JP2019139158A - 撮影レンズ系および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1) 0.07 < f2 / f1 < 0.4
(2) 0.45 < f2 / f2a < 0.7
(3) 1.05 < f/R1aN < 1.55
を満たす。
図1は、この発明の撮影レンズ系の具体的な1実施例のレンズ構成(断面図)を示している。この図は、後述する実施例1の撮影レンズ系の「無限遠に合焦した状態」を示している。図における左方が物体側、右方が像側である。この実施の形態では、撮影レンズ系による物体像を撮像素子により読み取る場合が想定されており、撮像素子の受光面の物体側には一般に、ローパスフィルターや赤外カットフィルター等の各種フィルター、撮像素子のカバーガラス等が配置される。これらフィルターやカバーガラス等を「これらに光学的に等価な透明平行平板」を図中に符号CGで示している。
第1群G1は、「最も物体側のレンズから最初の負レンズ成分」までで構成される1a群G1aと、その像側に配された1b群G1bとからなる。
ここで「負レンズ成分」は「1枚の負レンズ」もしくは「複数枚のレンズを接合してなり、負の屈折力を持つ接合レンズ」を言う。説明中の例では、最も物体側に配された両凸レンズに、像側の凹面が強い曲率を持つ両凹レンズが接合されて全体として負の屈折力を持つ「接合レンズ」が1a群G1aの負レンズ成分である。
第2群G2は、物体側から像側へ向かって順次、2a群G2a、絞りS、2b群G2bを配してなる。
この発明の撮影レンズ系は、無限遠合焦時における全系の焦点距離:f、第1群G1の焦点距離:f1、第2群G2の焦点距離:f2、2a群G2aの焦点距離:f2a、1a群G1aの最も像側の面の曲率半径:R1aNが、条件:
(1) 0.07 < f2 / f1 < 0.4
(2) 0.45 < f2 / f2a < 0.7
(3) 1.05 < f/R1aN < 1.55
を満足する。
この発明の撮影レンズ系は、以下のように構成することもできる。
物体側から像側へ向かって順次、正のパワーの第1群G1、正のパワーの第2群G2を順次配してなり、第1群G1は、2枚以上の正レンズと3枚以上の負レンズを有し、最も物体側のレンズから最初の負レンズ成分までを含む1a群G1aと、その像側に配された1b群G1bとからなり、第2群G2は、物体側から像側へ向かって順次、2a群G2a、絞りS、2b群G2bを配してなり、無限遠から近距離へのフォーカシング時に、第2群G2が物体側に第1群G1との間隔を変化させながら移動し、第1群G1の焦点距離:f1、第2群G2の焦点距離:f2、2a群G2aの焦点距離:f2aが、条件:
(1) 0.07 < f2 / f1 < 0.4
(2) 0.45 < f2 / f2a < 0.7
を満足する。
このような構成を「構成2」と呼ぶ。
(4) −0.75 < f/f1a < −0.45
を満足することが好ましい。この構成を「構成3」と呼ぶ。
(5) 1.75 < n12P
満足する構成であることができる。
この構成を「構成4」と呼ぶ。
(6) 1.55 < n2GN< 1.62
を満たす構成であることができる。
この構成を「構成5」と呼ぶ。
上記構成1ないし5の何れかの撮影レンズ系は、2a群G2aが、正レンズと負レンズを各々1枚以上有し、2a群G2a中の正レンズの材質のアッベ数:ν2aPが、条件: (7) 50 < ν2aP
を満たす構成であることができる。
この構成を「構成6」と呼ぶ。
(8) 30 < νd11 < 50
(9) θgF11 > −0.002×νd11+0.656
を満足する構成であることができる。
この構成を「構成7」と呼ぶ。
(10) νd22> 55
(11) θgF22 > −0.00162×νd22+0.64
(12) 1.70 < n2P
を満足する構成であることができる。
この構成を「構成8」と呼ぶ。
付言すると、構成1ないし8の撮影レンズ系は、上記の如く、物体側から像側へ向かって順次、正のパワーの第1群G1、正のパワーの第2群G2を順次配してなる。
第1群G1に正のパワーを持たせることにより、物体光を第1群G1により収束光として第2群G2に入射させる。このようにすると「近距離の物体に合焦した時も、第1群G1からの射出光が発散せず、第2群G2に入射する光線高さを抑える」ように、第1群G1と第2群G2のパワーの比率を調整することが可能である。
構成3においては、1a群G1aの焦点距離:f1aが条件(4)を満足するので、1a群G1aは負のパワーを有する。1a群G1aのパワーを負のパワーとすることにより、撮影レンズ系を「全体的にレトロフォーカスタイプ」とし、バックフォーカスを確保するとともに軸外光束を緩やかに屈折させて収差の増大を防ぐことができる。
なお、色収差をより良好に補正するため、構成1ないし8の何れにおいても、1a群G1aは「物体側に正レンズを配置」するのが望ましい。
後述する実施例1ないし5において、2a群G2aは「正の単レンズ、正レンズと像側に凹面を有する負レンズとの接合レンズ」を物体側から像側へ順に配置してなる。絞りSの物体側においては、1a群G1aと1b群G1bの負レンズで軸上光束が拡大されるが、2a群G2aが正のパワーを有するので、絞り径を大きくしないで済む。なお、諸収差を良好に補正するため、2a群G2aは「1枚以上の正レンズと1枚以上の負レンズ」を有することが望ましい。
絞りSに対して2a群G2aと2b群G2bが共に正のパワーを持ち、絞りSに近い両接合レンズを対称的な形状とすることで、歪曲収差やコマ収差などを打ち消し合って良好に補正することが可能である。最も像側のレンズは「大きな収束作用を持ち、かつ軸外主光線が光軸から高い位置を通るため、軸上光線と軸外光線の収差をバランスよく補正するために非球面を有する」ことが好ましい。
この発明の撮影レンズ系における「無限遠から近距離物体へのフォーカシング」につき、説明する。
構成1ないし8の撮影レンズ系とも「無限遠から近距離物体へのフォーカシング」は
「第1群との間隔を変化させつつ、第2群を物体側に移動させ」て行う。
このようなフォーカシングには、以下の如き態様が可能である。
第1群は、上記フォーカシングに際して「固定」とすることもできるし、フォーカシングに際して「移動」とすることもできる。
第2群については、上記フォーカシングに際して「第2群を一体として移動させる」用にしてもよいし、「2a群2Gaと2b群2Gbを別個の移動量で移動させる(所謂フローティング方式)こともできる。
条件式(1)は、正の第1群G1と正の第2群G2のパワーの比を規定する。上限を上回ると、絞りから離れた位置にある第1群G1のパワーが強くなり、コマ収差や歪曲収差が大きくなる。下限を下回ると第1群G1のパワーが弱くなり、第1群G1からの光束の収束度が弱いため、球面収差やコマ収差を無限遠撮影時から近距離撮影時まで良好に補正するのが困難になる。なお、条件式(1)のパラメータ:f2 / f1は、条件式(1)よりも若干狭い条件:
(1A) 0.1 < f2 / f1 < 0.37
を満足することが好ましい。
(2A) 0.47 < f2 / f2a < 0.68
を満足することが好ましい。
(3A) 1.15 < f/R1aN < 1.45
を満足することが好ましい。
(4A) −0.7 < f/f1a < −0.5
を満足することが好ましい。
(5A) 1.85 < n12P
を満足するのが良い。
条件式(6)は、平均値:n2GNの範囲を規定する。
条件式(6)の上限を上回ると負レンズの屈折率が高くなってパッツバール和が大きくなり易く、像面湾曲が大きくなり易い。下限を下回ると必要なパワーを得るために曲率半径が小さくなり易く、コマ収差や非点収差が大きくなり易い。
(7) 50 < ν2aP
を満たす。
条件式(7)は2a群G2aの正レンズのアッベ数の平均を規定する。下限を下回ると軸上色収差が大きく発生し易い。
条件式(9)の下限を下回ると、軸上色収差のg線の2次スペクトルの補正が困難になり易い。なお、g線の部分分散比は、ng、nF、nCを各々、g線、F線、C線の屈折率として、以下の式で定義される。
θgF=(ng−nF)/(nF−nC) 。
条件式(10)、(11)を満たすことで軸上色収差、特に2次スペクトルを良好に補正することが可能である。また、条件式(10)、(11)を満たす硝材は一般的に屈折率が低いため、像側に凸のメニスカスレンズが条件式(12)を満たすことでペッツバール和を押さえつつ、物体側の凹面で球面収差や像面湾曲を良好に補正することが可能である。
なお「2b群G2bの最も像側のレンズ」は非球面を有することが好ましい。大きな収束作用を持ち、かつ軸外主光線が光軸から高い位置を通る最終レンズに非球面を用いることで、球面収差やコマ収差、非点収差をバランスよく補正することが可能である。
図37(a)は、携帯情報端末装置の「正面側と上部面」とを示し、同図(b)は「背面側と上部面」を示す。
携帯情報端末装置は、撮影レンズ系1として、請求項1ないし8の何れかに記載の撮影レンズ系(具体的には後述の実施例1ないし5の適宜のもの)が用いられる。
同図に示すように、携帯情報端末装置は撮影レンズ系1と撮像素子13を有し、撮影レンズ系1によって形成される「撮影対象物の像」を撮像素子13によって読取るように構成されている。
撮像素子13の出力は、中央演算装置11の制御を受ける信号処理装置14によって処理されてデジタル情報に変換される。即ち、携帯情報端末装置は「撮影画像をデジタル情報とする機能」を有している。
デジタル情報化された撮影画像は、中央演算装置11による制御を受ける画像処理装置12により画像処理される。画像処理された画像は、液晶モニタ7に表示することも、半導体メモリ15に記憶させることもできる。撮影の操作は操作ボタンにより行なわれる。
「実施例1」
実施例1の撮影レンズ系の無限遠に合焦した状態のレンズ配置の断面図を図1に示す。
図31の最上位の図は、各レンズの面の曲率半径・面間隔・材質の屈折率およびアッベ数のデータである。
「NO」は、物体側(図1の左方)から数えた面(レンズ面および絞りSの面を含む)の番号を示し、「R」は各面の曲率半径、「D」は隣接する面の面間隔、「N(D)」はd線に対する屈折率、「V(D)」は、d線に対するアッベ数を示す。また、面番号に付された「*印」は外面が非球面であることを示す。
非球面は、非球面量:Z、光軸からの高さ:r、円錐定数:K、4次〜12次の偶数次の非球面係数:A4,A6、A8、A10、A12を用いて、周知の次式により表す。
+A4・r4 +A6・r6+A8・r8+A10・r10+A12・r12 。
図2に、実施例1の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
図3に、実施例1の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における横収差図を示す。
無限遠から近距離へのフォーカシングの際に、第1群G1は移動せず、第2群G2が一体として物体側へ移動する。
図5に、実施例1の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
図6に、実施例1の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における横収差図を示す。
実施例1の撮影レンズ系の無限遠に合焦した状態のレンズ配置の断面図を図1に倣って図7に示す。
図8に、実施例2の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を図2に倣って示す。
図9に、実施例2の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における横収差図を示す。
無限遠から近距離へのフォーカシングの際に、第1群G1は移動せず、第2群G2が一体として物体側へ移動する。
図11に、実施例2の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
図12に、実施例2の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における横収差図を示す。
実施例3の撮影レンズ系の無限遠に合焦した状態のレンズ配置の断面図を図1に倣って図13に示す。
図14に、実施例3の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を図2に倣って示す。
図15に、実施例3の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における横収差図を示す。
無限遠から近距離へのフォーカシングの際に、第1群G1は移動せず、第2群G2が一体として物体側へ移動する。
図17に、実施例3の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
図18に、実施例3の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における横収差図を示す。
実施例4の撮影レンズ系の無限遠に合焦した状態のレンズ配置の断面図を図1に倣って図19に示す。
図20に、実施例4の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を図2に倣って示す。
図21に、実施例4の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における横収差図を示す。
無限遠から近距離へのフォーカシングの際に、第1群G1は移動せず、第2群G2は、2a群G2aと2b群G2bが別個に異なる移動量で移動する。
図23に、実施例4の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
図24に、実施例4の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における横収差図を示す。
実施例5の撮影レンズ系の無限遠に合焦した状態のレンズ配置の断面図を図1に倣って図25に示す。
図26に、実施例5の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を図2に倣って示す。
図27に、実施例5の撮影レンズ系が無限遠に合焦した状態における横収差図を示す。
無限遠から近距離へのフォーカシングの際に、第1群G1、2a群G2a、2b群G2bが各々別個に異なる移動量で移動する。
図29に、実施例5の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における球面収差、倍率色収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
図30に、実施例4の撮影レンズ系が近距離に合焦した状態における横収差図を示す。
実施例1ないし5に示す如く、この発明によれば、一眼レフカメラに必要なバックフォーカスが確保され、F値が1.4程度と明るく、画角が45度前後の高性能の撮影レンズ系を実現できる。
この発明の実施の形態に記載された効果は、発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、発明による効果は「実施の形態に記載されたもの」に限定されるものではない。
G2 第2群
G1a 1a群
G1b 1b群
G2a 2a群
G2b 2b群
S 絞り
CG 透明平行平板
Claims (9)
- 物体側から像側へ向かって順次、正のパワーの第1群、正のパワーの第2群を順次配してなり、
第1群は、最も物体側のレンズから最初の負レンズ成分までで構成される1a群と、その像側に配された1b群とからなり、
第2群は、物体側から像側へ向かって順次、2a群、絞り、2b群を配してなり、
無限遠から近距離へのフォーカシング時に、第2群が物体側に第1群との間隔を変化させながら移動し、
無限遠合焦時における全系の焦点距離:f、第1群の焦点距離:f1、無限遠合焦時における第2群の焦点距離:f2、2a群の焦点距離:f2a、1a群の最も像側の面の曲率半径:R1aNが、条件:
(1) 0.07 < f2 / f1 < 0.4
(2) 0.45 < f2 / f2a < 0.7
(3) 1.05 < f/R1aN < 1.55
を満たす撮影レンズ系。 - 物体側から像側へ向かって順次、正のパワーの第1群、正のパワーの第2群を順次配してなり、
第1群は、2枚以上の正レンズと3枚以上の負レンズを有し、最も物体側のレンズから最初の負レンズ成分までを含む1a群と、その像側に配された1b群とからなり、
第2群は、物体側から像側へ向かって順次、2a群、絞り、2b群を配してなり、
無限遠から近距離へのフォーカシング時に、第2群が物体側に第1群との間隔を変化させながら移動し、
第1群の焦点距離:f1、第2群の焦点距離:f2、2a群の焦点距離:f2aが、条件:
(1) 0.07 < f2 / f1 < 0.4
(2) 0.45 < f2 / f2a < 0.7
を満足する撮影レンズ系。 - 請求項1または2に記載の撮影レンズ系であって、
無限遠合焦時における全系の焦点距離:f、1a群の焦点距離:f1aが条件:
(4) −0.75 < f/f1a < −0.45
を満足する撮影レンズ系。 - 請求項1ないし3の何れか1項に記載の撮影レンズ系であって、
1b群は物体側から像側へ向かって順に、物体側に凸面を向けた正レンズと負レンズを接合し、正のパワーを有する正レンズ成分、負レンズまたは接合レンズからなる負レンズ成分、正レンズからなり、
最も物体側の負レンズ成分の像側に隣接する正レンズの材質の屈折率:n12Pが、条件:
(5) 1.75 < n12P
満足する撮影レンズ系。 - 請求項1ないし4の何れか1項に記載の撮影レンズ系であって、
第2群が1枚以上の負レンズを含み、
第2群中の負レンズの材質の屈折率の平均値:n2GNが、条件:
(6) 1.55 < n2GN< 1.62
を満たす撮影レンズ系。 - 請求項1ないし5の何れか1項に記載の撮影レンズ系であって、
2a群は、正レンズと負レンズを各々1枚以上有し、2a群中の正レンズの材質のアッベ数の平均:ν2aPgaが、条件:
(7) 50 < ν2aP
を満たす撮影レンズ系。 - 請求項1ないし6の何れか1項に記載の撮影レンズ系であって、
1a群は物体側から像側へ向かって順に、物体側に凸面を向けた正レンズ、負レンズを配してなり、1a群の最も物体側の正レンズの材質の、アッベ数:νd11およびg線の部分分散比:θgF11が、条件:
(8) 30 < νd11 < 50
(9) θgF11 > −0.002×νd11+0.656
を満足する撮影レンズ系。 - 請求項1ないし7の何れか1項に記載の撮影レンズ系であって、
2b群は、物体側から像側へ負レンズと正レンズを接合してなる物体側接合レンズ、像側に凸の正メニスカスレンズと負レンズとを接合してなる像側接合レンズを有し、
前記物体側接合レンズの正レンズの材質の、アッベ数:νd22、g線に対する部分分散比:θgF22、前記像側接合レンズの正メニスカスレンズの材質の屈折率:n2Pが、条件:
(10) νd22> 55
(11) θgF22 > −0.00162×νd22+0.64
(12) 1.70 < n2P
を満足する撮影レンズ系。 - 請求項1ないし8の何れか1項に記載の撮影レンズ系を用いる撮像装置。
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