囲まれた領域が単位圃場領域である。区分部84は、例えば、ステップS102で特定した圃場領域が道路等で2つに分断されている場合、分断された2つの領域を単位圃場領域とする。また、区分部84は、単位圃場領域毎に識別情報を付与する。そのため、単位圃場領域に対応付けて情報(例えばユーザが付した圃場名、登録日等)を登録することができる。
また、区分部84が圃場領域を単位圃場領域に区分する構成に代えて、単位圃場領域に区分された情報を無線通信端末7が外部から取得してもよい。
次に、無線通信端末7の表示制御部81は、オルソ画像と圃場領域を重ね合わせて無線通信端末7に表示する(S104)。図6に示すように、表示制御部81は、オルソ画像と、オルソ画像から作成した圃場領域を示す画像と、を重ね合わせることで、表示画像を作成する。そして、図7に示すように、表示制御部81は、この表示画像を無線通信端末7の表示部73に表示する処理を行う。オルソ画像には、圃場以外の情報(建物、川、道路等)が含まれているため、オルソ画像と圃場領域とを重ね合わせて表示することで、ユーザは所望の圃場を特定し易い。
また、本実施形態では、オルソ画像と、圃場領域を示す画像と、の2つを重ね合わせるが、別の画像を更に重ね合わせてもよい。重ね合わせる別の画像としては、土地利用図又は都市計画図等のように、位置(領域)と用途を対応付けた地図等が考えられる。
また、一般的に用いられているメルカトル図法で作成された地図には歪みが存在するため、圃場の正確な形状が表れていないことがある。従って、メルカトル図法で作成された地図と、田植機1を実際に走行して作成された圃場領域と、を重ね合わせた場合、地図に表れる圃場と、作成された圃場領域と、が一致しない可能性がある。この点、オルソ画像には圃場の正確な形状が表れているため、地図に表れる圃場と、作成された圃場領域と、が一致する。従って、ユーザに違和感を与えることなく、地図と圃場領域を重ね合わせることができる。
以下では、オルソ画像と圃場領域を重ね合わせた画像を重畳画像と称する。ユーザは、図7に示す重畳画像を確認する。例えば、ユーザは、図7の下側の図に示すように、単位圃場領域を選択することで、選択した単位圃場領域に関する情報を確認できる。単位圃場領域に関する情報としては、例えば圃場名、住所、及び登録日等がある。なお、圃場名はユーザの入力に応じて変更可能である。
また、ユーザは、重畳画像を見て、単位圃場領域の形状及び分け方についても確認する。ユーザは、単位圃場領域の補正の要否について判断して、補正が必要な場合は無線通信端末7を操作して補正を行う。
図7に示すように、無線通信端末7には、形状変更、結合、分割、及び削除と記載されたボタンが表示されている。これらのボタンは、単位圃場領域を補正するためのものである。無線通信端末7の補正部85は、ユーザがこれらのボタンを操作するか否かに基づいて、補正の指示の有無を判断している(S105)。そして、補正部85は、これらのボタンが操作されたと判定した場合、ユーザの操作に応じて単位圃場領域を補正する(S106)。
以下、単位圃場領域の補正について詳細に説明する。本実施形態の自律走行システム100は、単位圃場領域の補正として、形状変更、結合、分割、及び削除ができるように構成されている。
初めに、図8を参照して、単位圃場領域の形状変更について説明する。例えば、単位圃場領域の形状が実際の圃場と異なる場合、又は、形状及び高低差等によって作業がしにくいため圃場としての登録を希望しない領域がある場合、ユーザは、単位圃場領域の形状変更を指示する。
具体的には、ユーザは、無線通信端末7に表示された「形状変更」のボタンを操作し、無線通信端末7に表示された単位圃場領域から、形状変更の対象となる1つの単位圃場領域を選択して、当該選択を確定する。次に、ユーザは、具体的な形状変更を指示する。形状変更には、選択した単位圃場領域に追加領域を加える処理と、選択した単位圃場領域から除去領域を取り除く処理と、が含まれる。
追加領域及び除去領域の指定方法は様々であるが、無線通信端末7に表示された地図上にユーザが指又はタッチペン等で線を引くことで、追加領域又は除去領域が指定される構成であってもよい。このとき、ユーザが引く線が、選択した単位圃場領域の何れかの輪郭に平行となるように、補正部85がこの線の角度を調整してもよい。走行経路は、互いに平行な複数の直線経路を作成することが多いため、圃場の輪郭が平行であることが好ましいからである。また、ユーザが線を引く処理に代えて、選択した単位圃場領域の輪郭線(輪郭線の延長線を含む)を移動させる処理をユーザが行うことで、追加領域又は除去領域が指定される構成であってもよい。このとき、単位圃場領域の輪郭線が平行移動するように補正部85が輪郭線の移動方向等を調整してもよい。
補正部85は、選択された単位圃場領域に追加領域を加えるか、選択された単位圃場領域から除去領域を取り除くことで、単位圃場領域の形状変更を行う。
次に、図9を参照して、単位圃場領域の結合について説明する。1つの圃場が複数の単位圃場領域として特定されている場合、ユーザは、単位圃場領域の結合を指示する。例えば、オルソ画像の撮影時には2つの圃場であったが後に農道等を撤廃して圃場を1つにまとめた場合や、オルソ画像の画像認識において圃場上に写った何らかの線を道路と誤認識した場合等、1つの圃場が複数の単位圃場領域として特定されることがある。
ユーザは、無線通信端末7に表示された「結合」のボタンを操作し、無線通信端末7に表示された単位圃場領域から、結合の対象となる複数の単位圃場領域を選択して、当該選択を確定する。なお、補正部85は、1つ目の単位圃場領域の選択後において、1つ目に選択された単位圃場領域との距離が閾値以下の単位圃場領域を特定して、これらの単位圃場領域のみが選択可能となるように処理を行う。これにより、離れていて結合できない複数の単位圃場領域が選択されることを抑制できる。あるいは、ユーザが複数の単位圃場領域を選択して確定した後に、選択された単位圃場領域の結合が可能かを距離に基づいて補正部85が判定し、結合ができない場合はその旨を無線通信端末7に表示してもよい。
補正部85は、ユーザに選択された複数の単位圃場領域を結合して、新たな単位圃場領域を作成する。なお、新たな単位圃場領域について、新たな識別情報を付与してもよいし、結合前の何れかの単位圃場領域の識別情報を付与してもよい。
次に、図10を参照して、単位圃場領域の分割について説明する。複数の圃場が1つの単位圃場領域として特定されている場合、ユーザは、単位圃場領域の分割を指示する。例えば、オルソ画像の撮影時には1つの圃場であったが後に農道等が作成されて圃場を複数に分けた場合や、オルソ画像の画像認識において圃場上の農道等を認識できなかった場合は、複数の圃場が1つの単位圃場領域として特定されることがある。
ユーザは、無線通信端末7に表示された「分割」のボタンを操作し、無線通信端末7に表示された単位圃場領域から、分割の対象となる1つの単位圃場領域を選択して、当該選択を確定する。次に、ユーザは、具体的な分割位置を指示する。分割位置の指定は、形状変更と同様に、ユーザが線(直線又は曲線)を引いたり、輪郭線を移動させたりすることで行われる。また、単位圃場領域を2つに分割するように分割位置が指定されてもよいし、単位圃場領域を3つ以上に分割するように分割位置が指定されてもよい。また、線幅(農道の幅)が例えば数値入力等により指定可能であってもよい。線幅に相当する部分は、分割後に圃場領域から除外される。
なお、適切な位置で分割を行うために、田植機1を実際に走行させて得られた走行軌跡を用いて分割を指示する構成であってもよい。具体的には、田植機1を分割すべき圃場の畔に沿って走行させる。そして、この走行軌跡を農道の幅(指定値)に応じて平行移動する。そして、走行軌跡と、走行軌跡を平行移動した線と、を分割位置とする。また、2つの分割位置(分割線)に挟まれる部分は農道に相当するため、分割後には圃場領域から除外される。
補正部85は、指定された分割位置で単位圃場領域を分割して、複数の新たな単位圃場領域を作成する。新たな単位圃場領域には、新たな識別情報が付与される。なお、新たな単位圃場領域の1つについては、分割前の単位圃場領域の識別情報を付与してもよい。
次に、単位圃場領域の削除について説明する。ユーザは、不要な圃場(例えば管理外の圃場)が単位圃場領域として特定されていたり、圃場でない領域が単位圃場領域として特定されている場合、ユーザは、単位圃場領域の削除を指示する。具体的には、無線通信端末7に表示された「削除」のボタンを操作し、無線通信端末7に表示された単位圃場領域から、削除の対象となる1又は複数の単位圃場領域を選択して、当該選択を確定する。
補正部85は、選択された単位圃場領域を削除する処理を行う。なお、補正部85は、削除対象の単位圃場領域の情報を実際に削除してもよいし、削除対象の単位圃場領域を非表示とするだけであってもよい。後者の場合は、削除済みの単位圃場領域を後から確認したり、復活させたりすることができる。
なお、上述した形状変更、結合、分割、削除の操作において、対象となる単位圃場領域を選択する際は、無線通信端末7に全体が表示されている単位圃場領域のみを選択可能としてもよい。つまり、単位圃場領域の一部のみが無線通信端末7に表示されても、当該単位圃場領域を選択できない構成である。これにより、ユーザが単位圃場領域の全体の形状を確認できる状況のみにおいて、この単位圃場領域の補正を行うことができる。
上記のようにして単位圃場領域の補正が完了した後に、ユーザは、例えば確定ボタンを操作することで、単位圃場領域の補正が完了したことを無線通信端末7に指示する。この指示を受けて、演算部80は、補正後の単位圃場領域の情報を記憶部75又は外部のサーバに記憶することで、圃場の登録を行う(S107)。
経路作成部86が走行経路を作成する際には、この登録された圃場の情報が参照される。ここで、一般的に用いられているメルカトル図法で作成された地図には歪みが存在するため、仮に地図に基づいて圃場を登録した場合、正確な形状の圃場又はユーザの意図通りの形状の圃場が登録されないことがある。これに対し、オルソ画像には圃場の正確な形状が表れているため、正確な形状又はユーザの意図通りの形状の圃場を地図に基づいて簡単に登録できる。
以上に説明したように、本実施形態の自律走行システム100は、地図取得部82と、圃場特定部83と、経路作成部86と、走行制御部51と、を備える。地図取得部82は、オルソ画像を取得する。圃場特定部83は、地図取得部82が取得したオルソ画像の地図に含まれる圃場領域を特定する。経路作成部86は、圃場特定部83により特定された圃場領域上で田植機1を自律走行させるための走行経路を作成する。走行制御部51は、経路作成部86により作成された走行経路に沿って田植機1を自律走行させる。
これにより、オルソ画像に基づいて作成された圃場領域を用いることで、圃場を実際に走行して圃場を登録することなく、圃場を適切に登録し、適切な走行経路に沿って自律走行を行うことができる。
また、本実施形態の自律走行システム100は、画像を表示する表示部73を備える。表示部73には、地図取得部が取得した地図と、圃場特定部83が特定した圃場領域と、を合わせた画像が表示される。
これにより、地図から圃場領域を特定することで、特定した圃場の位置と地図上の圃場の位置とが一致する。その結果、表示部の画面上において、両者の表示位置を一致させることができる。
また、本実施形態の自律走行システム100は、区分部84と、補正部85と、を備える。区分部84は、圃場領域を更に複数の単位圃場領域に区分する。補正部85は、指定された領域を単位圃場領域から除去又は当該単位圃場領域に追加して当該単位圃場領域を更新する。
これにより、不要な領域が単位圃場領域となっていたり、必要な領域が単位圃場領域になっていない場合において、適切な形状となるように単位圃場領域を更新することができる。
また、本実施形態の自律走行システム100の補正部85は、指定された複数の単位圃場領域を結合して新たな1つの単位圃場領域とする。
これにより、複数の単位圃場領域に区分されたが、1つの単位圃場領域として取り扱うことが望ましい状況等において、単位圃場領域を結合することができる。
また、本実施形態の自律走行システム100の補正部85は、指定された1つの単位圃場領域を分割して新たな複数の単位圃場領域とする。
これにより、1つの単位圃場領域に区分されたが、複数の単位圃場領域として取り扱うことが望ましい状況等において、単位圃場領域を分割することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態で示したフローチャートは一例であり、一部の処理を省略したり、一部の処理の内容を変更したり、新たな処理を追加したりしてもよい。例えば、圃場領域のみを無線通信端末7に表示する場合は、ステップS104の処理を省略してもよい。また、上述の土地利用図等に基づいて、単位圃場領域を正確に区分可能な場合は、単位圃場領域の補正に関する問い合わせを省略してもよい。
上記実施形態では、単位圃場領域の補正として、形状変更、結合、分割、及び削除の全てを実行可能であるが、少なくとも1つのみが実行可能であればよい。また、ユーザの引いた線等に基づいて単位圃場領域を新たに作成する処理が可能であってもよい。
上記実施形態では、圃場の外周を実際に走行して圃場を登録する処理は不要であるが、この機能を有していてもよい。つまり、オルソ画像に基づいて圃場領域を特定する処理と、圃場の外周を実際に走行して圃場領域を特定する処理と、をユーザの指示等に応じて切替可能であってもよい。
1 田植機(作業車両)
7 無線通信端末
50 制御部
51 走行制御部
80 演算部
81 表示制御部
82 地図取得部
83 圃場特定部
84 区分部
85 補正部
86 経路作成部
100 自律走行システム

Claims (5)

  1. オルソ画像を取得する地図取得部と、
    前記地図取得部が取得した前記オルソ画像の地図に含まれる圃場領域を特定する圃場特定部と、
    前記圃場特定部により特定された前記圃場領域上で作業車両を自律走行させるための走行経路を作成する経路作成部と、
    前記経路作成部により作成された前記走行経路に沿って作業車両を自律走行させる走行制御部と、
    を備えることを特徴とする自律走行システム。
  2. 請求項1に記載の自律走行システムであって、
    画像を表示する表示部を備え、
    前記表示部には、前記地図取得部が取得した前記地図と、前記圃場特定部が特定した前記圃場領域と、を合わせた画像が表示されることを特徴とする自律走行システム。
  3. 請求項1又は2に記載の自律走行システムであって、
    前記圃場領域を更に複数の単位圃場領域に区分する区分部と、
    指定された領域を前記単位圃場領域から除去又は当該単位圃場領域に追加して当該単位圃場領域を更新する補正部と、
    を備えることを特徴とする自律走行システム。
  4. 請求項1又は2に記載の自律走行システムであって、
    前記圃場領域を更に複数の単位圃場領域に区分する区分部と、
    指定された複数の前記単位圃場領域を結合して新たな1つの前記単位圃場領域とする補正部と、
    を備えることを特徴とする自律走行システム。
  5. 請求項1又は2に記載の自律走行システムであって、
    前記圃場領域を更に複数の単位圃場領域に区分する区分部と、
    指定された1つの前記単位圃場領域を分割して新たな複数の前記単位圃場領域とする補正部と、
    を備えることを特徴とする自律走行システム。
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