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JP2019063936A - 工具交換装置、工作機械並びにアームの取付及び取り外し方法 - Google Patents

工具交換装置、工作機械並びにアームの取付及び取り外し方法 Download PDF

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JP2019063936A
JP2019063936A JP2017192094A JP2017192094A JP2019063936A JP 2019063936 A JP2019063936 A JP 2019063936A JP 2017192094 A JP2017192094 A JP 2017192094A JP 2017192094 A JP2017192094 A JP 2017192094A JP 2019063936 A JP2019063936 A JP 2019063936A
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JP
Japan
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arm
lever
tool
cam
biasing member
Prior art date
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Pending
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JP2017192094A
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English (en)
Inventor
正輝 渡邊
Masateru Watanabe
正輝 渡邊
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Abstract

【課題】保守管理をし易い工具交換装置、工作機械、並びにアームの取付及び取り外し方法を提供する。【解決手段】工具を保持する回転可能な複数のアームを備える工具交換装置において、工具交換装置は、前記アームの一端部に取り付けたカムと、中途部に枢軸を有する回転可能なレバーと、前記レバーの一端部に取り付けてあり、前記カムに接触するローラと、前記レバーの他端部に取り付けてあり、前記ローラを前記カムに向けて付勢する付勢部材と、前記レバーの他端部及び前記付勢部材を収容する収容室とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、工具を保持する工具交換装置、工作機械、並びにアームの取付及び取り外し方法に関する。
特許文献1は、工具交換装置と、主軸とを備える工作機械を開示する。工具交換装置は工具マガジンを備える。工具マガジンは、工具を保持する複数のアームと、アームを案内するガイド部材を備える。アームの中途部に枢軸が設けてあり、アームの一端部にローラ及びばねが設けてある。ばねはローラをガイド部材に向けて付勢する。アームは枢軸回りに回転し、ローラはガイド部材のガイド面に沿って移動する。アームは工具交換位置に移動し、主軸は、アームに保持した工具を装着する。
特許第5292876号公報
保守管理の為、アームを工具マガジンから取り外す場合又はアームを工具マガジンに取り付ける場合、作業者はばねを圧縮し、ローラをガイド面から離す。しかし、作業者が誤ってばねを離し、ローラ及びばねが飛ぶことがあり、保守管理が難しい。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、保守管理をし易い工具交換装置、工作機械、並びにアームの取付及び取り外し方法を提供することを目的とする。
本発明に係る工具交換装置は、工具を保持する回転可能な複数のアームを備える工具交換装置において、前記アームの一端部に取り付けたカムと、中途部に枢軸を有する回転可能なレバーと、前記レバーの一端部に取り付けてあり、前記カムに接触するローラと、前記レバーの他端部に取り付けてあり、前記ローラを前記カムに向けて付勢する付勢部材と、前記レバーの他端部及び前記付勢部材を収容する収容室とを備えることを特徴とする。
本発明においては、レバーを介して付勢部材の付勢力がローラに伝達し、ローラはアームのカムに接触し、アームの円滑な回転を実現する。保守管理の為、アームを取り外す場合、作業者はアーム又はレバーを操作すればよく、付勢部材に触る必要がない。付勢部材は収容室に収容してあり、作業者がアーム又はレバーから手を離しても付勢部材は飛ばない。
本発明に係る工具交換装置は、前記枢軸は、前記レバーの中央部よりも前記アーム側に配置してあることを特徴とする。
本発明においては、枢軸は、レバーの中央部よりもアーム側に配置してある。レバーの中央部よりも付勢部材側に枢軸を配置する場合に比べて、梃子の原理によって付勢部材の力は増幅し、カムに作用する。そのため、付勢部材の力を小さくすることができ、アームを容易に組み立てることができる。
本発明に係る工具交換装置は、前記収容室の内面に前記付勢部材を挿入する凹部が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、付勢部材を凹部に挿入するので、付勢部材が収容室から脱出し難くなる。
本発明に係る工作機械は、前述したいずれか一つに記載の工具交換装置と、前記工具を装着する主軸とを備える。
本発明においては、レバーを介して付勢部材の付勢力がローラに伝達し、ローラはアームのカムに接触し、アームの円滑な回転を実現する。保守管理の為、アームを取り外す場合、作業者はアーム又はレバーを操作すればよく、付勢部材に触る必要がない。付勢部材は収容室に収容してあり、作業者がアーム又はレバーから手を離しても付勢部材は飛ばない。
本発明に係るアームの取付及び取り外し方法は、工具を保持する回転可能なアームの取付及び取り外し方法において、前記アームの一端部にカムが取り付けてあり、中途部に枢軸を有する回転可能なレバーの一端部に取り付けたローラに前記カムは係合し、前記レバーの他端部に、前記ローラを前記カムに向けて付勢する付勢部材が取り付けてあり、前記レバーの他端部及び前記付勢部材は収容室に収容してあり、前記アームを操作して、前記アームを回転し、前記アームを前記レバーに取り付けるか又は前記レバーから取り外すことを特徴とする。
本発明においては、保守管理の為、アームを取り外す場合、作業者はアーム又はレバーを操作すればよく、付勢部材に触る必要がない。付勢部材は収容室に収容してあり、作業者がアーム又はレバーから手を離しても付勢部材は飛ばない。
本発明に係る工具交換装置及び工作機械にあっては、レバーを介して付勢部材の付勢力がローラに伝達し、ローラはアームのカムに接触し、アームの円滑な回転を実現する。保守管理の為、アームを取り外す場合、作業者はアーム又はレバーを操作すればよく、付勢部材に触る必要がない。付勢部材は収容室に収容してあり、作業者がアーム又はレバーから手を離しても付勢部材は飛ばず、保守管理がし易くなる。
工作機械の縦断面図である。 工具未装着の主軸ヘッド及び工具マガジンを略示する部分拡大右側面図である。 工具マガジンの略示部分拡大断面図である。 アーム、レバー及び収容室の略示斜視図である。 アームの略示斜視図である。 主軸ヘッドが下降し、工具ホルダを主軸に装着する場合における主軸ヘッド及び工具マガジンを略示する部分拡大右側面図である。 主軸ヘッドが図6の状態から更に下降し、工具ホルダを主軸に装着した後における主軸ヘッド及び工具マガジンを略示する部分拡大右側面図である。 図7の状態におけるアームの略示断面図である。
以下本発明を実施の形態に係る工作機械を示す図面に基づいて説明する。以下の説明では図において矢印で示す上下左右前後を使用する。図1は、工作機械の縦断面図、図2は、工具未装着の主軸ヘッド及び工具マガジンを略示する部分拡大右側面図である。
図1〜図2に示す如く、工作機械は前後に長い矩形の基台1を備える。基台1の後部に立柱2が立設している。基台1の前部にワークを保持するワーク保持部10が設けてある。ワーク保持部10は、前後方向に移動するY方向移動部11と、左右方向に移動するX方向移動部12と、ワークを載置するワーク載置台13とを備える。
Y方向移動部11は基台1上に設けてあり、X方向移動部12はY方向移動部11上に設けてある。ワーク載置台13はX方向移動部12上に設けてある。X方向移動部12及びY方向移動部11の左右及び前後方向移動によって、ワーク載置台13に載置したワークの左右及び前後の位置を決定する。
立柱2の前面に、上下方向に移動可能な主軸ヘッド3が設けてある。主軸ヘッド3は、上下に延びた主軸4を軸回りに回転可能に保持する。立柱2から前方に、二つの支持板7が突出している。二つの支持板7は左右に並んでいる。支持板7は、工具5aを保持する工具マガジン6(工具交換装置)を支持する。工具マガジン6は複数のアーム65を有しており、アーム65は工具ホルダ5を保持する。
主軸ヘッド3の前面に、上下に延びた第一カム3a及び第二カム3bが左右に並ぶ。第一カム3aは第二カム3bの右に位置する。第一カム3aは、右から見て、前側に突出した台形状をなす。第一カム3aの上部が頂上を形成する。第二カム3bは、右から見て、前側に突出した山形をなす。第二カム3bの上下方向中央部が頂上を形成する。第二カム3bの頂上は第一カム3aの頂上よりも下側に配置してある。第一カム3a及び第二カム3bの頂上の突出幅は略同じである。
主軸ヘッド3がワーク載置台13に向けて下方に移動した場合、アーム65に保持した工具5aが主軸4に装着する。主軸ヘッド3がワーク載置台13付近から上方に移動した場合、主軸4に装着した工具5aをアーム65が保持する。
図3は、工具マガジン6の略示部分拡大断面図、図4は、アーム65、レバー69及び収容室62の略示斜視図、図5は、アーム65の略示斜視図である。図3に示す如く、工具マガジン6は、前方視円形のフレーム60を備える。フレーム60は、フレーム60の中心回りに回転可能である。フレーム60の外周に沿って複数のアーム65が並ぶ。
図2〜図4に示す如く、フレーム60の外周よりも中央寄りに複数の収容室62が設けてある。平面視U形の部材(以下、U形部材61という)及びフレーム60が収容室62を構成する。U形部材61の開放部分を前側に配置し、フレーム60の後面によって塞ぐ。U形部材61の内周面とフレーム60の後面が収容室62を構成する。収容室62は、前面62a、左右側面62b、62c及び後面62dを有する。収容室62は上下に開口している。収容室62の後面62dには凹部61aが設けてある。
アーム65は上下に延びた棒状をなす。アーム65の下部分は、前方に突出するように湾曲する。アーム65の下端部は左右に二股に分かれている。二股に分かれた部分の先端夫々にプランジャ66が設けてある。プランジャ66は工具ホルダ5の溝に係合し、工具ホルダ5を保持する。工具ホルダ5は工具5aを保持する。
アーム65の上下方向中途部に第一カムフォロワ65aが設けてある。第一カムフォロワ65aはローラを有し、後方に突出する。アーム65の上端部に第二カムフォロワ65bが設けてある。第二カムフォロワ65bはローラを有し、後方に突出する。第一カムフォロワ65aは第二カムフォロワ65bよりも右に配置してある。第一カムフォロワ65a及び第二カムフォロワ65bは、第一カム3a及び第二カム3bに夫々接触する。
アーム65の上端部に左右方向を軸方向とした枢軸67が貫通している。フレーム60の外縁部は枢軸67の両端部を支持する。アーム65は枢軸67回りに回転する。図3〜図5に示す如く、アーム65の上端部に、側面視扇形をなすカム68が設けてある。カム68は第二カムフォロワ65bよりも前側に配置してある。扇形のカム68の径方向中心部がアーム65の上端部に固定してあり、カム68の周面部68bは上側を向く。カム68の周面部68bの後端部分に溝68aが設けてある。
カム68と収容室62との間において、フレーム60の後面に支持部64が設けてある。支持部64は、左右方向を軸方向とした枢軸64aを支持する。枢軸64aには、上下に延びた棒状のレバー69が設けてある。枢軸64aは、レバー69の上下方向中央よりも下寄りに配置してある。レバー69は枢軸64a回りに回転する。
レバー69の下端部は左右に二股に分かれている。レバー69の二股に分かれた部分の間に、左右方向を回転軸方向としたローラ69aが回転可能に支持してある。ローラ69aはカム68の周面部68bに接触する。
レバー69の上端部は収容室62に下側から挿入してある。レバー69の上端部の後面に取付凹部69bが設けてある。取付凹部69bと凹部61aは対向する。取付凹部69bと凹部61aとの間に、伸縮性を有する付勢部材63が取り付けてある。付勢部材63の両端は取付凹部69bと凹部61aに挿入してある。付勢部材63は、例えばばね又はゴムである。レバー69の上端部が後側に回転した場合、付勢部材63は縮み、レバー69の上端部が前側に回転した場合、付勢部材63は伸びる。
図6は、主軸ヘッド3が下降し、工具ホルダ5を主軸4に装着する場合における主軸ヘッド3及び工具マガジン6を略示する部分拡大右側面図、図7は、主軸ヘッド3が図6の状態から更に下降し、工具ホルダ5を主軸4に装着した後における主軸ヘッド3及び工具マガジン6を略示する部分拡大右側面図、図8は、図7の状態におけるアーム65の略示断面図である。
図6に示す如く、主軸ヘッド3は下降し、アーム65が保持する工具ホルダ5を主軸4に装着する。第一カムフォロワ65aは第一カム3aに接触し、第二カムフォロワ65bは第二カム3bに接触する。第二カムフォロワ65bは第二カム3bの頂上に向けて相対的に移動し、第二カム3bから第二カムフォロワ65bに前方への力が作用する。第一カムフォロワ65aは第一カム3aの下端部に位置し、頂上に至っていない。アーム65は、図6の矢印にて示す如く、枢軸67回りに前側に回転し、ローラ69aは溝68aから外れ、カム68の周面部68b上を移動する。
図7に示す如く、主軸ヘッド3は図6の状態から更に下降する。第一カムフォロワ65aは第一カム3aの頂上に向けて移動し、第二カムフォロワ65bは第二カム3bから離れ、第一カム3aから第一カムフォロワ65aに前方への力が作用する。アーム65は、図7の矢印にて示す如く、枢軸67回りに更に前側に回転する。図7及び図8に示す如く、ローラ69aはカム68の周面部68b上を相対的に前方に移動し、付勢部材63はレバー69と後面62dの間で圧縮され、短縮する。
保守管理の為に、作業者はアーム65をフレーム60から取り外す。アーム65の取り外し方法を説明する。作業者は、主軸ヘッド3を上昇し、主軸ヘッド3とアーム65を離す。図3の状態において、作業者はアーム65を操作してカム68とローラ69aを離し、両者の係合を解除する。アーム65は、付勢部材63から力を受けることなく、枢軸67回りに回転可能となる。即ち作業者はアーム65をレバー69から取り外すことが可能となる。付勢部材63は収容室62内に配置してあるので、飛ばない。
取り外し後のアーム65の取付方法を説明する。アーム65を図3に示す姿勢を保ったままレバー69を移動し、ローラ69aを溝68aに係合するよう、フレーム60に取り付ける。即ち作業者はアーム65をレバー69に取り付ける。付勢部材63は収容室62内に配置してあるので、作業者がレバー69を移動しても付勢部材63は飛ばない。
上述した工作機械にあっては、レバー69を介して付勢部材63の付勢力がローラ69aに伝達し、ローラ69aはアーム65のカム68に接触し、アーム65の円滑な回転を実現する。保守管理の為、アーム65を取り外すか又は取り付ける場合、付勢部材63は収容室62に収容してあり、作業者がアーム65又はレバー69から手を離しても付勢部材63は飛ばず、保守管理がし易くなる。
枢軸64aは、レバー69の上下方向中央よりも下側、即ちアーム65側に配置してある。レバー69の中央部よりも付勢部材63側に枢軸64aを配置する場合に比べて、梃子の原理によって付勢部材63の力は増幅し、カム68に作用する。そのため、付勢部材63の力を小さくすることができ、アーム65を容易に組み立てることができる。
また付勢部材63を凹部61aに挿入するので、付勢部材63が収容室62から脱出し難くなる。
4 主軸
5 工具ホルダ
5a 工具
6 工具マガジン(工具交換装置)
61a 凹部
62 収容室
63 付勢部材
64a 枢軸
65 アーム
68 カム
69 レバー
69a ローラ

Claims (5)

  1. 工具を保持する回転可能な複数のアームを備える工具交換装置において、
    前記アームの一端部に取り付けたカムと、
    中途部に枢軸を有する回転可能なレバーと、
    前記レバーの一端部に取り付けてあり、前記カムに接触するローラと、
    前記レバーの他端部に取り付けてあり、前記ローラを前記カムに向けて付勢する付勢部材と、
    前記レバーの他端部及び前記付勢部材を収容する収容室と
    を備えることを特徴とする工具交換装置。
  2. 前記枢軸は、前記レバーの中央部よりも前記アーム側に配置してあること
    を特徴とする請求項1に記載の工具交換装置。
  3. 前記収容室の内面に前記付勢部材を挿入する凹部が設けてあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の工具交換装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の工具交換装置と、
    前記工具を装着する主軸と
    を備える工作機械。
  5. 工具を保持する回転可能なアームの取付及び取り外し方法において、
    前記アームの一端部にカムが取り付けてあり、
    中途部に枢軸を有する回転可能なレバーの一端部に取り付けたローラに前記カムは係合し、
    前記レバーの他端部に、前記ローラを前記カムに向けて付勢する付勢部材が取り付けてあり、
    前記レバーの他端部及び前記付勢部材は収容室に収容してあり、
    前記アームを操作して、前記アームを回転し、前記アームを前記レバーに取り付けるか又は前記レバーから取り外すこと
    を特徴とする前記アームの取付及び取り外し方法。
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