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JP2019135034A - 酸性ガス回収装置および酸性ガス回収方法 - Google Patents

酸性ガス回収装置および酸性ガス回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回収された酸性ガスから不純物を好適に除去することが可能な酸性ガス回収装置および酸性ガス回収方法を提供する。【解決手段】一の実施形態によれば、酸性ガス回収装置は、被処理ガス中の酸性ガスを、アミンを含有する吸収液に吸収させ、前記酸性ガスが吸収された前記被処理ガスを排出する吸収部を備える。前記装置はさらに、前記酸性ガスを吸収した前記吸収液から前記酸性ガスを放出させ、前記酸性ガスを排出する再生部を備える。前記装置はさらに、吸着材を含む不純物除去部であって、前記吸収部から排出された前記被処理ガスを取り込むことにより、前記被処理ガス中に残存する前記アミンを蓄積し、前記再生部から排出された前記酸性ガスを取り込むことにより、前記酸性ガス中の不純物を前記吸着材または前記アミンにより除去する不純物除去部を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、酸性ガス回収装置および酸性ガス回収方法に関する。
大量の化石燃料を使用する火力発電所や製鉄所などでは、ボイラにより化石燃料を燃焼させることで燃焼排ガスが発生する。また、近年では、石炭をガス化した石炭ガス化ガスや、自然界に存在する天然ガスが、発電などの燃料として多く使用されている。これらのガスは一般に、二酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NO)、硫黄酸化物(SO)、硫化水素(HS)などの酸性ガスを含んでいる。
この酸性ガスが大気中に放出されることを抑制するため、アミノ基含有化合物(アミン系化合物)を含む吸収液を用いて、酸性ガスを含む被処理ガスから、酸性ガスを除去・回収する方法が精力的に研究されている。被処理ガスの例は、燃焼排ガスその他の排ガスである。
例えば、排ガスと吸収液とを接触させて、排ガスに含まれる二酸化炭素などの酸性ガスを吸収液に吸収させる吸収塔と、酸性ガスを吸収した吸収液を加熱して、吸収液から酸性ガスを放出させる再生塔と、を備える酸性ガス回収装置(二酸化炭素回収装置)が知られている。この装置では、再生塔にて再生された吸収液を再び吸収塔に供給して再利用しており、吸収塔と再生塔との間で吸収液が循環して使用されている。
しかし、回収された酸性ガスは一般に、微量の不純物、例えばホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどのアルデヒド類を含んでいることが知られている。これらのアルデヒド類は、刺激臭をもつ有害物質であり、回収された酸性ガスの用途によっては除去する必要がある。
従来から、アルデヒド類の吸着材として、活性炭、活性白土、シリカゲル、粘土類などが知られている。しかし、吸着材のアルデヒド類に対する吸着容量は小さいため、吸着材の交換頻度が大きいという問題がある。また、この問題を改善するため、アルデヒド類と反応する化合物として、例えば、ヒドラジン類やアミン類などの有機化合物や、アンモニウム塩亜硫酸塩、アルカリ金属、またはアルカリ土類金属の酸化物などの無機化合物を、吸着材などに担持させる手法が知られている。この場合、これらの化合物の担持処理の手間や、これらの化合物を担持する担持物に由来するコストが問題となる。
特開平10−130009号公報 特開2000−84406号公報
そこで、本発明の実施形態は、回収された酸性ガスから不純物を好適に除去することが可能な酸性ガス回収装置および酸性ガス回収方法を提供することを課題とする。
一の実施形態によれば、酸性ガス回収装置は、被処理ガス中の酸性ガスを、アミンを含有する吸収液に吸収させ、前記酸性ガスが吸収された前記被処理ガスを排出する吸収部を備える。前記装置はさらに、前記酸性ガスを吸収した前記吸収液から前記酸性ガスを放出させ、前記酸性ガスを排出する再生部を備える。前記装置はさらに、吸着材を含む不純物除去部であって、前記吸収部から排出された前記被処理ガスを取り込むことにより、前記被処理ガス中に残存する前記アミンを蓄積し、前記再生部から排出された前記酸性ガスを取り込むことにより、前記酸性ガス中の不純物を前記吸着材または前記アミンにより除去する不純物除去部を備える。
本発明の実施形態によれば、回収された酸性ガスから不純物を好適に除去することが可能となる。
第1実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。 第2実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。 第3実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。 第4実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。 第5実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。 第6実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1から図6では、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。以下、本発明の実施形態を、酸性ガスが二酸化炭素の場合を例として説明するが、回収対象の酸性ガスは二酸化酸素に限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。
図1の酸性ガス回収装置は、吸収部の一例である吸収塔1と、熱交換器2と、再生部の一例である再生塔3と、リボイラ4と、吸収液冷却器5と、ガス冷却器6と、気液分離器7と、循環ポンプ8と、不純物除去部9と、第1入口弁11と、第1出口弁12と、第2入口弁13と、第2出口弁14とを備えている。吸収塔1は、CO吸収部1aと、ガス洗浄部1bとを備えている。
吸収塔1は、COを含有する排ガス(被処理ガス)101をガスラインL1から取り込み、排ガス101中のCOを、アミンを含有する吸収液に吸収させる。排ガス101の例は、火力発電所からの燃焼排ガスである。COが吸収された排ガス101は、処理済排ガス102として、吸収塔1の上部からガスラインL2に排出される。
吸収液は、吸収塔1と再生塔3との間を熱交換器2を介して循環する。吸収塔1から再生塔3には、排ガス101中のCOを吸収した吸収液(リッチ吸収液)201がリッチ吸収液ラインL3を介して供給される。再生塔3は、この吸収液から一部またはほぼ全部のCOを放出させて、この吸収液を再生させる。再生塔3から吸収塔1には、COを放出して再生された吸収液(リーン吸収液)203がリーン吸収液ラインL4を介して供給される。一方、吸収液から放出されたCOは、吸収液から放出された水蒸気等と共に、CO含有ガス103として、再生塔3の上部からガスラインL5に排出される。
本実施形態の吸収液は、アミン系化合物(アミノ基含有化合物)と水とを含むアミン系水溶液である。アミン系化合物の例は、モノエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールのような「第1級アミン類」、ジエタノールアミン、2−メチルアミノエタノールのような「第2級アミン類」、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミンのような「第3級アミン類」、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、ジエチレントリアミンのような「ポリエチレンポリアミン類」、ピペラジン類、ピペリジン類、ピロリジン類のような「環状アミン類」、キシリレンジアミンのような「ポリアミン類」、メチルアミノカルボン酸のような「アミノ酸類」などである。本実施形態の吸収液は、1種類のアミン化合物のみを含有していてもよいし、2種類以上のアミン化合物を含有していてもよい。
吸収液は例えば、アミン系化合物を10〜70重量%含む水溶液である。吸収液は、アミン化合物以外の物質を含んでいてもよい。このような物質の例は、化学反応を促進する反応促進剤、COなどの酸性ガスの吸収性能を向上させる含窒素化合物、プラント設備の腐食を防止するための防食剤、泡立ち防止のための消泡剤、吸収液の劣化防止のための酸化防止剤、吸収液のpH調整用のpH調整剤などである。吸収液は、吸収液の効果を損なわない範囲で、このような物質を任意の割合で含んでいてもよい。
排ガス101は、COを含有するガスであり、例えば、火力発電所のボイラやガスタービンなどから排出される燃焼排ガスや、製鉄所で発生するプロセス排ガスである。排ガス101は例えば、送風機により昇圧され、冷却塔にて冷却された後、煙道(ガスラインL1)を介して吸収塔1の下部から吸収塔1内に供給される。
以下、酸性ガス回収装置の構成をより詳細に説明する。
吸収塔1は、CO吸収部1aの上方に液分散器を備え、リーン吸収液ラインL4からのリーン吸収液203は、この液分散器からCO吸収部1aに向けて分散落下する。一方、吸収塔1内に導入された排ガス101は、CO吸収部1aに向けて上昇する。CO吸収部1aは、排ガス101とリーン吸収液203とを気液接触させて、排ガス101中のCOをリーン吸収液203に吸収させる。本実施形態のCO吸収部1aは、充填材で形成されており、気液接触効率を高めている。
吸収塔1は、ガス洗浄部1bの上方にも液分散器を備え、洗浄液205が、この液分散器からガス洗浄部1bに向けて分散落下する。一方、CO吸収部1aを通過した排ガス101は、吸収塔1内を上昇して、ガス洗浄部1bに供給される。ガス洗浄部1bは、CO吸収部1aを通過した排ガス101を洗浄液205で洗浄する。これにより、排ガス101に同伴するアミンが、洗浄液205により回収される。なお、ガス洗浄部1bは、本実施形態では吸収塔1内に収容されているが、吸収塔1外に吸収塔1と独立したガス洗浄塔として設けられていてもよい。
アミンを回収した洗浄液205は、ガス洗浄部1bの下部に設けられた貯留部(図示せず)に貯留される。この貯留部には、洗浄液ラインL8が連結されており、洗浄液ラインL8には、循環ポンプ8が設けられている。貯留部内の洗浄液205は、循環ポンプ12により洗浄液ラインL8を介して送液され、ガス洗浄部1bの上部から再びガス洗浄部1bに供給される。洗浄液205は、例えば純水や硫酸水であり、pHが低いほど洗浄効率が高い。
CO吸収部1aとガス洗浄部1bを通過した排ガス101は、処理済排ガス102として、吸収塔1の上部からガスラインL2に排出される。一方、COを吸収したリッチ吸収液201は、吸収塔1の下部の貯留部(図示せず)に貯留され、この貯留部からリッチ吸収液ラインL3に排出される。
リッチ吸収液201は、リッチ吸収液ラインL3上のポンプ(図示せず)により昇圧され、熱交換器2にてリーン吸収液203と熱交換した後、再生塔3に供給される。熱交換器2は、リッチ吸収液201とリーン吸収液203とを熱交換させることにより、リッチ吸収液201を加熱し、リーン吸収液203を冷却する。熱交換器2の例は、プレート熱交換器やシェル&チューブ熱交換器である。
再生塔3は、リッチ吸収液201からCOを放出させて、リッチ吸収液201をリーン吸収液203として再生する。具体的には、リッチ吸収液201は、再生塔3内に導入された後、リボイラ4の加熱対象となる吸収液202として、再生塔3からリボイラ4に供給される。この吸収液202がリボイラ4で加熱されると、吸収液202からCOガスや水蒸気が発生し、吸収液202がCOや水蒸気と共に再生塔3に戻される。その結果、再生塔3内を落下するリッチ吸収液201が、再生塔3内を上昇するこれらのCOガスや水蒸気により加熱され、再生塔3内のリッチ吸収液201からCOガスや水蒸気が発生する。
再生塔3内のCOガスや水蒸気は、CO含有ガス103として、再生塔3からガスラインL5に排出される。一方、再生塔3から排出されたリーン吸収液203は、リーン吸収液ラインL4上のポンプ(不図示)により吸収塔1に送液される。この際、リーン吸収液203は、熱交換器2や吸収液冷却器5により冷却される。
CO含有ガス103は、ガスラインL5上のガス冷却器6にて冷却水により冷却される。その結果、CO含有ガス103中の水蒸気が凝縮して水になり(凝縮水)、CO含有ガス103は、水蒸気が除去されたCOガス104として、凝縮水と共に気液分離器7に供給される。
気液分離器7は、COガス104と凝縮水とを分離する。その結果、気液分離器7で分離されたCOガス104は、回収COガス105として、気液分離器7からガスラインL6に排出される。一方、気液分離器7で分離された凝縮水は、分離水204として、気液分離器7の下部から分離水ラインL7を介して再生塔3の上部に戻される。
また、ガス冷却器6と気液分離器7は、吸収塔1に設置されているガス洗浄部1bのようなガス洗浄部とし、洗浄液にてガスを冷却、洗浄しても構わない。
次に、不純物除去部9等の構成や作用について説明する。
気液分離器7からのCOガス(回収COガス)105は一般に、微量の不純物、例えばホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどのアルデヒド類を含んでいる。アルデヒド類は例えば、アミンが分解することで発生する。不純物除去部9は、COガス105からこのような不純物を除去するために設置されている。
本実施形態の不純物除去部9には、不純物を除去するための吸着材として、活性炭が充填されている。不純物除去部9は、不純物を活性炭に吸着させることにより、不純物を除去することができる。活性炭の原料は例えば、ヤシ殻、木材、木粉などの植物系原料や、石炭、コークス、コールタールなどの化石系原料や、フェノール樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂などの合成樹脂系原料などである。
活性炭原料の賦活法としては、塩化亜鉛などの「無機塩類」、リン酸、ホウ酸、硫酸、塩酸などの「無機酸類」、水酸化ナトリウムなどの「アルカリ金属水酸化物」を活性炭原料に添加して焼成する薬品賦活を適用可能である。また、水蒸気、二酸化炭素、空気、燃焼ガス等を用いて活性炭材料を焼成するガス賦活を適用してもよい。
ここで、不純物の種類によっては、活性炭の不純物に対する吸着容量が小さいことが問題となる。このような不純物の例は、アルデヒド類である。この問題を改善するため、ヒドラジン類やアミン類等のアルデヒド類と反応する化合物を活性炭などに担持させることが考えられる。しかし、この場合には、このような化合物を担持させる手間やコストが問題となる。
そこで、本実施形態の酸性ガス回収装置は、吸収塔1からの処理済排ガス102を不純物除去部9に供給する。その結果、処理済排ガス102中のアミンが活性炭に吸着され、不純物除去部9内にアミンが蓄積される。その後、COガス105を不純物除去部9に供給すると、活性炭がアルデヒド類を吸着する現象と、アミンがアルデヒド類と反応する現象とが起こる。これにより、不純物除去部9は、アミンを含まない場合に比べて、アルデヒド類を効果的に除去することができる。本実施形態では、処理済排ガス102中のアミンをアルデヒド類などの不純物の除去に使用するため、アミンを用意する手間やコストを抑制することができる。
なお、本実施形態では、処理済排ガス102をガス洗浄部1bで洗浄することで、処理済排ガス102からアミンを回収する。しかし、この洗浄後にも、処理済排ガス102中には一般にアミンが残存している。そのため、処理済排ガス102を不純物除去部9に供給することで、不純物除去部9内にアミンを蓄積することができる。
本実施形態では、活性炭の表面を酸化処理して酸素含有基を生成させておくと、処理済排ガス102中のアミンの活性炭への吸着量が大きくなって好ましい。酸化処理は、オゾン、空気などの酸化剤ガスを用いて行ってもよいし、硝酸、過マンガン酸塩、ジクロム酸塩、次亜塩素酸塩、塩素酸塩、過酸化水素などの強酸化剤水溶液を用いて行ってもよい。また、酸加処理の前に、活性炭を塩酸や硫酸などで洗浄する脱灰処理を行うと、上記の吸着量がさらに大きくなって好ましい。
酸性ガス回収装置は、以上の処理を実施するため、第1入口弁11が設けられたガスラインL11と、第1出口弁12が設けられたガスラインL12と、第2入口弁13が設けられたガスラインL13と、第2出口弁14が設けられたガスラインL14と、不純物除去部9とガスラインL13、L14との間のガスラインL15とを備えている。ガスラインL11は第1ラインの一例であり、ガスラインL13は第2ラインの一例である。
ガスラインL2中の処理済排ガス102は、処理済排ガス111として装置外に放出してもよいし、処理済排ガス112としてガスラインL11に供給してもよい。第1入口弁11が開放されている場合、不純物除去部9は、ガスラインL11から処理済排ガス112を取り込むことができる。
ガスラインL6中のCOガス105は、COガス114として装置外に放出してもよいし、COガス115としてガスラインL13に供給してもよい。第2入口弁13が開放されている場合、不純物除去部9は、ガスラインL13からCOガス115を取り込むことができる。
本実施形態では、最初に処理済排ガス102の一部または全部を、処理済排ガス112として不純物除去部9に供給する。その結果、処理済排ガス112中のアミンが不純物除去部9中の活性炭に吸着され、処理済排ガス112中のアミン濃度がさらに低下する。不純物除去部9を通過した処理済排ガス112は、処理済排ガス113としてガスラインL15、L12から装置外に放出される。これにより、不純物除去部9にアミンを蓄積させることができると共に、装置外に放出されるアミンの量を低減することができる。
その後、不純物除去部9への処理済排ガス112の供給を停止し、代わりに、COガス105の一部または全部を、COガス115として不純物除去部9に供給する。その結果、COガス115中のアルデヒド類は、活性炭に吸着するかアミンと反応することで、COガス115から除去される。これにより、活性炭のみにより不純物を除去する場合に比べて、不純物の除去効率を高めることが可能となる。不純物除去部9を通過したCOガス115は、COガス116としてガスラインL15、L14から装置外に放出される。
なお、本実施形態の不純物除去部9は、処理済排ガス102として、CO吸収部1aとガス洗浄部1bとを通過した排ガス101を取り込んでいるが、CO吸収部1aを通過し、ガス洗浄部1bを通過していない排ガス101を取り込んでもよい。これにより、よりアミン濃度の高い処理済排ガス102を不純物除去部9に導入することができ、アルデヒド類の除去効率を高めることができる。
また、本実施形態の酸性ガス回収装置は、2つ以上の不純物除去部9を備えていてもよい。この場合、ある不純物除去部9に処理済排ガス102を供給中に、別の不純物除去部9にCOガス115を供給することで、アミンの蓄積処理と不純物の除去処理を継続的に実施することが可能となる。
また、不純物除去部9は、固定床、流動床、移動床などの形態で構成することが可能である。さらに、不純物除去部9が移動可能な場合、ガスラインL11、L13の少なくとも一方を設けずに酸性ガス回収装置を構成してもよい。
以上のように、本実施形態の酸性ガス回収装置は、吸収塔1から被処理ガス112を取り込むことにより、被処理ガス112中に残存するアミンを蓄積し、再生塔3からCOガス115を取り込むことにより、COガス115中の不純物を活性炭またはアミンにより除去する不純物除去部9を備えている。よって、本実施形態によれば、COガス115からアルデヒド類などの不純物を好適に除去することが可能となる。例えば、本実施形態によれば、COガス115からアルデヒド類を効率よく低コストで除去することが可能となる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。
図2の酸性ガス回収装置は、図1に示す構成要素に加えて、出口切換弁15と、入口切換弁16とを備えている。
入口切換弁16は、ガスラインL11、L13、L16の間に設けられている。入口切換弁16は、吸収塔1からの処理済排ガス112を不純物除去部9に導入するか、再生塔3からのCOガス115を不純物除去部9に導入するかを切り換えるための弁である。
前者の場合、入口切換弁16は、ガスラインL11とガスラインL16とを連通させるように切り換えられ、処理済排ガス112が、ガスラインL11からガスラインL16を介して不純物除去部9に導入される。後者の場合、入口切換弁16は、ガスラインL13とガスラインL16とを連通させるように切り換えられ、COガス115が、ガスラインL13からガスラインL16を介して不純物除去部9に導入される。
出口切換弁15は、ガスラインL12、L14、L15の間に設けられている。出口切換弁15は、不純物除去部9からの処理済排ガス113をガスラインL12に放出するか、不純物除去部9からのCOガス116をガスラインL14に放出するかを切り換えるための弁である。
前者の場合、出口切換弁15は、ガスラインL15とガスラインL12とを連通させるように切り換えられ、処理済排ガス113が、不純物除去部9からガスラインL15を介してガスラインL12に放出される。後者の場合、出口切換弁15は、ガスラインL15とガスラインL14とを連通させるように切り換えられ、COガス116が、不純物除去部9からガスラインL15を介してガスラインL14に放出される。
本実施形態によれば、図1の弁11、13を入口切換弁16に統合することや、図1の弁12、14を出口切換弁15に統合することができ、酸性ガス回収装置内の弁の個数を減らすことが可能となる。
また、本実施形態によれば、処理済排ガス112とCOガス115が同時に不純物除去部9に導入されることや、不純物除去部9からのガスがガスラインL12とガスラインL14とに同時に放出されることを回避することが可能となる。
(第3実施形態)
図3は、第3実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。
図3の酸性ガス回収装置は、図1に示す構成要素に加えて、ガス冷却器21と、気液分離器22とを備えている。
本実施形態の処理済排ガス112は、ガス冷却器21で冷却水により冷却され、処理済排ガス112中の水分(水蒸気)が凝縮して水になる(凝縮水)。この凝縮水と処理済排ガス112は、気液分離器22に供給され、互いに分離される。分離により得られた凝縮水121は、凝縮水ラインL21に排出される。一方、分離により得られた処理済排ガス122は、不純物除去部9に導入される。
本実施形態によれば、処理済排ガス112中の水分を凝縮により除去することで、不純物除去部9内の活性炭の結露を抑制することができ、活性炭のアミン吸着性能やアルデヒド除去性能を維持することができる。
不純物除去部9に導入される処理済排ガス122の温度は、外気温以下とすることが好ましい。これにより、不純物除去部9内の活性炭の結露をさらに抑制することができ、活性炭のアミン吸着性能やアルデヒド除去性能をさらに維持することができる。
また、本実施形態の酸性ガス回収装置はさらに、COガス115中の水分を凝縮するガス冷却器と、このCOガス115を凝縮水と分離する気液分離器とを備えていてもよい。これにより、COガス115による活性炭の結露を抑制することが可能となる。あるいは、本実施形態の酸性ガス回収装置において、ガス冷却器21および気液分離機22を設けずに、COガス115中の水分を凝縮するガス冷却器と、このCOガス115を凝縮水と分離する気液分離器のみを備える構成としても構わない。これらの、COガス115中の水分を凝縮するガス冷却器と、このCOガス115を凝縮水と分離する気液分離器については、ガス冷却器6と気液分離器7を用いてもよく、または、ガス冷却器6と気液分離器7とは別のガス冷却器と気液分離器をさらに設置しても構わない。
(第4実施形態)
図4は、第4実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。
図4の酸性ガス回収装置は、図1に示す構成要素に加えて、CO圧縮器23を備えている。
本実施形態のCOガス115は、CO圧縮器23で所定の圧力に圧縮された後、圧縮されたCOガス123として不純物除去部9に導入される。これにより、COガス123の圧力が大きくなるため、アルデヒド類の除去効率を向上させることができる。
また、酸性ガス回収装置は、CO圧縮器23と不純物除去部9との間に除湿装置(図示せず)を備えていてもよい。これにより、不純物除去部9内の活性炭の結露を抑制することができ、活性炭のアミン吸着性能やアルデヒド除去性能を維持することができる。
(第5実施形態)
図5は、第5実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。
図5の酸性ガス回収装置は、図1に示す構成要素に加えて、第1加熱器24と、第2加熱器25とを備えている。
本実施形態のCOガス115は、第2加熱器25により加熱された後、高温のCOガス125として不純物除去部9に導入される。本実施形態によれば、COガス125を飽和温度以上に加熱することで、COガス125による活性炭の結露を抑制することができ、活性炭のアミン吸着性能やアルデヒド除去性能を維持することができる。ただし、COガス125が高温であるほど、活性炭に吸着したアミンが脱離してアルデヒド除去性能が低下するため、COガス115からCOガス125への上昇温度は10℃以内であることが好ましい。
また、本実施形態の処理済排ガス112は、第1加熱器24により加熱された後、高温の処理済排ガス124として不純物除去部9に導入される。本実施形態によれば、処理済排ガス124を飽和温度以上に加熱することで、処理済排ガス124による活性炭の結露を抑制することができ、活性炭のアミン吸着性能やアルデヒド除去性能を維持することができる。ただし、処理済排ガス124が高温であるほど、活性炭に吸着したアミンが脱離してアルデヒド除去性能が低下するため、処理済排ガス112から処理済排ガス124への上昇温度は10℃以内であることが好ましい。
なお、一般に、吸収塔1へ導入される排ガス101は温度が高いため、吸収塔1に導入する前に冷却する必要がある。そこで、第1および第2加熱器24、25は、吸収塔1への導入のために冷却される前の排ガス101を、処理済排ガス112やCOガス115を加熱する熱源として使用してもよい。その他の熱源の例は、再生塔3から排出されたCO含有ガス103や、熱交換器2から排出されたリーン吸収液203である。このような熱源を使用することで、加熱に要するエネルギーを節約することが可能となる。
(第6実施形態)
図6は、第6実施形態の酸性ガス回収装置の構成を示す模式図である。
図6の酸性ガス回収装置は、図1に示す構成要素に加えて、第1水分除去部26と、第2水分除去部27とを備えている。
本実施形態のCOガス115は、第2水分除去部27によりその水分が除去された後、水分除去済みのCOガス127として不純物除去部9に導入される。同様に、本実施形態の処理済排ガス112は、第1水分除去部26によりその水分が除去された後、水分除去済みの処理済排ガス126として不純物除去部9に導入される。第1および第2水分除去部26、27には例えば、シリカゲル、アルミナゲル、塩化カルシウムなどの吸着材が充填されており、これらのガス中の水分を吸着材により吸着する。
本実施形態によれば、これらのガス中の水分を吸着により除去することで、不純物除去部9内の活性炭の結露を抑制することができ、活性炭のアミン吸着性能やアルデヒド除去性能を維持することができる。
なお、第1から第6実施形態の構成は、互いに組み合わせて採用してもよい。例えば、第3から第6実施形態の弁11〜14は、第2実施形態の出口切換弁15および入口切換弁16と置き換えてもよい。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例としてのみ提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。本明細書で説明した新規な装置および方法は、その他の様々な形態で実施することができる。また、本明細書で説明した装置および方法の形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびこれに均等な範囲は、発明の範囲や要旨に含まれるこのような形態や変形例を含むように意図されている。
1:吸収塔、1a:CO吸収部、1b:ガス洗浄部、2:熱交換器、
3:再生塔、4:リボイラ、5:吸収液冷却器、6:ガス冷却器、7:気液分離器、
8:循環ポンプ、9:不純物除去部、11:第1入口弁、12:第1出口弁、
13:第2入口弁、14:第2出口弁、15:出口切換弁、16:入口切換弁、
21:ガス冷却器、22:気液分離器、23:CO圧縮器、24:第1加熱器、
25:第2加熱器、26:第1水分除去部、27:第2水分除去部

Claims (7)

  1. 被処理ガス中の酸性ガスを、アミンを含有する吸収液に吸収させ、前記酸性ガスが吸収された前記被処理ガスを排出する吸収部と、
    前記酸性ガスを吸収した前記吸収液から前記酸性ガスを放出させ、前記酸性ガスを排出する再生部と、
    吸着材を含む不純物除去部であって、前記吸収部から排出された前記被処理ガスを取り込むことにより、前記被処理ガス中に残存する前記アミンを蓄積し、前記再生部から排出された前記酸性ガスを取り込むことにより、前記酸性ガス中の不純物を前記吸着材または前記アミンにより除去する不純物除去部と、
    を備える酸性ガス回収装置。
  2. 前記吸収部からの前記被処理ガスを前記不純物除去部に導入する第1ラインと、
    前記再生部からの前記酸性ガスを前記不純物除去部に導入する第2ラインと、
    をさらに備える、請求項1に記載の酸性ガス回収装置。
  3. 前記吸収部から排出された前記被処理ガスと、前記再生部から排出された前記酸性ガスの少なくともいずれかの中の水分を凝縮させる凝縮部をさらに備え、
    前記不純物除去部は、前記凝縮部により前記水分が凝縮された前記被処理ガスおよび前記酸性ガスの少なくともいずれかを取り込む、請求項1または2に記載の酸性ガス回収装置。
  4. 前記再生部から排出された前記酸性ガスを圧縮する圧縮部をさらに備え、
    前記不純物除去部は、前記圧縮部により圧縮された前記酸性ガスを取り込む、請求項1から3のいずれか1項に記載の酸性ガス回収装置。
  5. 前記吸収部から排出された前記被処理ガスと、前記再生部から排出された前記酸性ガスの少なくともいずれかを加熱する加熱部をさらに備え、
    前記不純物除去部は、前記加熱部により加熱された前記被処理ガスおよび前記酸性ガスの少なくともいずれかを取り込む、請求項1から4のいずれか1項に記載の酸性ガス回収装置。
  6. 前記吸収部から排出された前記被処理ガスと、前記再生部から排出された前記酸性ガスの少なくともいずれかから水分を除去する水分除去部をさらに備え、
    前記不純物除去部は、前記水分除去部により前記水分が除去された前記被処理ガスおよび前記酸性ガスの少なくともいずれかを取り込む、請求項1から5のいずれか1項に記載の酸性ガス回収装置。
  7. 吸収部にて、被処理ガス中の酸性ガスを、アミンを含有する吸収液に吸収させ、前記酸性ガスが吸収された前記被処理ガスを前記吸収部から排出し、
    再生部にて、前記酸性ガスを吸収した前記吸収液から前記酸性ガスを放出させ、前記酸性ガスを前記再生部から排出し、
    前記吸収部から排出された前記被処理ガスを、吸着材を含む不純物除去部内に取り込むことにより、前記被処理ガス中に残存する前記アミンを前記不純物除去部内に蓄積し、
    前記再生部から排出された前記酸性ガスを前記不純物除去部内に取り込むことにより、前記酸性ガス中の不純物を前記吸着材または前記アミンにより除去する、
    ことを含む酸性ガス回収方法。
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