JP2019022183A - 光通信システム - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、OLTとONUとの間の距離が長い場合にはRTTが大きくなるため、DBA応答時間が増加し、その結果、上り平均遅延が増加する(例えば、非特許文献2参照)。
OLTの物理層(PHY)は、PMDにDSP処理部及びADC(Digital to Analog Converter)/DAC(Analog to Digital Converter)を設けている点を除き、図6に示したOLTの物理層と同様の構成である。同様に、ONUの物理層(PHY)は、PMDにDSP処理部及びADC/DACを設けている点を除き、図6に示したONUの物理層と同様の構成である。
=TOLT−Tx−DSP+TDownstream+TONU−Rx−DSP+TONU−Tx−DSP+TUpstream+TOLT−Rx−DSP …(2)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるDSP−PONシステム1の構成図である。DSP−PONシステム1(光通信システム)は、1台のOLT(加入者線端局装置)3が、時分割多重(TDM)により複数台のONU(加入者線終端装置)5を収容する構成である。OLT3から1本の光ファイバにより送信される下り光信号は、光スプリッタにより複数のONU5それぞれと接続される光ファイバに分配される。また、時分割で複数のONU5それぞれから光ファイバにより送信される上り光信号は、光スプリッタにより合波されて1本の光ファイバによりOLT3に送信される。
本実施形態に係るDSP−PONシステム1は、下り信号に対してDSP処理を行う一方で、下り制御信号に対してはDSP処理を行わない。
下り信号に対しては、OLT3の物理層31内のPMDのDSP処理部311及びDAC処理部312においてDSP処理がなされる。一方、下り制御信号に対しては、OLT3の物理層31内のPMDにおいてDSP処理がなされない。
そして、多重処理部313にて多重された下り信号と下り制御信号は、単一の送信器314(Tx)を用いて電気信号から光信号に変換されて、送信される。
なお、多重処理部313が、下り信号と下り制御信号を時分割多重する場合は、DSP処理部311内にバッファを備え、下り制御信号を優先送信するように多重する方法が考えられる。
そして、分割処理部513(Demultiplexer)は、電気信号を、下り信号と下り制御信号とに分割する。
下りの伝搬遅延をTDownstream、ONU5内の送信器のDSP処理遅延をTONU−Tx−DSP、上りの伝搬遅延をTUpstream、そしてOLT3内の受信器のDSP処理遅延をTOLT−Rx−DSPとすると、RTTは式(3)のように表される。
=TDownstream+TONU−Tx−DSP+TUpstream+TOLT−Rx−DSP …(3)
また、これにより、DSPによるデジタル信号処理化によるOLTの大容量化も可能となる。
図4は、本発明の第2の実施形態によるDSP−PONシステムの下りのレイヤ構造を示す図である。
本実施形態に係るDSP−PONシステムは、下り信号と下り制御信号とを異なる波長を用いて伝送する。OLT7は、下り信号と下り制御信号とを別々のネットワークインターフェースを用いて送信する。なお、本実施形態においては、ネットワークインターフェースはラインカード(LC:Line Card)である。
下り信号を送信するLC2は、OLT7の物理層71b内のPMDのDSP処理部711及びDAC処理部712においてDSP処理を実行する。また、下り信号を送信するLC2は、送信器714b(Tx)(下り信号送信器)の送信波長をλ_d2に設定する。
下り制御信号を受信するLC1は、ONU9の物理層91a内のPMDにおいてDSP処理を実行しない。また、下り制御信号を受信するLC1は、受信器914a(Rx)(下り制御信号受信器)の受信波長をλ_d1に設定する。
下り信号を受信するLC2は、ONU9の物理層91b内のPMDのDSP処理部911及びADC処理部912においてDSP処理を実行する。また、下り信号を受信するLC2は、受信器914b(Rx)(下り信号受信器)の受信波長はλ_d2に設定する。
従って、本実施形態におけるMPCP制御信号のRTTは、図9に示したDSP−PONにおけるRTTに比べて、OLT7内の送信器714のDSP処理遅延(TOLT−Tx−DSP)、及び、ONU9内の受信器914のDSP処理遅延(TONU−Rx−DSP)の時間だけ短くすることができる。
第1の実施形態及び第2の実施形態によるDSP−PONシステムは、下り信号にデジタル信号処理を行う一方で、下り制御信号にはデジタル信号処理を行わない構成である。これにより、第1の実施形態及び第2の実施形態によるDSP−PONシステムは、MPCP制御信号のRTTを短くすることができるため、DBA応答時間を短縮することができ、その結果、上り平均遅延を削減することができる。
なお、本発明の第1乃至第3の実施形態において、下り制御信号は、上り信号または上り制御信号の少なくともいずれかに対する送信許可を含む制御信号であってもよい。
Claims (5)
- 複数の加入者線終端装置と、当該加入者線終端装置と通信する加入者線端局装置と、を備える光通信システムであって、
前記加入者線端局装置は、
下り信号に対してデジタル信号処理を行う第1デジタル信号処理部、
を備え、
前記加入者線終端装置は、
前記下り信号に対して前記デジタル信号処理を行う第2デジタル信号処理部、
を備え、
前記第1デジタル信号処理部及び前記第2デジタル信号処理部は、上り信号及び上り制御信号の両方に対して前記デジタル信号処理を行い、下り制御信号に対して前記デジタル信号処理を行わない
光通信システム。 - 前記加入者線端局装置は、
下り信号を送信する下り信号送信器と、
前記下り信号と異なる波長に設定された下り制御信号を送信する下り制御信号送信器と、
を備え、
前記加入者線終端装置は、
前記下り信号を受信する下り信号受信器と、
前記下り信号と異なる前記波長に設定された前記下り制御信号を受信する下り制御信号受信器と、
を備える請求項1に記載の光通信システム。 - 前記加入者線端局装置は、前記下り信号と前記下り制御信号とをそれぞれ異なるネットワークインターフェースにより送信し、
前記加入者線終端装置は、前記下り信号と前記下り制御信号とをそれぞれ異なるネットワークインターフェースにより受信する
請求項2に記載の光通信システム。 - 前記加入者線端局装置は、
前記下り制御信号のSNRを適応変調により変更させる送信器、
を備え、
前記加入者線終端装置は、
前記下り制御信号のSNRを適応変調により変更させる受信器、
を備える請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の光通信システム。 - 前記下り制御信号は、前記上り信号または前記上り制御信号の少なくともいずれかに対する送信許可を含む
請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の光通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017141947A JP6792525B2 (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 光通信システム |
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JP2017141947A JP6792525B2 (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 光通信システム |
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JP6792525B2 JP6792525B2 (ja) | 2020-11-25 |
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JP2017141947A Active JP6792525B2 (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 光通信システム |
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JP (1) | JP6792525B2 (ja) |
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2017
- 2017-07-21 JP JP2017141947A patent/JP6792525B2/ja active Active
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