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JP2019179465A - 操作装置およびその制御方法 - Google Patents

操作装置およびその制御方法 Download PDF

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JP2019179465A JP2018069294A JP2018069294A JP2019179465A JP 2019179465 A JP2019179465 A JP 2019179465A JP 2018069294 A JP2018069294 A JP 2018069294A JP 2018069294 A JP2018069294 A JP 2018069294A JP 2019179465 A JP2019179465 A JP 2019179465A
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Takayuki Iwasa
崇之 岩佐
石井 賢治
Kenji Ishii
賢治 石井
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Abstract

【課題】 タッチ操作が可能な操作装置に於いて、手探り状態であってもスイッチの操作が容易にでき、誤操作を起こしにくくする手段を提供すること。【解決手段】 タッチ操作するタッチ面である操作パネル12aと、操作パネル12a上に備わる指標部12dと、操作パネル12aをタッチ操作したことを検出するタッチ検出部12bを備え、指標部12dと同範囲にあるタッチ検出部12bにタッチ操作に基づく所定以上の検出値が検知されるまでは、操作パネル12aの指標部12d以外の領域へのタッチ操作を無効にする事を特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、操作装置およびその制御方法に関し、特にタッチ操作方式の操作装置において、タッチ位置および押し込み量に応じて操作が可能な操作装置に関するものである。
例えば、ユーザが電子機器であるカメラで撮影を行うときには、右手人差し指をレリーズボタンの上に置き親指はカメラ背面に置くようにカメラをグリップ(保持)することが多い。従来のカメラにおいて、設定変更などを行うための操作部材である押しボタンスイッチや回転ダイヤルなどは、カメラをグリップする右手の人差し指や親指にあたる位置の近傍に配置されていることが一般的である。このようにカメラをグリップした状態で設定変更を行う場合には、押しボタンスイッチや回転ダイヤルなどを操作するために、一旦、カメラをグリップする右手の人差し指や親指を置き直す必要がある。そのため、瞬時に設定変更をすることが難しく、また、指の置き間違えなどの誤操作も考えられる。
一方、ユーザが少ない負荷で、容易に操作可能な操作部材として、タッチセンサを用いたスイッチやタッチパネルが知られている。しかしながら、タッチセンサ自体は、押しボタンスイッチのように物理的に変位するものではないため、手探りの状態で操作するときには誤操作する可能性もある。
ここで、例えば、特許文献1では、筐体に中心部の両側に斜面を有する凸部または凹部を設け、この形状に沿ってタッチスイッチを配置し、傾斜面に対応して中心部の両側に異なるスイッチ信号を発生させるスイッチ装置が開示されている。
また、特許文献2には、タッチ操作に応じて振動をフィードバックする構成において、タッチ面積に応じて振動の強さを変えることにより、タッチペンや爪等、振動を感じにくい状況の時は振動を強くする触感制御手段が開示されている。
特開2017−27893号公報 特開2015−118605号公報
上述の特許文献に開示された特許文献1では、物理的ボタンやダイヤルとは異なるタッチセンサを用いた操作手段において、物理的な凹凸を設けることで操作部材の位置を認識しやすくしている。また、特許文献2では、触感フィードバックをすることによって、操作入力できたか否かを認識しやすくしている。しかしながら、上述の特許文献に開示された技術は、操作部材の位置や操作入力に対するフィードバックは認識できるが、誤操作されてしまった後の制御については言及されていない。すなわち、例えば、ユーザが誤ってタッチスイッチに触れてしまった場合にも、タッチスイッチが反応してあらかじめ設定されていた信号が出力されてしまう。
そこで、本発明の目的は、タッチ操作が可能な操作装置に於いて、例えば、手探りで操作を行うような状態であっても、操作が容易にでき、かつ、誤操作を起こしにくい手段を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、操作面に対するタッチ操作を検出する検出手段と、前記操作面上にあって該操作面上の他の領域とは形状が異なる指標部と、前記指標部へのタッチ操作が検出されるまでは前記操作面上の他の領域へのタッチ操作を無効とする第1の制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、タッチ操作が可能な操作装置に於いて、例えば、手探りで操作を行うような状態であっても、操作が容易にでき、かつ、誤操作を起こしにくい手段を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るカメラのシステム構成例を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係るカメラの全体構成例を示す斜視図 本発明の第1の実施形態に係るタッチスイッチの構成例を示す図 本発明の第1の実施形態に係るタッチスイッチの構成例を示す図 本発明の第1の実施形態に係るタッチスイッチの操作検出の制御を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係るタッチパネルの形状を形成する制御を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係るカメラの構成例およびタッチパネルの形状を示す図
以下に本発明の好ましい実施形態を、添付の図面にもとづいて詳細に説明する。以下では、本発明の操作装置を撮像装置であるカメラに用いる例を説明するが、本発明の操作装置は、撮像装置に限定されず他の電子機器にも適用可能である。
(第1の実施形態)
以下、図1から図5を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。なお、図1〜5で共通する部分には同一の符号を付す。
まず、図1を用いて本実施形態におけるカメラ(撮像装置)のシステム構成を説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係るカメラ(撮像装置)のシステム構成例を示すブロック図である。
撮像装置であるカメラ1は、本実施形態の電子機器の例である。カメラ1には不図示のレンズマウントを介して、交換式のレンズユニット2(光学系)がカメラ1と通信可能に装着される。点線2aは撮影光軸を示している。
レンズユニット2は、レンズ制御回路201および撮像レンズ群202を有し、カメラ1に装着された状態で、撮像レンズ群202、メインミラー3を介して、撮像ユニット8内部の不図示の撮像素子に被写体像を結像させる。なお、レンズユニット2は交換式に限定されない。
メインミラー3は、撮影光軸2aに対して45°の角度に保持された状態で、撮影レンズ202を通過する撮影光束をファインダユニット7へ導くと共に、その一部を透過させてサブミラー4へ導く。サブミラー4は反射された撮影光束を位相差焦点検出手段5に導き、位相差焦点検出手段5は位相差方式の焦点検出を行う。
ファインダ内表示ユニット6は、例えば選択中の測距点情報などの撮影条件や、その他カメラ1の設定情報などを表示可能であって、ユーザはその表示により情報の確認をすることができる。ファインダユニット7は、メインミラー3により反射された撮影光束を正立正像に変換反射する。ユーザはファインダユニット7を介して被写体像を観察することができる。
撮像ユニット8は、被写体像を光電変換する撮像素子を有し、CCD型、CMOS型及びCID型等様々な形態を有し、いずれの形態の撮像デバイスを採用してもよい。
表示部材9は、例えば3.0インチ程度のTFT液晶パネルなどから構成されており、撮影画像を表示し、さらに、例えば操作・設定のためのUI等を表示することが可能である。また、表示部材9の表示面をタッチパネルとして操作部材を表示した上で、操作部材に対応する個別操作を受け付けることも可能である。
測距点選択ボタン10は、測距点の選択モードを切り替えるための操作部材であり、ユーザは測距点選択ボタン10を押下することにより、測距点を任意の位置に移動させることが可能なモードに切り換える事ができる。
タッチスイッチ12は、タッチ検出部12bを用いたタッチ操作方式のスイッチ部を有する操作装置であり、タッチ操作に応じてタッチ検出部12bにより検出された信号を出力する。ここで、外装部材およびスイッチ部を含む操作装置全体をタッチスイッチ12と称する。タッチ操作の検出の詳細については、図3を用いて後述する。
タッチセンス回路111は、タッチ操作に応じてタッチ検出部12bにより出力された信号からタッチ操作を検出し、タッチ操作状態をMPU101に送信する。MPU101はタッチ操作に従い、メニュー操作や撮影の設定値の変更などの操作を行う事が可能である。
マウント接点13は、レンズユニット2が接続されると、後述するMPU101へ信号を送信する機能も有する。これにより、レンズ制御回路201は、MPU101との間で通信を行い、レンズユニット2内の撮影レンズ202の駆動を行い被写体に焦点を合わせることができる。
カメラ1に内蔵されたマイクロコンピュータからなる中央処理装置(以下、「MPU」と称する)101は、カメラの動作制御を司るものであり、各要素に対して様々な処理や指示を実行する。EEPROM(以下、本体メモリと称する)102には、各種カメラ設定値を記憶することができる。MPU101には、ミラー駆動回路103、スイッチセンス回路104、焦点検出回路105、映像信号処理回路109、が接続されている。これらの回路は、MPU101の制御により動作するものである。MPU101は、レンズユニット2内のレンズ制御回路201とマウント接点13を介して通信を行う。
ミラー駆動回路103は、例えばDCモータとギヤトレイン等によって構成され、メインミラー3を、ファインダにより被写体像を観察可能とする位置と、撮影光束から待避する位置とに移動させるように駆動する。
焦点検出回路105は、位相差焦点検出手段5より出力された焦点情報又は撮像ユニット8より出力された撮像信号に基づいて焦点検出演算を行う。そして、算出されたデフォーカス量及びデフォーカス方向をMPU101およびマウント接点13を介してレンズ制御回路201へ通信する。
クランプ/CDS(Correllanted Double Samplng=相関二重サンプリング)回路106は、A/D変換する前の基本的なアナログ処理を行うものであり、クランプレベルを変更することが可能である。
AGC(AUTOMATIC GAIN CONTROL=自動利得調整装置)107は、クランプ/CDS回路106と同じく、A/D変換する前の基本的なアナログ処理を行うものであり、AGCの基本レベルを変更することが可能である。A/D変換器108は、撮像ユニット8のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。
映像信号処理回路109は、デジタル化された画像データに対してガンマ/ニー処理、フィルタ処理、ハードウエアによる画像処理全般を実行する。この映像信号処理回路109からのモニタ表示用の画像データは、表示装置駆動回路110を介して表示部材9に表示される。
スイッチセンス回路104は、各スイッチの操作状態に応じて入力信号をMPU101に送信する。
タッチセンス回路111は、タッチスイッチ12の操作状態に応じて入力信号をMPU101に送信する。タッチ検出部12bは、例えば、タッチパネルの電極パターン層や電極膜などであって、保護カバーと接着されてタッチスイッチ12の表面上に配置されている。詳細は図3、図4を用いて後述する。
次に図2を用いて本実施形態におけるカメラ(撮像装置)の全体構成について説明する。カメラ1には、例えば、カメラの動作を制御したり、撮影設定を変更するための様々なスイッチが配置されている。図2は、本発明の第1の実施形態に係るカメラ(撮像装置)の全体構成例を示す斜視図である。
図2(a)はカメラの前面方向からの全体斜視図である。タッチスイッチ12は、常に安定してカメラ1を把持しながら容易に操作が可能なように、例えば、ユーザがカメラを把持する凸状のグリップの近傍に配される。タッチスイッチ12は、本実施形態の操作装置の例であり、詳細は図3を用いて後述する。図2(a)に示すタッチスイッチ12は、筐体表面に一体として構成されていて、筐体にメカスイッチのような穴を設ける必要が無いため、防塵防滴性能及び外観意匠の自由度を向上することができる。
図2(b)はカメラの背面方向からの全体斜視図である。カメラ背面部には、ファインダユニット7、表示部材9、測距点選択ボタン10、等が配されている。
次に図3を用いて本実施形態におけるタッチスイッチ12の構成について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るタッチスイッチ(操作装置)の構成例を示す図である。(a)はタッチスイッチの部分斜視図、(b)はタッチスイッチの裏面視部分斜視図、(c)はタッチスイッチの部分分解斜視図、(d)はタッチスイッチの裏面視部分分解斜視図である。図3(a)、(b)、(c)、(d)において、タッチスイッチ12はカメラ1の筐体の表面の一部に設けられたタッチによる操作が可能な操作部材である。
タッチスイッチ12は、ユーザがタッチ操作をするための領域である操作パネル12aを有し、操作パネル12aは、タッチ検出部12bと接着材12cを介して接着されて形成されている。操作パネル12aは、図2に記載のカメラ1をユーザが右手でグリップした時に、自然と人差し指が置かれる位置に配置されることで、操作性を向上させ、決定的瞬間を撮り逃しにくいカメラを提供することが可能になる。
タッチ検出部12bは、本実施形態においては、フレキシブルプリント基板(=FPC)で、銅箔によりパターン形成された銅パターン、ポリイミドのベース部材、ポリイミドのカバー部材から構成されている。タッチ検出部12bのパターンは、例えば、パターン12b−1、パターン12b−2、パターン12b−3、パターン12b−4の上下左右の4つに分割されて構成され、接着剤12cによって操作パネル12aの裏側に設置される。
図3(e)は、本発明の実施例であるタッチスイッチのタッチ検出に関する説明図である。タッチスイッチ12は、タッチセンス回路111を介して、以下の操作パターンおよび状態を検出できる。
・操作パネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。
・操作パネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。
・操作パネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。
・操作パネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。
・操作パネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。
これらの操作や、操作パネル12aに指やペンが触れているタッチ位置座標、および指やペンが触れているときの押圧は、タッチ検出部12bおよび非図示の内部バスを通じてタッチセンス回路111に通知される。タッチセンス回路111は通知された情報に基づいてタッチスイッチ12にどのような操作が行なわれたかを判定する。
ムーブについては操作パネル12aを移動する指やペンの移動方向についても、対応するタッチ検出部12bの位置座標の変化に基づいて垂直成分・水平成分毎に判定できる。また操作パネル12aをタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。ムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。素早くドラッグを行い最後に指を弾くように離す操作を、フリック操作と判定するものとする。
本実施形態における上記操作の検出方法を詳細に説明する。タッチ検出部12bのパターン12b−1〜12b−4の銅パターンは、各々図3(e)のタッチセンス回路111に接続され、タッチセンス回路111は、上下左右それぞれのパターンの静電容量の変化によりタッチ操作、タッチ位置、押圧を検出する。技術的には公知のものである。また、タッチセンス回路111は、上下左右のパターンから出力されるそれぞれの静電容量値のバランスを判断し、中央エリア12b−5の検出を行うことが可能である。従って、操作パネル12aの表面(操作面)をユーザが指で操作する事で、上下左右の各パターンの静電容量値が変化し、これを検知することで、指の動作方向や押圧の強弱を検出する事が可能である。
次に、図3(e)、図3(f)を用いて、タッチスイッチ12のタッチ操作の例を、カメラ1の測距点選択を具体例に挙げ説明する。図3(f)は、本発明の実施例であるタッチスイッチをカメラ1に取り付け、測距点を動作させた時の対応について説明した図である。
まず、本実施形態に係るカメラ1は測距点を9点備え、例えば、中央の測距点6aが選択されているとする。このとき、ファインダ内表示ユニット6には、9点の測距点6a〜6iが菱形状に表示され、測距点6aは強調表示や枠で囲むなど、選択されていることが見て分かるように表示されている。
ここで、測距点の選択位置を任意に変更できるモードである場合、ユーザはタッチスイッチ12に対してタッチ操作をすることによって測距点の選択位置が変更可能となる。ユーザは、タッチスイッチ12の操作パネル12aの操作面上をフリック操作して、選択位置は指の移動量に従い相対的に移動する。例えば、ユーザが、タッチ検出部12bの中央エリア12b−5から右方向のパターン12b−2の方向に、対応する操作パネル12aの操作面上で指を移動させてフリック操作を行う。その場合、タッチセンス回路111は、右方向の静電容量の移動を検知し、選択されている測距点は、測距点6aから測距点6dに移動する。
上記フリック操作のあと、続けて、指を中央エリア12b−5から左方向のパターン12b−4の方向にフリック操作で指を2回移動した場合、タッチセンス回路111は左方向の静電容量の移動を2回検知する。それに応じて、選択されている測距点は測距点6dから測距点6aに移動、その後さらに、測距点6hに移動する。
上記フリック操作のあと、続けて、指をパターン12b−2とパターン12b−3の間の右下方向に移動させた場合、タッチセンス回路111は2つのパターンから検出される静電容量値から斜め右下方向の移動を検知する。それに応じて、選択されている測距点は、測距点6hから測距点6gに移動する。上下方向についても、同様に、静電容量値の移動方向をタッチセンス回路111が検知して制御することで操作可能である。
次に図4を用いて、タッチスイッチ12の構成、および、ユーザのタッチ操作とその時の静電容量の検出方法について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係るタッチスイッチ(操作装置)の構成例を示す図である。
図4(a)は、本実施形態の操作装置であるタッチスイッチ12の断面図である。図3の説明で前述したタッチ検出部12bは、タッチスイッチ12の内観側に、接着剤12cで固定される。この時、操作パネル12aはタッチ検出部12bの領域の端部よりも一定距離L1だけ内側に設置される事が望ましい。これは、操作パネル12aの端部をタッチしたときにその検出ができないことが無いよう、操作パネル12a端部までをタッチ検出部12bで検出するために望ましい構成である。また、ユーザが手探りで操作した際に指の感触で操作パネル12aの端部に触れた事が判断できるように、タッチスイッチ12の操作パネル12aの領域は、周囲に対して表面形状を変える事が望ましい。例えば、図4(a)では、操作パネル12aが周辺部に対して凸形状に形成されている。その他、操作パネル12aの形状は、凹形状であったり凹凸を設けず表面粗さを異ならせてもよい。これにより、手探りで操作する時に、指の感触だけでタッチスイッチ12と操作パネル12aの表面形状の差を判断する事が出来るため、操作パネル12aを容易に探し当てることが可能となる。
また、本実施形態においては、操作パネル12a上に、特定の位置を示す指標部12dが形成されている。本実施形態において指標部12dは、操作パネル12aの略中央部に配置しており、さらに指標部12dは突起形状であり、操作パネル12aの他の領域の表面形状と異なる形状としている。これは、ユーザが手探りで操作した際、スイッチ部12aの特定の位置(本実施形態では中央領域)が指Yで判断可能にするための指標となる。手触りでの感触によって指標とすることが可能であれば、図4(a)に図示したような突起形状に限らず、その他の凸形状や凹形状などでも、また触感をフィードバック制御しても良く、形状や構成は問わない。
図4(b)は、操作パネル12aに指Yを近づけた図4(a)のような状態のときに検出される静電容量検出値14を、タッチ検出部12bの正面図に重畳させた図である。図4(b)に図示した静電容量検出値14は、グラデーションの濃淡で静電容量値の検出値を表現しており、中央部の濃い色は静電容量検出値14が高く、また色の薄い周囲ほど静電容量検出値14が低い事を表している。なお、操作パネル12aへの接触面積が大きいほど、つまり押圧が大きいほど静電容量検出値が高くなる。
図4(c)は、図4(b)に図示した断面A−A部の静電容量値を図示したものである。横軸は距離:L[mm]で、縦軸は静電容量:C[F]である。破線Xm20は、指標部12dの中心線を表している。閾値Yu16および閾値Yd17は、静電容量値からタッチ操作(押圧)を検知するための閾値で、閾値Yu16は閾値Yd17より大きい(閾値Yu16>閾値Yd17)。閾値Yd17は、指Yで操作パネル12aの表面に軽く触れるようにタッチ動作やスライド動作(SW0)などを行った際の静電容量を検出可能な閾値である。閾値Yu16は、指Yで操作パネル12aに確実に触れている状態でタッチ動作やスライド動作(SW1)などを行った際の静電容量を検出可能な閾値である。例えば、指Yで操作パネル12aを押しこむ動作を行ったときや、SW0の押圧以上の押圧でタッチ動作されたことを検出可能できる。
範囲19は、中央エリア12b−5の範囲で閾値Yu16以上の静電容量検出値14が検出された領域を示す。範囲19に閾値Yu16以上の静電容量が検出された際は、ユーザが指Yで指標部12dに確実に触れる又は指標部12dを押しこむような動作(SW1)を行ったということが判別できる。この構成を用いて、操作パネル12aの所定の領域(指標部12d)を押し込んで初めてタッチ検出部12b全体を有効とすることが可能である。すなわち、指標部12dに指Yで確実に触れる又は押し込む動作をするまでは、操作パネル12aの指標部12d以外の領域で検出したタッチ操作をすべて無視するようにする。そうすることにより、不用意にタッチスイッチに触れてしまった場合に動作することなく、ユーザが所定の指標部に確実に触れたあとにのみタッチ操作可能にすることで、手探り操作時の誤操作を防止する事が可能となる。
このときの一連の操作フローを、図5を用いて詳細に説明する。図5のフローチャートは、MPU101によって、各処理ブロックを制御し実行される処理手順を図示したものである。MPU101、本体メモリ102に格納されているプログラムを展開し、実行することにより実現される。
ステップS1は、カメラ1に備わる不図示の電源スイッチをONにした状態で、電源が各ユニットに供給される。
ステップS2は、図4に記載のタッチ検出部12bの中央エリア12b−5の領域に静電容量が検出されたか否かを判定する。中央エリア12b−5の領域に静電容量が検出された場合は、ステップS3に進み、検出されない場合は、中央エリア12b−5で静電容量を検出するまで待機状態となる。
ステップS3では、タッチパネル12bの中央エリア12b−5で検出した静電容量が閾値Yu16以上であるか否かを判定する。静電容量値が閾値Yu16に満たない場合は、ステップS2に移行し、閾値Yu16以上の場合はステップS4に移行する。この時、操作パネル12aと指Yの関係が図4に示すように、指Yが指標部12dに確実に触れた状態(SW1)であるか否かの判定をしている。
ステップS4では、タッチ検出部12bのすべての領域で検出されたタッチ操作を有効にする状態に移行する。
ここで説明したステップS1〜S4までのフローでは、操作パネル12aにユーザが手探りで操作を行った際、指Yが操作パネル12aに不用意に触れてしまう事で、ユーザが意図しない操作を防止する事が可能となる。つまり、本実施形態においてユーザがタッチスイッチ12を正しく操作するためには、操作パネル12aの中央エリア12b−5にある指標部12dに確実に触れる(SW1)必要がある。
引き続き、ステップS5から操作パネル12aに対する操作方法について説明を行う。ステップS5では、タッチ検出部12bで検出された静電容量値が閾値Yd17以上であるか否かの判断を行う。静電容量値が閾値Yd17以上であれば、ステップS7に移行し、静電容量値が閾値Yd17未満である場合は、ステップS6に移行する。
ステップS6では、タッチ検出部12bの静電容量値が閾値Yd17未満の状態が一定時間経過したか否かを判定する。静電容量値が閾値Yd17を下回った状態でかつその状態が一定時間経過した場合は、ステップS2に移行する。一定時間経過する前に静電容量値が閾値Yd17を超えた場合、ステップS7に移行する。すなわち、一度タッチ操作が有効になったあとは、所定期間経過する前にタッチ操作(SW0)があった場合には継続してタッチ操作を可能とする。所定期間タッチ操作が検出されない状態が継続した場合は、所定期間経過後にリセットして、再度、中央エリア12b−5への操作があるまでは、他の領域のタッチ操作が無効になるようにする。
ステップS7では、閾値Yd17以上の静電容量の強弱、移動量、間隔などの情報から、さまざまなタッチ操作を行う事が可能である。例えば、タッチ操作、プッシュ操作、フリック操作、スワイプ操作、タップ操作、スライド操作等の操作を受け付ける事が可能となる。また、閾値Yu16の以上の押圧(SW1)で指を移動させたときと、閾値Yu16未満かつ閾値Yd17以上の押圧(SW0)で指を移動させたときとで、異なる動作や設定、項目の変更を行う構成とすることも可能である。例えば、SW0でタッチ操作をしている場合は前述した測距点の選択を行い、SW0の押圧以上の強い押圧でタッチ操作した場合(SW1)では他の撮影パラメータの変更、さらに強い押圧でタッチしたとき(SW2)は被写体の撮影を行うこともできる。
ステップS8では、前述した撮影設定の選択および実行が完了し、撮影待機状態に移行する。以上で本フローチャートは終了する。
ここでは、操作パネル12aのタッチ操作を有効にするための中央エリア12b−5への最初の操作として、静電容量が閾値Yu16を超える操作(SW1)として説明したが、押圧が閾値Yu16を超える場合に限らなくてもよい。押圧に関わらず、中央エリア12b−5へ触れたこと(SW0)を検出したら、操作パネル12aの他のタッチ操作を有効にする構成であっても構わない。タッチ検出部12bの構成については、本実施形態で説明した構成、方法に限られず、静電容量式タッチパネルで使用される投影型や表面型の静電容量検出方式や、押圧によって出力値が変化する感圧式センサを使用してもよい。また、タッチスイッチは、本実施形態で説明した形状に限定されず、例えば、カメラの背面液晶やスマートデバイスの表示面など、その他、タッチ操作可能な操作部材に適用可能である。
以上、本実施形態のタッチスイッチによれば、所定の領域にタッチするまでは他の領域のタッチ操作を無効とすることで、ユーザの意図しない誤動作を低減させることが可能になる。また、タッチ操作を有効にするための上記所定の領域を手触りで判別できるような形状(指標)を持たせることで、タッチスイッチを目視できない場合であっても容易に操作することが可能になる。
(第2の実施形態)
以下、図6と図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係る操作装置について説明する。
図6は、カメラ1の行う処理の流れを示すフローチャートである。図6のフローチャートは、MPU101によって、各処理ブロックを制御し実行される処理手順を図示したものである。MPU101、本体メモリ102に格納されているプログラムを展開し、実行することにより実現される。ここでは、電源ONやユーザの操作等に伴って所定のアプリケーションが起動した状態から処理を開始するものとする。
まず、ステップS201で、タッチ検出部12bの機能が起動したかを判定し、起動した場合はステップS202へ進み、起動していない場合は待機する。
ステップS202、すなわち、タッチ検出部12bが起動した場合(ステップS201でYES)は、タッチ検出部12bの操作範囲内において、閾値Yd17の静電容量を超えるタッチ(SW0)を備えるかを判断する。閾値Yd17の静電容量を超えるタッチ操作があった場合はステップS203へ進み、ない場合はそのままタッチ入力があるまで待機する。
次にステップS203において、閾値Yu16の静電容量を超えるタッチ操作(SW1)を備えるかを判断する。閾値Yu16の静電容量を超えるタッチ操作(SW1)がある場合はステップS204へ進み、閾値Yu16の静電容量を超えるタッチ操作がない(SW0のタッチはある)場合はステップS209へ進む。
タッチ検出部12bの操作範囲内において、閾値Yu16の静電容量を備える場合(S203でYES)、すなわち、SW1の操作があった場合、ステップS204へ進むと、第一の凸形状と第二の凸形状を形成する。第一の凸形状と第二の凸形状は、例えば、面積又は高さが異なる。二段階の凸形状を持たせることにより、ユーザは押圧の異なるSW1とSW0の判別がつきやすく、誤操作を低減させることができる。
ここで、第一および第二の凸形状について、図7を用いて詳細に説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係るカメラの構成例およびタッチパネルの形状を示す図である。図7(a)は、本発明の第二の実施形態に係るカメラ(撮像装置)の背面図、図7(b)は、本実施形態のカメラにおける操作装置(タッチパネル)のAA断面図である。ステップS204において、操作パネル12aへのタッチ操作に応じて、タッチ検出部12bの上に第一の凸形状301a、第二の凸形状301bを生成させる。
本実施形態において、凹凸形成部301は、電解伸縮する素材で構成された複数のアクチュエータで構成され、複数の電極302を有している。例えば、不図示の駆動回路により所定の電極302に電気信号を送り、それぞれのアクチュエータを変化させることで、第一の凸形状301a、第二の凸形状301bを形成する。第一の凸形状301a、第二の凸形状301bの凹凸量は、電極302に印加される駆動電圧によって変化させることが可能である。上述の凹凸形成方法は一例であり、たとえば空気、または水の圧力により凹凸形状を形成しても良く、これに限定されない。
次にステップS205で、ユーザが第一の凸形状301aを押下してタッチ操作を行う。このとき、例えば、閾値Yd17の静電容量を超えるタッチ操作(SW0)を有効なタッチ操作とする。
第一の凸形状301aを押下すると、ステップS206へ進み、所定の第一の機能を実行可能である。このとき、第一の機能は機能のON/OFFだけでなく、フリック操作やスライド動作に応じた設定や項目の変更や調整などを行うことも可能である。ユーザが第一の凸形状301aを押下すると、タッチ検出部12bによるタッチの有無の検出だけでなく、複数の電極302の押し込みによる逆起電力を駆動回路が検出し、押圧の検出ができる。第一の凸形状301aを押下してタッチオン、タッチオフ、タッチ位置の移動などに基づいて、フリック操作やスライド動作が検出されると、その操作に対応する所定の第一の機能を実行可能である。
次にステップS207で、ユーザは更に押し込んで第二の凸形状301bに対してタッチ操作をすることで、第二の凸形状301bを押下する。このとき、第一の凸形状301aに対する操作よりも強い押圧で、閾値Yu16の静電容量を超えるタッチ操作(SW1)を行うことで、第二の凸形状301bを押下する。
第二の凸形状301bがタッチ操作されると、ステップS208へ進み、第一の機能とは異なる所定の第二の機能を実行可能である。このとき、第二の機能は機能のON/OFFだけでなく、フリック操作やスライド動作に応じた設定や項目の変更や調整などを行うことも可能である。第二の凸形状301bを押下してタッチオン、タッチオフ、タッチ位置の移動などに基づいて、フリック操作やスライド動作が検出されると、第二の凸形状への操作に対応する所定の第二の機能を実行可能である。
一方、ステップS203でタッチによる静電容量が閾値Yu16を備えていない場合、すなわち、SW0のタッチ操作があった場合は、ステップS209へ進み、ステップS209では、第一の凸形状301aのみを形成する。すなわち、所定の押圧未満(静電容量が閾値Yu16未満)のタッチ操作(SW0)が検出された場合は、二段階の凸形状は形成しない。
その後、ステップS209で、ユーザは第一の凸形状301aに対してタッチ操作を行い、第一の凸形状301aを押下することで、第一の機能を実行可能である。この時、第一の機能は機能のON/OFFだけでなく、フリック操作やスライド動作に応じた設定や項目の変更や調整などを行うことも可能である。なお、本フローチャートにおいて途中で指を離す動作を行った場合、すなわち静電容量が所定未満になった場合は、フローチャートの動作フローから抜けるものとし、操作パネル上に形成された凹凸形状を元に戻す。
ここでは、閾値Yu16(SW1)と閾値Yd17(SW0)の有無により凹凸形状を形成したが、ユーザのタッチ入力を検出してから凸形状を形成しても良い。例えば、第一の凸形状301a、第二の凸形状301bは、タッチ検出部12bに対する操作範囲や感度によって変更しても良い。また、例えば、静電容量検出値が低い場合には、第一の凸形状301a、第二の凸形状301bは通常の高さ/面積よりも大きくしても良い。これにより、感度が低い操作環境でも、タッチ検出部12bによる操作性の低下を抑制する事ができる。タッチ検出部12bが、タッチペンのような狭い範囲のタッチを検出した時には、第一の凸形状、第二の凸形状の範囲内に凹形状を形成しても良い。これにより、タッチペンが不用意に滑る事を防止できる。
以上、本実施形態によれば、SW0のタッチ操作では第一の凸形状を操作、さらに押下してSW1でタッチ操作した場合には第二の凸形状を操作するように構成することで、タッチ操作の深さ方向を操作者が容易に把握することが可能になる。また、タッチパネル上に第1の実施形態に示すような指標部を設け、第1の実施形態と組み合わせて実施するような構成としてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、技術思想の範囲内において、適宜、変形、改良されて適応するべきものである。例えば、上述した実施形態で、撮像装置として説明したカメラは、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラに適用することができる。また、操作装置に配置についても本実施例の形態に限定されず、例えば、カメラの背面液晶やスマートデバイスの表示面など、その他、タッチ操作可能な操作部材に適用することができる。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 カメラ(撮像装置)
6 ファインダ内表示ユニット
7 ファインダユニット
8 撮像ユニット
9 表示部材
10 測距点選択ボタン
12 タッチスイッチ
12a 操作パネル
12b タッチ検出部
12c 接着剤
12d 指標部
101 MPU
102 本体メモリ
104 スイッチセンス回路
301 凹凸形成部
302 電極

Claims (16)

  1. 操作面に対するタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記操作面上にあって該操作面上の他の領域とは形状が異なる指標部と、
    前記指標部へのタッチ操作が検出されるまでは前記操作面上の他の領域へのタッチ操作を無効とする第1の制御手段と、
    を有することを特徴とする操作装置。
  2. 前記第1の制御手段は、前記指標部へのタッチ操作が検出されたことに応じて前記操作面上の他の領域へのタッチ操作を有効にしたあと、所定期間タッチ操作が検出されない状態が継続した場合には前記操作面上の指標部とは異なる他の領域へのタッチ操作を無効とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記指標部は、突起形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作装置。
  4. 前記指標部は、前記操作面の略中央に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作装置。
  5. 前記第1の制御手段は、前記指標部への第1の押圧以上のタッチ操作を検出したときに他の領域へのタッチ操作を有効にし、そのあとは、前記第1の押圧より小さいタッチ操作も有効とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の操作装置。
  6. 前記操作面上に凹凸形状を形成する形成手段、を有し、
    前記形成手段は、前記指標部へのタッチ操作を検出した場合に前記操作面上に凹凸形状を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の操作装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の操作装置と、
    前記操作装置へのタッチ操作に応じて機能を実行する第2の制御手段、とを有し、
    前記第2の制御手段は、第2の押圧以上のタッチ操作と前記第2の押圧未満のタッチ操作とで異なる機能を実行することを特徴とする電子機器。
  8. 前記形成手段は、前記第2の制御手段が前記異なる機能を実行することが可能な場合に、それぞれ形状の異なる第1および第2の凸形状を形成することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 被写体像を撮像する撮像手段、を有し、
    前記第2の制御手段は、前記第1の押圧以上のタッチ操作又は第1の押圧より大きい第3の押圧以上のタッチ操作に応じて、前記撮像手段に撮像を実行させることを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。
  10. 前記操作装置は、前記撮像手段に撮像を指示するための指示手段であることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 操作面に対するタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記タッチ操作に応じて機能を実行する制御手段と、
    前記操作面上への最初のタッチ操作に応じて凹凸形状を形成する形成手段と、を有し、
    前記形成手段は、前記制御手段がタッチ操作の押圧に応じて異なる機能を実行可能な場合に、それぞれ形状の異なる凹凸形状を形成することを特徴とする電子機器。
  12. 前記形成手段は、前記制御手段が押圧に応じて異なる機能を実行可能かどうか判定する判定手段、を有し、
    前記判定手段は、前記最初のタッチ操作が第1の押圧以上の場合に、前記制御手段が押圧に応じて前記異なる機能を実行可能だと判定することを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  13. 前記判定手段は、該電子機器が所定のモードで動作している場合に、前記制御手段が押圧に応じて前記異なる機能を実行可能だと判定することを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  14. 前記制御手段が、第2の押圧未満のタッチ操作と第2の押圧以上のタッチ操作とで異なる機能を実行する場合に、
    前記形成手段が形成する前記それぞれ形状の異なる凹凸形状は、第2の押圧未満のタッチ操作により押下される第1の凸形状と、第2の押圧以上のタッチ操作により押下される第2の凸形状であることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 操作面上に他の領域とは形状が異なる指標部を備える操作装置の制御方法であって、
    前記操作面に対するタッチ操作を検出するステップと、
    前記指標部へのタッチ操作を検出するステップと、
    前記指標部へのタッチ操作が検出されるまでは前記操作面上の他の領域へのタッチを無効とするステップと、
    前記指標部へのタッチ操作が検出された場合に、その後の前記操作面上の他の領域へのタッチ操作を有効とするステップと、
    を有することを特徴とする操作装置の制御方法。
  16. 前記操作面上に凹凸形状を形成する形成手段、をさらに備え、
    前記タッチ操作の押圧に応じて異なる機能を実行可能かどうか判定するステップと、
    前記タッチ操作の押圧に応じて異なる機能を実行可能な場合に、前記操作面上にそれぞれ形状の異なる凹凸形状を形成するステップと、
    を有することを特徴とする請求項15に記載の操作装置の制御方法。
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