JP2019043572A - 袋体 - Google Patents
袋体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019043572A JP2019043572A JP2017166476A JP2017166476A JP2019043572A JP 2019043572 A JP2019043572 A JP 2019043572A JP 2017166476 A JP2017166476 A JP 2017166476A JP 2017166476 A JP2017166476 A JP 2017166476A JP 2019043572 A JP2019043572 A JP 2019043572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- sheet
- bag body
- stored
- back sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
Description
従って、この開口部から収納すべき物を入れることが必要であって、収納しやすくするためには開口部の開口をひろく取れる幅の広い袋体が用いられるものである。
更に例えば開口部の開口を維持する構造としては特開平10‐203541号(特許文献1)に示す構成がある。
又、底部と側部とに折り込み部分を形成して袋体の内容量を大きく取れるように構成した先行例として特開2003−300535号(特許文献2)の四角底袋の袋体の構成も存在する。
特にシート状の表裏面を有する袋体にあっては、収納すべき物の収納を容易にし、更にその取り出しを容易にするには幅広の胴体が必要となり、特許文献2に示すように底部と側辺部に折り返し部分を構成して幅広の袋体に形成することが最も有効な一手段となる。
このためには袋体の筒状の胴部を幅広にして開口部を広く取ることが最も取りやすい構造となる。
しかし、反面これでも袋体の開口部はその幅の範囲となってしまい、収納時にその制限からどうしても収納しにくいものとなる。
特に食品等においては力を入れてしまうことは食品を傷つけるばかりでなく品質の低下を招きかねない。
この場合であっても食品に触れることから傷を付ける場合や品質の低下等を起こすことは避けられない。
更にこの様な状態では慎重に作業することが必要となってしまい、食品等の袋詰め作業に手間がかかりすぎてしまうものとなる。
そこで食品等を収納すべき袋体に対して、手で触れることを極力少なくすると共に簡単に袋体内に収納できる袋体の提供が望まれることとなる。
まず、請求項1に係る発明は、表面シートと裏面シートとからなる底部を有する袋体であって、表裏面シートの側辺部で融着している袋体であり、側辺部の融着は少なくとも袋体の下部であり、袋体上部の両側部分は融着していないものであって、表面シートの両側部分が融着していない上部は、袋体の表面方向に山折りに折り込んだ折り返し部を有する袋体であり、係る発明によって解決できる。
更に、請求項3に係る発明のように裏面シートの上部に延長シートを有し、該延長シートは裏面シートの表側に融着している袋体でもよい。
この他、請求項5に係る発明のように裏面シートの裏側に更に補強シートを有する袋体を用いてもよい。
これによって袋体への袋詰め作業の効率化を図ることができ、簡単に袋詰め作業を行えるものとなる。
更に袋体の表面シートの折り返し部と裏面シートとをつかんで袋体を持ち上げることにより袋体内に入れるべき物を袋体内に入れることが簡単にできるものであり、該物に極力手を触れる機会を少なくすることができる。
従って衛生的でかつ安全に取り扱うことができることとなり、例えば生鮮品等を衛生的に袋詰めできるものである。
特に、水分を含む生鮮品等の水分を外部に漏れないようにするためには密封状態となる融着が最適であるが、溶着を用いても或いは接着を用いても水分の不用意な水分の漏れは防げることから係る構成をとってもよい。
更に請求項3に係る発明によって裏面シートに延長シートを延在できるものとなり、袋体内に収納すべき物を入れる際により持ちやすい袋体を形成できるものであって、袋詰め作業の効率化が図れるものとなる。
特に延長シートを裏面シートの表側に融着するものであることから裏面シートよりも袋体の内部方向に延長シートが位置することとなる。
このことは袋体上に収納すべき物を置いた場合には袋体を持ち上げた際に当該物をより袋体底部方向に入り込み易くすることができる。
次に請求項4に係る発明によって、この延長シートの形成に際して各種の製袋方法をとることができ、製袋の効率化や多様性を得られるものである。
従って例えば袋体上に収納すべき物を乗せた状態で袋体を持ち上げて袋体内に該物を入れる際に、裏面シートが該物の重さで不用意に撓んでしまうことを防止でき、袋体内に該物の自重で裏面シート等に沿って袋体内部に入り込むに際してより入り易くすることができる。
以上のように極めて使い勝手がよいものとなる以上に、袋詰め効率を高く維持した上で衛生的な袋体の提供を可能とするものである。
先ず、該袋体1は底部を角底体としており、内容物を収納した場合に袋体1の底部が広くなり多くの収納物を収納できる袋体である。
係る袋体1は表裏面よりなり、袋体1の中央部分迄の下部方向は両側部が融着して側辺部4を形成しており、袋体の開口部近傍の上部方向の両側部分は融着しておらず、それぞれの開口部として構成されるものである。
更に本図構成では表面シート2のこの山折りの折り返し部20迄表裏面を構成する各々の表面シート2と裏面シート3とがその側辺部4迄融着するものとなっている。
また裏面シート3は、該シートに更に延長シート30が融着しており、裏面シート3の上部は延長シート30によって延在されているものである。
更にこの延長シート30は裏面シート3のシート地の表側即ち袋体の内部面の表側で融着しており、この延長シート30の先端部分をつまんだ場合には袋体1の内部方向に向かって折り曲げられるものとなる。
即ち袋体1の内部に延長シート30が融着していることからこの延長シート30を持つと袋体1の内側方向に傾斜するものとなる。
この様に構成する袋体1には該表面シート2の山折りの折り返し部20をつかむことができる。
この折り返し部20を片手で持ち、他方の手で延長シート30を持つとこの間には袋体1の開口部が位置するものとなる。
従って袋体1の開口部を構成する表面シート2と裏面シート3を簡単に持つことができ、この両者間に生ずる袋体1の開口部から袋体1内部に収納すべき物を入れやすくすることができる。
本袋体は表面シート2と裏面シート3とからなり、両シート2、3は側辺部4で融着しているが該シートの上部方向の先端部分の両側部分は離れており融着していない。
これに対して下部方向の表裏面シート2、3は側辺部4で融着しており、袋体1の側面を構成している。
表面シート2は山折りの折り返しがなされて折り返し部20を形成しており、その先端は袋体1の表面方向に折れ曲がっている。
又、延長シート30の端部方向には粘着部31を有し、更に剥離紙5が貼着している。
袋体1内に収納すべき物を収納した後にこの剥離紙5を剥がして粘着部31を表出させた上で袋体1の開口部を封鎖するためのものである。
この様に両手でそれぞれの端部をつかんで袋体1を広げる方向に若干開くことにより簡単に袋体の開口部が広く開口することとなる。
この様に構成することにより簡単に袋体1内に収納すべき物を容易に収納できる。
以上のように本発明に示す袋体1は極めて持ち易い袋体1を構成するばかりでなく収納すべき物を容易に袋体1内に入れられるものである。
収納物Pを袋体1内に収納する際に収納し易い手順の一例である。
収納すべき物Pを殊更手でもった状態で入れることも可能ではあるが、例えば袋体1の任意個所に収納すべき物Pを置いておき、両手で袋体1の表裏面シート2、3のそれぞれの端部をつかんで持ち上げれば簡単に袋体1内に収納すべき物Pをいれることができる。
従って、本図状態から次に示す図5に示す構成に進むことにより袋体1内に収納すべき物Pを入れることができるものである。
本図に示すように収納すべき物Pが表裏面のシート2、3の間から袋体1内部に簡単に入り込むことのできる状態の一例である。
更に延長シート30を手に持つことによりこの延長シート30が袋体1内部方向に傾斜し、袋体1上においた収納すべき物Pを簡単に袋体1の内部に送りこみやすくできる。
特に袋体1の表裏面のシート2、3を持って袋体1を持ち上げると収納すべき物Pの自重によって簡単に袋体1内に収納できるものである。
例えば皿上に生鮮品を載せて、袋体1上に載置し、袋体1の表面シート2の折り返し部20と裏面シート3の延長シート30をもって袋体を持ち上げると簡単に該皿と共に袋体1内に収納すべき物を入れることができる。
この様にすると一切生鮮品に手を触れることなく、簡単に袋体1内に収納すべき物Pを収納できるものとなる。
或いは、秤上に本発明に係る袋体1をおき、その袋体1の上に手袋等を用いて肉等を載せて重量を図り、そのまま袋体1を持ち上げることにより肉等を簡単に入れて封入できるものである。
更にこの様にすれば肉等に手を触れる機会を極力少なくできるものである。
従って極めて衛生的に袋詰め作業が行える。
更にこの様に袋体1上に収納すべき物Pを置くことによって簡単にかつ短時間に袋体1内に封入することができることから袋詰め作業の効率化が図れるものである。
尚、本図には剥離紙5と粘着部31とを有するものとして明示しているが、この様な形態ではなく別途の封鎖手段、封入手段を有するものであってもよく、他の封鎖具を用いるものであっても、或いはこのまま丸めて別の包装手段で包装するもの等であってもよい。
少なくとも、表面シート2と裏面シート3の下部方向においてはその両側部で融着した側辺部4を有するが、表面シート2の上部方向は融着しておらず表面シート2の表側に山折りに折り込んで折り返し部20を有している。
従ってこの様な構成でもよい。
又、表面シート2と裏面シート3との長さを同一又はほぼ同様の長さとするものであってももちろんよい。
この構成であっても十分に袋体1の表裏面シート2、3の両端をつまんで持ち上げることにより袋体1内に収納すべき物Pを入れることができる。
或いは接着剤等を用いて接着によって袋体を構成したものであってもよい。
更に本袋体は表裏シート2、3を明示して構成しているが、これらは熱可塑性シートの他、各種樹脂シートを用いたものであっても、或いは紙素材により構成されたシート等を用いるものであってもよい。
更に本図構成の他、裏面シート3に関しては裏面シート3の裏側に更に補強シートを有しているものでもよい。
例えば表裏シート2、3の両側辺部で融着している下部から更に裏面シートの上部方向にかけて補強シートを有するものであってもよい。
或いは、補強シートを裏面シート3に重ね有するものであってもよい。
これにより裏面シート3の袋体1の開口部近傍の裏面シート3の強度を高め、袋体1内への収納物Pの送りこみの角度即ち裏面シート3を手で持った際のシートにより形成される傾斜角度を一定に保つことができる。
従って袋体1を手で持った際に収納すべき物Pがその自重によって簡単に袋体1内に落とし込むことをより容易に行うことができるようになるものである。
2 表面シート
20 折り返し部
3 裏面シート
30 延長シート
31 粘着部
4 側辺部
5 剥離紙
P 物
Claims (5)
- 表面シート2と裏面シート3とからなる底部を有する袋体1であって
表裏面シート2、3の側辺部4で融着している袋体1であり、
側辺部4の融着は少なくとも袋体1の下部であり、
袋体1上部の両側部分は融着していないものであって、
表面シート2の両側部分が融着していない上部は、袋体の表面方向に山折りに折り込んだ折り返し部20を有することを特徴とする袋体。 - 表裏面シート2、3の側辺部4で融着に代えて、表裏面シート2、3の側辺部を溶着又は接着したことを特徴とする請求項1記載の袋体。
- 裏面シート3の上部に延長シート30を有し、
該延長シート30は裏面シート3の表側に融着していることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の袋体。 - 該延長シート30の裏面シート3の表側への融着に代えて、該延長シート30の裏面シート3の表側へ溶着又は接着したことを特徴とする請求項3記載の袋体。
- 裏面シート3の裏側に更に補強シートを有することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017166476A JP7116980B2 (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017166476A JP7116980B2 (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 袋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019043572A true JP2019043572A (ja) | 2019-03-22 |
JP7116980B2 JP7116980B2 (ja) | 2022-08-12 |
Family
ID=65813574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017166476A Active JP7116980B2 (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 袋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7116980B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5019815U (ja) * | 1973-06-22 | 1975-03-06 | ||
US3990627A (en) * | 1974-02-25 | 1976-11-09 | Mobil Oil Corporation | Z-Fold adhesive stripe closure for bags |
JPS6032247U (ja) * | 1983-08-05 | 1985-03-05 | 照栄製袋株式会社 | 包装用袋 |
JP2012076774A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Sekisui Film Kk | ファスナー付き収納袋とその製造方法 |
-
2017
- 2017-08-31 JP JP2017166476A patent/JP7116980B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5019815U (ja) * | 1973-06-22 | 1975-03-06 | ||
US3990627A (en) * | 1974-02-25 | 1976-11-09 | Mobil Oil Corporation | Z-Fold adhesive stripe closure for bags |
JPS6032247U (ja) * | 1983-08-05 | 1985-03-05 | 照栄製袋株式会社 | 包装用袋 |
JP2012076774A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Sekisui Film Kk | ファスナー付き収納袋とその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7116980B2 (ja) | 2022-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20160229613A1 (en) | Package and method for manufacturing the same | |
JP2013154956A (ja) | 四面立体包装体及び四面立体包装方法 | |
JP2016141405A (ja) | 包装袋及びロール製品パッケージ | |
JP2016108008A (ja) | 容器 | |
JP6048903B1 (ja) | 水平保持袋およびその製造方法 | |
JP2019043572A (ja) | 袋体 | |
JP3195674U (ja) | 包装体 | |
JP2008155935A (ja) | 包装袋 | |
TWI618658B (zh) | 包裝袋及包裝袋製造方法 | |
JP6889034B2 (ja) | 物品の取出し取扱い方法 | |
JP2013151315A (ja) | 段ボール箱 | |
JP6101414B2 (ja) | 梱包方法及び梱包体 | |
JP5590673B2 (ja) | 取っ手付き包装用袋 | |
JP3154417U (ja) | 手提げ袋 | |
JP6537009B1 (ja) | 底板付き包装用袋 | |
JP7339648B2 (ja) | リップ付包装袋 | |
JP2013169995A (ja) | 自立型包装袋 | |
JP7449687B2 (ja) | 連結袋および連結袋を収納してなる包装体 | |
JP5920992B2 (ja) | 包装用袋 | |
JP2011063325A (ja) | 複合容器 | |
JP2011063319A (ja) | 複合容器 | |
JP2011063326A (ja) | 複合容器 | |
JP2020164233A (ja) | 包装袋、包装袋の製造方法、および包装品の製造方法 | |
JP4452378B2 (ja) | 提げ手付き熱可塑性合成樹脂薄材製袋 | |
JP5323046B2 (ja) | 複合容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210713 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210910 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7116980 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |