JP2019098928A - 作業車両 - Google Patents
作業車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019098928A JP2019098928A JP2017232010A JP2017232010A JP2019098928A JP 2019098928 A JP2019098928 A JP 2019098928A JP 2017232010 A JP2017232010 A JP 2017232010A JP 2017232010 A JP2017232010 A JP 2017232010A JP 2019098928 A JP2019098928 A JP 2019098928A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- jig
- insertion hole
- fixture
- jig insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/10—Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
- B62D25/12—Parts or details thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D49/00—Tractors
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B15/00—Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
- E05B15/04—Spring arrangements in locks
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B83/00—Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
- E05B83/16—Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets
- E05B83/24—Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets for car bonnets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
【課題】 従来の作業車両においては、ボンネットの意図しない開放にともなう危険性が存在する。【解決手段】 エンジンルーム60を覆う、開閉可能なボンネット70と、閉じられたボンネット70をロックする、エンジンルーム60に設けられたボンネット固定具100と、ボンネット固定具100と係止する、ボンネット70の内壁に設けられたロック部材80と、を備え、ボンネット70には、治具400が挿入される治具挿入孔71が設けられており、治具挿入孔71に挿入された治具400がボンネット固定具100に当接することにより、閉じられたボンネット70のロックを解除する操作が行われる農業用トラクターである。【選択図】 図3
Description
本発明は、農業用トラクターなどの作業車両に関する。
ボンネットのロックを解除する操作をレバーでたやすく行うことができる作業車両が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、前述された従来の作業車両においては、ボンネットの意図しない開放にともなう危険性が存在する。
本発明は、前述された従来の課題を考慮し、ボンネットの意図しない開放にともなう危険性を低減することができる作業車両を提供することを目的とする。
第1の本発明は、エンジンルームを覆う、開閉可能なボンネットと、
閉じられた前記ボンネットをロックする、前記エンジンルームに設けられたボンネット固定具と、
前記ボンネット固定具と係止する、前記ボンネットの内壁に設けられたロック部材と、
を備え、
前記ボンネットには、治具が挿入される治具挿入孔が設けられており、
前記治具挿入孔に挿入された前記治具が前記ボンネット固定具に当接することにより、閉じられた前記ボンネットのロックを解除する操作が行われることを特徴とする作業車両である。
閉じられた前記ボンネットをロックする、前記エンジンルームに設けられたボンネット固定具と、
前記ボンネット固定具と係止する、前記ボンネットの内壁に設けられたロック部材と、
を備え、
前記ボンネットには、治具が挿入される治具挿入孔が設けられており、
前記治具挿入孔に挿入された前記治具が前記ボンネット固定具に当接することにより、閉じられた前記ボンネットのロックを解除する操作が行われることを特徴とする作業車両である。
これにより、治具挿入孔に挿入された治具がボンネット固定具に当接することにより、閉じられたボンネットのロックを解除する操作が行われるので、ボンネットの意図しない開放にともなう危険性を低減することができる。
第2の本発明は、前記ロック部材は、ピン部材であり、
前記ボンネット固定具は、前記ボンネットが閉じられているときに前記ロック部材を受ける受け部材と、前記受け部材により受けられている前記ロック部材が係止可能な回動部材と、前記ロック部材が前記回動部材と係止するように、前記回動部材を付勢する付勢部材と、を有し、
前記回動部材は、前記治具挿入孔に挿入された前記治具が当接する当接部を有することを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
前記ボンネット固定具は、前記ボンネットが閉じられているときに前記ロック部材を受ける受け部材と、前記受け部材により受けられている前記ロック部材が係止可能な回動部材と、前記ロック部材が前記回動部材と係止するように、前記回動部材を付勢する付勢部材と、を有し、
前記回動部材は、前記治具挿入孔に挿入された前記治具が当接する当接部を有することを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
これにより、回動部材は治具が当接する当接部を有するので、閉じられたボンネットのロックを解除する操作をたやすく行うことができる。
第3の本発明は、前記治具挿入孔の出口には、前記治具挿入孔に挿入された前記治具が前記当接部に当接するように、前記治具を案内する筒形状の案内部が設けられていることを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
これにより、治具を案内する筒形状の案内部が設けられているので、閉じられたボンネットのロックを解除する操作を確実に行うことができる。
第4の本発明は、前記エンジンルームの後方に配置されたダッシュボードの内壁の前側には、ボンネット固定具取付け基部が取付けられており、
前記受け部材は、前記ボンネット固定具取付け基部から立設されており、
前記回動部材は、前記ダッシュボードの側にある前記受け部材の面に設けられており、
前記付勢部材は、一端部が前記受け部材へ接続されており、他端部が前記回動部材へ接続されている、前記回動部材の回動軸部へ取付けられたトーションスプリング部材であり、
前記ボンネット固定具取付け基部には、前記回動軸部が前記ダッシュボードの側から見えるように、切欠きが設けられていることを特徴とする第2または第3の本発明の作業車両である。
前記受け部材は、前記ボンネット固定具取付け基部から立設されており、
前記回動部材は、前記ダッシュボードの側にある前記受け部材の面に設けられており、
前記付勢部材は、一端部が前記受け部材へ接続されており、他端部が前記回動部材へ接続されている、前記回動部材の回動軸部へ取付けられたトーションスプリング部材であり、
前記ボンネット固定具取付け基部には、前記回動軸部が前記ダッシュボードの側から見えるように、切欠きが設けられていることを特徴とする第2または第3の本発明の作業車両である。
これにより、回動軸部がダッシュボードの側から見えるように、切欠きが設けられているので、受け部材、回動部材および付勢部材の組立てをダッシュボードの側からたやすく行うことができる。
本発明により、ボンネットの意図しない開放にともなう危険性を低減することが可能な作業車両を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
はじめに、図1〜5を参照しながら、本発明における作業車両の一例である本実施の形態の農業用トラクターの構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態の農業用トラクターの模式的な左側面図であり、図2〜5は本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット固定具100近傍の部分斜視図(その一から四)である。
本実施の形態の農業用トラクターは、図2においては左上前側から見られており、図3においては左上後側から見られており、図4においては下側から見られており、図5においては左側から見られている。
図3および5においては、治具400が治具挿入孔71に挿入されようとする状態が示されている。
以下同様であるが、いくつかの構成要素は図面において示されていないこともあるし省略的に示されていることもある。たとえば、ボンネット固定具100などの構成がより理解しやすいように、図2においては、治具挿入孔71は実線で示されているが、ボンネット本体部70aの後上部は一点鎖線で透明に示されており、図3および5においてはボンネット固定具取付け基部310の一部などは切取られて示されていない。
まず説明されるのは、本実施の形態の農業用トラクターの基本的な構成および動作である。したがって、ボンネット固定具100に関連する構成および動作などについては、後に詳細に説明する。
車体10の前部のボンネット70の内部であるエンジンルーム60には、メインキーであるエンジンキーを利用して起動させられるエンジン30とともに、燃料タンク、マフラー、およびラジエーターなどが設けられている。
エンジン30の回転動力は、運転ユニット20のフロア22の下方に設けられたトランスミッションケース31の内部の変速装置にHST(Hydro Static Transmission)を介して伝えられる。そして、変速装置で変速された回転動力は、左右一対の前輪40、および左右一対の後輪50などに伝えられる。
エンジン30の後方の運転ユニット20には、操舵ハンドル23および前後進レバーなどが設けられている。操舵ハンドル23の後方には、運転席21が設けられている。ホースカバーは、操舵ハンドル23に接続されているホースを覆っている。操作コラムカバーの左側のフロア22には、クラッチペダルなどが配置されている。操作コラムカバーの右側のフロア22には、左ブレーキペダルおよび右ブレーキペダル、ならびにアクセルペダルなどが配置されている。
車体10の後部には、作業機が装着される三点リンク機構11が設けられている。
ボンネット70は、エンジンルーム60を覆う、開閉可能なボンネットである。
ボンネット本体部70aは、フード後開き仕様に準拠するように、エンジンルーム60の前方の左右一対のボンネット取付け部70dで車体10へ回動可能に取付けられている。エンジン冷却通風用であるフロントグリルのためのフロントグリル部70cのみならず、照明用である左右一対のフロントライトのためのフロントライト部70bは、ボンネット本体部70aに一体化されている。
ボンネット固定具100は、閉じられたボンネット70をロックする、エンジンルーム60に設けられた固定具である。
ロック部材80は、ボンネット固定具100と係止する、ボンネット70の内壁に設けられた部材である。
ボンネット70には、治具400が挿入される治具挿入孔71が設けられている。
治具挿入孔71は、ボンネット70の後部に配置されている。
後にさらに説明されるように、治具挿入孔71は、ボンネット本体部70aの左上部に貫通孔として設けられている。
なお、たとえば、治具挿入孔71がボンネット本体部70aの右上部もしくは中央上部、または下部に配置されている変形例の実施の形態も、考えられる。
治具挿入孔71に挿入された治具400がボンネット固定具100に当接することにより、閉じられたボンネット70のロックを解除する操作が行われる。
ボンネット70には治具挿入孔71が設けられており、治具挿入孔71に挿入された治具400がボンネット固定具100に当接することにより、閉じられたボンネット70のロックを解除する操作が行われるので、ボンネット70の意図しない開放にともなう危険性を低減することができる。
そして、このような構成は、指のみで治具なしにボンネット70を開けることができる仕様を許容しない、新しい欧州の認証規定であるホモロゲーションを満足する構成である。
つぎに、図2〜5を主として参照しながら、本実施の形態の農業用トラクターの構成および動作についてより具体的に説明する。
ロック部材80は、ピン部材である。
より具体的には、ロック部材80は、前端部がロック部材取付けプレート74の上面へ溶接で取付けられている、やや曲げられた丸棒である。ロック部材取付けプレート74は、下面がボンネット内側補強部73の上面へ溶接で取付けられている、平板である。ボンネット内側補強部73は、左右端部がボンネット本体部70aの内壁へ取付けられている、曲げられた平板である。
ボンネット固定具100は、受け部材210と、回動部材220と、付勢部材230と、を有する。
受け部材210は、ボンネット70が閉じられているときにロック部材80を受ける部材である。回動部材220は、受け部材210により受けられているロック部材80が係止可能な部材である。付勢部材230は、ロック部材80が回動部材220と係止するように、回動部材220を付勢する部材である。
回動部材220は、治具挿入孔71に挿入された治具400が当接する当接部222を有する。
回動部材220は治具400が当接する当接部222を有するので、閉じられたボンネット70のロックを解除する操作をたやすく行うことができる。
受け部材210、回動部材220および付勢部材230については、後にさらに説明する。
治具挿入孔71の出口には、治具挿入孔71に挿入された治具400が当接部222に当接するように、治具400を案内する筒形状の案内部72が設けられている。
治具400が当接部222に当接するように治具400を案内する案内部72が治具挿入孔71の出口に設けられているので、閉じられたボンネット70のロックを解除する操作を確実に行うことができる。
治具挿入孔71はボンネット70に配置されており、案内部72は治具挿入孔71の出口に設けられた部材であるので、両方ともボンネット70と一体的に形成されている、治具挿入孔71と案内部72との間の位置関係は固定され、案内部72は治具400が当接部222にうまく当接するように治具400を確実に案内することができる。
なお、たとえば、治具400を案内する案内部72が治具挿入孔71の入口に設けられている変形例の実施の形態も、考えられる。
つぎに、図5〜8を主として参照しながら、本実施の形態の農業用トラクターの構成および動作についてもっとより具体的に説明する。
ここに、図6〜8は、本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット固定具100近傍の部分斜視図(その五から七)である。
本実施の形態の農業用トラクターは、図6〜8においては左上後側から見られている。図7における視線ベクトルは、図6における視線ベクトルと一致している。
ボンネット固定具100などの構成がより理解しやすいように、図8においては、ボンネット固定具取付け基部310は示されていない。
エンジンルーム60の後方に配置されたダッシュボード300の内壁300aの前側には、ボンネット固定具取付け基部310が取付けられている。
より具体的には、階段形状に曲げられた平板であるボンネット固定具取付け基部310は、およそL字形状に曲げられている、ダッシュボード300の内壁300aの前側に、左右一対の締結部材301を利用して下方から取付けられている。
受け部材210は、ボンネット固定具取付け基部310から立設されている。
より具体的には、およそL字形状に曲げられた平板である受け部材210の下端部は、ボンネット固定具取付け基部310へ溶接で取付けられている。このように、ボンネット固定具取付け基部310は、カラム部材として立設された受け部材210のブラケット部として機能する。
回動部材220は、ダッシュボード300の側にある受け部材210の面に設けられている。
付勢部材230は、一端部230aが受け部材210へ接続されており、他端部230bが回動部材220へ接続されている、回動部材220の回動軸部223へ取付けられたトーションスプリング部材である。
より具体的には、治具400が上面に当接する、回動部材220の当接部222は、およそU字形状に曲げられた平板である。回動部材220の当接部222が溶接で取付けられている、回動部材220の本体部221は、ロック部材80が係止可能な部材であり、下端部が受け部材210へ上方から嵌込まれている回動軸部223を利用して、受け部材210へ回動可能に取付けられている。
そして、受け部材210の前面には、ロック部材80を受けるための溝211が設けられている。受け部材210の右面には、付勢部材230の一端部230aを接続するための2個の孔212が付勢部材230の取付け位置などに応じて選択的に利用されるように設けられている。付勢部材230の一端部230aはたやすく孔212へ挿入されるように真っすぐであり、付勢部材230の他端部230bはたやすく回動部材220の本体部221と係止するようにおよそU字形状に曲げられている。
ボンネット固定具取付け基部310には、回動軸部223がダッシュボード300の側から見えるように、切欠き311が設けられている。
切欠き311は回動軸部223が見えるように設けられているので、受け部材210、回動部材220および付勢部材230の組立てをダッシュボード300の側からたやすく行うことができる。
エンジンルーム60には、スプリング320が設けられている。
スプリング320は、スプリング取付けボルト321を利用してボンネット固定具取付け基部310から立設されている。スプリング取付けボルト321の尾部は、スプリング取付けナット322に螺合する。
スプリング320の自由端部には、スプリングキャップ323が取付けられている。
スプリングキャップ323は、ボンネット70が閉じられているとき、スプリング当接プレート75の下面に当接する。スプリング当接プレート75は、下面がボンネット内側補強部73の上面へ溶接で取付けられている、階段形状に曲げられた平板である。
受け部材210だけでなく、スプリング320も、ボンネット固定具取付け基部310から立設されているが、受け部材210の面に設けられた回動部材220は左に位置し、スプリング320は右に位置するので、回動部材220とスプリング320との間の干渉は発生しない。
ボンネット70の開閉についてより具体的に説明すると、つぎの通りである。
はじめに、ボンネット70を閉じる操作について説明する。
ボンネット70が閉じられようとするとき、ボンネット70のロック部材80は、付勢部材230の付勢力に抗して矢印Xで示された反時計回りの向きに回動部材220を押しながら、矢印Ydで示された向きに下方へ動く。
ボンネット70のロック部材80はたやすく反時計回りの向きに回動部材220の本体部221を押すことができ、ボンネット70はスムーズに下方へ動く。
ボンネット70が閉じられると、反時計回りの向きに押されていた、回動部材220の姿勢は元の姿勢へ戻り、受け部材210の溝211に受けられたロック部材80は回動部材220の本体部221と係止する。
このときに、スプリングキャップ323はスプリング当接プレート75の下面に当接しており、ボンネット70はスプリング320の付勢力により矢印Yuで示された向きに上方へ押される。
すると、ボンネット70のロック部材80は回動部材220の本体部221に設けられた凹み221aとしっかり係止し、ボンネット70は動かない。
スプリングキャップ323は平坦で丈夫なスプリング当接プレート75の下面にしっかり当接し、ボンネット固定具取付け基部310はスプリング320を下方から支持する支持部材としても機能する。
このため、車体10の振動などに起因するボンネット70の意図しない開放は、部品点数の大きな増大をともなうことなく抑制される。
つぎに、ボンネット70を開ける操作について説明する。
ボンネット70が開けられようとするとき、治具挿入孔71に挿入された治具400は、付勢部材230の付勢力に抗して矢印Xで示された反時計回りの向きに回動部材220を押す。
治具挿入孔71に挿入された治具400は、たやすく反時計回りの向きに回動部材220の当接部222を押すことができる。
このときにも、スプリングキャップ323はスプリング当接プレート75の下面に当接しており、ボンネット70はスプリング320の付勢力により矢印Yuで示された向きに上方へ押される。
すると、ボンネット70のロック部材80は回動部材220の本体部221に設けられた凹み221aをたやすく外れ、ボンネット70はスムーズに上方へ動く。
治具挿入孔71に挿入された治具400が治具挿入孔71から抜かれると、反時計回りの向きに押されていた、回動部材220の姿勢は元の姿勢へ戻る。
回動部材220の姿勢が元の姿勢へ戻るときに、回動部材220の当接部222の右端部は受け部材210の左端部に当接するので、回動部材220は過度に回動せず、受け部材210は回動部材220の当接ストッパーとしても機能する。
前述されたように、スプリングキャップ323は平坦で丈夫なスプリング当接プレート75の下面にしっかり当接し、ボンネット固定具取付け基部310はスプリング320を下方から支持する支持部材としても機能する。
このため、ボンネット70を開く操作は、部品点数の大きな増大をともなうことなくアシストされる。
本発明における作業車両は、ボンネットの意図しない開放にともなう危険性を低減することができ、たとえば、農業用トラクターなどの作業車両に利用する目的に有用である。
10 車体
11 三点リンク機構
20 運転ユニット
21 運転席
22 フロア
23 操舵ハンドル
30 エンジン
31 トランスミッションケース
40 前輪
50 後輪
60 エンジンルーム
70 ボンネット
70a ボンネット本体部
70b フロントライト部
70c フロントグリル部
70d ボンネット取付け部
71 治具挿入孔
72 案内部
73 ボンネット内側補強部
74 ロック部材取付けプレート
75 スプリング当接プレート
80 ロック部材
100 ボンネット固定具
210 受け部材
211 溝
212 孔
220 回動部材
221 本体部
221a 凹み
222 当接部
223 回動軸部
230 付勢部材
230a 一端部
230b 他端部
300 ダッシュボード
300a 内壁
301 締結部材
310 ボンネット固定具取付け基部
311 切欠き
320 スプリング
321 スプリング取付けボルト
322 スプリング取付けナット
323 スプリングキャップ
400 治具
11 三点リンク機構
20 運転ユニット
21 運転席
22 フロア
23 操舵ハンドル
30 エンジン
31 トランスミッションケース
40 前輪
50 後輪
60 エンジンルーム
70 ボンネット
70a ボンネット本体部
70b フロントライト部
70c フロントグリル部
70d ボンネット取付け部
71 治具挿入孔
72 案内部
73 ボンネット内側補強部
74 ロック部材取付けプレート
75 スプリング当接プレート
80 ロック部材
100 ボンネット固定具
210 受け部材
211 溝
212 孔
220 回動部材
221 本体部
221a 凹み
222 当接部
223 回動軸部
230 付勢部材
230a 一端部
230b 他端部
300 ダッシュボード
300a 内壁
301 締結部材
310 ボンネット固定具取付け基部
311 切欠き
320 スプリング
321 スプリング取付けボルト
322 スプリング取付けナット
323 スプリングキャップ
400 治具
Claims (4)
- エンジンルームを覆う、開閉可能なボンネットと、
閉じられた前記ボンネットをロックする、前記エンジンルームに設けられたボンネット固定具と、
前記ボンネット固定具と係止する、前記ボンネットの内壁に設けられたロック部材と、
を備え、
前記ボンネットには、治具が挿入される治具挿入孔が設けられており、
前記治具挿入孔に挿入された前記治具が前記ボンネット固定具に当接することにより、閉じられた前記ボンネットのロックを解除する操作が行われることを特徴とする作業車両。 - 前記ロック部材は、ピン部材であり、
前記ボンネット固定具は、前記ボンネットが閉じられているときに前記ロック部材を受ける受け部材と、前記受け部材により受けられている前記ロック部材が係止可能な回動部材と、前記ロック部材が前記回動部材と係止するように、前記回動部材を付勢する付勢部材と、を有し、
前記回動部材は、前記治具挿入孔に挿入された前記治具が当接する当接部を有することを特徴とする請求項1に記載の作業車両。 - 前記治具挿入孔の出口には、前記治具挿入孔に挿入された前記治具が前記当接部に当接するように、前記治具を案内する筒形状の案内部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
- 前記エンジンルームの後方に配置されたダッシュボードの内壁の前側には、ボンネット固定具取付け基部が取付けられており、
前記受け部材は、前記ボンネット固定具取付け基部から立設されており、
前記回動部材は、前記ダッシュボードの側にある前記受け部材の面に設けられており、
前記付勢部材は、一端部が前記受け部材へ接続されており、他端部が前記回動部材へ接続されている、前記回動部材の回動軸部へ取付けられたトーションスプリング部材であり、
前記ボンネット固定具取付け基部には、前記回動軸部が前記ダッシュボードの側から見えるように、切欠きが設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の作業車両。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017232010A JP2019098928A (ja) | 2017-12-01 | 2017-12-01 | 作業車両 |
EP18209346.8A EP3495249A1 (en) | 2017-12-01 | 2018-11-29 | Working vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017232010A JP2019098928A (ja) | 2017-12-01 | 2017-12-01 | 作業車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019098928A true JP2019098928A (ja) | 2019-06-24 |
Family
ID=64901283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017232010A Pending JP2019098928A (ja) | 2017-12-01 | 2017-12-01 | 作業車両 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3495249A1 (ja) |
JP (1) | JP2019098928A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3929383A1 (en) | 2020-06-25 | 2021-12-29 | Kubota Corporation | Work vehicle |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6226526Y2 (ja) * | 1980-06-19 | 1987-07-07 | ||
JPH05139339A (ja) | 1991-11-15 | 1993-06-08 | Iseki & Co Ltd | 農作業機のボンネツトロツク装置 |
JP5536696B2 (ja) * | 2011-03-07 | 2014-07-02 | 株式会社Ihiシバウラ | トラクタのボンネット |
US10336377B2 (en) * | 2015-11-09 | 2019-07-02 | Kubota Corporation | Work vehicle |
-
2017
- 2017-12-01 JP JP2017232010A patent/JP2019098928A/ja active Pending
-
2018
- 2018-11-29 EP EP18209346.8A patent/EP3495249A1/en not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3929383A1 (en) | 2020-06-25 | 2021-12-29 | Kubota Corporation | Work vehicle |
US20210404225A1 (en) * | 2020-06-25 | 2021-12-30 | Kubota Corporation | Work vehicle |
JP2022006973A (ja) * | 2020-06-25 | 2022-01-13 | 株式会社クボタ | 作業車 |
JP7424923B2 (ja) | 2020-06-25 | 2024-01-30 | 株式会社クボタ | 作業車 |
US12012788B2 (en) | 2020-06-25 | 2024-06-18 | Kubota Corporation | Work vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3495249A1 (en) | 2019-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2610147B1 (en) | Tractor | |
EP3339543B1 (en) | Tractor | |
CN108025793B (zh) | 鞍乘型车辆和前后联动制动机构 | |
JP2017196987A (ja) | 作業車 | |
JP6841266B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6834895B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2019098928A (ja) | 作業車両 | |
EP3564100A1 (en) | Tractor | |
WO2017057595A1 (ja) | 車両の連動ブレーキ装置 | |
WO2017057594A1 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6006581B2 (ja) | 自動二輪車のサイドカウル構造 | |
JPH11227658A (ja) | スクータ型車両のフューエルリッド装置 | |
EP3929383B1 (en) | Work vehicle | |
JP6884487B2 (ja) | クラッチ操作機構の組付構造 | |
EP3342689B1 (en) | Steering handle lock mechanism | |
JP4373151B2 (ja) | トラクタ | |
KR100605011B1 (ko) | 지게차용 제어모듈 | |
JP6166942B2 (ja) | 作業車輌 | |
JP2005029126A (ja) | トラクタ | |
JP2009241816A (ja) | 小型車両のドア装置 | |
JP7115307B2 (ja) | 作業車両 | |
JP3359549B2 (ja) | 自動変速機のシフトレバーのロック装置 | |
CN110121459B (zh) | 鞍乘型车辆的座椅锁扣结构 | |
JP2020050307A (ja) | 車両のロック装置 | |
JP2023135753A (ja) | 作業車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20201110 |