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JP2018527808A - サウンドバー - Google Patents

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Abstract

【解決手段】
サウンドバーは、筐体、第1グループの少なくとも2つのトランスデューサおよび第2グループの少なくとも1つのトランスデューサを備える。この第1グループの少なくとも2つのトランスデューサは、当該筐体の正面に配設され、二次元音場を再生するよう、2つの第1のオーディオ信号に応じて第1の方向にサウンドを発するように構成されている。この第2グループの少なくとも1つのトランスデューサは、当該筐体の第2の側面に配設され、第2のオーディオ信号に応じて第2の方向にサウンドを発するように構成され、その結果、第2グループの当該少なくとも1つのトランスデューサにより発せられたサウンドが、反響された様式で予め定義されたリスナ位置に到達し、高さ方向の二次元音場を拡大する。この第2グループの少なくとも1つのトランスデューサにより発せられたサウンドを反響する反響は、少なくとも2つの次数を有する。
【選択図】図1a

Description

本発明の実施形態は、サウンドバー、特にハイトラウドスピーカを伴うサウンドバーについて言及する。さらなる実施形態は、サウンドバーおよびスクリーンを含むシステムについて言及する。
今日の映画のサウンドトラックは、可変数の再生チャンネル用に製造されたサラウンドサウンドにおいてその性能を発揮する。最も新しいオーディオフォーマットは、没入型サウンド再生の可能性を提供する。没入型フォーマットと共に、旧来のサラウンドサウンドフォーマット(例えば、5.1または7.1)は、水平面上のサウンドを単に忠実に再生することができるだけであるが、異なる高さに位置決めされたラウドスピーカを使って拡大される。それによって、3D空間におけるサウンドの忠実な再生が可能になる。
オーディオファンが、必要とされる位置に、−ハイトスピーカを含めて−ラウドスピーカを据え付けようとする一方で、ほとんどの消費者は、従来のサラウンドサウンド構成を据え付ける努力を避ける傾向がある。したがって、追加のラウドスピーカを天井に設置することは、より少数の消費者によって好都合であると予想される。それにもかかわらず、それらの住宅での消費者はまた、サウンドクオリティの向上の恩恵にも浴したいと思っている。
スタンドアローンのラウドスピーカを据え付ける必要がなくハイクオリティのサウンド再生をもたらすには、サウンドバーが一般的となっている。それらのサウンドバーは、平面スクリーンの中に組み込まれたほとんどのラウドスピーカよりも良好なサウンドクオリティを提供し、特殊な処理およびラウドスピーカのレイアウトによって、それらのサウンドバーは、仮想サラウンドサウンドを再生することさえも可能にする。
三次元音響シーンを再生するには、励振された波面が、大脳の上部半球の広い範囲の方向からもリスナ位置の上にもたらされる必要がある。したがって、波面が方位面にのみ進行することだけでは十分ではない。そうではなく、その音響シーンの各部分が、リスナ位置の上方から再生されることが必要であるが、このことは、小型再生システムの設計において大きな障害となる。
先行技術によれば、反響面を利用することにより3Dサウンドを発揮するためのいくつかの概念が存在する。具体的には、反響されたサウンドを利用して、(他のラウドスピーカと比較すると、異なる周波数領域を有することもできる)ハイトラウドスピーカを据え付ける必要がなく3Dサウンド再生の問題を対処する。そのようなシステムは、WO2014/036085に記載されている。ここでは、ラウドスピーカシステムは、空間的なオーディオのコンテンツを解釈し、そこでそのサウンドは、天井などの表面に反響してリスナ位置まで到達する。このため、上向きに傾斜された1つ以上のドライバが、提供される。これらのドライバは、サウンドが次いでリスナにはね返ることができる天井までの角度で発射するように位置決めされている。この傾斜の程度は、リスニング環境特性およびシステム要件に依存して設定されることができる。例えば、このアップワードファイアリングドライバは、30°と60°との間で上向きに傾斜されることができる。周囲音等のある一定のサウンドの場合、このアップワードファイアリングドライバは、スピーカエンクロージャの上部表面からまっすぐ上向きに向けられることができ、「トップファイアリング」ドライバと称されるようなものを作り出すことができる。このアップワードファイアリングドライバは、ドライバの中央面と音響中心との間の角度が、45°〜180°の範囲内の角度であるように位置決めされることとなる。このドライバを180°で位置決めする場合には、背面ドライバは、後壁から反響することによりサウンド拡散をもたらす可能性がある。しかしながら、WO2014/036085による各実施形態は、5.1構成または7.1構成の文脈で記載されている。ここでは、いくつかの筐体が、伝統的な位置(5.1または7.1)に置かれ、おおむね上向きに向いているが多少リスナに向かって傾いている追加のドライバと一緒に備え付けられている。このドライバの傾斜は、その指向性のある音波が、天井で反響されリスナ位置に向かうように選択される。このアプローチは、十分指向性のあることに関して、特に広い周波数領域の場合には、最適でない可能性がある。このため、発せられた音場の残りのかなりの部分は、リスナに直接到達し、上方からもたらされるサウンドの印象の品位を低下させる可能性がある。この欠点に対するWO2014/036085による解決策は、発せられた信号からある一定の空間手がかりを取り除くフィルタを適用することである。
まったく同様な別のアプローチが、特許出願WO2014/107714に掲載されており、またアップワードファイアリングドライバがハイトオーディオ信号用に使用されたラウドスピーカ構成についても言及している。ここではまた、広い周波数領域の場合の十分な指向性に関する上述の欠点についても示されている。
米国特許第5,953,432号および米国特許第8,345,883号では、異なるアプローチが、ビームフォーミングの使用に基づいて、明らかにされている。
いくつかの特許出願は、その音響状態を向上させようとしている。例えば、米国特許第2,179,840号は、3つの異なる周波数範囲にそのコンテンツを再生するラウドスピーカを示し、そこではそのラウドスピーカは、そのサウンドを天井に直接向くように配設されている。その天井から、反響されたサウンドが、リスナに到達する。このアプローチによれば、これにより、結果として、そのサウンドの分布が、部屋全体にわたってより良好に均一となる。
米国特許第2,710,662号には、単一チャンネルまたはステレオ式サウンド再生のためのサウンド拡散プロジェクタについて記載されている。このプロジェクタは、その装置の背面において側面に向かって傾斜しているラウドスピーカを使用することにより仮想音源を発生させている。
米国特許第2,831,060号は、サウンドをリスナに一部は直接的に、また一部は間接的に放射するラウドスピーカを使って音声または音楽を再生する方法を示している。米国特許第2,896,736号は、反響されたサウンドを使用することによって、再生されたサウンドを向上させる特殊なラウドスピーカエンクロージャを開示している。米国特許第3,241,631号は、最先端技術のように側壁反響を利用するのではなく、リスナの正面の壁からの反響を利用する装置について記載されている。米国特許第3,582,553号は、斜め後方に向いたラウドスピーカおよびステレオ式サウンドを再生する二次反響を利用するラウドスピーカ設計について記載されている。米国特許第3,627,948号は、前方におよび後方に、ならびに上向きに傾斜して向いているラウドスピーカを有するステレオ式再生のためのラウドスピーカ設計を示している。米国特許第3,933,219号は、後方壁および第2の側壁からの二次反響の使用を利用するラウドスピーカ設計を示している。
米国特許第4,112,256号は、異なる方向(上向きおよび側面向き)に異なる周波数領域を発するラウドスピーカ設計を開示し、かなり改善されたステレオ再生を達成している。このラウドスピーカ設計は、まっすぐ前方に面している手段を有するラウドスピーカに欠けている軽快さや賑やかさをある程度有する。
米国特許第4,837,825号は、アンビエンスリカバリシステムを開示しており、このシステムは、従来の1対のラウドスピーカの上方に位置決めされた補助ラウドスピーカを利用して、発せられた追加サウンドをサウンド反響面で反響させることによりその追加サウンドを物理的に分離する。
要約すると、上述の先行技術の利点は、生成された音場の空間クオリティの向上であり、その向上は、反射されたサウンドがステレオ式再生をより良好にかつよりリアリスティックにするという事実に基づいている。しかしながら、上記のどの最先端技術文献も、リスニング空間の周辺にラウドスピーカを置くのは好ましくない住宅環境で没入型(すなわち、3D)サウンド再生の提供を可能にするアプローチをまったく明らかにしていない。
したがって、本発明の目的は、ハイトオーディオ信号の再生を含む3Dサラウンドサウンドを再生するためのアレイまたはサウンドバーを提供することである。
この目的は、独立請求項の主題によって解決される。
本発明の1つの実施形態は、筐体と、第1グループの少なくとも2つのトランスデューサと、第2グループの少なくとも1つのトランスデューサを備えるサウンドバーを提供する。この第1グループの少なくとも2つのトランスデューサは、当該筐体の正面に配設され、二次元音場を再生するよう、2つの第1のオーディオ信号に応じて第1の方向にサウンドを発するように構成されている。この第2グループの少なくとも1つのトランスデューサは、当該筐体の第2の側面に配設され、少なくとも1つの第2のオーディオ信号に応じて第2の方向にサウンドを発するように構成され、その結果、第2グループの当該少なくとも1つのトランスデューサにより発せられたサウンドは、反響された様式で予め定義されたリスナ位置に到達し、ハイト方向の二次元音場を拡大する。この第2グループの少なくとも1つのトランスデューサにより発せられたサウンドのために利用される反響は、少なくとも2つの次数を有する。
本明細書で開示される教示は、仮想二次元サラウンドサウンドの再生を可能にするサウンドバーは、ハイト信号用追加トランスデューサを使って向上させられるという原理に基づいている。このハイト信号は、第2グループの1つ以上のトランスデューサを使用して再生され、この第2グループの1つ以上のトランスデューサは、それらが異なる方向に、例えば天井に向かって、または好ましくは、最初後壁に向かって、そしてその後壁で信号を反響した後に天井まで、サウンドを発するように配設され、その結果、天井により反響された信号が、リスナ位置に居るリスナにもたらされる。信号を反響するこの様式はまた、二次反響と称されることもあり、その(ハイト)サウンド信号の指向性に関して利点を有する。すなわち、複数のラウドスピーカを含む単一のエンクロージャのみを使って三次元空間サウンド再生を可能にする。
いくつかの実施形態によれば、このサウンドバーは、部屋の内部に配設され、その結果、後壁(すなわち、リスナ方面から見た場合そのサウンドバーの背後の壁)は垂直反響(第1の反響)用に使用され、天井は水平反響(第2の反響)用に使用される。さらなる実施形態によれば、スクリーンが、サウンドバーの近傍にまたはサウンドバーの位置に配設されてもよく、サウンドを垂直方向に反響させるために使用されてもよい。さらなる選択肢によれば、このサウンドは、そのスクリーンの背後で発せられ、その結果、反響された様式で送信されたサウンド信号は、そのスクリーンによってシールドされ、そのスクリーンは一種のバリアを形成する。そのスクリーンをこのサウンドバーに対して正確な位置に配設するため、このサウンドバーは、そのスクリーンを搭載するための手段を備えてもよい。
さらなる実施形態は、第1グループの少なくとも2つのトランスデューサに対する、第2グループの少なくとも1つのトランスデューサの配設に言及する。ここでは、第2グループの少なくとも1つのトランスデューサは、第2の方向および第1の方向が少なくとも90°以上の角度を形成するように、ある傾斜を有する。したがって、この2つのグループのトランスデューサはまた、それらグループの間に外角βも含む。別の選択肢として、第1の方向および第2の方向の角度は、ビームフォーミングを使用して形成されてもよい。さらなる実施形態によれば、この筐体は、例えば上面にくぼみを有してもよく、第2グループの少なくとも1つのトランスデューサがこのくぼみの内部に配設されている。好ましい実施形態によれば、このくぼみは、V形状を有してもよく、その結果、第2グループの少なくとも1つのトランスデューサは、第1グループのトランスデューサが配設された正面から方向を変えるV字形くぼみの1つの平面に配設されている。このため、第1グループおよび第2グループのトランスデューサは、90°未満、例えば80°の閉/内角αを有する。このため、第2の方向は、二次反響を可能にするように、後壁に向かう(第1の方向が部屋の床と平行に向けられる場合、その方向はサウンドバーの典型的な配設である)ことが保証される。このくぼみは、(使用されるトランスデューサに最適な形状に依存する)異なる形状を有してもよく、音波の導波を可能にする(すなわち、導波路を形成する)目的を果たすことができることに注意せよ。
さらなる実施形態によれば、第1のグループおよび第2のグループのトランスデューサは、同じ種類のもの、すなわち同じ周波数特性を有するトランスデューサである。このため、別個の異なる位置で、該当する全周波数領域にわたって専用チャンネルの再生が可能となる。
さらなる1つの実施形態は、上述のサウンドバー、および第2グループの少なくとも1つのトランスデューサにより発せられたサウンドを反響するためのスクリーンを備えるシステムを提供する。そのスクリーンとは別の選択肢としては、このサウンドバーは、例えばプロジェクタが使用される場合には、垂直リフレクタを有してもよい。さらに、例えば天井が高すぎる場合には、水平リフレクタを使用してもよい。
各実施形態は、同封された図面を参照しながら、引き続き論述される。
図1aは、基本的な実施形態に基づくサウンドバーを示す図である。 図1bは、基本的な実施形態に基づくサウンドバーを示す図である。 図2aは、向上された実施形態に基づくサウンドバーの様々な斜視図である。 図2bは、向上された実施形態に基づくサウンドバーの様々な斜視図である。 図2cは、図2a、図2bのサウンドバーの例示的な構成を示す図である。 図2dは、図2a、図2bのサウンドバーの例示的な構成を示す図である。 図2eは、図2a、図2bのサウンドバーの例示的な構成を示す図である。 図2fは、図2a、図2bのサウンドバーの例示的な構成を示す図である。 図2gは、図2a、図2bのサウンドバーの例示的な構成を示す図である。 図3aは、複雑なトランスデューサ配設を有するサウンドバーのさらなる実施形態を示す図である。 図3bは、複雑なトランスデューサ配設を有するサウンドバーのさらなる実施形態を示す図である。 図4aは、別のトランスデューサ配設を有するサウンドバーのさらなる実施形態を示す図である。 図4bは、別のトランスデューサ配設を有するサウンドバーのさらなる実施形態を示す図である。 図5は、2つのサウンドバーを用いる特別な構成を示す図である。 図6aは、それぞれの構成と一緒に複雑なトランスデューサ配設を有するサウンドバーのさらなる実施形態を示す図である。 図6bは、それぞれの構成と一緒に複雑なトランスデューサ配設を有するサウンドバーのさらなる実施形態を示す図である。 図7aは、ある実施形態に基づく、上向きに向けられたラウドスピーカ/サウンドバーの試験構成を示す図である。 図7bは、図7aの試験装置を使用した測定結果を例示するダイアグラムを示す図である。
引き続き以下に、本発明の実施形態が、図を参照しながら論述される。ここで、参照番号は、同じまたは同様の機能を有する対象物に与えられ、その結果、その対象物の記載は、相互に適用可能であり、また交換可能である。
図1aは、筐体12および第1グループの少なくとも2つのトランスデューサ14a〜14cおよび第2グループの少なくとも1つのトランスデューサ16a〜16cを備えるサウンドバー10を示す。例示されているように、トランスデューサ14a〜14cは、筐体12の正面12fに配設され、トランスデューサ16a〜16cは、筐体12の別の側面、すなわち上面の上に配設されている。別の観点から見ると、それは、トランスデューサ14a〜14cならびにトランスデューサ16a〜16cは、90°以下の角度αを有する傾斜を形成しており、サウンドバー12の側面図を例示している図1bを参照されたい。この傾斜のため、トランスデューサ14a〜14cがサウンドを発する第1の方向、およびトランスデューサ16a〜16cがサウンドを発する第2の方向は、90°以上の角度βを形成する(図1bを参照)。異なるグループのトランスデューサ14a〜14cおよび16a〜16cは、好ましくは、ただし必ずしも必要ではないが、同じ種類のトランスデューサであることに注意されたい。
例えば、トランスデューサ14a〜14cは、二次元サラウンドサウンドを可能にするよう、実質的に床に平行な方向に、すなわちリスナ位置18に居るリスナに直接サウンドを発する。このサラウンドサウンドは、サウンドバーを使って仮想サラウンドサウンドを再生する一般的な原理に基づいている。仮想サラウンドサウンドとは、単一のサウンドバーが、ラウドスピーカの置かれていない場所の方向からもたらされたように感じるサウンドを生成することを意味する。トランスデューサ16a〜16cにより発せられたサウンドは、基本的にサウンドバー10の背後の壁に対向する方向に放射され、その結果、このサウンドはその垂直な壁で反響される。壁で反響されたサウンドは、直ちに天井の方向へ進行し、そこでそのサウンドは再び反響される。この第2の方向は、そのサウンドが2回反響された後に、リスナ位置18に居るリスナに到達するように、傾斜している。このサウンドが天井からそのリスナ位置18に居るリスナまで進行するという事実のため、放射された音波は、主に上方からリスナに到達する。したがって、ハイト再生のためにこれらの二次反響を使用することが可能である。別の観点から見ると、それは、トランスデューサ14a〜14cによりもたらされた二次元サウンド再生は、垂直方向に拡大され、リスナ位置18で三次元サウンド再生を形成することを意味する。
サウンドバー10の制御のための(電気的)オーディオ信号について説明する観点から見ると、トランスデューサ14aおよび14cは、通常、(二次元サウンド再生を可能にするため)例えば異なる2つのオーディオ信号を使用して制御され、トランスデューサ16a〜16cは、通常、別のオーディオ信号によって制御される。
図2aは、水平方向に(例えば、傾聴エリアの方向に)面した3つのトランスデューサ14a〜14c、および筐体12’の右側側面上にある1つの例示的トランスデューサ16aを有するサウンドバー10’の上面図を示し、トランスデューサ16aは、後方に面しまた傾聴エリアから離れて上方の後方に傾斜している。この場合、トランスデューサ16aは、筐体12’のくぼみ12r’の内部に配設され、くぼみ12r’はV形状を有することができる。このトランスデューサ16aは、(トランスデューサ14a〜14cが上部に配設された)筐体12’の正面12f’と一緒に形成するそのくぼみ12r’の平面、鋭角αに配設される。この角度は、図2bにより例示されている。
このため、サウンドバーのような装置10’は、以下のように、主に同じ周波数領域で励振される少なくとも3つのラウドスピーカドライバ14a〜14cおよび16aを備える装置10’と定義されることができる。この装置10’は、通常、テレビスクリーンの底部近くに置かれ、その結果、寸法および幅は典型的なTVスクリーンのそれらに相当する。高さは、通常30cm未満で十分であるが、奥行きは変化する場合があり、その結果、例えば慣例的にTVスクリーンの正面に置かれることがあり、またはTVスクリーンが、その装置自体の上に置かれることがある。ラウドスピーカドライバ14a〜14cおよび16aは、エンクロージャ12’を共用してもまたはしなくてもよいが、それらのドライバは、いずれにせよ機械的に互いに接続され、その結果、それらの互いの相対的な位置が固定されまたは固定されることができ、すなわち筐体は、必ずしもトランスデューサ14a〜14cおよび16aのための容積を形成する必要はない。そのような装置10’は、通常TVスクリーンと組み合わせて使用されるが、音楽またはラジオ再生用にスタンドアローンでの使用もまた、可能である。
このようなサウンドバーのような装置10’では、少なくとも1つのラウドスピーカドライバ16aが、(壁のような)垂直向きの面により連続して反響され、次いで水平向きの面により反響された後に傾聴エリア(図示せず)に当たる音波を発するように、配設されまたは電気的に向けられる。そのような二次反響を利用することは、本発明の極めて重要な側面である。ラウドスピーカを配置することは、基本的にそれに応じてそのラウドスピーカを傾斜させることを意味するが、アレイ処理技術と組み合わされた複数ドライバを使って電気的な方向選択を容易にすることができる。
ハイト再生用に使用されるラウドスピーカドライバ16aは、通常、筐体12’の上部の上に実装され、また原理的にサウンドを上向き方向に発することになる。
少なくとも2つの面の上で反響を達成するには、意図されたリスナ位置から多少離れて向いている当初の放射方向を容易にすることが、さらに有利となる。このため、いわゆる先行音効果を回避することができる。この先行音効果は、多くの場合、最先端のアプローチに影響を及ぼし、以下の背景を有する。従来のラウドスピーカを傾斜させることも、または電気的な方向選択をすることも、完璧な指向再生を達成することができないため、所望の方向へのサウンド発射は、不要なサウンド発射を常に伴われる。そのような不要なサウンドの発射が、リスナの位置に一層早くかつある一定の音圧レベルを伴って到着すると、その再生信号は、もはや上方からもたらされたようには知覚されないことになる。この不要なサウンド発射が、その所望の方向に近い方向で一層強いため、当初の放射方向をリスナから離してねらうことは、明らかな利点である。対照的に、最先端技術では、上向きの放射、ただしリスナ位置に向かって傾斜された放射が提案されている(WO2014/036085を参照)。この方向付けは、一次反響のみを活用する場合、回避不能である。二次反響を使用するため、先行音効果を低減するための手段、例えば高域チャンネル用フィルタは、もはや必要ない。
二次反響を利用すると、ラウドスピーカドライバからリスナまでの経路は、一次反響の場合よりも長い。この経路(参照番号24を参照)は、図2cにより例示されている。図2cは、壁22wおよび天井22cを備える部屋22の内部に配設されたサウンドバー10’を示す。このサウンドバー10’は、トランスデューサ16aによる出力信号が、壁22wに対抗して向けられるように、壁22wのすぐそばに配設されている(経路24、パート1を参照)。反響された後、この経路は、壁22wと天井22cとの間の経路となる(24、パート2を参照)。ここで、その信号は反響され、その結果、その信号は天井22cからリスナ位置18に居るリスナまで進行する(24、パート3を参照)。
ドライバ16aからリスナ位置18までの進行経路24は、上方からもたらされる所望のサウンドのほんのわずかの減衰を引き起こす、天井22cでの一次反響の進行経路よりわずかに長い。しかし、ドライバをリスナから離すように傾斜させることは、その好ましくない方向、例えば第1グループのトランスデューサ14a〜14cがそのサウンドを発する第1の方向にさらにより強い減衰効果を有するため、このことは、結果として推定信号比に対する所望の信号の全体的な改善がもたらされる。さらに、進行経路が長ければ長いほど、天井22cから反響されたサウンドによりカバーされるエリアを拡大するという追加の利点を有する。所与の開口角度を有する指向性のある再生は、効果的な傾聴エリアを限定する。よって、その発せられた波面までのより長い進行距離は、最適な再生が達成されるエリアを効果的に増やすことになる。
リスナ位置18から見ると、ドライバ16aまたはサウンドバー10’を置く2つの実質的に異なる選択肢が存在する。このドライバ16a/サウンドバー10’は、図2dまたは図2eにより例示されているように、TVスクリーン26の正面に置かれることができる。図2dおよび図2eは、部屋22の内部のサウンドバー10’を示し、その中でサウンド経路24または特にサウンド経路24のパート1、すなわち24、パート1は、そのサウンドを天井22cに反響させるTVスクリーン26に発せられる。実施形態22dと22eとの間の違いは、スクリーン26が、実施形態22dの場合の壁の上に取り付けられ、そのテレビ(スクリーン)が、実施形態22e内の台となっているサウンドバー10’の上に配置されていることである。別の観点から見ると、それは、サウンドバー10’がスクリーン26を搭載するための手段を備えてもよいことを意味する。これには、2つの利点があり、すなわち、サウンドバー10’の背後の壁22wを必要とせず、サウンドバー10’およびテレビ26は、部屋22のどこかに配設されてもよいことである。
この構成は、スクリーン26と組み合わせたサウンドバー10’を示す図2fにより例示され、これらの両者とも部屋22の中央に配置されている。図に示すように、トランスデューサ16aにより発せられた信号は、スクリーン26により反響された後に天井22wに到達する(経路24の24パート2を参照)。もう一つの利点は、垂直の反響要素、すなわちテレビスクリーン26は固定され、またその位置は既知であることである。このことは、ほとんどのそれぞれの部屋に対する様々な解決策をその構成に与える。
サウンドバー10’を置くための別の選択肢としては、スクリーン26の背後に同じサウンドバーを置くことであり、これにより結果としてその装置の異なる特性を引き起こす。この実施形態は、図2gにより例示されている。図2gは、図2cに関して論述したように配設されたサウンドバー10’(すなわち、トランスデューサ16aを使用してサウンド経路24に沿って進行するサウンド信号を発するサウンドバー)を示し、テレビ26は、サウンドバー10’の正面に配設されている。この配設の結果により、トランスデューサ16aは、壁22wとスクリーン26との間に配設されている。このことは、トランスデューサ16aにより発せられたサウンドは、スクリーン26の背面によりシールドされる。別の言葉で表現すれば、それは、ドライバ16aが、TVスクリーン26の背後に置かれることを意味する。このため、垂直方向に向けられた反響面は、TVスクリーン26の背後の後壁22wとなる。その場合、TVスクリーン26は、音響バリアとしての役割を果たし、リスナに向かうその望ましくないサウンドの発射を反響されずにさらに低減する。これは、再生クオリティをさらに改善するように考慮されている。さらに、そのような配設は、心理学的/美学的な観点から望ましく、その理由は、上向きに向けられるラウドスピーカドライバ16a’は、リスナの目から隠され、またTVスクリーン26の正面は、装置10’の正面と一致して配設されることができるからである。
さらに、その装置がTVスクリーン26なしで使用される場合、反響壁22wの近くに配置される必要があることに注意すべきである。その場合には、TVスクリーン26を介する音響バリアが欠けているが、ハイト再生は、依然として可能である。その性能は、TVスクリーン26をリフレクタとして使用する構成に匹敵するであろう。ここで、別の選択肢のリフレクタを提供することができることに注意すべきである。このため、いくつかの実施形態は、サウンドバー、例えばサウンドバー10または10’、および垂直方向に向けられたリフレクタを備えるシステムに言及する。この場合、またはほとんどの場合、水平方向に向けられた反響物は、リスニングルームの天井22cである。しかしながら、そのリスニングルームが極めて高い場合、適切な高さでつるされた追加のリフレクタ(図示せず)があってもよい。
図3aは、サウンドバー、すなわちサウンドバー10’’の向上された実施形態を示す。サウンドバー10’’は、正面にトランスデューサ14a〜14c、および上面に第2グループの少なくとも1つのトランスデューサ16aを備える。加えて、さらなるトランスデューサ17aが上面に配設され、このさらなるトランスデューサ17aは、トランスデューサ14a〜14cに関して異なる角度を形成する。その結果、装置10’’の上面により例示されているように、トランスデューサ17aおよび16aは、この両者の間においてある角度を形成する。トランスデューサ16aおよび17aは、その上面の上に、またはより詳細にはその上面のくぼみの内部に互いに隣接して配設されてもよい。
トランスデューサ16aおよび17aの異なる傾斜のため、これらのトランスデューサは、経路24および25に沿って進行するサウンド信号を発し、その経路は両方とも、二次の反響を有する経路である。2つの異なる経路24および25のため、リスナ位置でリスナにもたらされる2つの(等しいまたは異なる)ハイト信号を送信することが可能である。図に例示されているように、この2つの異なる経路24および25は、リスナ位置にもたらされ、その結果、1つの信号(経路25を参照)は、リスナ位置の正面にもたらされ、第2の信号24は、リスナ位置に居るリスナの背後にもたらされる。他の言葉で表現すれば、これは、もたらされた2つの信号24および25は、異なる傾斜角度を有するため、より広い傾聴エリアを提供することができることを意味する。異なる傾斜を有する2つ以上のドライバの別の使用例としては、上方から再生される信号の異なる周波数領域の再生のために使用されるドライバである。また、異なる種類のスピーカ、例えば広帯域スピーカおよび追加のツイータは、異なる指向特性を有するため、異なる傾斜角度が、放射パターンを最適化するのに使用されることができる。
図3bにより例示されているように、同様な効果は、サウンドバー10’’’の上面に配設されたトランスデューサ16aおよび17a’を使って達成されることができる。ここで、トランスデューサ16aおよび17a’は、互いに平行に配設され(すなわち、それぞれのトランスデューサ17a’および16aと、トランスデューサ14a〜14cとの間の同じ角度を有し、トランスデューサ17a’および16aは、トランスデューサ10’’’’の上面図により例示されているように、トランスデューサの長手方向側面10’’’’までの距離が異なるように配設されている。このため、サウンド信号24および25は、リスナ位置にもたらされ、その結果、より広い傾聴エリアが、それらの反響されたサウンド24および25によってカバーされる。
上記の実施形態は、矩形断面を有するサウンドバーの文脈で論述されてきたが、図4aにより例示されているように、このサウンドバーはまた、異なる形状を有してもよい。
図4aは、五角形の筐体12’’を有するサウンドバー10’’’’’を示し、トランスデューサ14a〜14cは、正面12f’’に配設され、第2グループの複数のトランスデューサ16a〜16cは、平面12f’’に対抗して配設された傾斜平面12b’’に配設されている。この結果として、平面12b’’および12f’’、ならびにそのサウンドがトランスデューサ14a〜14cおよび16a〜16cにより発せられた方向が、90°を超えてその両者間をなす角度β、例えば100°または110°を形成する。
図4bは、サウンドバー10’’’’’’の筐体の別の実施形態を示し、この筐体12’’’は矩形断面を有する。ここで、トランスデューサ14a〜14cは、正面12f’’’に配設され、筐体12’’’の上面に配設されたトランスデューサ16aは、上面全体に関して傾斜された上面の一部に配設され、その結果、その上面の傾斜部分が、正面12f’’’に関して、90°より大きい角度βを形成する。
図5は、1つ以上のサウンドバーを使用した例示的な略図を示す。ここで、サウンドバー10’は、図2eの実施形態について説明されたように、TVスクリーン26の下方に配設され、追加のサウンドバー10’’’’’’’は、TVスクリーン26の上方に配設されている。ここで、このサウンドバー10’’’’’’’は、直角形状を有し、2つの異なるグループのトランスデューサ14a〜14cおよび16aは、その間に90°以下の角度αを形成するように配設される。この例では、2つのサウンドバー10’および10’’’’’’’のトランスデューサ16aのそれぞれの第2の発する方向は、パート24および24’’’’’’’のように、両方ともリスナ位置にもたらされるように選択される。
図6aは、サンプル10’’’’の長手方向端までの距離を異ならしめて配設された2つのトランスデューサ16aおよび17a’を有するサウンドバー10’’’’の構成を示し、スクリーン26は、トランスデューサ16aの信号がスクリーン26により反響されるように、またトランスデューサ17a’の信号がスクリーン26の背後で発せられ、壁22wにより反響され、スクリーン26によりシールドされるように、配設されている。2つの経路24および25により例示されているように、ハイトオーディオ信号は、より広い傾聴エリアを有する様式でリスナ位置にもたらされる。
実質的に同様な状況が、図6bにより例示されており、サウンドバー10’’’’’’’’は、上面のくぼみに配設されたトランスデューサ16a、および筐体の背面に配設されたトランスデューサ17a’を有し、その背面および正面は、90°未満の傾斜αを有する。この結果により、トランスデューサ16aの信号は、スクリーン26により反響され、トランスデューサ17a’の信号は、壁22wにより反響される。結果として、2つのオーディオ信号24および25は、より広い傾聴エリアを形成する様式でリスナ位置にもたらされる。
図7aおよび図7bに関して、上向きのラウドスピーカ16aを、直接天井22cに向けるのではなく、後壁22wに向けて傾斜させる利点について論述されるであろう。ここで、図7aは、試験ラウドスピーカ30が、後壁22wのすぐそばに配設され、またマイクロフォン32は、リスナ位置に配設されている試験構成を示す。試験ラウドスピーカ30は、通常上向きに向けられ、その角度は、測定中に変更される。
その試験スピーカ30の異なる2つの垂直方向位置での測定結果は、図7bにより例示されている。図7bは、そのドライバの傾斜の上をプロットされた、所望の反響経路信号(Psignal)および不要な干渉信号(Pinterference)の略図を示す。
図7の試験構成では、上向きに向けられたラウドスピーカ30は、異なる高さおよび壁までの距離の壁22wの近くに置かれている。マイクロフォン32は、この壁から2.5メートルの位置に置かれている。ラウドスピーカ30とマイクロフォン32との間の転送機能は、−45°から+45°まで及ぶ様々なドライバ傾斜角度に対して測定され、負の角度は、後壁22wへの方向を表す。直接にまたは一次反響を介して正面からリスナに到達するサウンドは、不要であると考えられ、またそれらのそれぞれのエネルギは、干渉パワー全体(Pinterference)に累積される。上部からの、すなわち天井22cからの反響を介して、例えば一次反響または二次反響(すなわち、「天井からリスナへ」、または「後壁から天井へそしてリスナへ」)を介して、リスナに到達するすべてのサウンドは、好ましい信号(Psignal)であると考えられる。したがって、最適なラウドスピーカ傾斜角度は、その信号と干渉との間のエネルギ比率、P対Pの最大値により示される。後方に向かうラウドスピーカの利点は、ラウドスピーカが天井の方向に直接向けられている場合(図7bを参照)と比較して、より少ないエネルギが、リスナへの不要な直接経路の上を伝播することである。この効果は、より高い周波数に対して一層強調され、同様にラウドスピーカが焦点を合わせ始める。
上記のいくつかの実施形態では、第2グループの正に1つのトランスデューサ(参照番号16a)が、サウンドバーの上面または背面またはくぼみに配設されているように論述されてきたが、好ましくはその第2グループの複数のトランスデューサが、その上面に配設されることに注意すべきである。
いくつかの実施形態では、第2グループの複数のトランスデューサが配設された側面について論述され、90°より小さい角度αを形成して第1の発射方向と第2の発射方向との間で90°より大きい角度にすることができるようにしており、その角度βはまた、90°以上にすることもできることに注意すべきである(図1bを参照)。しかしながら、第1の方向と第2の方向との間の角度βが、結果的に少なくとも90°または好ましくは90°超になるように、ビームフォーミングを使って第2の方向に向ける場合には、内角αはまた90°以上にすることもできる。
上記で論述された、第1グループおよび第2グループのトランスデューサを制御するために使用された1以上のオーディオ信号を参照すると、それぞれのオーディオ信号(第1/第2のオーディオ信号)は、多くのチャンネルを備えてもよく、第1/第2のオーディオ信号は多くのチャンネルを備えてもよいことに注意すべきである。
さらに、第1のおよび第2のオーディオ信号は、それらのコンテンツ(例えば、それらは異なる個別のオーディオチャンネルにより提供される)に関して互いに異なり、またはその違いは、(ただし以下に限定されない)ゲイン修正や、相関除去や、フィルタリング、例えば理想的には、時間的に変化しかつ/または周波数に対して変化する、ハイパスフィルタリングから構成してもよいことに注意すべきである。
第2のオーディオ信号のハイト情報を参照すると、そのハイト情報は、分離されたチャンネルにより搬送されるかまたはアップミキシングにより生成されることができることに注意すべきである。
ここで、上記の実施形態は、正に例示的であり、本願の保護範囲は、以下の特許請求の範囲により限定されることに注意すべきである。

Claims (17)

  1. 筐体(12、12’、12’’、12’’’)と、
    前記筐体の正面(12f、12f’、12f’’、12f’’’)に配設され、二次元音場を再生するように少なくとも2つの第1のオーディオ信号に応じて第1の方向にサウンドを発するように構成されている、第1グループの少なくとも2つのトランスデューサ(14a、14b、14c)と、
    前記筐体の第2の側面に配設され、少なくとも1つの第2のオーディオ信号に応じて第2の方向にサウンドを発するように構成された第2グループの少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)であって、前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサにより発せられた前記サウンドが、反響された様式で予め定義されたリスナ位置(18)に到達し、前記二次元音場をある高さ寸法に拡大する、前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)と、を備えるサウンドバーであって、
    前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサにより発せられた前記サウンドを反響する前記反響は、少なくとも2つの次数を有する、サウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  2. 前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)により発せられた前記サウンドは、最初に垂直面により反響され、次に水平面により反響されている、請求項1に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  3. 前記水平反響は、前記サウンドバーが配設されている部屋(22)の天井(22c)を使って実行されている、請求項2に記載のサウンドバー。
  4. 前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)により発せられた前記サウンドは、前記サウンドバーの背後に存在する部屋(22)の壁(22w)により垂直様式で反響され、または
    前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)により発せられた前記サウンドは、前記サウンドバーの近傍に垂直に配設されているスクリーン(26)により垂直様式で反響されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  5. 前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)により発せられた前記サウンドは、スクリーン(26)が前記第1の方向以内に誤って発せられたサウンドをシールドするバリアを形成するように、前記スクリーン(26)の背面によりシールドされている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  6. 前記サウンドバーは、前記スクリーン(26)を搭載するための手段を備える、請求項4または5に記載のサウンドバー。
  7. 前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)は、前記第2の方向および前記第1の方向が、90°以上の角度(β)を形成するように、ある傾斜を有するか、
    前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)の音が、前記第2の方向および前記第1の方向が、90°以上の角度(β)を形成するようにビームフォーミングを使って発せられるか、
    のうち少なくとも一方である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のサウンドバー。
  8. 前記第1の方向および前記第2の方向は、前記第1の方向以内に発せられる前記サウンドと前記第2の方向以内に発せられる前記サウンドとの重ね合わせを回避するように、90°超の角度(β)を形成する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  9. 前記第2グループは2つのサブグループを含み、各サブグループは少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)を含み、前記2つのサブグループの前記トランスデューサは、内角、または前記筐体(12、12’、12’’、12’’’)の長手側面までの距離の少なくとも一方に関して互いに異なる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  10. 前記第1グループの前記少なくとも2つのトランスデューサ(14a、14b、14c)および前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)が、同じ種類であるか、
    前記第1グループの前記少なくとも2つのトランスデューサ(14a、14b、14c)および前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)が、同じ周波数特性を示すか、
    のうち少なくとも一方である、請求項1〜9のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  11. 前記第2グループは、少なくとも2つのトランスデューサを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  12. 前記第1グループの前記少なくとも2つのトランスデューサ(14a、14b、14c)、または前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)のうち少なくとも一方は、前記予め定義されたリスナ位置(18)から水平方向に離間されるようにサウンドを発するように構成されている、請求項1〜11のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  13. 前記筐体は、前記第2の側面内にくぼみを含み、
    前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)は、前記くぼみ内部に配設されている、請求項1〜12のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  14. 前記くぼみは、V形状を有し、
    前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)は、前記正面から方向を変えられた、前記V字形くぼみの1つの平面に配設されている、請求項13に記載のサウンドバー。
  15. 3Dサラウンド再生のハイトオーディオ信号が、第2グループの1つ以上のトランスデューサを使って再生されている、請求項1〜14のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  16. 前記第1のオーディオ信号は、前記第2のオーディオ信号と異なる、請求項1〜15のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載のサウンドバー(10、10’、10’’、10’’’、10’’’’、10’’’’’、10’’’’’’’)と、
    前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサ(16a、16b、16c、17a)により発せられた前記サウンドを反響するためのスクリーン(26)、もしくは前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサにより発せられた前記サウンドを反響するための垂直リフレクタ、または前記第2グループの前記少なくとも1つのトランスデューサにより発せられた前記サウンドを反響するための水平リフレクタのうちの少なくとも一方と、を含むシステム。
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