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JP2018125824A - センサケースとそれを用いたセンサおよびセンサケースの製造方法、とセンサの製造方法 - Google Patents

センサケースとそれを用いたセンサおよびセンサケースの製造方法、とセンサの製造方法 Download PDF

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JP2018125824A
JP2018125824A JP2017019155A JP2017019155A JP2018125824A JP 2018125824 A JP2018125824 A JP 2018125824A JP 2017019155 A JP2017019155 A JP 2017019155A JP 2017019155 A JP2017019155 A JP 2017019155A JP 2018125824 A JP2018125824 A JP 2018125824A
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JP
Japan
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sensor
case
sensor case
manufacturing
wall
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Application number
JP2017019155A
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English (en)
Inventor
邦彦 荒木
Kunihiko Araki
邦彦 荒木
晃 田邉
Akira Tanabe
晃 田邉
池田 順治
Junji Ikeda
順治 池田
又介 渡邉
Matasuke Watanabe
又介 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEIAN SEISAKUSHO KK
Heian Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
HEIAN SEISAKUSHO KK
Heian Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】センサ内部に泡が存在しないセンサケースとそのケースを使用したセンサ、センサケースの製造方法、センサの製造方法を提供すること。【解決手段】内壁で囲まれた凹部形状である内部空間と、上記内部空間の底部にセンサを実装する底面と、を有し、上記内壁と上記底面との境目がR形状の下部R部であるセンサケースを用いる。また、上記センサケースと、上記底面に実装されたセンサと、上記凹部を満たす弾性体と、を含むセンサを用いる。【選択図】 図3

Description

本発明は、センサケースと、それを用いたセンサ、センサケースの製造方法、センサの製造方法に関するものである。
従来、超音波センサがあった。図1(a)〜図2(b)で、従来の超音波センサのケースの構造を説明する。図1(a)は、従来の超音波センサのケース100の断面図、図1(b)は、従来の超音波センサのケース100の平面図である。図2(a)は、従来の超音波センサが弾性体で満たされた断面の一部の拡大図である。図2(b)は、従来の別の一例の超音波センサの平面図である。
超音波センサのケース100では、底のある円筒径である。底のセンサ配置領域121にセンサ122を配置し、リード124を外部まで出す。
内壁110は、階段構造となっている。センサ122が外部の振動に影響されないようにしている。第2溝130は、リード124の逃がしのために設けられている。ケース100の底には、平坦部123があり、中央にセンサ配置領域121があり、その周囲に第1溝120がある。この第1溝120は、センサ122を実装する場合の接着剤の逃げ場である。
センサ122が超音波センサの場合には、振動の影響を受けやすく、余分な接着剤、また、接着剤の不足は特性に影響する。また、センサ122の上部の内壁110で囲まれた内部空間125は弾性体200などで埋められる。特性に影響しないように、泡105などなく、完全に弾性体200で空間が埋められる必要がある。
特開2013−46408号公報
しかし、上記従来のセンサでは、図2(a)で示すように、コーナ部に泡105が残ることがあった。内部空間125に泡105が残ると、センサの特性に影響がある場合があった。
さらに、図2(b)のように、センサ122は方形状の場合には、コーナ部に泡105が残りやすい。泡105が残るとセンサ122の特性に影響がでる。
よって、本願の課題は、センサ内部に泡が存在しないセンサケースとそのケースを使用したセンサ、センサケースの製造方法、センサの製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、内壁で囲まれた凹部形状である内部空間と、上記内部空間の底部にセンサを実装する底面と、を有し、上記内壁と上記底面との境目がR形状の下部R部であるセンサケースを用いる。
また、上記センサケースと、上記底面に実装されたセンサと、上記凹部を満たす弾性体と、を含むセンサを用いる。
さらに、金属板を凹部へ変形させる第1工程と、上記変形された上記金属板を、内壁で囲まれた凹部形状である内部空間と、上記内部空間の底部にセンサを実装する底面と、を有し、上記内壁と上記底面との境目がR形状の下部R部である凹部形状へ変形させる第2工程と、を有するセンサケースの製造方法を用いる。
上記センサケースの製造方法に、さらに、上記センサケースの上記底部にセンサを実装する実装工程と、上記内部空間を弾性体で埋める封止工程と、を有するセンサの製造方法を用いる。
本発明のセンサケースとそれを用いたセンサによれば、センサが予定どおりの特性を有することができる。
(a)従来の超音波センサのケース100の断面図、(b)従来の超音波センサのケース100の平面図 (a)従来の超音波センサが弾性体で満たされた断面の一部の拡大図、(b)従来の別の一例の超音波センサの平面図 (a)実施の形態1のケース13aの平面図、(b)〜(d)ケース13aの断面図 (a)〜(c)実施の形態1のケース13cの製造方法を説明する断面図、(d)〜(e)従来のケースの製造方法を説明する断面図 (a)実施の形態2のケース13bの平面図、(b)〜(d)ケース13bの断面図 (a)実施の形態3のケース13cの平面図、(b)〜(d)ケース13cの断面図
以下、発明の一例である実施の形態を説明する。一例であり限定させるものでない。
(実施の形態1)
<構造>
実施の形態1を図3(a)〜図3(d)を用いて説明する。図3(a)は、ケース13aの平面図である。図3(b)〜図3(d)は、ケース13aの断面図である。図3(b)は、図3(a)のbb´断面図、図3(c)は、図3(a)のcc´断面図である。図3(d)は、図3(c)でセンサ22が実装された状態を説明する図である。この場合のセンサは超音波センサである。
ケース13aは、円筒形状で、底が閉じられている。内壁19で囲まれた凹部である内部空間21がある。内部空間21の底に、底面18がある。底面18には、センサ22が実装される。底面18は、平面である。
図3(c)でわかるように、底面18と内壁19との境界であるコーナ部は、R形状の下部R部32が設けられている。内壁19の上端にも上部R部31が設けられている。
なお、下部R部32の方が、上部R部31よりR径が大きいことが好ましい。
また、図3(a)でわかるが、底面18は、方形であるが左右の辺が曲線部62であり、直線でない。別の対向する2辺は直線部61である。曲線部62と直線部61との境界は、滑らかに繋がり、クニックはなく、なめらかに繋がっている。なめらかとは、急な折れ目がないことをいう。境目がないことをいう。接線の傾きが、連続的に変化することをいう。
<効果>
上記下部R部32、上部R部31により、また、直線部61と曲線部62とが連続に繋がることで、ケース13aの内部空間21に弾性体、樹脂を満たした後に、泡105(図2(b))などが残らない。泡105などの影響がなく、超音波のセンサ22の振動特性がよい。
また、上部R部31があることで、センサ22を内部空間21へ挿入しやすい。
<製法>
図4(a)〜図4(e)でケース13の製法を説明する。寸法は一例である。図4(a)〜図4(c)は、実施の形態1の製法である。図4(d)と図4(e)は従来のケースの製法である。
金属板10の材質はアルミニウムである。金属の種類は問わない。まず、従来の製法では、図4(d)に示すように、厚み10mmのアルミニウムの金属板10を準備する。次に、この金属板10を切削で加工して図4(e)のケース13bを形成する。大きさは約10mm角程度である。切削するため、時間がかかる。また、材料ロスが発生する。
一方、実施の形態1の製法では、図4(a)のように、2mm厚さのアルミニウムの金属板10を準備する。
次に、図4(b)に示すように、第1上型11aと第1下型11bとで、金属板10を凹部形状へプレス成形する。この凹部形状は、なめらかな凹部形状である。
次に、図4(c)に示すように、第2上型12aと第2下型12bとで、図4(b)の金属板10をプレス成形する。
プレス成形には、帯状の金属板を一定量ずつ送る送給装置とプレス機とを連動させて成形する順送加工法を用いる。順送加工用の金型は、1つの金型に複数の工程が設けられている。複数の工程は、例えば、穴あけ、トリミング、曲げ、絞り、潰し、増肉、切り離しなどがある。
順送加工では、途中工程の半製品は、キャリアと呼ばれる縁さんに繋いだ状態で次工程へ送り、最終工程で製品をキャリアから切り離す。プレス成形は、荷重を加えて塑性変形させる過程で、金属内部の組織を改善できる。
また、従来の切削加工では金属組織の連続性が断ち切られるが、プレス成形は、平面板から立体形状に変形させても金属組織が連続している。その結果、同じ体積の製品でも切削加工に比べて機械的強度を高くすることができる。
なお、温度は室温でよいが、少し加温するのが好ましい。また、図4(b)、図4(c)と2段で段階的に変形させているので、より、金属組織が切れず連続して強度が強い。
図4(b)の凹部形状は、ケース13a(図3(a)〜図3(c))の形状となる。
底面18の厚みは、約0.5mm、内壁19の厚は、約4mmである。結果、初期の金属板10の厚さ2mmから、薄い部分、厚い部分を形成している。
第1上型11a、第1下型11b、第2上型12a、第2下型12bの形状により、いろいろな形状の凹部形状にできる。
(実施の形態2)
<構造>
実施の形態2を図5(a)〜図5(d)を用いて説明する。図5(a)は、ケース13bの平面図である。図5(b)〜図5(d)は、ケース13bの断面図である。図5(b)は、図5(a)のbb´断面図、図5(c)は、図5(a)のcc´断面図である。図5(d)は、図5(c)でセンサ22が実装された状態を説明する図である。
なお、説明しない事項は、実施の形態1と同様である。
実施の形態1と異なる点は、以下である。
(a)底面18の形状が異なる。
ケース13bの底面18は、直線部61と第1曲線部62aと第2曲線部62bとからなる。底面は、左右の第2曲線部62bでケース13bの外側へ広がっている。第2曲線部62bと繋がる第1曲線部62aは、直線部61と垂直方向で湾曲している。
弾性体などを入れた場合に、泡105がこの広がりに部分に集められ、外部へまとまって放出される。結果、内部空間21に泡105が残らない。
第1曲線部62aと第2曲線部62bとは実施の形態1同様スムーズ、なめらかに繋がっている。このことで泡105が内部空間21に残らない。
(b)内壁19の形状が異なる。
内壁19の中ぐらいの高さのところに、リード23を通す凹みがある。この部分に、中部内R部33b、中部外R部33aがある。いずれもR部分を設けスムーズに表面をしている。このことで泡105が内部空間21に残らない。
(c)リード穴45がある。
図5(d)から分かるように、リード23aが接続されるリード穴45がある。リード23bはセンサ22に接続される。リード23aは、ケース13bを介して、センサ22に接続される。
<効果>
下部R部32、上部R部31、また、直線部61と第1曲線部62a第2曲線部62b、また、中部内R部33b、中部外R部33aにより、ケース13bの内部空間21に弾性体、樹脂を満たした後に、泡105(図2(b))などが残らない。泡105などの影響がなく、センサ22の特性がよい。
(実施の形態3)
<構造>
実施の形態3を図6(a)〜図6(d)を用いて説明する。図6(a)は、ケース13cの平面図である。図6(b)〜図6(d)は、ケース13cの断面図である。図6(b)は、図6(a)のbb´断面図、図6(c)は、図6(a)のcc´断面図である。図6(d)は、図6(c)でセンサ22が実装された状態を説明する図である。
なお、説明しない事項は、実施の形態1、2と同様である。
実施の形態1、2と異なる点は、以下である。
(d)底面18の形状が異なる。
ケース13cの底面18は、直線部61と曲線部62と第3曲線部62cとからなる。方形形状の対向する2辺に直線部61があり、他方の2辺に曲線部62がある。そして、直線部61の内の一部に第3曲線部62cがあり、直線部61に対してケース13cの外側へ凸状となっている。弾性体などを入れた場合に、泡105が第3曲線部62cの凹部に集められ、外部へまとまって放出される。結果、内部空間21に泡105が残らない。
第1曲線部62aと第2曲線部62bとは実施の形態1同様スムーズに繋がっている。このことで泡105が内部空間21に残らない。
<効果>
下部R部32、上部R部31、また、直線部61と曲線部62と第3曲線部62c、中部内R部33b、中部外R部33aにより、ケース13cの内部空間21に弾性体、樹脂を満たした後に、泡105(図2(b))などが残らない。泡105などの影響がなく、センサ22の特性がよい。
(全体として)
各実施の形態はそれぞれ組み合わせることができる。たとえば、実施の形態3の第3曲線部62cを実施の形態1へ適用してもよい。つまり、上記(a)〜(d)のいずれか1つ以上を実施の形態1のケース13aに用いてもよい。
なお、センサは、超音波センサ以外に、レーザセンサ、視覚センサ、近接センサの場合でも、この発明を利用できる。
上部R部31、下部R部32、中部外R部33a、中部内R部33bのRは0.1〜0.5mmある。
内部空間21のコーナー部分はすべてR形状であるのが好ましい。
本発明のセンサケース、センサ、センサケースの製法は、各種センサで使用できる。
10 金属板
11a 第1上型
11b 第1下型
12a 第2上型
12b 第2下型
13 ケース
13a ケース
13b ケース
13c ケース
18 底面
19 内壁
21 内部空間
22 センサ
23 リード
23a リード
23b リード
31 上部R部
32 下部R部
33a 中部外R部
33b 中部内R部
45 リード穴
61 直線部
62 曲線部
62a 第1曲線部
62b 第2曲線部
62c 第3曲線部
100 ケース
105 泡
110 内壁
120 第1溝
121 センサ配置領域
122 センサ
125 内部空間
123 平坦部
124 リード
130 第2溝
200 弾性体

Claims (9)

  1. 内壁で囲まれた凹部形状である内部空間と、
    前記内部空間の底部にセンサを実装する底面と、を有し、
    前記内壁と前記底面との境目がR形状の下部R部であるセンサケース。
  2. 前記内壁の上端にR形状の上部R部がある請求項1記載のセンサケース。
  3. 前記底面は、直線部と前記直線部に滑らかに繋がる曲線部とを含む請求項1または2記載のセンサケース。
  4. 前記底面は、
    直線部と、
    前記直線部と繋がり、前記センサケースの外側へ膨らむ第1曲線部と、
    前記第1曲線部と繋がり、前記直線部に垂直方向で湾曲する第2曲線部とを含む請求項1または2記載のセンサケース。
  5. 前記底面は、直線部の一部に第3曲線部を含む請求項3記載のセンサケース。
  6. 前記内部空間のコーナー部分はすべてR形状である請求項1〜5のいずれか1項に記載のセンサケース。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサケースと、
    前記底面に実装されたセンサと、
    前記凹部を満たす弾性体と、を含むセンサ。
  8. 金属板を凹部へ変形させる第1工程と、
    前記変形された前記金属板を、内壁で囲まれた凹部形状である内部空間と、前記内部空間の底部にセンサを実装する底面と、を有し、前記内壁と前記底面との境目がR形状の下部R部である凹部形状へ変形させる第2工程と、
    を有するセンサケースの製造方法。
  9. 請求項8のセンサケースの製造方法に、さらに、
    前記センサケースの前記底部にセンサを実装する実装工程と、
    前記内部空間を弾性体で埋める封止工程と、を有するセンサの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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