JP2019023799A - 警報システム - Google Patents
警報システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019023799A JP2019023799A JP2017142705A JP2017142705A JP2019023799A JP 2019023799 A JP2019023799 A JP 2019023799A JP 2017142705 A JP2017142705 A JP 2017142705A JP 2017142705 A JP2017142705 A JP 2017142705A JP 2019023799 A JP2019023799 A JP 2019023799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- group
- failure
- signal
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
Description
本発明は、警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、グループ毎に異なるチャンネル周波数を設定してグループ内の警報器間で同一チャンネル周波数により信号を無線で送受信し、複数の警報器のいずれかで火災が検出された場合に、火災連動信号を自己のグループの他の警報器及び隣接するグループ間に配置されたグループ間移報装置を介して他のグループの警報器に送信して火災警報を出力させる警報システムに於いて、
複数の警報器のいずれかで障害が検出された場合に、障害連動信号を自己のグループの他の警報器及びグループ間移報装置を介して他のグループの警報器及び又はグループ間移報装置に送信することを特徴とする。
障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害連動信号を受信後、障害警報の音声出力は行わず表示のみを行う障害警報状態となる。
また、障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害連動信号を受信後、所定時間が経過するまでは障害警報を行わず、所定時間経過後に障害警報を行う状態としても良い。
(障害警報の停止)
障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害警報状態中に所定の操作を受けたとき、障害警報を停止することに加え、障害警報連動停止信号を自己のグループの他の警報器及びグループ間移報装置に送信し、障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器の障害警報を停止させる。
障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害連動信号を受信後、所定時間が経過するまでは障害警報を行わず、所定時間経過後に障害警報を行う状態となり、
グループ間移報装置は障害警報を出力する。
グループ間移報装置は、一方のグループの第1チャンネル周波数が設定された第1移報アダプタと、他方のグループの第2チャンネル周波数が設定された第2移報アダプタが設けられ、
第1移報アダプタは自己のグループの警報器から火災連動信号を受信した場合に第2移報アダプタに火災移報信号を出力し、第2移報アダプタから火災移報信号受信した場合に自己のグループ内の警報器に火災連動信号を送信し、
第2移報アダプタは自己のグループの警報器から火災連動信号を受信した場合に第1移報アダプタに火災移報信号を出力し、第1移報アダプタから火災移報信号を受信した場合に自己のグループの警報器に火災連動信号を送信し、
各グループの警報器は、所定の障害を検出した場合に連動元を示す障害警報の表示を行う共に障害連動信号を他の警報器に送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせ、他の警報器から障害連動信号を受信した場合に連動先を示す障害警報の表示を行うと共に障害連動信号を中継送信し、
グループ間移報装置の第1移報アダプタは、自己のグループの警報器から障害連動信号を受信した場合に障害警報の音声出力と表示を行うと共に第2移報アダプタに障害移報信号を送信し、第2移報アダプタから障害移報信号を受信した場合に障害連動信号を自己のグループの警報器に送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせ、
グループ間移報装置の第2移報アダプタは、自己のグループの警報器から障害連動信号を受信した場合に障害警報の音声出力と警報表示を行うと共に第1移報アダプタに障害移報信号を送信し、第1移報アダプタから障害移報信号を受信した場合に自己のグループの警報器に障害連動信号を送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせることを特徴とする。
各グループの警報器は、所定の障害を検出した場合に、グループ識別情報を含む障害連動信号を送信し、
グループ間移報装置の第1移報アダプタ及び第2移報アダプタは、障害連動信号を受信した場合に、当該障害連動信号に含まれるグループ識別情報を含む音声警報を出力させる。
各グループの前記警報器は、障害として機器故障、電池切れ又は通信テスト異常を検出して障害連動信号を送信する。
グループ間移報装置の第1移報アダプタは、所定の通信テスト周期に達する毎に、自己のグループ内の警報器に通信テスト信号を送信すると共に第2移報アダプタに通信テスト要求信号を送信し、所定時間内に自己のグループの全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信し、
グループ間移報装置の第2移報アダプタは、第1移報アダプタからテスト要求信号を受信した場合に、自己のグループの警報器に通信テスト信号を送信し、所定時間内に自己のグループ内の全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信する。
グループ間移報装置の第2移報アダプタは、所定の通信テスト周期に達する毎に、自己のグループ内の警報器に通信テスト信号を送信すると共に第1移報アダプタに通信テスト要求信号を送信し、所定時間内に自己のグループの全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信し、
グループ間移報装置の第1移報アダプタは、第2移報アダプタからテスト要求信号を受信した場合に、自己のグループの警報器に通信テスト信号を送信し、所定時間内に自己のグループ内の全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信する。
複数のグループ間移報装置の内、所定の場所に設置されたグループ間移報装置の第1移報アダプタと第2移報アダプタからのみ障害警報の音声出力を行わせるように設定される。
本発明は、警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、グループ毎に異なるチャンネル周波数を設定してグループ内の警報器間で同一チャンネル周波数により信号を無線で送受信し、複数の警報器のいずれかで火災が検出された場合に、火災連動信号を自己のグループの他の警報器及び隣接するグループ間に配置されたグループ間移報装置を介して他のグループの警報器に送信して火災警報を出力させる警報システムに於いて、複数の警報器のいずれかで障害が検出された場合に、障害連動信号を自己のグループの他の警報器及びグループ間移報装置を介して他のグループの警報器及び又はグループ間移報装置に送信するようにしたため、障害が検出された警報器以外の警報器及びグループ間装置の全てに障害連動信号が送信され、必要に応じて障害警報の出力が可能となる。
障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害連動信号を受信後、障害警報の音声出力は行わず表示のみを行う障害警報状態となるようにしたため、あるグループの警報器で障害が検出された場合のグループ連動による障害警報の出力については、各グループに属する全ての警報器からは障害警報の表示が行われるが音声出力は行われず、警報器を設置している施設の利用者を不安にさせたり混乱させることがない。
また、障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害連動信号を受信後、所定時間が経過するまでは障害警報を行わず、所定時間経過後に障害警報を行う状態としても良い。このため障害警報を遅延させ、誤報もしくはすぐに復旧する場合は他住戸に障害警報出さないようにすることができ、不要な混乱を未然に防止できる。
障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害警報状態中に所定の操作を受けたとき、障害警報を停止することに加え、障害警報連動停止信号を自己のグループの他の警報器及びグループ間移報装置に送信し、障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器の障害警報を停止させる。これにより、必要に応じて障害警報を停止させることができる。例えば、警報器の障害警報として「管理人に連絡してください」等のメッセージを警報器から発することにより、障害警報が発生したことを管理者に告知することが可能となり、管理者が把握できた後は、障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器で障害警報の必要がないことから、所定の操作により障害警報を停止することができる。
また、グループ間移報装置は障害警報を出力するようにしたため、階段室等に設置されているグループ間移報装置から障害警報の音声出力が行われことで、施設の管理者は警報器の障害を知って修理等の必要な対処を確実にとることができる。
また、グループ間移報装置は、一方のグループの第1チャンネル周波数が設定された第1移報アダプタと、他方のグループの第2チャンネル周波数が設定された第2移報アダプタが設けられ、第1移報アダプタは自己のグループの警報器から火災連動信号を受信した場合に第2移報アダプタに火災移報信号を出力し、第2移報アダプタから火災移報信号受信した場合に自己のグループ内の警報器に火災連動信号を送信し、第2移報アダプタは自己のグループの警報器から火災連動信号を受信した場合に第1移報アダプタに火災移報信号を出力し、第1移報アダプタから火災移報信号を受信した場合に自己のグループの警報器に火災連動信号を送信し、各グループの警報器は、所定の障害を検出した場合に連動元を示す障害警報の表示を行う共に障害連動信号を他の警報器に送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせ、他の警報器から障害連動信号を受信した場合に連動先を示す障害警報の表示を行うと共に障害連動信号を中継送信し、グループ間移報装置の第1移報アダプタは、自己のグループの警報器から障害連動信号を受信した場合に障害警報の音声出力と表示を行うと共に第2移報アダプタに障害移報信号を送信し、第2移報アダプタから障害移報信号を受信した場合に障害連動信号を自己のグループの警報器に送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせ、グループ間移報装置の第2移報アダプタは、自己のグループの警報器から障害連動信号を受信した場合に障害警報の音声出力と警報表示を行うと共に第1移報アダプタに障害移報信号を送信し、第1移報アダプタから障害移報信号を受信した場合に自己のグループの警報器に障害連動信号を送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせるようにしたため、警報器との無線通信機能と移報信号の入出力機能を備えた2台のアダプタを組み込んでグループ間移報装置を構成し、このグループ間移報装置をグループ境界等の隣接したグループからの火災連動信号や障害連動信号を受信可能な場所に設置することで、あるグループの警報器が火災や障害を検出した場合のグループ内での火災警報や障害警報に加え、グループ間移報装置による火災連動信号の移報により他のグルーブの警報器の全てから火災警報や障害警報を出力させることができ、この場合、グループ連動による障害警報の出力については、各グループに属する全ての警報器からは障害警報の表示が行われるが音声出力は行われず、警報器を設置している施設の利用者を不安にしたり混乱させることがなく、一方、階段室等に設置されているグループ間移報装置からは障害警報の音声出力が行われことで、施設の管理者は警報器の障害を知って修理等の必要な対処を確実にとることができる。
また、グループ間移報装置の第1移報アダプタ及び第2移報アダプタは、障害連動信号を受信した場合に、当該障害連動信号に含まれるグループ識別情報を含む音声警報を出力させるようにしたため、グループ間移報装置から障害警報の音声出力が行われた場合、障害警報の音声出力に含まれるグループ名や階数から障害を起こしているグループが分かり、障害を起こしている警報器を容易に特定して必要な対処を行うことを可能とする。
また、各グループの前記警報器は、障害として機器故障、電池切れ又は通信テスト異常を検出して障害連動信号を送信するようにしたため、施設の管理者は、グループ間移報装置から出力された障害警報の音声出力と表示により、機器故障や電池切れを起こした警報器や電波の届いていない警報器を容易に捜し出して必要な対処を行うことを可能とする。
また、グループ間移報装置の第1移報アダプタは、所定の通信テスト周期に達する毎に、自己のグループ内の警報器に通信テスト信号を送信すると共に第2移報アダプタに通信テスト要求信号を送信し、所定時間内に自己のグループの全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信し、グループ間移報装置の第2移報アダプタは、第1移報アダプタからテスト要求信号を受信した場合に、自己のグループの警報器に通信テスト信号を送信し、所定時間内に自己のグループ内の全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信するようにしたため、例えば72時間に1回といった通信テスト周期毎に、同一チャンネル周波数を使用している自己のグループ内の警報器の全てに正常に電波がどいているか否かをテストし、電波の届いていない警報器が存在する場合に通信テスト異常の障害として検出してグループ間移報装置から障害警報の音声出力が行われることで、施設の管理者は電波の届いていない警報器を容易に特定して必要な対処を行うことを可能とする。この点は、第1移報アダプタからの要求による第2移報アダプタの通信テストについても同様である。
また、複数のグループ間移報装置の内、所定の場所に設置されたグループ間移報装置の第1移報アダプタと第2移報アダプタからのみ障害警報の音声出力を行わせるように設定されたため、例えば、管理者の居住スペースに設置しているグループ間移報装置から障害警報の音声出力が行われるように初期設定しておくことで、管理者のみが障害発生を知って対処でき、障害警報の音声出力により利用者を不安にさせたり、不要に混乱させることを回避可能とする。
図1は階層構造の建物に配置した警報システムの実施形態を示した説明図である。
図1に示すように、本実施形態の警報システムは、例えば民泊施設等の4階建ての建物11に設置されており、警戒エリアは1F〜4Fの階別の警戒エリアであり、階別の警戒エリアの各々に、警報器として機能する例えば5台の無線連動型の連動型警報器10が設置されている。
(連動型警報器の機能構成)
図2は連動型警報器の機能構成を示したブロック図である。図2に示すように、連動型警報器10は、連動型警報器制御部18、アンテナ22を備えた通信部20、センサ部24、動作表示灯26、スピーカ28及びテストスイッチ30で構成され、図示しない電池電源で動作する。
連動型警報器制御部18は、センサ部24に設けた検煙部から煙検出信号に基づいて火災を検出した場合、スピーカ28から連動元を示す警報音例えば「ウーウー 火災警報器が作動しました 確認してください」を繰り返し出力させると共に、動作表示灯26を例えば点灯して連動元を示す警報を出力させる制御を行う。
連動型警報器制御部18は、定期的に行っている負荷試験等により回路故障やスピーカ断線等の機器故障を検出した場合、所定周期毎に動作表示灯26を所定回数点滅して連動元を示す機器故障警報を出力させる制御を行う。この場合、スピーカ28からの機器故障を示す警報音声の出力させる制御は行わない。
本実施形態は、グループ間移報装置12−12に設けた第1移報アダプタ14に自動通信テストを定期的に行うマスタ機能が設定されており、このためグループ間移報装置12−12の第1移報アダプタ14から定期的に送信される通信テスト信号を受信して自動通信テストを行うことになる。
(グループ間移報装置の概要)
図3はグループ間移報装置の機能構成を示したブロック図であり、図1の1FのグループG1と2FのグループG2の間に設置されたグループ間移報装置12−12を例にとっているが、他のグループ間移報装置12−23,12−34も同様となる。
第1移報アダプタ14のアダプタ制御部32は、自己のグループG1の連動型警報器10からチャンネル周波数f1の火災連動信号を受信した場合に、伝送部38に指示し、第2移報アダプタ16に伝送回線40を介して火災連動移報信号を送信する制御を行う。
第1移報アダプタ14のアダプタ制御部32は、自己のグループG1の連動型警報器10からチャンネル周波数f1の機器故障連動信号を受信した場合に、所定時間毎に、スピーカ44から機器故障を示す警報音例えば「ピッ グループG1の故障です」を複数回繰り返し出力させると共に、動作表示灯42を所定回数点滅して連動元を示す故障警報を出力させる制御を行う。なお、警報音の中のグループ名は、受信した機器故障連動信号に含まれたグループ符号に基づき出力されている。
第2移報アダプタ14のアダプタ制御部32は、自己のグループG2の連動型警報器10からチャンネル周波数f2の機器故障連動信号を受信した場合に、所定時間毎に、スピーカ44から機器故障を示す警報音例えば「ピッ グループG2の故障です」を複数回繰り返し出力させると共に、動作表示灯42を所定回数点滅して連動元を示す故障警報を出力させる制御を行う。
本実施形態にあっては、図3に示したグループ間移報装置12−12に設けられた第1移報アダプタ14と第2移報アダプタ16の内、一方の第1移報アダプタ14に自動通信テスト制御の指示を行うマスタ機能が予め設定されている。自動通信テストのマスタ機能が設定された第1移報アダプタ14のアダプタ制御部32は、所定周期毎に、例えば72時間に1回の周期で、自己のグループG1に対する自動通信テストを行うと共に、第2移報アダプタ16にそのグループG2の自動通信テストを要求する。
第1移報アダプタ14のアダプタ制御部32は、他のグループからの機器故障連動信号を受信して連動先を示す機器障害警報を出力している自己のグループG1の連動型警報器10におけるテストスイッチ30の操作による警報連動停止信号を受信した場合、機器障害警報を停止することなく、第2移報アダプタ16を介して警報停止連動信号を他のグループ間移報装置14及び他連動型警報器10に送信して連動先を示す機器障害警報の出力を停止させる。
このように本実施形態の警報システムでは、各グループの何れかの連動型警報器10で機器故障又は電池切れが検出されるか、通信テスト異常が検出された場合、連動型警報器10側では障害警報の音声出力は行わず、警報表示のみとしたため、連動型警報器10を設置している民泊等の施設の利用者を、警報音声の出力により不安にさせたり混乱させることがない。
(連動型警報器の制御動作概要)
図4は連動型警報器の制御動作の概略を示したフローチャートであり、図2に示した連動型警報器10の連動型警報器制御部18による制御動作となり、ステップS1の火災監視制御、ステップS2の障害監視制御、及びステップS3の自動通信テスト制御が行われる。
図5は図4のステップS1に示す火災監視制御の詳細を示したフローチャートである。図5に示すように、連動型警報器10に設けられた連動型警報器制御部18はステップS11でセンサ部24からの例えば煙濃度検出信号が所定閾値を超えることで火災を判別するとステップS12に進み、スピーカ28からの警報音と動作表示灯26の作動により連動元を示す火災警報を出力させ、通信部34に指示して自己のグループに設定されたチャンネル周波数の火災連動信号を送信させる。
図6は図4のステップS2に示す障害監視制御の詳細を示したフローチャートである。
図7は図4のステップS3に示す自動通信テスト制御の詳細を示したフローチャートである。
(グループ間移報装置の制御動作の概要)
図8はグループ間移報装置に設けた第1移報アダプタ制御動作の概略を示したフローチャートであり、図3に示した第1移報アダプタ14のアダプタ制御部32による制御動作となり、ステップS51のグループ間火災連動制御、ステップS52のグループ間障害連動制御、及びステップS53のグループ間自動通信テスト制御が行われる。
図9は図8のステップS51に示すグループ間火災連動制御の詳細を示したフローチャートである。
図10は図8のステップS52に示すグループ間障害連動制御の詳細を示したフローチャートである。
図11は図8のステップS53に示すグループ間自動通信テスト制御の詳細を示したフローチャートである。
図3に示した第2移報アダプタ16は、自動通信テストのマスタ設定が行われた第1移報アダプタ14から伝送部38を介して通信テスト要求信号を受信した場合に、図11に示した第1移報アダプタ14の場合と同様に自己のグループ内の機器を対象に通信テスト制御を行い、電波が届いているか否か確認している。
図12は階層構造の建物に配置した警報システムの他の実施形態を示した説明図である。図12に示すように、本実施形態の警報システムは、6階建ての建物11を対象に、1F〜6Fの階別にグループ分けして複数の連動型警報器10を配置すると共に、各グループの境界となる階段の踊り場等に、グループ間移報装置12−12,12−23,12−34,12−45,12−56を配置している。
(グループ間移報装置の構成)
図13はグループ間移報装置の他の実施形態を示した説明図であり、図3のように2台の移報アダプタは利用せず、一つの装置として構成している。
図1又は図12の警報システムにあっては、グループ間移報装置12−12〜12−56の全てで障害警報の音声出力を行わせているが、例えば、図1を例ととると、グループ間移報装置12−12が管理者の居室に設置されていた場合、グループ間移報装置12−12の第1移報アダプタ14と第2移報アダプタ16からのみ障害警報の音声出力を行わせるように設定し、それ以外のグループ間移報装置12−23〜12−34の第1移報アダプタ14と第2移報アダプタ16からは障害警報の音声出力を行わせないように設定する。
上記の実施形態は親機/子機の区別無くそれぞれの警報器が相互に通信するものであるが、各チャンネルグループに親機と子機を設け、隣接するグループの親機に入出力接続した2台の移報アダプタをグループ間移報装置に組み込んで内部配線により移報を入出力接続するようにしても良い。
11:建物
12−12〜12−56:グループ間移報装置
14:第1移報アダプタ
16:第2移報アダプタ
18:連動型警報器制御部
20,34:通信部
24:センサ部
26,42:動作表示灯
28,44:スピーカ
30,46:テストスイッチ
32:アダプタ制御部
34:通信部
38:伝送部
40:伝送回線
100:移報制御部
Claims (13)
- 警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、前記グループ毎に異なるチャンネル周波数を設定してグループ内の警報器間で同一チャンネル周波数により信号を無線で送受信し、前記複数の警報器のいずれかで火災が検出された場合に、火災連動信号を自己のグループの他の警報器及び隣接するグループ間に配置されたグループ間移報装置を介して他のグループの警報器に送信して火災警報を出力させる警報システムに於いて、
前記複数の警報器のいずれかで障害が検出された場合に、障害連動信号を自己のグループの他の警報器及び前記グループ間移報装置を介して他のグループの警報器及び又はグループ間移報装置に送信することを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、
前記障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害連動信号を受信後、障害警報の音声出力は行わず表示のみを行う障害警報状態となることを特徴とする警報システム。
- 請求項2記載の警報システムに於いて、
前記障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害連動信号を受信後、所定時間が経過するまでは障害警報を行わず、所定時間経過後に障害警報を行う状態となることを特徴とする警報システム。
- 請求項2または3記載の警報システムに於いて、
前記障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、前記障害警報状態中に所定の操作を受けたとき、障害警報を停止することに加え、障害警報連動停止信号を自己のグループの他の警報器及び前記グループ間移報装置に送信し、障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器の障害警報を停止させることを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置は障害警報を出力することを特徴とする警報システム。
- 請求項5記載の警報システムに於いて、
前記障害が検出された警報器とは異なるグループの警報器は、障害連動信号を受信後、所定時間が経過するまでは障害警報を行わず、所定時間経過後に障害警報を行う状態となり、
前記グループ間移報装置は障害連動信号受信後、前記所定の時間が経過するより早く障害警報を出力することを特徴とする警報システム。
- 請求項4又は5記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置は障害警報連動停止信号を受信した際に障害警報を停止しないことを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置は、一方のグループの第1チャンネル周波数が設定された第1移報アダプタと、他方のグループの第2チャンネル周波数が設定された第2移報アダプタが設けられ、
前記第1移報アダプタは自己のグループの警報器から火災連動信号を受信した場合に前記第2移報アダプタに火災移報信号を出力し、前記第2移報アダプタから火災移報信号受信した場合に自己のグループの警報器に火災連動信号を送信し、
前記第2移報アダプタは自己のグループの警報器から火災連動信号を受信した場合に前記第1移報アダプタに火災移報信号を出力し、前記第1移報アダプタから火災移報信号を受信した場合に自己のグループの警報器に火災連動信号を送信し、
前記各グループの前記警報器は、所定の障害を検出した場合に連動元を示す障害警報の表示を行う共に障害連動信号を他の警報器に送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせ、他の警報器から障害連動信号を受信した場合に連動先を示す障害警報の表示を行うと共に障害連動信号を中継送信し、
前記グループ間移報装置の前記第1移報アダプタは、自己のグループの警報器から障害連動信号を受信した場合に障害警報の音声出力と表示を行うと共に前記第2移報アダプタに障害移報信号を送信し、前記第2移報アダプタから障害移報信号を受信した場合に障害連動信号を自己のグループの警報器に送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせ、
前記グループ間移報装置の前記第2移報アダプタは、自己のグループの警報器から障害連動信号を受信した場合に障害警報の音声出力と警報表示を行うと共に前記第1移報アダプタに障害移報信号を送信し、前記第1移報アダプタから障害移報信号を受信した場合に自己のグループの警報器に障害連動信号を送信して連動先を示す障害警報の表示を行わせることを特徴とする警報システム。
- 請求項2記載の警報システムに於いて、
前記各グループの前記警報器は、所定の障害を検出した場合に、グループ識別情報を含む障害連動信号を送信し、
前記グループ間移報装置の前記第1移報アダプタ及び前記第2移報アダプタは、前記障害連動信号を受信した場合に、当該障害連動信号に含まれる前記グループ識別情報を含む音声警報を出力させることを特徴とする警報システム。
- (機器故障、電池切れ、通信テスト異常)
請求項1記載の警報システムに於いて、
前記各グループの前記警報器は、前記障害として機器故障、電池切れ又は通信テスト異常を検出して障害連動信号を送信することを特徴とする警報システム。
- 請求項8記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置の前記第1移報アダプタは、所定の通信テスト周期に達する毎に、自己のグループの警報器に通信テスト信号を送信すると共に前記第2移報アダプタに通信テスト要求信号を送信し、所定時間内に自己のグループの全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信し、
前記グループ間移報装置の前記第2移報アダプタは、前記第1移報アダプタからテスト要求信号を受信した場合に、自己のグループの警報器に通信テスト信号を送信し、所定時間内に自己のグループの全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信することを特徴とする警報システム。
- 請求項8記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置の前記第2移報アダプタは、所定の通信テスト周期に達する毎に、自己のグループ内の警報器に通信テスト信号を送信すると共に前記第1移報アダプタに通信テスト要求信号を送信し、所定時間内に自己のグループ内の全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信し、
前記グループ間移報装置の前記第1移報アダプタは、前記第2移報アダプタからテスト要求信号を受信した場合に、自己のグループ内の警報器に通信テスト信号を送信し、所定時間内に自己のグループ内の全ての警報器から通信テスト応答信号が受信されなかった場合に通信テスト異常を検出して障害警報の音声出力と表示を行うと共に障害連動信号を送信することを特徴とする警報システム。
- 請求項8記載の警報システムに於いて、前記複数のグループ間移報装置の内、所定の場所に設置されたグループ間移報装置の前記第1移報アダプタと前記第2移報アダプタからのみ障害警報の音声出力を行わせるように設定されたことを特徴とする警報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017142705A JP6890494B2 (ja) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | 警報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017142705A JP6890494B2 (ja) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | 警報システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019023799A true JP2019023799A (ja) | 2019-02-14 |
JP6890494B2 JP6890494B2 (ja) | 2021-06-18 |
Family
ID=65369053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017142705A Active JP6890494B2 (ja) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | 警報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6890494B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020161004A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 検知システム、中継器、処理方法、及びプログラム |
JP2020166495A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
JPWO2022215280A1 (ja) * | 2021-04-06 | 2022-10-13 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011040019A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-24 | Hochiki Corp | 警報器及び警報システム |
JP2012252690A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-20 | Hochiki Corp | 警報連携システム、警報連携方法及び中継器 |
JP2014225055A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
-
2017
- 2017-07-24 JP JP2017142705A patent/JP6890494B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011040019A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-24 | Hochiki Corp | 警報器及び警報システム |
JP2012252690A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-20 | Hochiki Corp | 警報連携システム、警報連携方法及び中継器 |
JP2014225055A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020161004A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 検知システム、中継器、処理方法、及びプログラム |
JP7486067B2 (ja) | 2019-03-27 | 2024-05-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 検知システム、中継器、処理方法、及びプログラム |
JP2020166495A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
JP7297496B2 (ja) | 2019-03-29 | 2023-06-26 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
JPWO2022215280A1 (ja) * | 2021-04-06 | 2022-10-13 | ||
JP7482417B2 (ja) | 2021-04-06 | 2024-05-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 発話機器の発話テスト方法、発話テストサーバ、発話テストシステム、および発話テストサーバと通信する端末で使用されるプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6890494B2 (ja) | 2021-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6890494B2 (ja) | 警報システム | |
JP2011059997A (ja) | 警報器および警報システム | |
JP5221475B2 (ja) | 中継器 | |
JP2011081595A (ja) | 警報システム、警報器及び緊急呼出装置 | |
JP7010613B2 (ja) | 警報システム | |
JP5415818B2 (ja) | 警報器 | |
JP6836862B2 (ja) | 警報システム | |
JP2018049517A (ja) | 警報システム | |
JP5744438B2 (ja) | 警報システム及び発信機 | |
JP7044490B2 (ja) | 警報システム | |
JP7299963B2 (ja) | 警報システム | |
JP7340635B2 (ja) | 警報システム | |
JP2021168126A (ja) | 警報システムのグループ間移報装置 | |
JP6964729B2 (ja) | 警報システムのグループ間移報装置 | |
JP7277638B2 (ja) | 警報システム | |
JP2010267182A (ja) | 警報器及び警報システム | |
JP2010020663A (ja) | 警報器 | |
JP7303344B2 (ja) | 警報システム | |
JP6752094B2 (ja) | 警報システムのグループ間移報装置 | |
JP6995663B2 (ja) | 警報システム | |
JP7382356B2 (ja) | 警報システム | |
JP7065219B2 (ja) | 警報システム | |
JP5443635B2 (ja) | 警報システム | |
JP2013058067A (ja) | 警報システム、その警報性能試験方法及び警報性能補完方法 | |
JP6814005B2 (ja) | 警報システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210506 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210525 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6890494 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |