JP2019216531A - 円筒型永久磁石発電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】コギング及び脈動を最小化し、電圧及び電流の脈動の少ない安定な大電流の直流を発電することができる円筒型永久磁石発電機を提供する.【解決手段】基台に固定された外側円筒と、外側円筒の内面に円周方向に設けられた複数の空芯コイルと、外側ヨークと、を備える固定子と、基台に設けられた軸受けに、外側円筒と同心且つ回転自在に軸支された中心軸と、中心軸に貫通されて固定された内側円筒と、内側円筒の外周面に、磁極の方向が円筒の直径方向に沿い、隣接する磁石と相互に反対に向くように着磁された複数の磁石と、内側円筒の内側に設けられた内側ヨークと、を備える回転子とを備え、磁石の数が4以上の偶数であって、前記コイルの数が前記磁石の数より1多いか又は1少ない円筒型永久磁石発電機。【選択図】 図1
Description
本発明は、円筒型永久磁石発電機に係り、より詳しくは、コギングトルク及び電流の脈動を減少させて発電量及び発電効率を増大させた円筒型永久磁石発電機に関する。
永久磁石を用いた発電機として、特許文献1には、図6に示すように、伝達軸2に固定された円板状の基板7と、この基板7の周辺部に設けられたドーナツ状の第1のヨーク8と、第1のヨーク8の平面部に設けられた複数個の永久磁石9と、永久磁石9に対向し装置本体内に設けられたドーナツ状の第2のヨーク10と、第2のヨーク上に設けられた複数個のコイル11とを有し、永久磁石の回動によりコイルに誘導電圧を発生させて発電する発電装置が記載されている。
しかし、この形式の発電機は、磁石が1回転する間にコイルが複数回磁束を切ることになるので、コギングという回転障害を生じて回転が円滑に行われなくなり、また大きな起動トルクを必要とするという課題が特許文献2に提示された。この課題を解決する手段として、特許文献2は、図7aに示すように、主軸30と、この主軸に固定されかつ外周に8極に着磁された磁性体20と、この磁性体の下部に設けられた鉄板10と、鉄板10の上に設けられたコイル50を有し、図7bに示すように、鉄板の上に円周に沿って8個のコイルが並べられ、図8cに示すよう磁石が8局に着磁され磁石と磁性体との距離が一定となった直流発電装置を開示している。
しかし、特許文献2に開示された発電システムは、外周に8個の電極及びコイルを設けたために、電極及びコイルの大きさが発電機の大きさに比べて相対的に小さくなり、発電量が小さくなるという問題が指摘された(例えば特許文献3を参照)。
発電量が小さくなるという問題に対して、特許文献3は、図8に示すように、マグネット15と対向するように配置され、シャフト12の回転軸線を中心に配置された4個の空芯コイル16とヨーク17を備える、発電機を提案した。しかし、特許文献3に記載された発電機は、コイルの大きさは大きくなったものの磁石が4個しかないためにコギングトルクは減らなかった。
更に、S極とN極が隣接して配置された永久磁石発電機は、コイルが磁束を切る瞬間は発電量が0になり、電圧及び電流の脈動を生じるという問題もある。
直流は変圧及び整流に困難を伴うので、コギングを最小化し、安定した高電圧及び大電流の直流電気を発電する永久磁石発電機を提供することが望まれていた。
直流は変圧及び整流に困難を伴うので、コギングを最小化し、安定した高電圧及び大電流の直流電気を発電する永久磁石発電機を提供することが望まれていた。
かかる課題を解決するための本発明は、コギング及び電圧及び電流の脈動を最小化し、電圧及び電流の脈動の少ない安定な直流を発電することができる永久磁石発電機を提供することを課題とする。
また本発明は、磁石及びコイルの数を増やしても電極及びコイルが小さくならず、大電流の直流を出力できる永久磁石発電機を提供することを課題とする。
更に本発明は、コギング及び脈動を最小化することによって、発電効率の高い永久磁石発電機を提供することを課題とする。
また本発明は、磁石及びコイルの数を増やしても電極及びコイルが小さくならず、大電流の直流を出力できる永久磁石発電機を提供することを課題とする。
更に本発明は、コギング及び脈動を最小化することによって、発電効率の高い永久磁石発電機を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するための本発明の円筒型永久磁石発電機は、基台と、基台に固定された内面が円筒形の固定子と、固定子の内面と同軸に設置され固定子の内部で回転される円筒形の回転子と、を備える円筒型の永久磁石発電機であって、
前記固定子は、基台に固定された円筒形の内面を有する外側円筒と、外側円筒の内面に円周方向に等間隔に並べて設けられ、外側円筒の直径方向を軸として電線が同一の方向に巻回された複数の空芯のコイルと、外側円筒の外側を覆って円筒形に設けられた外側ヨークと、を備え、
前記回転子は、基台に設けられた軸受けに、外側円筒と同心且つ回転自在に軸支された中心軸と、中心軸に貫通されて固定され、外側円筒の内部に回転自在に設けられた内側円筒と、内側円筒の外周面に円周方向に等間隔に並べられ、磁極の方向が内側円筒の直径方向に沿い、隣接する磁石と相互に反対に向くように着磁された複数の磁石と、内側円筒の内側に設けられ複数の磁石と接する円筒形の内側ヨークと、を備え、
前記磁石の数が4以上の偶数であって、コイルの数が磁石の数より1多いか又は1少ないことを特徴とする。
前記固定子は、基台に固定された円筒形の内面を有する外側円筒と、外側円筒の内面に円周方向に等間隔に並べて設けられ、外側円筒の直径方向を軸として電線が同一の方向に巻回された複数の空芯のコイルと、外側円筒の外側を覆って円筒形に設けられた外側ヨークと、を備え、
前記回転子は、基台に設けられた軸受けに、外側円筒と同心且つ回転自在に軸支された中心軸と、中心軸に貫通されて固定され、外側円筒の内部に回転自在に設けられた内側円筒と、内側円筒の外周面に円周方向に等間隔に並べられ、磁極の方向が内側円筒の直径方向に沿い、隣接する磁石と相互に反対に向くように着磁された複数の磁石と、内側円筒の内側に設けられ複数の磁石と接する円筒形の内側ヨークと、を備え、
前記磁石の数が4以上の偶数であって、コイルの数が磁石の数より1多いか又は1少ないことを特徴とする。
また本発明は、前記コイルの数が前記磁石の数より1多いことが好ましい。
また、前記磁石の数が8以上であることができる。
前記4以上の偶数個の磁石のそれぞれが、前記内側円筒の中心軸方向の位置を揃えて設置されたことを特徴とする。
また、前記磁石の数が8以上であることができる。
前記4以上の偶数個の磁石のそれぞれが、前記内側円筒の中心軸方向の位置を揃えて設置されたことを特徴とする。
また、前記4以上の偶数個の磁石の両端それぞれが、内側円筒の横断面と角度を有し相互に平行な2平面それぞれの上に並ぶように設置されることができる。
また、前記コイルが、更に鉄芯を含むことが好ましい。
また、前記コイルが、更に鉄芯を含むことが好ましい。
また本発明は、コイル各々に連結された整流器と、それぞれの整流器からの出力を直列に連結する配線と、出力端子と、を更に備えることを特徴とする。
本発明の、N極とS極が交互に配置されたx個(xは4以上の偶数)の磁石が設けられた回転子と、x+1個又はx−1個のコイルが設けられた固定子と、を対向して相対的に回転させる永磁石発電機は、磁石とコイルの数が同数xの永久磁石発電機に比べて、一回転のコギング及び脈動の回数が(x+1)倍又は(x−1)倍に増え、その強度が1/(x+1)または1/(x−1)に減少するので、コギングが減少し電圧及び電流の脈動が平坦化された直流を発電することができる。
また本発明の円筒型永久磁石発電機は、磁石を円筒形の回転子の外側に配置し、コイルを円筒形の内面を有する固定子の内面に設置することができ、磁石とコイルの設置面積を大きくすることができるので、発電量の大きい永久磁石発電機を提供することができる。
また本発明の円筒型永久磁石発電機は、内側円筒の内側に設けられた内側ヨークと、外側円筒の外側を覆って円筒形に設けられた外側ヨークと、の間に磁石とコイルとが対向して配置されるので、磁力線の空気中での磁束密度の低下を抑制することができ、発電効率を向上させることができる。
また、本発明の円筒型永久磁石発電機は、磁石とコイルとの距離が近い場合には低電圧大電流の出力が得られ、磁石とコイルとの距離が離れるに従って電圧が上昇し電流が減少するので、使用条件や目的に応じ磁石とコイルとの距離を変化させて、入力されたトルクに対する発電機の出力の電圧/電流比を変化させることができる。
本発明の、他の実施形態によれば、磁石それぞれの両端部が、内側円筒の横断面と角度を有し相互に平行な2平面上に並ぶように設けられたことによって、各コイルそれぞれで発電される電流の強度変化及び位相に更に差が生じて、出力される電流を更に平滑化せることができる。
また、本発明の更に他の実施形態によれば、コイルが鉄芯を含むことによって発電量を増加させることができる。
また、本発明の更に他の実施形態によれば、コイルが鉄芯を含むことによって発電量を増加させることができる。
以下に、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に記載する。この記載は、本発明を説明するためのものであって、この記載によって本発明の技術範囲を限定するものではない。本発明は、本発明の技術範囲から逸脱しない範囲内で、多様に変更して実施することが可能である。
図1は、本発明の1実施形態に係る永久磁石発電機の中心軸に沿った縦断面図であり、図2は、図1のa−a断面図であって、本発明の1実施形態に係る8個の永久磁石と9個のコイルを有する永久磁石発電機を例としてその構成を概略的に例示する横断面図である。
図1、2に示すように、本発明の円筒型永久磁石発電機1は、基台26と、基台26に固定された内面が円筒形の固定子12と、基台26に回転自在に軸支された中心軸22に固定され、固定子12と同一の中心軸をするように配設されて固定子12の内部で回転される円筒形の回転子10と、を備える円筒型の永久磁石発電機1であり、筐体30に収容されることができる。
図1、2に示すように、本発明の円筒型永久磁石発電機1は、基台26と、基台26に固定された内面が円筒形の固定子12と、基台26に回転自在に軸支された中心軸22に固定され、固定子12と同一の中心軸をするように配設されて固定子12の内部で回転される円筒形の回転子10と、を備える円筒型の永久磁石発電機1であり、筐体30に収容されることができる。
図3は、図2のb−b断面を含む一部破断斜視図であって、本発明の1実施形態に係る9個のコイルを有する固定子を例として固定子の内部を例示する模式図である。
図1〜3に示すように、固定子12は、外側円筒13と複数のコイル16と外側ヨーク20とを含み、筐体30に収容されることができる。
図1〜3に示すように、固定子12は、外側円筒13と複数のコイル16と外側ヨーク20とを含み、筐体30に収容されることができる。
基台26に固定された外側円筒13は、内面の形状が円筒形であればよく、切開可能に配備することもでき、その外周面の形状は規定されない。
外側円筒13の内面に複数のコイル16が、円周方向に等間隔に並べて設けられることが好ましい。
外側円筒13の内面に複数のコイル16が、円周方向に等間隔に並べて設けられることが好ましい。
複数のコイル16は、外側円筒13の直径方向を軸として電線が同一の方向に巻回されることが好ましい。コイル16の形状は特に限定されないが、多くの磁束を集めるためになるべく広い面を覆うことが好ましく、厚さが薄いほうが発電機を小型化することができるという観点から、複数の厚さの薄い直方体のコイル16で外側円筒13の内面を覆う形状であることができる。
外側ヨーク20は、外側円筒13の外側を覆って円筒形に設けられることができるが、外側円筒13の内側にコイル16との間に設けてもよい。
外側ヨーク20は軟鉄で形成されることが好ましいが、空気中での磁力線に磁束密度の低下を抑制する部材であれば、軟鉄以外の材料を用いることができる。
外側ヨーク20は軟鉄で形成されることが好ましいが、空気中での磁力線に磁束密度の低下を抑制する部材であれば、軟鉄以外の材料を用いることができる。
図4は、本発明の1実施形態に係る8個の磁石を有する回転子を例として回転子を概略的に例示する模式斜視図である。
図1、2、4に示すように、回転子10は中心軸22と、内側円筒11と複数の磁石14と内側ヨーク18と、を含むことができる。
図1、2、4に示すように、回転子10は中心軸22と、内側円筒11と複数の磁石14と内側ヨーク18と、を含むことができる。
中心軸22は、基台26に固定された軸受24に、回転自在に軸支されることが好ましい。
内側円筒11は外面が円筒形であって直径が外側円筒13より小さく、外側円筒13の内面と対向して設けられ、その中心に回転軸22が挿通され固定されることができる。
内側円筒11は外面が円筒形であって直径が外側円筒13より小さく、外側円筒13の内面と対向して設けられ、その中心に回転軸22が挿通され固定されることができる。
内側円筒11の外周面に中心軸22と平行に、且つ内側円筒11の円周方向に関して等間隔に並べられた複数の磁石14を、外側円筒13に設けられたコイル16と対向するように設置することができる。
磁石14は、磁極の方向が内側円筒11の直径方向に沿い、隣接する磁石14と相互に反対に向くように着磁されることが好ましい。
磁石14は、磁極の方向が内側円筒11の直径方向に沿い、隣接する磁石14と相互に反対に向くように着磁されることが好ましい。
磁石14は、内側円筒11に設けられた孔(図示しない)に挿入され、内側円筒11の内面に設けられた円筒形の内側ヨーク18と接して設けられることができる。内側ヨーク18は、軟鉄で形成されることが好ましいが、空気中での磁力線に磁束密度の低下を抑制する部材であれば、軟鉄以外の材料を用いることができる。
磁石14は、発電機の直径を小さくするためには薄型であることが好ましく、多くの磁束を発生させるためになるべく広い面を覆うことが好ましいという観点から、厚さの薄い四角形であることができる。
また磁石14の材質は特に限定されないが、高い磁力を有するという観点から、ネオジム磁石又はフェライト磁石であることが好ましい。
また磁石14の材質は特に限定されないが、高い磁力を有するという観点から、ネオジム磁石又はフェライト磁石であることが好ましい。
図1に示すように、本発明の永久磁石発電機は、中心軸22と、回転子10の内側円筒11と、固定子12の外側円筒13と、の中心が同一になるように配備されることを特徴とする。
具体的には、基台26に固定して設けられた固定子12の外側円筒13の中心線21の延長線上に軸受24が設けられ、軸受22に回転子10の中心軸22が回転自在に軸支され、該中心軸22が外側円筒13の貫通孔23を回転自在に貫通し、外側円筒13より直径の小さい内側円筒11に固定されることによって、回転子10が固定子12の内部で自在に回転することができる。
具体的には、基台26に固定して設けられた固定子12の外側円筒13の中心線21の延長線上に軸受24が設けられ、軸受22に回転子10の中心軸22が回転自在に軸支され、該中心軸22が外側円筒13の貫通孔23を回転自在に貫通し、外側円筒13より直径の小さい内側円筒11に固定されることによって、回転子10が固定子12の内部で自在に回転することができる。
回転軸22に、駆動装置28を連結して回転子10を回転させることによって、磁石14とコイル16とが相対移動して誘導電流が発生し発電することができる。
駆動装置28が一定の駆動エネルギーを供給する場合、磁石14とコイル16の距離が近い場合には、低電圧大電流の出力が得られ、磁石14とコイル16の距離が離れるに従って電圧が上昇し電流が減少する。従って、使用条件および目的によって電流/電圧の比を好ましい値に設計できる。
駆動装置28が一定の駆動エネルギーを供給する場合、磁石14とコイル16の距離が近い場合には、低電圧大電流の出力が得られ、磁石14とコイル16の距離が離れるに従って電圧が上昇し電流が減少する。従って、使用条件および目的によって電流/電圧の比を好ましい値に設計できる。
本発明の円筒型永久磁石発電機1は、内側ヨーク18と外側ヨーク20の間に磁石14とコイル16とが対向して配置されるので、空気中での磁力線の磁束密度の低下を抑制することができるので、発電効率を向上させることができる。
また、磁石を円筒形の回転子の外側に配置し、コイルを円筒形の内面を有する固定子の内面に配置することができるので、磁石とコイルの面積を大きくすることができ、大きな電力を発電することができる。
また、磁石を円筒形の回転子の外側に配置し、コイルを円筒形の内面を有する固定子の内面に配置することができるので、磁石とコイルの面積を大きくすることができ、大きな電力を発電することができる。
本発明の永久磁石発電機1は、4以上の偶数個の磁石14が円周方向に沿って等間隔に並べられ、磁石14の数より1個多いか又は1個少ないコイル16が同心の円周方向に沿って等間隔に並べられた上を通過するので、各々のコイルが磁束を切るタイミングが異なるので、コギング及び脈流を効果的に減少させることができる。
なお、磁極14は、N極とS極が対になるので偶数であり、コイルは磁石14の数より1個多いか又は1個少ない数であるので奇数である。
なお、磁極14は、N極とS極が対になるので偶数であり、コイルは磁石14の数より1個多いか又は1個少ない数であるので奇数である。
従来の永久磁石発電機は、N極とS極とが交互に配置された磁石と同数のコイルとが設けられていたので、磁石とコイルとが相対的に1回転する間に、各コイルが配置された磁石の回数だけ、同時に磁束を切ることになるので、コギングという回転障害を生じて回転が円滑に行われなくなり、また軌道に大きなトルクが必要になり、脈動が生じるという問題があった。
本発明の永久磁石発電機1は、N極とS極が交互に配置されたx個(xは4以上の偶数)の磁石14が設けられた回転子10が、x+1個又はx−1個のコイル16が設けられた固定子12と対向して回転されるので、各コイル16が磁束を切るタイミングがそれぞれのコイルで異なるようになる。
即ち、コイル16の数がx+1である場合には、各コイルには1/(x+1)だけ位相の異なったx+1種類の交流が発電されるから、コギング及び脈動の回数が(x+1)倍に増えその強度が1/(x+1)になり、コイル16の数がx−1である場合には、各コイルには1/(x−1)だけ位相の異なったx−1種類の交流が発電されるから、コギング及び脈動の回数が(x−1)倍に増えその強度が1/(x−1)になる。
各コイルに整流器を連結し、整流された電流を直列に連結することによって、コギング及び脈動が平滑化された直流を得ることができる。
各コイルに整流器を連結し、整流された電流を直列に連結することによって、コギング及び脈動が平滑化された直流を得ることができる。
本発明の磁石14の数は4以上であることが好ましい。磁石14の数が2以下であると、コギング及び脈流を効果的に減少させることができない。磁石14及びコイル16の数が増えれば増えるほど、コギング及び脈流を効果的に減少させることができる。
より好ましくは、磁石14の数が8以上であり、コイル16の数が9以上であることできるが好ましい。
本発明は、磁石14及びコイル16の数が増えれば増えるほど、コギング及び脈流を効果的に減少させることができるので、磁石及びコイルの数の上限は定めない。
より好ましくは、磁石14の数が8以上であり、コイル16の数が9以上であることできるが好ましい。
本発明は、磁石14及びコイル16の数が増えれば増えるほど、コギング及び脈流を効果的に減少させることができるので、磁石及びコイルの数の上限は定めない。
(実施例)
図1〜4に示す基本構造を有する永久磁石発電機、具体的には、8個の磁石と9個のコイルを備える構造であって、外径が70mmであり長さが150mmである内側円筒11に、縦120mm、横25mm、厚さ2mmで鉄板への吸着力が8.8kgであるオジムネオジム磁石8枚を設置し、内径が90mmであり長さが150mmである外側円筒13に縦120mm、横25mm、厚さ10mmのコイル9個を設置して円筒型永久磁石発電機を製造した。
図1〜4に示す基本構造を有する永久磁石発電機、具体的には、8個の磁石と9個のコイルを備える構造であって、外径が70mmであり長さが150mmである内側円筒11に、縦120mm、横25mm、厚さ2mmで鉄板への吸着力が8.8kgであるオジムネオジム磁石8枚を設置し、内径が90mmであり長さが150mmである外側円筒13に縦120mm、横25mm、厚さ10mmのコイル9個を設置して円筒型永久磁石発電機を製造した。
駆動装置28として直流ブラシレスモーターを連結し、12.0V、0.2Aの直流電気を印加し、各コイルに全波整流装置を連結し整粒装置の出力端末を直列に連結した。
発電機の出力端末に負荷を連結して試験したところ、6.8V、0.25Aの出力を得た。出力電流は直流であって、コギング及び脈動は示さなかった。
発電機の出力端末に負荷を連結して試験したところ、6.8V、0.25Aの出力を得た。出力電流は直流であって、コギング及び脈動は示さなかった。
以上、本発明に関する好ましい実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の属する技術範囲を逸脱しない範囲での全ての変更が含まれる。
1 永久磁石発電機
10 回転子
11 内側円筒
12 固定子
13 外側円筒
14 磁石
16 コイル
18 内側ヨーク
20 外側ヨーク
21 中心線(内側円筒、外側円筒、中心軸)
23 回転軸貫通孔
24 軸受
26 支持部
28 駆動装置
30 筐体
10 回転子
11 内側円筒
12 固定子
13 外側円筒
14 磁石
16 コイル
18 内側ヨーク
20 外側ヨーク
21 中心線(内側円筒、外側円筒、中心軸)
23 回転軸貫通孔
24 軸受
26 支持部
28 駆動装置
30 筐体
Claims (7)
- 基台と、前記基台に固定された内面が円筒形の固定子と、前記固定子の内面と同軸に設置され前記固定子の内部で回転される円筒形の回転子と、を備える円筒型の永久磁石発電機であって、
前記固定子は、
前記基台に固定された円筒形の内面を有する外側円筒と、
前記外側円筒の内面に円周方向に等間隔に並べて設けられ、前記外側円筒の直径方向を軸として電線が同一の方向に巻回された複数の空芯のコイルと、
前記外側円筒の外側を覆って円筒形に設けられた外側ヨークと、
を備え、
前記回転子は、
前記基台に設けられた軸受けに、前記外側円筒と同心且つ回転自在に軸支された中心軸と、
前記中心軸に貫通されて固定され、前記外側円筒の内部に回転自在に設けられた内側円筒と、
前記内側円筒の外周面に円周方向に等間隔に並べられ、磁極の方向が前記内側円筒の直径方向に沿い、隣接する磁石と相互に反対に向くように着磁された複数個の磁石と、
前記内側円筒の内側に設けられ前記複数個の磁石と接する円筒形の内側ヨークと、
を備え、
前記磁石の数が4以上の偶数であって、前記コイルの数が前記磁石の数より1多いか又は1少ないことを特徴とする円筒型永久磁石発電機。 - 前記コイルの数が前記磁石の数より1多いことを特徴とする請求項1に記載の円筒型永久磁石発電機。
- 前記磁石の数が8以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の円筒型永久磁石発電機。
- 4以上の偶数個の前記磁石のそれぞれが、前記内側円筒の中心軸方向の位置を揃えて設置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の円筒型永久磁石発電機。
- 4以上の偶数個の前記磁石の両端それぞれが、前記内側円筒の横断面と角度を有し相互に平行な2平面それぞれの上に並ぶように設置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の円筒型永久磁石発電機。
- 前記コイルが、更に鉄芯を含むことを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の円筒型永久磁石発電機。
- 前記コイル各々に連結された整流器と、それぞれの整流器からの出力を直列に連結する配線と、出力端子と、を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の円筒型永久磁石発電機。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114094767A (zh) * | 2021-12-02 | 2022-02-25 | 向雨 | 一种直流发电机 |
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2018
- 2018-06-12 JP JP2018112111A patent/JP2019216531A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114094767A (zh) * | 2021-12-02 | 2022-02-25 | 向雨 | 一种直流发电机 |
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