JP2019145578A - ブランクス基材、インプリントモールド、インプリントモールドの製造方法及びインプリント方法 - Google Patents
ブランクス基材、インプリントモールド、インプリントモールドの製造方法及びインプリント方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
当該図面においては、理解を容易にするために、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更したり、誇張したりして示している場合がある。本明細書等において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値のそれぞれを下限値及び上限値として含む範囲であることを意味する。本明細書等において、「フィルム」、「シート」、「板」等の用語は、呼称の相違に基づいて相互に区別されない。例えば、「板」は、「シート」、「フィルム」と一般に呼ばれ得るような部材をも含む概念である。
図1は、本実施形態に係るブランクス基材の一態様の概略構成を示す切断端面図であり、図2は、図1におけるA部の概略構成を示す部分拡大切断端面図であり、図3は、図2におけるB部の概略構成を示す部分拡大切断端面図である。
cosθ5=(1−Rs)cosθs+Rs・cosθg
Rs<1
と表される。この接触角θ5が被転写基板80のインプリント樹脂に対する接触角θ80と異なるように(接触角θ80よりも大きくなる又は小さくなるように)、接触角調整用凹凸構造5の凹部51の面積密度Rsを設定すればよい。
cosθ5=((Wp2−Ws2)/Wp2)・cosθs+(Ws2/Wp2)・cosθg
となる。
また、凹部51がスペース形状である場合には、平面視における短手方向の幅をWs、凹部51のピッチをWpとすると、上記式は、
cosθ5=((Wp−Ws)/Wp)・cosθs+(Ws/Wp)・cosθg
となる。
さらに、凹部51が平面視円形状のホール形状である場合、平面視における凹部51のホールの半径をWr、凹部51のピッチをWpとすると、上記式は、
cosθ5=((Wp2−πWr2)/Wp2)・cosθs+(πWr2/Wp2)・cosθg
となる。
したがって、凹部51の形状に応じ、上記式を満たすように、凹部51の寸法と凹部51のピッチとが設定されればよい。
(凹部51が平面視正方形状のホール形状である場合。Ws:平面視における凹部51のホールの一辺の長さ,Wp:平面視における凹部51のピッチ)
cosθ5=((Wp2−Ws2)/Wp2)・cosθs+(Ws2/Wp2)・cosθg
(凹部51がスペース形状である場合。Ws:平面視における凹部51の短手方向の幅,Wp:平面視における凹部51のピッチ)
cosθ5=((Wp−Ws)/Wp)・cosθs+(Ws/Wp)・cosθg
(凹部51が平面視円形状のホール形状である場合。Ws:平面視における凹部51のホールの半径,Wp:平面視における凹部51のピッチ)
cosθ5=((Wp2−πWr2)/Wp2)・cosθs+(πWr2/Wp2)・cosθg
図15は、本実施形態におけるインプリントモールドの概略構成を示す切断端面図である。
図15に示すように、本実施形態におけるインプリントモールド10は、本実施形態に係るブランクス基材1の凸構造部3の上面31に設定されるパターン領域PAに凹凸パターン11が形成されてなるものである。
本実施形態に係るブランクス基材1を製造する方法について説明する。図16〜21は、本実施形態に係るモールド基材の製造方法の各工程を示す部分拡大切断端面図である。なお、上記ブランクス基材1と同様の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
上述した構成を有するインプリントモールド10を用いたインプリント方法について説明する。図22及び図23は、本実施形態におけるインプリント方法の各工程を切断端面にて示す工程フロー図である。
2…基部
3…凸構造部
31…上面
32…傾斜面
33…側面
4…窪み部
10…インプリントモールド
11…凹凸パターン
Claims (18)
- 第1面及び当該第1面に対向する第2面、並びに前記第1面に設定されるパターン領域の外側を取り囲む、機能性領域が設定される第3面を有する基部と、
前記第3面に形成されてなる接触角調整用凹凸構造部と
を備え、
前記第3面は、前記第1面の外縁部に連続する内周縁部と、前記内周縁部よりも前記第2面側に位置する外周縁部とを有し、
前記接触角調整用凹凸構造部は、前記第1面に対して実質的に直交する凹凸方向を有する
ブランクス基材。 - 前記第3面は、第1傾斜角を有する第1傾斜面と、前記第1傾斜角と異なる角度の第2傾斜角を有する第2傾斜面とを含む
請求項1に記載のブランクス基材。 - 前記第1傾斜角が、前記第2傾斜角よりも大きい
請求項2に記載のブランクス基材。 - 前記第1傾斜角が、前記第2傾斜角よりも小さい
請求項2に記載のブランクス基材。 - 前記第3面は、前記第2面に向かって凹状の凹曲面を含む
請求項1〜4のいずれかに記載のブランクス基材。 - 前記第3面は、前記第1面に向かって凸状の凸曲面を含む
請求項1〜5のいずれかに記載のブランクス基材。 - 前記第3面は、前記内周縁部から前記外周縁部に向けて傾斜する傾斜面である
請求項1に記載のブランクス基材。 - 前記接触角調整用凹凸構造の凹部の前記第3面側における凹幅が、前記凹部の底部における凹幅よりも大きい
請求項1〜7のいずれかに記載のブランクス基材。 - 前記接触角調整用凹凸構造の凹部の凹幅が、前記第3面側から前記底部に向けて漸減する
請求項8に記載のブランクス基材。 - 前記接触角調整用凹凸構造の凹部の凹幅が、前記凹部の深さ方向において実質的に同一である
請求項1〜7のいずれかに記載のブランクス基材。 - 前記基部の厚さ方向における前記内周縁部と前記外周縁部との高さの差が、100μm以下である
請求項1〜10のいずれかに記載のブランクス基材。 - 前記第3面を少なくとも被覆する遮光膜をさらに有する
請求項1〜11のいずれかに記載のブランクス基材。 - 請求項1〜12のいずれかに記載のブランクス基材の前記パターン領域に形成されてなる凹凸パターンを有するインプリントモールド。
- 請求項13に記載のインプリントモールドを製造する方法であって、
前記ブランクス基材の前記パターン領域に、前記凹凸パターンに対応するマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンが形成された前記ブランクス基材をエッチングすることで、前記凹凸パターンを形成する工程と
を有するインプリントモールドの製造方法。 - 請求項13に記載のインプリントモールドを用いたインプリント方法であって、
前記インプリントモールドの前記第3面のインプリント樹脂に対する濡れ性とは異なる濡れ性を有する被転写面を有する被転写基板を準備する工程と、
前記被転写面に前記インプリント樹脂を供給する工程と、
前記被転写面上の前記インプリント樹脂に前記凹凸パターンを接触させることで、前記インプリント樹脂に前記凹凸パターンを転写する工程と、
前記凹凸パターンが転写された前記インプリント樹脂から前記インプリントモールドを引き離す工程と
を有するインプリント方法。 - 前記第3面の前記インプリント樹脂に対する接触角が、前記被転写面の前記インプリント樹脂に対する接触角よりも大きい
請求項15に記載のインプリント方法。 - 前記第3面の前記インプリント樹脂に対する接触角が、前記被転写面の前記インプリント樹脂に対する接触角よりも小さい
請求項15に記載のインプリント方法。 - 前記第3面の前記インプリント樹脂に対する接触角が、前記第1面の前記パターン領域の前記インプリント樹脂に対する接触角よりも大きい
請求項15〜17のいずれかに記載のインプリント方法。
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