JP2019123458A - 車両の後部車体構造 - Google Patents
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Abstract
Description
具体的には、車両の後部車体構造は、クロスメンバと左右の補強フレームとで、トンネルフレームの後部を頂部とする平面視略三角形を形成することができる。すなわち、車両の後部車体構造は、クロスメンバと左右の補強フレームとで後部車体にトラス構造を構成することができる。
従って、車両の後部車体構造は、所望位置で後部車体に連結されたリヤサスダンパの支持剛性を向上することができる。
この発明により、車両の後部車体構造は、トンネルフレームの後部における剛性を向上できるため、フロアトンネルが左右の補強フレームを支持する支持剛性を向上することができる。
従って、車両の後部車体構造は、トンネルフレームの後部に連結された前側クロスメンバにより、リヤサスダンパの支持剛性をより向上することができる。
この発明により、車両の後部車体構造は、フロアトンネルの下部における剛性を向上できるため、フロアトンネルが左右の補強フレームを支持する支持剛性をさらに向上することができる。
従って、車両の後部車体構造は、左右一対のトンネルサイドフレームによって、リヤサスダンパの支持剛性をさらに向上することができる。
この発明により、車両の後部車体構造は、フロアトンネルの後部における剛性をより確実に向上できるため、フロアトンネルが左右の補強フレームを支持する支持剛性をより確実に向上することができる。
従って、車両の後部車体構造は、左右一対のフロアクロスメンバによって、リヤサスダンパの支持剛性をより確実に向上することができる。
従って、車両の後部車体構造は、ダンパ支持部とピラー部材を連結する第2補強フレームにより、リヤサスダンパの支持剛性をさらに確実に向上することができる。
本実施形態の車両1の後部車体構造は、押出成形されたアルミ合金製の複数のフレームを連結して車体骨格をなす、所謂、スペースフレーム構造である。このような車両1の後部車体構造について、図1から図7を用いて説明する。
さらに、フロアパネル130は、車両後方の縁端が後述するフロアクロスメンバ180に接合され、車両前方の縁端が図示を省略した車両前方側のクロスメンバに接合されている。
さらに、フロアクロスメンバ180は、側面視において、前方下部を車両前方へ略平板状に延設した部分に、トンネルサイドフレーム123の後端が載置されるとともに、接合されている。
より詳しくは、傾斜フレーム部191は、押出成形されたアルミ合金製の押出し部材であって、略矩形の閉断面を所定方向に延設した略筒状体に形成されている。
そして、傾斜フレーム部191は、その下端がサイドシル110における車幅方向内側の側面後部に接合され、上端が所定位置に配設されたダンパ支持部材240に接合されている。
このリヤピラー200は、押出成形されたアルミ合金製の押出し部材であって、略矩形の閉断面を湾曲させながら所定方向に延設した略筒状体に形成されている。
このリヤヘッダ210は、図2及び図3に示すように、車幅方向に延びるヘッダ本体211と、車両1における荷室開口の開口上縁をなすヘッダパネル212と、ヘッダ本体211、及びヘッダパネル212を一体的にリヤピラー200に連結する左右一対のヘッダ連結部材213とで構成されている。
なお、ヘッダ本体211は、図7に示すように、押出成形されたアルミ合金製の押出し部材であって、車両下方に頂部が位置する略三角形の閉断面を車幅方向に延設した略筒状体に形成されている。
より詳しくは、第2クロスメンバ230は、図6及び図7に示すように、押出成形されたアルミ合金製の押出し部材であって、内部空間を車両上下に隔てる隔壁を有する略矩形の閉断面を車幅方向に延設した略筒状体に形成されている。
このダンパ支持部材240は、図2に示すように、リヤサイドフレーム190における傾斜フレーム部191の上端が接合可能に形成された前面部分と、第2クロスメンバ230が接合可能に形成された車幅方向内側の側面部分と、第1補強フレーム290が接合可能に形成された後面部分と、第3補強フレーム310が接合可能に形成された上面部分と、リヤサスダンパ2の上端を揺動自在に支持可能に形成された車幅方向外側の側面部分とを有する側面視略矩形に形成されている。
より詳しくは、前側クロスメンバ280は、図7に示すように、車両上下方向の長さに対して車両前後方向の長さが長く、かつ内部空間を車両前後方向に隔てる2つの隔壁を有する略矩形の閉断面を、車幅方向に延設した略筒状体に形成されている。
より詳しくは、サイドシル側クロスメンバ340は、図4及び図7に示すように、押出成形されたアルミ合金製の押出し部材であって、前側クロスメンバ280における車幅方向の長さよりも長い車幅方向の長さで、略矩形の閉断面を車幅方向に延設した略筒状体に形成されている。
より詳しくは、第1補強フレーム290は、図2、図3、及び図6に示すように、押出成形されたアルミ合金製の押出し部材であって、略矩形の閉断面を所定方向に延設した筒状体に形成されている。
より詳しくは、第2補強フレーム300は、押出成形されたアルミ合金製の押出し部材であって、略矩形の閉断面を所定方向に延設した筒状体に形成されている。
そして、第2補強フレーム300は、その上端がアッパアーム支持部材250における車幅方向内側に接合され、下端がロアアーム支持部材260の前部上面に接合されている。
より詳しくは、第4補強フレーム320は、押出成形されたアルミ合金製の押出し部材であって、略矩形の閉断面を所定方向に延設した略筒状体に形成されている。
そして、第4補強フレーム320は、フロアトンネル120の上面に接合されたトンネル連結部材124に前端が接合され、第2クロスメンバ230における車幅方向の両端よりもやや車両内側の前面に後端が接合されている。
従って、車両1の後部車体構造は、所望位置で後部車体に連結されたリヤサスダンパ2の支持剛性を向上することができる。
従って、車両1の後部車体構造は、トンネルフレーム121の後部に連結された第1クロスメンバ220により、リヤサスダンパ2の支持剛性をより向上することができる。
従って、車両1の後部車体構造は、左右一対のトンネルサイドフレーム123によって、リヤサスダンパ2の支持剛性をさらに向上することができる。
従って、車両1の後部車体構造は、左右一対のフロアクロスメンバ180によって、リヤサスダンパ2の支持剛性をより確実に向上することができる。
従って、車両1の後部車体構造は、ダンパ支持部材240とセンターピラー160を連結する第3補強フレーム310により、リヤサスダンパ2の支持剛性をさらに確実に向上することができる。
この発明のダンパ支持部は、実施形態のダンパ支持部材240に対応し、
以下同様に、
クロスメンバ、及び後側クロスメンバは、第2クロスメンバ230に対応し、
ピラー部材は、センターピラー160に対応し、
前側クロスメンバは、第1クロスメンバ220に対応し、
補強フレーム、及び第1補強フレームは、第4補強フレーム320に対応し、
第2補強フレームは、第3補強フレーム310に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
また、センターピラー160を、ピラー下部フレーム161とピラー上部フレーム162とで構成したが、これに限定せず、1つのアルミ合金製の押出し部材で構成されたセンターピラーとしてもよい。
また、センターピラー160を介してルーフサイドレール140とリヤピラー200とを連結したが、ルーフサイドレール140とリヤピラー200とを直接的に接合するとともに、接合箇所にセンターピラーを接合する構成としてもよい。
2…リヤサスダンパ
110…サイドシル
120…フロアトンネル
121…トンネルフレーム
123…トンネルサイドフレーム
160…センターピラー
180…フロアクロスメンバ
190…リヤサイドフレーム
191…傾斜フレーム部
220…第1クロスメンバ
230…第2クロスメンバ
240…ダンパ支持部材
310…第3補強フレーム
320…第4補強フレーム
Claims (5)
- 車両の車幅方向に所定間隔を隔てた位置で車両前後方向に延びる左右一対のサイドシルと、
該左右のサイドシルの間における車幅方向略中央で車両前後方向に延びるフロアトンネルと、
前記サイドシルの後部に連結された左右一対のリヤサイドフレームとを備えた車両の後部車体構造であって、
前記リヤサイドフレームが、
前記サイドシルの後部よりも車両後方上方の所望位置において、リヤサスダンパの上端を支持するダンパ支持部を備え、
前記フロアトンネルが、
車両前後方向に延びるとともに、前記フロアトンネルの上部を構成するトンネルフレームを備え、
左右の前記ダンパ支持部を車幅方向に連結するクロスメンバと、
前記クロスメンバの両端近傍、及び前記トンネルフレームの後部を略直線的に連結する左右一対の補強フレームとを備えた
車両の後部車体構造。 - 前記クロスメンバを、後側クロスメンバとして、
前記サイドシルの後部で車両上下方向に延びる左右一対のピラー部材を、車幅方向に連結する前側クロスメンバを備え、
該前側クロスメンバが、
前記トンネルフレームの後部に連結された
請求項1に記載の車両の後部車体構造。 - 前記フロアトンネルが、
車幅方向両側の下端に、車両前後方向に延びる左右一対のトンネルサイドフレームを備えた
請求項1または請求項2に記載の車両の後部車体構造。 - 前記トンネルサイドフレームの後部と、前記サイドシルの後部とを、車幅方向に連結する左右一対のフロアクロスメンバを備えた
請求項3に記載の車両の後部車体構造。 - 前記リヤサイドフレームが、
前記サイドシルの後部から車両後方、かつ車両上方へ延びるとともに、上端に前記ダンパ支持部が配設された傾斜フレーム部を備え、
前記補強フレームを、第1補強フレームとして、
前記ピラー部材における前記前側クロスメンバとの連結位置よりも車両上方の部分と、前記ダンパ支持部とを連結する左右一対の第2補強フレームを備えた
請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の車両の後部車体構造。
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