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JP2020040918A - 油性液状皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

油性液状皮膚洗浄剤組成物 Download PDF

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JP2020040918A JP2018170544A JP2018170544A JP2020040918A JP 2020040918 A JP2020040918 A JP 2020040918A JP 2018170544 A JP2018170544 A JP 2018170544A JP 2018170544 A JP2018170544 A JP 2018170544A JP 2020040918 A JP2020040918 A JP 2020040918A
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Abstract

【課題】本発明によれば、口紅、ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ等のメイクアップ化粧料の除去効果、さらには水に濡れた手で使用してもメイク除去効果が低下しない耐水性に優れながらも、使用後の肌のつっぱり感を抑制した油性液状皮膚洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする油性液状皮膚洗浄剤組成物。(A)エステル油(B)HLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤(C)HLB値が12以上である、ポリグリセリルラウリルエーテル、ジカプリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、トリカプリル酸ポリグリセリル、およびジイソステアリン酸ポリグリセリルから選ばれる1種または2種以上【選択図】なし

Description

本発明は、油性液状皮膚洗浄剤組成物に関し、詳しくは、口紅、ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ等のメイクアップ化粧料の除去効果(製剤が化粧料になじみやすく、かつ化粧料を溶かし込んだ製剤が水で洗い流しやすい)、さらには水に濡れた手で使用してもメイク除去効果が低下しない耐水性に優れながらも、使用後の肌のつっぱり感を抑制した油性液状皮膚洗浄剤組成物に関する。
メイク落とし化粧料は、口紅、ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ等のメイクアップ化粧料を除去することを主な目的とするものである。その形態としては、乳化型のクリーム状タイプやミルク状タイプ、水性の液状タイプやゲル状タイプなど様々なものが市販されている。これらのなかで、現在主流となっているものはメイクアップ化粧料の汚れに対するクレンジング効果の高い油性液状タイプの形態である(引用文献1)。
しかしながら、一般的な油性液状タイプのメイク落とし化粧料は、例えば風呂場で手や顔が濡れた状態で使用すると、メイク落とし化粧料に水が混入することにより乳化状態となり、メイクアップ化粧料の除去効果を大きく低下させるという特徴を有していた。このため、油性液状タイプのメイク落とし化粧料の使用時に少量の水が混入しても乳化が起こりにくくするため、例えばノニオン性界面活性剤であるトリイソステアリン酸PEG−20グリセリルを、油性液状タイプのメイク落とし化粧料に添加することが提案されている(特許文献2)。 しかしながら、界面活性剤を配合した油性液状タイプのメイク落とし化粧料は、その強いクレンジング効果により、角層に含まれる脂質まで過度に落としてしまい、つっぱり感を生じさせる問題点が新たに生じていた。
特開2003−160436号公報 特開平6−116118号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、界面活性剤を配合した油性液状タイプのメイク落とし化粧料において、口紅、ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ等のメイクアップ化粧料の除去効果、さらには水に濡れた手で使用してもメイク除去効果が低下しない耐水性に優れながらも、使用後の肌のつっぱり感を抑制した油性液状皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者は鋭意研究を行った結果、エステル油、およびHLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤を含有する油性液状タイプのメイク落とし化粧料に、HLB値が12以上である、ポリグリセリルラウリルエーテル、ジカプリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、トリカプリル酸ポリグリセリル、およびジイソステアリン酸ポリグリセリルから選ばれる1種または2種以上を添加することにより、口紅、ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ等のメイクアップ化粧料の除去効果、さらには水に濡れた手で使用してもメイク除去効果が低下しない耐水性に優れながらも、使用後の肌のつっぱり感を抑制することが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
本願第一の発明は、下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする油性液状皮膚洗浄剤組成物である。
(A)エステル油
(B)HLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤
(C)HLB値が12以上である、ポリグリセリルラウリルエーテル、ジカプリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、トリカプリル酸ポリグリセリル、およびジイソステアリン酸ポリグリセリルから選ばれる1種または2種以上
本願第二の発明は、下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする油性液状皮膚洗浄剤組成物である。
(A)エステル油
油性液状皮膚洗浄剤組成物総量に対し20〜90質量%
(B)HLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤
油性液状皮膚洗浄剤組成物総量に対し5〜35質量%
(C)HLB値が12以上である、ポリグリセリルラウリルエーテル、ジカプリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、トリカプリル酸ポリグリセリル、およびジイソステアリン酸ポリグリセリルから選ばれる1種または2種以上
油性液状皮膚洗浄剤組成物総量に対し0.05〜20質量%
本願第三の発明は、成分(B)がトリイソステアリン酸PEGグリセリル、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、トリエチルヘキサノイン、イソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEGグリセリル、ジイソステアリン酸PEGグリセリル、テトライソステアリン酸ソルベスから選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする本願第一の発明または本願第二の発明のいずれかに記載の油性液状皮膚洗浄剤組成物である。
本発明によれば、口紅、ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ等のメイクアップ化粧料の除去効果、さらには水に濡れた手で使用してもメイク除去効果が低下しない耐水性に優れながらも、使用後の肌のつっぱり感を抑制した油性液状皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物について詳細に説明する。
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物で用いられる成分(A)はエステル油である。 エステル油を具体的に例示すれば、パルミチン酸エチルヘキシル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソセチル、エチルヘキサン酸セチル等が挙げられる。本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物には、これらエステル油を1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物において、成分(A)の配合量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されるものではないが、全組成中20〜90質量%(以下、単に「%」と記す。)が好ましい。 配合量が20質量%未満ではメイクへの製剤のなじみやすさが悪くなる場合があり、90質量%を超えると製剤の洗い流しやすさが悪くなる場合がある。
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物で用いられる成分(B)はHLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤である。 HLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤を具体的に例示すれば、トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、トリ(カ
プリル/カプリン酸)グリセリル、トリエチルヘキサノイン、イソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル、ジイソステアリン酸PEG−20グリセリル、テトライソステアリン酸ソルベス−30等が挙げられる。本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物には、HLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤を1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
尚、HLB値とは、親水性−親油性のバランス(Hydrophilic−Lypophilic Balance)を示す指標であり、本発明においては、小田・寺村らによる次式を用いて算出した値を用いている。
HLB値=(Σ無機性値/Σ有機性値)×10
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物において、成分(B)の配合量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されるものではないが、全組成中5〜35質量%が好ましい。配合量が5質量%未満では製剤の洗い流しやすさが悪くなる場合があり、35質量%を超えると油性液状皮膚洗浄剤組成物使用後の肌のつっぱり感が強くなる。
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物で用いられる成分(C)はHLB値が12以上である、ポリグリセリルラウリルエーテル、ジカプリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、トリカプリル酸ポリグリセリル、およびジイソステアリン酸ポリグリセリルから選ばれる1種または2種以上である。 本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物には、HLB値が12以上である、ポリグリセリルラウリルエーテル、ジカプリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、トリカプリル酸ポリグリセリル、およびジイソステアリン酸ポリグリセリルを1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物において、成分(C)の配合量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されるものではないが、全組成中0.05〜20質量%が好ましい。 配合量が0.05質量%未満では油性液状皮膚洗浄剤組成物使用後の肌のつっぱり感を抑制することができず、20質量%を超えると製剤のメイクへのなじみやすさが低下する場合がある。
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、生理活性成分、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、防腐剤、紫外線吸収剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、中和剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
上記アニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではなく、例えばα−ラウロイルスルホン酸ナトリウム、ミリストイルアリルスルホン酸ナトリウム、ラウリルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸カリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えば2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、β−アミノプロピオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性の点で好ましい。
上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アロエエキス、アンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カキョクエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クロレラエキス、クワエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コラーゲン、サルビアエキス、サボンソウエキス、サンザシエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シャクヤクエキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウニンエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、ブクリョウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ホップエキス、マドンナリリー花エキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。また、植物抽出成分の中に油溶性の植物エキスも含まれる。油溶性植物エキスに用いられる植物としては、ローズマリー、ローヤルゼリー、レイシ、ラベンダー、センブリ、マロニエ、ボダイジュ、ビワ、トウキンセンカ、トウキ、ウスベニアオイ、ソウハクヒ、センキュウ、シラカバ、ショウブ、ジュウユヤク、シコネキス、ゴボウ、モモ、メリッサ、ホップ、ガイヨウ、オトギリソウ、オウバク、オウゴン、インチコウ、アロエ等を挙げることができる。
上記香料としては、天然香料及び/又は合成香料を含む調合香料の1種又は2種以上を混合し使用することができ、本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物への賦香に際し、快い香りで調和のとれた、適度の先立ち、適度の強さの芳香と、拡散性および持続性効果をもたらすことが可能となる。香料は、例えば、香料化学総覧,1,2,3[奥田治著廣川書店出版]、PerfumeandflavorChemicals,1,2[SteffenArctander著]、合成香料化学と商品知識[印藤元一著化学工業日報社出版]等で見られ、それぞれを引用することにより本明細書の開示の一部とされる。以下、香料の代表例を挙げるが、これらに限定されるものではない。
天然系香料としては、アミリスオイル、アンブレットシードオイル、イランイランオイル、イランイランアブソリュート、イリスレジノイド、イリスアブソリュート、イリスオイル、ウィンターグリーンオイル、エストラゴンオイル、エレミオレオレジン、エレミレジノイドアブソリュート、エレミチンキ、オークモスコンクリート、オークモスアブソリュート、オークモスレジン、オークモスレジノイド、オスマンサスアブソリュート、オスマンサスコンクリート、オポパナックスレジノイド、オポパナックスアブソリュート、オポパナックスオイル、オリバナムレジノイド、オリバナムアブソリュート、オリバナムオイ
ル、オールスパイスオイル、オリガナムオイル、オレガノオイル、オレガノオレオレジン、オレンジオイル、オレンジフラワーアブソリュート、オレンジフラワーコンクリート、カナンガオイル、ガージュンバルサム、ガージュンバルサムオイル、カッシーアブソリュート、カッシーフラワーオイル、カッシアオイル、ガーデニアアブソリュート、カーネションアブソリュート、カブリューバオイル、カモミルオイル、カルダモンオイル、ガルバナムオイル、ガルバナムレジン、ガルバナムレジノイド、キャラウェーシードオイル、キャロットシードオイル、キュベバオイル、グァヤックウッドオイル、グァヤックレジン、グァヤックコンクリート、クスノキオイル、クミンオイル、クミンアブソリュート、クミンオレオレジン、クラリセージオイル、グレープフルーツオイル、クローブオイル、コスタスオイル、コパイババルサム、コパイババルサムオイル、コパイババルサムレジン、コリアンダーオイル、サンダルウッドオイル、シソオイル、シダーウッドオイル、シトロネラオイル、ジャスミンオイル、ジャスミンアブソリュート、ジャスミンコンクリート、ジュニパーベリーオイル、ジュネアブソリュート、ジョンキルアブソリュート、ジンジャーオイル、シナモンオイル、シナモンバークオイル、シナモンリーフオイル、スギオイル、スターアニスオイル、スチラックスオイル、スチラックスレジノイド、スパイクラベンダーオイル、スペアミントオイル、セイボリーオイル、セージオイル、セダーオイル、セダーリーフオイル、ゼラニウムオイル、セロリーシードオイル、タイムオイル、タゲットオイル、タンジェリンオイル、チュベローズアブソリュート、ティーツリーオイル、トリーモスアブソリュート、トンカビーンオイル、トルーバルサム、ナツメッグオイル、ナルシサスアブソリュート、ネロリオイル、バイオレットリーフアブソリュート、パインオイル、パインニードルオイル、バジルオイル、パセリリーフオイル、パセリシードオイル、パセリハーブオイル、パチョリオイル、ハッカオイル、バニラアブソリュート、ハネーサックルアブソリュート、パルマローザオイル、バレリアンオイル、ビターオレンジオイル、ヒソップオイル、ヒバオイル、ヒノキオイル、ヒヤシンスアブソリュート、フェンネルオイル、フィグアブソリュート、プチグレンオイル、ブッチュオイル、ベイオイル、ベチバーオイル、ペッパーオイル、ペパーミントアブソリュート、ペパーミントオイル、ベルガモットオイル、ペルーバルサム、ベンゾインチンキ、ベンゾインレジノイド、ホウショウオイル、マージョラムオイル、マンダリンオイル、ミカンオイル、ミモザコンクリート、ミモザアブソリュート、ミモザオイル、ミルレジノイド、ミルアブソリュート、ミルオイル、ムスクアブソリュート、ムスクチンキ、ユーカリオイル、ユズオイル、ライムオイル、ラブダナムオイル、ラブダナムレジノイド、ラベンダーオイル、ラベンダーアブソリュート、ラバンジンオイル、ラバンジンアブソリュート、レモンオイル、レモングラスオイル、ローズオイル、ローズアブソリュート、ローズコンクリート、ローズマリーオイル、ローレルオイル、ローレルリーフオイル等が挙げられる。
合成香料としては、アンブレッドリド、アルデヒドC6〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、アセチルオイゲノール、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノール、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、γ−ウンデカラクトン、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオエート、エチルワニリン、2−エチルヘキサノール、オウランチオール、10−オキサヘキサデカノリド、11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデカノリド、オキサヘキサデセン−2−オン、オイゲノール、オリボン、オキシフェニロン、ガラクソリド、カリオフィレン、カシュメラン、カルボン、β−カリオフィレン、キャロン、クマリン、p−クレジールメチルエーテル、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、ゲラニルニトリル、コアボン、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラ
サール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、シンナミルアセテート、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノン、シクロペンタデカノリド、シクロヘキサデカノリド、ジメチルベンジルカービニルアセテート、ジャスマサイクレン、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネート、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、ダマセノン、ターピネオール、ターピニルアセテート、チモール、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロリナリルアセテート、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニルアセテート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、ネリルアセテート、ネロール、ネオベルガメート、γ−ノナラクトンノピルアルコール、ノピルアセテート、バクダノール、ハイドロトロピックアルコール、α−ピネン、β−ピネン、ヒドロキシシトロネラール、ヒヤシンスジメチルアセタール、ブチルブチレート、p−t−ブチルシクロヘキサノール、p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、o−t−ブチルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、フルイテート、フェンチルアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、フェニルエチルアセテート、ペンタリッド、ベルドックス、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、ベルガミルアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメート、ヘディオン、ヘリオナール、ヘリオトロピン、cis−3−ヘキセノール、cis−3−ヘキセニールアセテート、cis−3−ヘキセニールサリシレート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシルサリシレート、ボルニルアセテート、ボルネオール、マンザネート、マイヨール、ミルセン、ミラックアルデヒド、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムスクTM−11、ムスク781、ムスクC14、ムスコン、ムスクケトン、ムスクチベチン、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルオイゲノール、メントール、α−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、メチルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチルサリシレート、14−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリド、メチルナフチルケトン、メチルフェニルアセテート、ヤラヤラ、δ−C6〜C13ラクトン、ライムオキサイド、γ−C6〜C13ラクトン、ラズベリーケトン、リモネン、リグストラール、リリアール、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセテート、リラール、ルバフラン、ローズフェノン、ローズオキサイド、ワニリンなどが挙げられる。
香料成分を組み合わせた調合香料としては、次のような香調のベース類がある。レモン調、ライム調、オレンジ調、スイートオレンジ調、マンダリン調、ベルガモット調等のシトラスタイプベース、プチグレン調、ネロリ調、レモングラス調、アグルメン調、等のフレッシュタイプベース、アップル調、ピーチ調、ストロベリー調、ココナッツ調、パイナップル調、ラズベリー調、ウォーターメロン調、グレープ調、マンゴー調、フルーツミックス調、トロピカルフルーツ調等のフルーティタイプベース、ローズ調、ジャスミン調、ムゲ調、ライラック調、カーネーション調、ヒアシンス調、チュベローズ調、ガーデニア調、ミモザ調、ナルシス調、バイオレット調、イラン調、フローラルブーケ調等のフローラルタイプベース、シナモンバーク調、シナモンリーフ調、クローブ調、ピメントベリー調、ナツメグ調、ペッパー調、カルダモン調、コリアンダー調、クミン調等のスパイシータイプベース、シダーウッド調、ベチバー調、サンダルウッド調、グアイアックウッド調、ウッディアンバー調、ウッディイリス調等のウッディタイプベース、スモーキー調、キノリン調等のレザータイプ、バニラ調、トンカ調、ハネー調、ピュアーバルサム調等のスイートタイプベース、その他バターフレーバー、ミルクフレーバー、アルデハイディックタイプベース、アンバータイプベース、アニマルタイプベース、アニスタイプベース、アロマティックハーバルタイプベース、アガータイプベース、アクアタイプベース、カンファーシネオールタイプベース、グリーンタイプベース、シードタイプベース、ハーブタイプ
ベース、パインタイプベース、パチュリタイプベース、バルサミックタイプベース、ミントタイプベース、ムスクタイプベース、モスタイプベース、ラベンダータイプベース、リナロールタイプベース、レジンタイプベース等が挙げられる。
また、香料の溶剤又は保留剤としてジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ベンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン等を使用することができる。
また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えばデオキシリボ核酸、ムコ多糖類、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β−グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、B2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ−オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、l−メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物は、常法により製造できる。
本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物は、顔、手、足、身体などに塗布し、マッサージ後は拭き取り、または、洗い流すことによって皮膚の汚れやメイクアップ化粧料を落とすために使用される。
次に本発明の油性液状皮膚洗浄剤組成物について、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。なお、以下の全ての実施例及び比較例における配合量は質量%である。
実施例1〜20及び比較例1〜8において実施した官能試験の評価方法を以下に示す。
<官能試験>
10名の専門パネルが、実施例及び比較例の油性液状皮膚洗浄剤組成物を使用し、「メイク化粧料へのなじみやすさ」「メイク化粧料を溶かし込んだ製剤の洗い流しやすさ」「耐水性」および「使用後の肌のつっぱり感のなさ」について評価を行った。 尚、各官能評価の評価方法および評価基準は以下の通りである。
(1)メイク化粧料へのなじみやすさ
<評価方法>
口紅を腕内側に塗布、十分に乾燥させたのち、実施例及び比較例の油性液状皮膚洗浄剤組成物1mLを塗布、指で20回ゆっくりと擦り、馴染ませた際のメイク化粧料の溶け具合について官能評価により評価を行った。
<判断基準>
◎:極めて良好 メイク馴染みが良いと答えた専門パネルの数が8人以上
○:良好 メイク馴染みが良いと答えた専門パネルの数が6人以上8人未満
△:やや悪い メイク馴染みが良いと答えた専門パネルの数が4人以上6人未満
×:悪い メイク馴染みが良いと答えた専門パネルの数が4人未満
(2)メイク化粧料を溶かし込んだ製剤の洗い流しやすさ
<評価方法>
口紅を腕内側に塗布、十分に乾燥させたのち、実施例及び比較例の油性液状皮膚洗浄剤組成物1mLを塗布、指で20回ゆっくりと擦り、メイク化粧料と製剤を馴染ませた後、流水で洗い流し、製剤の洗い流しやすさについて官能評価により評価を行った。
<判断基準>
◎:極めて良好 メイク化粧料を溶かし込んだ製剤がすぐに洗い流せたと答えた
被験者の数が8人以上
○:良好 メイク化粧料を溶かし込んだ製剤がすぐに洗い流せたと答えた
被験者の数が6人以上8人未満
△:やや悪い メイク化粧料を溶かし込んだ製剤がすぐに洗い流せたと答えた
被験者の数が4人以上6人未満
×:悪い メイク化粧料を溶かし込んだ製剤がすぐに洗い流せたと答えた
被験者の数が4人未満
(3)耐水性
<評価方法>
実施例及び比較例の油性液状皮膚洗浄剤組成物10mLをガラス瓶に充填し、規定量の水を加え、ミキサーにて均一に混合した。 5分間静置した後の外観が白濁もしくは分離したときの水の添加量について、下記判断基準により評価を行った。
<判断基準>
◎:20%以上
○:10%以上20%未満
△:1%以上10%未満
×:1%未満
(4)使用後の肌のつっぱり感のなさ
<評価方法>
実施例及び比較例の油性液状皮膚洗浄剤組成物により、顔部のメイクを洗浄し、タオルドライ後の顔部の肌のつっぱり感のなさについて官能評価により評価を行った。
<判断基準>
◎:極めて良好 使用後の肌のつっぱり感がないと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 使用後の肌のつっぱり感がないと答えた被験者の数が6人以上8人未満△:やや悪い 使用後の肌のつっぱり感がないと答えた被験者の数が4人以上6人未満×:悪い 使用後の肌のつっぱり感がないと答えた被験者の数が4人未満
Figure 2020040918


Figure 2020040918


Figure 2020040918


表1〜表3より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜20の油性液状皮膚洗浄剤組成物は比較例1〜8の組成物に比べていずれも優れた性能を示した。

Claims (3)

  1. 下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする油性液状皮膚洗浄剤組成物。
    (A)エステル油
    (B)HLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤
    (C)HLB値が12以上である、ポリグリセリルラウリルエーテル、ジカプリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、トリカプリル酸ポリグリセリル、およびジイソステアリン酸ポリグリセリルから選ばれる1種または2種以上
  2. 下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする油性液状皮膚洗浄剤組成物。
    (A)エステル油
    油性液状皮膚洗浄剤組成物総量に対し20〜90質量%
    (B)HLB値が8以上12未満であるノニオン性界面活性剤
    油性液状皮膚洗浄剤組成物総量に対し5〜35質量%
    (C)HLB値が12以上である、ポリグリセリルラウリルエーテル、ジカプリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、トリカプリル酸ポリグリセリル、およびジイソステアリン酸ポリグリセリルから選ばれる1種または2種以上
    油性液状皮膚洗浄剤組成物総量に対し0.05〜20質量%
  3. 成分(B)がトリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、トリエチルヘキサノイン、イソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル、ジイソステアリン酸PEG−20グリセリル、テトライソステアリン酸ソルベス−30から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の油性液状皮膚洗浄剤組成物。



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