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JP2020174279A - 通信システム、通信方法、および表示装置 - Google Patents

通信システム、通信方法、および表示装置 Download PDF

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JP2020174279A JP2019074957A JP2019074957A JP2020174279A JP 2020174279 A JP2020174279 A JP 2020174279A JP 2019074957 A JP2019074957 A JP 2019074957A JP 2019074957 A JP2019074957 A JP 2019074957A JP 2020174279 A JP2020174279 A JP 2020174279A
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Abstract

【課題】この発明は、ユーザが、親機が操作信号を受信できたか否かを認識できるとともに、子機の電力消費を抑制することが可能な通信システムおよび通信方法を提供する。【解決手段】この通信システムは、子機(10)は、スイッチ操作に応じてオン、オフ状態にされるスイッチと、スイッチがオン状態になったことを示す操作信号を送信する操作信号送信部と、を備え、親機(20)は、操作信号受信部により子機から操作信号を受信したとき、親機(20)が受信した操作信号の強度レベルを表す情報を含むACK信号を表示装置へ送信するACK信号送信部と、を備え、表示装置(50)は、ACK信号を受信するACK信号受信部を備え、ACK信号に含まれる強度レベルを表す情報に基づいて、操作信号の通信状態を表示する表示部と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、通信システムおよび通信方法に関し、より具体的には、子機がスイッチ操作されたとき、そのスイッチ操作を表す操作信号を子機から親機へ向けて無線送信する通信システムおよび通信方法に関する。また、この発明は、そのような通信システムの構成要素としての表示装置に関する。
従来、この種の通信システムとしては、例えば、特開2018−93683号公報に開示されているように、ユーザが子機のスイッチを操作して操作信号を親機へ向けて無線送信した場合に、上記子機が上記親機からの返信(ACK信号)を受けて、当該子機の表示器で上記親機がその操作信号を受信できたか否かを表示するものが知られている。これにより、ユーザは、上記親機がその操作信号を受信できたことを認識できる。
特開2018−93683号公報
ここで、上記子機は、ユーザによるスイッチ操作の機械的エネルギを、内蔵コンデンサに電気的エネルギとして蓄積し、この電気的エネルギにより動作する。このため、子機が親機からの返信待機動作や表示処理動作をするために子機の電力が不足するという問題点がある。
そこで、この発明の課題は、ユーザが、親機が操作信号を受信できたか否かを認識できるとともに、子機の電力消費を抑制することが可能な通信システムおよび通信方法を提供することにある。また、この発明の課題は、そのような通信システムの構成要素としての表示装置を提供することにある。
そこで、この開示の通信システムは、
子機から親機へ信号を送信する通信システムであって、
上記子機および上記親機から離間して配置され、少なくとも子機から独立して電力供給される表示装置を備え、
上記子機は、
スイッチ操作に応じてオン、オフ状態にされるスイッチと、
上記スイッチがオン状態になったことを示す操作信号を送信する操作信号送信部と、を備え、
上記親機は、
上記操作信号を受信する操作信号受信部と、
上記操作信号受信部により上記子機から操作信号を受信したとき、上記親機が受信した上記操作信号の強度レベルを表す情報を含むACK信号を上記表示装置へ送信するACK信号送信部と、を備え、
上記表示装置は、
上記ACK信号を受信するACK信号受信部と、
上記ACK信号に含まれる強度レベルを表す情報に基づいて、上記操作信号の通信状態を表示する表示部と、を備える、
ことを特徴とする。
この開示の通信システムでは、まず、子機のスイッチは、ユーザによるスイッチ操作に応じてオン状態にされる。子機の操作信号送信部は、スイッチがオン状態になったことを示す操作信号を送信する。次に、親機の操作信号受信部は、操作信号を受信する。親機のACK信号送信部は、操作信号受信部により子機から操作信号を受信したとき、親機が受信した操作信号の強度レベルを表す情報を含むACK信号を表示装置へ送信する。次に、表示装置のACK信号受信部は、ACK信号を受信する。表示装置の表示部は、ACK信号に含まれる強度レベルを表す情報に基づいて、上記操作信号の通信状態を表示する。このように、子機が、操作信号送信部により、スイッチがオン状態になったことを示す操作信号を送信するのみで、表示装置に上記操作信号の通信状態が表示される。したがって、ユーザは、上記表示装置を見ることによって、親機が操作信号を受信できたか否かを認識できる。また、子機、親機、表示装置は互いに離間し、表示装置には独立して電力が供給される。子機には上記表示装置のための電力を要しない。したがって、子機の電力消費を抑制することが可能となる。
一実施形態の通信システムでは、上記表示装置の表示部は、上記親機から受信したACK信号の強度レベルが予め定められた閾値以上である場合に限り、上記通信状態の表示を行う、ことを特徴とする。
この一実施形態の通信システムでは、表示装置の表示部は、親機から受信したACK信号の強度レベルが予め定められた閾値以上である場合に限り、上記通信状態の表示を行う。したがって、ユーザは、親機と表示装置との間の通信が正常であることを認識することが可能となる。
一実施形態の継電器状態予測装置では、上記表示装置は、上記子機からの操作信号を受信し、上記親機へ中継するための中継部を備え、上記中継部は、上記子機から上記操作信号を受信した後、予め定められた期間内に上記親機からACK信号を受信しないという受信未完状態が発生したとき、上記操作信号を上記親機へ中継する、ことを特徴とする。
この一実施形態の通信システムでは、表示装置の中継部は、子機から操作信号を受信した後、予め定められた期間内に親機からACK信号を受信しなかったとき、上記操作信号を親機へ中継する。したがって、親機が操作信号を受信する確率を向上させることが可能となる。
一実施形態の通信システムでは、
上記表示装置は、上記子機からの操作信号を受信し、上記親機へ中継するための中継部を備え、上記中継部は、上記子機から上記操作信号を受信し、直ちに、当該操作信号を上記親機へ中継する、ことを特徴とする。
この一実施形態の通信システムでは、表示装置の中継部は、子機から操作信号を受信した後、直ちに、当該操作信号を上記親機へ中継する。これにより、親機は、子機からと表示装置からの両方から操作信号を受信することが可能となる。したがって、親機が操作信号を受信する確率をさらに向上させることが可能となる。
一実施形態の通信システムでは、上記表示装置は、上記受信未完状態が、予め定められた回数以上発生したとき、上記受信未完状態が頻発する旨を示す報知を行う報知部を、備えたことを特徴とする。
ここで、「報知」とは、表示による報知のほか、音による報知を含んでもよい。
この一実施形態の通信システムでは、表示装置の報知部は、受信未完状態が、予め定められた回数以上発生したとき、上記受信未完状態が頻発する旨を示す報知を行う。これにより、ユーザは、上記表示装置の報知部による報知によって、上記受信未完状態が頻発することを認識できる。したがって、親機の配置を変更するなどの対処を迅速に行うことができる。
別の局面では、この開示の表示装置は、上記通信システムにおける上記表示装置である。
この開示の表示装置では、ユーザが、この表示装置に表示される上記操作信号の通信状態を見ることによって、親機が操作信号を受信できたか否かを認識できるとともに、子機の電力消費を抑制することが可能となる。
別の局面では、この開示の通信方法は、
子機から親機へ信号を送信する通信方法であって、
上記子機および上記親機から離間して配置され、少なくとも子機から独立して電力供給される表示装置を備え、
上記子機は、
スイッチ操作に応じてスイッチがオン、オフ状態にされ、
上記スイッチがオン状態になったことを示す操作信号を送信し、
上記親機は、
上記操作信号を受信し、
上記子機から操作信号を受信したとき、上記親機が受信した上記操作信号の強度レベルを表す情報を含むACK信号を上記表示装置へ送信し、
上記表示装置は、
上記ACK信号を受信し、
上記ACK信号に含まれる強度レベルを表す情報に基づいて、上記操作信号の通信状態を表示する、
ことを特徴とする。
この開示の通信方法では、ユーザが、親機が操作信号を受信できたか否かを認識できる。また、子機、親機、表示装置は互いに離間し、表示装置には独立して電力が供給される。子機には上記表示装置のための電力を要しない。したがって、子機の電力消費を抑制することが可能となる。
以上より明らかなように、この開示の、通信システム、通信方法、および表示装置によれば、ユーザが、親機が操作信号を受信できたか否かを認識できるとともに、子機の電力消費を抑制することが可能となる。
この開示の一実施形態の通信システムの構成を模式的に示す概略図である。 上記通信システムのブロック構成を示す図である。 図3(A)は、上記通信システムの構成要素である子機のハードウェア構成を示す図である。図3(B)は、上記通信システムの構成要素である親機のハードウェア構成を示す図である。 上記通信システムの構成要素である表示装置のハードウェア構成を示す図である。 上記通信システムによる通信方法の動作フロー図である。 この開示の変形例1及び2の通信システムの構成を模式的に示す概略図である。 上記変形例1及び2の通信システムのブロック構成を示す図である。 上記変形例1の通信システムによる通信方法の動作フロー図である。 上記変形例1の通信システムによる、子機からの操作信号が親機に伝達されなかった場合における通信方法の動作フロー図である。 上記変形例2の記通信システムによる通信方法の動作フロー図である。
以下、この開示の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(通信システムの構成)
図1は、この開示の一実施形態の通信システム(全体を符号1で示す。)の構成を模式的に示す概略図を示している。この通信システムは、大別して、子機10と、親機20と、これら子機10および親機20から離間して配置された表示装置50とを備えている。この通信システムでは、基本的には、子機10は親機20に操作信号SYNを送信し、親機20は表示装置50にACK信号ACKを送信し、表示装置50で通信状態が表示される。
図2は、この発明の一実施形態の通信システム1のブロック構成を模式的に示している。図2中に示すように、子機10は、スイッチ11と、操作信号送信部12とを備えている。子機10は、図3(A)に示すようにハードウェアとして、操作部14と、操作部14の押し込みに伴って発電する発電部15と、蓄電部16と、制御部17と、送信部18とを備えている。この例では、プログラムされた制御部17によって、操作信号送信部12が構成されている。操作部14及び発電部15によって、スイッチ11が構成されている。この例では、子機10としては、オムロン株式会社製無線押ボタンスイッチA2Wシリーズが用いられる。
スイッチ11は、ユーザによるスイッチ操作に応じてオン、オフ状態にされる。この例では、スイッチ11は、図3(A)中に示すように、操作部14の押し込みに伴って発電部15により、電気エネルギが発生される。蓄電部16は、この例ではコンデンサからなり、発生された電気エネルギを蓄電する。制御部17及び送信部18は、発電部15の発電によって通電される。制御部17は操作信号送信部12として働いて、この通電をトリガにして、操作信号SYNを送信部18を介して、外部に電波として送信する。ここで、操作信号SYNは、操作部14が押し込まれること、すなわちスイッチ11がオン状態になったことを示す信号である。このように、子機10は、一次電池や二次電池を用いることなく、操作部14の押し込み動作によって発電した電力を用いて、操作信号SYNを送信することが可能である。
図2中に示すように、親機20は、操作信号受信部21と、強度レベル判断部22と、ACK信号送信部23と、制御出力部24とを備えている。親機20は、図1中に示すケーブル90を介して図示しないPLC(Programmable Logic Controller)に接続されている。
親機20は、図3(B)に示すように、ハードウェアとして、演算部30と、受信部31と、送信部32と、入力部33と、出力部34と、メモリ35とを備えている。親機20は、図2中に示すように、この例では、プログラムされた演算部30によって構成された、操作信号受信部21と、強度レベル判断部22と、ACK信号送信部23と、制御出力部24とを含んでいる。これらの各部の動作については、後述する図5の通信方法のフローの中で説明する。
演算部30は、ソフトウェア(コンピュータプログラム)によって動作するCPU(中央演算処理ユニット)を含み、後述の通信方法に従う処理や、その他の各種処理を実行する。
図3(B)中に示す入力部33は、この例では、キー入力スイッチ及び設定スイッチからなり、ユーザ(操作者)からの指示及びデータなどを入力または設定するために用いられる。
メモリ35は、この例では、非一時的にデータを記憶し得るEEPROM(電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ)、及び、一時的にデータを記憶し得るRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を含んでいる。このメモリには、演算部を制御するためのソフトウェア(コンピュータプログラム)が格納されている。
受信部31は、演算部30によって制御されて子機10から操作信号SYNを受信して演算部30に受け渡す。
送信部32は、演算部30によって制御されて所定の情報を外部の装置に送信する。この例では、送信部32は、後述する表示装置50へACK信号ACKを送信する。この例では、送信部32は、無線通信方式を用いている。しかしながら、これに限られるものではない。有線通信方式を用いることも可能である。
出力部34は、演算部30によって制御されて所定の制御出力を外部の装置に出力する。この例では、外部のPLCへ制御出力ON/OFFを、ケーブル90を介して出力する。
図2中に示すように、表示装置50は、ACK信号受信部51と、強度レベル・フラグ判断部52と、報知部53とを備えている。この例では、表示装置50は、子機10および親機20から独立して商用電源から電力が供給される。電力供給はこれに限られない。一次電池や二次電池によって電力供給されてもよい。
表示装置50は、図4に示すように、ハードウェアとして、演算部60と、受信部61と、送信部62と、表示器63と、メモリ64とを備えている。表示装置50は、図2中に示すように、この例では、プログラムされた演算部60によって構成された、ACK信号受信部51と、強度レベル・フラグ判断部52と、報知部53とを含んでいる。これらの各部の動作については、後述する図5の通信方法のフローの中で説明する。
演算部60は、ソフトウェア(コンピュータプログラム)によって動作するCPU(中央演算処理ユニット)を含み、後述の通信・報知方法に従う処理や、その他の各種処理を実行する。
図4中に示すメモリ64は、この例では、非一時的にデータを記憶し得るEEPROM(電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ)、及び、一時的にデータを記憶し得るRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を含んでいる。このメモリには、演算部60を制御するためのソフトウェア(コンピュータプログラム)が格納されている。
受信部61は、演算部60によって制御されて親機20からACK信号ACKを受信して演算部に受け渡す。
表示器63は、この例では、LED(Light Emitting Diode)からなり、演算部からの制御信号に従って、緑色、黄色や赤色の表示を行う。表示器63は、視覚的表示に限られるものではない。音などの聴覚的表示を発してもよい。
(通信システムの動作)
図5は、ユーザが、親機20が操作信号SYNを受信できたか否かを表示装置50で認識できるように、通信システム1が実行する通信方法の処理フローを示している。
まず、図5(A)のステップS111に示すように、ユーザによる操作部14のスイッチ操作に伴って発電部15が発電する。すなわち、スイッチ11がオン状態になる。図5(A)のステップS112に示すように、子機10は制御部17を操作信号送信部12として働かせて、スイッチ11がオン状態になったことを示す操作信号SYNを親機20へ向けて送信する。
図5(B)のステップS121に示すように、親機20は、演算部30を操作信号受信部21として働かせて、操作信号SYNを待機している。図5(B)のステップS122に示すように、親機20は操作信号SYNを受信したか否か判断する。親機20は操作信号SYNを受信したとき(ステップS122でYes)、ステップS123に進む。一方、親機20は操作信号SYNを受信しないとき(ステップS122でNo)、処理を終了する。
次に、図5(B)のステップS123に示すように、親機20は、演算部30を強度レベル判断部22として働かせて、受信した操作信号SYNの強度を予め定められた閾値と比較して大きいか否か判断する。受信した操作信号SYNの強度が閾値以上のとき(ステップS123でYes)、ステップS124に進む。ステップS124では、親機20は、演算部30をACK信号送信部23として働かせて、ACK信号ACKのペイロードにフラグFLG=1を設定する。
一方、受信した操作信号SYNの強度が閾値より小さいとき(ステップS123でNo)、ステップS125に進む。ステップS125では、親機20は、演算部30をACK信号送信部23として働かせて、ACK信号ACKのペイロードにフラグFLG=0を設定する。
次に、図5(B)のステップS126に示すように、親機20は、演算部30をACK信号送信部23として働かせて、送信部32を介して、フラグFLGを含んだACK信号ACKを、表示装置50へ送信する。
次に、図5(B)のステップS127に示すように、親機20は、演算部30を制御出力部24として働かせて、出力部34を介して、制御出力ONを、図示しない外部の装置に出力して、処理を終了する。
図5(C)のステップS131に示すように、表示装置50は、演算部60をACK信号受信部51として働かせて、ACK信号ACKを待機している。図5(C)のステップS132に示すように、表示装置50はACK信号ACKを受信したか否か判断する。表示装置50はACK信号ACKを受信したとき(ステップS132でYes)、ステップS133に進む。一方、親機20はACK信号ACKを受信しないとき(ステップS132でNo)、処理を終了する。
図5(C)のステップS133では、表示装置50は、演算部60を強度レベル・フラグ判断部52として働かせて、受信したACK信号ACKの強度を予め定められた閾値と比較して大きいか否か判断するとともに、AKC信号ACKのペイロードに設定されたフラグFLG=1か否か判断する。受信したACK信号ACKの強度が閾値以上、かつフラグFLG=1のとき(ステップS133でYes)、ステップS134に進む。ステップS134では、表示装置50は、演算部60を報知部53として働かせて、表示器63を介して、緑色LEDを点灯し、処理を終了する。これにより、子機10と親機20との間の通信が正常であるとともに、親機20と表示装置50との間の通信が正常であることを、ユーザが認識することが可能となる。
一方、受信したACK信号ACKの強度が閾値より小さいか、またはフラグFLG=0のとき(ステップS133でNo)、ステップS135に進む。ステップS135では、表示装置50は、演算部60を報知部53として働かせて、表示器63を介して、黄色LEDを点灯し、処理を終了する。これにより、子機10と親機20との間の通信が異常であるか、または、親機20と表示装置50との間の通信が異常であることを、ユーザが認識することが可能となる。
上述のように、子機10が、操作信号送信部12により、スイッチ11がオン状態になったことを示す操作信号SYNを送信するのみで、表示装置50に操作信号SYNの通信状態が表示される。したがって、ユーザが、親機20が操作信号SYNを受信できたか否かを認識できる。また、子機10、親機20、表示装置50は互いに離間し、表示装置50には独立して電力が供給される。子機10には表示装置50のための電力を要しない。したがって、子機10の電力消費を抑制することが可能となる。
(通信システムの変形例1)
(構成)
図6は、変形例1の通信システム1Aの構成を模式的に示している。この通信システム1Aでは、基本的には、子機10は親機20Aと表示装置50Aに操作信号SYNを送信し、表示装置50Aは、予め定められた期間内に親機20AからACK信号ACKを受信しなかったとき、操作信号SYN(2)を親機20Aに中継する。親機20Aは表示装置50AにACK信号ACKを送信し、表示装置50Aで通信状態が表示される。
図7は、通信システム1Aのブロック構成を模式的に示している。なお、子機10、親機20A、表示装置50Aにおける図2中の符号と同一の符号の構成要素は、同様の機能を有する。図7中に示すように、子機10は、先の例と同様に、スイッチ11と、操作信号送信部12とを備えている。親機20Aは、先の例と同様に、操作信号受信部21と、強度レベル判断部22と、ACK信号送信部23と、制御出力部24とを備えている。表示装置50Aは、先の例と同様に、ACK信号受信部51と、強度レベル・フラグ判断部52と、報知部53とを備えるとともに、先の例に加えて操作信号受信部51と、中継部55とを備えている。これらの各部の動作については、次に述べる図8の通信方法のフローの中で説明する。
(動作)
図8は、表示装置50Aが操作信号SYNを中継するとき、親機20Aで操作信号SYNが受信できた場合の通信システム1Aが実行する通信方法の処理フローを示している。
まず、図8(A)のステップS211に示すように、ユーザによる操作部14のスイッチ操作に伴って発電部15が発電する。すなわち、スイッチ11がオン状態になる。図8(A)のステップS212に示すように、子機10は制御部17を操作信号送信部12として働かせて、スイッチ11がオン状態になったことを示す操作信号SYNを親機20Aと表示装置50Aへ向けて送信する。
図8(B)のステップS221に示すように、親機20Aは、演算部30を操作信号受信部21として働かせて、操作信号SYNを待機している。図8(B)のステップS222に示すように、親機20Aは操作信号SYNを受信したか否か判断する。親機20Aは操作信号SYNを受信したとき(ステップS222でYes)、先の通信システム1に関する図5中のステップS123〜127と同様に、ステップS223〜S227の処理を行う。
次に、図8(B)のステップS228に示すように、親機20Aは、演算部30を操作信号受信部21として働かせて、操作信号SYNを受信(ステップS222)してから一定時間内に操作信号SYNと後述する表示装置50Aからの操作信号SYN(2)を両方受信した場合は、操作信号SYN(2)を無視する動作をして、処理を終了する。この理由については、後述する。
図8(C)のステップS231に示すように、表示装置50Aは、演算部60を操作信号受信部54及びACK信号受信部51として働かせて、操作信号SYN又はACK信号ACKを待機している。図8(C)のステップS232に示すように、表示装置50Aは操作信号SYNを受信したか否か判断する。表示装置50Aは操作信号SYNを受信したとき(ステップS232でYes)、ステップS233に進む。一方、表示装置50Aは操作信号SYNを受信しないとき(ステップS232でNo)、処理を終了する。
次に、図8(C)のステップS233に示すように、表示装置50Aは、演算部60をACK信号受信部51として働かせて、ACK信号ACKを待機している。図8(B)のステップS234に示すように、表示装置50AはACK信号ACKを予め定められた時間以内に受信したか否か判断する。表示装置50はACK信号ACKを受信したとき(ステップS234でYes)、ステップS235に進む。ステップS235では、表示装置50は、演算部60を強度レベル・フラグ判断部52として働かせて、受信したACK信号ACKの強度を予め定められた閾値と比較して大きいか否か判断するとともに、AKC信号ACKのペイロードに設定されたフラグFLG=1か否か判断する。受信したACK信号ACKの強度が閾値以上、かつフラグFLG=1のとき(ステップS235でYes)、ステップS237に進む。ステップS237では、表示装置50Aは、演算部60を報知部53として働かせて、表示器63を介して、緑色LEDを点灯し、処理を終了する。これにより、子機10と親機20Aとの間の通信が正常であるとともに、親機20Aと表示装置50Aとの間の通信が正常であることを、ユーザが認識することが可能となる。
一方、受信したACK信号ACKの強度が閾値より小さいか、またはフラグFLG=0のとき(ステップS235でNo)、ステップS238に進む。ステップS238では、表示装置50Aは、演算部60を報知部53として働かせて、表示器63を介して、黄色LEDを点灯し、処理を終了する。これにより、子機10と親機20Aとの間の通信が異常であるか、または、親機20Aと表示装置50Aとの間の通信が異常であることを、ユーザが認識することが可能となる。
図8(C)のステップS234に示すように、表示装置50Aは操作信号SYNを受信(ステップS232)してからACK信号ACKを予め定められた時間内に受信しないとき(ステップS234でNo)、ステップS236に進む。ステップS236では、表示装置50Aは、演算部60を中継部55として働かせて、親機20Aに受信した操作信号SYN(2)を送信する。ここで、上述のように、親機20Aは、操作信号SYNを受信(ステップS222)してから一定時間内に操作信号SYNと後述する表示装置50Aからの操作信号SYN(2)を両方受信した場合は、操作信号SYN(2)を無視する動作をする(ステップS228)。したがって、親機20Aは操作信号SYNが受信できた場合、親機20Aは操作信号SYNのみによって制御出力ONを外部の装置に出力することとなり、誤動作を防止することが可能となる。
図9は、表示装置50Aが操作信号SYNを中継するとき、通信障害等により、親機20Aで操作信号SYNが受信できなかった場合の通信システム1Aが実行する通信方法の処理フローを示している。
まず、図9(A)のステップS311に示すように、ユーザによる操作部14のスイッチ操作に伴って発電部15が発電する。すなわち、スイッチ11がオン状態になる。図9(A)のステップ312に示すように、子機10は制御部17を操作信号送信部12として働かせて、スイッチ11がオン状態になったことを示す操作信号SYNを親機20A及び表示装置50Aへ向けて送信する。ここで、操作信号SYNは、通信障害等により、親機20Aでは受信することができなかったものとする。
図9(B)のステップS321に示すように、親機20Aは、演算部30を操作信号受信部54として働かせて、操作信号SYNを待機している。図9(B)のステップS222に示すように、親機20Aは操作信号SYN(2)を受信したか否か判断する。親機20Aは操作信号SYN(2)を受信したとき(ステップS322でYes)、先の通信システム1Aに関する図8中のステップS223〜227と同様に、ステップS323〜S327の処理を行う。
図9(C)のステップS331に示すように、表示装置50Aは、演算部60を操作信号受信部54及びACK信号受信部51として働かせて、操作信号SYN又はACK信号ACKを待機している。図9(C)のステップS332に示すように、表示装置50Aは操作信号SYNを受信したか否か判断する。表示装置50Aは操作信号SYNを受信したとき(ステップS332でYes)、ステップS333に進む。一方、表示装置50Aは操作信号SYNを受信しないとき(ステップS332でNo)、処理を終了する。
図9(C)のステップS333に示すように、表示装置50Aは、演算部60をACK信号受信部51として働かせて、ACK信号ACKを待機している。図9(C)のステップS334に示すように、表示装置50Aは、操作信号SYNを受信(ステップS332)してから待機時間がタイムアウトとなる予め定められた期間まで待機する。図9(C)のステップS335に示すように、表示装置50Aは、演算部60を中継部55として働かせて、親機20Aに受信した操作信号SYN(2)を送信する。
図9(C)のステップS336に示すように、表示装置50Aは、演算部60をACK信号受信部51として働かせて、ACK信号ACKを待機している。図9(C)のステップS337に示すように、表示装置50AはACK信号ACKを予め定められた時間以内に受信したか否か判断する。表示装置50はACK信号ACKを受信したとき(ステップS337でYes)、先の通信システム1Aに関する図8中のステップS235、S237と同様に、ステップS338〜S339の処理を行う。これにより、子機10と親機20Aとの間に通信障害等があった場合でも、親機20Aと表示装置50Aとの間の通信が正常であることにより、ユーザが、親機20Aが操作信号SYNを受信できたことを認識することが可能となる。
一方、受信したACK信号ACKの強度が閾値より小さいか、またはフラグFLG=0のとき(ステップS338でNo)、先の通信システム1Aに関する図8中のステップS238と同様に、ステップS340の処理を行う。これにより、子機10と親機20Aとの間に通信障害等があった場合でも、親機20Aと表示装置50Aとの間の通信が正常であることにより、子機10と親機20Aとの間の通信が異常であるか、または、親機20Aと表示装置50Aとの間の通信が異常であることを、ユーザが認識することが可能となる。
図9(C)のステップS337に示すように、表示装置50Aは操作信号SYN(2)を送信(ステップS335)してからACK信号ACKを予め定められた時間内に受信しないとき(ステップS337でNo)、ステップS341に進む。ステップS341では、表示装置50は、演算部60を報知部53として働かせて、表示器63を介して、赤色LEDを点灯し、処理を終了する。これにより、子機10と親機20Aとの間の通信が異常であり、かつ親機20Aと表示装置50Aとの間の通信が異常であることを、ユーザが認識することが可能となる。
この通信システム1Aでは、表示装置50Aの中継部55は、子機10から操作信号SYNを受信した後、予め定められた期間内に親機20AからACK信号ACKを受信しなかったとき、上記操作信号SYNを親機20Aへ中継する。したがって、親機20Aが操作信号SYNを受信する確率を向上させることが可能となる。
(通信システムの変形例2)
(構成)
通信システム2Bの構成は、子機10、親機20B、表示装置50Bからなり、図6の通信システム1Aの構成における、子機10、親機20A、表示装置50Aにそれぞれ対応する。この通信システム1Bでは、基本的には、子機10は親機20Bと表示装置50Bに操作信号SYNを送信し、直ちに、表示装置50Bは操作信号SYN(2)を親機20Bに中継する。親機20Bは表示装置50BにACK信号ACKを送信し、表示装置50Bで通信状態が表示される。
(動作)
図10は、通信システム1Bの表示装置50が操作信号SYNを中継するとき、親機20で操作信号SYNが受信できた場合の通信システム1が実行する通信方法の処理フローを示している。
まず、図10(A)のステップS411に示すように、ユーザによる操作部14のスイッチ操作に伴って発電部15が発電する。すなわち、スイッチ11がオン状態になる。図10(A)のステップ412に示すように、子機10は制御部17を操作信号送信部12として働かせて、スイッチ11がオン状態になったことを示す操作信号SYNを親機20及び表示装置50へ向けて送信する。
図10(B)のステップS421に示すように、親機20Bは、演算部30を操作信号受信部54として働かせて、操作信号SYNを待機している。図10(B)のステップS422に示すように、親機20Bは操作信号SYN又は操作信号SYN(2)を受信したか否か判断する。親機20Bは操作信号SYN又は操作信号SYN(2)を受信したとき(ステップS422でYes)、ステップS423に進む。一方、親機20Bは操作信号SYN及び操作信号SYN(2)のいずれも受信しないとき(ステップS422でNo)、処理を終了する。
次に、図10(B)のステップS423に示すように、親機20Bは、演算部30を強度レベル判断部22として働かせて、受信した操作信号SYN又は操作信号SYN(2)の強度を予め定められた閾値と比較して大きいか否か判断する。受信した操作信号SYN又は操作信号SYN(2)の強度が閾値以上のとき(ステップS423でYes)、ステップS424に進む。ステップS424では、親機20Bは、演算部30をACK信号送信部23として働かせて、ACK信号ACKのペイロードにフラグFLG=1を設定する。
一方、受信した操作信号SYN又は操作信号SYN(2)の強度が閾値より小さいとき(ステップS423でNo)、ステップS425に進む。ステップS425では、親機20Bは、演算部をACK信号送信部23として働かせて、ACK信号ACKのペイロードにフラグFLG=0を設定する。
次に、図10(B)のステップS426に示すように、親機20Bは、演算部30をACK信号送信部23として働かせて、送信部32を介して、フラグFLGを含んだACK信号ACKを、表示装置50Bへ送信する。
次に、図10(B)のステップS427に示すように、親機20Bは、演算部30を制御出力部24として働かせて、出力部34を介して、制御出力ONを、図示しない外部の装置に出力して、処理を終了する。
図10(C)のステップS331に示すように、表示装置50Bは、演算部60を操作信号受信部54として働かせて、操作信号SYNを待機している。図10(C)のステップS432に示すように、表示装置50Bは操作信号SYNを受信したか否か判断する。表示装置50Bは操作信号SYNを受信したとき(ステップS432でYes)、ステップS433に進む。一方、表示装置50Bは操作信号SYNを受信しないとき(ステップS432でNo)、処理を終了する。
図10(C)のステップS433に示すように、表示装置50Bは、演算部60を中継部55として働かせて、親機20Bに受信した操作信号SYN(2)を送信する。
図10(C)のステップS434に示すように、表示装置50Bは、演算部60をACK信号受信部51として働かせて、ACK信号ACKを待機している。図10(C)のステップS435に示すように、表示装置50Bは操作信号SYN(2)を送信(ステップS433)してからACK信号ACKを予め定められた時間内に受信したか否か判断する。表示装置50BはACK信号ACKを受信したとき(ステップS435でYes)、先の通信システム1Aに関する図9中のステップS338〜339と同様に、ステップS436〜S437の処理を行う。これにより、子機10と親機20Bとの間に通信障害等があった場合でも、親機20Bと表示装置50Bとの間の通信が正常であることにより、ユーザが、親機20Bが操作信号SYNを受信できたことを認識することが可能となる。
一方、受信したACK信号ACKの強度が閾値より小さいか、またはフラグFLG=0のとき(ステップS436でNo)、先の通信システム1Aに関する図9中のステップS340と同様に、ステップS438の処理を行う。これにより、子機10と親機20Bとの間に通信障害等があった場合でも、親機20Bと表示装置50Bとの間の通信が正常であることにより、子機10と親機20Bとの間の通信が異常であるか、または、親機20Bと表示装置50Bとの間の通信が異常であることを、ユーザが認識することが可能となる。
図10(C)のステップS435に示すように、表示装置50BはACK信号ACKを操作信号SYN(2)を送信(ステップS433)してから予め定められた時間以内に受信しないとき(ステップS435でNo)、ステップS439に進む。ステップS439では、表示装置50Bは、演算部60を報知部53として働かせて、表示器63を介して、赤色LEDを点灯し、処理を終了する。これにより、子機10と親機20Bとの間の通信が異常であり、かつ親機20Bと表示装置50Bとの間の通信が異常であることを、ユーザが認識することが可能となる。
この通信システム1Bでは、表示装置50Bの中継部55は、子機10から操作信号SYNを受信した後、直ちに、当該操作信号SYNを上記親機20へ操作信号SYN(2)として中継する。これにより、親機20Bは、子機10と表示装置50Bの両方から操作信号SYN及び操作信号SYN(2)を受信することが可能となる。したがって、親機20Bが操作信号SYNを受信する確率をさらに向上させることが可能となる。
この例では、親機20Bは、子機10と表示装置50Bの両方から操作信号SYNを受信する。したがって、子機10と親機20Bとの間の電波伝搬空間の通信状態に比して、子機10と表示装置50Bとの間の電波伝搬空間の通信状態を良好にすること(例えば、表示装置50Bを見通しの良い高所に配置するなど)が操作信号SYNの受信確率を向上させるためにはより好ましい。
この変形例2では、表示装置50Bの報知部53は、予め定められた期間内に親機20BからACK信号を受信しないという受信未完状態が、予め定められた回数以上発生したとき、受信未完状態が頻発する旨を示す報知を行うように構成することができる。これにより、ユーザは、表示装置50Bが、受信未完状態が頻発することを認識できる。したがって、親機20Bの配置を変更するなどの対処を迅速に行うことが可能となる。
上述の変形例1,2では、表示装置50A,50Bに報知部53が設けられている。しかしながら、これに限られるものではない。子機10でも受信部を設けるとともに、制御部17をACK信号受信部及び報知部として働かせることが可能である。この例では、図8(B)のステップS226、図9のステップS326、及び図10のステップS426で、親機20A,20Bの演算部30をACK信号送信部23として働かせて、子機10にACK信号ACKを送信するようにしている。これにより、子機10に受信部を設けるとともに、制御部17をACK信号受信部及び報知部として働かせた場合、ユーザが、親機20A,20Bが操作信号SYNを受信できたか否かを、表示装置50A,50Bとともに子機10でも認識することが可能となる。
上述の実施形態では、子機10と親機20,20A,20Bと表示装置50,50A,50Bのシステム構成上の対応は、1:1:1であるものとした。しかしながら、これに限られるものではない。子機10と親機20,20A,20Bと表示装置50,50A,50Bにそれぞれ装置識別子IDを付与し、装置識別子IDにより各装置を認識することが可能となる。これにより、子機10と親機20,20A,20Bと表示装置50,50A,50Bのシステム構成上の対応を、1:1:n、n:1:1、または、n:1:n(nは自然数)等任意のシステム構成として設定することが可能となる。
以上の実施形態は例示であり、この発明の範囲から離れることなく様々な変形が可能である。上述した複数の実施の形態は、それぞれ単独で成立し得るものであるが、実施の形態同士の組みあわせも可能である。また、異なる実施の形態の中の種々の特徴も、それぞれ単独で成立し得るものであるが、異なる実施の形態の中の特徴同士の組みあわせも可能である。
1 通信システム
10 子機
20 親機
50 表示装置
53 報知部

Claims (7)

  1. 子機から親機へ信号を送信する通信システムであって、
    上記子機および上記親機から離間して配置され、少なくとも子機から独立して電力供給される表示装置を備え、
    上記子機は、
    スイッチ操作に応じてオン、オフ状態にされるスイッチと、
    上記スイッチがオン状態になったことを示す操作信号を送信する操作信号送信部と、を備え、
    上記親機は、
    上記操作信号を受信する操作信号受信部と、
    上記操作信号受信部により上記子機から操作信号を受信したとき、上記親機が受信した上記操作信号の強度レベルを表す情報を含むACK信号を上記表示装置へ送信するACK信号送信部と、を備え、
    上記表示装置は、
    上記ACK信号を受信するACK信号受信部と、
    上記ACK信号に含まれる強度レベルを表す情報に基づいて、上記操作信号の通信状態を表示する表示部と、を備える、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    上記表示装置の表示部は、上記親機から受信したACK信号の強度レベルが予め定められた閾値以上である場合に限り、上記通信状態の表示を行う、
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1または2に記載の通信システムにおいて、
    上記表示装置は、
    上記子機からの操作信号を受信し、上記親機へ中継するための中継部を備え、
    上記中継部は、上記子機から上記操作信号を受信した後、予め定められた期間内に上記親機からACK信号を受信しないという受信未完状態が発生したとき、上記操作信号を上記親機へ中継する、
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1または2に記載の通信システムにおいて、
    上記表示装置は、
    上記子機からの操作信号を受信し、上記親機へ中継するための中継部を備え、
    上記中継部は、上記子機から上記操作信号を受信し、直ちに、当該操作信号を上記親機へ中継する、
    ことを特徴とする通信システム。
  5. 請求項3に記載の通信システムにおいて、
    上記表示装置は、
    上記受信未完状態が、予め定められた回数以上発生したとき、上記受信未完状態が頻発する旨を示す報知を行う報知部を、
    備えたことを特徴とする通信システム。
  6. 請求項1に記載の通信システムにおける上記表示装置。
  7. 子機から親機へ信号を送信する通信方法であって、
    上記子機および上記親機から離間して配置され、少なくとも子機から独立して電力供給される表示装置を備え、
    上記子機は、
    スイッチ操作に応じてスイッチがオン、オフ状態にされ、
    上記スイッチがオン状態になったことを示す操作信号を送信し、
    上記親機は、
    上記操作信号を受信し、
    上記子機から操作信号を受信したとき、上記親機が受信した上記操作信号の強度レベルを表す情報を含むACK信号を上記表示装置へ送信し、
    上記表示装置は、
    上記ACK信号を受信し、
    上記ACK信号に含まれる強度レベルを表す情報に基づいて、上記操作信号の通信状態を表示する、
    ことを特徴とする通信方法。
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