JP2020019321A - ジェット推進艇 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、ジェット推進艇においてデッキでの騒音を低減することにある。【解決手段】ジェット推進機は、船体に搭載され、ドライブシャフトに接続される。軸受は、ドライブシャフトを回転可能に支持する。バルクヘッドは、船体内においてデッキの下方に配置され、軸受を支持する。バルクヘッドは、ドライブシャフトとデッキとの間に配置されたギャップを含む。鉛直方向から見て、ドライブシャフトとギャップとは重なっている。【選択図】図8
Description
本発明は、ジェット推進艇に関する。
ジェット推進艇は、ドライブシャフトを支持するためのバルクヘッドを備えている。バルクヘッドは、船体内においてデッキの下方に配置されている。バルクヘッドにはドライブシャフトを支持する軸受が取り付けられる。バルクヘッドは、デッキの裏面に接触しており、デッキを支持すると共に、ドライブシャフトの軸受を支持している。
ジェット推進艇では、エンジンからの振動が、ドライブシャフトとバルクヘッドとを介して、デッキに伝わる構造になってる。それがデッキでの騒音を大きくする一因となっている。
本発明の目的は、ジェット推進艇においてデッキでの騒音を低減することにある。
一態様に係るジェット推進艇は、船体と、エンジンと、ドライブシャフトと、ジェット推進機と、軸受と、バルクヘッドとを含む。船体は、デッキを含む。エンジンは、船体に搭載される。ドライブシャフトは、エンジンに接続される。ジェット推進機は、船体に搭載され、ドライブシャフトに接続される。軸受は、ドライブシャフトを回転可能に支持する。バルクヘッドは、船体内においてデッキの下方に配置され、軸受を支持する。バルクヘッドは、ドライブシャフトとデッキとの間に配置されたギャップを含む。鉛直方向から見て、ドライブシャフトとギャップとは重なっている。
本発明では、バルクヘッドは、ドライブシャフトとデッキとの間に配置されたギャップを含む。また、鉛直方向から見て、ドライブシャフトとギャップとは重なっている。そのため、ドライブシャフトからバルクヘッドを介してデッキに伝達される振動をギャップによって低減することができる。それにより、デッキでの騒音を低減することができる。
以下、実施形態に係るジェット推進機について図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係るジェット推進機が搭載されたジェット推進艇1の側面図である。図2は、ジェット推進艇1の上面図である。本実施形態において、ジェット推進艇1は、ジェットボートまたはスポーツボートと呼ばれるタイプの船である。
ジェット推進艇1は、船体2と、エンジン3と、ジェット推進機4と、ドライブシャフト5とを含む。船体2は、デッキ11とハル12とを含む。ハル12は、デッキ11の下方に配置されている。デッキ11には、操船席13が配置されている。操船席13には、ジェット推進艇1を操舵するためのステアリングホイール14が配置されている。また、操船席13には、ジェット推進艇1の前後進の切換、及び、船速を調整するための操作レバー15が配置されている。
エンジン3は、船体2に収容されている。ドライブシャフト5は、エンジン3に接続されている。ドライブシャフト5は、前後方向に延びるように配置されている。エンジン3は、ドライブシャフト5を介して、ジェット推進機4に接続されている。ジェット推進機4は、エンジン3によって駆動されることで、船体2のまわりの水を吸い込んで噴射する。それにより、ジェット推進機4は、船体2を移動させる推進力を発生させる。
図3は、船体2内の構成を示す側面図である。なお、図3においてはジェット推進機4の一部が断面で示されている。図3に示すように、ドライブシャフト5は、カップリング16を介して、エンジン3の出力軸17に接続されている。船体2内には、バルクヘッド18と軸受19とが配置されている。軸受19は、ドライブシャフト5を回転可能に支持する。軸受19はバルクヘッド18に取り付けられている。バルクヘッド18は、船体2内においてデッキ11の下方に配置されている。バルクヘッド18は、軸受19を支持する。
ジェット推進機4は、インペラ22と、インペラハウジング23と、ノズル24と、デフレクタ25と、リバースバケット26とを含む。インペラ22は、ドライブシャフト5に接続されている。インペラ22は、インペラハウジング23内に配置されている。インペラ22は、ドライブシャフト5とともに回転して、水吸引口27から水を吸引する。インペラ22は、吸引した水をノズル24から後方に噴射させる。
デフレクタ25は、ノズル24の後方に配置されている。リバースバケット26は、デフレクタ25の後方に配置されている。デフレクタ25は、ノズル24からの水の噴射方向を左右方向に転換するように構成されている。リバースバケット26は、前進位置と後進位置とに切換可能に設けられている。リバースバケット26が前進位置と後進位置とに切り換えられることで、ノズル24からの噴流の方向が変更される。それにより、ジェット推進艇1の前進と後進とが切り換えられる。
次に、バルクヘッド18の構造について詳細に説明する。なお、以下の説明において、前後左右上下の各方向は、バルクヘッド18がジェット推進艇1に取り付けられた状態でのジェット推進艇1の前後左右上下の各方向に相当するものとする。図4及び図5は、バルクヘッド18の斜視図である。図6及び図7は、バルクヘッド18の分解斜視図である。図8は、バルクヘッド18の背面図である。
図4から図8に示すように、バルクヘッド18は、第1部材31と第2部材32とを含む。第1部材31と第2部材32とは、互いに別体である。第1部材31の少なくとも一部は、第2部材32の下方に配置される。第2部材32は、第1部材31に取り付けられる。第1部材31と第2部材32とは、屈曲した板金製である。
第1部材31と第2部材32とは、例えばプレス加工により形成される。ただし、第1部材31と第2部材32とは、複数の部材が溶接等によって接合されて形成されてもよい。或いは、第1部材31と第2部材32とは、鋳造品、或いは樹脂成形品であってもよい。
図9は、第1部材31の背面図である。図9に示すように、第1部材31は、本体部33と、左上部34と、右上部35とを含む。本体部33は、第2部材32の下方に位置する。左上部34と右上部35とは、本体部33に接続されている。なお、本明細書において、「接続」とは、別体の部材が互いに固定されていることに限らず、一体の部材において複数の部分が連続していることも含む。左上部34と右上部35とは、本体部33から上方に延びている。
本体部33は、シャフト孔36と連通孔37とを含む。シャフト孔36には、上述したドライブシャフト5が通される。シャフト孔36には、上述した軸受19が取り付けられる。詳細には、図9に示すように、シャフト孔36の周囲には複数の取付孔381−383が設けられている。取付孔381−383に通されるボルト等の固定部材(図示せず)により、軸受19が本体部33に固定される。
連通孔37は、シャフト孔36の側方に配置されている。図3に示すように、エンジン3には排気管29が接続されている。連通孔37には、排気管29が通される。連通孔37の直径は、シャフト孔36の直径よりも大きい。また、図9に示すように、本体部33は、複数の孔391−394を含む。複数の孔391−394には、ハーネス、或いはビルジ用のホースが通される。
図5に示すように、連通孔37の縁には、フランジ部370が設けられている。連通孔37のフランジ部370は、本体部33から前後方向に突出している。フランジ部370により連通孔37の周囲の剛性が向上している。
本体部33は、凹凸のある形状を有している。本体部33は、筒状凸部41を含む。筒状凸部41は、前後方向に突出している。筒状凸部41の直径は、シャフト孔36の直径よりも大きい。筒状凸部41は、シャフト孔36の側方に配置されている。上述した連通孔37は、シャフト孔36に対して左右の一方に配置され、筒状凸部41は、シャフト孔36に対して左右の他方に配置されている。言い換えれば、シャフト孔36は、筒状凸部41と連通孔37との間に配置されている。
本体部33は、第1下凸部42と第2下凸部43とを含む。第1下凸部42と第2下凸部43とは、前後方向に突出している。第1下凸部42は、シャフト孔36と連通孔37との間に配置されている。第2下凸部43は、シャフト孔36と筒状凸部41との間に配置されている。
左上部34は、第2部材32の左方に配置される。左上部34は、本体部33の上縁330よりも上方に延びている。右上部35は、第2部材32の右方に配置される。右上部35は、本体部33の上縁330よりも上方に延びている。
第1部材31は、第1左固定部45と第1右固定部46とを含む。第1左固定部45は、左上部34の内側方に配置される。前後方向から見て、第1左固定部45は、第2部材32と重なる。第1左固定部45と左上部34との間には、凹溝47が設けられている。第1左固定部45には、第2部材32が固定される。第1左固定部45は、複数の孔451−453を含む。複数の孔451−453は、上下方向に並んでいる。複数の孔451−453に通されるボルト等の固定部材51(図8参照)により、第2部材32が第1左固定部45に固定される。
第1右固定部46は、右上部35の内側方に配置される。前後方向から見て、第1右固定部46は、第2部材32と重なる。第1右固定部46と右上部35との間には、凹溝48が設けられている。第1右固定部46には、第2部材32が固定される。第1右固定部46は、複数の孔461−463を含む。複数の孔461−463は、上下方向に並んでいる。複数の孔461−463に通されるボルト等の固定部材52(図8参照)により、第2部材32が第1右固定部46に固定される。
第1部材31は、左延出部53と右延出部54とを含む。左延出部53は、左上部34の外側方、すなわち左方に配置される。左延出部53は、本体部33よりも左方に突出している。右延出部54は、右上部35の外側方、すなわち右方に配置される。右延出部54は、本体部33よりも右方に突出している。
第2部材32は、本体部33の上方、且つ、左右方向において左上部34と右上部35との間に配置される。第2部材32は、第1部材31に対して着脱可能に取り付けられる。背面視で、第2部材32は、エンジン3の少なくとも一部と重なる。従って、図9に示すように、第2部材32から第1部材31が取り外された状態で、エンジン3の少なくとも一部が背面視において視認可能である。
図10は、第2部材32の背面図である。図10に示すように、第2部材32は、第2左固定部57と第2右固定部58とを含む。第2左固定部57は、第2部材32の左側部に設けられる。前後方向から見て、第2左固定部57は、第1部材31の第1左固定部45と重なる。第2左固定部57は、複数の取付孔571−573を含む。複数の取付孔571−573は、上下方向に並んでいる。上述した固定部材51(図8参照)が複数の取付孔571−573に通されることにより、第2左固定部57が第1左固定部45に着脱可能に固定される。
第2右固定部58は、第2部材32の右側部に設けられる。前後方向から見て、第2右固定部58は、第1部材31の第1右固定部46と重なる。第2右固定部58は、複数の取付孔581−583を含む。複数の取付孔581−583は、上下方向に並んでいる。上述した固定部材52(図8参照)が複数の取付孔581−583に通されることにより、第2右固定部58が第1右固定部46に着脱可能に固定される。
第2部材32の上縁320は、左右方向に延びている。図8に示すように、第2部材32の上縁320は、左上部34の上縁340、及び、右上部35の上縁350と概ね面一に配置される。第2部材32の下縁321は、左右方向に延びている。第2部材32の下縁321は、第1部材31の本体部33の上縁330と対向している。本体部33の上縁330は、左右方向に延びている。上縁330は、下方に向かって凹んだ凹部331を含む。第2部材32の下縁321は、下方に向かって突出した凸部322を含む。凸部322は、凹部331に対応した形状を有している。
図11は、バルクヘッド18の拡大背面図である。図11に示すように、バルクヘッド18は、左右方向に延びるギャップG1を含む。ギャップG1は、バルクヘッド18においてシャフト孔36よりも上方に配置される。図3に示すように、ギャップG1は、鉛直方向においてドライブシャフト5とデッキ11との間に配置される。
ギャップG1には、振動吸収材65が配置される。振動吸収材は、例えば発泡ウレタンなどの樹脂製である。ただし、振動吸収材65は他の材料で形成されてもよい。
図12は、バルクヘッド18の上面図である。図12において二点鎖線は、ドライブシャフト5の位置を示している。図12に示すように、鉛直方向から見て、ドライブシャフト5とギャップG1とは重なっている。
図11に示すように、本実施形態では、ギャップG1は、第1部材31と第2部材32との間に設けられる。詳細には、ギャップG1は、本体部33の上縁330と第2部材32の下縁321との間に設けられる。ギャップG1は、第2部材32の凸部と第1部材31の凹部とに沿って設けられる。
図8に示すように、ギャップG1は、鉛直方向よりも左右方向に長い形状を有する。ギャップG1は、第1左固定部45の内側縁454と第1右固定部46の内側縁464との間に亘って設けられる。左右方向において、ギャップG1は、シャフト孔36よりも大きい。左右方向において、ギャップG1は、連通孔37よりも大きい。左右方向において、ギャップG1は、軸受19の外径よりも大きい。
図8に示すように、前後方向から見て、第1仮想線L1と第2仮想線L2との間の領域を、ギャップG1の範囲と定義する。第1仮想線L1は、ギャップG1の左端を通り鉛直方向に延びる。第2仮想線L2は、ギャップG1の右端を通り鉛直方向に延びる。図11に示すように、前後方向から見て、ギャップG1の範囲は、シャフト孔36、及び、連通孔37と重なっている。前後方向から見て、ギャップG1の範囲は、軸受19と重なっている。
図5に示すように、バルクヘッド18は、ギャップG1の縁に沿って設けられたフランジ部332,323を含む。詳細には、図7に示すように、第1部材31の本体部33の上縁330に沿ってフランジ部332が設けられている。また、第2部材32の下縁321に沿ってフランジ部323が設けられている。
また、第1左固定部45の内側縁454に沿ってフランジ部455が設けられている。第1右固定部46の内側縁464に沿ってフランジ部465が設けられている。左上部34の上縁340に沿ってフランジ部341が設けられている。右上部35の上縁350に沿ってフランジ部351が設けられている。左延出部53の左側縁530に沿ってフランジ部531が設けられている。右延出部54の右側縁540に沿ってフランジ部541が設けられている。
本体部33の左側縁333に沿ってフランジ部334が設けられている。本体部33の右側縁335に沿ってフランジ部336が設けられている。本体部33の下縁337に沿ってフランジ部338が設けられている。第2部材32の上縁320に沿ってフランジ部324が設けられている。
バルクヘッド18は、鉛直方向においてドライブシャフト5とデッキ11との間に配置された凹凸形状を含む。詳細には、第2部材32は、第1凸部61と第2凸部62とを含む。第1凸部61は、上下方向に延びる。第2凸部62は、左右方向に延びる。第1凸部61と第2凸部62とは、第2部材32の左右方向における中央近傍において互いに重なっている。図8に示すように、前後方向から見て、第1凸部61と第2凸部62とが重なっている部分は、ギャップG1の範囲と重なっている。前後方向から見て、第1凸部61は、ギャップG1の範囲と重なっている。前後方向から見て、第2凸部62は、ギャップG1の範囲と重なっている。
以上説明した本実施形態に係るジェット推進艇では、バルクヘッド18は、ドライブシャフト5とデッキ11との間に配置されたギャップG1を含む。また、鉛直方向から見て、ドライブシャフト5とギャップG1とは重なっている。そのため、ドライブシャフト5からバルクヘッド18を介してデッキ11に伝達される振動をギャップG1によって低減することができる。それにより、デッキ11での騒音を低減することができる。
バルクヘッド18は、鉛直方向においてドライブシャフト5とデッキ11との間に配置された凹凸形状を含む。それにより、バルクヘッド18の剛性を向上させることができる。
バルクヘッド18は、ギャップG1の縁に沿って設けられたフランジ部323,332を含む。それにより、ギャップG1の縁の部分の剛性を向上させることができる。
バルクヘッド18の第2部材32は第1部材31に着脱可能に取り付けられる。また、第2部材32から第1部材31が取り外された状態で、エンジン3の少なくとも一部が背面視において視認可能である。そのため、メンテナンス性を向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、ジェット推進機はジェットボートに搭載されている。しかし、ジェット推進機は、例えばPWC(Personal Water Craft)などの他のジェット推進艇に搭載されてもよい。ジェット推進艇に搭載されるジェット推進機の数は1つに限らず、2つ以上であってもよい。
バルクヘッド18の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。第1部材31と第2部材32とは別体ではなく、一体であってもよい。例えば、図13に示すように、一体的に形成されたバルクヘッド18にギャップG1が設けられてもよい。
第1部材31の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。第2部材32の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。ギャップG1の形状、及び/又は配置は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、左右方向におけるギャップG1の長さは、上記の実施形態のものよりも長くてもよい。或いは、左右方向におけるギャップG1の長さは、上記の実施形態のものよりも短くてもよい。
バルクヘッド18の凹凸の形状、及び/又は配置は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、第2部材32の第1凸部61と第2凸部62とが互いに離れて配置されてもよい。或いは、第1凸部61と第2凸部62との一方、或いは両方が省略されてもよい。ギャップG1に配置された振動吸収材65は省略されてもよい。
本発明によれば、ジェット推進艇においてデッキでの騒音を低減することができる。
11 デッキ
2 船体
3 エンジン
5 ドライブシャフト
4 ジェット推進機
19 軸受
18 バルクヘッド
G1 ギャップ
36 シャフト孔
29 排気管
37 連通孔
L1 第1仮想線
L2 第2仮想線
G1 ギャップ
323 フランジ部
332 フランジ部
31 第1部材
32 第2部材
33 本体部
330 本体部の上縁
321 第2部材の下縁
34 左上部
35 右上部
57 第2左固定部
58 第2右固定部
61 第1凸部
62 第2凸部
2 船体
3 エンジン
5 ドライブシャフト
4 ジェット推進機
19 軸受
18 バルクヘッド
G1 ギャップ
36 シャフト孔
29 排気管
37 連通孔
L1 第1仮想線
L2 第2仮想線
G1 ギャップ
323 フランジ部
332 フランジ部
31 第1部材
32 第2部材
33 本体部
330 本体部の上縁
321 第2部材の下縁
34 左上部
35 右上部
57 第2左固定部
58 第2右固定部
61 第1凸部
62 第2凸部
Claims (16)
- デッキを含む船体と、
前記船体に搭載されたエンジンと、
前記エンジンに接続されたドライブシャフトと、
前記船体に搭載され、前記ドライブシャフトに接続されたジェット推進機と、
前記ドライブシャフトを回転可能に支持する軸受と、
前記船体内において前記デッキの下方に配置され、前記軸受を支持するバルクヘッドと、
を備え、
前記バルクヘッドは、前記ドライブシャフトと前記デッキとの間に配置されたギャップを含み、
鉛直方向から見て、前記ドライブシャフトと前記ギャップとは重なっている、
ジェット推進艇。 - 前記バルクヘッドは、前記軸受が取り付けられるシャフト孔を含み、
前記船体の左右方向において、前記ギャップは、前記シャフト孔よりも大きい、
請求項1に記載のジェット推進艇。 - 前記エンジンに接続される排気管をさらに備え、
前記バルクヘッドは、前記排気管が通される連通孔を含み、
前記船体の左右方向において、前記ギャップは、前記連通孔よりも大きい、
請求項1に記載のジェット推進艇。 - 前記エンジンに接続される排気管をさらに備え、
前記バルクヘッドは、前記軸受が取り付けられるシャフト孔と、前記排気管が通される連通孔とを含み、
前記船体の前後方向から見て、第1仮想線と第2仮想線との間の領域を、ギャップの範囲と定義し、第1仮想線は、ギャップの左端を通り鉛直方向に延び、第2仮想線は、ギャップの右端を通り鉛直方向に延びており、
前記船体の前後方向から見て、前記ギャップの範囲は、前記シャフト孔、及び、前記連通孔と重なっている、
請求項1に記載のジェット推進艇。 - 前記ギャップは、鉛直方向よりも左右方向に長い形状を有する、
請求項1に記載のジェット推進艇。 - 前記バルクヘッドは、鉛直方向において前記ドライブシャフトと前記デッキとの間に配置された凹凸を含む、
請求項1に記載のジェット推進艇。 - 前記バルクヘッドは、前記ギャップの縁に沿って設けられたフランジ部を含む、
請求項1に記載のジェット推進艇。 - 前記バルクヘッドは、
第1部材と、
前記第1部材と別体であり、前記第1部材の少なくとも一部と前記デッキとの間に配置され、前記第1部材に取り付けられた第2部材と、
を含み、
前記ギャップは、前記第1部材と前記第2部材との間に設けられる、
請求項1に記載のジェット推進艇。 - 前記第1部材は、前記第2部材の下方に位置する本体部を含み、
前記ギャップは、前記本体部の上縁と前記第2部材の下縁との間に設けられる、
請求項8に記載のジェット推進艇。 - 前記第2部材の下縁は下方に向かって突出した凸部を含み、
前記ギャップは、前記凸部に沿って設けられる、
請求項9に記載のジェット推進艇。 - 前記第1部材は、
前記第2部材の下方に位置する本体部と、
前記本体部から上方に延び、前記第2部材の左方に位置する左上部と、
前記本体部から上方に延び、前記第2部材の右方に位置する右上部と、
を含む、
請求項8に記載のジェット推進艇。 - 前記第2部材は、
前記第2部材の左側部に設けられ、前記第1部材に固定された左固定部と、
前記第2部材の右側部に設けられ、前記第1部材に固定された右固定部と、
を含む、
請求項11に記載のジェット推進艇。 - 前記第2部材は、
上下方向に延びる第1凸部と、
左右方向に延びる第2凸部と、
を含む、
請求項8に記載のジェット推進艇。 - 前記第1凸部と前記第2凸部とは、鉛直方向から見て、前記第2部材の中央近傍において互いに重なっている、
請求項13に記載のジェット推進艇。 - 前記船体の前後方向から見て、第1仮想線と第2仮想線との間の領域を、ギャップの範囲と定義し、第1仮想線は、ギャップの左端を通り鉛直方向に延び、第2仮想線は、ギャップの右端を通り鉛直方向に延びており、
前記船体の前後方向から見て、前記第1凸部と前記第2凸部とが重なっている部分は、前記ギャップの範囲と重なっている、
請求項14に記載のジェット推進艇。 - 前記第2部材は、前記第1部材に対して着脱可能に取り付けられており、
前記第2部材が前記第1部材から取り外された状態で、前記エンジンの少なくとも一部が背面視において視認可能である、
請求項8に記載のジェット推進艇。
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