JP2019109532A - 光学表示パネルの製造方法および光学表示パネルの製造システム - Google Patents
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Abstract
Description
前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第1面に貼り合された第1光学フィルム片の貼り位置を、搬送方向に対し直交する方向でかつ光学セルの幅方向端部に合わせて配置した第1、第2エリアセンサカメラで撮像する第1撮像工程と、
前記第1撮像工程で、第1、第2エリアセンサカメラで撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、前記光学セルの端部と前記第1光学フィルム片の端部との距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)を画像処理して算出する第1画像検査工程と、
前記第1画像検査工程で算出された距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)に基づいて、貼りズレを判定する第1判定工程と、を含む。
前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第2面に貼り合された第2光学フィルム片の貼り位置を搬送方向に対し直交する方向でかつ光学セルの幅端部に合わせて配置した第3、第4エリアセンサカメラで撮像する第2撮像工程と、
前記第2撮像工程で、第3、第4エリアセンサカメラで撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、前記光学セルの端部と前記第2光学フィルム片の端部との距離(Dx5〜Dx8、Dy5〜Dy8)を画像処理して算出する第2画像検査工程と、
前記第2画像検査工程で算出された距離(Dx5〜Dx8、Dy5〜Dy8)に基づいて、貼りズレを判定する第2判定工程と、をさらに含む。
前記第1撮像工程は、前記第1、第2ローラで前記光学セルおよび前記第1光学フィルム片の後方部を挟持した状態で、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を前記第1、第2エリアセンサカメラで撮像する構成である。
前記第2撮像工程は、前記第3、第4ローラで前記光学セルおよび前記第2光学フィルム片の後方部を挟持した状態で、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を前記第3、第4エリアセンサカメラで撮像する構成である。
粘着剤を有する第1光学フィルムと、当該粘着剤を介して当該第1光学フィルムが積層されている帯状の第1キャリアフィルムとを有する第1光学フィルム積層体のロールから、帯状の第1光学フィルム積層体を繰り出し、前記帯状の第1光学フィルム積層体のうち少なくとも第1光学フィルムを、幅方向に切断することで得られた第1光学フィルム片を、光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第1面に貼り合わせる第1貼合部と、
前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第1面に貼り合された第1光学フィルム片の貼り位置を搬送方向に対し直交する方向でかつ光学セルの幅方向端部に合わせて配置され、当該幅方向端部を撮像する第1、第2エリアセンサカメラと、
前記第1、第2エリアセンサカメラで撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、前記光学セルの端部と前記第1光学フィルム片の端部との距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)を画像処理して算出する第1画像検査部と、
前記第1画像検査部で算出された距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)に基づいて、貼りズレを判定する第1判定部と、を備える。
前記第1検知部が搬送される前記光学セルを検知してから所定期間後に、前記第1、第2エリアセンサカメラは、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を撮像し、
前記第1検知部が前記光学セルを検知しなくなってから所定期間後に、前記第1、第2エリアセンサカメラは、搬送される光学セルの後方の第3、第4角部を撮像する。
前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第2面に貼り合された第2光学フィルム片の貼り位置を搬送方向に対し直交する方向でかつ光学セルの幅端部に合わせて配置され、当該幅端部を撮像する第3、第4エリアセンサカメラと、
前記第3、第4エリアセンサカメラで撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、光学セル端部と偏光フィルム端部との距離(Dx5〜x8、Dy5〜y8)を画像処理して算出する第2画像検査部と、
前記第2画像検査部で算出された距離(Dx5〜Dx8、Dy5〜Dy8)に基づいて、貼りズレを判定する第2判定部と、をさらに備える。
前記第2検知部が搬送される前記光学セルを検知してから所定期間後に、前記第3、第4エリアセンサカメラは、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を撮像し、
前記第2検知部が前記光学セルを検知しなくなってから所定期間後に、前記第3、第4エリアセンサカメラは、搬送される光学セルの後端の第3、第4角部を撮像する。
前記第1、第2エリアセンサカメラは、前記第1、第2ローラで前記光学セルおよび前記第1光学フィルム片の後方部を挟持した状態で、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を撮像する。
前記第3、第4エリアセンサカメラは、前記第3、第4ローラで前記光学セルおよび前記第2光学フィルム片の後方部を挟持した状態で、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を撮像する。
図1は、実施形態1に係る光学表示パネルの製造システムの概略図である。図2〜5は検査部による検査方法を示す図である。図6は検査画像の一例である。以下、図1〜6を参照しつつ、本実施形態に係る光学表示パネルの製造システムを具体的に説明する。
液晶セルPを収納する収納部81から、液晶セルPが第1面P1を天面となるように、第1搬送部71へ配置され、搬送ローラの回転によって第1貼合部34へ搬送される。
一方、第1光学フィルム積層体ロール1から繰り出された第1光学フィルム積層体10は、第1キャリアフィルム12側を吸着固定しながら、切断部31で第1キャリアフィルム12を切断せずに残して第1光学フィルムを所定サイズ(液晶セルPの長辺に応じた長さ(長辺よりも実質的に短い長さ))に切断し、第1キャリアフィルム12上に複数の第1光学フィルム片11を形成する。切断部31は、例えば、刃物を用いた切断(引き切りの刃物による切断)、レーザーによる切断が挙げられる。
第1光学フィルム積層体10の切断処理と、後段の貼合処理において、長時間にわたり処理が中断しないように連続した処理を可能とすべく、かつフィルムの弛みを調整するために張力調整部32が設けられている。張力調整部32は、例えば錘を用いたダンサー機構を有して構成される。不図示のニップローラが張力調整部32の上流側または下流側に配置され、第1光学フィルム積層体10を搬送する構成でもよい。なお、ニップローラが張力調整部32の上流側および下流側に配置されていてもよい。
第1光学フィルム積層体10は、第1剥離部33に巻き掛け反転され、第1光学フィルム片11が第1キャリアフィルム12から剥離される。第1キャリアフィルム12は、巻取部35によってロールに巻き取られる。巻取部35はロールと回転駆動部を有し、回転駆動部がロールを回転させることで第1キャリアフィルム12をロールに巻回する。また、不図示のニップローラが剥離部33の上流側または下流側に配置され、第1光学フィルム積層体10または第1キャリアフィルム12を搬送する構成でもよい。なお、ニップローラが剥離部33の上流側および下流側に配置されていてもよい。
第1貼合部34は、液晶セルPを搬送しながら、液晶セルPの第1面P1に、第1キャリアフィルム12から剥離された第1光学フィルム片11を粘着剤11bを介して貼り合わせる。第1貼合部34は、一対の第1ローラ34aと第2ローラ34bで構成される。いずれか一方が駆動ローラで他方が従動ローラでもよく、両ローラが駆動ローラであってもよい。一対の第1ローラ34a、第2ローラ34bで第1光学フィルム片11と液晶セルPとを挟持しながら下流へ送り込むことで、第1光学フィルム片11を液晶セルPの第1面P1へ貼り合せる。
液晶セルPの第1面P1に第1光学フィルム片11を貼り合せた後の液晶セルPは、第2搬送部72で下流へ搬送される。第2搬送部72で液晶セルPを搬送しながら、液晶セルPの第1面P1に貼り合された第1光学フィルム片11の貼り位置を搬送方向(y)に対し直交する方向(x)でかつ液晶セルPの幅方向端部(A1〜A4)に合わせて配置した第1エリアセンサカメラ41、第2エリアセンサカメラ43で撮像する。液晶セルPの前方の第1角部A1とその後方の第3角部A3は第1エリアセンサカメラ41で撮像する。一方液晶セルPの前方の第2角部A2とその後方の第4角部A4は第2エリアセンサカメラ43で撮像する。
第1画像検査部51は、第1、第2エリアセンサカメラ41、43で撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、液晶セルPの端部と第1光学フィルム片11の端部との距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)を画像処理して算出する。
第1判定部52は、第1画像検査部51で算出された距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)に基づいて、貼りズレを判定する。第1判定部52は、予め保存している(設定された)基準貼合距離(4角部それぞれ設定されている)と算出されたDx1〜Dx4、Dy1〜Dy2との差を算出し、その差が所定値(例えば、±100〜±500μm)以内であれば、良品として判定し、一方、その差が所定値に入らない場合は、不良品として判定する。
第1判定部52で不良判定された場合に、制御部50は、第1貼合部34に、貼合部のアライメント補正の指令を行う。補正方法としては、例えば、剥離部33の角度を微調整する方法、液晶セルPを搬送方向に対して回転調整する方法が挙げられる。
第1判定部52で不良と判定された場合に、図1に示すように、不良液晶セルPを不良品収納部81に第2搬送部72から分岐させて搬送し収納する。一方、第1判定部52で良品判定された場合に、良品液晶セルPを後段に搬送する(第1良品搬送工程)。
配置入替部73は、第2搬送部72で搬送される良品の液晶セルPを、上下面(P1,P2)を反転させ搬送方向(y)において液晶セルPの短辺と長辺を入れ替える。配置入替部73は、公知の機構を適宜採用できる。本実施形態1では、配置入替部73は、液晶セルPを吸着して90°水平回転させる回転部と、液晶セルPを吸着して表裏を反転させる反転部とを有する。
配置入替部73の処理後に、液晶セルPは第3搬送部74によって、第2貼合部134へ搬送される。
第2光学フィルム積層体ロール2から繰り出された第2光学フィルム積層体20は、第2キャリアフィルム22側を吸着固定しながら、切断部131で第2キャリアフィルム22を切断せずに残して第2光学フィルムを所定サイズ(液晶セルPの短辺に応じた長さ(短辺よりも実質的に短い長さ))に切断し、第2キャリアフィルム上に複数の第2光学フィルム片21を形成する。切断部131は、例えば、刃物を用いた切断(引き切りの刃物による切断)、レーザーによる切断が挙げられる。
第2光学フィルム積層体20の切断処理と、後段の貼合処理において、長時間にわたり処理が中断しないように連続した処理を可能とすべく、かつフィルムの弛みを調整するために張力調整部132が設けられている。張力調整部132は、例えば錘を用いたダンサー機構を有して構成される。不図示のニップローラが張力調整部132の上流側または下流側に配置され、第2光学フィルム積層体20を搬送する構成でもよい。なお、ニップローラが張力調整部132の上流側および下流側に配置されていてもよい。
第2光学フィルム積層体20は、第2剥離部133に巻き掛け反転され、第2光学フィルム片21が第2キャリアフィルム22から剥離される。第2キャリアフィルム22は、巻取部135によってロールに巻き取られる。巻取部135はロールと回転駆動部を有し、回転駆動部がロールを回転させることで第2キャリアフィルム22をロールに巻回する。また、不図示のニップローラが剥離部133の上流側または下流側に配置され、第2光学フィルム積層体20または第2キャリアフィルム22を搬送する構成でもよい。なお、ニップローラが剥離部133の上流側および下流側に配置されていてもよい。
第2貼合部134は、液晶セルPを搬送しながら、液晶セルPの第2面P2に、第2キャリアフィルム22から剥離された第2光学フィルム片21を粘着剤21bを介して貼り合わせる。第2貼合部134は、一対の第3ローラ134aと第4ローラ134bで構成される。いずれか一方が駆動ローラで他方が従動ローラでもよく、両ローラが駆動ローラであってもよい。一対の第3ローラ134a、第4ローラ134bで第2光学フィルム片21と液晶セルPとを挟持しながら下流へ送り込むことで、第2光学フィルム片21を液晶セルPの第2面P2へ貼り合せる。
液晶セルPの第2面P2に第2光学フィルム片21を貼り合せた後の液晶セルP(液晶表示パネル)は、第4搬送部75で下流へ搬送される。第4搬送部75で液晶セルPを搬送しながら、液晶セルPの第2面P2に貼り合された第2光学フィルム片21の貼り位置を搬送方向(y)に対し直交する方向(x)でかつ液晶セルPの幅方向端部(B1〜B4)に合わせて配置した第3エリアセンサカメラ141、第4エリアセンサカメラ143で撮像する(図9参照)。液晶セルPの前方の第1角部B1とその後方の第3角部B3は第3エリアセンサカメラ141で撮像する。一方液晶セルPの前方の第2角部B2とその後方の第4角部B4は第4エリアセンサカメラ143で撮像する。
第2画像検査部53は、第3、第4エリアセンサカメラ141、143で撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、液晶セルPの端部と第2光学フィルム片21の端部との距離(Dx5〜Dx8、Dy5〜Dy8)を画像処理して算出する。具体的な算出方法は、第1画像検査部51と同様の方法であるため省略する。
第2判定部54は、第2画像検査部53で算出された距離(Dx5〜Dx8、Dy5〜Dy8)に基づいて、貼りズレを判定する。第2判定部54は、予め保存している(設定された)基準貼合距離(4角部それぞれ設定されている)と算出されたDx5〜Dx8、Dy5〜Dy8との差を算出し、その差が所定値(例えば、±100〜±500μm)以内であれば、良品として判定し、一方、その差が所定値に入らない場合は、不良品として判定する。
第2判定部54で不良判定された場合に、制御部50は、第2貼合部134に、貼合部のアライメント補正の指令を行う。補正方法としては、例えば、剥離部133の角度を微調整する方法、液晶セルPを搬送方向に対して回転調整する方法が挙げられる。
第2判定部54で良品判定された場合に、良品液晶セルPを良品の収納部83へ搬送し収納する(第2良品搬送工程)。一方、第2判定部54で不良と判定された場合に、図1に示すように、不良液晶セルPを不良品収納部84に第54搬送部75から分岐させて搬送し収納する。
実施形態2では、画像を撮像する方法が実施形態1と異なる。図10に示すように、第1、第2エリアセンサカメラ41、43は、第1、第2ローラ34a、34bで液晶セルPおよび第1光学フィルム片11の後方部を挟持した状態で、搬送される液晶セルPの前方の第1、第2角部A1,A2を撮像する。また、同様に、第3、第4エリアセンサカメラ141、143は、第3、第4ローラ134a、134bで液晶セルPおよび第2光学フィルム片21の後方部を挟持した状態で、搬送される液晶セルPの前方の第1、第2角部B1,B2を撮像する。
また、本実施形態では、各切断部は、帯状の光学フィルム及び粘着剤を幅方向に切断し、キャリアフィルム(12、22)上に液晶セルPに対応する大きさの光学フィルム片(11、21)を形成していたが、帯状の光学フィルムの欠点部分を避けるように、帯状の光学フィルム及び粘着剤を幅方向に切断してもよい。
21 第2光学フィルム片
34 第1貼合部
41 第1エリアセンサカメラ
43 第2エリアセンサカメラ
51 第1画像検査部
52 第1判定部
53 第2画像検査部
54 第2判定部
141 第3エリアセンサカメラ
143 第4エリアセンサカメラ
P 液晶セル
Claims (16)
- 粘着剤を有する第1光学フィルムと、当該粘着剤を介して当該第1光学フィルムが積層されている帯状の第1キャリアフィルムとを有する第1光学フィルム積層体のロールから、帯状の第1光学フィルム積層体を繰り出し、前記帯状の第1光学フィルム積層体のうち少なくとも第1光学フィルムを、幅方向に切断することで得られた第1光学フィルム片を、光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第1面に貼り合わせる第1貼合工程と、
前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第1面に貼り合された第1光学フィルム片の貼り位置を、搬送方向に対し直交する方向でかつ光学セルの幅方向端部に合わせて配置した第1、第2エリアセンサカメラで撮像する第1撮像工程と、
前記第1撮像工程で、第1、第2エリアセンサカメラで撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、前記光学セルの端部と前記第1光学フィルム片の端部との距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)を画像処理して算出する第1画像検査工程と、
前記第1画像検査工程で算出された距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)に基づいて、貼りズレを判定する第1判定工程と、を含む光学表示パネルの製造方法。 - 前記第1撮像工程は、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を前記第1、第2エリアセンサカメラで撮像し、搬送される光学セルの後端の第3、第4角部を前記第1、第2エリアセンサカメラで撮像する、請求項1に記載の光学表示パネルの製造方法。
- 粘着剤を有する第2光学フィルムと、当該粘着剤を介して当該第2光学フィルムが積層されている帯状の第2キャリアフィルムとを有する第2光学フィルム積層体のロールから、帯状の第2光学フィルム積層体を繰り出し、前記帯状の第2光学フィルム積層体のうち少なくとも第2光学フィルムを、幅方向に切断することで得られた第2光学フィルム片を、前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第2面に貼り合わせる第2貼合工程と、
前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第2面に貼り合された第2光学フィルム片の貼り位置を搬送方向に対し直交する方向でかつ光学セルの幅端部に合わせて配置した第3、第4エリアセンサカメラで撮像する第2撮像工程と、
前記第2撮像工程で、第3、第4エリアセンサカメラで撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、前記光学セルの端部と前記第2光学フィルム片の端部との距離(Dx5〜Dx8、Dy5〜Dy8)を画像処理して算出する第2画像検査工程と、
前記第2画像検査工程で算出された距離(Dx5〜Dx8、Dy5〜Dy8)に基づいて、貼りズレを判定する第2判定工程と、をさらに含む、請求項1または2に記載の光学表示パネルの製造方法。 - 前記第2撮像工程は、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を前記第3、第4エリアセンサカメラで撮像し、搬送される光学セルの後端の第3、第4角部を前記第3、第4エリアセンサカメラで撮像する、請求項3に記載の光学表示パネルの製造方法。
- 前記第1撮像工程、前記第1画像検査工程および前記第1判定工程は、前記第1貼合工程の後であって、前記第2貼合工程の前に行われる、請求項3または4に記載の光学表示パネルの製造方法。
- 前記第2貼合工程は、一対の第3、第4ローラで前記光学セルおよび前記第2光学フィルム片を挟持しながら送り出すことで、前記光学セルに前記第2光学フィルム片を貼り合せる構成であって、
前記第2撮像工程は、前記第3、第4ローラで前記光学セルおよび前記第2光学フィルム片の前方部または後方部を挟持した状態で、搬送される光学セルの挟持されていない前方部または後方部の2つの角部を前記第3、第4エリアセンサカメラで撮像する構成である、請求項4に記載の光学表示パネルの製造方法。 - 前記第1画像検査工程において、前記第1光学フィルム片の切断された端面が傾斜している場合に、フィルムの厚みが維持されたラインを基準にして距離を算出する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学表示パネルの製造方法。
- 前記第2画像検査工程において、前記第2光学フィルム片の切断された端面が傾斜している場合に、フィルムの厚みが維持されたラインを基準にして距離を算出する、請求項3に記載の光学表示パネルの製造方法。
- 粘着剤を有する第1光学フィルムと、当該粘着剤を介して当該第1光学フィルムが積層されている帯状の第1キャリアフィルムとを有する第1光学フィルム積層体のロールから、帯状の第1光学フィルム積層体を繰り出し、前記帯状の第1光学フィルム積層体のうち少なくとも第1光学フィルムを、幅方向に切断することで得られた第1光学フィルム片を、光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第1面に貼り合わせる第1貼合部と、
前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第1面に貼り合された第1光学フィルム片の貼り位置を搬送方向に対し直交する方向でかつ光学セルの幅方向端部に合わせて配置され、当該幅方向端部を撮像する第1、第2エリアセンサカメラと、
前記第1、第2エリアセンサカメラで撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、前記光学セルの端部と前記第1光学フィルム片の端部との距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)を画像処理して算出する第1画像検査部と、
前記第1画像検査部で算出された距離(Dx1〜Dx4、Dy1〜Dy4)に基づいて、貼りズレを判定する第1判定部と、を備える光学表示パネルの製造システム。 - 前記第1、第2エリアセンサカメラよりも光学セルの搬送上流側に第1検知部を有し、
前記第1検知部が搬送される前記光学セルを検知してから所定期間後に、前記第1、第2エリアセンサカメラは、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を撮像し、
前記第1検知部が前記光学セルを検知しなくなってから所定期間後に、前記第1、第2エリアセンサカメラは、搬送される光学セルの後端の第3、第4角部を撮像する、請求項9に記載の光学表示パネルの製造システム。 - 粘着剤を有する第2光学フィルムと、当該粘着剤を介して当該第2光学フィルムが積層されている帯状の第2キャリアフィルムとを有する第2光学フィルム積層体のロールから、帯状の第2光学フィルム積層体を繰り出し、前記帯状の第2光学フィルム積層体のうち少なくとも第2光学フィルムを、幅方向に切断することで得られた第2光学フィルム片を、前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第2面に貼り合わせる第2貼合部と、
前記光学セルを搬送しながら、前記光学セルの第2面に貼り合された第2光学フィルム片の貼り位置を搬送方向に対し直交する方向でかつ光学セルの幅端部に合わせて配置され、当該幅端部を撮像する第3、第4エリアセンサカメラと、
前記第3、第4エリアセンサカメラで撮像して得られた画像から、搬送方向(y)および搬送方向と直交する方向(x)における、光学セル端部と偏光フィルム端部との距離(Dx5〜x8、Dy5〜y8)を画像処理して算出する第2画像検査部と、
前記第2画像検査部で算出された距離(Dx5〜Dx8、Dy5〜Dy8)に基づいて、貼りズレを判定する第2判定部と、をさらに備える、請求項9または10に記載の光学表示パネルの製造システム。 - 前記第3、第4エリアセンサカメラよりも光学セルの搬送上流側に第2検知部を有し、
前記第2検知部が搬送される前記光学セルを検知してから所定期間後に、前記第3、第4エリアセンサカメラは、搬送される光学セルの前方の第1、第2角部を撮像し、
前記第2検知部が前記光学セルを検知しなくなってから所定期間後に、前記第3、第4エリアセンサカメラは、搬送される光学セルの後端の第3、第4角部を撮像する、請求項11に記載の光学表示パネルの製造システム。 - 前記第1、第2エリアセンサカメラによる撮像処理、第1画像検査部による画像処理、第1判定部による判定処理は、第1貼合部による貼合処理の後であって、第2貼合部による貼合処理の前に行われる、請求項11または12に記載の光学表示パネルの製造システム。
- 前記第2貼合部は、一対の第3、第4ローラを有し、当該第3、第4ローラで前記光学セルおよび前記第2光学フィルム片を挟持しながら送り出すことで、前記光学セルに前記第2光学フィルム片を貼り合せ、
前記第3、第4エリアセンサカメラは、前記第3、第4ローラで前記光学セルおよび前記第2光学フィルム片の前方部または後方部を挟持した状態で、搬送される光学セルの挟持されていない前方部または後方部の2つの角部を撮像する、請求項11に記載の光学表示パネルの製造システム。 - 前記第1画像検査部は、前記第1光学フィルム片の切断された端面が傾斜している場合に、フィルムの厚みが維持されたラインを基準にして距離を算出する、請求項9〜14のいずれか1項に記載の光学表示パネルの製造システム。
- 前記第2画像検査部は、前記第2光学フィルム片の切断された端面が傾斜している場合に、フィルムの厚みが維持されたラインを基準にして距離を算出する、請求項11に記載の光学表示パネルの製造システム。
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