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JP2018537140A - 飲料システム - Google Patents

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JP2018537140A
JP2018537140A JP2018515579A JP2018515579A JP2018537140A JP 2018537140 A JP2018537140 A JP 2018537140A JP 2018515579 A JP2018515579 A JP 2018515579A JP 2018515579 A JP2018515579 A JP 2018515579A JP 2018537140 A JP2018537140 A JP 2018537140A
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Abstract

本発明は、泡立て可能な流体ユニット(10)と、1つ以上の飲料ユニット(200、202)とを備える、複数の飲料製品を提供するための飲料システム(100)であって、泡立て可能な流体ユニットは、流体及び/又は泡立て済み流体を容器(12)に直接供給するように構成されており、流体ユニットの流体システムは、システムの調製中及び待機中、流体送出口まで継続的に冷却されており、飲料ユニットは、泡立て可能な流体ユニットのいかなる冷却領域にも飲料を通過させずに、注出された流体及び/又は泡立て済み流体の上に飲料を注出するように構成されている、飲料システムに関する。泡立て可能な流体ユニットは、流体及び/又は泡立て済み流体を容器に直接送出する1つ以上の流体出口(13、13’)を備え、飲料ユニットは、容器内の流体及び/又は泡立て済み流体に飲料を送出する1つ以上の別個の飲料出口(14、14’)を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は飲料システムに関し、特に、チルド、低温、室温若しくは高温のミルク及び/又はミルクのフォーム、並びに好ましくはコーヒーを基にした異なる複数の飲料製品(recipe)を提供することができるシステムに関する。このシステムは洗浄が非常に容易であり、容易かつ完全に衛生的な使用を可能にする。
種々のコーヒーベースの飲料を調製しようとする場合、通常、標準的なコーヒーマシンではカップにまずコーヒーを供給し、その後、このコーヒーマシンに接続された外部モジュールによってミルクを導入する。通常、ミルクは、好ましくは可撓性のパイプ又はダクト又はチューブによってミルクモジュールからカップへと導入される。ミルクモジュールは衛生的な理由のためミルクを冷却状態に維持し、その後、このミルクを外部からコーヒーマシンに導く。これら既知のシステムの課題は、製品を衛生的に維持するために、ミルクをコーヒーマシンに送るパイプを洗浄することである。パイプの洗浄は非常に頻繁に行わねばならず、更に、パイプを短期間で交換する必要があり、実用的ではなく、コストがかさみ、更には衛生的な課題を招く可能性がある。
従来技術には、フォーム及びホットミルクのフォームを供給することができるミルク泡立てマシンがある。これら既知のマシンでは、異なる種類の泡立て、加熱及びミルク貯蔵ソリューションを用いている。事業用に使用されているプロ用ミルク泡立てマシンは一日中頻繁に使用され、通常、好ましくはステンレス鋼製の金属製ミルク容器を備え、この容器に、ミルクがミルクのフォームとして使用され供給されるまで適切かつ衛生的に貯蔵するために、ミルクが貯蔵され、通常、約4℃の温度で冷却状態に維持される。1日の始まりには、ミルクは、事実上4℃の低温であるが、時間が経つにつれてミルク温度が上昇し、容器を取り外してしばらくの間冷蔵庫に貯蔵する必要がある、又はミルクの温度が許容限度(通常、約15℃で確立する)を超えて上昇するかのいずれかとなり、最初のケースでは、このシステムはユーザにとって使い勝手が悪く、2番目のケースでは、衛生上の問題が生じる可能性があることが問題である。他のソリューションでは、ミルク容器を継続的に冷却し続けるコンプレッサがこれらのマシンに提供される。
通常、これらミルク泡立てソリューションは標準的なコーヒーマシンに取り付けて又は接続して使用されるため、コーヒーマシンがコーヒー飲料を供給し、その後、製品は、これら既知の泡立てデバイスから供給されるミルク及び/又はミルクのフォームを導入することにより完成する。しかしながら、これら現在既知の泡立てソリューションには、ミルク及び/又はミルクのフォームをコーヒーマシンに送ることに関する課題があるだけでなく、使い勝手の良さ、取り扱い、及び洗浄の点において大きな欠点がある。説明した通り、典型的なプロ用ソリューションは、ミルク冷蔵室(冷却状態に維持されたミルク容器)、ミルク流体システム、任意選択的にミルク加熱システム、及び泡立てデバイスを有する。これら既存のソリューションは全て、冷却領域の外部にミルク流体システム、加熱及び泡立てデバイスを有しており、毎回のフォーム調製後又は少なくとも毎日の使用後に複雑な洗浄工程を必要とする。
したがって、本発明は、複数の飲料製品、好ましくはコーヒーベースの複数の飲料製品を注出することができる飲料システムを提供する。このシステムは、非常に簡略化された洗浄及び取り扱いを可能にし、複雑な洗浄及びすすぎサイクルを避け、標準的なソリューションにおけるあらゆる衛生的課題を回避する。
本発明は、後に更に説明するように、上記のニーズに対するソリューションを提供する。また、本発明は、本明細書の残りの部分に記述するように他の目的及び特に他の問題のソリューションも対象としている。
第1の態様によれば、本発明は、複数の飲料製品を提供するための飲料システムであって、泡立て可能な流体ユニットと、1つ以上の飲料ユニットとを備え、泡立て可能な流体ユニットは、流体及び/又は泡立て済み流体を容器に直接供給するように構成されており、流体ユニットの流体システムは、システムの調製中及び待機中、流体送出口まで継続的に冷却されている、飲料システムに関する。飲料ユニットは、泡立て可能な流体ユニットのいかなる冷却領域にも飲料を通過せずに、注出された流体及び/又は泡立て済み流体の上に飲料を注出するように構成されている。
好ましくは、本発明の飲料システムの泡立て可能な流体ユニットは、流体及び/又は泡立て済み流体を容器に直接送出する1つ以上の流体出口を備え、飲料ユニットは、容器内の流体及び/又は泡立て済み流体上に飲料を送出する1つ以上の別個の飲料出口を備える。
通常、飲料システムは、調製される飲料製品とは関係なく、容器の大きさに応じた、容器に固有の配置領域を備える。
本発明によれば、飲料システムの泡立て可能な流体ユニットと1つ以上の飲料ユニットは、モジュール式に構成されていることが好ましく、これらユニットは独立して動作することができる。
通常、本発明の飲料システムにおいて、泡立て可能な流体ユニット内の流体はミルクであり、1つ以上の飲料ユニットによって注出される飲料はコーヒーである。
本発明の一実施形態では、泡立て可能な流体ユニットは2つの異なる冷却ユニットを備え、2つの異なる冷却ユニットは、泡立て可能な流体が保持される流体容器と流体が泡立てられる泡立てデバイスとを別々に冷却することを目的とする。通常、1つの冷却ユニットは流体容器が配置されている主隔室を冷却し、別の冷却ユニットは、泡立てデバイスの輪郭に沿うとともに泡立てデバイスを冷却するように構成された冷却ブロックを冷却する。好ましくは、主隔室は、流体容器内の空所部と協働する冷却ブロックと、流体容器の側面を冷却する冷却壁とを備える。
本発明の別の実施形態では、泡立て可能な流体ユニットは、ブロックを冷却するように構成された1つの冷却ユニットを備え、ブロックは、容器を受け入れるための内容積部と、泡立てデバイスを受け入れるように構成された挿入部品とを備える。
好ましくは、本発明の飲料システムは、空気流入口及び蒸気流入口が設けられた上部開口部を備え、上部開口部が泡立てデバイス上で閉じたとき、空気流入口及び蒸気流入口は、泡立てデバイスの対応する空気流入口及び蒸気流入口と協働するように構成されている。通常、本発明の飲料システムは、上部開口部の空気流入口及び/又は蒸気流入口を制御するための少なくとも1つの弁を更に備える。
泡立てデバイスは、通常、組み合わされたときに流体管を構成する空所部を備える少なくとも第1の本体及び第2の本体を備え、少なくとも第1の本体及び第2の本体は接合要素によって接合されており、これにより、上記少なくとも第1の本体及び第2の本体を複数回開いた状態及び閉じた状態を可能になる。好ましくは、接合要素は、ヒンジとして構成されている。また、接合要素は、1つ又は複数のクランプ要素を更に備え得る。通常、泡立てデバイスの少なくとも第1の本体及び第2の本体は、組み合わされたときに流体管をなす相補的な空所部を備える2つの半体として構成されている。
本発明の更なる特徴、利点及び目的は、以下の本発明の非限定的実施形態の詳細な説明を添付の図面と併せて読めば、当業者には明らかになるはずである。
既知の従来技術による標準的なコーヒーベース飲料システムである。 本発明によるコーヒーベース飲料システムの全体図である。 1つのミルクユニット及び2つのコーヒーユニットを備える本発明によるコーヒーベース飲料システムである。 図3に示されるコーヒーベース飲料システムの正面図である。 1つのミルクユニット及び1つのコーヒーユニットを右側に備える、本発明によるコーヒーベース飲料システムである。 1つのミルクユニット及び1つのコーヒーユニットを左側に備える、本発明によるコーヒーベース飲料システムである。 本発明によるコーヒーベース飲料システムにおいて使用される、開いた状態のミルクユニットの詳細図である。 本発明によるコーヒーベース飲料システムにおいて使用される、閉じた状態のミルクユニットの詳細図である。 本発明によるコーヒーベース飲料システムにおいて使用されるミルクユニットの構成要素の詳細図である。 本発明によるコーヒーベース飲料システムにおいて使用されるミルクユニットの内部構成の詳細図である。 本発明によるコーヒーベース飲料システムにおいて使用される、別の実施形態によるミルクユニットの構成の詳細図である。 本発明によるコーヒーベース飲料システムにおいて使用される、別の実施形態によるミルクユニットの構成の詳細図である。 本発明によるコーヒーベース飲料システムにおいて使用される、別の実施形態によるミルクユニットの構成の詳細図である。
図3又は図4のいずれにも概略的に示すように、例えば、本発明は、コーヒーベースの複数の飲料製品を好ましくは提供する飲料システム100に関する。システム100は、ミルクユニット10と、1つ以上のコーヒーユニット200、202とを備える。本発明のシステムは、図1に概略的に示される従来技術で既知のシステムとは逆の手法で機能する。既知のシステムは、出口ユニット4を通じてコーヒーを送出する標準的なコーヒーユニット1を備え、出口ユニット4にはミルクユニット2からのパイプ3が接続されている。図1に示すように、ミルクパイプ3はシステムの任意の冷却領域の外部に案内されるため、頻繁に洗浄する必要があり、更には、パイプ3の内部に残っている、冷却状態にないミルクによる衛生的課題を有する可能性がある。
図1のシステムとは対照的に、本発明のシステム100は、更に詳述するように、ユニット内におけるミルクの貯蔵中及びミルクがカップへと注出されるまでミルクが上記ユニット内で継続的に冷却されるように、ミルク及び/又はミルクフォームを供給するミルクユニット100を備える。事実、流体ユニット10内の、流体が流通する流体システムは、流体の容器又は貯蔵部から、カップ12へと直接注がれる調製済み流体の出口又は送出口まで継続的に冷却されている。現に、流体ユニット10には、流体に接触する部分で冷却されていない部分はない。
したがって、本発明によれば、ミルクは直接流で注出され、更なる飲料(通常、コーヒーであるが、本発明はコーヒーベース飲料のみに限定されない)はそのミルク出口に運ばれる。図1に示すように、標準的な既知のシステムはコーヒー直接出口を有し、ミルクは後に洗浄する必要がある更なるパイプ又はチューブによってそのコーヒー出口に運ばれる。
図2は、例えば、ミルクユニット10と、2つのコーヒーユニット200及び202とを備える本発明によるシステム100を示す。ミルクユニット10は、ミルク及び/又はミルクのフォームをカップ12内に直接注出する直接流の2つのミルク出口13及び13’を備える。システムは2つのミルク出口を備え、それぞれの出口は、製品を調製するために使用されるカップ12の大きさに応じて使用される。システム100は、対応するミルク出口13及び13’にコーヒーを供給する2つのコーヒー出口14及び14’を更に備える。したがって、コーヒーには衛生的課題がないため、コーヒーは外部から、ミルク出口に供給することができ、衛生的課題が確実にあるミルクはミルクユニット10内で冷却状態に維持されるとともに、ミルクがカップ12に注出されるまで冷却状態に維持される。したがって、本発明の飲料システムにおいて清掃は問題とならない。
更に、本発明の別の利点は、ユーザにとって、飲料が調製されるカップの位置が1つしかないことであり、システム100は、事実、例えば図2又は図4に示すように、小カップ及び大カップそれぞれのための2つの位置決めトレー11及び11’を備える。したがって、ユーザが混乱することはなく、調製される飲料製品とは無関係に、システム内にそのカップを配置するための選択肢を1つしか有しない。
事実、本発明のシステムにおいては、効率のため、コーヒーはミルクユニット10内の冷却領域の通過を避け、上記冷却領域の周り及び外部において運ばれる。
本発明のシステム100のいくつかのモジュール式構成が可能である。通常、ミルクユニット10が設けられており、更に、1つの(図5又は図6に示すように)コーヒーユニット200又は2つのコーヒーユニット200、202(図3又は図4に示すように)に接続若しくは連結されている。システム100には更に、それぞれミルクユニット及びコーヒーユニット15、16及び16’のための制御インジケータ並びにユーザ作動手段が設けられている。したがって、システムの概念は、ユーザが作動手段15、16及び/又は16’の適切な1つ以上のボタンを押すだけで所望の飲料製品を簡単に選択するような、ワンタッチシステムとして構成されるというものである。
システム100のモジュール性は、システム100が1つのミルクユニット10を中央ユニット又は基準ユニットとして備え、次いで、1つ以上のコーヒーユニット200、202がミルクユニット10に接続されるように構成されている。コーヒーユニットは、ミルクユニットに接続又は連結されていないとき、コーヒーユニットが独立ユニットとして機能できるように構成されている。このため、コーヒーユニットには、独立ユーザ作動手段16、16’が設けられている。同様に、ミルクユニット10もまた、独立ユニットとして機能でき、したがって、独自の作動手段15を備えている。
システムは、ユーザに種々の複数の飲料製品の選択肢、例えば、コーヒーのみ、ミルクのみ、コーヒーとミルクの種々の製品、泡立てられた又は泡立てられていない飲料、及びまた、高温、低温又は常温の飲料を提供する。
本発明においてミルクについて述べるとき、全乳だけでなく、全乳の主要な重量比を有する、牛乳を主成分とする流体でもあることが理解されよう。また、本発明では、泡立て(frothing)、泡立て(foaming)又はホイップ(whipping)は類義語として理解すべきである。
ここで図7及び図8を参照すると、それぞれ開いた状態及び閉じた状態示すミルクユニット10が示される。図7に示すように、ユニット10の開口は上部で行われる。これは、流体を流体容器30内に充填する際の流体の温度上昇を低減することから特に有利である。図7に示すように、ミルクユニット10は、主冷却隔室6を有するハウジング1を備える。主冷却隔室6には流体容器30をその対応する泡立てデバイス40とともに挿入することができる。泡立てデバイス40は、流体出口の温度を低温に維持するために、副冷却隔室8内に配置されている。主冷却隔室6及び副冷却隔室8は両方とも、上部開口部2を通じてアクセス可能であり、低温における損失を最小限に抑える。ミルクユニット10は、2つの別個の冷却ユニット、即ち、流体容器30が挿入された主冷却隔室6を冷却する第1の冷却ユニット101と、泡立てデバイス40と接触している副冷却隔室8を冷却する第2の冷却ユニット201とを備えることが好ましい。このような実施形態によれば、流体は、流体容器30内に貯蔵され、実際に泡立てられて流出口を通って供給されるまでは、冷蔵状態に維持される。したがって、流体は、全工程の間及びユニット10の全部分において冷却状態に維持される。これによりこのミルクユニット10の複雑な洗浄工程が回避される。また、傷むおそれがあり、このユニット内部に残る可能性のあるミルクがないことで、すすぎ作業の必要は全くない。
ここで図9及び図10を参照すると、泡立てデバイス40と流体容器30の挿入が詳細に示される。典型的には、流体容器30は、上記容器30の容易な挿入及び取り外しを可能にするためのハンドル32を備えたカバー31を含む。図10は、流体容器30が挿入されていない主冷却隔室6を有する第2図を示す。典型的にはミルクである流体をより適切に冷却するために、流体容器30は空所部を備え、空所部は専用冷却ブロック61と協働し、専用冷却ブロック61は、主冷却隔室6内にあり、第1の冷却ユニット101に接続されている。更に、冷却ブロック61は主冷却隔室6の冷却壁62を覆う金属板とともに溶接されている。この構成により、流体容器30内側の流体のより良好でより均一な冷却が可能になる。好ましくは、冷却ブロック61は主冷却隔室6内、及びその空所部の中央に配置されている。この構成は、冷却を流体の中心から流体の外側に向かって行うことで流体容器30内の流体の冷却を加速させることから特に有利である。
本発明のシステムのミルクユニット10において、流体と接触するため定期的に通常1日1回洗浄しなければならない部品は流体容器30及び泡立てデバイス40だけである。これら構成要素は完全に取り外し可能であり、容易に洗浄することができるため、これら構成要素にシステム一体型の自動すすぎシステムは必要ない。特に、泡立てデバイス40は展開可能な構成を有し、泡立てデバイス40を、通常、2つの半体に展開することを可能にするため、洗浄を非常に容易に行うことができる。
ユニット10における泡立ては泡立てデバイス40において行われる。泡立てデバイス40では、蒸気の注入によるベンチュリ効果によって流体(通常、ミルク)が吸引される。空気も空気パイプを通じて制御された様式で導入される。このため、流体を泡立てるために流体に空気を導入すること、目的の泡立ち特性に応じてより多量又は少量の空気を導入すること、あるいは、空気を全く導入せず、ミルクのみを注出することが可能である。蒸気がそれ以上注入されなくなると、泡立てデバイス40内に残った流体は流体容器30に流れ戻り、この泡立てデバイス内に残った流体膜は、常時冷却されるため衛生的な課題はないことから許容可能である。
図9及び図10は、流体(ミルク)用の主冷却容器を冷却することを目的とする第1の冷却ユニット101と、泡立てデバイス40が配置される副冷却隔室8を冷却することを目的とする第2の冷却ユニット201とを示す。流体容器30内部の流体は、冷却壁62によって、及びまた、流体容器30の空所部内に配置されている冷却ブロック61によって冷却される。泡立てデバイス40は、実際、金属冷却ブロック81によって冷却される。金属冷却ブロック81は泡立てデバイスの周りに配置されており、第2の冷却ユニット20によって冷却される。この金属冷却ブロック81はまた、泡立てデバイス40を所定の位置に維持し、締め付け(tightness)及びその永久的な冷却を確実とする。
ミルクユニット10においては、従来の既知の手段(蒸気パイプに接続された水タンク、水ポンプ、及びサーモブロック)によって蒸気を発生させる。泡立てデバイス40に通じる空気パイプは、泡立てデバイス40に注入される空気を制御する弁に接続されており、ホットミルクのみを所望する(即ち、ミルクのフォームは目的としていない)場合、空気流入口は遮断され、流体のみが泡立てデバイス内を通過し、その後、流体は、蒸気パイプを通じて注入された蒸気によって加熱される。本発明の可能な異なる実施形態によれば、流体は、例えば、伝導、放射(例えば、赤外線ランプ又はハロゲンランプを使用した)、高温空気、誘導等を使用する蒸気とは異なる他の手段によって加熱され得ることも可能である。
別の及びより低コストのソリューションとして、ミルクユニット10は冷却ユニットを備えず(このため、実際、マシンは低減された大きさを有して作製される)、流体容器及び泡立てデバイスは冷蔵庫又は外部ユニット内において外部冷却され、各ミルク及び/又はフォームの調製後、流体容器及び泡立てデバイスが冷却のために外部の冷蔵庫内に入れられるようにミルクユニット10を構成することができる。依然として、流体容器の取り外し及び泡立てデバイスの展開に変化はないままであるため、同様の簡単な洗浄は可能である。
添付の図11、図12及び図13に、本発明の別の変形形態を示す。この変形形態によれば、ミルクユニット10のハウジング1の下部に1つのみ冷却ユニット101が配置されている。この冷却ユニットは、実際、ブロック300を冷却する。ブロック300は、流体を有する流体容器30が配置される内容積部302と、泡立てデバイス40の出口ノズルを受け入れるための挿入部品301を備える、同じく冷却される羽根部品303とを備える。したがって、この実施形態では、流体容器30内の流体及び流体容器30の出口における泡立てデバイス40の両方を1つの冷却ユニット10のみで下から冷却することができる。同様に、冷却ブロック61もまた、流体容器30内の対応する空所部(図示せず)と協働する内容積部302内に配置されている。図11及び図13に示されるように、ミルクユニット10の上部開口部2は、泡立てデバイス40の対応し適合する流入口に自動的に接続される蒸気流入口70及び空気流入口80を備える。明らかなように、上部開口部2はこの場合あらゆる金属ブロック81を備えず、この上部開口部2を大幅に軽量にするという利点も示す。ミルクユニット10のこの実施形態はこの場合、わずか1つの隔室、即ち内容積部302を備える。内容積部302は、前述の実施形態における、流体容器30が配置されている主隔室6に相当する。
本発明によれば、空気流入口及び蒸気流入口は上部開口部2内に直接設けられているため、マシンの上部開口部2を単に閉じることにより泡立てデバイス40への直接自動接続が行われる。しかしながら、蒸気流入口70及び空気流入口80から泡立てデバイス40への接続をユーザが手動で行うことも可能であり、本発明の範囲内に含まれるべきである。
本発明は、本発明の好ましい実施形態を参照して説明されているが、添付の特許請求の範囲によって規定されている、本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって多くの修正及び変形を実施することができる。

Claims (15)

  1. 泡立て可能な流体ユニット(10)と、1つ以上の飲料ユニット(200、202)とを備える、複数の飲料製品を提供するための飲料システム(100)であって、
    前記泡立て可能な流体ユニット(10)は、流体及び/又は泡立て済み流体を容器(12)に直接供給するように構成されており、前記泡立て可能な流体ユニット(10)の流体システムは、前記飲料システム(100)の調製中及び待機中、流体送出口まで継続的に冷却されており、
    前記飲料ユニット(200、202)は、前記泡立て可能な流体ユニット(10)のいかなる冷却領域にも飲料を通過させずに、注出された前記流体及び/又は注出された前記泡立て済み流体の上に前記飲料を注出するように構成されている、飲料システム(100)。
  2. 前記泡立て可能な流体ユニット(10)は、前記流体及び/又は前記泡立て済み流体を前記容器(12)に直接送出する1つ以上の流体出口(13、13’)を備えており、前記飲料ユニット(200、202)は、前記容器(12)内の前記流体及び/又は前記泡立て済み流体の上に前記飲料を送出する1つ以上の別個の飲料出口(14、14’)を備えている、請求項1に記載の飲料システム(100)。
  3. 調製される前記飲料製品に関係なく、前記容器(12)の大きさに応じた、前記容器(12)に固有の配置領域を備えている、請求項1又は2に記載の飲料システム(100)。
  4. 前記泡立て可能な流体ユニット(10)と前記1つ以上の飲料ユニット(200、202)は、モジュール式に構成されており、独立して作動させることができる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲料システム(100)。
  5. 前記泡立て可能な流体ユニット(10)内の前記流体は、ミルクであり、前記1つ以上の飲料ユニット(200、202)によって注出される前記飲料は、コーヒーである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲料システム(100)。
  6. 前記泡立て可能な流体ユニット(10)は、2つの異なる冷却ユニット(101、201)を備え、前記2つの異なる冷却ユニット(101、201)は、前記泡立て可能な流体が保持される流体容器(30)と前記流体を泡立てる泡立てデバイス(40)とを個別に冷却することを目的とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の飲料システム(100)。
  7. 1つの冷却ユニットは、前記流体容器(30)が配置されている主隔室(6)を冷却し、別の冷却ユニットは、前記泡立てデバイス(40)の輪郭に沿うとともに前記泡立てデバイス(40)を冷却するように構成された冷却ブロック(81)を冷却する、請求項6に記載の飲料システム(100)。
  8. 前記主隔室(6)は、前記流体容器(30)内の空所部と協働する冷却ブロック(61)と、前記流体容器(30)の側面を冷却する冷却壁(62)とを備えている、請求項7に記載の飲料システム(100)。
  9. 前記泡立て可能な流体ユニット(10)は、ブロック(300)を冷却するように構成された1つの冷却ユニットを備え、前記ブロック(300)は、前記流体容器(30)を受け入れるための内容積部と、前記泡立てデバイス(40)を受け入れるように構成された挿入部品(301)とを備えている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の飲料システム(100)。
  10. 空気流入口(80)及び蒸気流入口(70)を備えた上部開口部(2)を備えており、前記空気流入口(80)及び前記蒸気流入口(70)は、前記上部開口部(2)が前記泡立てデバイス(40)上で閉じられたとき、前記泡立てデバイス(40)の対応する空気流入口及び蒸気流入口と協働するように構成されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の飲料システム(100)。
  11. 前記上部開口部(2)の前記空気流入口及び/又は前記蒸気流入口を制御するための少なくとも1つの弁を更に備えている、請求項10に記載の飲料システム(100)。
  12. 前記泡立てデバイス(40)は、少なくとも第1の本体及び第2の本体を備えており、前記少なくとも第1の本体及び第2の本体は、組み合わされたときに流体管を構成する空所部を備えており、前記少なくとも第1の本体及び第2の本体は、前記少なくとも第1の本体及び第2の本体を複数回閉じること及び開くことを可能にする接合要素によって接合されている、請求項6〜11のいずれか一項に記載の飲料システム(100)。
  13. 前記接合要素は、ヒンジとして構成されている、請求項12に記載の飲料システム(100)。
  14. 前記接合要素は、1つ又は複数のクランプ要素を更に備えている、請求項13に記載の飲料システム(100)。
  15. 前記少なくとも第1の本体及び第2の本体は、2つの半体として構成されており、前記2つの半体は、組み合わされたときに前記流体管をなす相補的な空所部を備えている、請求項12〜14のいずれか一項に記載の飲料システム(100)。
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