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JP2018517523A - 容器に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置 - Google Patents

容器に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置 Download PDF

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JP2018517523A JP2017565215A JP2017565215A JP2018517523A JP 2018517523 A JP2018517523 A JP 2018517523A JP 2017565215 A JP2017565215 A JP 2017565215A JP 2017565215 A JP2017565215 A JP 2017565215A JP 2018517523 A JP2018517523 A JP 2018517523A
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Abstract

本発明は、容器(2)に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置(4)に関し、蒸気調理器付属装置(4)は、蒸気生成室(20)を含む蒸気発生器(5)を含み、蒸気調理器付属装置(4)は、蒸気生成室(20)に水を供給する水タンク(6)を含み、蒸気生成室(20)は、蒸気発生器(5)の下部(10)に設けられた、少なくとも1つの蒸気供給出口(15)に接続される。本発明によれば、蒸気発生器(5)は、蒸気発生器(5)の下部(10)を、蒸気発生器(5)の外側部分(11)に連通させ、下部(10)の上方に延びる、少なくとも1つの通気口(18)を有する。本発明は、また、加熱および/または調理される食品を収容するための容器と、上記の特徴による蒸気調理器付属装置(4)を含むカバー(3)を含む、電気蒸気調理器に関する。

Description

本発明は、食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気生成機器および装置の技術分野に関する。
より具体的には、本発明は、容器に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置に関する。
本発明は、また、食品を蒸気加熱および/または調理するための機器に関し、そのような蒸気調理器付属装置を形成する、蒸気生成装置を組み合わせた容器を含む。
特許文献1から、我々は、容器に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するために使用される蒸気生成付属装置を含む機器を知っている。この蒸気生成付属装置は、蒸気生成室と、蒸気生成室に水を供給する水タンクを含む、蒸気発生器を含む。蒸気生成室は、容器上方で蒸気発生器の下部に設けられた蒸気供給出口に接続される。
この機器の1つの欠点は、蒸気発生器の水タンクの充填時に、蒸気発生器の存在のゆえに、用心する必要があるということである。
米国特許出願公開第2014/0103023号明細書
本発明の1つの目的は、水タンクの充填が容易になる、食品の蒸気加熱および/または調理のための、容器と共に使用される蒸気調理器付属装置を提供することである。
本発明の別の目的は、構成するのに経済的である、食品を蒸気加熱および/または調理するための、容器と共に使用される蒸気調理器付属装置を提供することである。
本発明の別の目的は、良好な蒸気生成性能を提供する、食品を蒸気加熱および/または調理するための、容器と共に使用される蒸気調理器付属装置を提供することである。
本発明の他の目的は、容器と蒸気調理器付属装置を含み、水タンクの充填が容易になる、食品を蒸気加熱および/または調理するための電気蒸気調理器を提供することである。
本発明の別の目的は、容器と蒸気調理器付属装置を含み、構成するのに経済的な、食品を蒸気加熱および/または調理するための電気蒸気調理器を提供することである。
本発明の他の目的は、容器と蒸気調理器付属装置を含み、良好な蒸気生成性能を提供する、食品を蒸気加熱および/または調理するための電気蒸気調理器を提供することである。
これらの目的は、容器内に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置により達成され、蒸気調理器付属装置は、蒸気生成室を含む蒸気発生器を含み、蒸気調理器付属装置は、蒸気生成室に水を供給する水タンクを含み、蒸気生成室は、蒸気発生器の下部に設けられた少なくとも1つの蒸気供給出口に接続され、蒸気発生器は、蒸気発生器の下部を、蒸気発生器の外側部分と連通させる、下部の上方に延びる、少なくとも一つの通気口を有する。この配置は、蒸気発生器によって閉じられた容器からの蒸気の漏出のより良好な制御を可能にする。
有利には、さらにまた、蒸気発生器は、環状の下部支持面を有する。この配置は、蒸気発生器を容器の上端に配置することを可能にする。
有利には、さらにまた、少なくとも1つの通気口は、環状の下部支持面によって囲まれる。この配置は、蒸気発生器によって閉じられた容器内の圧力をバランスさせ、蒸気発生器によって閉じられた容器からの蒸気の漏出を制御することを可能にする。
有利には、また、蒸気発生器は外側側壁を有し、蒸気生成室は、外側側壁から距離をおいて蒸気発生器内に配置される。これらの配置は、蒸気発生器の外側側壁の温度を制限することを可能にする。
有利には、さらにまた、少なくとも1つの通気口は、外側側壁に蒸気を排出する。この配置は、取り外し可能な水タンクの受け入れ領域のサイズを増大させることを可能にする。
有利には、また、蒸気発生器は、少なくとも1つの蒸気供給出口が形成された下部を有し、蒸気生成室は下部から距離をおいて蒸気発生器内に配置される。これらの配置は、蒸気生成室の下方の蒸気供給室を可能にし、蒸気供給出口の位置のより高い自由度を許容する。
これらの目的は、また、蒸気調理および/または加熱される食品を収容する容器と、容器に配置される下面を有するカバーを含む、電気蒸気調理器により達成され、カバーは、前述の特徴の少なくとも1つによる蒸気調理器付属装置を含む。
本発明は、決して限定的ではない、添付の図1〜図4に示された、2つの実施例を考慮して、より完全に理解されるであろう。
本発明による蒸気調理器付属装置を含む電気蒸気調理器の第1の実施例の概略断面図である。 本発明による蒸気調理器付属装置を含む電気蒸気調理器の第2の実施例の分解斜視断面図である。 図1に示された蒸気調理器付属装置の別の向きによる斜視断面図である。 図2および図3に示された蒸気調理器付属装置の他の断面領域による斜視断面図である。
図1に概略的に示される電気蒸気調理器1は、食品を蒸気加熱および/または調理するための機器であり、加熱および/または調理される食品を収容する容器2と、容器2に載置されるように設けられたカバー3を含む。この目的のために、カバー3は、容器2上に配置されるように設けられた下面7を有する。
カバー3は、容器2内に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置4を含む。
より具体的には、図1に示される実施例において、カバー3は、容器2に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置4を形成する。変形例として、カバー3は、特に、蒸気調理器付属装置4を保持し、容器2に載置されるように設けられた、必要に応じて、取外し可能である、支持装置を含み得る。
蒸気調理器付属装置4は、蒸気発生器5と水タンク6を含む。水タンク6は蒸気発生器5に対して取外し可能であり、蒸気発生器5は、取外し可能な水タンク6を保持する。蒸気発生器5は、蒸気発生器5に配置された水タンク6により水を供給される、水入口14を含む。蒸気発生器5は、蒸気生成室20を含む。水タンク6は、蒸気生成室20に、水を供給する。この目的のために、蒸気生成室20は、蒸気発生器5に配置された水タンク6によって水を供給される、給水入口21を有する。蒸気生成室20は、蒸気生成室20内の水を蒸気に変換する加熱装置50を含む。蒸気生成室20は、少なくとも1つの蒸気排出出口22を有する。蒸気生成室20は、蒸気発生器5の下部10に設けられた少なくとも1つの蒸気供給出口15に接続される。
より具体的には、蒸気発生器5は、容器2に載置されるように設けられた環状の下部支持面9を有する。蒸気発生器5の水入口14は、蒸気発生器5の上面19に配置される。水入口14は、漏斗を形成する。水入口14は、蒸気生成室20の給水入口21に水を排出する。蒸気発生器5は、少なくとも1つの蒸気供給出口15が形成された下壁13を有する。蒸気発生器5は、蒸気発生器5の下部10を、下部10の上方に延びる蒸気発生器5の外側部分11に連通させる、少なくとも1つの通気口18を有する。少なくとも1つの通気口18は、環状の下部支持面9によって囲まれる。蒸気発生器5は、蒸気発生器5に配置された水タンク6の下方に延びる外側側壁12を有する。少なくとも1つの通気口18は、外側側壁12内に蒸気を排出する。
図1に示される実施例において、加熱装置50は、蒸気生成室20の底部に配置される。加熱装置50は、特に、スクリーン印刷された加熱要素、または、熱拡散板の下、および/または、熱拡散板中に配置された、強化加熱要素を含み得る。変形例として、加熱装置50は、特に、蒸気生成室20の内部に配置され得る。
好ましい実施形態によれば、蒸気生成室20は、給水入口21よりも上方に配置された、少なくとも1つの蒸気排出出口22を有し、少なくとも1つの蒸気排出出口22は、少なくとも1つの蒸気供給出口15と連通する。
図1に示される実施例において、蒸気生成室20は、給水入口21よりも上方に配置され、蒸気供給出口15と連通する、複数の蒸気排出出口22を有する。蒸気生成室20は、下壁13から距離を置いて蒸気発生器5内に配置され、蒸気供給出口15の位置のより高い自由度を許容する。蒸気生成室20は、外側側壁12から距離を置いて蒸気発生器5内に配置される。
図1に示される実施例において、蒸気発生器5は、蒸気発生器5の下部10を、蒸気発生器5の外側部分11と連通させる複数の通気口18を有する。下部10は下壁13を形成する。外側部分11は、外側側壁12を形成する。
水タンク6は、蒸気発生器5に水を供給する排水出口32を含む。
図1に示される実施例において、蒸気調理器付属装置4は、水タンク6が蒸気発生器5に配置されたとき、排水出口32を外部に連通させる少なくとも1つの気道38を含む。図1において、はっきりと見てとれるように、少なくとも1つの気道38は、水タンク6と蒸気発生器5との間、より具体的には、水タンク6の下面33と蒸気発生器5の上面19との間に設けられる。水タンク6および/または蒸気発生器5は、この目的のために、水タンク6の下面33を蒸気発生器5の上面19から分離するスペーサ(図1には示されない)を有し得る。変形例として、少なくとも1つの気道は、特に、水タンク6および/または蒸気発生器5内に設けられ得る。
図1に示される実施例において、排水出口32は水タンク6の下面33に配置される。水タンク6の下部は、蒸気発生器5の上部に載置される。
より具体的には、排水出口32は、蒸気生成室20の給水入口21の上方に延在する。排水出口32は、排水出口32が閉鎖される閉鎖位置と、水が水タンク6から流出することを可能にする排水位置との間で移動し得る弁34を有する。好ましくは、水タンク6は、弁34の意図しない動作を防止するために、閉鎖位置で弁34の下方に延びる少なくとも1つの支持面36を含む。好ましい実施形態によれば、弁34は、閉鎖位置において弁34の下方に延びるダクト30によって囲まれる。
図1に示される実施例において、蒸気発生器5は、水タンク6が蒸気発生器5に配置されたときに、弁34を排水位置に向かって押す突起17を有する。図1において見てとれるように、突起17は、蒸気生成室20に配置される。弁34は、主として垂直な姿勢により移動可能である。弁34は、弾性復帰要素35によって、閉鎖位置に向かって押される。弾性復帰要素35は、有利には、螺旋ばねによって形成される。支持面36は、排水出口32によって形成される。変形例として、弁34は、水タンク6が蒸気発生器5に配置されたときに、蒸気生成室20によって押される突起を有し得る。
好ましい実施形態によれば、水タンク6は、いくつかの角度配向により蒸気発生器5に配置され得る。図1に示される実施例において、水タンク6は特別な割り出しを行うことなく蒸気発生器5に配置され得る。より具体的には、水入口14は、蒸気発生器5の上面19の中央部に配置される。
好ましい実施形態によれば、水タンク6は、把持装置40を備える。図1に示される実施例において、把持装置40は、排水出口32に対向して配置される。把持装置40は、水タンク6が上下逆に配置される場合に、水タンク6を保持するように設けられた支持面41を有する。
水タンク6は、特に充填および/または洗浄のために、必要に応じて、取り外し可能な2つの組立部分で作成され得る。図1に示される実施例において、水タンク6の下面33は、オリフィス43を含む基部42から形成され、オリフィスの周りに排水出口32を有するストッパー44が取り付けられる。ストッパー44は、弁34を収容する。本体45は、基部42に取り付けられる。把持装置40は、本体45から派生する。本体45は、基部42から取り外し得るように組み立てられ得る。変形例として、把持装置40は、基部42から明白に派生し得るか、本体45または基部42に接続されるか、または、固定される。水タンク6は、排水出口32とは別個の充填オリフィスを含み得る。必要に応じて、充填オリフィスは閉鎖され得る。
図1に示される電気蒸気調理器1および蒸気調理器付属装置4は、以下のように動作し、使用される。
使用者は、最初に、例えば、水タンク6をひっくり返した後、基部42を本体45から取り外すことによって水タンク6を充填する。次いで、使用者は、基部42を本体45に戻し、再び、水タンク6をひっくり返して、水タンク6を蒸気発生器5に配置する。その時、水タンク6の排水出口32は、蒸気発生器5の水入口14内に延在する。水タンク6が蒸気発生器5に配置されるとき、弁34は、蒸気発生器5によって、排水位置に向けて押される。突起17は、そのとき、ダクト30内に延び、弁34を排水位置に向けて押し、水タンク6の排水出口32から出る水が、蒸気発生器5の水入口14に流入し、水タンク6の排水出口32に達する。水位は、排水出口32に達するまで蒸気生成室20内を上昇する。蒸気発生器5に配置される水タンク6は、排水出口32上で閉鎖室39を形成する。水は、空気がとって代わらない限り、水タンク6から流出し得ない。この目的のために、気道38を介して蒸気調理器付属装置4の外部と連通する排水出口32は、水位が排水出口32に到達しない限り、空気が水タンク6に入ることを許容する。
次いで、使用者は、加熱装置50をオンにする。蒸気生成室内の水の温度は、蒸気が生成されるまで上昇する。次いで、蒸気は、蒸気排出出口22を介して漏出し、蒸気供給出口15に到達し、容器2内に広がって、容器2内の食品を調理または加熱する。蒸気の生成は、蒸気生成室20内の水位を、排水出口32の下方に低下させることをもたらし、蒸気生成室20が水を再供給されることを可能にする。水は、そのとき、水位が排水出口32に達するまで、排水出口32を介して水タンク6から排出され、蒸気調理器付属装置4の外部からの空気は、気道38を通過し、排水出口32を通って水タンク6に入る。
水タンク6は、蒸気生成室20に重力により水を供給する。換言すると、水は水タンク6から流れて蒸気生成室20を満たす。
変形例として、水タンク6は、必ずしも弁34を有する必要はない。水タンク6の排水出口32は、特に、調整され得、蒸気生成室20に流入する水は、蒸気生成室20内の水が、蒸気生成室20から溢れ出ることなく、気化することを可能にする。
変形例として、水入口14と給水入口21は結合され得る。
変形例として、水タンク6は、蒸気発生器5に対するバヨネット閉鎖によって錠止され得る。この目的のために、水タンク6は、例えば、蒸気発生器に回転によって取り付けるために設けられたタブを含み得、逆もまた同様である。
変形例として、蒸気調理器付属装置4は、蒸気生成室20を満たすために、水タンク6の外側に、水の流れを制御するためのポンプを含み得る。電気接続を単純化するために、ポンプは、有利には、蒸気発生器5に配置され得る。
必要に応じて、蒸気発生器5は、蒸気生成室20から取り外され得る支持装置を含み得、蒸気生成室20は、支持装置上に載置され、支持装置は、容器に載置されるように設けられた支持面の少なくとも一部を有する。支持装置は、特に、環状構成または「U」字構成を有し得る。あるいは、取り外し可能な支持装置は、特に、カバー3に属し得る。
図2に概略的に示された電気蒸気調理器101は、食品を蒸気加熱および/または調理するための機器であり、加熱および/または調理される食品を収容する容器102と、容器102に載置されるカバー103を含む。この目的のために、カバー103は、容器102に配置されるように設けられた下面107を有する。
カバー103は、容器102内に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置104を含む。
より具体的には、図2〜図4に示される実施例において、カバー103は、容器102に収容される食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置104を形成する。変形例として、カバー103は、特に、必要に応じて取外し可能な、蒸気調理器付属装置104を保持し、容器102に載置されるように設けられた支持装置を含む。
蒸気調理器付属装置104は、蒸気発生器105と水タンク106を含む。水タンク106は、充填オリフィス160を介して外部と連通する。必要に応じて、水タンク106は、少なくとも1つの他の充填オリフィスを有し得る。
蒸気発生器105は、蒸気生成室120を含む。水タンク106は、重力によって蒸気生成室120に水を供給する。この目的のために、水タンク106は、給水入口121を介して蒸気生成室120と連通する。必要に応じて、水タンク106は、少なくとも1つの他の給水入口を介して蒸気生成室120と連通し得る。
好ましくは、水タンク106は、給水入口121に水を排出する底部108を有する。
図2〜図4に示される実施例において、水タンク106は、蒸気生成室120を取り囲む。この目的のために、図4においてよりよく見てとれるように、環状壁124が、蒸気生成室120を取り囲む。給水入口121が、環状壁124に形成される。
蒸気生成室120は、蒸気生成室120内の水を蒸気に変換する加熱装置150を含む。図2〜図4に示される実施例において、加熱装置150は、加熱パッド151を含む。変形例として、加熱装置150は、特に、蒸気生成室120の底部の少なくとも一部を形成する、熱拡散プレートの下、および/または、熱拡散プレート中に配置された加熱要素を含み得る。
蒸気生成室120は、蒸気発生器105の下部110に設けられた少なくとも1つの蒸気供給出口115に接続される。この目的のために、蒸気生成室120は、給水入口121より高い位置にある、少なくとも1つの蒸気排出出口122と連通する。蒸気生成室120は、蒸気排出出口122上に限定される。蒸気排出出口122または各蒸気排出出口122は、ダクト125を介して蒸気供給出口115と連通する。
より具体的には、図2〜図4に示される実施例において、蒸気生成室120は、蒸気生成室120の上方に配置される蒸気膨張室170を介して蒸気排出出口122と連通する。換言すると、蒸気膨張室は、少なくとも1つの蒸気排出出口122の他には連通しない。充填オリフィス160と蒸気膨張室170との間には、充填オリフィス160からの蒸気の漏出を防止するために、分離側壁180が配置される。この目的のために、分離側壁180は、蒸気排出出口122よりも低く延びる。換言すれば、分離側壁180は、蒸気排出出口122の下方に延びる。より具体的には、分離側壁180は、給水入口121より低く延びる。図2〜図4において明瞭に見てとれるように、分離側壁180は、水タンク106内に延びる。換言すれば、水は、分離側壁180の下部の二つの面に達する。
図2〜図4に示される実施例において、蒸気生成室120は、給水入口121よりも高く配置され、幾つかのダクト125を介して蒸気供給出口115と連通する、幾つかの蒸気排出出口122を有する。より具体的には、ダクト125は、環状壁124に設けられる。2群の3つのダクト125が、加熱パッド151の両側に配置される。ダクト125は、垂直である。変形例として、ダクト125は垂直ではなく傾斜し得る。好ましくは、ダクト125は、バッフルを有しない。換言すると、ダクト125は、必ずしも真っ直ぐではなく連続的に傾斜する。
より具体的には、蒸気発生器105は、容器102上に載置されるように設けられた、環状の下部支持面109を有する。
蒸気発生器105は、蒸気供給出口115が形成された下壁113を有する。蒸気生成室120は、下壁113から離れて蒸気発生器105内に配置され、蒸気供給出口115の位置のより高い自由度を許容する。
蒸気発生器105は、蒸気発生器105の下部110を、蒸気発生器105の外側部分111に連通させる、下部110の上方に延びる、少なくとも1つの通気口118を有する。少なくとも1つの通気口118は、環状の下部支持面109によって囲まれる。
蒸気発生器105は、外側側壁112を有する。水タンク106の底部108は、外側側壁112を環状壁124に接続する。蒸気生成室120は、外側側壁112から距離をおいて、蒸気発生器105内に配置される。少なくとも1つの通気口118は、外側側壁112に蒸気を排出する。
図2〜図4に示される実施例において、蒸気発生器105は、蒸気発生器105の下部110を、蒸気発生器105の外側部分111に連通させる幾つかの通気口118を有する。下部110は、下壁113を形成する。外側部分111は、外側側壁112を形成する。2群の3つの通気口118が、蒸気生成室120を囲む水タンク106の両側に配置される。
蒸気調理器付属装置104は、有利には透明または半透明の材料で作られた上壁116を有する。上壁116は、例えば、クリップ留め、接着、オーバーモールディング、ねじ止めまたは溶着によって、外側側壁112と組み立てられる。上壁116は、水タンク106の一部を形成する。分離側壁180は、上壁116から派生する。上壁116は、蒸気膨張室170の上部を形成する。
図2に示される電気蒸気調理器101および図2〜図4に示される蒸気調理器付属装置104は、以下のように動作し、使用される。
使用者は、食品を容器102に入れた後、容器102に蒸気調理器付属装置104を配置する。使用者は、充填オリフィス160を通して水タンク106を満たす。水は、給水入口121を通って蒸気生成室120に流入する。好ましくは、使用者は、水が蒸気排出出口122に到達し、ダクト125を通って流れるのを防止するために、蒸気排出出口122よりも十分に低い水位まで水タンク106を満たす。使用者は、その後、加熱装置150のスイッチをオンにする。蒸気生成室120内の水の温度は、蒸気が生成されるまで上昇する。蒸気は、蒸気生成室120から上昇して蒸気膨張室170に達する。このとき、蒸気は、上壁116、分離側壁180、および、水タンク106内の水によって閉じ込められる。蒸気は、その後、蒸気排出出口122を通って漏出し、ダクト125を通って下降して蒸気供給出口115に達する。蒸気供給出口115を出る蒸気は、容器102内に広がる。食品上の空気は、通気口118を通して漏出し得る。食品が蒸気で充満された後、蒸気は、また、通気口118を通って漏出する。
必要に応じて、蒸気生成室120は、幾つかの加熱装置を含み得る。
必要に応じて、蒸気発生器105は、蒸気生成室120から取り外され得る支持装置を含み得、蒸気生成室120は、支持装置に載置され、支持装置は、容器に載置されるように設けられた支持面の少なくとも一部を有する。支持装置は、特に、環状構成、または、「U」字構成を有し得る。あるいは、取り外し可能な支持装置が、特にカバー103に属し得る。
本発明は、記載された実施例、および、それらの変形例に決して限定されず、特許請求の範囲の文脈における多くの変更を包含する。

Claims (7)

  1. 容器(2;102)に収容された食品を蒸気加熱および/または調理するための蒸気調理器付属装置(4;104)であって、該蒸気調理器付属装置(4;104)は、蒸気生成室(20;120)を含む蒸気発生器(5;105)を含み、前記蒸気調理器付属装置(4;104)は、前記蒸気生成室(20;120)に水を供給する水タンク(6;106)を含み、前記蒸気生成室(20;120)は、前記蒸気発生器(5;105)の下部(10;110)に設けられた、少なくとも一つの蒸気供給出口(15;115)に接続されており、前記蒸気発生器(5;105)は、前記蒸気発生器(5;105)の下部(10;110)を、前記蒸気発生器(5;105)の外側部分(11;111)に連通させ、前記下部(10;110)の上方に延びる、少なくとも一つの通気口(18;118)を有することを特徴とする蒸気調理器付属装置(4;104)。
  2. 請求項1の蒸気調理器付属装置(4;104)であって、前記蒸気発生器(5;105)は、環状の下部支持面(9;109)を有することを特徴とする蒸気調理器付属装置(4;104)。
  3. 請求項2の蒸気調理器付属装置(4;104)であって、前記少なくとも1つの通気口(18;118)は、前記環状の下部支持面(9;109)によって囲まれることを特徴とする蒸気調理器付属装置(4;104)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項の蒸気調理器付属装置(4;104)であって、前記蒸気発生器(5;105)は、外側側壁(12;112)を有し、前記蒸気生成室(20;120)は、前記外側側壁(12;112)から距離を置いて前記蒸気発生器(5;105)内に配置されることを特徴とする蒸気調理器付属装置(4;104)。
  5. 請求項4の蒸気調理器付属装置(4;104)であって、前記少なくとも1つの通気口(18;118)は、前記外側側壁(12;112)に蒸気を排出することを特徴とする蒸気調理器付属装置(4;104)。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項の蒸気調理器付属装置(4;104)であって、前記蒸気発生器(5;105)は、前記少なくとも1つの蒸気供給出口(15;115)が形成される下壁(13;113)を有し、前記蒸気生成室(20;120)は、前記下壁(13;113)から距離を置いて前記蒸気発生器(5;105)内に配置されることを特徴とする蒸気調理器付属装置(4;104)。
  7. 加熱および/または蒸気を当てられる食品を収容するための容器(2;102)と、該容器(2;102)に配置されるように設けられた下面(7;107)を備えるカバー(3;103)を含む、電気蒸気調理器(4;104)であって、前記カバー(3;103)は、請求項1〜6のいずれか一項による蒸気調理器付属装置(4、104)を含むことを特徴とする電気蒸気調理器。
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