JP2019098984A - 車両の電源装置 - Google Patents
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Abstract
Description
センターコンソールのコンソールボックスに設けられ、電源機器を冷却する空気を取り込むスリットとして、車両後方に向かって開口している後面スリットと、車幅方向に向かって開口している側面スリットと、を有する。後面スリットは、冷却ダクトの空気吸入口と対向する位置に配置されている。
実施例1における電源装置は、走行駆動用モータと内燃機関とを組み合わせたハイブリッド車両に適用したものである。以下、実施例1の構成を、「全体構成」、「電源装置構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1の電源装置が適用されたハイブリッド車両の車室内のフロアパネルに設置された運転席と助手席とセンターコンソールを示す。図2は、図1において助手席を取り外した状態を示す。以下、図1及び図2に基づき、全体構成を説明する。
図3は、実施例1の電源装置が搭載されているハイブリッド車両を車両側方から縦断して視た縦断側面図である。図4は、図3のうちセンターコンソール付近を車両側方から視た拡大断面図である。図5は、図3のうちセンターコンソール付近を車両前方から視た拡大断面図である。以下、図3〜図5に基づいて電源装置構成を説明する。
図6に基づいてDC/DCコンバータ7の冷却システムの動作について示す。
冬季などにドライバーが暖房のために空調ユニット25をオン操作すると、電気ヒータ26が作動するよう指示される。電気ヒータ26は、DC/DCコンバータ7に対し、必要な電力を要求する。
Cf=A・{(Re・β^2)/(1-β)}^(-X)
Re=(u・d)/ν
但し、Cf:圧力損失係数、A、X:定数、Re:レイノルズ数、β:開口率、u:風速、d:穴径、ν:動粘性係数である。
Cf={B・(1-β)}/β^2
但し、B:定数である。
例えば、空気導入スリットが車両後方の足元に向かって開口している冷却構造を備えたものを比較例とする。この比較例の場合、冬季、暖房をつけている場合、後席足元に温風が流れることになるため、その温められた空気を、空気導入スリットのみから取り込むことになる。
電源機器(DC/DCコンバータ7)は、センターコンソール3の内部に収納され、空冷用の冷却ダクト19を有する。
スリット(後面スリット11、側面スリット12)は、センターコンソール3のコンソールボックス10に設けられ、DC/DCコンバータ7を冷却する空気を取り込む。
スリットとして、車両後方に向かって開口している後面スリット11と、車幅方向に向かって開口している側面スリット12と、を有する。
後面スリット11は、冷却ダクト19の空気吸入口19aと対向する位置に配置されている(図2)。
このため、電源機器(DC/DCコンバータ7)を冷却する空気を取り込む場合、前席付近での空気対流の発生を抑えながら、暖められた空気の取り込み割合を減らすことができる。
側面スリット12から空気吸入口19aまでの通路は、側面スリット12から空気吸入口19aに向かって通路面積が縮小するように形成されている(図5)。
このため、冷却風量が少ない場合に後面スリット11から取り込む空気量の割合を大きくすることができるとともに、冷却風量が多い場合に側面スリット12から取り込む空気量の割合を大きくすることができる。
このため、前席乗員付近の空気の対流をより少なくすることができるとともに、見栄えへの影響も抑えることができる。
冷却ファンコントローラ15は、冷却要求を受けて冷却ファン14に作動を指示し、電源機器(DC/DCコンバータ7)に冷却風を供給する。
車両(ハイブリッド車両)は、電気ヒータ26により暖められた温風を、車両前席の下部の温風吹き出し口13から後席足元に流す空調ユニット25を搭載する。
電気ヒータ26は、暖房操作による作動指示があると電源機器(DC/DCコンバータ7)に対し必要な電力を要求する(図6)。
このため、電気ヒータ26により暖められた温風を後席足元に流す暖房シーンにおいて、電源機器(DC/DCコンバータ7)の冷却が確保されることで電気ヒータ26が使えなくなることを防止することができる。
1a シートクッション
1a’ 座面
2 助手席
2a シートクッション
2a’ 座面
3 センターコンソール
6 強電バッテリ
7 DC/DCコンバータ(電源機器)
8 トレイ
10 コンソールボックス
11 後面スリット
12 側面スリット
13 温風吹き出し口
14 冷却ファン
15 冷却ファンコントローラ
16 コンバータカバー
17 カーペット
20 温度センサ
21 マイコン
25 空調ユニット
26 電気ヒータ
Claims (4)
- 車両の電源装置であって、
運転席と助手席との間の位置に設置されるセンターコンソールと、
前記センターコンソールの内部に収納され、空冷用の冷却ダクトを有する電源機器と、
前記センターコンソールのコンソールボックスに設けられ、前記電源機器を冷却する空気を取り込むスリットと、を備え、
前記スリットとして、車両後方に向かって開口している後面スリットと、車幅方向に向かって開口している側面スリットと、を有し、
前記後面スリットは、前記冷却ダクトの空気吸入口と対向する位置に配置されている
ことを特徴とする車両の電源装置。 - 請求項1に記載された車両の電源装置において、
前記側面スリットの開口面積は、前記後面スリットの開口面積よりも大きく設定され、
前記側面スリットから前記空気吸入口までの通路は、前記側面スリットから前記空気吸入口に向かって通路面積が縮小するように形成されている
ことを特徴とする車両の電源装置。 - 請求項1又は2に記載された車両の電源装置において、
前記側面スリットの高さは、前記運転席と助手席のシートクッションの座面より下方位置である
ことを特徴とする車両の電源装置。 - 請求項1から3までの何れか一項に記載された車両の電源装置において、
前記電源機器は、所定温度に達したことを内部の温度センサが検知すると、冷却ファンコントローラに対し冷却要求を出力するマイコンを備え、
前記冷却ファンコントローラは、冷却要求を受けて冷却ファンに作動を指示し、前記電源機器に冷却風を供給し、
前記車両は、電気ヒータにより暖められた温風を、車両前席の下部の温風吹き出し口から後席足元に流す空調ユニットを搭載し、
前記電気ヒータは、暖房操作による作動指示があると前記電源機器に対し必要な電力を要求する
ことを特徴とする車両の電源装置。
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2017
- 2017-12-05 JP JP2017233027A patent/JP6984365B2/ja active Active
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