JP2019204840A - 固体撮像素子及び固体撮像素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンタクトプラグ形成に位置ずれが生じた場合に、反対の導電型を有する不純物拡散領域同士が短絡してしまうことを抑制することができる固体撮像素子を提供する。【解決手段】一実施形態に係る固体撮像素子は、半導体基板と、第1フォトダイオード及び第2フォトダイオードと、第1素子分離領域及び第2素子分離領域と、第1保護膜及び第2保護膜と、画素トランジスタと、層間絶縁膜とを備えている。第1フォトダイオード及び第2フォトダイオードは、半導体基板の内部に形成され、かつ平面視において互いに離間しながら隣り合っている。第1素子分離領域及び第2素子分離膜は、それぞれ、平面視において第1フォトダイオード及び第2フォトダイオードを取り囲んでいる。第1保護膜及び第2保護膜は、半導体基板の第1面上に形成されている。画素トランジスタは、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有している。【選択図】図2
Description
本発明は、固体撮像素子及び固体撮像素子の製造方法に関する。
従来から、例えば特開2007−158031号公報(特許文献1)に記載の固体撮像装置が知られている。特許文献1に記載の固体撮像装置は、半導体基板と、電荷蓄積領域と、素子分離領域と、画素トランジスタとを有している。
半導体基板は、表面を有している。電荷蓄積領域は、半導体基板の内部に形成されている。素子分離領域は、半導体基板の表面に形成されている。素子分離領域は、平面視において電荷蓄積領域を取り囲んでいる。素子分離領域は、不純物をイオン注入することで形成されている。
画素トランジスタは、ソース領域と、ドレイン領域とを有している。ソース領域及びドレイン領域は、半導体基板の表面に形成されている。ソース領域及びドレイン領域は、素子分離領域と隣り合って配置されている。ソース領域及びドレイン領域の導電型は、素子分離領域の導電型と反対である。
特許文献1に記載の固体撮像素子においては、ソース領域(ドレイン領域)に接続されるコンタクトプラグがずれて形成された場合、コンタクトプラグがソース領域(ドレイン領域)と素子分離領域とに跨って形成されるおそれがある。その結果、導電型が逆の不純物拡散領域が互いに短絡してしまうおそれがある。
その他の課題及び新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施形態に係る固体撮像素子は、半導体基板と、第1フォトダイオード及び第2フォトダイオードと、第1素子分離領域及び第2素子分離領域と、第1保護膜及び第2保護膜と、画素トランジスタと、層間絶縁膜とを備えている。半導体基板は、第1面を有している。第1フォトダイオード及び第2フォトダイオードは、半導体基板の内部に形成され、かつ平面視において互いに離間しながら隣り合っている。第1素子分離領域は、第1面に形成され、かつ平面視において第1フォトダイオードを取り囲んでいる。第2素子分離領域は、第1面に形成され、かつ平面視において第2フォトダイオードを取り囲んでいる。第1保護膜及び第2保護膜は、第1面上に形成されている。画素トランジスタは、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有している。第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域は、第2フォトダイオード側にある第1分離領域と第1フォトダイオード側にある第2分離領域との間にある第1面に互いに離間して形成されている。層間絶縁膜は、第1保護膜及び第2保護膜を覆うように第1面上に形成され、かつ第1保護膜及び第2保護膜とは異なる材料で構成される。
第1分離領域及び第2分離領域の導電型は、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域の導電型と反対である。第1保護膜は、平面視において、第1フォトダイオードを覆うとともに、第2フォトダイオード側にある第1分離領域の外周に達するように延在している。第2保護膜は、平面視において、第2フォトダイオードを覆うとともに、第1フォトダイオード側にある第2分離領域の外周に達するように延在している。
一実施形態に係る固体撮像素子によると、コンタクトプラグ形成に位置ずれが生じた場合に、反対の導電型を有する不純物拡散領域同士が短絡してしまうことを抑制することができる。
実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
(実施形態に係る固体撮像素子の構成)
以下に、実施形態に係る固体撮像素子の構成を説明する。
以下に、実施形態に係る固体撮像素子の構成を説明する。
図1に示されるように、実施形態に係る固体撮像素子は、半導体基板SUBを有している。半導体基板SUBは、画素領域PXRと、周辺回路領域PCRとを有している。周辺回路領域PCRには、画素領域PXRの駆動、画素領域PXRから出力された信号の処理を行うための周辺回路(例えば、行/列選択回路、ノイズキャンセリング回路等)が形成されている。
<実施形態に係る固体撮像素子の画素領域PXRにおける構成>
図2〜図8に示されるように、実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、フォトダイオードPD1と、ピンニング領域PIN1と、フローティングディフュージョンFD1と、転送ゲートTG1とを有している。実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、フォトダイオードPD2と、ピンニング領域PIN2と、フローティングディフュージョンFD2と、転送ゲートTG2とをさらに有している。
図2〜図8に示されるように、実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、フォトダイオードPD1と、ピンニング領域PIN1と、フローティングディフュージョンFD1と、転送ゲートTG1とを有している。実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、フォトダイオードPD2と、ピンニング領域PIN2と、フローティングディフュージョンFD2と、転送ゲートTG2とをさらに有している。
実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、分離領域ISR1と、分離領域ISR2と、保護膜PRL1と、保護膜PRL2と、保護膜PRL3とをさらに有している。実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、ゲート絶縁膜GO1をさらに有している。実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、画素トランジスタTR1と、画素トランジスタTR2と、画素トランジスタTR3と、不純物拡散領域DIF4とをさらに有している。
画素トランジスタTR1は、例えばリセットトランジスタである。画素トランジスタTR2は、例えば増幅トランジスタである。画素トランジスタTR3は、例えば選択トランジスタである。画素トランジスタTR1は、不純物拡散領域DIF1aと、不純物拡散領域DIF1bと、ゲート絶縁膜GO1と、ゲート電極GE1とを有している。画素トランジスタTR2は、不純物拡散領域DIF2aと、不純物拡散領域DIF2bと、ゲート絶縁膜GO1と、ゲート電極GE2とを有している。
画素トランジスタTR3は、不純物拡散領域DIF2bと、不純物拡散領域DIF3aと、ゲート絶縁膜GO1と、ゲート電極GE3とを有している。不純物拡散領域DIF2bは、画素トランジスタTR2及び画素トランジスタTR3において共用されている。
実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、サイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS5をさらに有している。実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、シリサイド膜SIL1〜シリサイド膜SIL12をさらに有している。実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、層間絶縁膜ILDをさらに有している。実施形態に係る固体撮像素子は、画素領域PXRにおいて、コンタクトプラグCP1〜コンタクトプラグCP10をさらに有している。
半導体基板SUBは、第1面FSと、第2面SSとを有している。第1面FS及び第2面SSは、半導体基板SUBの主面を構成している。第2面SSは、第1面FSの反対面である。半導体基板SUBは、例えば単結晶のシリコン(Si)で形成されている。半導体基板SUBの導電型は、第2導電型である。
フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2は、半導体基板SUBの内部に形成されている。フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2は、平面視において互いに離間しながら隣り合っている。なお、「平面視」とは、第1面FSに直交する方向から見た場合をいう。平面視においてフォトダイオードPD1からフォトダイオードPD2に向かう方向を、第1方向DR1という。フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2の導電型は、第1導電型である。第2導電型は、第1導電型の反対の導電型である。第1導電型がn型である場合、第2導電型はp型である。
フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2は、それらの周囲にある第2導電型の領域とのpn接合で空乏化されている。そのため、半導体基板SUBの内部に入射した光の光電変換によって生じた電荷は、フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2に蓄積される。
ピンニング領域PIN1及びピンニング領域PIN2は、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。ピンニング領域PIN1は、フォトダイオードPD1の上方に位置している。ピンニング領域PIN2は、フォトダイオードPD2の上方に位置している。ピンニング領域PIN1及びピンニング領域PIN2の導電型は、第2導電型である。
フローティングディフュージョンFD1は、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。フローティングディフュージョンFD2は、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。フローティングディフュージョンFD1は、平面視においてフォトダイオードPD1から離間して配置されている。フローティングディフュージョンFD2は、平面視においてフォトダイオードPD2から離間して配置されている。フローティングディフュージョンFD1及びフローティングディフュージョンFD2の導電型は、第1導電型である。
フローティングディフュージョンFD1は、第1部分FD1aと、第2部分FD1bとを有している。第1部分FD1aは、第2部分FD1bよりもフォトダイオードPD1側に位置している。第1部分FD1a中における不純物濃度は、第2部分FD1b中における不純物濃度よりも低い。すなわち、フローティングディフュージョンFD1は、LDD構造を有している。
フローティングディフュージョンFD2は、第1部分FD2aと、第2部分FD2bとを有している。第1部分FD2aは、第2部分FD2bよりもフォトダイオードPD1側に位置している。第1部分FD2a中における不純物濃度は、第2部分FD2b中における不純物濃度よりも低い。すなわち、フローティングディフュージョンFD2は、LDD構造を有している。
ゲート絶縁膜GO1は、半導体基板SUBの第1面FS上に形成されている。ゲート絶縁膜GO1は、例えばシリコン酸化物(SiO2)により形成されている。
転送ゲートTG1及び転送ゲートTG2は、ゲート絶縁膜GO1上に形成されている。転送ゲートTG1は、平面視において、フォトダイオードPD1とフローティングディフュージョンFD1との間に配置されている。転送ゲートTG2は、平面視において、フォトダイオードPD2とフローティングディフュージョンFD2との間に配置されている。
転送ゲートTG1(転送ゲートTG2)に電圧が印加されることにより、フローティングディフュージョンFD1(フローティングディフュージョンFD2)とフォトダイオードPD1(フォトダイオードPD2)との間にある半導体基板SUBのポテンシャルレベルが低下する。そのため、転送ゲートTG1(転送ゲートTG2)に電圧が印加されることにより、フォトダイオードPD1(フォトダイオードPD2)に蓄積された電荷が、フローティングディフュージョンFD1(フローティングディフュージョンFD2)に転送される。
分離領域ISR1及び分離領域ISR2は、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。分離領域ISR1は、平面視において、フォトダイオードPD1を取り囲むように配置されている。分離領域ISR2は、平面視において、フォトダイオードPD2を取り囲むように形成されている。
分離領域ISR1及び分離領域ISR2の導電型は、第2導電型である。すなわち、分離領域ISR1及び分離領域ISR2の導電型は、フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2の導電型の反対である。そのため、フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2は、分離領域ISR1及び分離領域ISR2により、互いに分離されていることになる。
不純物拡散領域DIF1a及び不純物拡散領域DIF1bは、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。不純物拡散領域DIF1a及び不純物拡散領域DIF1bの導電型は、第1導電型である。
不純物拡散領域DIF1a及び不純物拡散領域DIF1bは、フォトダイオードPD2側にある分離領域ISR1とフォトダイオードPD1側にある分離領域ISR2との間に位置している。不純物拡散領域DIF1a及び不純物拡散領域DIF1bは、第1方向DR1に交差する方向(第2方向DR2)において、互いに離間しながら隣り合って配置されている。なお、不純物拡散領域DIF1a及び不純物拡散領域DIF1bに挟み込まれている半導体基板SUBの部分は、画素トランジスタTR1のチャネル領域を構成している。
不純物拡散領域DIF1aは、第1部分DIF1aaと、第2部分DIF1abとを有している。第1部分DIF1aaは、第2部分DIF1abよりも不純物拡散領域DIF1b側に位置している。第1部分DIF1aa中における不純物濃度は、第2部分DIF1ab中における不純物濃度よりも低い。すなわち、不純物拡散領域DIF1aは、LDD構造を有している。
不純物拡散領域DIF1bは、第1部分DIF1baと、第2部分DIF1bbとを有している。第1部分DIF1baは、第2部分DIF1bbよりも不純物拡散領域DIF1a側に位置している。第1部分DIF1ba中における不純物濃度は、第2部分DIF1bb中における不純物濃度よりも低い。すなわち、不純物拡散領域DIF1bは、LDD構造を有している。
不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b及び不純物拡散領域DIF3aは、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b及び不純物拡散領域DIF3aの導電型は、第1導電型である。
不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b及び不純物拡散領域DIF3aは、フォトダイオードPD2側にある分離領域ISR1とフォトダイオードPD1側にある分離領域ISR2との間に位置している。不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b及び不純物拡散領域DIF3aは、第2方向DR2において、互いに離間しながら隣り合って配置されている。なお、不純物拡散領域DIF2a及び不純物拡散領域DIF2bに挟み込まれている半導体基板SUBの部分は、画素トランジスタTR2のチャネル領域を構成している。また、不純物拡散領域DIF2b及び不純物拡散領域DIF3aに挟み込まれている半導体基板SUBの部分は、画素トランジスタTR3のチャネル領域を構成している。
不純物拡散領域DIF2aは、第1部分DIF2aaと、第2部分DIF2abとを有している。第1部分DIF2aaは、第2部分DIF2abよりも不純物拡散領域DIF2b側に位置している。第1部分DIF2aa中における不純物濃度は、第2部分DIF2ab中における不純物濃度よりも低い。すなわち、不純物拡散領域DIF2aは、LDD構造を有している。
不純物拡散領域DIF2bは、第1部分DIF2baと、第2部分DIF2bbと、第3部分DIF2bcとを有している。第1部分DIF2baは、第3部分DIF2bcよりも不純物拡散領域DIF2a側に位置している。第2部分DIF2bbは、第3部分DIF2bcよりも不純物拡散領域DIF3a側に位置している。第1部分DIF2ba中及び第2部分DIF2bb中における不純物濃度は、第3部分DIF2bc中における不純物濃度よりも低い。すなわち不純物拡散領域DIF2bは、LDD構造を有している。
不純物拡散領域DIF3aは、第1部分DIF3aaと、第2部分DIF3abとを有している。第1部分DIF3aaは、第2部分DIF3abよりも不純物拡散領域DIF2b側に位置している。第1部分DIF3aa中における不純物濃度は、第2部分DIF3ab中における不純物濃度よりも低い。すなわち、不純物拡散領域DIF3aは、LDD構造を有している。
不純物拡散領域DIF4は、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。不純物拡散領域DIF4の導電型は、第2導電型である。不純物拡散領域DIF4は、フォトダイオードPD2側にある分離領域ISR1とフォトダイオードPD1側にある分離領域ISR2との間に位置している。不純物拡散領域DIF4は、第2方向DR2において、不純物拡散領域DIF1bと隣り合って配置されている。
ゲート電極GE1、ゲート電極GE2及びゲート電極GE3は、例えば不純物がドープされた多結晶のシリコンにより形成されている。
ゲート電極GE1は、ゲート絶縁膜GO1を介して、不純物拡散領域DIF1a及び不純物拡散領域DIF1bに挟み込まれる第1面FS上に配置されている。ゲート電極GE2は、ゲート絶縁膜GO1を介して、不純物拡散領域DIF2a及び不純物拡散領域DIF2bに挟み込まれる半導体基板SUBの第1面FS上に配置されている。ゲート電極GE3は、ゲート絶縁膜GO1を介して、不純物拡散領域DIF2b及び不純物拡散領域DIF3aに挟み込まれる半導体基板SUBの第1面FS上に配置されている。
保護膜PRL1及び保護膜PRL2は、ゲート絶縁膜GO1を介して、半導体基板SUBの第1面FS上に形成されている。保護膜PRL1及び保護膜PRL2は、例えばシリコン窒化物(Si3N4)により形成されている。
保護膜PRL1は、平面視において、フォトダイオードPD1を覆うとともに、フォトダイオードPD2側にある分離領域ISR1の外周に達するように、第1方向DR1に沿って延在している。保護膜PRL1は、フォトダイオードPD2側にある分離領域ISR1の外周を超えて延在していてもよい。保護膜PRL1は、第1方向DR1におけるゲート電極GE1、ゲート電極GE2及びゲート電極GE3の端部を覆うように延在していてもよい。保護膜PRL1は、転送ゲートTG1のフォトダイオードPD1側の端部を覆っていてもよい。
保護膜PRL2は、平面視において、フォトダイオードPD2を覆うとともに、フォトダイオードPD1側にある分離領域ISR2の外周に達するように、第1方向DR1に沿って延在している。保護膜PRL2は、フォトダイオードPD1側にある分離領域ISR2の外周を超えて延在していてもよい。保護膜PRL2は、第1方向DR1におけるゲート電極GE1、ゲート電極GE2及びゲート電極GE3の端部を覆うように延在していてもよい。保護膜PRL2は、転送ゲートTG2のフォトダイオードPD2側の端部を覆っていてもよい。
保護膜PRL1の保護膜PRL2側の端と、保護膜PRL2の保護膜PRL1側の端とは、距離Lだけ離間している。第2部分DIF1abは、第1方向DR1において、幅Wを有している。距離Lは、好ましくは、幅Wと等しい。なお、図示されていないが、第2部分DIF1bb、第2部分DIF2ab、第3部分DIF2bc、第2部分DIF3ab及び不純物拡散領域DIF4は、同様に、第1方向DR1において幅Wを有している。
保護膜PRL3は、ゲート絶縁膜GO1を介して、半導体基板SUBの第1面FS上に形成されている。保護膜PRL3は、保護膜PRL1及び保護膜PRL2と同一材料で形成されていることが好ましい。保護膜PRL3は、平面視において、不純物拡散領域DIF1bと不純物拡散領域DIF4との間に配置されている。保護膜PRL3は、保護膜PRL1及び保護膜PRL2に接続されていてもよい。
サイドウォールスペーサSWS1は、転送ゲートTG1のフローティングディフュージョンFD1側の側面に形成されている。サイドウォールスペーサSWS1は、第1部分FD1aの上方に位置している。サイドウォールスペーサSWS2は、転送ゲートTG2のフローティングディフュージョンFD2側の側面に形成されている。サイドウォールスペーサSWS2は、第1部分FD2aの上方に位置している。
サイドウォールスペーサSWS3は、ゲート電極GE1の不純物拡散領域DIF1a側の側面及びゲート電極GE1の不純物拡散領域DIF1b側の側面に形成されている。サイドウォールスペーサSWS3は、第1部分DIF1aa及び第1部分DIF1baの上方に位置している。サイドウォールスペーサSWS4は、ゲート電極GE2の不純物拡散領域DIF2a側の側面及びゲート電極GE2の不純物拡散領域DIF2b側の側面に形成されている。サイドウォールスペーサSWS4は、第1部分DIF2aa及び第1部分DIF2baの上方に位置している。サイドウォールスペーサSWS5は、ゲート電極GE3の不純物拡散領域DIF2b側の側面及びゲート電極GE3の不純物拡散領域DIF3a側の側面に形成されている。サイドウォールスペーサSWS5は、第2部分DIF2bb及び第1部分DIF3aaの上方に位置している。
サイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS5は、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3と同一材料で形成されていることが好ましい。
シリサイド膜SIL1は、転送ゲートTG1の上面に形成されている。但し、保護膜PRL1に覆われている転送ゲートTG1の上面には、シリサイド膜SIL1は形成されていない。シリサイド膜SIL2は、転送ゲートTG2の上面に形成されている。但し、保護膜PRL2に覆われている転送ゲートTG2の上面には、シリサイド膜SIL2は形成されていない。
シリサイド膜SIL3及びシリサイド膜SIL4は、フローティングディフュージョンFD1上及びフローティングディフュージョンFD2上にそれぞれ形成されている。
シリサイド膜SIL5及びシリサイド膜SIL6は、不純物拡散領域DIF1a上及び不純物拡散領域DIF1b上にそれぞれ形成されている。シリサイド膜SIL7、シリサイド膜SIL8及びシリサイド膜SIL9は、不純物拡散領域DIF2a上、不純物拡散領域DIF2b上及び不純物拡散領域DIF3a上にそれぞれ形成されている。シリサイド膜SIL10は、不純物拡散領域DIF4上に形成されている。
シリサイド膜SIL11は、ゲート電極GE1の上面に形成されている。但し、保護膜PRL1及び保護膜PRL2に覆われているゲート電極GE1の上面には、シリサイド膜SIL11は形成されていない。シリサイド膜SIL12は、ゲート電極GE2の上面に形成されている。但し、図示されていないが、保護膜PRL1及び保護膜PRL2に覆われているゲート電極GE2の上面には、シリサイド膜SIL12は形成されていない。シリサイド膜SIL13は、ゲート電極GE3の上面に形成されている。但し、図示されていないが、保護膜PRL1及び保護膜PRL2に覆われているゲート電極GE3の上面には、シリサイド膜SIL13は形成されていない。
シリサイド膜SIL1〜シリサイド膜SIL12は、例えば、チタン(Ti)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)等とシリコンとの化合物により形成されている。
層間絶縁膜ILDは、半導体基板SUBの第1面FS上に形成されている。層間絶縁膜ILDは、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3と異なる材料により形成されている。より具体的には、層間絶縁膜ILDをエッチングする際のエッチングにおいて、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3のエッチングレートは、層間絶縁膜ILDのエッチングレートよりも低くなっている。層間絶縁膜ILDは、例えばシリコン酸化物により形成されている。
コンタクトプラグCP1は、フローティングディフュージョンFD1上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP1は、フローティングディフュージョンFD1に電気的に接続されている。コンタクトプラグCP2は、フローティングディフュージョンFD2上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP2は、フローティングディフュージョンFD2に電気的に接続されている。
コンタクトプラグCP3は、不純物拡散領域DIF1a上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP3は、不純物拡散領域DIF1aに電気的に接続されている。コンタクトプラグCP4は、不純物拡散領域DIF1b上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP4は、不純物拡散領域DIF1bに電気的に接続されている。
コンタクトプラグCP5は、不純物拡散領域DIF2a上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP5は、不純物拡散領域DIF2aに電気的に接続されている。コンタクトプラグCP6は、不純物拡散領域DIF3a上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP6は、不純物拡散領域DIF3aに電気的に接続されている。
コンタクトプラグCP7は、不純物拡散領域DIF4上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP7は、不純物拡散領域DIF1aに電気的に接続されている。
コンタクトプラグCP8は、ゲート電極GE1の上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP9は、ゲート電極GE2の上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP10は、ゲート電極GE3の上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP8、コンタクトプラグCP9及びコンタクトプラグCP10は、それぞれ、ゲート電極GE1、ゲート電極GE2及びゲート電極GE3に電気的に接続されている。
上記においては、1つの接続箇所に対して1つのコンタクトプラグが形成される例を示した。しかしながら、図9及び図10に示されるように、1つの接続箇所に対して2つのコンタクトプラグが形成されていてもよい。例えば、コンタクトプラグCP3に代えて、コンタクトプラグCP3a及びコンタクトプラグCP3bが形成されていてもよい。
この場合、コンタクトプラグCP3a及びコンタクトプラグCP3bは、第1方向DR1に沿って配列されていてもよい。コンタクトプラグCP3a及びコンタクトプラグCP3bの第1方向DR1における幅が幅W1とすると、幅Wは、幅W1(距離L)の3倍以上であることが好ましい。なお、図9及び図10の例においては、不純物拡散領域DIF1aのみが2つのコンタクトプラグ(コンタクトプラグCP3a及びコンタクトプラグCP3b)で接続されるものとしたが、コンタクトプラグCP3以外のコンタクトプラグについても、同様に2つのコンタクトプラグに置き代えられてもよい。
コンタクトプラグCP1〜コンタクトプラグCP10は、例えばタングステン(W)等で形成されている。
上記においては、実施形態に係る固体撮像素子が表面照射型のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである例について説明した。しかしながら、実施形態に係る固体撮像素子は、図11に示されるように、裏面照射型のCMOSイメージセンサであってもよい。この場合には、入射光は第2面SS側からフォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2に入射する。このことを別の観点からいえば、カラーフィルターCFは、第2面SS上に形成されている。
<実施形態に係る固体撮像素子の周辺回路領域PCRにおける構成>
実施形態に係る固体撮像素子は、図12に示されるように、周辺回路領域PCRにおいては、トランジスタTR4を有している。トランジスタTR4は、行/列選択回路、ノイズキャンセリング回路等の画素領域PXRを駆動するための回路を構成しているトランジスタである。トランジスタTR4は、ソース領域SRと、ドレイン領域DRAと、ウェル領域WRと、ゲート絶縁膜GO2と、ゲート電極GE4とを有している。
実施形態に係る固体撮像素子は、図12に示されるように、周辺回路領域PCRにおいては、トランジスタTR4を有している。トランジスタTR4は、行/列選択回路、ノイズキャンセリング回路等の画素領域PXRを駆動するための回路を構成しているトランジスタである。トランジスタTR4は、ソース領域SRと、ドレイン領域DRAと、ウェル領域WRと、ゲート絶縁膜GO2と、ゲート電極GE4とを有している。
実施形態に係る固体撮像素子は、周辺回路領域PCRにおいて、サイドウォールスペーサSWS6と、シリサイド膜SIL13〜シリサイド膜SIL15と、素子分離膜ISLと、層間絶縁膜ILDと、コンタクトプラグCP11〜コンタクトプラグCP13とをさらに有している。
ソース領域SRは、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。ドレイン領域DRAは、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。ソース領域SR及びドレイン領域DRAは、互いに離間して配置されている。ウェル領域WRは、ソース領域SR及びドレイン領域DRAを取り囲むように半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。ソース領域SR及びドレイン領域DRAに挟み込まれているウェル領域WRの部分は、トランジスタTR4のチャネル領域を構成している。
ソース領域SRは、第1部分SRaと、第2部分SRbとを有している。第1部分SRaは、第2部分SRbよりもチャネル領域側に位置している。第1部分SRa中における不純物濃度は、第2部分SRb中における不純物濃度よりも低い。すなわち、ソース領域SRは、LDD構造を有している。
ドレイン領域DRAは、第1部分DRAaと、第2部分DRAbとを有している。第1部分DRAaは、第2部分DRAbよりもチャネル領域側に位置している。第1部分DRAa中における不純物濃度は、第2部分DRAb中における不純物濃度よりも低い。すなわち、ドレイン領域DRAは、LDD構造を有している。
トランジスタTR4がnチャネルトランジスタである場合には、ソース領域SR及びドレイン領域DRAの導電型は第1導電型であり、ウェル領域WRの導電型は第2導電型である。他方で、トランジスタTR4がpチャネルトランジスタである場合、ソース領域SR及びドレイン領域DRAの導電型は第2導電型であり、ウェル領域WRの導電型は第1導電型である。
ゲート絶縁膜GO2は、半導体基板SUBの第1面FS上に形成されている。より具体的には、ゲート絶縁膜GO2は、ソース領域SR及びドレイン領域DRAに挟み込まれるウェル領域WR上に形成されている。ゲート絶縁膜GO2は、ゲート絶縁膜GO1と同一材料により形成されている。
ゲート電極GE4は、ゲート絶縁膜GO2を介して、半導体基板SUBの第1面FS上に形成されている。ゲート電極GE4は、転送ゲートTG1及び転送ゲートTG2並びにゲート電極GE1、ゲート電極GE2及びゲート電極GE3と同一材料により形成されている。
サイドウォールスペーサSWS6は、ゲート電極GE4のソース領域SR側の側面及びゲート電極GE4のドレイン領域DRA側の側面に形成されている。サイドウォールスペーサSWS6は、第1部分SRa及び第1部分DRAaの上方に位置している。サイドウォールスペーサSWS6は、保護膜PRL1、保護膜PRL2、保護膜PRL3及びサイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS5と同一材料により形成されている。
素子分離膜ISLは、半導体基板SUBの第1面FSに形成されている。素子分離膜ISLは、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)である。素子分離膜ISLは、例えばシリコン酸化物により形成されている。トランジスタTR4は、素子分離膜ISLにより周囲から絶縁分離されている。
シリサイド膜SIL13、シリサイド膜SIL14及びシリサイド膜SIL15は、ソース領域SR(第1部分SRa)上、ドレイン領域DRA(第1部分DRAa)上及びゲート電極GE4の上面にそれぞれ形成されている。シリサイド膜SIL13〜シリサイド膜SIL15は、シリサイド膜SIL1〜シリサイド膜SIL12と同一材料により形成されている。
コンタクトプラグCP11は、ソース領域SR(第1部分SRa)上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP12は、ドレイン領域DRA(第1部分DRAa)上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP13は、ゲート電極GE4上にある層間絶縁膜ILD中に形成されている。コンタクトプラグCP11、コンタクトプラグCP12及びコンタクトプラグCP13は、それぞれ、ソース領域SR、ドレイン領域DRA及びゲート電極GE4に電気的に接続されている。コンタクトプラグCP11〜コンタクトプラグCP13は、コンタクトプラグCP1〜コンタクトプラグCP10と同一材料で形成されている。
(実施形態に係る固体撮像素子の製造方法)
以下に、実施形態に係る固体撮像素子の製造方法を説明する。
以下に、実施形態に係る固体撮像素子の製造方法を説明する。
図13に示されるように、実施形態に係る固体撮像素子の製造方法は、素子分離膜形成工程S1と、第1イオン注入工程S2と、ゲート絶縁膜形成工程S3と、ゲート電極形成工程S4と、第2イオン注入工程S5と、サイドウォールスペーサ形成工程S6と、第3イオン注入工程S7と、シリサイド膜形成工程S8と、層間絶縁膜形成工程S9と、コンタクトプラグ形成工程S10とを有している。なお、実施形態に係る固体撮像素子の製造方法では、画素トランジスタTR2及び画素トランジスタTR3の周辺においても、画素トランジスタTR1の周辺と同様の構造が形成される。また、実施形態に係る半導体装置の製造方法では、フォトダイオードPD2の周辺においても、フォトダイオードPD1の周辺と同様の構造が形成される。そのため、図14A〜図22Dにおいては、各工程における画素トランジスタTR2及び画素トランジスタTR3並びにフォトダイオードPD2の周辺での構造の図示は省略されている。
図14A〜図14Dに示されるように、素子分離膜形成工程S1においては、素子分離膜ISLが形成される。素子分離膜ISLは、周辺回路領域PCRにおいてのみ形成されており、画素領域PXRにおいては形成されない。
素子分離膜ISLの形成においては、第1に、半導体基板SUBの第1面FSに溝が形成される。この溝は、例えばRIE(Reactive Ion Etching)等の異方性エッチングで形成される。第2に、当該溝に素子分離膜ISLを構成する材料が、CVD(Chemical Vapor Deposition)等で埋め込まれる。第3に、当該溝からはみ出した素子分離膜ISLを構成する材料が、CMP(Chemical Mechanical Polishing)等で除去される。
図15A〜図15Dに示されるように、第1イオン注入工程S2においては、フォトダイオードPD1、フォトダイオードPD2、分離領域ISR1、分離領域ISR2、ピンニング領域PIN1、ピンニング領域PIN2及びウェル領域WRがイオン注入で形成される。
図16A〜図16Dに示されるように、ゲート絶縁膜形成工程S3においては、ゲート絶縁膜GO1及びゲート絶縁膜GO2が形成される。ゲート絶縁膜GO1及びゲート絶縁膜GO2は、例えば熱酸化で形成される。
図17A〜図17Dに示されるように、ゲート電極形成工程S4においては、転送ゲートTG1、転送ゲートTG2及びゲート電極GE1〜ゲート電極GE4が形成される。転送ゲートTG1、転送ゲートTG2及びゲート電極GE1〜ゲート電極GE4の形成においては、第1に、転送ゲートTG1、転送ゲートTG2及びゲート電極GE1〜ゲート電極GE4を構成する材料がCVD等で成膜される。転送ゲートTG1、転送ゲートTG2及びゲート電極GE1〜ゲート電極GE4の形成においては、第2に、成膜された転送ゲートTG1、転送ゲートTG2及びゲート電極GE1〜ゲート電極GE4を構成する材料が、フォトリソグラフィ及びエッチングでパターンニングされる。
図18A〜図18Dに示されるように、第2イオン注入工程S5においては、第1部分FD1a、第1部分FD2a、第1部分DIF1aa、第1部分DIF1ba、第1部分DIF2aa、第1部分DIF2ba、第2部分DIF2bb及び第1部分DIF3aaがイオン注入で形成される。また、第2イオン注入工程S5においては、第1部分SRa及び第1部分DRAaがイオン注入で形成される。
図19A〜図19Dに示されるように、サイドウォールスペーサ形成工程S6においては、サイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS6、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3が形成される。サイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS6、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3の形成においては、第1に、サイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS6、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3を構成する材料がCVD等で成膜される。
第2に、成膜されたサイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS6、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3を構成する材料に対するエッチバックが行われる。この際、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3を形成する部分は、フォトレジスト等のマスクで被覆される。
図20A〜図20Dに示されるように、第3イオン注入工程S7においては、第2部分FD1b、第2部分FD2b、第2部分DIF1ab、第2部分DIF1bb、第2部分DIF2ab、第3部分DIF2bc及び第2部分DIF3abがイオン注入で形成される。また、第3イオン注入工程S7においては、第2部分SRb及び第2部分DRAbがイオン注入で形成される。
このイオン注入においては、サイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS6、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3がマスクとして用いられる。
図21A〜図21Dに示されるように、シリサイド膜形成工程S8において、シリサイド膜SIL1〜シリサイド膜SIL15が形成される。シリサイド膜SIL1〜シリサイド膜SIL15の形成においては、第1に、チタン、コバルト等が成膜される。第2に、成膜されたチタン、コバルト等に対する熱処理が行われる。この熱処理により、チタン、コバルト等と接しているフローティングディフュージョンFD1、フローティングディフュージョンFD2、不純物拡散領域DIF1a〜不純物拡散領域DIF4、ソース領域SR、ドレイン領域DRA、転送ゲートTG1、転送ゲートTG2及びゲート電極GE1〜ゲート電極GE4の部分がシリサイド化される。
第3に、未反応のチタン、コバルト等がエッチング等で除去される。すなわち、保護膜PRL1上、保護膜PRL2上、保護膜PRL3上及びサイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS6上に成膜されたチタン、コバルト等が、エッチング等で除去される。このように、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3は、シリサイドブロック膜としても用いられる。
図22A〜図22Dに示されるように、層間絶縁膜形成工程S9においては、層間絶縁膜ILDが形成される。層間絶縁膜ILDの形成においては、第1に、層間絶縁膜ILDを構成する材料がCVD等で成膜される。第2に、成膜された層間絶縁膜ILDを構成する材料が、CMP等で平坦化される。
コンタクトプラグ形成工程S10において、コンタクトプラグCP1〜コンタクトプラグCP13が形成される。コンタクトプラグCP1〜コンタクトプラグCP13の形成においては、第1に、コンタクトホールが形成される。コンタクトホールは、層間絶縁膜ILDに対してRIE等の異方性エッチングを行うことで形成される。
第2に、コンタクトホールに、コンタクトプラグCP1〜コンタクトプラグCP13を構成する材料がCVD等で埋め込まれる。第3に、コンタクトホールからはみ出したコンタクトプラグCP1〜コンタクトプラグCP13を構成する材料が、CMP等で除去される。以上の工程により、図2〜図8に示される実施形態に係る固体撮像素子の構造が形成される。
(実施形態に係る固体撮像素子の効果)
以下に、実施形態に係る固体撮像素子の効果を説明する。
以下に、実施形態に係る固体撮像素子の効果を説明する。
フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2がSTI等の素子分離膜で分離されている場合には、図23に示されるように、コンタクトプラグの形成位置がずれたとしても、当該コンタクトプラグが第1導電型の領域(例えば、不純物拡散領域DIF1a)と第2導電型の領域とに跨って形成されることはない。すなわち、当該コンタクトプラグが第1導電型の領域と第2導電型の領域とを短絡させることはない。
他方で、当該STI等の素子分離膜を分離領域ISR1及び分離領域ISR2で置き換え、フォトダイオードPD1及びフォトダイオードPD2が分離領域ISR1及び分離領域ISR2で分離されている場合には、図24に示されるように、コンタクトプラグの形成位置がずれてしまうと、当該コンタクトプラグが第1導電型の領域(例えば、不純物拡散領域DIF1a)と第2導電型の領域(例えば、分離領域ISR1)とを短絡させてしまう。
しかしながら、実施形態に係る固体撮像素子においては、保護膜PRL1が平面視においてフォトダイオードPD2側にある分離領域ISR1の外周に達するように延在しているとともに、保護膜PRL2が平面視においてフォトダイオードPD1側にある分離領域ISR2の外周に達するように延在している。
すなわち、実施形態に係る固体撮像素子においては、不純物拡散領域DIF1a(不純物拡散領域DIF1b、不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b、不純物拡散領域DIF3a)を、保護膜PRL1及び保護膜PRL2をマスクとして用いたイオン注入でセルフアライン的に形成することができる。
その結果、実施形態に係る固体撮像素子においては、コンタクトプラグの形成位置がずれたとしても、図25に示されるように、当該コンタクトプラグと第2導電型の領域(分離領域ISR1、分離領域ISR2)との接触が、保護膜PRL1(保護膜PRL2)で遮られる。そのため、当該コンタクトプラグが第1導電型の領域(不純物拡散領域DIF1a、不純物拡散領域DIF1b、不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b、不純物拡散領域DIF3a)と第2導電型の領域との短絡の発生が抑制される。
図26に示されるように、実施形態に係る固体撮像素子において、保護膜PRL1がゲート電極GE1のフォトダイオードPD1側の端を覆っていない場合、第3イオン注入工程S7において、ゲート電極GE1のフォトダイオードPD1側の端部近傍にある分離領域ISR1に第1導電型の不純物領域が形成されてしまうおそれがある。このような第1導電型の不純物領域が形成されてしまうと、不純物拡散領域DIF1aと不純物拡散領域DIF1bとが短絡してしまうおそれがある。このように、ゲート電極GE1(ゲート電極GE2、ゲート電極GE3)のフォトダイオードPD1(フォトダイオードPD2)側の端が保護膜PRL1(保護膜PRL2)で覆われていない場合には、画素トランジスタTR1(画素トランジスタTR2、画素トランジスタTR3)のソース及びドレインが互いに短絡してしまうおそれがある。
実施形態に係る固体撮像素子において、保護膜PRL1がゲート電極GE1(ゲート電極GE2、ゲート電極GE3)のフォトダイオードPD1側の端を覆っており、かつ保護膜PRL2がゲート電極GE1(ゲート電極GE2、ゲート電極GE3)のフォトダイオードPD2側の端を覆っている場合には、上記のような短絡の発生を抑制することができる。
図27に示されるように、保護膜PRL1及び保護膜PRL2を用いずにシリサイドブロック膜SBLを用いて不純物拡散領域DIF1aの表面をシリサイド化しようとする場合、シリサイドブロック膜SBLの開口が不純物拡散領域DIF1a上からずれて形成されてしまうおそれがある。その結果、例えば、シリサイド膜SIL5が不純物拡散領域DIF1aと分離領域ISR1とに跨って形成されることにより、不純物拡散領域DIF1aと分離領域ISR1とが短絡してしまうおそれがある。
実施形態に係る固体撮像素子においては、保護膜PRL1及び保護膜PRL2が不純物拡散領域DIF1aを形成するイオン注入のマスクとして機能する。また、実施形態に係る固体撮像素子においては、不純物拡散領域DIF1aをシリサイド化する際のシリサイドブロック膜としても機能する。すなわち、不純物拡散領域DIF1a(不純物拡散領域DIF1b、不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b、不純物拡散領域DIF3a)に対するイオン注入とシリサイド化とが、同一の膜を用いて行われる。
したがって、シリサイド膜SIL5(シリサイド膜SIL6、シリサイド膜SIL7、シリサイド膜SIL8、シリサイド膜SIL9)が不純物拡散領域DIF1a(不純物拡散領域DIF1b、不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b、不純物拡散領域DIF3a)上からずれて形成されることはない。このように、実施形態に係る固体撮像素子によると、不純物拡散領域DIF1a(不純物拡散領域DIF1b、不純物拡散領域DIF2a、不純物拡散領域DIF2b、不純物拡散領域DIF3a)と分離領域ISR1(分離領域ISR2)とのシリサイド膜による短絡を抑制することができる。
図28に示されるように、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3をマスクとして用いずに不純物拡散領域DIF1b及び不純物拡散領域DIF4をイオン注入で形成する場合、不純物拡散領域DIF1bを形成する際のマスク合わせ及び不純物拡散領域DIF4を形成する際のマスク合わせは、間接合わせとなる。そのため、マスクずれが発生することにより、不純物拡散領域DIF1bと不純物拡散領域DIF4とが重なって形成されてしまうおそれがある。
実施形態に係る固体撮像素子においては、不純物拡散領域DIF1b及び不純物拡散領域DIF4は、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3をマスクとするイオン注入で形成される。保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3は、同一工程において一括して形成されるため、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3が本来形成されるべき位置からずれて形成されたとしても、不純物拡散領域DIF1b及び不純物拡散領域DIF4とが重なって形成されることはない。
コンタクトプラグCP3に代えてコンタクトプラグCP3a及びコンタクトプラグCP3bを形成する場合、1つの不純物拡散領域(不純物拡散領域DIF1a)に対して2つのコンタクトプラグが形成されるため、接続の信頼性が向上する。他方で、この場合、コンタクトプラグCP3a(コンタクトプラグCP3b)の位置がずれて形成されると、コンタクトプラグCP3a(コンタクトプラグCP3b)が不純物拡散領域DIF1aと分離領域ISR1(分離領域ISR2)との境界を跨ぐように形成されやすくなる。
実施形態に係る固体撮像素子においては、コンタクトプラグCP3a(コンタクトプラグCP3b)と分離領域ISR1(分離領域ISR2)との接触は、保護膜PRL1(保護膜PRL2)で妨げられる。そのため、コンタクトプラグCP3a(コンタクトプラグCP3b)の位置がずれて形成されたとしても、不純物拡散領域DIF1aと分離領域ISR1(分離領域ISR2)との短絡の発生を抑制することができる。
なお、隣り合う2つのコンタクトプラグ同士の間隔は、コンタクトプラグの幅にほぼ等しいことが通常であるため、距離L(幅W)が幅W1の3倍以上であれば、コンタクトプラグCP3a及びコンタクトプラグCP3bの双方を不純物拡散領域DIF1aに接続することができる。
保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3がサイドウォールスペーサSWS1〜サイドウォールスペーサSWS6と同一材料で形成される場合、これらを同一工程で形成することができるため、保護膜PRL1、保護膜PRL2及び保護膜PRL3を形成するために新たな工程を追加する必要がない。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
CF カラーフィルター、CP1,CP2,CP3,CP3a,CP3b,CP4,CP5,CP6,CP7,CP8,CP9,CP10,CP11,CP12,CP13 コンタクトプラグ、DIF1a,DIF1b,DIF2b,DIF2a,DIF3a,DIF4 不純物拡散領域、DIF1aa,DIF1ba,DIF2aa,DIF2ba,DIF3aa,DRAa 第1部分、DIF1ab,DIF1bb,DIF2ab,DIF2bb,DIF3ab,DRAb 第2部分、DIF2bc 第3部分、DR1 第1方向、DR2 第2方向、DRA ドレイン領域、FD1,FD2 フローティングディフュージョン、FD1a,FD2a 第1部分、FD1b,FD2b 第2部分、FS 第1面、GE1,GE2,GE3,GE4 ゲート電極、GO1,GO2 ゲート絶縁膜、ISR1,ISR2 分離領域、ILD 層間絶縁膜、ISL 素子分離膜、L 距離、PCR 周辺回路領域、PD1,PD2 フォトダイオード、PIN1,PIN2 ピンニング領域、PRL1,PRL2,PRL3 保護膜、PXR 画素領域、SIL1,SIL2,SIL3,SIL4,SIL5,SIL6,SIL7,SIL8,SIL9,SIL10,SIL11,SIL12,SIL13,SIL14,SIL15 シリサイド膜、SBL シリサイドブロック、SR ソース領域、SRa 第1部分、SRb 第2部分、SS 第2面、SUB 半導体基板、SWS1,SWS2,SWS3,SWS4,SWS5,SWS6 サイドウォールスペーサ、S1 素子分離膜形成工程、S2 第1イオン注入工程、S3 ゲート絶縁膜形成工程、S4 ゲート電極形成工程、S5 第2イオン注入工程、S6 サイドウォールスペーサ形成工程、S7 第3イオン注入工程、S8 シリサイド膜形成工程、S9 層間絶縁膜形成工程、S10 コンタクトプラグ形成工程、TG1,TG2 転送ゲート、TR1,TR2,TR3 画素トランジスタ、TR4 トランジスタ、W,W1 幅、WR ウェル領域。
Claims (10)
- 第1面を有する半導体基板と、
前記半導体基板の内部に形成され、かつ平面視において互いに離間しながら隣り合う第1フォトダイオード及び第2フォトダイオードと、
前記第1面に形成され、かつ平面視において前記第1フォトダイオードを取り囲む第1分離領域と、
前記第1面に形成され、かつ平面視において前記第2フォトダイオードを取り囲む第2分離領域と、
前記半導体基板の第1面上に形成された第1保護膜及び第2保護膜と、
前記第2フォトダイオード側にある前記第1分離領域と前記第1フォトダイオード側にある前記第2分離領域との間にある前記第1面に互いに離間して形成される第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する画素トランジスタと、
前記第1保護膜及び前記第2保護膜を覆うように前記第1面上に形成され、かつ前記第1保護膜及び前記第2保護膜とは異なる材料で構成される層間絶縁膜とを備え、
前記第1分離領域及び前記第2分離領域の導電型は、前記第1不純物拡散領域及び前記第2不純物拡散領域の導電型と反対であり、
前記第1保護膜は、平面視において、前記第1フォトダイオードを覆うとともに、前記第2フォトダイオード側にある前記第1分離領域の外周に達するように延在し、
前記第2保護膜は、平面視において、前記第2フォトダイオードを覆うとともに、前記第1フォトダイオード側にある前記第2分離領域の外周に達するように延在する、固体撮像素子。 - 前記画素トランジスタは、前記第1不純物拡散領域及び前記第2不純物拡散領域に挟み込まれる前記第1面上に形成されるゲート電極をさらに有し、
前記第1保護膜は、前記ゲート電極の前記第1フォトダイオード側の端部を覆い、
前記第2保護膜は、前記ゲート電極の前記第2フォトダイオード側の端部を覆う、請求項1に記載の固体撮像素子。 - 前記第1不純物拡散領域及び前記第2不純物拡散領域がある前記第1面上に形成されたシリサイド膜をさらに備える、請求項1に記載の固体撮像素子。
- 前記第1面上に形成された第3保護膜と、
前記第2フォトダイオード側にある前記第1分離領域と前記第1フォトダイオード側にある前記第2分離領域との間にある前記第1面に形成される第3不純物拡散領域をさらに備え、
前記第3不純物拡散領域は、前記第2不純物拡散領域と離間しながら隣り合い、
前記第3不純物拡散領域の導電型は、前記第2不純物拡散領域の導電型と反対であり、
前記第3保護膜は、前記第2不純物拡散領域と前記第3不純物拡散領域との間に配置される、請求項1に記載の固体撮像素子。 - 前記第1不純物拡散領域に電気的に接続される1対のコンタクトプラグを備え、
前記第1保護膜の前記第2保護膜側の端と前記第2保護膜の前記第1保護膜側の端との距離は、前記コンタクトプラグの幅の3倍以上である、請求項1に記載の固体撮像素子。 - 前記半導体基板は、前記第1面の反対面である第2面をさらに有し、
前記第1フォトダイオード及び前記第2フォトダイオードには、前記第2面側から光が入射する、請求項1に記載の固体撮像素子。 - 第1面を有する半導体基板を準備する工程と、
前記半導体基板の内部に平面視において互いに離間しながら隣り合う第1フォトダイオード及び第2フォトダイオードを形成する工程と、
平面視において前記第1フォトダイオードを取り囲む第1分離領域を前記第1面に形成する工程と、
平面視において前記第2フォトダイオードを取り囲む第2分離領域を前記第1面に形成する工程と、
前記第1面上に第1保護膜及び第2保護膜を形成する工程と、
前記第2フォトダイオード側にある前記第1分離領域と前記第1フォトダイオード側にある前記第2分離領域との間にある前記第1面に互いに離間して配置される第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する画素トランジスタを形成する工程と、
前記第1保護膜及び前記第2保護膜とは異なる材料で構成される層間絶縁膜を前記第1保護膜及び前記第2保護膜を覆うように前記第1面上に形成する工程とを備え、
前記第1保護膜は、平面視において、前記第1フォトダイオードを覆うとともに、前記第2フォトダイオード側にある前記第1分離領域の外周に達するように延在し、
前記第2保護膜は、平面視において、前記第2フォトダイオードを覆うとともに、前記第1フォトダイオード側にある前記第2分離領域の外周に達するように延在し、
前記画素トランジスタを形成する工程は、前記第1保護膜及び前記第2保護膜をマスクとしたイオン注入により前記第1不純物拡散領域及び前記第2不純物拡散領域を形成する工程を有する、固体撮像素子の製造方法。 - 前記画素トランジスタを形成する工程は、前記第1不純物拡散領域及び前記第2不純物拡散領域に挟み込まれる前記第1面上に配置されるゲート電極を形成する工程をさらに有し、
前記第1保護膜は、前記ゲート電極の前記第1フォトダイオード側の端部を覆うように形成され、
前記第2保護膜は、前記ゲート電極の前記第2フォトダイオード側の端部を覆うように形成される、請求項7に記載の固体撮像素子の製造方法。 - 前記第1保護膜及び前記第2保護膜をシリサイドブロック膜として前記第1不純物拡散領域及び前記第2不純物拡散領域がある前記第1面上にシリサイド膜を形成する工程をさらに備える、請求項7に記載の固体撮像素子の製造方法。
- 前記第1面上に第3保護膜を形成する工程と、
前記第2フォトダイオード側にある前記第1分離領域と前記第1フォトダイオード側にある前記第2分離領域との間にある前記第1面に第3不純物拡散領域を形成する工程とをさらに備え、
前記第3不純物拡散領域は、前記第2不純物拡散領域と離間しながら隣り合い、
前記第3不純物拡散領域の導電型は、前記第2不純物拡散領域の導電型と反対であり、
前記第3保護膜は、前記第2不純物拡散領域と前記第3不純物拡散領域との間に形成される、請求項7に記載の固体撮像素子の製造方法。
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JP2018097793A Pending JP2019204840A (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 固体撮像素子及び固体撮像素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019204840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022130791A1 (ja) * | 2020-12-15 | 2022-06-23 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 固体撮像装置及び電子機器 |
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2018
- 2018-05-22 JP JP2018097793A patent/JP2019204840A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022130791A1 (ja) * | 2020-12-15 | 2022-06-23 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 固体撮像装置及び電子機器 |
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