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JP2019002155A - 屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材と改良施工方法 - Google Patents

屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材と改良施工方法 Download PDF

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JP2019002155A JP2017115543A JP2017115543A JP2019002155A JP 2019002155 A JP2019002155 A JP 2019002155A JP 2017115543 A JP2017115543 A JP 2017115543A JP 2017115543 A JP2017115543 A JP 2017115543A JP 2019002155 A JP2019002155 A JP 2019002155A
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Abstract

【課題】浄水汚泥を原料とする粒状改良材を粒状化することにより、施工性にすぐれた良い材料として有効利用を図る。【解決手段】浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理を施した浄水汚泥に、粒状化するための改良剤及び生石灰等を添加して製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状舗装材や粒状改良材1を、屋外グラウンドa等となる施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成した凹部bの下層部の整正基盤部上に、所定の厚みまで敷込み、敷込んだ粒状改良材の全部又は上層部の一部を混合・撹拌・粉砕し、混合・撹拌・粉砕後は転圧処理を施して透水保水層を形成し、表面に防塵凍結防止材にて表面処理を施して表面部を形成する。【選択図】 図2

Description

本発明は、浄水場にて水を浄化する際に発生する浄水汚泥に、粒状化するため改良剤及び生石灰等を添加して製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状改良材を屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材とし、及びそれを利用した屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法の技術分野に関するものである。
従来、浄水場にて水を浄化する際に発生する浄水汚泥は、産業廃棄物として大半の浄水汚泥が埋立て処分されているのが現状である。
さらに前記浄水汚泥は、園芸土やセメントの原料等として有効利用が図られていると共に、その一部は、脱水処理を施された浄水汚泥に改良剤や生石灰を添加し、混合撹拌・混錬する等して粒状化して、現場での埋戻しや、締固め施工性、強度・耐久性及び環境に対する安全性が高い粒状改良土として、環境保全や資源として有効利用が図られている。
また前記の浄水汚泥は、含水比の調整及び粒状化促進の目的で建設発生土、砕石が添加されて、地中埋没管の埋戻し材としても使用されている。
さらに従来の関連技術として、特許文献1(特許第4974083号公報)には、屋外グラウンド又は屋外コートの施工方法として、紙又は再生紙の製造過程で生ずる副産物のドライペーパースラッジからなる透水保水性を有する土壌改良材を、屋外グランド又は屋外コートの施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成の凹部内に投入し、その投入した前記土壌改良材と前記凹部より下方の下層部の現場土とを混合撹拌し、その後転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層の上方に表層を形成し、前記表層の上面は表面処理を施して表面部を形成して成る屋外グランド又は屋外コートの施工方法が開示されている。
特許第4974083号公報
本発明が解決しようとする課題は、浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理が施された浄水汚泥に、改良剤及び生石灰等を添加して撹拌・混錬せしめ、形成せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状改良材とすることによって、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材として有効利用を図るようにした。
さらに、前記脱水処理を施した浄水汚泥を原料とする粒状改良材に建設発生土・砕石を使用せしめない粒状改良材とすることによって、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材として大量発生する浄水汚泥を資源として有効利用を図った。と共に、前記浄水汚泥を原料とする粒状改良材を粒状化することによって、施工性にすぐれた良い材料として有効利用を図った。
また、粒状化されたガラス等の粒子の大きなものを含有しない粒状改良材とすることによって、足裏の損傷を防止し怪我の心配もなく、安全性にすぐれた屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートとして利用できるようにした。
加えて、前記浄水汚泥を原料とする改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成した凹部に、所定の厚みまで敷込み、敷込んだ粒状舗装材又は粒状改良材の全部または上層部の一部を混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕後、転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層に防塵凍結防止材にて表面処理を施して表面部を形成せしめる屋内及び屋外グラウンドの改良施工方法によって、浄水汚泥の有効利用を促進せしめ、産業廃棄物処理量の削減を図るようにした。さらに本発明は、近年良質の材料が少なく入手困難であったことの解消を図ると共に、複数の材料を用いないため現場での資材管理を容易にしたことと、上記に関連して施工手間を省くことが可能なため工期の短縮ができるようにした。
課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理が施された浄水汚泥に、粒状化するための改良剤及び生石灰等を添加して製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートのグラウンド舗装用又は改良用とすることを特徴とする屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材である。
請求項2に記載の発明は、前記粒状改良材が、建設発生土・砕石を使用しない浄水汚泥を原料とすることを特徴とする、請求項1に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材である。
請求項3に記載の発明は、前記粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化された施工性の良い材料であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材である。
請求項4に記載の発明は、前記粒状化改良材が、浄水汚泥中粒状化されたガラス等の粒子の大きなものを含有しない材料であることを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材である。
請求項5に記載の発明は、浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理を施した浄水汚泥に、粒状化するための改良剤及び生石灰等を添加して製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状舗装材又は粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートとなる施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成した凹部の下層部の整正基盤部上に、所定の厚みまで敷込み、前記のように敷込んだ粒状改良材の全部または上層部の一部を混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕後は転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層の表面に防塵凍結防止材にて表面処理を施して表面部を形成せしめることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法である。
請求項6に記載の発明は、請求項5における粒状舗装材又は粒状改良材が、建設発生土・砕石を使用しない浄水汚泥を原料とすることを特徴とするグラウンド又はコートの改良施工方法である。
請求項7に記載の発明は、請求項5における粒状舗装材又は粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化された施工性の良い材料であることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法である。
請求項8に記載の発明は、請求項5における粒状舗装材又は粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化されたガラス等の粒子の大きなものを含有しない材料であることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法である。
本発明は、前記の構成にして、浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理を施した浄水汚泥に、改良剤及び生石灰等を添加して混合撹拌せしめ形成された浄水汚泥を原料とする粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材として利用することができるようにしたので、従来浄水場にて水を浄化する際に発生する浄水汚泥を大量に埋立処分していた処理量を削減せしめ、有効利用の促進に役立てることができるようにした。
さらに、本発明の浄水汚泥を原料とする粒状改良材を前記の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材として利用することで、従来の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良材として敷込み、転圧処理を施し透水保水層を形成するようにしたので、施工手間が省略でき工期が短縮できると共に、施工工事費を従来の施工工法よりも著しく節減できる利点がある。
本発明の浄水汚泥を原料とする粒状改良材は、粒状化されているので、施工性が良好であると共に、粒度が砂〜礫と同等で空隙があるため透水性が極めて良好である。
さらに本発明の浄水汚泥を原料とする粒状改良材は、現場にて貫入抵抗試験を実施した結果から適度な硬さとクッション性を有している。
また本発明の浄水汚泥を原料とする粒状改良材は、土壌汚染対策法に基づく有害物質の含有量・溶出量とも基準値を満足することが検出されているので、屋内及び屋外グラウンド舗装にも適した安全な材料である。
さらに本発明は、屋内及び屋外グラウンド施工方法として、浄水汚泥を原料とする粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成した凹部に、所定の厚みまで敷込み、前記のように敷込んだ粒状改良材の全部または上層部の一部を混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕後、転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層に防塵凍結防止材にて表面処理を施して表面部を形成せしめる屋内及び屋外グラウンドの改良施工方法としたので、従来の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの施工方法に比して、複数の材料を使用しないため、現場での資材管理が容易になったと共に、施工工事のための手間を省略することが可能なため工期の短縮につながり、施工工事費の著しい節減にもなる利点がある。
加えて本発明の屋内及び屋外グラウンド施工方法は、前記粒状改良材の成分として、ガラなど粒の大きなものを含んでいないので、施工後表面に露出することがない。従って本発明によって施工され形成せしめられた屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートは、競技者らが安心且安全に使用できると云う利点がある。
本発明の施工方法は、従来から施工されている、いわゆる一般的な舗装では、表層に透水性の良い材料を敷込み形成し、下層には空隙がある保水性・透水性の良い材料と2種類の材料を使用していたが、本発明は前記した改良材の1種類で充分足りると云う利点がある。
本発明の浄水汚泥を原料とする浄水粒状改良材を屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材を施工現場土を掘削し形成した凹部に整正せしめた基盤部上に敷込んだ一部切欠縦断面図である。
同図1に敷込んだ改良材の上層部の改良材を混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕した後転圧処理を施し、さらに転圧処理後防塵凍結防止材を塗布せしめた一部切欠縦断面図である。
従来施工されている整正基盤部に再生砕石を敷込み形成された下層部を形成し、前記下層分に岩瀬砂を敷込み表層部を形成し、前記表層部に防塵凍結防止材を塗布処理せしめた現場の一部切欠舗装縦断面図である。
整正基盤部に本発明の改良材を敷込み、敷込んだ改良材全部を混合・撹拌・粉砕せしめた状態の一部切欠縦断面図である。
現場下層部に形成せしめた整正基盤部に舗装材を敷込んだ既存の一部舗装縦断面図である。
本発明における請求項1〜8までの発明に関する実施の形態は、共通しているので一括して以下のとおり説明する。
本発明は、第1に屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材及び粒状改良材に関するものである。第2に前記粒状舗装材及び粒状改良材を前記屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートに所定量敷込み、敷込み後は転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層に防塵凍結防止材にて表面処理を施し表面部を形成せしめる屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法である。以下順次説明する。
<浄水汚泥を原料とする粒状改良土の実施例>
図において、符号1は浄水場にて水を浄化する際に発生する浄水汚泥を原料とする粒状改良材である。この粒状改良材1を生成するには、浄水場にて水を浄化する際に脱水処理された汚泥に、粒状化するための所定量の改良剤(例えばソイルクリア)と所定量の生石灰を添加せしめて製造される。
さらに、本発明の粒状改良材1は、該粒状改良材1が粒状化されているので、施工性が極めて良好であること、さらにガラ等の粒の大きなものは一切使用していない。
また本発明の粒状改良材1は、粒形を概ね13mm以下として製造されている。
さらに、前記本発明の粒状改良材1は、試験施工を行った結果、下記のことが判明した。
第1に、前記粒状改良材1は、施工性の点について、13mm以下の粒状にしたところ、プラントにおける透水試験の結果、施工性が極めて良好であることが判明した。
第2に、本発明の粒状改良材1は、施工現場にて貫入抵抗試験を実施したところ、グラウンドとしての適度な硬さとクッション性を有していることが判明した。
第3に、前記2と同様に現場にて貫入抵抗試験を実施した結果が、施工前に比較して、ぬかるみの発生が少ないことが判明した。
従って、グラウンド舗装に適した安全な材料であると共に、土壌汚染対策法に基づく有害物質の含有量・流出量とも基準値を満足する結果が得られた。
図において、2は整正された基盤部である。3は前記グラウンドa等に敷込みされたが混合・撹拌・粉砕がなされていない下層粒状改良土である。
また図において、4は前記グラウンドaの表層の混合・撹拌・粉砕された表層粒状改良土である。
図において、5は前記表層改良土4の上方部に塗布処理を施した防塵凍結防止材である。
<施工方法に関する実施例の1>
つぎに本発明の浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理を施された浄水汚泥を原料とする粒状改良材1は、以下のように敷込まれる。
すなわち、グラウンドaとなる現場土を、所定の深さまで掘削し凹部bを形成する。形成された凹部bに、整正して基盤部2を形成する。
前記のように整正せしめられた基盤部2に、粒形が約13mm以下の前記粒状改良材1を例えば厚さ200mm敷込み、敷込み後、上層100mm程度をトラクター等にて混合・撹拌・粉砕する。
その結果、上層部分の粒状改良材1が粒の細かい、より安全な表層に適した状態となる。
すなわち、本発明の前記粒状改良材1の中、表層粒状改良土4の方は、混合・撹拌・粉砕することによって、粒子が前記下層粒状改良土3の粒子よりも粒径状がより細かく小さく変化する。
そのため、前記下層粒状改良土3と表層粒状改良土4の粒径の差異によって、従来施工されてきた舗装や屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートとは全く異なり、下層には空隙があり、保水性・透水性の良い材料と2種類もの材料を使用するものとは著しく異なり、材料費を著しく節減せしめられるし、作業工程を節減し、さらに施工工事費の節減にもなる等のすぐれた利点がある。
<施工方法に関する実施例の2>
さらに本発明の粒状改良材1は、図4に図示するように、掘削されたグラウンドaの凹部bに敷込み、敷込んだ粒状改良材1の全部を混合・撹拌・粉砕せしめ、粒子を細かくして、転圧処理を施してもよい。
前記のように施工するケースは、現場の状況(車両の搬入に制限がある場合等)や予算の関係で簡易な舗装で土壌改良を行いたいときに施工できる。
さらに、前記のような施工ケースが、既存土に本発明の粒状改良材1を混合することにより、透水性の向上、ぬかるみの抑制を図ることが可能である。
また、本発明は、本発明の粒状改良材1を掘削されたグラウンドaの凹部bに敷込み、敷込んだ粒状改良材1の全部を混合・撹拌・粉砕せしめ、転圧処理する施工以外に、大半は既存土に本発明の粒状改良材1を20%程度混合せしめて施工をしても良い。
図4に図示するグラウンドaの施工時において、本発明の粒状改良材1を100%使用する以外に、表層材としての岩瀬砂が80mm、本発明の粒状改良材1が20mmとして施工しても良い。
<浄水汚泥の脱水処理に関する実施例>
本発明の粒状改良材1の原料となっている浄水場にて水を浄化する際に大量に発生する浄水汚泥であって、該浄水汚泥を乾燥せしめる工程は、通常天日乾燥もしくは機械装置による脱水処理工程が公知である。
本発明は、前記のように脱水処理工程がなされた浄水汚泥100に対し、粒状化せしめるために、改良剤、例えばソイルクリアを所定量例えば0.1%を、さらに所定量例えば生石灰3%程度を添加せしめ混合・撹拌せしめ、篩等に掛け処理して、粒形が13mm以下の大きさにしたものを生成する。これが本発明の粒状改良材1として実施する。
1aは従来施工されているグラウンドに使用されている舗装材である。
以上に本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
a グラウンド
b 凹部
1 粒状改良材
1a 舗装材
2 基盤部
3 下層粒状改良土
4 表層粒状改良土
5 防塵凍結防止材
本発明は、浄水場にて水を浄化する際に発生する浄水汚泥に、粒状化するため改良剤及び生石灰等を添加して製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状改良材を屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材とし、及びそれを利用した屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法の技術分野に関するものである。
従来、浄水場にて水を浄化する際に発生する浄水汚泥は、産業廃棄物として大半の浄水汚泥が埋立て処分されているのが現状である。
さらに前記浄水汚泥は、園芸土やセメントの原料等として有効利用が図られていると共に、その一部は、脱水処理を施された浄水汚泥に改良剤や生石灰を添加し、混合撹拌・混錬する等して粒状化して、現場での埋戻しや、締固め施工性、強度・耐久性及び環境に対する安全性が高い粒状改良土として、環境保全や資源として有効利用が図られている。
また前記の浄水汚泥は、含水比の調整及び粒状化促進の目的で建設発生土、砕石が添加されて、地中埋没管の埋戻し材としても使用されている。
さらに従来の関連技術として、特許文献1(特許第4974083号公報)には、屋外グラウンド又は屋外コートの施工方法として、紙又は再生紙の製造過程で生ずる副産物のドライペーパースラッジからなる透水保水性を有する土壌改良材を、屋外グランド又は屋外コートの施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成の凹部内に投入し、その投入した前記土壌改良材と前記凹部より下方の下層部の現場土とを混合撹拌し、その後転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層の上方に表層を形成し、前記表層の上面は表面処理を施して表面部を形成して成る屋外グランド又は屋外コートの施工方法が開示されている。
特許第4974083号公報
本発明が解決しようとする課題は、浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理が施された浄水汚泥に、改良剤及び生石灰等を添加して撹拌・混錬せしめ、形成せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状改良材とすることによって、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材として有効利用を図るようにした。
さらに、前記脱水処理を施した浄水汚泥を原料とする粒状改良材に建設発生土・砕石を使用せしめない粒状改良材とすることによって、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材として大量発生する浄水汚泥を資源として有効利用を図ると共に、前記浄水汚泥を原料とする粒状改良材を粒状化することによって、施工性にすぐれた良い材料として有効利用を図った。
また、粒状化されたガラス等の粒子の大きなものを含有しない粒状改良材とすることによって、足裏の損傷を防止し怪我の心配もなく、安全性にすぐれた屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートとして利用できるようにした。
加えて、前記浄水汚泥を原料とする改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成した凹部に、所定の厚みまで敷込み、敷込んだ粒状舗装材又は粒状改良材の全部または上層部の一部を混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕後、転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層に防塵凍結防止材にて表面処理を施して表面部を形成せしめる屋内及び屋外グラウンドの改良施工方法によって、浄水汚泥の有効利用を促進せしめ、産業廃棄物処理量の削減を図るようにした。さらに本発明は、近年良質の材料が少なく入手困難であったことの解消を図ると共に、複数の材料を用いないため現場での資材管理を容易にしたことと、上記に関連して施工手間を省くことが可能なため工期の短縮ができるようにした。
課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理が施され乾燥せしめられた浄水汚泥100%に対し、粒状化するための改良剤0.1%及び生石灰3%を添加せしめ混合・撹拌し、篩等に掛けて製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒形が約13mm以下の粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートのグラウンド舗装用又は改良用とすることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材である。
請求項2に記載の発明は、前記粒状改良材が、建設発生土・砕石を使用しない浄水汚泥を原料とすることを特徴とする、請求項1に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材である。
請求項3に記載の発明は、前記粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化された施工性の良い材料であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材である。
請求項4に記載の発明は、前記粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化されたガラス等の粒子の大きなものを含有しない材料であることを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材である。
請求項5に記載の発明は、浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理を施され乾燥せしめられた浄水汚泥100%に対し、粒状化するための改良剤0.1%及び生石灰3%を添加せしめ混合・撹拌し、篩等に掛けて製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒形が約13mm以下の粒状舗装材又は粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートとなる施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成した凹部の下層部の整正基盤部上に、所定の厚みまで敷込み、前記のように敷込んだ粒状改良材の中、上層の表層粒状改良材のみを混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕後は転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層の表面に防塵凍結防止材にて表面処理を施して表面部を形成せしめることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法である。
請求項6に記載の発明は、請求項5における粒状舗装材又は粒状改良材が、建設発生土・砕石を使用しない浄水汚泥を原料とすることを特徴とするグラウンド又はコートの改良施工方法である。
請求項7に記載の発明は、請求項5における粒状舗装材又は粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化された施工性の良い材料であることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法である。
請求項8に記載の発明は、請求項5における粒状舗装材又は粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化されたガラス等の粒子の大きなものを含有しない材料であることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法である。
本発明は、前記の構成にして、浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理が施され乾燥せしめられた浄水汚泥100%に対し、改良剤0.1%及び生石灰3%を添加して混合・撹拌し、篩等に掛けて製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒形が約13mm以下の粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材として利用することができるようにしたので、従来浄水場にて水を浄化する際に発生する浄水汚泥を大量に埋立処分していた処理量を削減せしめ、有効利用の促進に役立てることができるようにした。
さらに、本発明の浄水汚泥を原料とする粒状改良材を前記の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材として利用することで、従来の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良材として敷込み、転圧処理を施し透水保水層を形成するようにしたので、施工手間が省略でき工期が短縮できると共に、施工工事費を従来の施工工法よりも著しく節減できる利点がある。
本発明の浄水汚泥を原料とする粒状改良材は、粒状化されているので、施工性が良好であると共に、粒度が砂〜礫と同等で空隙があるため透水性が極めて良好である。
さらに本発明の浄水汚泥を原料とする粒状改良材は、現場にて貫入抵抗試験を実施した結果から適度な硬さとクッション性を有している。
また本発明の浄水汚泥を原料とする粒状改良材は、土壌汚染対策法に基づく有害物質の含有量・溶出量とも基準値を満足することが検出されているので、屋内及び屋外グラウンド舗装にも適した安全な材料である。
さらに本発明は、屋内及び屋外グラウンド施工方法として、浄水汚泥を原料とする粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成した凹部に、所定の厚みまで敷込み、前記のように敷込んだ粒状改良材の中、上層の表層粒状改良材のみを混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕後、転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層に防塵凍結防止材にて表面処理を施して表面部を形成せしめる屋内及び屋外グラウンドの改良施工方法としたので、従来の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの施工方法に比して、複数の材料を使用しないため、現場での資材管理が容易になったと共に、施工工事のための手間を省略することが可能なため工期の短縮につながり、施工工事費の著しい節減にもなる利点がある。
加えて本発明の屋内及び屋外グラウンド施工方法は、前記粒状改良材の成分として、ガラス等粒の大きなものを含んでいないので、施工後表面に露出することがない。従って本発明によって施工され形成せしめられた屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートは、競技者らが安心且安全に使用できると云う利点がある。
本発明の施工方法は、従来から施工されている、いわゆる一般的な舗装では、表層に透水性の良い材料を敷込み形成し、下層には空隙がある保水性・透水性の良い材料と2種類の材料を使用しているがため、本発明は前記した改良材の1種類で充分足りると云う利点がある。
本発明の浄水汚泥を原料とする浄水粒状改良材を屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの舗装材又は改良材を施工現場土を掘削し形成した凹部に整正せしめた基盤部上に敷込んだ一部切欠縦断面図である。
同図1に敷込んだ改良材の上層部の改良材を混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕した後転圧処理を施し、さらに転圧処理後防塵凍結防止材を塗布せしめた一部切欠縦断面図である。
従来施工されている整正基盤部に再生砕石を敷込み形成された下層部を形成し、前記下層分に岩瀬砂を敷込み表層部を形成し、前記表層部に防塵凍結防止材を塗布処理せしめた現場の一部切欠舗装縦断面図である。
整正基盤部に本発明の改良材を敷込み、敷込んだ改良材全部を混合・撹拌・粉砕せしめた状態の一部切欠縦断面図である。
現場下層部に形成せしめた整正基盤部に舗装材を敷込んだ既存の一部舗装縦断面図である。
本発明における請求項1〜8までの発明に関する実施の形態は、共通しているので一括して以下のとおり説明する。
本発明は、第1に屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材及び粒状改良材に関するものである。第2に前記粒状舗装材及び粒状改良材を前記屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートに所定量敷込み、敷込み後は転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層に防塵凍結防止材にて表面処理を施し表面部を形成せしめる屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法である。以下順次説明する。
<浄水汚泥を原料とする粒状改良の実施例>
図において、符号1は浄水場にて水を浄化する際に発生する浄水汚泥を原料とする粒状改良材である。この粒状改良材1を生成するには、浄水場にて水を浄化する際に脱水処理された汚泥に、粒状化するための所定量の改良剤(例えばソイルクリア)と所定量の生石灰を添加せしめて製造される。
さらに、本発明の粒状改良材1は、該粒状改良材1が粒状化されているので、施工性が極めて良好であること、さらにガラ等の粒の大きなものは一切使用していない。
また本発明の粒状改良材1は、粒形を概ね13mm以下として製造されている。
さらに、前記本発明の粒状改良材1は、試験施工を行った結果、下記のことが判明した。
第1に、前記粒状改良材1は、施工性の点について、13mm以下の粒状にしたところ、プラントにおける透水試験の結果、施工性が極めて良好であることが判明した。
第2に、本発明の粒状改良材1は、施工現場にて貫入抵抗試験を実施したところ、グラウンドとしての適度な硬さとクッション性を有していることが判明した。
第3に、前記2と同様に現場にて貫入抵抗試験を実施した結果が、施工前に比較して、ぬかるみの発生が少ないことが判明した。
従って、グラウンド舗装に適した安全な材料であると共に、土壌汚染対策法に基づく有害物質の含有量・流出量とも基準値を満足する結果が得られた。
図において、2は整正された基盤部である。3は前記グラウンドa等に敷込みされたが混合・撹拌・粉砕がなされていない下層粒状改良である。
また図において、4は前記グラウンドaの表層の混合・撹拌・粉砕された表層粒状改良である。
図において、5は前記表層改良4の上方部に塗布処理を施した防塵凍結防止材である。
<施工方法に関する実施例の1>
つぎに本発明の浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理を施された浄水汚泥を原料とする粒状改良材1は、以下のように敷込まれる。
すなわち、グラウンドaとなる現場土を、所定の深さまで掘削し凹部bを形成する。形成された凹部bに、整正して基盤部2を形成する。
前記のように整正せしめられた基盤部2に、粒形が約13mm以下の前記粒状改良材1を例えば厚さ200mm敷込み、敷込み後、上層100mm程度をトラクター等にて混合・撹拌・粉砕する。
その結果、上層部分の粒状改良材1が粒の細かい、より安全な表層に適した状態となる。
すなわち、本発明の前記粒状改良材1の中、表層粒状改良4の方は、混合・撹拌・粉砕することによって、粒子が前記下層粒状改良3の粒子よりも粒径状がより細かく小さく変化する。
そのため、前記下層粒状改良3と表層粒状改良4の粒径の差異によって、従来施工されてきた舗装や屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートとは全く異なり、下層には空隙があり、保水性・透水性の良い材料と2種類もの材料を使用するものとは著しく異なり、材料費を著しく節減せしめられるし、作業工程を節減し、さらに施工工事費の節減にもなる等のすぐれた利点がある。
<施工方法に関する実施例の2>
さらに本発明の粒状改良材1は、図4に図示するように、掘削されたグラウンドaの凹部bに敷込み、敷込んだ粒状改良材1の全部を混合・撹拌・粉砕せしめ、粒子を細かくして、転圧処理を施してもよい。
前記のように施工するケースは、現場の状況(車両の搬入に制限がある場合等)や予算の関係で簡易な舗装で土壌改良を行いたいときに施工できる。
さらに、前記のような施工ケースが、既存土に本発明の粒状改良材1を混合することにより、透水性の向上、ぬかるみの抑制を図ることが可能である。
また、本発明は、本発明の粒状改良材1を掘削されたグラウンドaの凹部bに敷込み、敷込んだ粒状改良材1の全部を混合・撹拌・粉砕せしめ、転圧処理する施工以外に、大半は既存土に本発明の粒状改良材1を20%程度混合せしめて施工をしても良い。
図4に図示するグラウンドaの施工時において、本発明の粒状改良材1を100%使用する以外に、表層材としての岩瀬砂が80mm、本発明の粒状改良材1が20mmとして施工しても良い。
<浄水汚泥の脱水処理に関する実施例>
本発明の粒状改良材1の原料となっている浄水場にて水を浄化する際に大量に発生する浄水汚泥であって、該浄水汚泥を乾燥せしめる工程は、通常天日乾燥もしくは機械装置による脱水処理工程が公知である。
本発明は、前記のように脱水処理工程がなされた浄水汚泥100に対し、粒状化せしめるために、改良剤、例えばソイルクリアを所定量例えば0.1%を、さらに所定量例えば生石灰3%程度を添加せしめ混合・撹拌せしめ、篩等に掛け処理して、粒形が13mm以下の大きさにしたものを生成する。これが本発明の粒状改良材1として実施する。
1aは従来施工されているグラウンドに使用されている舗装材である。
以上に本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
a グラウンド
b 凹部
1 粒状改良材
1a 舗装材
2 基盤部
3 下層粒状改良
4 表層粒状改良
5 防塵凍結防止材

Claims (8)

  1. 浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理が施された浄水汚泥に、粒状化するための改良剤及び生石灰等を添加して製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートのグラウンド舗装用又は改良用とすることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材。
  2. 前記粒状改良材が、建設発生土・砕石を使用しない浄水汚泥を原料とすることを特徴とする、請求項1に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材。
  3. 前記粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化された施工性の良い材料であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材。
  4. 前記粒状化改良材が、浄水汚泥中粒状化されたガラス等の粒子の大きなものを含有しない材料であることを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載の屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの粒状舗装材又は粒状改良材。
  5. 浄水場にて水を浄化する際に発生する脱水処理を施した浄水汚泥に、粒状化するための改良剤及び生石灰等を添加して製造せしめられた浄水汚泥を原料とする粒状舗装材又は粒状改良材を、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートとなる施工現場の現場土を所定の深さまで掘削し形成した凹部の下層部の整正基盤部上に、所定の厚みまで敷込み、前記のように敷込んだ粒状改良材の全部または上層部の一部を混合・撹拌・粉砕せしめ、混合・撹拌・粉砕後は転圧処理を施して透水保水層を形成し、前記透水保水層の表面に防塵凍結防止材にて表面処理を施して表面部を形成せしめることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法。
  6. 請求項5に記載した粒状舗装材又は粒状改良材が、建設発生土・砕石を使用しない浄水汚泥を原料とすることを特徴とする屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法。
  7. 請求項5に記載した粒状舗装材又は粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化された施工性の良い材料であることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法。
  8. 請求項5に記載した粒状舗装材又は粒状改良材が、浄水汚泥中粒状化されたガラス等の粒子の大きなものを含有しない材料であることを特徴とする、屋内及び屋外グラウンド又は屋内及び屋外コートの改良施工方法。
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