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JP2019036662A - 発光素子の製造方法 - Google Patents

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JP2019036662A JP2017158017A JP2017158017A JP2019036662A JP 2019036662 A JP2019036662 A JP 2019036662A JP 2017158017 A JP2017158017 A JP 2017158017A JP 2017158017 A JP2017158017 A JP 2017158017A JP 2019036662 A JP2019036662 A JP 2019036662A
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順也 石崎
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Shin Etsu Handotai Co Ltd
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Abstract

【課題】格子不整合系の窓層兼支持基板を有する半導体基板から発光素子をスクライブ・ブレーキングにより分離する際、ブレーキング不良率を低減させる発光素子の製造方法を提供する。【解決手段】 基板上に、格子整合系の材料で第一半導体層、活性層、第二半導体層をエピタキシャル成長させて発光層部を形成し、発光層部と格子不整合系の材料で窓層兼支持基板をエピタキシャル成長させ、基板を除去し、第一オーミック電極を形成し、除去部を形成し、除去部に第二オーミック電極を形成することにより半導体基板を製造し、半導体基板からスクライブ・ブレーキングにより発光素子を分離する発光素子の製造方法において、半導体基板の発光層部形成面側とは反対側の表面に、窓層兼支持基板における残り厚さが70μm以下となる溝を形成し、スクライブ・ブレーキングにより発光素子を分離することを特徴とする発光素子の製造方法。【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子の製造方法に関し、特に半導体基板から発光素子をスクライブ・ブレーキングにより分離する工程を含む発光素子の製造方法に関する。
チップオンボード(COB)などの製品は、LED素子からの放熱性に優れ、照明等の用途において、採用されるLEDチップ実装方法である。COBなどにLEDを実装する場合、チップを直接ボードに接合するフリップ実装が必須である。フリップ実装を実現するためには、発光素子の一方の面に極性の異なる通電用パッドを設けたフリップチップを作製する必要がある。また、通電用パッドが設けられた面の反対側の面は光取り出し機能を有する材料で構成する必要がある。
黄色〜赤色LEDでフリップチップを作製する場合、発光層にはAlGaInP系の材料が用いられる。AlGaInP系材料はバルク結晶が存在せず、エピタキシャル法でLED部は形成されるため、出発基板はAlGaInPとは異なる材料が選択される。出発基板はGaAsやGeが選択される場合が多く、これらの基板は可視光に対して光吸収の特性を有するため、フリップチップを作製する場合、出発基板は除去される。
しかし、発光層を形成するエピタキシャル層は極薄膜のため、出発基板除去後に自立することができない。したがって、発光層に発光波長に対して略透明で窓層としての機能を有し、自立させるために十分の厚さを有する支持基板としての機能を有する材料・構成で、出発基板と置換する必要がある。
窓層兼支持基板の機能を有する置換材料として、GaP,GaAsP,サファイアなどが選択される。前記いずれの材料を選択しても、AlGaInP系材料と異なる材料であるため、格子定数、熱膨張係数やヤング率などの機械的特性はAlGaInP系材料とは異なる。
このような技術として、特許文献1には窓層兼支持基板としてGaPを結晶成長して形成する方法が開示されている。
ここで、従来のフリップチップ構造の発光素子の製造方法の一例を図3(a)〜(d)を使って説明する。
AlGaInP系エピタキシャルウェーハを製造する場合、最初に、図3(a)に示すように、出発基板300として、例えば[001]方向に15度傾斜したGaAs基板を準備する。次いで、GaAs基板300上に有機金属気相成長(MOVPE)法にて、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1,0.4≦y≦0.6)からなる第一半導体層(Nクラッド層)301、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1,0.4≦y≦0.6)からなる活性層302、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1,0.4≦y≦0.6)からなる第二半導体層(Pクラッド層)303を積層し、発光層部307とする。次いで、GaIn1−yP(0.0≦y≦1.0)からなる中間組成層304、0.5μm以上の厚さを有するGaP窓層305を順次積層する。これらの作製方法はMOVPE法に限定されるものではなく、分子線エピタキシー(MBE)法や、化学線エピタキシー(CBE)法で作製しても良い。
次に、GaP窓層305に接してGaAs1−z(0.0≦z≦0.1)からなる窓層兼支持基板306を形成する。窓層兼支持基板306はMOVPE法あるいはMBE法により形成することも可能だが、安価で成長速度も速いハイドライド気相成長(HVPE)法を好適に用いることができる。厚さは例えば100μm程度とすることができる。
次に、図3(b)に示すように窓層兼支持基板306形成後、化学的エッチングによりAlGaInP系エピタキシャルウェーハのGaAs基板300を除去したウェーハ031を形成する。化学的エッチング液はAlGaInP系材料とエッチング選択性があるものが好ましく、一般にはアンモニア含有エッチャントで除去する。
次に、図3(c)に示すようにGaAs基板除去後、ウェーハ031の第一半導体層(下部クラッド層)301上に第一オーミック電極351を形成し、少なくとも第一半導体層(下部クラッド層)301と活性層302の一部を切り欠いた領域(除去部)320を形成した後に、除去部320の一部に第二オーミック電極361を形成する。
次に、第一半導体層(下部クラッド層)301の、領域(除去部)320以外の領域(非除去部)310のうち、第一オーミック電極351を有しない領域311の少なくとも一部には誘電体部340を設けることができる。また、領域310と領域320の間にある段差部330の少なくとも一部にも誘電体部341を設けることができる。そして領域320のうち、第二オーミック電極361以外の領域321の少なくとも一部には誘電体部342を設けた半導体基板A03を得る。
また、図3(c)では、誘電体部340、341、342全てを有する場合を例示しているが、全てを有する必要はなく、一部のみを有する場合であっても、同様の効果が得られる。また、領域311において、誘電体部340しか有しない構造を例示しているが、誘電体部340と第一半導体層301の領域311との間に光反射膜あるいは光反射部を設けても良く、あるいは、誘電体部340の第一半導体層301の領域311に接しない面側に光反射膜あるいは光反射部を設けてもよい。
また、領域311において、平坦な面を有する場合を例示しているが、凹凸を有する面を有していてもよい。凹凸を有する面に関しては、ウェットエッチングによる単純粗面、ファセット面を有するファセット粗面、数十μm〜数百nmのピッチを有するフォトリソによるパターン化されたパターン化粗面、数〜数百nmのピッチのトレンチ形状を有するフォトニック粗面とすることができる。
また、段差部330、領域(除去部)320及び窓層兼支持基板306は凹凸の無いフラットな面を例示しているが、凹凸を有する面であってもよい。凹凸を有する面に関しては、ウェットエッチングによる単純粗面、ファセット面を有するファセット粗面、数十μm〜数百nmのピッチを有するフォトリソによるパターン化されたパターン化粗面、数〜数百nmのピッチのトレンチ形状を有するフォトニック粗面のいずれであってもよい。また、窓層兼支持基板306表面に何も膜がない構造を示しているが、誘電体から成る反射防止膜を設けてもよい。
次に、図3(d)に示すように半導体基板A03の第二の面03B面において、ブレーキング予備線381に沿って、スクライブ痕382を付けるスクライブ処理を行う。スクライブ処理は例えば4ポイントのダイヤモンドヘッドを用い、荷重50gにて行なうことができる。スクライブ条件は前述の条件に限定されるものではなく、多ポイントあるいは少ポイントのヘッドを用いても良く、荷重もこの数値に限定されるものでない。
また、ダイヤモンドヘッドに限定されず、レーザーアブレーション法によってスクライブを行ってもよい。レーザーアブレーション法を採用する場合、例えば波長355nm、出力0.5Wのレーザーを用いて、スクライブ処理を行うことができる。
スクライブ処理後、第二の面03B表面に保護シートを乗せ、保護シート面と反対側の面(第一の面03A)から刃を当ててブレーキング処理を実施し、ダイス化して、発光素子を分離することにより、発光素子を製造する。
特開2015−005551号公報
ところで、窓層兼支持基板をGaP等の格子不整合系の材料で形成した半導体基板では、スクライブ・ブレーキングによるダイス化を行う場合、GaP等の窓層兼支持基板に元々高密度の結晶欠陥(転位)があるため、スクライブ程度の物理力では欠陥線を延ばしづらく、結果としてブレーキング不良ダイスが多発する。
ブレーキング不良の発生頻度を下げるためには、ブレーキング時に印加する圧力を上げることで、発生頻度を下げることはできるが、欠陥線に基づかない“割れ・破壊”処理になるため、良品率の向上にはつながらない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、格子不整合系のGaP等の窓層兼支持基板を有する半導体基板から発光素子をスクライブ・ブレーキングにより分離する際、ブレーキング不良率を低減することができる発光素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、基板上に、該基板と格子整合系の材料で少なくとも第一半導体層、活性層、第二半導体層を順次エピタキシャル成長により成長させて発光層部を形成する工程と、該発光層部と格子不整合系の材料で窓層兼支持基板を前記発光層部上にエピタキシャル成長させる窓層兼支持基板形成工程と、前記基板を除去する工程と、前記第一半導体層表面に第一オーミック電極を形成する工程と、少なくとも前記第一半導体層と前記活性層を除去して除去部を形成する工程と、前記除去部の前記第二半導体層または窓層兼支持基板上に第二オーミック電極を形成する工程により、前記窓層兼支持基板上に、少なくとも、前記除去部以外の発光層部と、前記第一オーミック電極、及び前記第二オーミック電極を有する半導体基板を製造し、その後、該半導体基板から、スクライブ・ブレーキングにより発光素子を分離することにより発光素子を製造する発光素子の製造方法において、
前記発光素子の分離を、前記半導体基板の前記発光層部形成面側とは反対側の表面に、前記窓層兼支持基板における残り厚さが70μm以下となる溝を形成し、その後、前記半導体基板の前記発光層部形成面側から、前記半導体基板の表面に前記溝に沿ってスクライブ痕を付け、前記半導体基板に垂直な力を前記溝の全長または一部に加えることで発光素子を分離することを特徴とする発光素子の製造方法を提供する。
このような発光素子の製造方法であれば、半導体基板の前記発光層部形成面側とは反対側の表面に、窓層兼支持基板における残り厚さが70μm以下となる溝を形成することで、発光層部と格子不整合系の材料で窓層兼支持基板をエピタキシャル成長した場合であっても、スクライブ・ブレーキング工程での不良率を低下させることができる。
またこの場合、前記溝を、湿式エッチングまたはドライエッチングにより形成することが好ましい。
これらの方法によれば、確実に所望の深さの溝を形成することができる。
本発明の発光素子の製造方法であれば、格子不整合系のGaP等の窓層兼支持基板を有する半導体基板から発光素子をスクライブ・ブレーキングにより分離する際、ブレーキング不良率を低減させることができ、高品質の発光素子を生産性良く製造することができる。
本発明の発光素子の製造方法の第一の実施形態を示した概略図である。 本発明の発光素子の製造方法の第二の実施形態を示した概略図である。 従来の発光素子の製造方法を示した概略図である。 実施例1〜10、及び比較例1〜6について窓層兼支持基板における溝の残り厚さとスクライブ・ブレーキングによる不良率(%)の関係を示したグラフである。 実施例11〜20、及び比較例7〜16について窓層兼支持基板における溝の残り厚さとスクライブ・ブレーキングによる不良率(%)の関係を示したグラフである。
上述したように、窓層兼支持基板をGaP等の格子不整合系の材料で形成した半導体基板では、スクライブ・ブレーキングによるダイス化を行う場合、GaP等の窓層兼支持基板に元々高密度の結晶欠陥(転位)があるため、スクライブ程度の物理力では欠陥線を延ばしづらく、結果としてブレーキング不良ダイスが多発するという問題があった。
そこで、本発明者はこのような問題を解決すべく鋭意検討を重ねた。その結果、半導体基板の前記発光層部形成面側とは反対側の表面に、前記窓層兼支持基板における残り厚さが70μm以下となる溝を形成し、その後、スクライブ・ブレーキングによるダイス化を行えば、ダイス化による不良率を低下させることができることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、基板上に、該基板と格子整合系の材料で少なくとも第一半導体層、活性層、第二半導体層を順次エピタキシャル成長により成長させて発光層部を形成する工程と、該発光層部と格子不整合系の材料で窓層兼支持基板を前記発光層部上にエピタキシャル成長させる窓層兼支持基板形成工程と、前記基板を除去する工程と、前記第一半導体層表面に第一オーミック電極を形成する工程と、少なくとも前記第一半導体層と前記活性層を除去して除去部を形成する工程と、前記除去部の前記第二半導体層または窓層兼支持基板上に第二オーミック電極を形成する工程により、前記窓層兼支持基板上に、少なくとも、前記除去部以外の発光層部と、前記第一オーミック電極、及び前記第二オーミック電極を有する半導体基板を製造し、その後、該半導体基板から、スクライブ・ブレーキングにより発光素子を分離することにより発光素子を製造する発光素子の製造方法において、
前記発光素子の分離を、前記半導体基板の前記発光層部形成面側とは反対側の表面に、前記窓層兼支持基板における残り厚さが70μm以下となる溝を形成し、その後、前記半導体基板の前記発光層部形成面側から、前記半導体基板の表面に前記溝に沿ってスクライブ痕を付け、前記半導体基板に垂直な力を前記溝の全長または一部に加えることで発光素子を分離することを特徴とする発光素子の製造方法である。
以下、本発明の第一の実施形態と第二の実施形態について、図を参照しながら更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、第一の実施形態と第二の実施形態は、溝の形成方法が異なるだけであり、それ以外の工程は基本的に同じ方法で行うことができる。まず、第一の実施形態と第二の実施形態の前半の共通な工程について図1(a)〜(c)、図2(a)〜(c)を用いて説明する。
最初に、図1(a)及び図2(a)に示すように、AlGaInP系エピタキシャルウェーハを作製する場合、例えば[001]方向に15度傾斜したGaAs等の出発基板100,200を準備する。
次いで、基板100,200上に、基板100,200と格子整合系の材料で、少なくとも第一半導体層101,201、活性層102,202、第二半導体層103,203を順次エピタキシャル成長により成長させて発光層部107,207を形成する。
具体的には、基板100,200としてGaAs基板を使用した場合には、GaAs基板上に、有機金属気相成長(MOVPE)法により、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1,0.4≦y≦0.6)からなるNクラッド層(第一半導体層)101,201、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1,0.4≦y≦0.6)からなる活性層102,202、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1,0.4≦y≦0.6)からなるPクラッド層(第二半導体層)103,203を順次エピタキシャル成長により成長させて発光層部107,207を形成する。次いで、GaIn1−yP(0.0≦y≦1.0)から成る中間組成層104,204、0.5μm以上の厚さを有するGaPからなる窓層105,205を順次積層することができる。
これらの作製方法はMOVPE法に限定されるものではなく、分子線エピタキシー(MBE)法や、化学線エピタキシー(CBE)法で作製しても良い。
次いで、発光層部107,207と格子不整合系の材料で窓層兼支持基板106,206を発光層部上にエピタキシャル成長させる。具体的には、GaP窓層105,205に接して、発光層部107,207と格子不整合系であるGaAs1−z(0.0≦z≦0.1)窓層兼支持基板106,206をエピタキシャル成長させることで、窓層兼支持基板106,206を発光層部107,207上に形成することができる。窓層兼支持基板106,206はMOVPE法あるいはMBE法により形成することも可能だが、安価で成長速度も速いハイドライド気相成長(HVPE)法を好適に用いることができる。厚さは20〜200μm、例えば100μm程度とすることができる。
窓層兼支持基板106,206形成後、図1(b)及び図2(b)に示すように、基板100,200を除去する工程を行う。例えば、化学的エッチングによりAlGaInP系エピタキシャルウェーハのGaAs基板100,200を除去し、ウェーハ011,021を形成する。化学的エッチング液はAlGaInP系材料とエッチング選択性があるものが好ましく、一般にはアンモニア含有エッチャントで除去する。
次に、図1(c)及び図2(c)に示すように、基板100,200を除去後、ウェーハ011,021の下部クラッド層(第一半導体層)101,201上に第一オーミック電極151,251を形成し、次いで、少なくとも第一半導体層101,201と活性層102,202を除去して除去部120,220を形成し、除去部120,220の第二半導体層103,203または窓層兼支持基板106,206上に第二オーミック電極161,261を形成する。
次に、非除去部(除去部120,220以外の領域)110,210のうち、第一オーミック電極151,251を有しない領域111,211の少なくとも一部には誘電体部140,240を設けることができる。
また、非除去部110,210と除去部120,220の間にある段差部130,230の少なくとも一部にも誘電体部141,241を設けることができる。
そして除去部120,220のうち、第二オーミック電極161,261以外の領域121,221の少なくとも一部には誘電体部142,242を設けることができる。以上のように製造された半導体基板A01,A02は、窓層兼支持基板106,206上に、少なくとも、前記除去部120,220以外の発光層部107,207と、前記第一オーミック電極151,251、及び第二オーミック電極161,261を有するものである。
本実施形態においては、誘電体部140,240、141,241、142,242全てを有する場合を例示しているが、全てを有する必要はなく、一部のみを有する場合であっても、同様の効果が得られる。また、本実施形態においては、第一半導体層101,201の領域111,211において、誘電体部140,240しか有しない構造を例示しているが、誘電体部140,240と第一半導体層101,201の領域111,211との間に光反射膜あるいは光反射部を設けても良く、あるいは、誘電体部140,240の第一半導体層101,201の領域111,211に接しない面側に光反射膜あるいは光反射部を設けてもよい。
また、本実施形態においては、領域111,211において、平坦な面を有する場合を例示しているが、凹凸を有する面を有していてもよい。凹凸を有する面に関しては、ウェットエッチングによる単純粗面、ファセット面を有するファセット粗面、数十μm〜数百nmのピッチを有するフォトリソによるパターン化されたパターン化粗面、数〜数百nmのピッチのトレンチ形状を有するフォトニック粗面とすることができる。
また、本実施形態においては、段差部130,230、除去部120,220及び窓層兼支持基板106,206は凹凸の無いフラットな面を例示しているが、凹凸を有する面であってもよい。凹凸を有する面に関しては、ウェットエッチングによる単純粗面、ファセット面を有するファセット粗面、数十μm〜数百nmのピッチを有するフォトリソによるパターン化されたパターン化粗面、数〜数百nmのピッチのトレンチ形状を有するフォトニック粗面いずれの場合も含まれる。
また、窓層兼支持基板106,206表面に何も膜がない構造を示しているが、誘電体から成る反射防止膜を設けてもよい。
ここまでは第一実施形態及び第二実施形態は全く同じ工程となる。その後、図1(d)、(e)、図2(d)、(e)のように、半導体基板A01,A02の前記発光層部形成面側とは反対側の表面(即ち、窓層兼支持基板106,206を有する第一の面)01A,02Aに、窓層兼支持基板106,206における残り厚さが70μm以下となる溝180,280を形成し、半導体基板A01,A02の発光層部形成面(01B,02B)側から、半導体基板の表面に溝に沿ってスクライブ痕182,282を付け、半導体基板に垂直な力を溝180,280の全長または一部に加えることで発光素子を分離する工程を行う。溝の形成方法が湿式エッチングの場合(第一実施形態)、ドライエッチングの場合(第二実施形態)に分けて以下に詳述する。
まず、第一実施形態について図1(d)、(e)を用いて説明する。図1(d)に示すように、半導体基板A01の発光層部形成面側とは反対側の表面(即ち、窓層兼支持基板106を有する第一の面)01A上に、SiO膜を1μm形成し、予め付けたブレーキング予備線181の領域が開口したSiOパターン170をフォトリソにより設ける。開口部171の幅は大きければエッチングは容易であるが、例えば25μmとすることができる。開口部171の幅は25μmに限定されるものでなく、エッチング深さに対して1/20以上の幅を有すればよい。
次にSiOパターン170を有する半導体基板A01の第一の面01Aと反対側の、発光層部形成面側の表面(第二の面)01Bにエレクトロンワックスを塗布し、塩酸と硝酸が1:3の割合で混合されたエッチング溶液の中に投入し、開口部171をエッチングする。5分程度の浸漬で1μm程度のエッチングを行うことが可能である。そしてエッチング溶液を保温しながら所望の溝深さに成る様に時間管理で制御を行う。この時、溝180は、窓層兼支持基板106における残り厚さが70μm以下となるように形成する。
次に、図1(e)に示すように所望の溝深さを設けた半導体基板A01の第二の面01B面において、溝180に沿って(即ち、ブレーキング予備線181に沿って)、スクライブ痕182を付けるスクライブ処理を行う。スクライブ処理は例えば4ポイントのダイヤモンドヘッドを用い、荷重50gにて行なうことができる。スクライブ条件は前述の条件に限定されるものではなく、多ポイントあるいは少ポイントのヘッドを用いても良く、荷重もこの数値に限定されるものでない。
また、ダイヤモンドヘッドに限定されず、レーザーアブレーション法によってスクライブを行ってもよい。レーザーアブレーション法を採用する場合、例えば波長355nm、出力0.5Wのレーザーを用いて、スクライブ処理を行うことができる。
スクライブ処理後、半導体基板A01に垂直な力を溝180の全長または一部に加えることで発光素子を分離する。この際、第二の面01B表面に保護シートを乗せ、保護シート面と反対側の面から刃を当ててブレーキング処理を実施することで、ダイス化することができる。
次に第二実施形態について図2(d)、(e)を用いて説明する。半導体基板A02の発光層部形成面側とは反対側の表面(即ち、半導体基板A02の窓層兼支持基板206を有する第一の面)02A上に、SiO膜を1μm形成し、予め付けたブレーキング予備線281の領域が開口したフォトレジストパターン290をフォトリソにより設ける。開口部271の幅は大きければエッチングは容易であるが、例えば、25μmとすることができる。開口部271の幅は25μmに限定されるものでなく、エッチング深さに対して1/20以上の幅を有すればよい。
フォトレジストパターン290を有するウェーハA02を弗酸液に投入し、フォトレジストパターン290と略同一のSiOパターン270を得る。SiOパターン270を形成後、フォトレジストパターン290を有機洗浄、アッシングの方法で除去する。
SiOパターン270を有するウェーハA02の第一の面02Aに、例えば塩素プラズマを含有する処理を行い、開口部271をエッチングする。塩素プラズマ源としてCl、プラズマ印加方式としてICPを用いることができる。プラズマ印加出力は例えば150Wとすることができる。そして所望の溝深さに成る様に時間管理で制御を行う。この時、溝280は、窓層兼支持基板206における残り厚さが70μm以下となるように形成する。
前記に示した条件はあくまで例示であり、前記の条件に限定されるものでない。塩素プラズマ発生源とガスとしては他にSiClやBClが選択可能であり、プラズマ印加方式としてRIEも選択可能である。出力も50W以上あれば、エッチングを行うことができる。
所望の溝深さを設けた半導体基板A02の第一の面02Aと反対側の第二の面02B面において、溝280に沿って(即ち、ブレーキング予備線281に沿って)、スクライブ痕282を付けるスクライブ処理を行う。スクライブ処理は4ポイントのダイヤモンドヘッドを用い、荷重50gにて行うことができる。スクライブ条件は前述の条件に限定されるものではなく、多ポイントあるいは少ポイントのヘッドを用いても良く、荷重もこの数値に限定されるものでない。
また、ダイヤモンドヘッドに限定されず、レーザーアブレーション法によってスクライブ処理を行ってもよい。レーザーアブレーション法を採用する場合、例えば波長355nm、出力0.5Wのレーザーを用いて、スクライブ処理を行うことができる。
スクライブ処理後、半導体基板A02に垂直な力を溝280の全長または一部に加えることで発光素子を分離する。この際、第二の面02B表面に保護シートを乗せ、保護シート面と反対側の面から刃を当ててブレーキング処理を実施することで、ダイス化することができる。
上記のように、半導体基板A01,A02の発光層部形成面側とは反対側の表面01A,02Aに、窓層兼支持基板106,206における残り厚さが70μm以下となる溝180,280を形成し、半導体基板の発光層部形成面側から、半導体基板A01,A02の表面に溝に沿ってスクライブ痕182,282を付け、半導体基板に垂直な力を溝180,280の全長または一部に加えることで発光素子を分離することで、格子不整合系GaP等の窓層兼支持基板を有する半導体基板から発光素子をスクライブ・ブレーキングにより分離する際、ブレーキング不良率を低減することができる。
窓層兼支持基板における残り厚さが70μmを超える溝を形成した場合や、溝を形成しない場合、及び半導体基板の発光層部形成面側に溝を形成した場合には、ブレーキング不良率が高くなる。
以下、本発明の実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1〜5)
図1に示すような本発明の発光素子の製造方法の第一の実施形態に基づいて、発光素子の製造を行った。
まず、図1に示すように、出発基板100としてGaAs(001)からなる基板を準備し、この基板上に、機能層たるダブルヘテロ層(発光層部107)をMOVPE法にて形成した。発光層部107は、下部クラッド層(第一半導体層)101、活性層102、上部クラッド層(第二半導体層)103を順次積層したものとした。
第一半導体層101は、(AlGa1−xIn1−yP(0.6≦x≦1.0、0.4≦y≦0.6)の組成が選択され、本実施例では、第一半導体層として、n型AlInPクラッド層を0.7μm(ドーピング濃度3.0×1017/cm)、n型Al0.85GaInP層を0.3μm(ドーピング濃度1.0×1017/cm)の2層構造とした。
活性層102は、(AlGa1−xIn1−yP(0.15≦x≦0.8、0.4≦y≦0.6)から選択され、波長によって組成x及びyは変更した。本実施例において活性層は、多重活性層を用いた。活性層及び障壁層の膜厚は求める波長により変更され、それぞれ4〜12nmの範囲で波長に合わせて調整した。
第二半導体層103として、p型AlInPクラッド層を0.9μm(ドーピング濃度3.0×1017/cm)、p型Al0.6GaInP層を0.1μm(ドーピング濃度1.0×1017/cm)の2層構造とした。
発光層部107上には、GaInPからなる緩衝層(中間組成層104)を成膜し、この緩衝層上にGaPからなる窓層兼支持基板106をMOVPE法及びHVPE法にて100μm程度成膜した。
窓層兼支持基板106を形成した後、図1(b)に示すように、ウェットエッチング法により基板100を除去して自立基板とし、基板100を除去した面に第一オーミック電極151を形成した。第一オーミック電極151は、Si、Zn、Sを含有するAu電極からなり、膜厚は1.5μmとした。
次に、図1(c)に示すように、発光層部107の一部をフォトリソグラフィー法とエッチング法により切り欠き、発光層領域110(非除去部)と、窓層兼支持基板を露出させた領域(除去部)120とを設けた。
そして、除去部120の窓層兼支持基板106上に第二オーミック電極161を形成した。第二オーミック電極161は、Beを含有するAu電極からなり、膜厚は1.5μmとした。
次に、図1(d)に示すように半導体基板A01の窓層兼支持基板106を有する第一の面(01A)上に、SiO膜を1μm形成し、ブレーキング予備線181の領域が開口したSiOパターン170をフォトリソにより設けた。開口幅は25μmとした。
次に、SiOパターン170を有する半導体基板の第一の面(01A)と反対側の第二の面(01B)にエレクトロンワックスを塗布し、塩酸と硝酸が1:3の割合で混合されたエッチング溶液の中に投入し、開口部171をエッチングし溝180を形成した。表1に示すように、溝180の、窓層兼支持基板106における残り厚さ(溝部厚さ)をエッチング時間を変えることによって変化させた。この時、窓層兼支持基板106における残り厚さが70μm以下となるように溝180を形成した。
次に、図1(e)に示すように、所望の溝深さを設けた半導体基板の第二の面(01B)において、ブレーキング予備線181に沿ってスクライブ処理を行なった。スクライブ処理は4ポイントのダイヤモンドヘッドを用い、荷重50gにて行なった。
スクライブ処理後、第二の面01B表面に保護シートを乗せ、保護シート面と反対側の面から刃を当ててブレーキング処理を実施し、ダイス化した。
(比較例1〜3)
エッチング時間を変えて、溝の窓層兼支持基板における残り厚さを表1に示す厚さとした以外は実施例1と同様な方法で発光素子の製造を行った。
(実施例6〜10)
塩素プラズマを含有する処理を行い開口部をエッチングしたこと、及び溝の窓層兼支持基板における残り厚さを表1に示す厚さとしたことを除き、実施例1と同様な方法で発光素子の製造を行った。塩素プラズマ源としてCl、プラズマ印加方式としてICPを用いた。プラズマ印加出力は150Wとした。そして所望の溝深さになる様に時間管理で制御を行なった。この時、窓層兼支持基板における残り厚さが70μm以下となるようにして溝を形成した。
(比較例4〜6)
溝の窓層兼支持基板における残り厚さを表1に示す厚さとした以外は、実施例6と同様の方法で発光素子の製造を行った。
(実施例11〜15)
窓層兼支持基板の厚さを120μm程度及び溝の窓層兼支持基板における残り厚さを表1に示す厚さとした以外は実施例1と同様の方法で発光素子の製造を行った。
(比較例7〜11)
溝の窓層兼支持基板における残り厚さを表1に示す厚さとした以外は実施例11と同様な方法で発光素子の製造を行った。
(実施例16〜20)
窓層兼支持基板の厚さを120μm程度及び溝の窓層兼支持基板における残り厚さを表1に示す厚さとした以外は、実施例6と同様な方法で発光素子の製造を行った。
(比較例12〜16)
溝の窓層兼支持基板における残り厚さを表1に示す厚さとした以外は、実施例16と同様な方法で発光素子の製造を行った。
実施例1〜10、及び比較例1〜6について溝の窓層兼支持基板における残り厚さとスクライブ・ブレーキングによる不良率(%)の関係を表1及び図4に示す。実施例11〜20、及び比較例7〜16について溝の窓層兼支持基板における残り厚さとスクライブ・ブレーキングによる不良率(%)の関係を表1及び図5に示す。
Figure 2019036662
表1、図4及び図5から、70μm以下の残り厚さの溝を形成した実施例では、ブレーキング不良率を低減できたことが判った。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
100,200,300…基板、 101,201,301…第一半導体層、 102,202,302…活性層、 103,203,303…第二半導体層、 104,204,304…中間組成層、 105,205,305…窓層、 106,206,306…窓層兼支持基板、 107,207,307…発光層部、 110,210,310…非除去部 111,211,311…非除去部のうち、第一オーミック電極を有しない領域、 120,220,320…除去部、 121,221,321…除去部のうち、第二オーミック電極以外の領域、 130,230,330…段差部、 140,141,142,240、241,242,340,341,342…誘電体部、 151,251,351…第一オーミック電極、 161,261,361…第二オーミック電極、 170,270…SiOパターン、 290…フォトレジストパターン, 171,271・・・開口部、 180,280…溝、 181,281,381…ブレーキング予備線、 182,282,382…スクライブ痕、 011,021,031…ウェーハ、 A01,A02,A03・・・半導体基板、 01A,02A,03A…半導体基板の発光層部形成面側とは反対側の表面(第一の面)、 01B,02B,03B…半導体基板の発光層部形成面側の表面(第二の面)。

Claims (2)

  1. 基板上に、該基板と格子整合系の材料で少なくとも第一半導体層、活性層、第二半導体層を順次エピタキシャル成長により成長させて発光層部を形成する工程と、
    該発光層部と格子不整合系の材料で窓層兼支持基板を前記発光層部上にエピタキシャル成長させる窓層兼支持基板形成工程と、
    前記基板を除去する工程と、
    前記第一半導体層表面に第一オーミック電極を形成する工程と、
    少なくとも前記第一半導体層と前記活性層を除去して除去部を形成する工程と、
    前記除去部の前記第二半導体層または窓層兼支持基板上に第二オーミック電極を形成する工程により、
    前記窓層兼支持基板上に、少なくとも、前記除去部以外の発光層部と、前記第一オーミック電極、及び前記第二オーミック電極を有する半導体基板を製造し、その後、該半導体基板から、スクライブ・ブレーキングにより発光素子を分離することにより発光素子を製造する発光素子の製造方法において、
    前記発光素子の分離を、前記半導体基板の前記発光層部形成面側とは反対側の表面に、前記窓層兼支持基板における残り厚さが70μm以下となる溝を形成し、その後、前記半導体基板の前記発光層部形成面側から、前記半導体基板の表面に前記溝に沿ってスクライブ痕を付け、前記半導体基板に垂直な力を前記溝の全長または一部に加えることで発光素子を分離することを特徴とする発光素子の製造方法。
  2. 前記溝を、湿式エッチングまたはドライエッチングにより形成することを特徴とする請求項1に記載の発光素子の製造方法。
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