JP2019134029A - インプリントモールド - Google Patents
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Abstract
Description
前記撥液性有機多孔質層の厚さは、5nm〜20μmであればよい。
上述した構成を有するインプリントモールドの製造方法について説明する。図5は、本実施形態におけるインプリントモールドの製造方法の各工程を切断端面にて示す工程フロー図である。
上述した構成を有するインプリントモールド1を用いたインプリント方法について説明する。図6は、本実施形態におけるインプリント方法の各工程を切断端面にて示す工程フロー図である。
ポリエチレングリコール(東京化成工業社製,50g)にエポキシモノマー(TETRAD−C,三菱ガス化学社製,15g)及び硬化剤(4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルアミン),東京化成工業社製,5g)を添加し、大気圧下、室温条件下で十分に混合して混合液を調製した。当該混合液に光触媒粒子(ST01,石原産業社製,5g)及びPTFE粒子(L173JE,旭硝子社製,25g)を分散させて、多孔質層形成用材料を調製した。
温度25℃、湿度(RH)30%の条件下で撥液性有機多孔質層5の表面にマイクロシリンジを用いてインプリント樹脂を滴下し、それから10秒後に接触角測定装置(協和界面化学社製,自動接触角計DM−501)を用いて接触角を測定した。撥液性有機多孔質層5の接触角は140°を示すことが確認された。
ポリエチレングリコール(東京化成工業社製,50g)にエポキシモノマー(TETRAD−C,三菱ガス化学社製,15g)及び硬化剤(4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルアミン),東京化成工業社製,5g)を添加し、大気圧下、室温条件下で十分に混合して混合液を調製した。当該混合液に光触媒粒子(ST01,石原産業社製,5g)を分散させて、多孔質層形成用材料を調製した。
温度25℃、湿度(RH)30%の条件下で撥液性有機多孔質層5の表面にマイクロシリンジを用いてインプリント樹脂を滴下し、それから10秒後に接触角測定装置(協和界面化学社製,自動接触角計DM−501)を用いて接触角を測定した。撥液性有機多孔質層5の接触角は145°を示すことが確認された。
石英ガラス基板(信越化学工業社製)にアクリル樹脂を成膜し、当該石英ガラス基板を含水エタノールに1時間浸漬させた。浸漬後の石英ガラス基板を乾燥させることで、石英ガラス基板上に撥液性有機多孔質層5の骨格となるモノリス状有機多孔質構造体を形成した。このモノリス状有機多孔質構造体にフッ素系溶剤(エスエフコート,AGCセイミケミカル社製,5mL)を滴下して染み込ませた後、自然乾燥させて、撥液性有機多孔質層5を得た。上記撥液性有機多孔質層5をSEMにて観察したところ、共連続構造を有していることが確認された。
温度25℃、湿度(RH)30%の条件下で撥液性有機多孔質層5の表面にマイクロシリンジを用いてインプリント樹脂を滴下し、それから10秒後に接触角測定装置(協和界面化学社製,自動接触角計DM−501)を用いて接触角を測定した。撥液性有機多孔質層5の接触角は145°を示すことが確認された。
2…基部
2A…第1面
2B…第2面
3…凸構造部
31…上面
32…側面
33…パターン領域
34…非パターン領域
4…凹凸パターン
5…撥液性有機多孔質層
Claims (11)
- 第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する基部と、
前記基部の第1面側に設定されるパターン領域内に形成されてなる凹凸パターンと
を備え、
前記基部の前記第1面側には、前記パターン領域の外側を取り囲む非パターン領域が設定され、
前記非パターン領域の表面には、撥液性有機多孔質層が形成されている
インプリントモールド。 - 前記撥液性有機多孔質層は、モノリス状有機多孔質構造体である
請求項1に記載のインプリントモールド。 - 前記モノリス状有機多孔質構造体は、三次元的に連続する細孔を有する共連続構造体である
請求項2に記載のインプリントモールド。 - 前記撥液性有機多孔質層は、光触媒粒子を含有する
請求項1〜3のいずれかに記載のインプリントモールド。 - 前記撥液性有機多孔質層は、フッ素系成分を含有する
請求項1〜4のいずれかに記載のインプリントモールド。 - 前記撥液性有機多孔質層は、エネルギー線の照射により表面の濡れ性を変化させる特性を有する
請求項1〜5のいずれかに記載のインプリントモールド。 - 前記基部の前記非パターン領域と前記撥液性有機多孔質層との間に、遮光層が形成されている
請求項1〜6のいずれかに記載のインプリントモールド。 - 前記基部の第1面側から突出する凸構造部をさらに備え、
前記パターン領域は、前記凸構造部の上面に設定され、
前記非パターン領域は、前記パターン領域の外側を取り囲む、前記凸構造部の上面における領域を含み、
前記撥液性有機多孔質層は、前記凸構造部の上面における前記非パターン領域に少なくとも形成されている
請求項1〜7のいずれかに記載のインプリントモールド。 - 前記非パターン領域は、前記凸構造部の側面の領域をさらに含み、
前記撥液性有機多孔質層は、前記凸構造部の側面における前記非パターン領域にさらに形成されている
請求項8に記載のインプリントモールド。 - 前記基部の前記第1面側から突出する凸構造部をさらに備え、
前記パターン領域は、前記凸構造部の上面に設定され、
前記非パターン領域は、前記凸構造部の側面の領域として設定され、
前記撥液性有機多孔質層は、前記凸構造部の側面における前記非パターン領域に設けられている
請求項1〜7のいずれかに記載のインプリントモールド。 - 前記撥液性有機多孔質層の厚さは、5nm〜20μmである
請求項1〜10のいずれかに記載のインプリントモールド。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019212862A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | キヤノン株式会社 | モールド、平面プレート、インプリント方法、および物品製造方法 |
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2018
- 2018-01-30 JP JP2018013879A patent/JP2019134029A/ja active Pending
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