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JP2019117513A - 情報処理装置、情報処理のシステム、およびそれらの制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理のシステム、およびそれらの制御方法、プログラム Download PDF

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Takashi Habe
高志 羽部
雄一郎 川西
Yuichiro Kawanishi
雄一郎 川西
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Abstract

【課題】荷受人の位置に対応して、搬送物の搬送状況を適切に通知するための仕組みを提供する。【解決手段】搬送物と当該搬送物の位置とを識別するための第1の識別情報と、当該搬送物を回収する荷受人と当該荷受人の位置とを識別するための第2の識別情報とを、対応付けて管理し、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを含む情報を読取り可能な読取装置と、搬送物の搬送状況を通知する通知装置とに通信可能に接続する情報処理装置であって、前記読取装置から、搬送装置で搬送される搬送物を識別する前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを含む情報を受信する受信手段と、受信した情報に基づいて、搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係とを識別する識別手段と、前記識別手段の識別の結果に基づいて、搬送物の搬送状況を荷受人の位置に対応させて通知させるための指示を行う指示手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理のシステム、およびそれらの制御方法、プログラムに関する。
飛行機の乗降に際して、搭乗者は、2つの作業が求められる。
一つは、搭乗前に搬送物(手荷物、小荷物、バゲッジ(bagagge)、ラゲッジ(lugagge)等)を、航空会社に預ける「手荷物チェックイン」、もう一つは、降機後に搬送物を回収する「手荷物チェックアウト」である。
近年、空港では、手荷物チェックインの負担を軽減するための仕組みが試験的に導入されつつある。この仕組みによれば、搭乗者が手荷物を搬送装置(例えばベルトコンベアや搬送ローラ)の上に載せて、パスポートや顔をスキャンするだけで、スキャン情報と紐づけられた手荷物が搬送され、手荷物チェックインが完了する。
一方、手荷物チェックアウトは、従来通り、クレームベルト(Claim Belt:ベルトコンベア等の搬送装置で手荷物を回遊させ、搭乗者に自分の荷物を探させる装置)を用いる方法に留まっている。
クレームベルトを用いた手荷物チェックアウトの方法には、以下のような課題がある。
第一は、各々の搭乗者(荷受人)の手間である。各々の搭乗者(荷受人)は、自分の預けた手荷物を、大量に搬送される搬送物の中から探さねばならない。
第二は、荷受人の手荷物の取違いである。同じようなデザインのトランクが複数あった場合、荷受人は、誤って他人の手荷物をピックアップしてしまう、あるいは、他人に自分の手荷物をピックアップされてしまう、といったリスクを負うことになる。
第三は、荷受人の手荷物のとり忘れである。預けた手荷物の個口数が多いと、荷受人は預けた手荷物の一部をうっかり回収せずに空港から去ってしまう可能性がある。
これらの問題は、搭乗者(荷受人)が、自分の回収すべき手荷物(搬送物)の搬送状況を、正確に把握できていないために発生するものである。
特開2013−66603号公報 特開2017−140297号公報
大量に搬送される搬送物の中から、荷受人が、自分の回収するべき搬送物の搬送状況を、正確に知るための方法として、特許文献1や2のような方法が考えられる。
特許文献1や2には、レーンを通って搬送されてくる食品が自分の席から所定の範囲内まで近づいた際に、音や光、表示モニタなどによって間もなく食品が到達する旨を、通知する仕組みが示されている。そして、この仕組みを用いれば、注文者は、大量に搬送装置で搬送されている食品の中から、自分が受け取るべき食品の搬送状況を、適切に把握することができる。
しかし、この仕組みは、注文者(荷受人)の座っている座席、あるいは注文の出された座席が予め明らかであるからこそ、通知が成立する仕組みである。
さらに、自分が回収すべき食品が所定の範囲内に接近した際にその旨を通知するだけの仕組みに過ぎず、所定の範囲外にある食品の搬送状況については、知ることができない。
つまり、クレームベルトを用いた手荷物チェックアウト方法では、荷受人がクレームベルト周囲のどの位置に立って搬送物を回収するかが予測できないため、上記のような仕組みによって、荷受人に搬送物の搬送状況を通知することができない。
また、所定の範囲外にある搬送物の状況についても把握できないため、荷物の一部を回収し忘れるリスクを十分に低減できない。
本発明は、荷受人の位置に対応して、搬送物の搬送状況を適切に通知するための仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、搬送物と当該搬送物の位置とを識別するための第1の識別情報と、当該搬送物を回収する荷受人と当該荷受人の位置とを識別するための第2の識別情報とを、対応付けて管理し、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む情報を読取り可能な読取装置と、搬送物の搬送状況を通知する通知装置とに通信可能に接続する情報処理装置であって、前記読取装置から、搬送装置で搬送される搬送物を識別する前記第1の識別情報と荷受人を識別する前記第2の識別情報とを含む情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した情報に基づいて、搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係とを識別する識別手段と、前記識別手段の識別の結果に基づいて、前記通知装置に搬送物の搬送状況を当該搬送物の荷受人の位置に対応させて通知させるための指示を行う指示手段とを備えることを特徴とする。
このように設けることで、荷受人の位置に対応して、搬送物の搬送状況を適切に通知するための仕組みを提供することができる。
本発明のシステム構成の一例を示した構成図である。 本発明のハードウエアの構成の一例を示した構成図である。 搬送物チェックイン装置110で読取った情報を、情報処理装置120に送信するフローの一例を示した構成図である。 本発明のメインフローの一例を示した構成図である。 本発明のサブフローの一例を示した構成図である。 撮像装置130で撮像される映像の一例を示した構成図である。 撮像装置130が撮像する映像に含まれる、第1の識別情報及び第2の識別情報についての一例を示した構成図である。 本発明で管理されるデータテーブルの一例を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のシステム構成の一例を示した構成図である。
搬送物チェックイン装置110は、搬送物のチェックイン(例えば、手荷物チェックイン)のために必要な仕組みを備えた装置で、具体的には、例えば、以下のような仕組みを備えている。
(1)搬送物610を識別する情報(第1の識別情報)を読取る仕組み。
(2)(1)の搬送物610の荷受人を識別する情報(第2の識別情報)を読取る仕組み。
(3)手荷物を搬送するための仕組み
ここで、第1の識別情報の具体例としては、例えば、搬送物610の画像情報そのものや、搬送物識別タグ710等が考えられる。
また、第2の識別情報の具体例としては、例えば、荷受人620の画像情報そのものや、荷受人識別タグ720、旅券や搭乗券の情報、等が考えられる。
また、手荷物を搬送するための機構には、例えばベルトコンベアや搬送ローラ、及びそれらの制御のための仕組みが考えられる。
なお、搬送物チェックイン装置110で読取られる情報は、図7のデータテーブルのように、読み取った情報同士を情報処理装置120で、対応付けて管理できれば良い。つまり、個別の読取り装置や入力装置を介して個々の情報を取得した後に、図7のデータテーブルで対応付けて管理するような構成であっても構わない。
情報処理装置120は、大きく分けて3つの役割を果たすことのできる装置である。
(1)第1の識別情報と第2の識別情報とを対応付けて管理する役割。
(2)撮像装置130で撮影された映像(動画または静止画)の解析。
(3)(2)の識別の結果に基づいて、回収すべき搬送物610の搬送状況を荷受人620に通知させるための、通知装置140への指示
なお、第1の識別情報と第2の識別情報とを対応付けて管理データテーブルの詳細は、図7にて後述する。
また、映像の解析は、搬送物610の搬送状況や、その荷受人を識別するために行うものである。
撮像装置130は、搬送装置600で搬送される搬送物610を識別でき情報(第1の識別情報)と、その荷受人を識別できる情報(第2の識別情報)とを含む映像を撮影し、情報処理装置120に送信するための装置である。つまり、第1の識別情報と第2の識別情報とを、本発明を実施するために適切に読取ることができればよく、必ずしも映像という手段を取らずとも良い。
本実施例では図8(b)のデータテーブルに示す情報を読取る目的を達するための、好適な一例として、撮像装置130を具体例に挙げている。
しかし、映像の代わりにICタグを読取らせるなど、別の方法で必要な情報読取って、本発明を実施することも可能である。例えば、荷受人620や搬送物610にICタグを付しておき、これをICタグの読取り装置(リーダ)で読取ることで、第1の識別情報と、第2の識別情報とを読取ることができるよう設けておいても良いのである。
このように、本発明の撮像装置130は、「情報読取装置」と読替えて、発明を実施しても構わない。
通知装置140は、回収すべき搬送物610の搬送状況を荷受人620に通知するための仕組みである。
通知の方法については様々な方法が考えられる。例えば、プロジェクタ141やサイネージ143等を用いた映像の投影や表示による方法が考えられる。また、スピーカ142やサイネージ143等を用いた、音声による方法が考えられる。また、床や搬送装置に設けられたランプ(不図示)等を利用して、光の明滅を用いるような方法も考えられる。
本実施例では、特に好適な一例として、プロジェクタ141を用い、荷受人620や搬送物610やその周囲近傍に様々な情報を投影する方法を中心に、説明する。
通信ネットワーク150は、本発明の搬送物チェックイン装置110と、情報処理装置120と、撮像装置130と、通知装置140とを通信可能に接続するネットワークである。通信方法には既存の様々な技術を用いることができる。有線であっても無線であってもよく、WAN(Wide Area Network)であってもLAN(Local Area Network)であってもよい。
図2は、本発明のハードウエアの構成の一例を示した構成図である。本発明におけるハードウエアは、搬送物チェックイン装置110、情報処理装置120、撮像装置130、通知装置140である。
201はCPUで、ROM202のプログラム用ROMや外部メモリ211に記憶されたプログラムをRAM203にロードして実行することによりシステムバス204に接続された各デバイスを制御する。また、このROM202のフォント用ROMにはフォントデータ等を記憶し、ROM202のデータ用ROMには各種データを記憶する。203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。202はキーボードコントローラ(入力コントローラ)で、209や図示しないポインティングデバイス、例えばタッチパッドからの入力を制御する。
入力コントローラ205は入力デバイス209を制御する。なお入力デバイス209には、タッチパネルも含まれ、その場合は、入力デバイス209が表示部210(映像を表示する表示画面を映すための表示装置)を兼ねているケースもある。206はビデオカード(VC)で、表示部210の表示を制御する。
207はメモリコントローラで、外部メモリ211(ハードディスク等)とのアクセスを制御する。208はネットワークインターフェースカード(NIC)で、通信ネットワーク150上の通信を制御する。
情報スキャンユニットコントローラ220は、搬送物チェックイン装置110や撮像装置130に備えられたユニットで、情報スキャンユニット221を制御するコントローラである。
情報スキャンユニット221は、図1で説明した「第1の識別情報」や「第2の識別情報」の読取りを実行するためのユニットである。ユニットの構成は、特段限定されないが、具体的には、例えば光学式デジタルカメラやスキャナ、ICタグリーダ等の情報読取り装置等が好適に用いられる。
情報スキャンユニット221で、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む映像とを含む映像を撮影する場合、目的にかなうものであればよい。つまり、撮像の方式(どんな波長の光や電磁波を用いるか、どんなタイミングや間隔で撮影するか、ファイル形式をどうするか等)や装置の構成について特段限定されない。
搬送ユニットコントローラ230は、搬送物チェックイン装置110に備えられたユニットで、搬送ユニット231を制御するコントローラである。
搬送ユニット231は、手荷物チェックインを行なう搬送物610を搬送するためのユニットである。ユニットの構成は、特段限定されないが、具体的には、例えばベルトコンベアや、搬送ローラを利用した物品を搬送する装置が好適に用いられる。
通知ユニットコントローラ240は、通知装置140に備えられたユニットで、通知ユニット241を制御するコントローラである。
通知ユニット241は、情報スキャンユニット221で撮像された映像(あるいは読取られた第1の識別情報と第2の識別情報)の解析・識別の結果に基づいて、回収すべき搬送物610の搬送状況を荷受人620に通知するためのユニットである。通知の具体的な方法については、図1にて述べた通り、目的に適ったものであれば良く、特段限定されない。
図3は、搬送物チェックイン装置110で読取った情報を、情報処理装置120に送信するフローの一例を示した構成図である。
本時実施例の各図のフローの説明においては、具体的には、CPU201が外部メモリに記憶された制御プログラムをRAM203にロードして実行することにより行われるものである。しかし、簡易な表現とすべく搬送物チェックイン装置110、情報処理装置120、撮像装置(読取装置)130、通知装置140を主体として説明する。
また、ユーザからの指示の受付は、特に限定されるものではなく、既存の方法を用いることができるものとする。具体的には、例えば、入力デバイス209(KB/ボタン/タッチパネル等)や表示部210を介して受けつける方法が含まれる。
ステップS301では、搬送物チェックイン装置110は、第1の識別情報・第2の識別情報等の読取り・受付を行う。具体的には、例えば、搭乗者や手荷物の画像を撮影する、搭乗者の搭乗券やパスポート情報を読取る、搬送物識別タグ710や荷受人識別タグ720を読取る、等が挙げられる。
ステップS302では、搬送物チェックイン装置110は、ステップS301で、第1の識別情報・第2の識別情報等の読取り・受付を行なったか否かの判定を行う。
そして、ステップS301で、第1の識別情報・第2の識別情報等の読取り・受付を行なったと判定した場合には、ステップS303に遷移する。
一方、ステップS301で、第1の識別情報・第2の識別情報等の読取り・受付を行なったと判定しなかった場合には、ステップS310に遷移する。
ステップS303では、搬送物チェックイン装置110は、ステップS301で読取り・受付を行なった第1の識別情報・第2の識別情報等を、情報処理装置120に送信する。
ステップS304では、情報処理装置120は、ステップS303で搬送物チェックイン装置110から送信された第1の識別情報・第2の識別情報等を、受信する。
ステップS305では、情報処理装置120は、ステップS304で第1の識別情報・第2の識別情報等を、受信したか否かの判定を行う。
そして、第1の識別情報・第2の識別情報等を、受信したと判定した場合には、ステップS306に遷移する。
一方、第1の識別情報・第2の識別情報等を、受信したと判定しなかった場合には、ステップS307に遷移する。
ステップS306では、情報処理装置120は、ステップS304で受信した情報を、対応付けて記憶する。
具体的には、ステップS304で受付けた情報に基づいて、例えば、図8(a)のデータテーブルに示されるような形で、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む各種の情報を管理・記憶するということである。この際、受付けた映像から第1の識別情報・第2の識別情報を抽出する必要があれば、その処理も併せて行う。あるいは、ステップS304で受付けた情報が、既に対応付けがされたものであれば、単に情報を記憶・管理するだけでもよい。いずれにしても、このステップまでに、図8(a)のデータテーブルのような形式が整う仕組みが供えられていればよい。
ステップS307では、情報処理装置120は、ユーザからフローを終了する指示を受付ける。
ステップS308では、情報処理装置120は、ステップS307で終了指示を受付けたか否かの判定を行う。
そして、情報処理装置120は、終了指示を受付けたと判定した場合には、本フローを終了する。
一方、情報処理装置120は、終了指示を受付けたと判定しなかった場合には、ステップS304に遷移する。
ステップS309では、搬送物チェックイン装置110は、搬送物610を予め指定された場所に搬送する。
具体的には、例えば、飛行機等(乗り物の限定はない)に荷物を載せるための集荷設備や、飛行機等に搬送する。
ステップS310では、搬送物チェックイン装置110は、ユーザからフローを終了する指示を受付ける。
ステップS310では、搬送物チェックイン装置110は、ステップS310で終了指示を受付けたか否かの判定を行う。
そして、情報処理装置120は、終了指示を受付けたと判定した場合には、本フローを終了する。
一方、情報処理装置120は、終了指示を受付けたと判定しなかった場合には、ステップS301に遷移する。
図4は、本発明のメインフローの一例を示した構成図である。
ステップS401では、撮像装置130は、搬送装置600で搬送される搬送物610(を識別する第1の識別情報)と荷受人620(を識別する第2の識別情報)とを撮影する。(先に述べたように、「第1の識別情報・第2の識別情報」の読取りと置換えて考えても良い。)
ステップS402では、撮像装置130は、ステップS401で撮像した映像を受信する。(先に述べたように、読取った「第1の識別情報・第2の識別情報」の送信、と置換えて考えても良い。)
ステップS403では、情報処理装置120は、ステップS402で撮像装置130が送信した映像を受信する。(先に述べたように、「第1の識別情報・第2の識別情報」の受信、と置換えて考えても良い。)
ステップS404では、情報処理装置120は、ステップS403で受信した映像に含まれる第1の識別情報と第2の識別情報とに基づいて、搬送物610や荷受人620に関する状況を解析し、識別する。(先に述べたように、受信した「第1の識別情報・第2の識別情報」に基づく、搬送物610や荷受人620に関する状況の解析、と置換えて考えても良い。)
この解析・識別の詳細は、図5にて後述するが、搬送物610の搬送状況や回収状況、搬送物610と荷受人620との位置関係等を識別することができる。
ステップS405では、情報処理装置120は、通知装置140に、ステップS404の解析・識別に基づいて、荷受人620に搬送物610の搬送状況を通知させるための指示を送信する。
ステップS406では、通知装置140は、ステップS405で情報処理装置120が送信した荷受人620に搬送物610の搬送状況を通知させるための指示を受信する。
ステップS407では、通知装置140は、ステップS406で受信した指示に基づいて、荷受人620に搬送物610の搬送状況等を通知する。
具体的な通知方法は図6にて後述するが、通知は、ステップS401で読取った映像や映像に含まれる第2の識別情報に基づいて識別された荷受人の位置に基づいて、行われる。また、荷受人に通知される内容には、例えば、「荷受人620が回収すべき搬送物610の個口数と、そのうちの回収した搬送物610の数」、「回収すべき搬送物610が送達されるまでの予想時間」「回収すべき搬送物610の現在の位置」等が含まれる。
ステップS408では、通知装置140は、本フローを終了する指示をユーザから受付ける。
ステップS409では、通知装置140は、ステップS408にて本フローを終了する指示をユーザから受付けたか否かの判定を行う。
そして、指示をユーザから受付けたと判定した場合には、本フローを終了する。
一方、指示をユーザから受付けたと判定しなかった場合には、ステップS406に遷移する。
ステップS410では、撮像装置130は、本フローを終了する指示をユーザから受付ける。
ステップS411では、撮像装置130は、ステップS410にて本フローを終了する指示をユーザから受付けたか否かの判定を行う。
そして、指示をユーザから受付けたと判定した場合には、本フローを終了する。
一方、指示をユーザから受付けたと判定しなかった場合には、ステップS401に遷移する。
ステップS412では、撮像装置130は、本フローを終了する指示をユーザから受付ける。
ステップS413では、撮像装置130は、ステップS410にて本フローを終了する指示をユーザから受付けたか否かの判定を行う。
そして、指示をユーザから受付けたと判定した場合には、本フローを終了する。
一方、指示をユーザから受付けたと判定しなかった場合には、ステップS403に遷移する。
図5は、本発明のサブフローの一例を示した構成図である。(ステップS404)
ステップS501では、情報処理装置120は、映像に含まれる第2の識別情報から、荷受人620を検知する。なお、図6(a)に示されるように、荷受人620は、複数からなるグループであってもよい。(表現を簡素化するため、以下、「荷受人620」と記載)
ステップS502では、情報処理装置120は、映像に含まれる第1の識別情報から、それぞれの荷受人620が回収するべき搬送物610を検知する。
更に、識別した搬送物610のうち、どの搬送物610が回収されたかについても、併せて識別する。識別の方法については特段限定されないが、例えば、静止画であれば、搬送物610がクレームレーンから降ろされているか否かを、動画であれば、搬送物610が移動しているか否かを映像解析して判定する、といった方法が考えられる。
ステップS501やステップS502は、ステップS403で受付けた映像から、荷受人620や搬送物610を検出する方法を取っている。しかし、先に述べたように、ICタグに含まれる情報を第1の識別情報や第2の識別情報として読取る等、実施形態に合わせた方法を用いて、本発明を実現することができる。
ステップS503乃至510では、1または複数からなる荷受人のグループ毎に、繰り返すループ処理を行う。
ステップS503では、情報処理装置120は、ループ対象となっている荷受人620が回収すべき搬送物のうち、回収された搬送物を検知する。
例えば、図8(b)に基づいて処理が行われる場合を考える。この場合、荷受人識別情報803に「12345―niuke(1/2).jpg,12345―niuke(2/2).jpg」と「67890―niuke(1/1).jpg」との2グループの荷受人620が登録されている。したがって、2回以上のループ処理が実行されることになる。
このように、ステップS501乃至ステップS503の処理を通して、得られた情報から図8(b)のデータテーブルで管理されるような、搬送物610の搬送状況を計算・予測・検知等して、識別することができる。つまり、搬送状況には、搬送物610現在位置、回収した個口数、搬送物610と荷受人620との距離、荷受人620に到達するまでの予想時間などが含まれる。例えば、到達するまでの予想時間は、距離とクレームベルトの搬送速度とから、計算することができる。
ステップS504では、情報処理装置120は、ステップS503の処理に基づいて、ループ対象となっている荷受人620によって回収すべき搬送物610が全て回収されたか否かの判定を行う。
そして、情報処理装置120は、搬送物610が全て回収されたと判定した場合には、ステップS505に遷移する。
一方、情報処理装置120は、搬送物610が全て回収されたと判定しなかった場合には、ステップS506に遷移する。
ステップS505では、情報処理装置120は、ステップS405で搬送状況を通知させる指示を送信する際に、ループ対象となっている荷受人620に、回収するべき搬送物610を全て回収したと通知させる旨を決定する。つまり、ステップS504で荷受人620が回収すべき搬送物を全て回収したと判定(識別)したことを条件に、ステップS405でなされる指示に従って、ステップS407では、搬送物610を全て回収した旨の通知が行われるのである。例えば、図6(a)のケースであれば、Bの荷受人620に「回収完了」の状況通知オブジェクト650を投影する旨、このステップで決定し、ステップS407で通知装置140に実行させることになる。
ステップS506乃至ステップS510では、荷受人620が回収するべき搬送物610のうち、搬送装置600から未回収(搬送中)の搬送物610の数だけ、ループ処理を行う。
例えば、図8(b)の荷受人620のグループ「12345―niuke(1/2).jpg,12345―niuke(2/2).jpg」の場合、回収すべき搬送物610は、4つあり、そのうち1つが「回収済」であるので、3回ループ処理が行われる。
ステップS506では、情報処理装置120は、荷受人620と回収の対象の搬送物610との距離が所定の距離内(この実施例では5m以内とした)であるか否かの判定を行う。
そして、情報処理装置120は、荷受人620と回収の対象の搬送物610との距離が所定の距離内であるとの判定を行った場合には、ステップS507に遷移する。
一方、情報処理装置120は、荷受人620と回収の対象の搬送物610との距離が所定の距離内であるとの判定を行なわなかった場合には、ステップS509に遷移する。
ステップS507では、情報処理装置120は、投射ライン640による通知を決定する。つまり、ループ対象の搬送物610について、ステップS405で搬送状況を、ループ対象となっている荷受人620と当該荷受人が回収するべき搬送物610とを結ぶ線を投影することで通知させる指示を送信することを決定する。(詳細は図6で後述)
ステップS508では、情報処理装置120は、情報処理装置120は、ループ対象の搬送物610について、ステップS405で搬送状況を、ループ対象となっている荷受人620にランプの明滅や音声を用いて通知させる指示を送信することを決定する。
ステップS509では、情報処理装置120は、荷受人620と回収の対象の搬送物610との距離が所定の距離内(この実施例では25m以内とした)であるか否かの判定を行う。
そして、情報処理装置120は、荷受人620と回収の対象の搬送物610との距離が所定の距離内であるとの判定を行った場合には、ステップS510に遷移する。
一方、情報処理装置120は、荷受人620と回収の対象の搬送物610との距離が所定の距離内であるとの判定を行なわなかった場合には、このループ処理を終了する。
ステップS510では、情報処理装置120は、ステップS405で搬送状況を、ループ対象となっている荷受人620と搬送物610とを同じ色で照らすことで通知させる指示を送信することを決定する。つまり、状況通知オブジェクト650による通知を決定する。(詳細は図6で後述)
以上、ステップS503及びステップS506乃至ステップS510のプロセスによって、搬送物610や荷受人620の位置や搬送状況が解析・識別されて、図8(b)に示されるようなデータテーブルが形成される。そして、このテーブルに基づいて、ステップS407で、それぞれに荷受人に通知がなされるのである。(つまり、搬送物610の搬送状況と荷受人620との位置関係に応じて、通知方法が様々に切替えられるのである。)
例えば、図6(a)の、A(A1とA2)の荷受人620グループの場合、ステップS407で、状況通知オブジェクト650や投射ライン640、音声、ランプの明滅などにより、例えば以下のような状況が通知されるのである。
「回収すべき搬送物610は4個口。うち、1つが回収済みであること。」
「次に運ばれてくる搬送物610は、あと3秒で目の前まで搬送されること。」
「搬送物610の場所や、自分(荷受人620)の位置との位置関係。」
図6は、撮像装置130で撮像される映像の一例を示した構成図である。
図6の矢印は、搬送物の搬送方向を示している。
図6(a)は、荷受人620の天頂方向から撮影したイメージの一例を示している。
図6(b)は、荷受人620を斜め上方向から撮影したイメージの一例を示している。
搬送装置600は、荷受人620に搬送物610を回収させるべく、物品の搬送用のベルトやローラを用い、搬送物610を所定のルートで回遊させる装置である。
具体的な実施方法は、上記の定義に沿ったものであれば良いが、例えば、空港で用いられる「Claim Belt(クレームベルト)」、工場や配送センタの物品搬送に用いるベルトコンベアや搬送ローラ等が考えられる。
搬送物610は、搬送装置600で搬送される物品である。
この実施例では、搬送物610の一例として、飛行機の搭乗前に預ける手荷物、小荷物、バゲッジ(bagagge)、ラゲッジ(lugagge)等を想定している。しかし、荷受人620が回収するべき物品を搬送装置600で搬送するシチュエーションであれば、様々に適用できるものとする。
例えば、ゴルフ場で預けたゴルフバックを、宅配業者に運んでもらい、宅配便の配達事務所で受け取る、といったようなシチュエーションであっても、手荷物チェックイン・チェックアウトのシチュエーションは同じである。このように、空港や運ぶものの内容にかかわらず、本発明は適用できる。
荷受人620は、搬送物610を回収すべき人物である。
図6では、2人の荷受人620「A1」・「A2」に、回収すべき4つの搬送物610「a1」「a2」「a3」「a4」が設定されている。また、荷受人620「B1」に、回収すべき2つの搬送物610「b1」「b2」が、設定されている。
このように、荷受人620は、同じ搬送物610に対して、1または複数人設定することができる。
対応関係通知オブジェクト630は、回収するべき搬送物610が、荷受人620から所定の距離(本実施例では25m以内)内に接近した際に、搬送物610と荷受人620の位置に応じて、両者の位置関係が分かるように、投射されるオブジェクトである。
本実施例では、荷受人620と当該荷受人から所定の距離(本実施例では25m以内)内にある、当該荷受人620が回収するべき搬送物610とを、同じ色で投影している。
ただし、オブジェクトの表現については特段制限を設けるものではなく、対応付けが識別できるものであれば良い。したがって、例えば、同じマークや同じ便名と座席番号を荷受人620と搬送物610の近傍に投影する、といった方法であっても構わない。
投射ライン640は、回収するべき搬送物610が、荷受人620から所定の距離(本実施例では5m以内)内に接近した際に、搬送物610と荷受人620の位置に応じて、両者の位置関係が分かるように、投射されるオブジェクトである。
本実施例では、荷受人620の周囲近傍と、搬送物610の周囲近傍とを直線で結ぶようオブジェクトを投影している。しかし、線を矢印にする、位置関係が分かるようなアニメーションを投影する等、上記目的が果たせる方法であればよい。つまり、特段「線」でなくてもかまわない。
状況通知オブジェクト650は、荷受人620の回収するべき搬送物610の搬送状況(回収状況も含む)を、荷受人620が識別可能に通知するためのオブジェクトである。
具体的には搬送状況に関連する様々な情報が表示可能であるが、例えば、回収済みの搬送物610の個口数、回収すべき搬送物610の全個口数、搬送物610が荷受人620の前に到達するまでの時間、搬送物610と荷受人620との距離等が表示できる。
図7は、撮像装置130が撮像する映像に含まれる、第1の識別情報及び第2の識別情報についての一例を示した構成図である。
第2の識別情報は、荷受人620や荷受人620の位置を識別するための情報である。識別の手段は特に限定されないが、具体例として、顔画像等の荷受人620本人を識別できる映像・映像データ、読取式コード、ICタグに記憶された情報等の情報が考えられる。荷受人620の位置は、図8のデータテーブルでは座標で管理しているが、管理方法は特段問わない。
本発明の実施例では、荷受人620本人の画像データ(.jpg)を、第2の識別情報としている。
荷受人識別タグ720は、読取式コード等の印刷されたカードである。(ICタグが付されていても良い)荷受人識別タグ720は、例えば、首から下げられるひも付きタグとしてもよいし、搭乗券の一部に印刷しておき、撮像装置130や読取式コードの読取装置等で読取り可能に設けておいてもよい。
第1の識別情報は、搬送物610や搬送物610の位置を識別するための情報である。識別の手段は特に限定されないが、具体例として、搬送物610の画像データ(.jpg)や、読取式コード等の情報が考えられる。本発明の実施例では、搬送物610の画像データを、第1の識別情報としている。搬送物610の位置は、図8のデータテーブルでは座標で管理しているが、管理方法は特段問わない。
搬送物識別タグ710は、読取式コード(ICタグでも良い)を含む、搬送物610に付する(張り付ける、結びつける等)ための印刷物である。搬送物識別タグ710は、形態は特に限定されないが、例えば、手荷物に直接貼り付けるシール、トランクの持ち手部分に通して添付するタグシール等が考えられる。
以上、第1の識別情報、第2の識別情報は、発明が実施できるように、搬送物チェックイン装置110や撮像装置130(読取装置)で適切に読取ることができる形態であれば、様々な既存の技術を用いることが可能である。その中で、新たな印刷物や情報媒体を準備する必要のない映像(本人画像や搬送物の画像)を用いる方法は、好適に用いられる。また、別の用途で印刷される搭乗券を再利用する方法も、好適に用いられる。さらに、これらの方法を組み合わせることで、より精度の高い仕組みを構築することも好ましい。
図8は、本発明で管理されるデータテーブルの一例を示す構成図である。
図8(a)は、手荷物チェックイン時に読取られた各種情報を、対応付けて管理するためのデータテーブルの一例を示した構成図である。本発明では、例えば、ステップS301でこの図8(a)のデータテーブル情報を取得することができる。また、ステップS306で画像情報の中から第1の識別情報や、第2の識別情報を、抽出することもできる。
便名801は、荷受人620の搭乗する飛行機の便名である。また、発着時刻802はその便の発着空港や時刻(日時でもよい)を示す情報である。これらの情報は、例えば、荷受人620の搭乗券や予約表をスキャンする等により、得ることができる。
荷受人識別情報803は、荷受人620を識別するための情報(第2の識別情報)である。この実施例では、搬送物チェックイン装置110で撮影された搭乗者本人の画像データとしている。また、荷受人620に対応するユニークな識別コードを画像データのファイル名としている。(このような識別コードを、荷受人識別タグ720に印刷して用いてもよい。)
パスポートナンバ804は、荷受人のパスポートナンバである。搬送物チェックイン装置110で読みとられたパスポートの情報(番号以外の情報、例えば住所や氏名等でもよい)が管理されている。
搬送物識別情報805は、搬送物610を識別するための情報(第1の識別情報)である。この実施例では、搬送物チェックイン装置110で搬送物610の画像データとしている。また、搬送物610に対応するユニークな識別コードを画像データのファイル名としている。(このような識別コードを、搬送物識別タグ710に印刷して用いてもよい。)
図8(b)は、手荷物チェックアウト時に撮像装置130で読取った情報に基づいて、通知装置140に搬送物610の搬送状況を荷受人620に通知するために用いるデータテーブルの一例を示した構成図である。
回収フラグ806は、手荷物チェックアウト時に撮像装置130で読取った情報に基づいて、荷受人が、対応する搬送物610を搬送装置600から回収したことを検知・識別した際に立てられるフラグである。本実施例では、回収されたと識別された搬送物に「回収済」のフラグがたてられている。(例えば、ステップS503の処理。未回収(搬送中)のものは、「搬送中」としている)
荷受人の位置807は、手荷物チェックアウト時に撮像装置130で読取った情報(第2の識別情報)に基づいて、検知・識別された荷受人620の位置である。(例えば、ステップS501の処理)
搬送物の位置808は、手荷物チェックアウト時に撮像装置130で読取った情報(第1の識別情報)に基づいて、検知・識別された搬送物610の位置である。(例えば、ステップS501の処理)
荷受人の位置807及び、搬送物の位置808の位置の表現について補足する。本実施例ではXY座標を一例として用いているが、位置が特定できればよく、他の方法でも構わない。
荷受人までの距離809は、荷受人の位置807と搬送物の位置808とから求められる荷受人620と搬送物610との距離である。(例えば、ステップS501とステップS502の処理に基づいて識別・推定でき、ステップS506やステップS509の判定に用いることができる)
到達予想時間810は、対応する搬送物610が、荷受人620に達するまでの予想時間である。本実施例では、一例として搬送速度を一律1m/sとして扱っているが、映像解析によって搬送物610の移動速度を求めて、それに基づいて計算してもよい。
上記の図8(a)・(b)は、説明を容易にするために2種類のデータテーブルに分けているが、一つのデータテーブルに合わせて管理しても構わない。また、図8(b)は、ここに示した情報の他、図8(a)に含まれる各種情報も、併せて管理できるよう、設けられている。
以上説明したように、本発明は、搬送物を回収する荷受人に、搬送物の搬送状況を適切に通知するための仕組みを提供することができる。
また、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
110 搬送物チェックイン装置
120 情報処理装置
130 撮像装置(読取装置)
140 通知装置
150 通信ネットワーク
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力デバイス(KB/ボタン/タッチパネルなど)
210 表示端末(表示部)
211 外部メモリ
220 情報スキャンユニットコントローラ
221 情報スキャンユニット
230 搬送ユニットコントローラ
231 搬送ユニット
240 通知ユニットコントローラ
241 通知ユニット
600 搬送装置
610 搬送物
620 荷受人
630 対応関係通知オブジェクト
640 投射ライン
650 状況通知オブジェクト
710 搬送物識別タグ
720 荷受人識別タグ
801 便名
802 発着時刻
803 荷受人識別情報
804 パスポートナンバ
805 搬送物識別情報
806 回収フラグ
807 荷受人の位置
808 搬送物の位置
809 荷受人までの距離
810 到達予想時間

Claims (14)

  1. 搬送物と当該搬送物の位置とを識別するための第1の識別情報と、当該搬送物を回収する荷受人と当該荷受人の位置とを識別するための第2の識別情報とを、対応付けて管理し、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む情報を読取り可能な読取装置と、搬送物の搬送状況を通知する通知装置とに通信可能に接続する情報処理装置であって、
    前記読取装置から、搬送装置で搬送される搬送物を識別する前記第1の識別情報と荷受人を識別する前記第2の識別情報とを含む情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報に基づいて、搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係とを識別する識別手段と、
    前記識別手段の識別の結果に基づいて、前記通知装置に搬送物の搬送状況を当該搬送物の荷受人の位置に対応させて通知させるための指示を行う指示手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 1または複数の搬送物を識別する第1の識別情報と、当該搬送物の1または複数の荷受人を識別する第2の識別情報とを、対応付けて管理することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置
  3. 前記指示手段は、前記通知装置に、映像の投影または表示、光の明滅、音声のうち少なくとも1以上の方法によって、前記識別手段で識別した搬送物の搬送状況を通知させるべく指示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記指示手段は、前記識別手段が識別した搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係に応じて、前記通知装置が通知する方法を切替える指示をすることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記指示手段は、搬送物と当該搬送物の荷受人との位置関係が所定の距離内にあるときには、前記通知装置に搬送物と当該搬送物の荷受人との位置関係を識別可能に通知させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記指示手段は、搬送物と当該搬送物と荷受人との位置関係が所定の距離内にないときには、前記通知装置に搬送物と当該搬送物の荷受人とが所定の距離内にないことを識別可能に通知させることを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記識別手段は、搬送装置で搬送されている搬送物を識別可能に設けられ、
    前記指示手段は、搬送装置で搬送されている搬送物を通知の対象として、前記通知装置へ搬送物の搬送状況を通知させる指示をすることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記識別手段は、荷受人が回収するべき搬送物が、当該荷受人に回収されたことを識別可能に設けられ、
    前記指示手段は、前記識別手段の搬送物の回収の識別に基づいて、回収された搬送物の数と、回収されていない搬送物の数と、回収すべき搬送物の数とのうち、少なくとも1以上に関する通知を行う指示をすることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記指示手段は、前記識別手段が、荷受人が回収するべき搬送物を全て回収したと識別したことを条件に、当該荷受人に回収するべき搬送物を全て回収された旨の通知をさせる指示をすることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 搬送物と当該搬送物の位置とを識別するための第1の識別情報と、当該搬送物を回収する荷受人と当該荷受人の位置とを識別するための第2の識別情報とを、対応付けて管理し、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む情報を読取り可能な読取装置と、搬送物の搬送状況を通知する通知装置とに通信可能に接続する情報処理装置における制御方法であって、
    前記情報処理装置の受信手段が、前記読取装置から、搬送装置で搬送される搬送物を識別する前記第1の識別情報と荷受人を識別する前記第2の識別情報とを含む情報を受信する受信工程と、
    前記情報処理装置の識別手段が、搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係とを識別する識別工程と、
    前記情報処理装置の指示手段が、前記識別手段の識別の結果に基づいて、前記通知装置に搬送物の搬送状況を当該搬送物の荷受人の位置に対応させて通知させるための指示を行う指示工程とを含むことを特徴とする制御方法。
  11. 搬送物と当該搬送物の位置とを識別するための第1の識別情報と、当該搬送物を回収する荷受人と当該荷受人の位置とを識別するための第2の識別情報とを、対応付けて管理し、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む情報を読取り可能な読取装置と、搬送物の搬送状況を通知する通知装置とに通信可能に接続する情報処理装置で読み取り実行が可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記読取装置から、搬送装置で搬送される搬送物を識別する前記第1の識別情報と荷受人を識別する前記第2の識別情報とを含む情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報に基づいて、搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係とを識別する識別手段と、
    前記識別手段の識別の結果に基づいて、前記通知装置に搬送物の搬送状況を当該搬送物の荷受人の位置に対応させて通知させるための指示を行う指示手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 搬送物と当該搬送物の位置とを識別するための第1の識別情報と、当該搬送物を回収する荷受人と当該荷受人の位置とを識別するための第2の識別情報とを、対応付けて管理し、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む情報を読取り可能な読取装置と、搬送物の搬送状況を通知する通知装置とに通信可能に接続する情報処理のシステムであって、
    前記読取装置から、搬送装置で搬送される搬送物を識別する前記第1の識別情報と荷受人を識別する前記第2の識別情報とを含む情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報に基づいて、搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係とを識別する識別手段と、
    前記識別手段の識別の結果に基づいて、前記通知装置に搬送物の搬送状況を当該搬送物の荷受人の位置に対応させて通知させるための指示を行う指示手段とを備えることを特徴とする情報処理のシステム。
  13. 搬送物と当該搬送物の位置とを識別するための第1の識別情報と、当該搬送物を回収する荷受人と当該荷受人の位置とを識別するための第2の識別情報とを、対応付けて管理し、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む情報を読取り可能な読取装置と、搬送物の搬送状況を通知する通知装置とに通信可能に接続する情報処理のシステムにおける制御方法であって、
    前記情報処理のシステムの受信手段が、前記読取装置から、搬送装置で搬送される搬送物を識別する前記第1の識別情報と荷受人を識別する前記第2の識別情報とを含む情報を受信する受信工程と、
    前記情報処理のシステムの識別手段が、前記受信手段で受信した情報に基づいて、
    搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係とを識別する識別工程と、
    前記情報処理のシステムの指示手段が、前記識別手段の識別の結果に基づいて、前記通知装置に搬送物の搬送状況を当該搬送物の荷受人の位置に対応させて通知させるための指示を行う指示工程とを含むことを特徴とする制御方法。
  14. 搬送物と当該搬送物の位置とを識別するための第1の識別情報と、当該搬送物を回収する荷受人と当該荷受人の位置とを識別するための第2の識別情報とを、対応付けて管理し、第1の識別情報と第2の識別情報とを含む情報を読取り可能な読取装置と、搬送物の搬送状況を通知する通知装置とに通信可能に接続する情報処理のシステムで読み取り実行が可能なプログラムであって、
    前記情報処理のシステムを、
    前記読取装置から、搬送装置で搬送される搬送物を識別する前記第1の識別情報と荷受人を識別する前記第2の識別情報とを含む情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報に基づいて、搬送物の搬送状況と当該搬送物の荷受人との位置関係とを識別する識別手段と、
    前記識別手段の識別の結果に基づいて、前記通知装置に搬送物の搬送状況を当該搬送物の荷受人の位置に対応させて通知させるための指示を行う指示手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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