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JP2018514094A - 超伝導単極双投スイッチシステム - Google Patents

超伝導単極双投スイッチシステム Download PDF

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JP2018514094A JP2017540159A JP2017540159A JP2018514094A JP 2018514094 A JP2018514094 A JP 2018514094A JP 2017540159 A JP2017540159 A JP 2017540159A JP 2017540159 A JP2017540159 A JP 2017540159A JP 2018514094 A JP2018514094 A JP 2018514094A
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Abstract

共通ノードを介して第2のSQUIDに結合された第1のSQUID、共通ノードに結合された入力ポート、第1のSQUIDに結合された第1の出力ポート、および第2のSQUIDに結合された第2の出力ポートを有するフィルタネットワークを含む超伝導スイッチシステムが提供される。超伝導スイッチシステムは、第1のSQUIDおよび第2のSQUIDを流れる誘導電流の量を制御して、入力端子に供給される信号の所望の帯域幅の部分が第1の出力端子に流れ、かつ第2の出力端子への通過が遮断される第1のインダクタンス状態と、入力信号の所望の帯域幅の部分が第2の出力端子に流れ、第1の出力端子への通過を遮断する第2のインダクタンス状態との間で第1および第2のSQUIDを交互に切替えるスイッチコントローラを含む。

Description

本発明は、一般に、超伝導回路に関し、より詳細には、超伝導単極双投スイッチシステムに関する。
従来のマイクロ波の機械的、電気機械的および電子的スイッチは、互換性のない製造プロセスおよび高い電力損失のために、超伝導電子回路のオンチップ集積化および超伝導電子回路の低温動作に適合しないことがある。同様に、電圧可変キャパシタ(すなわちバラクタ)、機械ドライバ等の能動素子、あるいは強誘電体材料およびフェライト材料の使用によって一般的に実現される調整可能なフィルタは、単一磁束量子(SFQ:single flux quantum)で生成できる信号レベルによって容易に制御することができず、フィルタの多くは極低温では動作しない。固定および可変の両方の超伝導マイクロ波フィルタは、高温超伝導体および低温超伝導体の両方を使用して以前に実現されていたが、スイッチング応用における使用では、高い反射損失、利用可能な帯域幅の制限、および帯域外のオフ状態の不十分な分離が生じることとなる。
一例において、第1の可変インダクタンス結合素子を有する第1の超伝導量子干渉デバイス(SQUID)と、第2の可変インダクタンス結合素子を有する第2のSQUIDとを含む超伝導スイッチシステムが提供される。第2のSQUIDは、共通ノードを介して第1のSQUIDに結合されている。超伝導スイッチシステムは更に、共通ノードに結合された第1の端子と、共通ノードの反対側の端部を介して第1のSQUIDに結合された第2の端子と、共通ノードの反対側の端部を介して第2のSQUIDに結合された第3の端子と、スイッチコントローラとを含む。スイッチコントローラは、対立するインダクタンス状態の間で、第1の可変インダクタンス結合素子および第2の可変インダクタンス結合素子の設定を制御して、第1の端子と第2の端子との間の第1の経路および第1の端子と第3の端子との間の第2の経路とのうちの一方の間での信号の転送を可能にするように構成されている。
別の例において、超伝導スイッチシステムは、共通ノードを介して第2のSQUIDに結合された第1のSQUIDを有するフィルタネットワークと、共通ノードに結合された入力ポートと、第1のSQUIDに結合された第1の出力ポートと、第2のSQUIDに結合された第2の出力ポートとを含む。超伝導スイッチシステムは、第1のSQUIDおよび第2のSQUIDを流れる誘導電流の量を制御して、入力端子に供給される信号の所望の帯域幅の部分が第1の出力端子に流れ、かつ第2の出力端子への通過が遮断される第1のインダクタンス状態と、入力信号の所望の帯域幅の部分が第2の出力端子に流れ、第1の出力端子への通過を遮断する第2のインダクタンス状態との間で第1および第2のSQUIDを交互に切替えるスイッチコントローラをも含む。
更に別の例において、第1の超伝導ループ内に配置された第1のインダクタ、第1のジョセフソン接合および共通インダクタを有する第1のSQUIDと、第2の超伝導ループ内に配置された共通インダクタと、第2のジョセフソン接合と、第2のインダクタとを有する第2のSQUIDとを含む超伝導スイッチが提供される。第1の端子は、共通インダクタの第1の端部、第1のジョセフソン接合の第1の端部、および第2のジョセフソン接合の第1の端部に接続する共通ノードに結合されている。第2の端子は、第1のジョセフソン接合の第2の端部および第1のインダクタの第1の端部に結合され、第3の端子は、第2のジョセフソン接合の第2の端部および第2のインダクタの第1の端部に結合されている。コモンモード磁束バイアスラインは、共通インダクタに誘導的に結合された共通バイアスインダクタを含む。差動モード磁束バイアスラインは、第1のインダクタに誘導的に結合された第1の差動バイアスインダクタと、第2のインダクタに誘導的に結合された第2の差動バイアスインダクタとを含む。
一例の超伝導単極双投スイッチシステムのブロック図を示す図。 一例の単極双投スイッチ回路の概略図を示す図。 インダクタL1およびL2としてモデル化された図2の接合JおよびJを用いたシミュレーション利用用の回路図を示す図。 入力ポート端子1から出力ポート端子2への入力信号の伝送と、出力ポート端子3への入力信号の伝送の遮断を示すグラフ。 入力ポート端子1から出力ポート端子3への入力信号の伝送と、出力ポート端子2への入力信号の伝送の遮断を示すグラフ。 シミュレーションにおいて利用するために異なるフィルタ設計における別の例の単極双投スイッチ回路の概略的な回路を示す図。 図6の回路の一組のWRSpiceシミュレーション結果を示す図。
本開示は、概して、超伝導回路に関し、より詳細には、超伝導単極双投スイッチングシステムに関する。超伝導単極双投スイッチングシステムは、フィルタネットワークの第1のセクションとフィルタネットワークの第2のセクションとを結合しかつ分離する、第1の経路とも称される第1の可変インダクタンス結合器(可変インダクタンス結合要素とも称される)と、フィルタネットワークの第1のセクションとフィルタネットワークの第3のセクションとを結合しかつ分離する、第2の経路とも称される第2の可変インダクタンス結合器とを含む。第1及び第2の可変インダクタンス結合器は、スイッチングシステムの第1のインダクタンス状態を有するように制御することができ、第1のインダクタンス状態は、フィルタネットワークの第1及び第2のセクション間での信号の通過を許容し、フィルタネットワークの第1及び第3のセクションからの信号の通過を遮断する。さらに、第1および第2の可変インダクタンス結合器は、スイッチングシステムの第2のインダクタンス状態を有するように制御することができ、第2のインダクタンス状態は、フィルタネットワークの第1および第3のセクション間での信号の通過を許容し、フィルタネットワークの第1および第2のセクションからの信号を遮断する。
一例では、第1および第2の可変インダクタンス結合器は、隣接する高周波(RF)超伝導量子干渉デバイス(以下、RF SQUIDまたはSQUIDと称する)の各要素である。第1の超伝導量子干渉デバイス(SQUID:Superconducting Quantum Interference Device)は、第1の可変インダクタンス結合器と、第1の可変インダクタンス結合器の反対側に結合された第2のインダクタを含む。第2のSQUIDは、第2のインダクタと、第2の可変インダクタンス結合器の反対側に結合された第3のインダクタとを含む。第2のインダクタは、第1および第2のSQUIDの両方を互いに結合して、二重SQUID回路構成を形成する共通インダクタとすることができる。可変インダクタンス結合器は、例えば、ジョセフソン接合とすることができ、ジョセフソン接合は、ジョセフソン接合を流れる電流に基づいて変化する誘導を有する。所与のジョセフソン接合を流れる電流は、個々のSQUIDに印加される磁束に基づいて誘導することができる。
一例では、第1および第2のジョセフソン接合は、個々のSQUIDにおいて電流または低電流が誘導されていないときは第1のインダクタンスを有し、例えば、約0.1Φを超え、約0.45Φ未満の磁束(Φは磁束量子と等しい)を生成または誘導する所定の閾値における電流またはより高電流が個々のSQUIDに誘導されるときは第2のインダクタンスを有する。第1のインダクタンス(例えば、h/2e*1/I、hはプランク定数を2πで割ったもの、eは電子電荷、Iはジョセフソン接合の臨界電流)は、フィルタネットワークの所望のセクション間の結合を提供して、所望のセクションの対向する端部間で入力信号の所望の帯域幅の部分を通過させることができる。第2のインダクタンス(例えば、大きなインダクタンス値)は、フィルタネットワークのセクション間の分離を提供して、不所望のセクションの対向する端部間で入力信号の所望の帯域幅の部分の通過を遮断することができる。
図1は、一例の超伝導単極双投スイッチシステム10を示す。超伝導単極双投スイッチシステム10は、第1の端子(TM)からの信号を第2の端子(TM)または第3の端子(TM)のうちの1つに転送する。代替的に、第2の端子TMまたは第3の端子TMのうちの1つから第1の端子TMAに信号を転送することができる。超伝導単極双投スイッチシステム10は、様々な超伝導回路システムのいずれかに実装して、2つの代替経路間で信号のスイッチ制御を提供することができる。一例として、信号は、キュービット(qubit)に対してゲート動作または読み出し動作を実行するなど、量子回路用の制御方式で実施されるマイクロ波信号であってもよい。別の例として、信号は、信号パルス、通信信号、または制御コマンド信号であってもよい。超伝導スイッチシステム10は、第1の経路および第2の経路のうちの1つを通過する信号の所望の部分(例えば、特定の周波数帯域幅)に対応する帯域通過フィルタリングされた出力信号を提供することができる。付加的に、信号の所望の部分は、第1の経路および第2の経路の他方を通過することができないように遮断することができる。
一例として、超伝導スイッチシステム10は、1つまたは複数の入力共振器としてのフィルタネットワーク12の入力部分と、1つまたは複数の出力共振器をそれぞれ有するフィルタネットワーク12の一対の出力部分とを構成するための1つまたは複数のインピーダンス構成要素(すなわち、キャパシタ、抵抗器、インダクタ)を含むマイクロ波バンドパスフィルタネットワーク12を含む。フィルタネットワーク12は、第1の経路に関連する第1の可変インダクタンス結合器を有する第1のSQUIDと、第2の経路に関連する第2の可変インダクタンス結合器を有する第2のSQUIDとを含む二重SQUID回路14を含む。第1および第2のSQUIDはそれぞれ、個々のSQUIDの超伝導ループの構成要素と、1つまたは複数の入力共振器および/または1つまたは複数の出力共振器のインピーダンス構成要素との両方として動作する1つまたは複数の構成要素を含む。付加的に、第1および第2のSQUIDは、第1および第2のSQUID間で共有される1つまたは複数の構成要素を含むこともできる。第1および第2のSQUIDは、超伝導スイッチの能動素子として動作して、SQUIDの磁束調整可能なインダクタンスがフィルタ回路のセクションを選択的に結合して、2つの経路のうちの1つの経路間の信号の通過を提供し、2つの経路のうちの他の経路間の信号を遮断する。SQUIDは、50オームのインピーダンス環境へのマッチングを提供するようにマイクロ波バンドパスフィルタネットワーク12に組み込まれる。
一組のバイアス要素16は、第1および第2のSQUIDのうちの一方における正味の電流が所定の閾値(例えば、磁束量子の半分の実質的な部分の正味磁束)を超える結果として正味の磁束と、第1および第2のSQUIDのうちの他方における正味電流が所定の閾値(例えば、約0の正味磁束)を実質的に下回る結果としての正味の磁束との誘導をもたらす構成で第1および第2のSQUIDに誘導的に結合されている。所定の閾値を超えるSQUIDのうちの1つにおいて誘導される正味の磁束または電流は、SQUIDに関連する可変インダクタンス結合器に対して高いインダクタンスをもたらし、個々のSQUIDを介する信号を遮断する。SQUIDの1つにおいて誘導される正味の磁束または電流が、所定の閾値を実質的に下回ると、SQUIDに関連する可変インダクタンス結合器のインダクタンスが低くなり、その個々のSQUIDを介して信号が通過する。バイアス要素16は、バイアス要素16へのバイアス電流の量および極性を制御するスイッチコントローラ18によって制御することができ、スイッチコントローラ18は、次に、各個々のSQUIDにおいて誘導され、かつ各個々のSQUIDの可変インダクタンス結合器を流れる電流および磁束の量を制御する。
図2は、単極双投スイッチ回路30の概略図を示す。図2に示すように、ジョセフソン接合Jは、第1のインダクタLおよび共通インダクタLCOMに接続され、外部から印加される磁束Φを囲む第1のRF−SQUID32(SQUID#1)を形成する。同様に、ジョセフソン接合Jは、第2のインダクタLおよび共通インダクタLCOMに接続され、外部から印加される磁束Φを囲む第2のRF−SQUID34(SQUID#2)を形成する。第1のインダクタL、共通インダクタLCOMおよび第2のインダクタLの反対側の端部は共通の基準点(接地)に結合されて、第1のRF SQUID32に関連する第1の超伝導ループを形成し、かつ第2のRF SQUIDに関連する第2の超伝導ループを形成する。ジョセフソン接合の臨界電流は、Ic1,2(L1,2+Lcom)<Φである。JおよびJの実効インダクタンスは、それぞれ印加磁束ΦとΦの関数である。印加された磁束がほぼゼロのとき、個々の接合のインダクタンスはL=h/2eIで与えられる。ここで、Iは接合臨界電流である。接合インダクタンスは、磁束がΦ/2の付近の値(正確な値は接合臨界電流とRF−SQUIDループの自己インダクタンスとの積に依存する)に達すると、発散するまで印加磁束とともに増加する。
入力端子(TM)またはポートは、入力結合キャパシタCCAを介して第1および第2のRF SQUID32,34の共通ノード36に結合される。第1の出力端子(TM)またはポートは、第1の出力結合キャパシタCCBを介して第1のRF SQUID32に接続され、第2の出力端子(TM)またはポートは、第2の出力結合キャパシタ(TM)を介して第2のRF SQUID34に接続される。スイッチ回路30が適切に機能するフィルタ回路として動作するためには、図3および図6に示すフィルタ構成と同様にL、LおよびLCOMに並列にキャパシタを配置する必要があることを理解されたい。第1のインダクタLに誘導的に結合された第1の差動モードバイアスインダクタ(LBD1)と第2のインダクタLに誘導的に結合された第2の差動モードバイアスインダクタ(LBD2)とを含む差動モード磁束バイアスライン(DML)が設けられている。付加的に、共通インダクタ(LCOM)に誘導的に結合されるコモンモードバイアスインダクタ(LBC)を含むコモンモード磁束バイアスライン(CML)が設けられている。スイッチコントローラ(図示せず)は、差動モード磁束バイアスライン(DML)およびコモンモード磁束バイアスライン(CML)に印加される電流の大きさおよび方向を制御して、各SQUIDに印加される磁束の量および極性、したがって、第1のジョセフソン接合Jおよび第2のジョセフソン接合Jのインダクタンスを制御することができる。
磁束Φおよび磁束Φは、磁束Φまたは磁束Φの一方が本質的にゼロであることに応答して接合JまたはJの一方が低インダクタンスを有し、他方の接合がΦ/2の実質的な部分である他方の磁束ΦまたはΦに応答して大きなインダクタンスを有するように印加される。この例では、入力信号SIGIN(例えば、マイクロ波信号)が、選択された低インダクタンス接合(JまたはJ)を介して入力ポート(TM)から選択された出力ポート(TMまたはTM)に出力信号(SIGOUT1またはSIGOUT2)として流れ、選択されていない高インダクタンス接合(JまたはJの他方)に接続された非選択ポート(TMまたはTMの他方)は分離状態に維持される。印加される磁束ΦおよびΦを制御することによって、入力信号SIGINは、入力ポートから一方の出力ポートに転送され、他方の出力ポートは入力信号を通過しないように分離することができる。
図2は、デバイスのコモンモードバイアスライン(CML)と差動モードバイアスライン(DML)を介して2つのバイアス電流を印加することによって、磁束ΦおよびΦを個別に制御する方法を示す。バイアス電流の印加は、第1のインダクタLに誘導的に結合された第1の差動モードバイアスインダクタLBD1と、第2のインダクタLに誘導的に結合された第2のバイアスインダクタLBD2と、共通インダクタLに誘導的に結合されたコモンモードバイアスインダクタLBCとから形成される超伝導変圧器を介して第1及び第2のSQUIDに電流を誘導する。コントロールラインは、コモンモード磁束バイアスライン(CML)によって誘導された磁束が、一方のSQUIDにおける差動モード磁束バイアスライン(DML)によって誘導された磁束に加算され、その磁束が他方のSQUIDにおける磁束から減算されるように構成されている。
例えば、第1および第2のSQUID32,34の両方に0.2Φの磁束をそれぞれ誘導するためにコモンモード磁束ライン(CML)と表示されたラインを介してDC電流ICOMが印加され、これにより、第1のSQUID32において電流−ICINDが誘導され、第2のSQUID34において電流+ICINDが誘導される。第1のSQUID32において0.2Φの磁束を誘導し、第2のSQUID34において−0.2Φの磁束を誘導するために差動モード磁束ライン(DML)と表示けられたラインを介してDC電流+IDINDが印加され、これにより、第1のSQUID32において+IDINDの電流が生じ、第2のSQUID34において+IDINDの電流が生じる。この結果、第2のSQUID34は、0.4Φの合計印加磁束を囲み(ジョセフソン接合Jのインダクタンスが高くなる)、第1のSQUIDはゼロの合計印加磁束を囲む(ジョセフソン接合Jのインダクタンスが低くなる)。差動モード磁束バイアスライン(DML)またはコモンモード磁束バイアスライン(CML)のうちの一方に流れる電流の極性は、第1および第2のRF SQUID32および34の正味の磁束および正味の電流をそれぞれ変更するように変化させることができ、この結果、1つの出力ポート(例えば、TM)または他の出力ポート(TM)の間の入力信号SIGINの転送が制御される。
単極双投スイッチ回路30は、単極双投スイッチ回路を50オーム環境に適切に整合させるためにバンドパスフィルタに組み込むことができる。図3は、インダクタLおよびLとしてモデル化された図2の接合JおよびJを用いたシミュレーション利用用の回路図を示す。図3はさらに、10GHzを中心とするチェビシェフ応答を有するように設計されたバンドパスフィルタの組み込みを示す。この特定のフィルタ設計のための構成要素の値は、図3の表1に示されている。
図4〜図5は、図3の回路のアジレント(Agilent)ADSにおけるSパラメータシミュレーションのゲイン対周波数のグラフ応答を示す。図4は、入力ポート端子1から出力ポート端子2への入力信号の送信(S21応答は参照番号52として示されている)と、入力信号の出力ポート端子3への送信の遮断(S31応答は参照番号56として示されている)と、入力ポート端子1における入力信号の反射(S11反射応答は符号54として示されている)とを示すグラフ50を図示している。図5は、入力ポート端子1から出力ポート端子2への入力信号の遮断(S21応答は参照番号52として示されている)と、入力信号の出力ポート端子3への送信(S31応答は参照番号56として示されている)、入力ポート端子1における入力信号の反射(S11反射応答は符号54として示されている)とを示すグラフ60を図示している。
印加された磁束に対する接合インダクタンスの応答は、個々のインダクタンスを100倍増加させることによってモデル化され、実質的に印加された磁束を有する他の接合インダクタンスは変更されない状態に維持される。図4のグラフ50において、L2のインダクタンス(図2のJを参照)は100倍にスケーリングされ、入力ポート端子1から出力ポート端子2へ信号が転送される。図5のグラフ60において、L1のインダクタンス(図2のJを参照)は100倍にスケーリングされ、入力ポート端子1から出力ポート端子3へ信号が転送される。
図6は、シミュレーションにおいて利用するために異なるフィルタ設計に存在する別の例の単極双投スイッチ回路70の概略的な回路を示す。図6は、ジョセフソン接合b0およびb1と、「a」および「d」と示された磁束バイアスポートを含む完結回路70を示す。コモンモード磁束バイアスラインは、ポート「a」からインダクタL4を介して供給され、かつ変圧器K0を介して共通インダクタL2に結合される(図2におけるLCOMを参照)。差動モード磁束バイアスは、ポート「d」からインダクタL7およびL8を介して供給され、かつ変圧器K1およびK2を介してインダクタL3およびL6に結合される(図2におけるインダクタLおよびLを参照)。回路は、ジョセフソン接合と超伝導回路の挙動を正確にモデル化する回路シミュレータであるWRSpiceでシミュレートすることができる。
図7は、図6の回路70の一組のWRSpiceシミュレーション結果80を示す。10GHzにおいて−120dBmのトーンである入力信号88が提供され、DCコモンモード磁束(図示せず)がポート「a」を介して印加され、発振差動磁束86がポート「d」を介して印加され、その結果、回路70の第1のSQUIDおよび第2のSQUIDに関連する磁束は、図2に示すようなΦおよびΦに対応し、0と0.3650Φとの間で発振する。第1のプロット82は、第1の出力ポート(out1)における電圧を示し、第2のプロット84は、回路70の第2の出力ポート(out2)における電圧を示し、入力信号88が、発振差動磁束86の極性の変化に応答して、第1のプロット82において示されるようにポート1または第2のプロット84において示されるようにポート2に交互に転送されることを示す。
可能な用途の一例では、単極双投スイッチをRQL磁束ポンプと一体化して、スイッチを2つの出力設定の間で切替える差動モード磁束を提供することができる。磁束ポンプおよびスイッチアセンブリは、さらに、超伝導キュービット回路と一体化することができる。このようなシステムは、例えば第3のキュービットの測定結果に基づいて調整された2つのキュービットのうちの1つに選択的にマイクロ波パルスを供給し、条件付き量子ゲートを実現することができる。別の可能な応用例では、スイッチは、RQLプロセッサの制御下で、一連のキュービットの異なるグループにマイクロ波読み出しパルスを印加するように構成することができる。さらに別の応用例は、2つの入力経路のうちの1つの出力を選択するためにスイッチを逆に接続することを含む。この構成は、例えば、(フィルタの通過帯域内の)異なる周波数の2つの信号をスイッチ入力に供給し、これらの2つの周波数のうちの1つを選択して出力に伝搬することを可能にする。本明細書で開示される2つの単極双投スイッチは、例えば、異なる時間遅延または狭帯域周波数応答を有する、集積マイクロ波回路内の2つの信号経路のうちの1つを選択するために協働して動作するようにしてもよい。
上記の説明は、本発明の例である。当然のことながら、本発明を説明する目的で構成要素または方法のあらゆる考えられる組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は、本発明の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識するであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲を含む本出願の範囲内に含まれる変更、修正、および変形をすべて包含することが意図されている。
上記の説明は、本発明の例である。当然のことながら、本発明を説明する目的で構成要素または方法のあらゆる考えられる組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は、本発明の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識するであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲を含む本出願の範囲内に含まれる変更、修正、および変形をすべて包含することが意図されている。
以下に、上記実施形態から把握できる技術思想を付記として記載する。
[付記1]
超伝導スイッチシステムであって、
第1の超伝導量子干渉デバイス(SQUID)を含むフィルタネットワークであって、第1のSQUIDは共通ノードを介して第2のSQUIDに結合される、フィルタネットワークと、
前記共通ノードに結合された入力ポートと、
前記第1のSQUIDに結合された第1の出力ポートと、
前記第2のSQUIDに結合された第2の出力ポートと、
前記第1および第2のSQUIDに誘導的に結合されたコモンモード磁束バイアスラインであって、前記コモンモード磁束バイアスラインは、該コモンモード磁束バイアスラインを流れる第1のバイアス電流に基づいて、前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDの各々にコモンモード磁束を誘導する前記コモンモード磁束バイアスラインと、
差動モード磁束バイアスラインであって、前記差動モード磁束バイアスラインを流れる第2のバイアス電流に基づいて、前記第1のSQUIDにおける第1の差動モード磁束および前記第2のSQUIDにおける第2の差動モード磁束を誘導する前記差動モード磁束バイアスラインと、
前記第1および第2のバイアス電流の両方に基づいて、前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDを流れる誘導電流の量を制御して、前記入力端子に供給される信号の所望の帯域幅の部分が前記第1の出力端子に流れ、かつ第2の出力端子への通過が遮断される第1のインダクタンス状態と、入力信号の所望の帯域幅の部分が前記第2の出力端子に流れ、前記第1の出力端子への通過を遮断する第2のインダクタンス状態との間で前記第1および第2のSQUIDを交互に切替えるスイッチコントローラと
を備える超伝導スイッチシステム。
[付記2]前記第1のSQUIDは、第1のインダクタ、第1のジョセフソン接合、および共通インダクタから形成され、前記第2のSQUIDは、前記共通インダクタ、第2のジョセフソン接合、および第2のインダクタから形成される、付記1に記載のシステム。
[付記3]前記共通インダクタと1つまたは複数の付加的な入力インピーダンス構成要素とから形成された入力共振器と、前記第1のインダクタと1つまたは複数の付加的な第1の出力インピーダンス構成要素とから形成された1つまたは複数の第1の出力共振器と、前記第2のインダクタと1つまたは複数の付加的な第2の出力インピーダンス構成要素とから形成された第2の出力共振器とを更に備える付記2に記載のシステム。
[付記4]前記第1のインダクタンス状態は、前記第1のジョセフソン接合が比較的低いインダクタンス状態を有するときであり、前記第2のジョセフソン接合が比較的高いインダクタンス状態を有し、前記第2のインダクタンス状態は、前記第1のジョセフソン接合が比較的高いインダクタンス状態を有し、前記第2のジョセフソン接合が比較的低いインダクタンス状態を有するときである、付記2に記載のシステム。
[付記5]前記スイッチコントローラは、前記コモンモード磁束バイアスラインを流れる前記第1のバイアス電流の量と、前記差動モード磁束バイアスラインを流れる前記第2のバイアス電流の量と、前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束バイアスラインのうちの一方を流れる電流の極性とを制御し、電流の極性の変化により、前記入力ポートと前記第1の出力ポートとの間の入力信号の転送または前記入力ポートと前記第2の出力ポートとの間の入力信号の転送の間の選択が変化する、付記1に記載のシステム。
[付記6]前記スイッチコントローラは、経路の選択により前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDのうちの一方の正味の磁束がほぼゼロであり、前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDのうちの他方の正味の磁束が約0.1Φ 〜約0.45Φ (ここで、Φ は磁束量子と等しい)となるような、前記第1および第2のバイアス電流および前記第1および第2のバイアス電流の極性を、前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束ラインに提供する、付記1に記載のシステム。
[付記7]前記入力端子と前記共通ノードとの間に結合された第1の結合キャパシタと、前記第1の出力端子と前記第1のSQUIDとの間に結合された第2の結合キャパシタと、前記第2の出力端子と前記第2のSQUIDとの間に結合された第3の結合キャパシタとを更に備え、前記第1、第2および第3の結合キャパシタは、前記第1および第2のSQUIDに流れる電流が前記システムの他の部分の流れからは分離されることを保証する、付記1に記載のシステム。

Claims (18)

  1. 超伝導スイッチシステムであって、
    第1の可変インダクタンス結合素子を有する第1の超伝導量子干渉デバイス(SQUID)と、
    第2の可変インダクタンス結合素子を有する第2のSQUIDであって、該第2のSQUIDは、共通ノードを介して前記第1のSQUIDに結合されている、前記第2のSQUIDと、
    前記共通ノードに結合された第1の端子と、
    前記共通ノードの反対側の端部を介して前記第1のSQUIDに結合された第2の端子と、
    前記共通ノードの反対側の端部を介して前記第2のSQUIDに結合された第3の端子と、
    前記第1および第2のSQUIDに誘導的に結合されるコモンモード磁束バイアスラインであって、該コモンモード磁束バイアスラインに流れる第1のバイアス電流に基づいて、前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDの各々にコモンモード磁束を誘導するコモンモード磁束バイアスラインと、
    差動モード磁束バイアスラインであって、該差動モード磁束バイアスラインを流れる第2のバイアス電流に基づいて、前記第1のSQUIDにおける第1の差動モード磁束および前記第2のSQUIDにおける第2の差動モード磁束を誘導する前記差動モード磁束バイアスラインと、
    前記第1および第2のバイアス電流の両方に基づいて、対立するインダクタンス状態の間で、前記第1の可変インダクタンス結合素子および前記第2の可変インダクタンス結合素子の設定を制御して、前記第1の端子と前記第2の端子との間の第1の経路および前記第1の端子と前記第3の端子との間の第2の経路とのうちの一方の間での信号の転送を可能にするスイッチコントローラと
    を備える超伝導スイッチシステム。
  2. 前記第1および第2の可変インダクタンス結合素子は、磁束制御型可変インダクタであり、前記磁束制御型可変インダクタは、該磁束制御型可変インダクタを流れる電流の振幅に基づいて可変インダクタンスを提供する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記可変インダクタンス結合素子は、ジョセフソン接合を含む、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記第1のSQUIDは、第1のインダクタと、第1のジョセフソン接合である第1の可変インダクタンス素子と、第2のインダクタとから形成され、前記第2のSQUIDは、前記第2のインダクタと、第2のジョセフソン接合である第2の可変インダクタンス素子と、第3のインダクタとから形成される、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記コモンモード磁束バイアスラインは、前記第2のインダクタに誘導的に結合された共通バイアスインダクタを含み、前記差動モード磁束バイアスラインは、前記第1のインダクタに誘導的に結合された第1の差動バイアスインダクタと、前記第3のインダクタに誘導的に結合された第2の差動バイアスインダクタとを含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記スイッチコントローラは、前記コモンモード磁束バイアスラインを流れる前記第1のバイアス電流の量と、前記差動モード磁束バイアスラインを流れる前記第2のバイアス電流の量と、前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束バイアスラインのうちの一方を流れる電流の極性とを制御し、電流の極性の変化により、前記第1の経路および前記第前記スイッチコントローラは、前記コモンモード磁束バイアスラインを流れる前記第1のバイアス電流の量と、前記差動モード磁束バイアスラインを流れる前記第2のバイアス電流の量と、前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束バイアスラインのうちの一方を流れる電流の極性とを制御し、電流の極性の変化により、前記入力ポートと前記第1の出力ポートとの間の入力信号の転送または前記入力ポートと前記第2の出力ポートとの間の入力信号の転送の間の選択が変化する2の経路のうちの一方を通過する信号の転送の選択が変化する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記スイッチコントローラは、経路の選択により前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDのうちの一方の正味の磁束がほぼゼロであり、前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDのうちの他方の正味の磁束が約0.1Φ〜約0.45Φ(ここで、Φは磁束量子と等しい)となるような、前記第1および第2のバイアス電流および前記第1および第2のバイアス電流の極性を、前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束ラインに提供する、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記第1の端子と前記共通ノードとの間に結合された第1の結合キャパシタと、前記第2の端子と前記第1のSQUIDとの間に結合された第2の結合キャパシタと、前記第3の端子と前記第2のSQUIDとの間に結合された第3の結合キャパシタとを更に備え、前記第1、第2および第3の結合キャパシタは、前記第1および第2のSQUIDに流れる電流が前記システムの他の部分の流れからは分離されることを保証する、請求項1に記載のシステム。
  9. 超伝導スイッチシステムであって、
    第1の超伝導量子干渉デバイス(SQUID)を含むフィルタネットワークであって、第1のSQUIDは共通ノードを介して第2のSQUIDに結合される、フィルタネットワークと、
    前記共通ノードに結合された入力ポートと、
    前記第1のSQUIDに結合された第1の出力ポートと、
    前記第2のSQUIDに結合された第2の出力ポートと、
    前記第1および第2のSQUIDに誘導的に結合されたコモンモード磁束バイアスラインであって、前記コモンモード磁束バイアスラインは、該コモンモード磁束バイアスラインを流れる第1のバイアス電流に基づいて、前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDの各々にコモンモード磁束を誘導する前記コモンモード磁束バイアスラインと、
    差動モード磁束バイアスラインであって、前記差動モード磁束バイアスラインを流れる第2のバイアス電流に基づいて、前記第1のSQUIDにおける第1の差動モード磁束および前記第2のSQUIDにおける第2の差動モード磁束を誘導する前記差動モード磁束バイアスラインと、
    前記第1および第2のバイアス電流の両方に基づいて、前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDを流れる誘導電流の量を制御して、前記入力端子に供給される信号の所望の帯域幅の部分が前記第1の出力端子に流れ、かつ第2の出力端子への通過が遮断される第1のインダクタンス状態と、入力信号の所望の帯域幅の部分が前記第2の出力端子に流れ、前記第1の出力端子への通過を遮断する第2のインダクタンス状態との間で前記第1および第2のSQUIDを交互に切替えるスイッチコントローラと
    を備える超伝導スイッチシステム。
  10. 前記第1のSQUIDは、第1のインダクタ、第1のジョセフソン接合、および共通インダクタから形成され、前記第2のSQUIDは、前記共通インダクタ、第2のジョセフソン接合、および第2のインダクタから形成される、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記共通インダクタと1つまたは複数の付加的な入力インピーダンス構成要素とから形成された入力共振器と、前記第1のインダクタと1つまたは複数の付加的な第1の出力インピーダンス構成要素とから形成された1つまたは複数の第1の出力共振器と、前記第2のインダクタと1つまたは複数の付加的な第2の出力インピーダンス構成要素とから形成された第2の出力共振器とを更に備える請求項10に記載のシステム。
  12. 前記第1のインダクタンス状態は、前記第1のジョセフソン接合が比較的低いインダクタンス状態を有するときであり、前記第2のジョセフソン接合が比較的高いインダクタンス状態を有し、前記第2のインダクタンス状態は、前記第1のジョセフソン接合が比較的高いインダクタンス状態を有し、前記第2のジョセフソン接合が比較的低いインダクタンス状態を有するときである、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記スイッチコントローラは、前記コモンモード磁束バイアスラインを流れる前記第1のバイアス電流の量と、前記差動モード磁束バイアスラインを流れる前記第2のバイアス電流の量と、前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束バイアスラインのうちの一方を流れる電流の極性とを制御し、電流の極性の変化により、前記入力ポートと前記第1の出力ポートとの間の入力信号の転送または前記入力ポートと前記第2の出力ポートとの間の入力信号の転送の間の選択が変化する、請求項9に記載のシステム。
  14. 前記スイッチコントローラは、経路の選択により前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDのうちの一方の正味の磁束がほぼゼロであり、前記第1のSQUIDおよび前記第2のSQUIDのうちの他方の正味の磁束が約0.1Φ〜約0.45Φ(ここで、Φは磁束量子と等しい)となるような、前記第1および第2のバイアス電流および前記第1および第2のバイアス電流の極性を、前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束ラインに提供する、請求項9に記載のシステム。
  15. 前記入力端子と前記共通ノードとの間に結合された第1の結合キャパシタと、前記第1の出力端子と前記第1のSQUIDとの間に結合された第2の結合キャパシタと、前記第2の出力端子と前記第2のSQUIDとの間に結合された第3の結合キャパシタとを更に備え、前記第1、第2および第3の結合キャパシタは、前記第1および第2のSQUIDに流れる電流が前記システムの他の部分の流れからは分離されることを保証する、請求項9に記載のシステム。
  16. 超伝導スイッチであって、
    第1の超伝導ループ内に配置された第1のインダクタ、第1のジョセフソン接合および共通インダクタを有する第1の超伝導量子干渉デバイス(SQUID)と、
    第2の超伝導ループ内に配置された前記共通インダクタと、第2のジョセフソン接合と、第2のインダクタとを有する第2のSQUIDと、
    共通ノードに結合された第1の端子であって、前記共通ノードは、前記共通インダクタの第1の端部、前記第1のジョセフソン接合の第1の端部、および前記第2のジョセフソン接合の第1の端部に接続されている、前記第1の端子と、
    前記第1のジョセフソン接合の第2の端部および前記第1のインダクタの第1の端部に結合された第2の端子と、
    前記第2のジョセフソン接合の第2の端部および前記第2のインダクタの第1の端部に結合された第3の端子と、
    前記共通インダクタに誘導的に結合された共通バイアスインダクタを含むコモンモード磁束バイアスラインと、
    前記第1のインダクタに誘導的に結合された第1の差動バイアスインダクタと、前記第2のインダクタに誘導的に結合された第2の差動バイアスインダクタとを有する差動モード磁束バイアスラインと
    を備える超伝導スイッチ。
  17. 前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束バイアスラインを通って印加される電流の量と、前記コモンモード磁束バイアスラインおよび前記差動モード磁束バイアスラインのうちの一方を流れる電流の極性が、前記第1および第2のSQUIDのうちの一方におけるほぼゼロの正味の磁束と、前記第1および第2のSQUIDのうちの他方における磁束量子の半分の実質的な部分の磁束とを提供して、前記第1の端子および前記第2の端子と、前記第1の端子および前記第3の端子とのうちの一方を介した信号の選択的な転送を生じさせる、請求項16に記載のスイッチ。
  18. 前記第1の端子と前記共通ノードとの間に結合された第1の結合キャパシタと、前記第2の端子と前記第1のSQUIDとの間に結合された第2の結合キャパシタと、前記第3の端子と前記第2のSQUIDとの間に結合された第3の結合キャパシタとを更に備え、前記第1、第2および第3の結合キャパシタは、前記第1および第2のSQUIDに流れる電流が前記システムの他の部分の流れからは分離されることを保証する、請求項16に記載のシステム。
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