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JP2020016394A - 空気調和機 - Google Patents

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JP2020016394A
JP2020016394A JP2018139927A JP2018139927A JP2020016394A JP 2020016394 A JP2020016394 A JP 2020016394A JP 2018139927 A JP2018139927 A JP 2018139927A JP 2018139927 A JP2018139927 A JP 2018139927A JP 2020016394 A JP2020016394 A JP 2020016394A
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air conditioner
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幸治 米倉
Koji Yonekura
幸治 米倉
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Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
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Abstract

【課題】据付け後であっても静圧を容易に調整することが可能な空気調和機を提供する。【解決手段】空気調和機は、室内機本体1と、室内機本体1の外側に該室内機本体1に対して固定して設けられたボックス3と、を備える。ボックス3は、室内機本体1の空気吸込口15に接続する第1通風口35と、第1通風口35に連通する第2通風口36とを有する。また、ボックス3は、ボックス3内の第1通風口35と第2通風口36との間にボックス3外から抜き差し可能に差し込まれた板状の静圧調整部材4を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機に関する。
ダクトタイプの室内ユニットが据え付けられた現場では、実際の据付状態の機外静圧が予め設計された値よりも低い場合や、ダクトを使用しないダクトレスの施工によって機外静圧そのものが殆ど無い場合がある。この場合、送風用モータは機外静圧の設計値に応じた回転速度で運転する一方で、実際には据付状態の機外静圧が低いために、風量が過大となる。このため、送風用モータの効率が悪くなるばかりか、必要以上に運転音が大きくなり、クレームにつながるおそれがある。
特許文献1には、セパレート形空気調和機の高静圧タイプ室内ユニットの空気吸込口に、フィルタと蒸発器との間に風量調節用遮蔽板を取り付けた空気調和機が記載されている。これにより、室内ユニットに接続するダクトの通風抵抗の大小に関係なく、適正な風量を得るようにしている。
特開平7−280333号公報
特許文献1に記載の空気調和機では、室内ユニットは、その内部に風量調節用遮蔽板を取り付けるためのスペースを有している。そして、室内ユニットの据付け後に風量調節用遮蔽板を取り付けるのは筐体を構成するパネルを取り外す等の困難な作業となるため、事前に風量調節用遮蔽板を内部に取り付けてから室内ユニットの据付けが行われる。このため、現地で事前に想定した静圧が実際の静圧と合わない場合や、ダクト施工の内容を途中で変更する場合などには、空気調和機を据え付けた後の静圧調整に対応する必要がある。この場合、工事に係る費用と時間を大きくロスすることになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、据付け後であっても静圧を容易に調整することが可能な空気調和機を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するための本発明に係る空気調和機は、熱交換器および送風機を内蔵した室内機本体と、前記室内機本体の外側に該室内機本体に対して固定して設けられたボックスと、を備える。前記ボックスは、前記室内機本体の空気吸込口または空気吹出口に接続する第1通風口と、前記第1通風口に連通する第2通風口と、を有する。また、前記ボックスは、前記ボックス内の前記第1通風口と前記第2通風口との間に前記ボックス外から抜き差し可能に差し込まれた静圧を調整するための板状の静圧調整部材を有する。
本発明によれば、据付け後であっても静圧を容易に調整することが可能な空気調和機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の外観構成を示す図である。 図1に示される室内機本体周辺の下面断面図である。 図1に示されるボックス周辺の拡大斜視図である。 静圧調整量が異なる他の静圧調整部材を示す斜視図である。 静圧調整量が異なるさらに他の静圧調整部材を示す斜視図である。 空気調和機における送風機の制御に関するブロック図である。 静圧調整部材の開口部と同面積の異物捕捉用のフィルタ本体が存在するフィルタを静圧調整部材とともに示す斜視図である。 他の変形例に係る静圧調整部材を示す斜視図である。 さらに他の変形例に係る静圧調整部材を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る空気調和機の外観構成を示す図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に示す各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る空気調和機100の外観構成を示す図である。図2は、図1に示される室内機本体1周辺の下面断面図である。
以下の説明において、説明の都合上、「前後」、「左右」、「上下」を言うときは、図1および図2に示す方向を基準とする。
なお、図1では、天埋め型(天井埋込型)の空気調和機100を例示して説明するが、本発明が適用される空気調和機の形式を限定する趣旨ではない。
図1に示すように、本実施形態に係る空気調和機100は、建屋の天井7と天井板8との間の天井空間内に懸吊して配設された室内機本体1を備えている。また、空気調和機100は、吹出グリル61、吹出ダクト62、ボックス3、吸込ダクト63、吸込グリル64等を備えている。
室内機本体1は、該室内機本体1の外枠をなす筐体11を備えており、筐体11内に熱交換器21および送風機22が収納されている。すなわち、室内機本体1は、熱交換器21および送風機22を内蔵している。筐体11は、互いに対向配置された、4枚の側面板12(前側面板12F、右側面板12R、左側面板12L(図2参照)、後側面板12B)、天面板13、および底面板14で構成されている。
筐体11の後側面板12Bには、空気を筐体11内に吸入する空気吸込口15(図2参照)が形成されており、前側面板12Fには、空気を筐体11外へ吹き出す空気吹出口16(図2参照)が形成されている。空気吹出口16は、吹出ダクト62と接続されている。また、筐体11の側面板12には、吊り金具72が固着され、この吊り金具72が、建屋の天井7から垂下された吊りボルト71に止着されている。
図2に示すように、熱交換器21は、該熱交換器21を通過する空気を熱交換によって冷却または加熱する。送風機22は、ファン23と、ファン23を回転駆動する送風用モータ24と、ファン23を収納するファンケーシング25とを有している。ファンケーシング25には、空気を取り入れる空気入口26と、空気を吹き出す空気出口27とが形成されている。ここでは、送風機22は、複数(図2では3個)のファン23が使用されているが、これに限定されるものではなく、例えば1個、2個等のファン23が使用されてもよい。
筐体11の内部には、上流側空間17と下流側空間18とを区画する隔壁19が設けられている。上流側空間17に送風機22が配置されており、下流側空間18に熱交換器21が配置されている。ファンケーシング25は、空気出口27が下流側空間18に臨むように、隔壁19を貫通して設けられている。
図3は、図1に示されるボックス3周辺の拡大斜視図である。
図2および図3に示すように、ボックス3は、室内機本体1の外側に、例えばねじ締結手段等によって該室内機本体1に対して固定して設けられている。ボックス3は、外形が直方体を呈するケーシング31を有している。ケーシング31は、互いに対向配置された、4枚の側面板32(前側面板32F、右側面板32R、左側面板32L、後側面板32B)、天面板33、および底面板34で構成されている。
ボックス3は、本実施形態では、室内機本体1の空気吸込口15に接続する第1通風口35と、第1通風口35に連通する第2通風口36とを有している。第1通風口35は前側面板32Fに形成されており、第2通風口36は後側面板32Bに形成されている。第1通風口35と第2通風口36との間には、通風経路37が形成されている。第2通風口36は、吸込ダクト63と接続されている。
また、ボックス3は、ボックス3内の第1通風口35と第2通風口36との間にボックス3外から抜き差し可能に差し込まれた静圧を調整するための板状の静圧調整部材4を有している。なお、図2では、静圧調整部材4の図示を省略している。
本実施形態では、右側面板32Rと左側面板32Lとに、静圧調整部材4をボックス3内に差し込むための差込口38がそれぞれ形成されている。ただし、差込口38は、右側面板32Rおよび左側面板32Lの一方に形成されていてもよく、あるいは、天面板33および底面板34の少なくとも一方に形成されていてもよい。
静圧調整部材4は、通風可能な開口部42を有する金属板41と、金属板41を支持する矩形状の支持枠43とを有している。ただし、静圧調整部材4がケーシング31内においてガタつくことなく支持される場合等には、支持枠43は省略されてもよい。開口部42を有する金属板41により通風経路37の有効断面積を絞ることによって、静圧が調整され得る。
図4および図5は、静圧調整量が異なる他の静圧調整部材4a,4bをそれぞれ示す斜視図である。図4に示す静圧調整部材4aの開口部42aは、図3に示す静圧調整部材4の開口部42よりも開口面積が小さい。また、図5に示す静圧調整部材4bの開口部42bは、図4に示す静圧調整部材4aの開口部42aよりも開口面積が小さい。したがって、図3に示す静圧調整部材4を使用するよりも、図4に示す静圧調整部材4a、図5に示す静圧調整部材4bを使用した方が順次通気抵抗が大きくなるため、順次静圧を高くすることができる。
図3に示すように、ボックス3は、ボックス3内の第1通風口35と第2通風口36との間にボックス3外から抜き差し可能に差し込まれた空気中の異物を捕捉するフィルタ5を有している。なお、図2では、フィルタ5の図示を省略している。
フィルタ5は、異物捕捉用のフィルタ本体51と、フィルタ本体51を支持する矩形状の支持枠52とを有している。図3では、フィルタ5として一種類のフィルタが使用されているが、例えば二種類のフィルタが重ねられて同時に使用されてもよい。
また、ボックス3は、ケーシング31に形成された差込口38を開閉するカバー39を有している。カバー39を閉めることによって、ボックス3内に静圧調整部材4およびフィルタ5を確実に保持するとともに、空気の漏れをより抑えることができる。
図1に戻り、吹出ダクト62は、通常、室内機本体1から延設されている。吹出ダクト62は、室内機本体1の前側面板12Fに形成された空気吹出口16(図2参照)に一端が嵌装されて接続され、他端に吹出グリル61が取り付けられる。吹出グリル61は、天井板8の適宜位置に設置される。室内機本体1内のファン23の回転によって、室内機本体1内に室内空気が吸い込まれ、熱交換器21により熱交換された空気が、吹出ダクト62を経て吹出グリル61から室内へ吹き出される。
室内機本体1の後側面板12Bに形成された空気吸込口15(図2参照)に、ボックス3を介して、通常一本の吸込ダクト63が接続されている。吸込ダクト63の一端部に吸込グリル64が嵌装されており、吸込グリル64は、天井板8の適宜位置に設置される。この吸込グリル64から室内空気が取り込まれ、吸込ダクト63を通り、ボックス3を経て室内機本体1内へ吸い込まれる。なお、室内機本体1の下部開口は、本体蓋20によって閉鎖される。また、天井板8には、点検口81が設けられており、点検口81は点検口蓋82によって閉鎖される。
図6は、空気調和機100における送風機22の制御に関するブロック図である。
図6に示すように、空気調和機100は、送風機22等の各部の制御を司る制御部91を有している。電源92から供給される電力は、入力周波数変換器93を通じて送風用モータ24に入力される。送風用モータ24は、ファン23に回転力伝達可能に接続されており、制御部91によって制御される。
制御部91には、操作部95が接続されている。操作部95は、ユーザの操作に基づいて、運転条件の設定、運転の開始および停止等の指示を行う。操作部95を通して、標準設定された例えば4段階のレベルのファン23の回転速度(高い順に、H急風、急風、強風、弱風)の中から一つを選択して指定することができる。また、制御部91は、標準設定された各レベルに対応して、各レベルの回転速度を標準設定された基準回転速度以上の速度に設定する増速設定(順に、例えばH急風、H急風、急風、強風)を行うことが可能となっている。
空気調和機100の運転が開始されると、図2に示すように、送風機22による送風動作によって、室内空気が吸込ダクト63を通り、ボックス3を経て、室内機本体1内へ吸い込まれる。そして、室内機本体1内へ吸い込まれた空気は、熱交換器21によって冷却または加熱させられた後に、空気吹出口16から吹出ダクト62を通って、室内へ吹き出される。
ここで、ボックス3内に静圧調整部材4を差し込んで配置したことによって、ボックス3内を空気が通過する際の通気抵抗が大きくなり、静圧が高くなる。そして、圧力センサ94によって検出される静圧が予め決められた所定値よりも高い場合には、制御部91は、ファン23の回転速度を標準設定から増速設定に切り替える。
前記したように、本実施形態に係る空気調和機100は、室内機本体1と、室内機本体1の外側に該室内機本体1に対して固定して設けられたボックス3と、を備える。ボックス3は、室内機本体1の空気吸込口15に接続する第1通風口35と、第1通風口35に連通する第2通風口36とを有する。また、ボックス3は、ボックス3内の第1通風口35と第2通風口36との間にボックス3外から抜き差し可能に差し込まれた板状の静圧調整部材4を有する。
このような構成によれば、現場における機外静圧が予め設計された値よりも低い場合やダクトレスの場合には、ボックス3内に静圧調整部材4を差し込むことによって容易に静圧を高くすることができる。これにより、風量が過大となることを防止でき、不必要な運転音の増加や送風用モータ24の効率の悪化を抑制できる。また、現場での施工後に静圧調整部材4を追加または変更することによって、空気調和機100の据付け後の静圧調整が容易となる。
すなわち、本実施形態によれば、据付け後であっても静圧を容易に調整することが可能な空気調和機100を提供することができる。
また、本実施形態では、第1通風口35は、空気吸込口15に接続している。そして、ボックス3は、該ボックス3内の第1通風口35と第2通風口36との間にボックス3外から抜き差し可能に差し込まれた空気中の異物を捕捉するフィルタ5を有する。このような構成によれば、室内機本体1の空気吸込口15に接続して用いられることが多いフィルタ用のボックスを利用して、該ボックス内にフィルタ5だけでなく静圧調整部材4も差し込んで配置することが可能となる。
また、本実施形態では、静圧調整部材4は、フィルタ5よりも空気の流れの上流側に配置されている。このような構成では、図7に示すように、静圧調整部材4の開口部42に対応するフィルタ5aの部分に、開口部42と同面積の異物捕捉用のフィルタ本体51が存在するフィルタ5aを使用できる。この場合、静圧調整部材4の開口部42を通過した空気がそのまま真直ぐ流れてフィルタ本体51を通過できる。したがって、フィルタ5aにおいてフィルタ本体51が占める面積を減らすことが可能となる。これにより、フィルタ本体51の縮小化、およびコスト低減につながる。
また、フィルタ5aと、フィルタ5aの上流側に配置された静圧調整部材4とが固定されて一体に構成されていてもよい。このようにすれば、フィルタ5aのフィルタ本体51の面積と、静圧調整部材4の開口部42の面積とが合致し、誤った組み合わせで使用することを防止できる。
また、本実施形態では、静圧が予め決められた所定値よりも高い場合、送風機22のファン23の回転速度を標準設定された基準回転速度以上の速度に設定する増速設定が行われる。ここで、静圧調整部材4の設置によって必要以上に静圧が高くなる結果、風量が低下して必要な性能が出ないことが考えられる。しかし、前記した構成によれば、増速設定が行われることによって、性能低下を防ぐことが可能となる。
また、本実施形態では、静圧調整部材4は、通風可能な開口部42を有する金属板41を有する。このような構成によれば、静圧調整部材4における開口部42の面積や配置を容易に設定して実施することができる。これにより、開口率の調整がしやすくなるとともに、空気の流れの調整が可能となる。ただし、金属板41に代えて樹脂板が使用されてもよい。
図8は、他の変形例に係る静圧調整部材4cを示す斜視図である。以下、前記した実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を省略する。
図8に示す静圧調整部材4cは、該静圧調整部材4cによって調整される静圧の調整量を変更可能に構成されている点で、静圧調整部材4における開口部42の開口面積が固定されている前記した実施形態と相違する。
図8に示すように、静圧調整部材4cは、通風可能な開口部42を有する金属板41と、開口部42の一部を遮蔽可能なスライド板44とを有している。スライド板44は、開口部42の例えば上流側で空気の流れ方向に垂直な方向(図8では左右方向)に移動調整できるようになっている。つまり、実際に空気が通過する開口部42の有効開口面積を調整することができる。
このような構成によれば、静圧の調整をより的確に実施することができる。また、静圧調整部材4cを静圧の調整量に応じて多数用意しておく必要がなくなるため、静圧調整部材4cの保管の容易化、およびコスト低減につながる。
なお、静圧の調整量を変更可能にする機構は、図8に示すようなスライド板44を使用する機構に限定されるものではなく、例えばダイヤルを回すことで絞り羽を動かして絞りの開口面積を調整する機構等が使用されてもよい。
図9は、さらに他の変形例に係る静圧調整部材4dを示す斜視図である。以下、前記した実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を省略する。
図9に示す静圧調整部材4dは、通風可能な開口部42cを有する金属板41を有し、開口部42cは、該開口部42cを通過した空気が送風機22のファン23(図2参照)に対して均等に流れる位置に形成されている。
第1通風口35と第2通風口36との間に形成される通風経路37の一部を静圧調整部材4dで塞ぐことによって風が乱れ、送風機22のファン23にかかる負荷がかたよる結果、異音が発生するおそれがある。しかし、前記した静圧調整部材4dでは、開口部42cを通過した空気が下流側のファン23に対して均等に流れるため、空気の流れがスムーズとなってファン23にかかる負荷も一様となり、異音の発生を抑制できる。
図9では、開口部42cは、複数のファン23(図2参照)の各々の位置に対応する位置に複数形成されている。すなわち、開口部42cの中心を通る前後方向の直線がファン23の中心を通っている。このような構成によれば、送風機22が複数のファン23を有する場合でも、静圧調整部材4dの開口部42cを通過した空気を複数のファン23の各々に対して均等に流すことが可能となる。
なお、送風機22が例えば1個のファン23を有する場合には、開口部42cは、そのファン23の位置に対応する位置に形成されていることが望ましい。
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態に係る空気調和機100aの外観構成を示す図である。以下、前記した第1実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を省略する。図10に示す空気調和機100aは、ビルトイン型の空気調和機である。
図10に示すように、空気調和機100aは、天井空間内に懸吊して配設された室内機本体1、吹出グリル61、吹出ダクト62、ボックス3、天井パネル65等を備えている。ビルトイン型の空気調和機100aでは、室内機本体1の空気吸込口となる下部開口に、ボックス3を介して、天井パネル65が接続されている。空気調和機100aは、天井パネル65から室内空気を吸い込み、ボックス3を経て、室内機本体1内へ導入する。
第2実施形態では、静圧調整部材4(図3参照)をボックス3外からボックス3内に水平方向に抜き差し可能に差し込むことが可能となっている。このような第2実施形態によっても、第1実施形態と同様に、空気調和機100aの据付け後であっても静圧を容易に調整することが可能となる。
以上、本発明について実施形態に基づいて説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、前記した実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、前記した実施形態では、静圧調整部材4は、通風可能な開口部42を有する金属板41を有するように構成されているが、これに限定されるものではない。例えば、静圧調整部材は、吸音性能または耐油性能を有する通風可能な材料から構成された機能部材を有するように構成されてもよい。このような構成によれば、静圧調整部材によって、静圧の調整が可能となることに加えて、吸音性能または耐油性能の機能を併せて得ることができる。これにより、空気調和機100,100aは、吸音性能を要する静粛な環境、あるいは耐油性能を要する厨房等の油分の多い環境などに適用することが可能となる。
なお、この場合には、機能部材の目の粗さ(密度)、材質、厚さ等を変えることによって、静圧調整量が異なる複数の静圧調整部材を用意しておくことが望ましい。
また、前記した実施形態では、ボックス3の第1通風口35は、室内機本体1の空気吸込口15に接続されているが、これに限定されるものではなく、室内機本体1の空気吹出口16に接続されていてもよい。この場合、第2通風口36は、吹出ダクト62と接続される。また、ボックス3は、フィルタ用のボックスとは別に用意される。このような構成によっても、前記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、前記した実施形態では、例えば空気調和機100は、吹出ダクト62および吸込ダクト63を備えているが、これに限定されるものではない。すなわち、空気調和機100は、吹出ダクト62および吸込ダクト63の少なくとも一方を備えていない構成で使用されてもよい。
1 室内機本体
15 空気吸込口
16 空気吹出口
21 熱交換器
22 送風機
23 ファン
3 ボックス
35 第1通風口
36 第2通風口
4,4a〜4d 静圧調整部材
41 金属板
42,42a〜42c 開口部
5,5a フィルタ
100,100a 空気調和機

Claims (9)

  1. 熱交換器および送風機を内蔵した室内機本体と、
    前記室内機本体の外側に該室内機本体に対して固定して設けられたボックスと、
    を備え、
    前記ボックスは、
    前記室内機本体の空気吸込口または空気吹出口に接続する第1通風口と、
    前記第1通風口に連通する第2通風口と、
    前記ボックス内の前記第1通風口と前記第2通風口との間に前記ボックス外から抜き差し可能に差し込まれた静圧を調整するための板状の静圧調整部材と、
    を有することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記第1通風口は、前記空気吸込口に接続しており、
    前記ボックスは、該ボックス内の前記第1通風口と前記第2通風口との間に前記ボックス外から抜き差し可能に差し込まれた空気中の異物を捕捉するフィルタを有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記静圧調整部材は、前記フィルタよりも空気の流れの上流側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記静圧調整部材は、通風可能な開口部を有する板を有し、
    前記開口部は、該開口部を通過した空気が前記送風機のファンに対して均等に流れる位置に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  5. 前記送風機は、複数の前記ファンを有し、
    前記開口部は、複数の前記ファンの各々の位置に対応する位置に複数形成されていることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
  6. 静圧が予め決められた所定値よりも高い場合、前記送風機のファンの回転速度を標準設定された基準回転速度以上の速度に設定する増速設定が行われることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  7. 前記静圧調整部材は、通風可能な開口部を有する金属板を有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  8. 前記静圧調整部材は、吸音性能または耐油性能を有する通風可能な材料から構成された機能部材を有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  9. 前記静圧調整部材は、該静圧調整部材によって調整される静圧の調整量を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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