JP2019216530A - 永久磁石発電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】コギング及び脈動を最小化し、電圧及び電流の脈動の少ない安定な大電流の直流を発電することができる永久磁石発電機を提供する.【解決手段】回転軸に固定されて回転自在に設けられた円板の一側に、4以上の偶数個の円形薄型磁石が前記円板の円周方向に沿って等間隔に並べられた回転子と、回転子の他側に回転軸に固定されて設けられた第1ヨークと、回転子に対向し、回転子に設けられた磁石の数より1個多いか又は1個少ない数の空芯のコイルが回転軸と同心の円周に沿ってして設けられ、前記コイルの卷回面が前記磁石の磁極と対向するように配備され、回転軸が回転自在に貫通する固定子と、前記固定子の他側に固定して設けられた第2ヨークとを備える永久磁石発電機。【選択図】 図1
Description
本発明は、永久磁石発電機に係り、より詳しくは、コギングトルク及び脈動を減少させ発電量及び発電効率を増大させた永久磁石発電機に関する。
永久磁石を用いた発電機として、特許文献1には、図8に示すように、伝達軸2に固定された円板状の基板7と、この基板の周辺部に設けられたドーナツ状の第1のヨーク8と、第1のヨークの平面部に設けられた複数個の永久磁石9と、永久磁石に対向し装置本体内に設けられたドーナツ状の第2のヨーク10と、第2のヨーク上に設けられた複数個のコイル11とを有し、永久磁石の回動によりコイルに誘導電圧を発生させて発電する発電装置が記載されている。
しかし、この形式の発電機は、磁石が1回転する間に各コイルが同時に複数回磁束を切ることになるので、コギングという回転障害が生じて回転が円滑に行われなくなるという課題が特許文献2に提示された。この課題を解決する手段として、特許文献2は、図9aに示すように、主軸30と、この主軸に固定されかつ外周に8極に着磁された磁性体20と、この磁性体の下部に設けられた鉄板10と、鉄板10の上に設けられたコイル50を有し、図9bに示すように、鉄板の上に円周に沿って8個のコイルが並べられ、図9cに示すよう磁石が8極に着磁され磁石と磁性体との距離が一定となった直流発電装置を開示している。
しかし、特許文献2に記載された発電システムも、磁石が1回転する間にコイルが8回磁束を切ることになるのでコギングを完全に防ぐことができないという問題が残る。
更に、S極とN極が隣接して配置された永久磁石発電機は、コイルが磁束を切る瞬間は発電量が0になり、電圧及び電流の脈動を生じるという問題もある。
直流は変圧及び整流の困難を伴うので、コギングを最小化し、安定した高電圧及び大電流の直流電気を発電する永久磁石発電機を提供することが望まれていた。
更に、S極とN極が隣接して配置された永久磁石発電機は、コイルが磁束を切る瞬間は発電量が0になり、電圧及び電流の脈動を生じるという問題もある。
直流は変圧及び整流の困難を伴うので、コギングを最小化し、安定した高電圧及び大電流の直流電気を発電する永久磁石発電機を提供することが望まれていた。
かかる課題を解決するための本発明は、コギング及び脈動を最小化し、電圧及び電流の脈動の少ない安定な直流を発電することができる永久磁石発電機を提供することを課題とする。
また本発明は、コギング及び脈動を最小化することによって、発電効率の高い永久磁石発電機を提供することを課題とする。
また本発明は、コギング及び脈動を最小化することによって、発電効率の高い永久磁石発電機を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するための本発明の永久磁石発電機は、基台と、基台に設けられた軸受に回転自在に軸支された回転軸と、回転軸に固定されて回転自在に設けられた円板状の回転子と、回転子の一側に円周方向に沿って等間隔に並べられ、磁極の方向が回転子の面に直交し且つ隣接する磁石と相互に反対に向くように着磁された複数の磁石と、回転子の他側に設けられ、複数の磁石と接して回転子と共に回転する第1ヨークと、基台に固定されて回転子の一側に対向して設けられ、回転軸が回転自在に貫通する固定子と、固定子の一側に回転子と対向して回転軸を中心とする円周に沿って設けられ、電線が固定子に直交する方向の軸の周りに同じ向きに巻回された複数の空芯のコイルと、固定子の他側に固定して設けられた第2ヨークと、を備え、磁石の数が4以上の偶数であり、コイルの数が前記磁石の数より1多いか又は1少ないことを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態に係る永久磁石発は、前記第2ヨークの代わりに、回転子と同一の構成の第2回転子、複数の磁石、並びに前記第1ヨークと同じ構成の第2ヨークが前記固定子の他側と離隔し対向してこの順に、但し磁石の磁性が回転子の磁石の磁性と相互に反対になるように設けられたことを特徴とする。
また、本発明は、磁石の数が8個以上であり、前記コイルの数が7個以上であることが好ましい。
更に本発明は、コイル各々に連結された整流器と、それぞれの整流器からの出力を直列に連結する配線と、出力端子と、を備えることを特徴とする。
更に本発明は、コイル各々に連結された整流器と、それぞれの整流器からの出力を直列に連結する配線と、出力端子と、を備えることを特徴とする。
本発明の、N極とS極が交互に配置されたx個(xは4以上の偶数)の磁石が設けられた回転子と、x+1個又はx−1個のコイルが設けられた固定子と、を対向して相対的に回転させる永磁石発電機は、磁石とコイルの数が同数xの永久磁石発電機に比べて、一回転のコギング及び脈動の回数が(x+1)倍又は(x−1)倍に増え、その強度が1/(x+1)又は1/(x−1)に減少するので、コギングが減少し電圧及び電流の脈動が平坦化された直流を発電することができる。
本発明の第1実施形態に係る永久磁石発電機は、第1ヨークと第2ヨークの間に磁石とコイルとが対向して配置され、磁力線の空気中での磁束密度の低下を抑制することができるので、発電効率を向上させることができる。
本発明の第2実施形態に係る永久磁石発電機は、上記の効果に加えて、2個の第1ヨークの間に、両側に反対の極性に着磁された磁石が配置されたコイルが配置されているので、更に磁束の密度が高くなり、発電効率を向上させることができる。
また、本発明の永久磁石発電機は、磁石とコイルとの距離が近い場合には低電圧大電流の出力が得られ、磁石とコイルとの距離が離れるに従って電圧が上昇し電流
が減少するので、使用条件や目的に応じ磁石とコイルとの距離を変化させて、入力されたトルクに対する発電機の出力の電圧/電流比を変化させることができる。
が減少するので、使用条件や目的に応じ磁石とコイルとの距離を変化させて、入力されたトルクに対する発電機の出力の電圧/電流比を変化させることができる。
以下に、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に記載する。この記載は、本発明を説明するためのものであって、この記載によって本発明の技術範囲を限定するものではない。本発明は、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で、多様に変更して実施することが可能である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る永久磁石発電機の構成を概略的に示す断面図であり、図2は、本発明の第1実施形態に係る4個の磁石と5個のコイルとを備える永久磁石発電機の磁石とコイルの関係を例示する要部の斜視図である。
図1、2に示すように、本発明の第1実施例の永久磁石式発電機1は回転子10と、固定子12と、回転軸22と該回転軸22を回転自在に支持する軸受け24と、軸受け24を支持する基台26とを有し、図示しない筐体に収容されることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る永久磁石発電機の構成を概略的に示す断面図であり、図2は、本発明の第1実施形態に係る4個の磁石と5個のコイルとを備える永久磁石発電機の磁石とコイルの関係を例示する要部の斜視図である。
図1、2に示すように、本発明の第1実施例の永久磁石式発電機1は回転子10と、固定子12と、回転軸22と該回転軸22を回転自在に支持する軸受け24と、軸受け24を支持する基台26とを有し、図示しない筐体に収容されることができる。
回転子10は、回転軸22に固定されて回転自在に設けられた回転子円板11に、4以上の偶数個の磁石14が円周方向に沿って等間隔に並べられて保持され、磁石14の着磁方向が回転子円板11の面と直交し且つ隣接する磁石と磁性が相互に反対になるように配備されることが好ましい。磁石14は、発電機の軸方向のサイズを小さくするためには薄型であることが好ましく、形状は特に限定されないが円形又は三角形を含む多角型であることができる。また磁石14の原料は特に限定されないが、高い磁力を有するという観点から、ネオジム磁石又はフェライト磁石であることが好ましい。
回転子10の一側には、第1ヨーク18が磁石14と接し回転軸22に固定されて回転子10と一体に回転するように設けられることができる。第1ヨーク18は、軟鉄で形成されることが好ましい。
回転子10の磁石14が設けられた面に近接し対向して、固定子12が設けられることができる。固定子12には、基台26に連結して設けられ、回転軸22が回転自在に貫通する回転軸貫通孔23を有する固定子板13と、回転軸22を同心とする円周に沿って磁石14の数より1個多いか又は1個少ない数の空芯のコイル16と、が設けられることが好ましい。
回転子10の磁石14が設けられた面に近接し対向して、固定子12が設けられることができる。固定子12には、基台26に連結して設けられ、回転軸22が回転自在に貫通する回転軸貫通孔23を有する固定子板13と、回転軸22を同心とする円周に沿って磁石14の数より1個多いか又は1個少ない数の空芯のコイル16と、が設けられることが好ましい。
コイル16は、固定子板13と直交する方向を軸として電線が同一の方向に巻回されることが好ましい。コイル16の形状は特に限定されないが、多くの磁束を集めるためになるべく広い面を覆うことが好ましく、厚さが薄いほうが発電機を小型化することができるという観点から、厚さの薄い円形又は三角形を含む多角型であることができる。
図2に例示するように、本発明の1実施形態では、回転子10には4個の磁石14が設けられ、固定子12には5個のコイルが設けられ、回転子10と固定子12とは、コイル16の卷回面が磁石14の磁極面と対向するように配備されることができる。
固定子12の回転子10の反対側には、固定子12に固定された第2ヨーク20を設けることができる。
固定子12の回転子10の反対側には、固定子12に固定された第2ヨーク20を設けることができる。
本発明の第1実施形態に係る永久磁石発電機1は、第1ヨーク18と第2ヨーク20の間に磁石14とコイル16が対向して配置されるので、磁力線の空気中での磁束密度の低下を抑制することができるので、発電効率を向上させることができる。なお、空気中での磁力線に磁束密度の低下を抑制する部材であれば、第1ヨーク18と第2ヨーク20とは、鉄板以外の部材を用いても良い。
回転軸22に図示しない駆動装置28を連結し回転子を回転させることによって、磁石14とコイル16とが相対移動して誘導電流が発生して、発電することができる。
回転軸22に図示しない駆動装置28を連結し回転子を回転させることによって、磁石14とコイル16とが相対移動して誘導電流が発生して、発電することができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る永久磁石発電機の構成を概略的に示す断面図であり、図4は、本発明の第2実施形態に係る8個の磁石と5個のコイルとを備える永久磁石発電機の配置関係を例示する要部斜視図である。
図3、4に示すように、本発明の第2実施例の永久磁石式発電機100は、第1実施形態の永久磁石式発電機1と比較すると、第2ヨークの代わりに、回転子10と同一の構造を有する第2回転子21、前記複数の磁石14、並びに第1ヨークと同じ構成の第2ヨークがこの順に但し磁石の磁性が前記回転子の磁石の磁性と反対になるように対向し前記回転軸に固定して設けられた点で相違する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る永久磁石発電機の構成を概略的に示す断面図であり、図4は、本発明の第2実施形態に係る8個の磁石と5個のコイルとを備える永久磁石発電機の配置関係を例示する要部斜視図である。
図3、4に示すように、本発明の第2実施例の永久磁石式発電機100は、第1実施形態の永久磁石式発電機1と比較すると、第2ヨークの代わりに、回転子10と同一の構造を有する第2回転子21、前記複数の磁石14、並びに第1ヨークと同じ構成の第2ヨークがこの順に但し磁石の磁性が前記回転子の磁石の磁性と反対になるように対向し前記回転軸に固定して設けられた点で相違する。
具体的には、基台26に固定して設けられた前記固定子12の両側それぞれに対向して、同一の構造であって回転軸22に固定されて回転自在に設けられた回転子10及び第2回転子21が設けられ、回転子10及び第2回転子21の回転子円板11それぞれに、4以上の偶数個の磁石14が円周方向に沿って等間隔に並べられて保持され、磁石14の着磁方向が回転子円板11の面と直交し且つ磁性が隣接する磁極及び前記固定子12を挟んで対向する磁石と相互に反対になるように配備されることが好ましい。磁石14は、発電機の軸方向のサイズを小さくするためには薄型であることが好ましく、形状は特に限定されないが円形又は三角形を含む多角型であることができる。また磁石14の原料は特に限定されないが、高い磁力を有するという観点から、ネオジム磁石又はフェライト磁石であることが好ましい。
回転子10の一側には、第1ヨーク18が磁石14と接し回転軸22に固定されて回転子10と一体に回転するように設けられることができる。また、第2回転子21の一側には、第2ヨーク20が磁石14と接し回転軸22に固定されて第2回転子21と一体に回転するように設けることができる。
図4は、4個の磁石14を備える回転子と10、21と5個のコイル16を備える固定子13を例として、本発明の第2実施形態に係る永久磁石発電機100の配置関係を示す要部の模式斜視図である。
図4に示すように、本発明の第2実施形態の永久磁石発電機100は、固定子12に貫通孔23が設けられ、該貫通孔23と同心の円周上に、電線が固定子板13と直交する軸の周りに巻回された空芯のコイル16が並べて設けられる。また、第1回転子10と第2回転子21とのそれぞれは、第1ヨークを外側に向け、磁石14が設けられた面を内側に向け、且つ磁石のS極とN極とを対向させて設けられて、回転軸22に固定されて一体に回転することができる。
図4に示すように、本発明の第2実施形態の永久磁石発電機100は、固定子12に貫通孔23が設けられ、該貫通孔23と同心の円周上に、電線が固定子板13と直交する軸の周りに巻回された空芯のコイル16が並べて設けられる。また、第1回転子10と第2回転子21とのそれぞれは、第1ヨークを外側に向け、磁石14が設けられた面を内側に向け、且つ磁石のS極とN極とを対向させて設けられて、回転軸22に固定されて一体に回転することができる。
回転軸22に図示しない駆動装置28を連結し回転子を回転させることによって、2組の複数の磁石14とコイル16とが相対移動し発電することができる。
本発明の第2実施形態に係る永久磁石発電機100は、2個の第1ヨーク18の間に、反対の極性に着磁された磁石14が両側に配置されたコイル16が配置されているので、更に磁力線の磁束密度が高くなり、発電効率を向上させることができる。
本発明の第2実施形態に係る永久磁石発電機100は、2個の第1ヨーク18の間に、反対の極性に着磁された磁石14が両側に配置されたコイル16が配置されているので、更に磁力線の磁束密度が高くなり、発電効率を向上させることができる。
本発明の永久磁石発電機1、100は、4以上の偶数個の磁石14が円周方向に沿って等間隔に並べられ、磁石14の数より1個多いか又は1個少ないコイル16が同心の円周方向に沿って等間隔に並べられた上を通過するので、各々のコイルが磁束を切るタイミングが異なるので、コギング及び脈流を効果的に減少させることができる。
従来の永久磁石発電機は、N極とS極が交互に配置された磁石と同数のコイルとが設けられているので、磁石とコイルとが相対的に1回転する間に、各コイルが配置された磁石の回数だけ、同時に磁束を切ることになるので、コギングという回転障害を生じて回転が円滑に行われなくなり、また軌道に大きなトルクが必要になり、脈動が生じるという問題があった。
本発明の永久磁石発電機1は、N極とS極が交互に配置されたx個(xは4以上の偶数)の磁石14が設けられた回転子10が、x+1個又はx−1個のコイル16が設けられた固定子12と対向して回転されるので、各コイル16が磁束を切るタイミングがそれぞれ異なるようになる。
即ち、コイル16の数がx+1である場合には、各コイルには1/(x+1)だけ位相の異なったx+1種類の交流が発電されるから、コギング及び脈動の回数が(x+1)倍に増えその強度が1/(x+1)になり、コイル16の数がx−1である場合には、各コイルには1/(x−1)だけ位相の異なったx−1種類の交流が発電されるから、コギング及び脈動の回数が(x−1)倍に増えその強度が1/(x−1)になる。
各コイルに整流器を連結し、整流された電流を直列に連結することによって、コギング及び脈動が平滑化された直流を得ることができる。
なお、磁極14は、N極とS極が対になるので偶数であり、コイルは磁石14の数より1個多いか又は1個少ない数であるので奇数である。
各コイルに整流器を連結し、整流された電流を直列に連結することによって、コギング及び脈動が平滑化された直流を得ることができる。
なお、磁極14は、N極とS極が対になるので偶数であり、コイルは磁石14の数より1個多いか又は1個少ない数であるので奇数である。
本発明の磁石14の数は4以上であることが好ましい。磁石14の数が2以下であると、コギング及び脈流を効果的に減少させることができない。磁石14及びコイル16の数が増えれば増えるほど、コギング及び脈流を効果的に減少させることができる。
より好ましくは、磁石14の数が8以上であり、コイル16の数が9以上であることできるが好ましい。
本発明は、磁石14及びコイル16の数が増えれば増えるほど、コギング及び脈流を効果的に減少させることができるので、磁石及びコイルの数の上限は定めない。
より好ましくは、磁石14の数が8以上であり、コイル16の数が9以上であることできるが好ましい。
本発明は、磁石14及びコイル16の数が増えれば増えるほど、コギング及び脈流を効果的に減少させることができるので、磁石及びコイルの数の上限は定めない。
(実施例)
図7〜9に示す基本構造を有する永久磁石発電機、具体的には、8個の磁石と9個のコイルを備える構造であって、回転子10の直径が100mmであり、磁石14の直径が15mm、厚さ10mmで吸引力が7kgであるネ円型オジム磁石であり、各コイル16が0.7mmのフォルマル線を250回卷回したコイルである永久磁石発電機を製造した。
図7〜9に示す基本構造を有する永久磁石発電機、具体的には、8個の磁石と9個のコイルを備える構造であって、回転子10の直径が100mmであり、磁石14の直径が15mm、厚さ10mmで吸引力が7kgであるネ円型オジム磁石であり、各コイル16が0.7mmのフォルマル線を250回卷回したコイルである永久磁石発電機を製造した。
駆動装置28として直流ブラシレスモーターを連結し、12.0V、0.2Aの直流電気を印加し、発電機の出力端末に負荷を連結して試験用したところ、10.2V、0.16Aの出力を得た。出力電流はコギング及び脈動は示さなかった。
以上、本発明に関する好ましい実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の属する技術範囲を逸脱しない範囲での全ての変更が含まれる。
1、100 永久磁石発電機
10 回転子
11 回転子円板
12 固定子
13 固定子板
14 磁石
16 コイル
18 第1ヨーク
20 第2ヨーク
21 第2回転子
22 回転軸
23 回転軸貫通孔
24 軸受
25 回転軸中心線
26 基台
28 駆動装置
・・・(改ページ)・・・
10 回転子
11 回転子円板
12 固定子
13 固定子板
14 磁石
16 コイル
18 第1ヨーク
20 第2ヨーク
21 第2回転子
22 回転軸
23 回転軸貫通孔
24 軸受
25 回転軸中心線
26 基台
28 駆動装置
・・・(改ページ)・・・
Claims (4)
- 基台と、
前記基台に設けられた軸受に回転自在に軸支された回転軸と、
前記回転軸に固定されて回転自在に設けられた円板状の回転子と、
前記回転子の一側に円周方向に沿って等間隔に並べられ、磁極の方向が前記回転子の面に直交し且つ隣接する磁石と相互に反対に向くように着磁された複数の磁石と、
前記回転子の他側に設けられ、前記複数の磁石と接して前記回転子と共に回転する第1ヨークと、
前記基台に固定されて前記回転子の一側に対向して設けられ、前記回転軸が回転自在に貫通する固定子と、
前記固定子の一側に前記回転子と対向して前記回転軸を中心とする円周に沿って設けられ、電線が前記固定子に直交する方向の軸の周りに同じ向きに巻回された複数の空芯のコイルと、
前記固定子の他側に固定して設けられた第2ヨークと、
を備え、
前記磁石の数が4以上の偶数であり、前記コイルの数が前記磁石の数より1多いか又は1少ないことを特徴とする磁石発電機。 - 前記第2ヨークの代わりに、前記回転子と同一の構成の第2回転子、前記複数の磁石、並びに前記第1ヨークと同じ構成の第2ヨークが前記固定子の他側と離隔し対向してこの順に、但し磁石の磁性が前記回転子の磁石の磁性と相互に反対になるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石発電機。
- 前記磁石の数が8個以上であり、前記コイルの数が7個以上であることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石発電機。
- 前記コイル各々に連結された整流器と、それぞれの整流器からの出力を直列に連結する配線と、出力端子と、を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の永久磁石発電機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7051040B1 (ja) | 2021-06-05 | 2022-04-11 | 英信 竹綱 | 発電機 |
-
2018
- 2018-06-12 JP JP2018112058A patent/JP2019216530A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7051040B1 (ja) | 2021-06-05 | 2022-04-11 | 英信 竹綱 | 発電機 |
WO2022254976A1 (ja) * | 2021-06-05 | 2022-12-08 | 英信 竹綱 | 発電機 |
JP2022186561A (ja) * | 2021-06-05 | 2022-12-15 | 英信 竹綱 | 発電機 |
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