JP2020047044A - 作業管理システム、作業管理サーバ、および、作業管理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、所定の撮影位置を包含する筒型の仮想スクリーンを仮想三次元空間に配置し、仮想三次元空間を俯瞰して表示するための画像データを生成する画像生成装置が記載されている。
非特許文献1には、ふかん映像に人やモノの動態などの情報を、色が変化する図として重ねて表示する状況収集・可視化システムが記載されている。
なお、広範囲の作業現場をカバーするために、多数の監視カメラが各エリアを常時撮影している。よって、撮影された映像データは大量であり、管理者が特定の作業員による特定の作業内容が正しく実行されたか否かを大量の映像データから絞り込むには多大な労力を要していた。
本発明は、作業員が作業する各エリアに設置されて、エリアを特定する信号を送信するビーコンと、
各エリアに設置されて、エリア内の作業員を撮影するカメラと、
作業員に所持されて、前記ビーコンからの信号を受信する機能を有する端末と、
前記カメラからの画像データと、前記ビーコンからの信号を受信した前記端末からの情報とに基づいて、作業員が撮影されている画像データに対して、撮影されたエリアと、撮影されている作業員のIDとを対応付けて画像蓄積データベースに記憶する記憶処理装置と、
作業員のIDを含めた検索パラメータの入力を受け付け、前記画像蓄積データベースから検索して、その検索結果である画像データを、前記撮影されたエリアと対応付けて表示する検索処理装置と、を有することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
作業現場では、作業員端末2を所持した作業員が、製品101の組み立てや部材102の検査などの作業を行っている。作業員の作業状況を監視するために、作業現場の上部(俯瞰箇所)には、ビーコン3と、俯瞰カメラ4とが作業現場の所定範囲(エリア)ごとに設置されている。
俯瞰カメラ4は、例えば全方位(360度)撮影可能なカメラとして構成され、作業現場の画像データを常時作成し続ける。俯瞰カメラ4の撮影性能として、工場を俯瞰した画像データを拡大しても作業員を視認できる程度の解像度を有することが望ましい。
ビーコン3は、工場内の壁面などに設置され、自身の位置情報を示す電波をBluetooth(登録商標)などで周囲に向けて常時発信し続ける。各ビーコン3は電波の出力をコントロールすることで、その電波を受信する作業員端末2に自身のエリアを特定させる。
(1)ビーコン3からの電波を受け、作業員端末2の現在位置を求める位置検出手段。この位置検出手段により、作業員が適切な場所で作業を進めていることを、管理者に確認させることができる。
(2)作業員端末2のユーザが作業可能な資格を有する作業員か否かを認証する資格認証手段。
(3)作業員に対してこれから行う作業内容を表示画面により把握させるとともに、その作業結果を入力画面から受け付ける作業支援手段。
ビーコン3と俯瞰カメラ4との組み合わせが、エリア71〜79ごとに設置されている。つまり、同じエリアに設置されたビーコン3が送信する位置情報と、俯瞰カメラ4が記録する画像データの位置情報とは、互いに同じ位置情報として対応付けることができる。なお、ビーコン3の位置情報と俯瞰カメラ4の位置情報とが対応付けられればよいので、ビーコン3の台数と俯瞰カメラ4の台数とは1:1であってもよいし、1つの俯瞰カメラ4の撮影範囲内に複数のビーコン3を設置してもよい。
なお、俯瞰カメラ4からの画像データはデータ量が大きいので、中継装置93を介して作業管理サーバ1に転送するときには、有線通信が望ましい。ビーコン3から得た位置情報を作業員端末2から作業管理サーバ1に転送するときには、データ量が小さいので、無線ルータ92を介した無線通信でもよいし、有線通信でもよい。
このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部により構成される制御部(制御手段)を動作させる。
作業管理システムは、作業管理サーバ1と、作業員端末2と、ビーコン3と、俯瞰カメラ4と、資格管理サーバ6とを含めて構成される。
資格管理サーバ(作業員認証サーバ)6は、作業員端末2のユーザとして、作業可能な資格を有する作業員についての認証用情報を事前に登録しておく。認証用情報は、例えば、顔画像情報、指静脈情報、虹彩情報、パスワード情報などである。
作業員は、把持する作業員端末2に対してログインなどの操作を行うと、作業員端末2の資格認証手段により、認証用情報の入力を促される。そして、資格管理サーバ6は、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)などのプロトコルに従って作業員から入力される認証用情報を受信する。
資格管理サーバ6は、今回受信した認証用情報と、事前に登録された認証用情報とを照合することにより、作業員の本人性(誰がログインしたか)と、作業員の資格(どのレベルまでの作業を許可するか)とを認証する。
また、図3では、各種DB(画像蓄積DB11と作業項目マスタ12と作業実績DB13と作業関連DB14)は、作業管理サーバ1の内部に備え、同じ装置内の各処理部(作業確認部10、記憶処理部15)からアクセスさせる構成とした。一方、作業管理サーバ1の各種DB(画像蓄積DB11など)を作業管理サーバ1とは別の装置(ネットワークストレージ装置)に収容し、ネットワークを介して作業管理サーバ1の各処理部からアクセスさせてもよい。
作業項目マスタ12には、これから行われる予定の作業項目のリストが管理者により事前登録される。作業関連DB14には、作業項目や作業員に関する詳細な情報が管理者により事前登録される。
画像蓄積DB11には、ビーコン3の台数と俯瞰カメラ4の台数が1:1の場合の、画像データの撮影日時と、画像データの撮影位置(エリアNO.)と、画像データと、画像データにタグとして付されるオーバーレイ文字情報とが対応付けられている。
例えば、第1行は、2018年8月1日の10:10に、作業員Aがいるエリア「1」で撮影された画像データを示す。なお、前記したように、同じエリアに設置されるビーコン3と俯瞰カメラ4とが対応付けられているため、記憶処理部15は、同じ時刻および同じ場所でそれぞれ作成された俯瞰カメラ4からの画像データと、ビーコン3からの作業員位置データとを互いに対応付けることができる。なお、図4〜図7において、画像蓄積DB11の「日時、エリアNO.」のように、主キーとなる列をハッチングで強調している。
作業項目第1テーブル12aには、作業識別NO.ごとに特定される作業内容として、その作業項目名と、その対象機器と、その対象機器が存在するエリアNOとが対応付けられている。つまり、作業項目名が示す作業は、あくまで対象機器に対する作業であり、エリアNOに対する作業ではない。例えば、第1行には、エリア「1」に存在する機器Aの定期検査を行う作業が「1」番として登録されている。なお、1つのエリアに、1つの対象機器だけが存在してもよいし、複数の対象機器が存在してもよい。
例えば、第1行には、機器Aの定期検査の詳細として、レベル1の作業員が○○の角度を確認する作業と、レベル2の作業員が○○の数値を確認する作業とを順に行う旨が登録されている。
作業実績DB13には、作業識別NO.と、作業手順NO.と、実際に作業を行った日時と、作業を行った作業員のIDと、作業(検査)結果と、作業を行った場所(実エリアNO.)と、作業に関する備考とが対応付けられている。つまり、1組の[作業識別NO.、作業手順NO.]に対して、0個以上の作業実績[日時、作業員ID、検査結果、実エリアNO.、備考]が対応付けられる。0組の作業実績とは、予定されていた作業が未実行である状態を示し、2組の作業実績とは、予定されていた作業が重複して実行されてしまった状態を示す。
例えば、作業実績DB13の第1行には、作業項目第2テーブル12bの第1行として予定されていた作業が、作業員ID=1の作業員によってエリア「1」で2018年8月1日の10:10に実行され、その結果が「良」であった旨を示す。
このように、作業員端末2の作業支援手段が作業員から作業結果を受け付ける度に、その作業結果が作業員端末2から作業管理サーバ1に通知され、その通知内容が作業実績DB13に新たなレコードとして追加される。
作業関連第1テーブル14aは、作業員の詳細な情報が登録されるテーブルである。作業関連第1テーブル14aは、作業員IDと、作業員名と、作業員の有する資格とが対応付けられる。
作業関連第2テーブル14bは、作業が行われるエリアの詳細な情報が登録されるテーブルである。作業関連第2テーブル14bは、エリアNO.と、エリア名とが対応付けられる。
まず、作業の前準備処理(S111,S101)を説明する。
作業管理サーバ1は、管理者から作業内容の登録を受け付ける(S111)。管理者は、作業が行われる前に入力可能な作業項目マスタ12のデータと、作業関連DB14のデータとを作業管理サーバ1に入力する。
作業員端末2は、タブレット端末に備わっている各種認証機能(カメラ画像の顔認証、ボタン押下の指紋認証など)や、Webアプリの認証機能(パスワード認証など)により、操作する作業員を認証する(S101)。前記したように、作業員端末2は、資格管理サーバ6と連携して認証を行う。
作業エリア内の作業員の行動は、以下の画像撮影処理と位置取得処理とにより追跡され、記録されている(S102)。
画像撮影処理は、俯瞰カメラ4が撮影した画像データに、撮影位置と撮影時間とをタグとして付加する処理である。位置取得処理は、ビーコン3から電波を受信した作業員端末2が検知した作業員の現在位置を示すデータ(作業員がどのエリアにいるか)に、現在日時と、作業員IDとを付加する処理である。
作業管理サーバ1は、通知された作業実績と、確認画面で示した作業項目マスタ12の作業識別NO.と作業手順NO.とを対応付けて、図6で示した作業実績DB13に登録する(S113)。作業員は、同じエリアで、または、エリアを移動して作業を続ける。よって、S102の処理およびS103の処理は、作業員の次の作業が存在するときには(S104,Yes)、繰り返して実行される。
なお、S102の画像撮影処理と、S102の位置取得処理と、S103の作業実行処理とは、互いに並行に動作し、常時動作している。
作業管理サーバ1の作業確認部10は、作業員による作業の履歴から所望の作業を絞り込むための検索パラメータの入力を、管理者から受け付ける(S114)。検索パラメータの基本的な一例は、位置データおよび時刻データの組み合わせを指定するものである。この指定により、作業員が正しいエリアで、正しい時刻で実際に作業していたか否かを確認する。なお、検索パラメータは、作業を絞り込む様々な観点に対応するために、様々な入力方法が用意される(詳細は図10,図11で後記)。
例えば、S114の検索パラメータが位置データおよび時刻データの組み合わせであるときには、その組み合わせに合致する画像蓄積DB11のレコードを表示することで、作業員の撮影画像を閲覧させるとともに、その組み合わせに合致する作業実績DB13のレコードを表示することで、作業員の作業実績を確認させる。
このように、作業項目マスタ12の該当レコードと作業実績DB13の該当レコードとを併せて確認画面に表示させることにより、実行すべき作業内容が正しく実行されているか否かを、管理者に容易に照合させることができる。つまり、作業実績DB13の該当レコードにより、作業を実行した時刻が正しいこと、および、作業項目マスタ12で指定された作業内容を遵守して作業を実行したことを管理者に確認させることができる。
表示画面には、作業概要テーブル111と、作業入力テーブル112と、合格ボタン113と、不良ボタン114と、修正ボタン115とが表示されている。さらに、作業員端末2には、インカメラ116も備えられている。
作業概要テーブル111として、作業項目マスタ12から読み出された作業内容の詳細情報が表示される。詳細情報は、例えば、作業番号と、品番と、品名と、工程と、作業員IDと、作業エリアとで構成される。これにより、作業員はこれから行う作業を確認できる。
作業員は、合格ボタン113、不良ボタン114、修正ボタン115を用いたり、作業結果欄内のテキストボックスや、プルダウンメニューを用いたりして、作業結果を入力する。
また、作業員端末2は、操作する作業員を事前に認証する(図8のS101)。この認証時に、作業員の顔をインカメラ116で撮影し、資格管理サーバ6内の顔認証情報と照合される。
メインメニューには、管理者が入力する検索パラメータごとに、以下のボタンが表示される。
・装置別作業結果ボタン201は、作業項目第1テーブル12aの対象機器を指定して、該当する機器の作業を示す作業実績DB13のレコードを検索するためのボタンである。
・エリア別作業結果ボタン202は、作業実績DB13の実エリアNO.を指定して検索するためのボタンである。このボタンの押下により遷移する画面図を、図16で後記する。
・作業員別作業結果ボタン203は、作業実績DB13の作業員IDを指定して検索するためのボタンである。このボタンの押下により遷移する画面図を、図14で後記する。
・時間別作業結果ボタン204は、作業実績DB13の日時を指定して検索するためのボタンである。このボタンの押下により遷移する画面図を、図15で後記する。
図11は、作業結果を示す作業管理サーバ1の表示画面図である。
検索パラメータ入力欄211は、図10のメインメニューと同様に、管理者が入力する検索パラメータごとの入力欄である。検索パラメータ入力欄211には、さらに、絞り込みの条件として作業進捗(全て、完了、未完了のどれか1つ)を入力させる欄を有する。
・作業項目マスタ12の作業項目に従って行った作業結果が、作業実績DB13に実績データとして記録されているか。
・ビーコン3と作業員端末2とで特定した作業員の位置情報(実エリア)が適切か。
・「画像」ボタンを押下することで表示される作業員の画像表示画面(図12,図13)から、作業内容が適切か。
さらに、検索結果リスト表示欄212として、検索条件に合致する作業実績DB13のレコードだけでなく、検索条件に合致する作業項目マスタ12のレコードも併せて表示することで、管理者に作業の進捗を確認させることができる。
画面上部の作業概要表示欄221は、図11の検索結果リスト表示欄212から「画像」ボタンが選択されたレコード、つまり、管理者が確認したいレコードを示す。
俯瞰画像表示欄222は、俯瞰カメラ4の撮影画像として、工場内の全体を俯瞰した画像を表示する。この表示画像は、検索パラメータに合致する部分(例えば、指定された位置データおよび時刻データに合致する部分)が画像蓄積DB11から読み取られたものである。
管理者は、この俯瞰画像表示欄222を参照することで、エリアごとに、当該時刻に誰が作業していたかを確認できる。さらに、管理者は特定のエリアについて詳細を知りたいときには、そのエリアをダブルクリックすることで、図13の詳細画面に遷移したり、また、図13の詳細画面から図12の画像確認画面に戻ったりすることもできる。
画面上部の作業概要表示欄231は、図12の作業概要表示欄221と同様に、管理者が確認したいレコードを示す。
詳細画像表示欄232には、図12から選択されたエリアDの撮影画像が表示される。つまり、図12では全体画像であったが、図13は1つのエリアDの画像へと詳細化される。この表示画像は、検索パラメータに合致する部分(例えば、指定されたエリアDに合致する部分)が画像蓄積DB11から読み取られたものである。管理者は、詳細画像表示欄232から以下の内容を確認することができる。
・作業員が適切な人物(本人)か。
・作業員の作業場所が適切なエリアか。
・作業員の作業対象機器が適切か。
・作業員の作業内容が適切か。
表示画面は、検索キーとなる作業員のプルダウンメニューでの選択欄と、選択された作業員についての作業実績DB13の検索結果のテーブルと表示する。検索結果のテーブルは、検査日時欄311と、装置名欄312と、検査種別欄313と、検査結果欄314と、備考欄315と、実作業エリア欄316と、画像参照欄317とを対応付ける。画像参照欄317の参照ボタンからは、図12または図13の画像確認画面に遷移する。
表示画面は、検索キーとなる作業期間の入力欄と、入力された作業期間についての作業実績DB13の検索結果のテーブルと表示する。検索結果のテーブルは、検査日時欄311と、装置名欄312と、検査種別欄313と、作業員欄318と、検査結果欄314と、備考欄315と、実作業エリア欄316と、画像参照欄317とを対応付ける。画像参照欄317の参照ボタンからは、図12または図13の画像確認画面に遷移する。
また、検査日時欄311と、作業員欄318と、実作業エリア欄316とは、画像蓄積DB11および作業関連第2テーブル14bから読み込んだデータを表示してもよい。
表示画面は、検索キーとなる作業員のプルダウンメニューでの選択欄と、選択された作業員についての作業実績DB13の検索結果のテーブルと表示する。検索結果のテーブルは、日時欄321と、実作業エリア欄322と、画像参照欄323とを対応付ける。画像参照欄323のプルダウンメニューは日時欄321の期間をさらに絞り込んだ期間を指定するものであり、この絞り込んだ期間において参照ボタンからは、図12または図13の画像確認画面に遷移する。これにより、着目する作業員と、着目する期間を指定した画像蓄積DB11の画像を管理者に確認させることができる。
これにより、作業員の作業実績と、その作業実績に対応する作業員IDを含んだ映像と、作業を行ったときの作業員の位置情報とが対応付けて確認できるので、管理者は作業員の作業が正しく行われたことを把握し、作業ログの真正性が立証される。
このタグをもとに作業確認部10は、管理者が着目する作業内容を効率的に探させることができる。つまり、作業実績DB13の作業実績データと、画像蓄積DB11の撮影画像データとを組み合わせて(マッチングさせて)作業内容を横断的に検索させるために、両データベースにおいて、位置データおよび時刻データの情報が記録されている。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計するなどによりハードウェアで実現してもよい。
また、前記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
2 作業員端末
3 ビーコン
4 俯瞰カメラ
6 資格管理サーバ(作業員認証サーバ)
7 エリア
10 作業確認部(検索処理装置)
11 画像蓄積DB
12 作業項目マスタ(作業項目データベース)
12a 作業項目第1テーブル
12b 作業項目第2テーブル
13 作業実績DB
14 作業関連DB
14a 作業関連第1テーブル
14b 作業関連第2テーブル
15 記憶処理部(記憶処理装置)
91 構内LAN
92 無線ルータ
93 中継装置
Claims (5)
- 作業員が作業する各エリアに設置されて、エリアを特定する信号を送信するビーコンと、
各エリアに設置されて、エリア内の作業員を撮影するカメラと、
作業員に所持されて、前記ビーコンからの信号を受信する機能を有する端末と、
前記カメラからの画像データと、前記ビーコンからの信号を受信した前記端末からの情報とに基づいて、作業員が撮影されている画像データに対して、撮影されたエリアと、撮影されている作業員のIDとを対応付けて画像蓄積データベースに記憶する記憶処理装置と、
作業員のIDを含めた検索パラメータの入力を受け付け、前記画像蓄積データベースから検索して、その検索結果である画像データを、前記撮影されたエリアと対応付けて表示する検索処理装置と、を有することを特徴とする
作業管理システム。 - 前記作業管理システムは、さらに、作業員認証サーバを有しており、
作業員認証サーバは、前記端末を介して入力された認証用データと、事前に登録された認証用データとにより、前記端末を利用する作業員のIDを特定することを特徴とする
請求項1に記載の作業管理システム。 - 作業員の作業を撮影した画像データに対して、撮影されたエリアと、撮影された作業員のIDとが対応付けて記録されている画像蓄積データベースと、
前記作業員のIDを含めた検索パラメータの入力を受け付け、前記検索パラメータに合致する画像データを前記画像蓄積データベースから検索し、その検索結果である画像データを、前記撮影されたエリアと対応付けて表示する作業確認部と、を有することを特徴とする
作業管理サーバ。 - 前記作業管理サーバは、さらに、これから行う予定の作業内容を示す作業項目データベースと、作業員により行われた作業の結果を作業実績として記録する作業実績データベースとを有しており、
前記作業確認部は、前記作業員のIDを含めた前記検索パラメータの入力を受け付け、前記検索パラメータに合致する前記作業項目データベースのレコードと、前記検索パラメータに合致する前記作業実績データベースのレコードとを表示することで、作業の進捗を確認させることを特徴とする
請求項3に記載の作業管理サーバ。 - ビーコンと、カメラと、端末と、記憶処理装置と、検索処理装置とを含めて構成される作業管理システムによる作業管理方法であって、
前記ビーコンは、作業員が作業する各エリアに設置されて、エリアを特定する信号を送信し、
前記カメラは、各エリアに設置されて、エリア内の作業員を撮影し、
前記端末は、作業員に所持されて、前記ビーコンからの信号を受信する機能を有し、
前記記憶処理装置は、前記カメラからの画像データと、前記ビーコンからの信号を受信した前記端末からの情報とに基づいて、作業員が撮影されている画像データに対して、撮影されたエリアと、撮影されている作業員のIDとを対応付けて画像蓄積データベースに記憶し、
前記検索処理装置は、作業員のIDを含めた検索パラメータの入力を受け付け、前記画像蓄積データベースから検索して、その検索結果である画像データを、前記撮影されたエリアと対応付けて表示することを特徴とする
作業管理方法。
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