JP2019139595A - 精算システム - Google Patents
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Abstract
【課題】これまでの精算カウンターにおいて、読取装置で読み取れなかった購入商品があっても、精算カウンターで客を滞留させずに処理できる新たな精算システムを提供することを課題とする。【解決手段】購入商品を精算レーン1に沿って搬送するコンベア2と、コンベア2において、購入商品に付された情報を読み取る読取装置3と、読取装置3の下流において、前記情報の読取不能な購入商品を、コンベア2からサブレーン4へ振り分ける振分装置5と、読取装置5で読み取られた情報でもって、POSサーバー6から前記購入商品の商品情報を呼び出してPOS端末装置7と、POS端末装置7からの指示と支払条件とに基づいて、購入商品の清算処理を行う清算処理装置8とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、例えばスーパーマーケットや量販店等の精算カウンターにおける客の滞留を防止することができる精算システムに関する。
この種の精算システムとしては、例えば下記特許文献1に記載のチェックアウトシステムが知られている。このチェックアウトシステムは、図1に示すように、スタートボタン33の操作により商品26を搬送するベルトコンベア24と、そのベルトコンベア24の中間部に設けられて、搬送する商品の高さを計測する計測装置29と、同じくベルトコンベア24の中間部に設けられて、搬送する商品を撮像する撮像カメラ30と、高さ計測及び撮像により通過する商品を計数する第1の計数手段、通過する商品からバーコードを読取ってデコードするバーコードスキャナ、登録済み商品数を計数する第2の計数手段、並びに撮像した画像を処理して商品の位置、大きさ等を判定し、スキャナからの商品データに基づいて登録を行い、第1及び第2の計数手段の計数値が一致すると、登録完了を判断し、顧客の合計金額を表示させるPOS端末と、自動支払機37への自動支払い及びレシート発行機38のレシート発行が終了すると開放して顧客を通過させるゲート40とを設けたものである。
この特許文献1では、商品からバーコードを読み取って、対応する商品情報をPOSサーバーから呼び出しているが、最近では、バーコードに代えて電子透かし、所謂デジタル透かしと言われる、目視不能の情報が包装商品に事前印刷され、その情報をデジタルカメラで読み取って処理することにより、対応する商品情報をPOSサーバーから呼び出す技術が普及しつつある。
こうした電子透かしとバーコートとを包装商品に併記し、何れの情報も読み取れるようにしておけば、一方が読み取りエラーになっても他方で補完的に商品情報を呼び出すことができるから、精算カウンターでの客の待ち時間を短縮することができる効果がある。
しかし、バーコードや電子透かし等を商品に付したとしても、それらが不鮮明であったり、商品同士の重なりによって隠されていたりすると、それらの識別子が読み取れない場合がある。また、バーコードラベルが貼付されない商品、例えば包装されない大根やキュウリ、ホウレンソウ等や果物等を特許文献1のシステムで処理しようとすると、それらの商品情報の呼び出しができなかったり、呼出しに時間が掛かったりして、精算カウンターで客が滞留してしまう問題があった。
本発明は、この問題に鑑み、これまでの精算カウンターにおいて、読取装置で読み取れなかった購入商品があっても、精算カウンターで客を滞留させずに処理できる新たな精算システムを提供することを課題とする。
第一発明に係る精算システムは、購入商品を精算レーンに沿って搬送するコンベアと、該コンベアで搬送される前記購入商品に付された情報を読み取る読取装置と、前記読取装置の下流において、前記情報の読取不能な購入商品を、前記コンベアからサブレーンへ振り分ける振分装置と、前記読取装置で読み取られた情報に基づいてPOSサーバーから前記購入商品の商品情報を呼び出すPOS端末装置と、該POS端末装置からの指示と支払条件とに基づいて、購入商品の精算処理を行う精算処理装置と、を備えたことを特徴とする。
このシステムでは、客が移動する精算レーンに沿ってコンベアが設けられ、そのコンベアに購入商品が順次載置されて、下流側へ搬送されるようになっている。読取装置は、そのコンベアの中間部に設けられ、そこを通過する購入商品に付された情報、例えばバーコートや二次元コード等のコード情報、或いは、電子透かし情報を読み取って、それを直接的に、或いは、POS端末装置を介してPOSサーバーに送信する。POSサーバーは、受け取った情報に基づいて、対応する商品の品名や価格、特売情報等の商品情報を呼び出して、それをPOS端末装置に送信する。POS端末装置は、受け取った商品情報を表示部に表示し、客が確認キーを操作して購入商品を確定させると、その購入商品の合計金額を精算処理装置へ送信する。
一方、購入商品をコンベアへ載置する作業を終えた客は、精算レーンに沿って下流へ移動する。下流側には、POS端末装置が設けられ、その表示部には、読取装置で読み取られた各購入商品の商品情報(商品名、価格、数量等)が表示される。
全購入商品の表示が終了すると、客は、搬送されてきた購入商品と、表示部の表示内容とが一致するか否かを確認し、一致していれば、表示部の確認キーを押す。確認キーが押されるとPOS端末装置は、表示内容と合計金額とを確定させて、精算処理装置へ合計金額を送信する。精算処理装置は、合計金額を受け取ると、客が提示した支払条件、例えばプリペイドカード、クレジットカード、デビットカード、それらに代わる電子マネー等の提示、或いは現金の投入等に基づいて精算処理を実行する。その精算が完了すると、POS端末装置の表示部に支払完了を表示する。客は、それを確認してから、コンベア上の支払済購入商品を買い物袋に収納する。
このようにして、一人の客の精算が終了すると、次の客は、自身の購入商品をコンベアへ載置する。その際、先の客の購入商品と次の客の購入商品とを区別する仕切りバーを、前後の購入商品群の境目に置けば、読取装置が仕切りバーを検出した時点で、それまでに読み取った購入商品群を先の客の購入商品として処理することができる。これにより、複数の客が精算レーンの上流側と下流側でそれぞれ作業を行っても、先の客の購入商品と、次の客の購入商品とを区別して処理することができる。
一方、購入商品に付された情報の読み取りに失敗した購入商品や、その情報が当初から付与されていない購入商品は、振分装置によってサブレーンへ振り分けられる。このサブレーンは、精算レーンを移動する客の妨げにならない場所に設けられる。例えばコンベアを間に挟んだ精算レーンの反対側に設けられる。
第二発明に係る精算システムは、前記サブレーンに振り分けられた購入商品の商品情報を前記POSサーバーから呼び出して前記POS端末装置に送信するPOS端末を前記サブレーンに配置したことを特徴とする。
前記サブレーンには、POS端末と、それを操作する店員とを配置しておく。POS端末には、表示部とバーコードや二次元コードを読み取るコードリーダ、さらには電子透かし情報を読み取るカメラ等が接続されている。そして、店員は、振り分けられた商品からバーコードや二次元コード、或いは、電子透かし情報を探し出し、それをコードリーダやカメラで読み取る。読み取られた情報は、POSサーバーに送信され、該当する商品の商品情報(商品名、価格、特売情報等)がPOS端末の表示部に表示される。
一方、当初からコード情報や電子透かし情報等が付与されていない商品、例えば生鮮野菜等の商品は、その画像一覧が表示部に表示され、その中から該当する商品が指定できるようになっている。これにより、指定された商品の商品情報がPOSサーバーから呼び出され、それがPOS端末の表示部に表示される。
表示内容を確認した店員は、読み取りを終了した商品を精算レーンに戻す。その間、精算レーンでは、次々と購入商品が搬送されるので、精算レーンに戻された購入商品と、振り分けられなかった購入商品とが一緒になって下流へ搬送され、客は、そこでPOS端末装置の表示内容を確認して、購入商品を買い物籠に回収し、精算処理装置でそれらの精算を行う。
このように、読取装置による読み取りに失敗した購入商品は、一旦サブレーンに振り分け、そこで店員によって商品情報の呼び出しを行うから、メインの精算レーンでは、客を滞留させずに複数の客の精算を流れ作業的に行うことができる。
一方、サブレーンに店員が居ない場合は、客は、精算レーンからサブレーンに移動し、そこでPOS端末を操作して、客自身で購入商品を精算することになる。その場合、精算レーンで購入商品を精算した後、サブレーンでも、そこに振り分けられた購入商品を精算する場合もある。そうした場合に対応させて、第三発明に係る精算システムでは、前記精算処理装置が前記精算レーン及び/又は前記サブレーンに配置されていることを特徴とする。
これにより、購入商品がサブレーンに振り分けられた客は、サブーンでも精算レーンでも精算することができるから、先に精算レーンでの精算を済ませてからサブレーンに移動することができる。また、サブレーンに振り分けられなかった購入商品の客も、精算レーンを出てサブレーンにおいて精算を行うことができるから、精算レーンでの客の流れを円滑にすることができる。
第四発明に係る精算システムは、第一発明から第三発明の精算システムにおいて、前記POS端末装置が前記精算処理装置に購入商品の精算を指示した後は、次の客の購入商品の処理を開始することを特徴とする。これにより、精算レーンにおいて、先の客の精算指示が済めば、先の客がカードや現金による支払に手間取っていても、次の客の購入商品について処理することができる。
第五発明に係る精算システムは、前記商品に付された情報が、コード情報及び/又は電子透かし情報であり、前記読取装置が、コードリーダ及び/又は電子透かし情報を読み取る読取装置であることを特徴とする。
ここで、コードリーダは、バーコードや二次元コードを読み取る装置である。これにより、コード情報が読み取れなかった場合でも、包材に印刷された電子透かし情報から購入商品を特定することができるから、読取装置による読み取りミスの発生確率を減らすことができる。
第六発明に係る精算システムは、第一発明の読取装置の上流側に、前記コンベアで搬送される購入商品の個数を検出する検出部が設けられ、前記読取装置は、検出された購入商品の個数と、読み取った購入商品の個数とが不一致であれば、前記振分装置を作動させることを特徴とする。
この読取装置は、コンベア上の購入商品を三次元的にスキャンして各購入商品に付されたバーコードを読み取ったり、俯瞰的に撮影した各購入商品の画像情報から二次元コードや電子透かし情報を読み取ったりするため、複数の購入商品が並走していても、それらに付された情報がコンベアの搬送面に接して隠れていると、読取装置は、それらを読み取ることができない。
そうした場合に備えて、このシステムでは、読取装置の上流側に、コンベアで搬送される購入商品の個数を検出する検出部を設けている。この検出部は、例えば俯瞰的に購入商品を撮像するカメラで構成され、得られた画像から購入商品の輪郭を抽出して、搬送商品の個数をカウントするようにしたものである。また、一列縦隊で搬送される購入商品の場合は、コンベアの搬送路を横断する方向に投光器と受光器とを配置して、購入商品の前後の切れ目で照射光がオン・オフする回数に基づいて、通過した購入商品の個数をカウントするようにしても良い。
こうした検出部で通過する購入商品の個数をカウントすることにより、読取装置が読み取りミスを生じた場合に、先頭から何番目の購入商品が読み取りミスを生じた購入商品であるかを特定して、振分装置に振分指示を出すことができる。
振分装置は、複数の購入商品が一定の間隔を保って一列縦隊で搬送される場合は、例えば水平方向に回動するアーム式の振分装置を用いることができるが、複数の購入商品がコンベヤにランダムに置かれる場合は、ロボットアームで対象購入商品をコンベアからピックアップし、それをサブレーンへ移し替えるような振分装置であっても良い。
第七発明に係る精算システムは、前記コンベアの上流側近傍に、コンベアに載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分ける仕分領域を設け、その仕分領域には、載置しない購入商品について、人手を介して商品情報を呼び出して精算処理する端末が設けられていることを特徴とする。
ここで、コンベアに載置しない購入商品には、当初からバーコードや電子透かし情報等が付されていない購入商品もあれば、果物や生鮮野菜等のように、振分装置で振り分けられると、購入商品に傷が付いてしまうような購入商品も含まれる。
そこで、このような購入商品を事前に仕分ける仕分場所を設けることにより、客の要望に応じて、コンベヤに載置しない購入商品と、載置する購入商品とを分けて処理とすることができるから、振分装置で購入商品が傷つけられる事故を回避することができる。
そこで、このような購入商品を事前に仕分ける仕分場所を設けることにより、客の要望に応じて、コンベヤに載置しない購入商品と、載置する購入商品とを分けて処理とすることができるから、振分装置で購入商品が傷つけられる事故を回避することができる。
本発明によれば、精算レーンで処理できない購入商品をサブレーンへ振り分けることができるから、複数の客が精算レーンに順次入っても、精算レーンで客を滞留させない効果がある。
また、コンベアの上流側近傍には、コンベアに載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分ける仕分領域を設けたから、精算レーンからサブレーンへ自動的に振り分けて欲しくない購入商品、例えば傷が付き易い果物や生鮮野菜等を、人手を介して精算することができる。したがって、顧客の要望に応えながら、精算レーンでの処理を自動化させることができる。
以下、図2〜図5を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、この実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、この実施形態では、精算カウンターを1レーンしか描いていないが、スーパーマーケットや量販店では、このカウンターが、図1のように、複数のレーンが並設されるものである。また、この精算カウンターでは、ショッピングカートを利用する客を描いているが、客が店内籠を持って精算カウンターに入る場合もある。
図2、図3において、精算システムAは、購入商品Mを精算レーン1に沿って搬送するコンベア2と、コンベア2の中間部において、購入商品Mに付されたコード情報や電子透かし情報等を読み取る読取装置3と、読取装置3の下流において、前記情報の読取不能な購入商品Mを、コンベア2からサブレーン4へ振り分ける振分装置5と、読取装置3で読み取られた情報に基づいて、POSサーバー6から購入商品Mの商品情報を呼び出すPOS端末装置7と、POS端末装置7からの指示と客が提示する支払条件とに基づいて、購入商品Mの支払いを実行する精算処理装置8と、を備えている。
また、サブレーン4は、精算レーン1における次の客の妨げにならない場所、具体的には、コンベア2を間に挟んだ精算レーン1の反対側に設けられている。
また、サブレーン4は、精算レーン1における次の客の妨げにならない場所、具体的には、コンベア2を間に挟んだ精算レーン1の反対側に設けられている。
精算レーン1は、コンベア2に沿って設けられた通路であって、ショッピングカートCを利用する客が楽に移動できる幅を有している。通常は、横並びに並設された複数のコンベア2の間が精算レーン1とされる。
コンベア2は、ベルトコンベアで構成され、その上流側始端部が購入商品Mを載置するエリアとされ、終端部には、搬送されてきた購入商品を一時的にストックする第一のストックエリア20が設けられている。このコンベア2の始端部に購入商品Mを載置すると、ベルトが自動的に走行して、矢印方向に購入商品Mを搬送していく。また、コンベア2に載置された購入商品が無くなると、コンベア2は、自動的に停止するようになっている。
なお、購入商品Mのコンベア2への載置が終わると、次の客との境目を明示するための仕切りバーBを載置した購入商品群の下流端に置くようになっている。
なお、購入商品Mのコンベア2への載置が終わると、次の客との境目を明示するための仕切りバーBを載置した購入商品群の下流端に置くようになっている。
読取装置3は、購入商品Mに付されたコード情報や電子透かし情報を読み取って、それをPOSサーバー6に送信する。そのため、図5に示すように、トンネル状のフレームFに、バーコードスキャナBSと、デジタルカメラDCが組み込まれている。バーコードスキャナBSは、上下方向と左右方向から購入商品Mにレザー光を照射し、その反射光からバーコードを読み取って、それをPOSサーバー6に送信する。デジタルカメラDCは、フレームFの上部に取り付けられ、そこから俯瞰的にコンベア2上の購入商品Mを撮影する。得られた画像情報は、内蔵の画像処理装置によって、購入商品Mの印刷面に付された二次元コードや電子透かし情報を読み取り、それをPOSサーバー6に送信する。
その際、一つの購入商品Mに、コード情報と電子透かし情報とが付与されている場合は、先に読み取った情報をPOSサーバー6に送信する。あるいは、双方の情報をPOSサーバー6に送信し、それらの情報の一致でもって読取精度を向上させるようにしても良い。
また、デジタルカメラDCは、コンベア2で搬送される購入商品Mの個数を検出する検出部9としても機能するようになっている。具体的には、カメラで捉えた画像情報から各購入商品の輪郭を抽出し、抽出された各購入商品Mが読取装置3を通過した時点でもって、何個の購入商品が読取装置3を通過したかをカウントするようになっている。
一方、読取装置3が購入商品に付された情報の読み取りに失敗した場合は、下流の振分装置5に振分信号を送信する。
振分装置5は、例えば情報を読み取ることができた購入商品Mは、そのままコンベア2の下流へ送り出し、読み取りに失敗した購入商品M0は、側方のサブレーン4へ振り分けるようになっている。具体的には、水平方向に回動する振分アームをコンベア2の側方からコンベア2上に回動させて、搬送される購入商品M0をサブレーン4へ案内するようにしたものである。また、この振分アーム式に代えて、ロボットアームで振分対象購入商品M0をコンベア2からピックアップし、それをサブレーン4へ移し替えるようにしても良い。
振分装置5は、例えば情報を読み取ることができた購入商品Mは、そのままコンベア2の下流へ送り出し、読み取りに失敗した購入商品M0は、側方のサブレーン4へ振り分けるようになっている。具体的には、水平方向に回動する振分アームをコンベア2の側方からコンベア2上に回動させて、搬送される購入商品M0をサブレーン4へ案内するようにしたものである。また、この振分アーム式に代えて、ロボットアームで振分対象購入商品M0をコンベア2からピックアップし、それをサブレーン4へ移し替えるようにしても良い。
このサブレーン4には、コンベア2に並設された独立のベルトコンベアが設けられ、そのベルトコンベアの終端部に第二のストックエリア21が設けられて、そこで、振り分けられた購入商品M0の精算と回収ができるようになっている。
図2のサブレーン4には、POS端末7aと店員が配置され、図3に示すサブレーン4には、店員が配置されずに、第二ストックエリア21にPOS端末7aと精算処理装置8とが配置されて、客自身がそれらを操作することによって、振り分けられた購入商品M0や精算レーン1の購入商品を一纏めにして精算できるようになっている。
図2のサブレーン4に配置されるPOS端末7aは、精算レーン1に配置されるPOS端末装置7の端末であって、そこには、図4に示すような表示部70が備えられている。また、このPOS端末7aには、バーコードや二次元コードを読み取るコードリーダ、さらには電子透かし情報を読み取るカメラ等の図2の読み取り装置7bが接続されている。
また、図3の第二ストックエリア21には、精算レーン1に配置されたPOS端末装置7の端末7aと精算処理装置8が配置されている。
また、図3の第二ストックエリア21には、精算レーン1に配置されたPOS端末装置7の端末7aと精算処理装置8が配置されている。
POSサーバー6は、例えば店舗内の事務所に設けられたホストコンピュータで構成され、内蔵の商品マスタには、全商品の商品コード、品名、価格、特売情報等のデータが記憶されている。そして、読取装置3から直接的に、或いはPOS端末装置7を介して送信された情報に基づいて、該当する購入商品の商品情報(商品コード、商品名、価格等)を呼び出してPOS端末装置7に送信する。
また、このPOSサーバー6は、顧客管理サーバーとしても機能するように構成され、客が提示する支払条件、例えばプリペイドカード、クレジットカード、デビットカード、それらに代わる電子マネー等の提示に基づいて、精算処理装置8の合計金額をプリペイドカードや客の口座から引き落とす処理を行うようになっている。また、現金で精算する客用として、釣銭支払機を用意し、それを操作して支払を完了させるようにしても良い。
POS端末装置7は、タッチパネル式の表示部70を備え、その表示部70にPOSサーバー6から送信された商品情報が表示されるようになっている。また、その表示部70には、図4に示す確認キー71が表示され、全購入商品が表示された時点で客が確認キー71を押すと、POS端末装置7は、表示部70の表示内容とその合計金額とを確定させて、精算処理装置8へ合計金額を送信する。
精算処理装置8には、カードリーダとともに、スマートフォンと交信する通信部と、レシートを発行するプリンタが設けられている。
カードリーダは、客が提示したカードから情報を読み取り、それに基づいて支払処理を実行する。また、通信部を介して客のスマートフォンとの交信が成立すると、その客の電子マネーでもって支払処理を実行する。
カードリーダは、客が提示したカードから情報を読み取り、それに基づいて支払処理を実行する。また、通信部を介して客のスマートフォンとの交信が成立すると、その客の電子マネーでもって支払処理を実行する。
こうして支払処理が終了すると、精算処理装置8は、レシートを発行するとともに、支払が完了した旨をPOS端末装置7に送信する。POS端末装置7は、それに基づいて表示部70に支払完了を表示させる。客は、それを見てコンベア2や第一のストックエリア20から支払済の購入商品Mを回収する。
図2に戻って、サブレーン4に配置された店員は、振り分けられた商品からバーコードや二次元コード、或いは、電子透かし情報を探し出し、それをコードリーダやカメラ等で構成された読取装置7bで読み取る。読み取られた情報は、POSサーバー6に送信されて、該当する商品の商品情報(商品名、価格、特売情報等)がPOS端末7aの表示部70に表示される。
また、生鮮野菜や果物等のように、コード情報が付与されていない商品は、それらの画像一覧を表示部70に表示させ、それらの中から該当する商品を指定して商品情報を呼び出す。呼び出された商品情報は、表示部70に表示される。店員は、その表示内容を確認して、読み取りの終了した商品M0を精算レーン1に戻す。その間、精算レーン1では、次々と購入商品Mが搬送されるので、精算レーン1に戻された購入商品Mと、振り分けられなかった購入商品M0とが一緒になって下流へ搬送される。客は、下流のPOS端末装置7の表示内容を確認してから、購入商品Mを買い物籠やショッピングカートCに回収し、精算処理装置8でそれらの精算を行う。
一方、図3では、店員がいないので、客は、その精算レーン1を出て、サブレーン4の第二のストックエリア21へ移動し、そこのPOS端末7aの表示部70を操作して、第二ストックエリア21に振り分けられた購入商品M0の商品情報を呼び出して、前述同様の操作によって精算する。精算処理装置8は、客が提示した支払条件に基づいて、前述同様、振り分けられた購入商品M0の支払いを実行する。その支払が終わると、客は、第二ストックエリア21から支払済の購入商品M0を回収する。
<他の実施形態>
図6は、他の実施形態の概要を示した平面図である。この図では、図3のコンベア2を2列並設しているが、これには限定されず、他の配置構成であっても良い。また、図3のPOSサーバー6は、説明の便宜上、この図6から削除している。
図6は、他の実施形態の概要を示した平面図である。この図では、図3のコンベア2を2列並設しているが、これには限定されず、他の配置構成であっても良い。また、図3のPOSサーバー6は、説明の便宜上、この図6から削除している。
前述のように、このシステムAには、振分装置5が組み込まれているが、購入商品によっては、振分装置5で振り分けられたくない購入商品がある。例えば果物や生鮮野菜等のように、取り扱いに注意しないと、購入商品に傷が付いてしまう商品がある。また、エビやサンマのように、客が自ら袋詰めにして精算カウンターに持っていく購入商品には、初めからバーコードや電子透かし情報が付与されていない。こうした購入商品をこのシステムAに流すと、コンベア2が搬送する際に購入商品が露出したり、傷ついたりするので、この実施形態では、コンベア2の上流側近傍に、コンベア2に載置する購入商品と、載置しない購入商品とを、客や従業員が仕分ける仕分領域10を設けている。また、その仕分領域10には、載置しない購入商品については、前述のように、人手を介して商品情報を呼び出して精算処理する端末11を設けている。
この端末11は、サブレーン4の第二ストックエリア21に設けたPOS端末7aと精算処理装置8の端末である。それを客が操作する場合は、前述同様に、表示部70に表示された画像一覧から該当する購入商品を指定したり、バーコードスキャナでバーコードを読み取ったりする。すると、指定された購入商品や、読み取られた購入商品の商品情報がPOSサーバー6から呼び出され、それが表示部70に表示される。
その際、端末11と親機である各装置7、8とは、無線通信によって情報交換するように構成しておけば、仕分領域10の配置を自由に決めることができる。そして、前述同様、確認キー71を押して購入商品を確定させ、続いて精算処理装置8でその購入商品の支払を済ませれば、次は精算レーン1へ移動して、コンベア2に購入商品Mを載せていくことになる。
その際、端末11と親機である各装置7、8とは、無線通信によって情報交換するように構成しておけば、仕分領域10の配置を自由に決めることができる。そして、前述同様、確認キー71を押して購入商品を確定させ、続いて精算処理装置8でその購入商品の支払を済ませれば、次は精算レーン1へ移動して、コンベア2に購入商品Mを載せていくことになる。
これにより、商品情報の呼び出しに手間取る購入商品を事前に精算してから、精算レーン1へ移動して精算処理を行うので、精算カウンターでの混乱や客からのクレームを避けて、効率的に精算処理を進めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、これには限定されず、請求項に記載の範囲内で種々の変更を加えることができる。例えば、振分装置5にスポットライトを設け、読み取りミスをした購入商品をスポットライトで照らすことによって、客に読み取りミスをした購入商品をサブレーン4へ振り分けてもらうようにしても良い。この場合は、コンベアの搬送速度を落とすか、一時的に停止させ、その購入商品がコンベア2から取り除かれると、コンベア2を元の状態に戻して、搬送を続けるようにすれば良い。
1 精算レーン
2 コンベア
3 読取装置
4 サブレーン
5 振分装置
6 POSサーバー
7 POS端末装置
7a POS端末
8 精算処理装置
9 検出部
10 仕分領域
11 端末
2 コンベア
3 読取装置
4 サブレーン
5 振分装置
6 POSサーバー
7 POS端末装置
7a POS端末
8 精算処理装置
9 検出部
10 仕分領域
11 端末
Claims (7)
- 購入商品を精算レーンに沿って搬送するコンベアと、前記コンベアで搬送される前記購入商品に付された情報を読み取る読取装置と、前記読取装置の下流において、前記情報の読取不能な商品を、前記コンベアからサブレーンへ振り分ける振分装置と、前記読取装置で読み取られた情報に基づいてPOSサーバーから前記購入商品の商品情報を呼び出すPOS端末装置と、前記POS端末装置からの指示と支払条件とに基づいて、購入商品の精算処理を行う精算処理装置と、を備えたことを特徴とする精算システム。
- 前記サブレーンに振り分けられた購入商品の商品情報を前記POSサーバーから呼び出して前記POS端末装置に送信するPOS端末を前記サブレーンに配置してなる請求項1に記載の精算システム。
- 前記精算処理装置が前記精算レーン及び/又は前記サブレーンに配置されている請求項1又は2に記載の精算システム。
- 前記POS端末装置が前記精算処理装置に前記購入商品の精算を指示した後は、次の客の購入商品の処理を開始することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の精算システム。
- 前記商品に付された情報が、コード情報及び/又は電子透かし情報であり、前記読取装置が、コードリーダ及び/又は電子透かし情報を読み取る読取装置であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の精算システム。
- 前記読取装置の上流側に、前記コンベアで搬送される購入商品の個数を検出する検出部が設けられ、前記読取装置は、検出された商品の個数と、読み取った購入商品の個数とが不一致であれば、前記振分装置を作動させることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の精算システム。
- 前記コンベアの上流側近傍に、前記コンベアに載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分ける仕分領域を設け、その仕分領域には、載置しない前記購入商品について、人手を介して商品情報を呼び出して精算処理する端末が設けられている、請求項1〜6の何れか一項に記載の精算システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018023534A JP2019139595A (ja) | 2018-02-13 | 2018-02-13 | 精算システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018023534A JP2019139595A (ja) | 2018-02-13 | 2018-02-13 | 精算システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019139595A true JP2019139595A (ja) | 2019-08-22 |
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ID=67694150
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018023534A Pending JP2019139595A (ja) | 2018-02-13 | 2018-02-13 | 精算システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019139595A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021051582A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 東芝テック株式会社 | 商品情報読取装置、商品情報読取方法 |
JP2021117686A (ja) * | 2020-01-24 | 2021-08-10 | 東芝テック株式会社 | 商品読取装置及び商品読取プログラム |
-
2018
- 2018-02-13 JP JP2018023534A patent/JP2019139595A/ja active Pending
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JP2021117686A (ja) * | 2020-01-24 | 2021-08-10 | 東芝テック株式会社 | 商品読取装置及び商品読取プログラム |
JP7477977B2 (ja) | 2020-01-24 | 2024-05-02 | 東芝テック株式会社 | 商品読取装置及び商品読取プログラム |
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