JP2019128222A - 無線装置、無線システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
<測距システム10の概要構成>
以下に説明する本発明の実施形態は、電波を用いて、屋内400等に位置する人物300の受信局100との間の距離を測距する測距システム(無線システム)10に関するものである。まずは、図1を参照して、本発明の実施形態に係る測距システム10の概要を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る測距システム10の概要を説明するための説明図である。なお、以下に説明する無線通信システムは、距離を測距する測距システム10として説明するが、当該システムに3つ以上の受信局100を設けることにより、測定対象となる送信局200の位置を測位する測位システムとすることもできる。
受信局100は、例えば、所定の位置に固定して設置されたビーコン装置等の固定ノード(固定局)であり、送信局200の測距又は測位を行う際に、送信局200からの信号(測距パケット信号)(第1の無線信号)500を受信したことに基づいて、送信局200に対して所定の信号(ACK(acknowledge)パケット信号)(第2の無線信号)502を送信することができる無線通信装置である。詳細には、受信局100は、送信局200からの測距パケット信号500を受信し、当該測距パケット信号500の受信時刻を取得する。さらに、受信局100は、取得した受信時刻の情報を含むACKパケット信号502を、送信局200は送信する。なお、本発明の実施形態においては、受信局100は、例えば、汎用的な周波数である2.4GHz帯の周波数を持つ信号500、502を送受信することができるが、本実施形態においては、受信局100が利用する信号500、502の周波数は限定されるものではなく、任意の周波数の信号を用いることができる。なお、受信局100の詳細構成については後述する。
送信局200は、測位対象となる移動ノードとしての無線通信装置であり、近傍の受信局100と無線通信ができる装置である。詳細には、送信局200は、受信局100へ測距パケット信号500を送信する。さらに、送信局200は、受信局100から、受信局100が測距パケット信号500を受信した受信時刻の情報を含むACKパケット信号502を受信する。また、送信局200は、自身が測距パケット信号500を送信した送信時刻と、ACKパケット信号502に含まれる受信時刻とを用いて、測距パケット信号500の伝播時間を算出し、算出した伝播時間に基づいて、送信局200と受信局100の距離を求めることができる。なお、本実施形態においては、送信局200は、先に説明したように、例えば、汎用的な周波数である2.4GHz帯の周波数を持つ信号500、502を送受信することができる。しかしながら、本実施形態においては、送信局200が利用する信号500、502の周波数は限定されるものではなく、送信局200は任意の周波数を持つ信号500、502を用いてもよい。
次に、上述した測距システム10における、送信局200の測距の動作概要を、図2及び図3を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態に係る測距システム10における測距方法を説明するための説明図である。図3は、本発明の実施形態に係る測距システム10における測距方法のフローチャートである。本発明の実施形態においては、図2に示すように、送信局200と受信局との間で信号(測距パケット信号、ACKパケット信号)500、502を送受信することにより、送信局200と受信局100との間の距離rを測距パケット信号500の伝搬時間を利用して求めることができる。
送信局200は、受信局100に測距パケット信号500を送信し、測距パケット信号500を送信した送信時刻を測定する。
受信局100は、送信局200から測距パケット信号500を受信し、測距パケット信号500を受信した受信時刻を測定する。なお、本発明の実施形態に係る受信時刻を推定する推定方法の詳細については後述する。
受信局100は、送信局200での受信時刻の情報を含めたACKパケット信号502を送信する。
送信局200は、受信局100からACKパケット信号502を受信し、ACKパケット信号502に含まれる受信時刻の情報に基づいて、当該受信時刻から上記ステップS100で測定した送信時刻の差分をとることで、送信局200から受信局100への測距パケット信号500の伝搬時間を算出する。
送信局200は、上記ステップS400で算出した伝搬時間に光速を乗算することで、送信局200と受信局100との間の距離rを求めることができる。
次に、本発明の実施形態の具体的な説明に先立ち、本発明者らが本発明の実施形態をなすに至った経緯について説明する。
<受信局100の詳細構成>
まずは、本発明の第1の実施形態に係る受信局100の詳細構成について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係る受信局100の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係る受信局100は、無線部110と、計算部(特定部)120と、タイマー部130とを主に有する。以下に、当該受信局100の各機能ブロックについて説明する。
無線部110は、受信局100と送信局200とを接続するインタフェースであり、送信局200との間で信号をパケット通信することができる。詳細には、無線部110は、送信局200からの測距パケット信号500(図2 参照)を受信し、測距パケット信号500の先頭部分を検出し、検出した先頭部分を受信した時刻を測距パケット信号500の受信時刻として推定することができる。また、無線部110は、後述するACK返信部122で生成されたACKパケット信号502(図2 参照)を送信局200へ送信することもできる。さらに、無線部110は、図4に示すように、サンプリング部112と、相互相関処理部(相関値算出部)114と、補間部(補間処理部)116とを主に有する。以下に、当該無線部110の各機能ブロックについて説明する。
サンプリング部112は、測距パケット信号500(第1の無線信号)の信号強度を所定の時間間隔でサンプリングを行う機能部である。詳細には、サンプリング部112は、測距パケット信号500の先頭部分を検出するために、受信した測距パケット信号500の信号強度をアナログ信号からデジタル信号(信号列)に変換する。さらに、サンプリング部112は、デジタル信号に変換されることによって得られた離散的な信号列(デジタル信号)を後述する相互相関処理部114に出力する。
相互相関処理部114は、サンプリング部112から出力されたデジタル信号(信号列)における、起点タイミングが互いに異なる、所定の時間長を持つ複数の信号部分の信号パターン(信号波形)と、答えとなる既知の信号パターンとを相互相関値を算出する。すなわち、本実施形態においては、上述の複数の信号部分の信号パターンの中から、答えとなる既知の信号パターンとの一致が高い信号部分を探すことにより、測距パケット信号500の先頭部分を、測距パケット信号500を受信したタイミングであるとして検出することとなる。さらに、相互相関処理部114は、得られ離散的な複数の相互相関値を後述する補間部116に出力する。
補間部116は、相互相関処理部114から取得した離散的な複数の相互相関値の間を補間し、補間結果を後述する計算部120に出力する。すなわち、補間部116は、上述した相互相関処理部114で算出された複数の相互相関値を用いて、サンプリング部112から出力されたデジタル信号の各信号部分の上記起点タイミングの間の区間における相互相関値を補間する。なお、補間部116による補間の方法としては、例えばラグランジュ法又は移動平均法等を用いることができるが、本実施形態においては、補間部116による補間の方法は特に限定されるものではない。なお、補間部116における処理の詳細については、後述する。
計算部120は、補間部116による上記補間によって得られた補間結果から、相互相関値が最大となるタイミングを検出する。さらに、計算部120は、検出したタイミングにかかる具体的な時刻を、後述するタイマー部130によって取得することにより、検出した測距パケット信号500の先頭部分を受信した具体的な時刻、すなわち、受信時刻を特定する。また、計算部120は、図4に示すように、ACK返信部(送信部)122を含む。以下に、ACK返信部122について説明する。
ACK返信部122は、特定された受信時刻の情報を含むACKパケット信号(第2の無線信号)502を生成し、無線部110を介して送信局200へ送信する。
タイマー部130は、無線部110、計算部120等による要求に従って、時刻の情報を無線部110、計算部120等に出力する。
以上、本実施形態に係る受信局100の詳細構成を説明した。次に、本発明の第1の実施形態に係る送信局200の詳細構成について、図5を参照して説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係る送信局200の構成例を示すブロック図である。図5に示すように、本発明の第1の実施形態に係る送信局200は、無線部210と、計算部220と、タイマー部230とを主に有する。以下に、当該送信局200の各機能ブロックについて説明する。
無線部210は、受信局100と送信局200とを接続するインタフェースであり、受信局100との間で信号をパケット通信する。詳細には、無線部210は、後述する送信指示部222より測距パケット信号500(図2 参照)を送信する旨の指示を受け、測距パケット信号500を受信局100へ送信する。さらに、無線部210は、測距パケット信号500が送信される際に、当該測距パケット信号500の先頭部分を検出し、当該測距パケット信号500を送信したタイミングを検出する。なお、無線部210は、測距パケット信号500の先頭部分を送信したタイミングの具体的な時刻、すなわち、送信時刻を、後述するタイマー部230によって取得することができる。そして、無線部210は、取得した送信時刻を後述する測距部224に出力する。また、無線部210は、受信局100からのACKパケット信号502(図2 参照)を受信し、ACKパケット信号502に含まれる受信時刻の情報を後述する測距部224に出力することもできる。
計算部220は、上述の無線部210に測距パケット信号500を受信局100へ送信する旨の指示を出力したり、送信局200と受信局100との間の距離rを算出したりする。詳細には、図5に示すように、計算部220は、送信指示部222と、測距部224とを主に有する。以下に、当該計算部220の各機能ブロックについて説明する。
送信指示部222は、任意のアプリケーションの要求により、距離情報を取得したい旨の指示を得たことを契機として、上述の無線部210に、測距パケット信号500を送信する旨の指示を出力する。
測距部224は、無線部210から出力された上記送信時刻の情報と、受信局100からのACKパケット信号502に含まれる受信時刻の情報とを利用して、送信局200かから受信局100までの測距パケット信号500の伝播時間を算出する。さらに、測距部224は、算出した伝播時間に基づいて、送信局200と受信局100との間の距離rを算出する。また、測距部224は、設置位置が既知である異なる3つの受信局100からの距離rが取得できた場合には、三点測位法により送信局200の位置を測位することもできる。
タイマー部230は、無線部210等による要求に従って、時刻の情報を無線部210等に出力する。
以上、本実施形態に係る送信局200の詳細構成について説明した。次に、本実施形態に係る受信局100で行われる受信時刻の推定方法を、図6から図8を参照して説明する。図6及び図7は、本実施形態における相互相関値の算出を説明するための説明図である。図8は、本実施形態における相互相関値の補間の方法を説明するための説明図である。
以下に、本実施形態に係る相互相関値の補間の方法の詳細について、図8を参照して、説明する。本実施形態に係る相互相関値の補間の方法は、例えば、ラグランジュの補間方法を用いることができる。
ところで、上述の第1の実施形態においては、ラグランジュの補間方法を用いることにより、相互相関値600に対して補間を行い、曲線602を得ていた。すなわち、第1の実施形態においては、ラグランジュの補間方法を用いて、離散的な相互相関値600を結ぶことで、曲線602を得ていた。しかしながら、ラグランジュの補間方法を用いた場合であっても、精度よく受信時刻の推定を行うことができない場合が存在する。そこで、以下においては、このような場合であっても、精度よく受信時刻の推定を行うことができるような実施形態を、本発明の第2の実施形態として、図9から図11を参照して説明する。図9は、ラグランジュの補間方法により好適に補間を行うことができない場合の一例を示す説明図である。図10は、本実施形態において、移動平均法によって補間が行われた場合に得られる曲線604の一例を示す説明図である。図11は、本実施形態に係る補間方法のフローチャートである。
まずは、本実施形態に係る受信局100の詳細構成を説明する。なお、本実施形態に係る測距システム10及び測距システム10に含まれる受信局100及び送信局200の構成は、以下に説明する受信局100の無線部110に含まれる推定部(図示省略)及び選択部(図示省略)を除き、図4及び図5に示す第1の実施形態に係る受信局100及び送信局200の構成と共通であるため、ここでは共通する内容の説明を省略する。
以上、本実施形態に係る受信局100の詳細構成について説明した。次に、本実施形態に係る補間方法を、図11を参照して説明する。図11に示すように、本実施形態に係る補間方法のフローチャートは、ステップS101からステップS109までの複数のステップを含む。以下に、本実施形態に係るシーケンスの各ステップの詳細を説明する。
受信局100は、送信局200からの測距パケット信号500を受信する。
受信局100は、受信した測距パケット信号500に基づき、測距パケット信号500の伝播環境を推定する。例えば、受信局100は、受信した測距パケット信号500の信号品質(信号雑音比(S/N比)や、ビットエラーレート(Bit Error Rate)等)を検出して、検出結果に基づき、測距パケット信号500の伝播環境を推定する。
受信局100は、推定された伝播環境が所定の状態である場合、例えば、伝播環境が、測距パケット信号500が劣化していないことからマルチパスの影響のない(もしくは、影響の低い)伝播環境であると推定することができる場合には、ステップS107へ進む。一方、受信局100は、推定された伝播環境が所定の状態でない場合、例えば、伝播環境が、測距パケット信号500が劣化していることからマルチパスの影響のある(もしくは、影響の高い)伝播環境であると推定することができる場合には、ステップS109へ進む。
受信局100は、伝搬環境がマルチパス等の影響がない(もしくは、影響の低い)と推定される場合には、離散的な相互相関値600が上述のようなベル型の曲線602上に存在することが期待されるため、ラグランジュによる補間方法を選択する。
受信局100は、伝搬環境がマルチパス等の影響がある(もしくは、影響の高い)と推定される場合には、離散的な相互相関値600が上述のようなベル型の曲線602上に存在しないことが期待されるため、離散的な複数の相互相関値600の間を結ぶのではなく、移動平均法を用いて、理想的な曲線604を取得することを選択する。従って、本実施形態においては、ラグランジュの補間方法により好適に補間を行うことができない場合であっても、理想的な曲線604を得ることができることから、精度よく受信時刻を推定することができる。
これまで説明した本発明の第1及び第2の実施形態においては、送信局200と受信局100との間の距離rを測定する測距方法について説明した。しかしながら、これらの実施形態は、先に説明したように、距離rを測定するだけに限定されるものではなく、1つの送信局200において、設置位置が既知である3つの受信局100からの距離rが取得できた場合には、三点測位法により当該送信局200の位置を測位することもできる。そこで、本発明の第3の実施形態として、送信局200の位置を測位する方法について、図12及び図13を参照して説明する。図12及び図13は、本実施形態の測位方法の説明するための説明図である。
以上、本発明の各実施形態について説明した。続いて、本発明の実施形態に係るハードウェア構成について説明する。上述した測距システム10における測距方法及び測位方法は、ソフトウェアと、以下に説明する受信局100及び送信局200のハードウェアとの協働により実現される。
CPU902は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って受信局100及び送信局200である無線通信装置900内の動作全般を制御する。また、CPU902は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM904は、CPU902が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM906は、CPU902の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス916により相互に接続されている。CPU902、ROM904及びRAM906は、ソフトウェアとの協働により図4及び図5を参照して説明した、受信局100の相互相関処理部114、補間部116、計算部120、送信局200の計算部220等の機能を実現し得る。
入力部908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、センサ、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU902に出力する入力制御回路などから構成されている。ユーザは、当該入力部908を操作することにより、受信局100及び送信局200に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力部910は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、プロジェクター装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。また、出力部910は、スピーカ及びヘッドホンなどの音声出力装置を含んでもよい。
ストレージ装置912は、データ格納用の装置である。ストレージ装置912は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置912は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid Strage Drive)、あるいは同等の機能を有するメモリ等で構成される。このストレージ装置912は、ストレージを駆動し、CPU902が実行するプログラムや各種データを格納する。
ネットワークインタフェース914は、例えば、ネットワークに接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。当該通信インタフェースは、例えば、Bluetooth(登録商標)又はZigBee(登録商標)等の近距離無線通信インタフェースや、無線LAN(Local Area Network)、Wi−Fi(登録商標)、または携帯通信網(LTE、3G)等の通信インタフェースであることができる。また、ネットワークインタフェース914は、有線による通信を行う有線通信装置を含んでいてもよい。
以上のように、上述の本発明の各実施形態においては、製造コストを抑えつつ、精度よく測距及び測位することができる。詳細には、本発明の実施形態においては、答えとなる既知の信号パターンと、受信局100で受信された測距パケット信号500の信号パターンとの間で、相互相関値600を算出し、相互相関値600が最も高くなるタイミングを検出する際に、離散的な値である相互相関値600を適切に補間することにより、より精度よく受信時刻の推定を行うことができる。その結果、本実施形態においては、測距パケット信号500のサンプリングの数を減らしても、精度よく受信時刻の推定を行うことができることから、高速サンプリング装置の内蔵を必須とせず、受信局100の製造コストを抑えつつ、精度よく、送信局200を測距及び測位することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100、100a、100b、100c 受信局
110、210 無線部
112 サンプリング部
114 相互相関処理部
116 補間部
120、220 計算部
122 ACK返信部
130、230 タイマー部
200 送信局
222 送信指示部
224 測距部
300 人物
400 屋内
500 測距パケット信号
502 ACKパケット信号
600 相互相関値
602、604 曲線
900 無線通信装置
902 CPU
904 ROM
906 RAM
908 入力部
910 出力部
912 ストレージ装置
914 ネットワークインタフェース
916 ホストバス
Claims (11)
- 送信側無線装置から送信された第1の無線信号のサンプリングを行うサンプリング部と、
前記サンプリング部により得られた信号列における、起点タイミングが異なる複数の信号部分と、既知の信号パターンとの相関値を算出する相関値算出部と、
前記各信号部分について算出された前記相関値を用いて、前記各信号部分の起点タイミングの間の区間における前記相関値を補間する補間処理部と、
前記補間処理部により得られた補間結果において前記相関値が最大となるタイミングを特定する特定部と、
を備える、無線装置。 - 前記補間は、ラグランジュの補間方法又は移動平均法によって行われる、請求項1に記載の無線装置。
- 前記補間処理部は、前記第1の無線信号の伝播環境に応じて、補間の方法を選択する、請求項1又は2に記載の無線装置。
- 前記第1の無線信号の伝播環境を推定する推定部と、
前記伝播環境の推定結果に基づき、前記補間の方法を選択する選択部と、
をさらに備える、
請求項3に記載の無線装置。 - 特定された前記タイミングは、前記第1の無線信号の受信時刻として推定される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線装置。
- 推定された前記受信時刻の情報を含む第2の無線信号を送信する送信部をさらに備える、請求項5に記載の無線装置。
- 前記第2の無線信号は、前記送信側無線装置に送信され、且つ、当該送信側無線装置の測距又は測位に用いられる、請求項6に記載の無線装置。
- 送信側無線装置と受信側無線装置とを含み、
前記受信側無線装置は、
前記送信側無線装置から送信された第1の無線信号のサンプリングを行うサンプリング部と、
前記サンプリング部により得られた信号列における、起点タイミングが異なる複数の信号部分と、既知の信号パターンとの相関値を算出する相関値算出部と、
前記各信号部分について算出された前記相関値を用いて、前記各信号部分の起点タイミングの間の区間における前記相関値を補間する補間処理部と、
前記補間処理部により得られた補間結果において前記相関値が最大となるタイミングを特定する特定部と、
を有する、
無線システム。 - 複数の前記送信側無線装置及び複数の前記受信側無線装置を含む、請求項8に記載の無線システム。
- 前記送信側無線装置は、前記第1の無線信号の前記送信側無線装置から前記受信側無線装置までの伝播時間に基づいて、前記送信側無線装置と前記受信側無線装置との間の距離を測距する、請求項8又は9に記載の無線システム。
- コンピュータを、
送信側無線装置から送信された無線信号のサンプリングを行うサンプリング部と、
前記サンプリング部により得られた信号列における、起点タイミングが異なる複数の信号部分と、既知の信号パターンとの相関値を算出する相関値算出部と、
前記各信号部分について算出された前記相関値を用いて、前記各信号部分の起点タイミングの間の区間における前記相関値を補間する補間処理部と、
前記補間処理部により得られた補間結果において前記相関値が最大となるタイミングを特定する特定部と、
として機能させるための、プログラム。
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