JP2018116361A - 情報処理装置、管理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム、情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 作業者が取得したスクリプトを解析して実行する際、複数の情報処理装置で手入力が伴う設置作業を効率よく実行するスクリプトを作成する。【解決手段】管理装置と通信する情報処理装置において、管理装置から取得したスクリプトを解析して設置指示情報の設定を行う際、解析するスクリプトの設置指示情報に設置者が手入力する設置指示情報と、当該手入力する設置指示情報の確認情報とが含まれている場合、スクリプトに基づく設置処理を一時停止させる処理と、設置者が手入力する設置指示情報を取得する処理とを含む実行用のスクリプトを作成する。そして、作成した実行用のスクリプトで手入力する設置指示情報を管理装置に登録する構成を特徴とする。【選択図】 図14
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム、情報処理システムに関するものである。
情報処理装置である画像処理装置を新規に導入するに当たり、事前に画像処理装置の使用環境に応じた設置作業を行う必要がある。設置作業には、印刷物の仕上げ処理を行うフィニッシャーなどハードウェアオプションの取り付けや、画像処理装置の制御プログラムの設定作業、拡張機能のライセンスの有効化作業、拡張プログラムのインストールなどの作業がある。
拡張プログラムとして、画像処理装置にアドインし、画像処理装置の機能をベンダーが拡張できるシステムが普及している。この種のシステムとしてはキヤノン株式会社のMEAP(登録商標)などがあげられる。
画像処理装置のファームウェア、拡張プログラムや設定値、それらの設置処理の実行手順など含んだ設置指示情報を作成、管理する設置指示情報管理システム(以下「管理システム」という。)がある。さらに、設置作業の対象となる画像処理装置で、設置指示情報に従って、設置作業を自動的に行うプログラムがある。
しかしながら、前述した技術で、設置指示情報の自動実行だけでは、画像処理装置の設置作業をすべて完結させることができない場合がある。たとえば、画像処理装置の印刷結果を目視で確認、色味をある商談向けに特有のバランスに調整するといった場合、どうしても、人による手作業を自動設置処理中に実施しなければならない。それらを複数台を同様の内容で設置しようとした場合、すべての画像処理装置で同様の手作業による設置を行わなければならなかった。
また、特許文献1では、コンピューターの設置作業手順表や設定値ファイルから、設置に必要な実行フォルダー、メディアを作成する方法が示されている。これによると、コンピューターの設置実行中に設定変更した内容をほかのコンピューターに反映することができないため、すべての画像処理装置で同様の作業を行わなければならない課題を解消できない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、作業者が取得したスクリプトを解析して実行する際、複数の情報処理装置に手入力で設定して反映作業を実行するスクリプトを作成できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
管理装置と通信する情報処理装置であって、前記管理装置から前記情報処理装置に設定する設置指示情報が記載されたスクリプトを取得する取得手段と、取得したスクリプトを解析して前記設置指示情報の設定を行う実行手段と、前記実行手段が解析する前記スクリプトの設置指示情報に設置者が手入力する設置指示情報と、当該手入力する設置指示情報の確認情報とが含まれている場合、前記スクリプトに基づく設置処理を一時停止させる処理と、設置者が手入力する設置指示情報を取得する処理とを含む実行用のスクリプトを作成する作成手段と、前記作成手段が作成した実行用のスクリプトで手入力する設置指示情報を前記管理装置に登録する登録手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の管理装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置と通信する管理装置であって、前記情報処理装置に設定する設置指示情報を記憶されたスクリプトを管理する管理手段と、前記情報処理装置から登録依頼された設置者が手入力する設置指示情報を取得して、既に登録されたスクリプトの内容を更新する更新手段と、を備えることを特徴とする。
管理装置と通信する情報処理装置であって、前記管理装置から前記情報処理装置に設定する設置指示情報が記載されたスクリプトを取得する取得手段と、取得したスクリプトを解析して前記設置指示情報の設定を行う実行手段と、前記実行手段が解析する前記スクリプトの設置指示情報に設置者が手入力する設置指示情報と、当該手入力する設置指示情報の確認情報とが含まれている場合、前記スクリプトに基づく設置処理を一時停止させる処理と、設置者が手入力する設置指示情報を取得する処理とを含む実行用のスクリプトを作成する作成手段と、前記作成手段が作成した実行用のスクリプトで手入力する設置指示情報を前記管理装置に登録する登録手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の管理装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置と通信する管理装置であって、前記情報処理装置に設定する設置指示情報を記憶されたスクリプトを管理する管理手段と、前記情報処理装置から登録依頼された設置者が手入力する設置指示情報を取得して、既に登録されたスクリプトの内容を更新する更新手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、作業者が取得したスクリプトを解析して実行する際、複数の情報処理装置で手入力が伴う設置作業を効率よく実行するスクリプトを作成できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
《システム全体構成》
図1は、本発明の画像処理装置と管理サーバとを含む情報処理システムの機器構成の例を示す図である。
本例の情報処理システムは、LAN(Local Area Network)上には、情報処理装置である複数の画像処理装置と管理装置である管理サーバーが通信可能に接続されている。
図1は、本発明の画像処理装置と管理サーバとを含む情報処理システムの機器構成の例を示す図である。
本例の情報処理システムは、LAN(Local Area Network)上には、情報処理装置である複数の画像処理装置と管理装置である管理サーバーが通信可能に接続されている。
図1において、情報処理装置である画像処理装置は、複写機にスキャナ、プリンタ、ファクシミリ、ファイル送信機能等複数の機能を統合した複合機である。また、画像処理装置は、ネットワークに接続するインターフェースを有している。また、可搬記憶媒体を接続するインターフェースを有している。可搬記憶媒体を接続するインターフェースの種別は問わないが、USBインターフェースを用いることとする。
クライアントコンピューターは、所謂パーソナルコンピューターやモバイル端末である。クライアントコンピューターは、WebブラウザーやGUIプログラムの実行が可能である。それらにより、管理サーバーと通信し、後述の設置指示情報の作成、編集を行うよう構成されている。また、可搬記憶媒体を接続するインターフェースを有している。可搬記憶媒体を接続するインターフェースの種別は問わないが、USBインターフェースを用いることとする。
管理サーバーは、画像処理装置の納品先、顧客毎、受注した商談毎など設置作業の組み合わせを案件毎に管理するサーバーである。設置作業の組み合わせには、機種、外部接続するハードウェア、ファームウェアや拡張プログラムのバージョンの組み合わせ、設定値などの納品すべき画像処理装置の構成情報、またそれらの適用順序などの設置指示情報が含まれる。さらに、利用可能なファームウェアや拡張プログラムのバイナリデータや各種ライセンス情報等を管理するサーバーである。これらの管理は同一の管理サーバーで構成されていても、複数の管理サーバーで構成されていてもよい。また、管理サーバーはLANに直接接続されていても、インターネットを経由して接続されていてもよい。本実施形態では、可搬記憶媒体としてUSBストレージを使用する。しかしながら、本実施形態の適用に際し、ホストとなる機器から容易に取り外せる記憶装置であれば種別を問わないが、USBマスストレージクラスを実装するUSBストレージを例とする。
《ハードウェア構成例−画像処理装置》
図2は、図1に示した画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。本例は、複合画像処理装置を例とする。
図2において、CPUを含む制御部は、画像処理装置全体の動作を制御する。CPUは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御を行う。RAMは、CPUの主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
図2は、図1に示した画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。本例は、複合画像処理装置を例とする。
図2において、CPUを含む制御部は、画像処理装置全体の動作を制御する。CPUは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御を行う。RAMは、CPUの主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDDは、画像データや各種プログラム、或いは各種情報テーブルを記憶する。操作部I/Fは、報知手段である操作部と制御部とを接続する。操作部には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードなどが備えられている。
プリンタI/Fは、プリンタと制御部とを接続する。プリンタで印刷すべき画像データはプリンタI/Fを介して制御部から転送され、プリンタにおいて記録媒体上に印刷される。
スキャナI/Fは、スキャナと制御部とを接続する。スキャナは、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/Fを介して制御部に入力する。
ネットワークI/Fは、制御部(画像処理装置)をLANに接続する。ネットワークI/Fは、LAN上の外部装置に画像データや情報を送信したり、LAN上の外部装置から各種情報を受信したりする。
USBホストI/Fは、USBストレージと通信するインターフェース部である。USBホストI/Fは、HDDに格納されているデータをUSBストレージに出力する。また、USBホストI/Fは、USBストレージに格納されているデータを入力し、CPUにそれを伝える。USBストレージは、データを格納する外部記憶装置であり、USBホストI/Fに対して着脱可能である。USBホストI/Fには、USBストレージを含む複数のUSBデバイスが接続可能である。
《ハードウェア構成例−クライアントコンピューター》
図3は、データ処理装置であるクライアントコンピューターの構成を示すブロック図である。クライアントコンピューターは、後述するスクリプトに使用する設置指示情報を編集して、管理サーバに登録する作業を行う。
図3において、CPUを含む制御部は、クライアントコンピューター全体の動作を制御する。CPUは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAMは、CPUの主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDDは、画像データや各種プログラム、或いは後述する各種情報テーブルを記憶する。
図3は、データ処理装置であるクライアントコンピューターの構成を示すブロック図である。クライアントコンピューターは、後述するスクリプトに使用する設置指示情報を編集して、管理サーバに登録する作業を行う。
図3において、CPUを含む制御部は、クライアントコンピューター全体の動作を制御する。CPUは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAMは、CPUの主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDDは、画像データや各種プログラム、或いは後述する各種情報テーブルを記憶する。
操作I/Fは、クライアントコンピューターで実行されるプログラムへの制御操作を入力するユーザーインターフェース端末を接続するI/Fである。この例では、マウスやキーボードで構成するが、その限りではない。
ディスプレイI/Fは、クライアントコンピューターで実行されるプログラムのUIを表示するディスプレイ端末を接続するI/Fである。この例ではディスプレイで構成するが、その限りではない。ネットワークI/Fは、制御部をLANに接続する。ネットワークI/Fは、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報を送受信する。
USBホストI/Fは、USBストレージと通信するインターフェース部である。USBホストI/Fは、HDDに格納されているデータをUSBストレージに出力する。また、USBホストI/Fは、USBストレージに格納されているデータを入力し、CPUにそれを伝える。USBストレージは、データを格納する外部記憶装置であり、USBホストI/Fに対して着脱可能である。USBホストI/Fには、USBストレージを含む複数のUSBデバイスが接続可能である。
《ハードウェア構成例−管理サーバー》
図4は、図1に示した管理サーバーの構成を示すブロック図である。
図4において、CPUを含む制御部は、管理サーバー全体の動作を制御する。CPUは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAMは、CPUの主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDDは、画像データや各種プログラム、或いは後述する各種情報テーブルを記憶する。
ネットワークI/Fは、制御部をLANに接続する。ネットワークI/Fは、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報を送受信する。
図4は、図1に示した管理サーバーの構成を示すブロック図である。
図4において、CPUを含む制御部は、管理サーバー全体の動作を制御する。CPUは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAMは、CPUの主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDDは、画像データや各種プログラム、或いは後述する各種情報テーブルを記憶する。
ネットワークI/Fは、制御部をLANに接続する。ネットワークI/Fは、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報を送受信する。
《ソフトウェア構成例−画像処理装置》
図5は、画像処理装置のソフトウェア構成の例を示す図である。
図5において、OS上には、プリンタやFAX、スキャナなどの元々備わっている制御用プログラムのネイティブプログラム、拡張プログラム実行プラットフォームである拡張プログラム実行プラットフォームが動作している。さらに、ネイティブプログラム上には、ファームウェア更新サービス、オプション有効化サービス、設定管理サービスが動作している。また拡張プログラム実行プラットフォーム上には、拡張プログラムシステムサービスと拡張プログラムが動作している。
図5は、画像処理装置のソフトウェア構成の例を示す図である。
図5において、OS上には、プリンタやFAX、スキャナなどの元々備わっている制御用プログラムのネイティブプログラム、拡張プログラム実行プラットフォームである拡張プログラム実行プラットフォームが動作している。さらに、ネイティブプログラム上には、ファームウェア更新サービス、オプション有効化サービス、設定管理サービスが動作している。また拡張プログラム実行プラットフォーム上には、拡張プログラムシステムサービスと拡張プログラムが動作している。
ファームウェア更新サービスは、ファームウェアを更新するための各種機能を提供するサービスである。例えば、ファームウェア更新サービスは、ユーザーから指定されたファームウェアを参照し、該ファームウェアの更新が必要か否かを判断する。またネイティブプログラムに対し、または介し、ファームウェアを更新する。
オプション有効化サービスは、ネイティブプログラムに予め組み込まれているオプション機能を、有効化するためのサービスである。オプション有効化サービスは、ユーザーから指定されたオプションライセンスファイルにより特定されるオプション機能を識別し、有効化する。
設定管理サービスは、プリンタやスキャナなどの各種設定情報を管理するためのサービスである。設定管理サービスは、例えばユーザーから1つまたは複数の設定、または複数の設定情報を含むファイルを指定されると、ネイティブプログラムの設定情報を書き換える機能を提供する。
なお、設定管理サービスは、ユーザーインターフェース(以下「UI」という。)を持っており、ユーザーは画像処理装置の操作部を介して設定変更の指示ができる。拡張プログラムシステムサービスは、拡張プログラムに共通に有用なユーティリティライブラリで、システムから提供される。拡張プログラムから拡張プログラムシステムサービスの機能を呼び出すことにより、拡張プログラムを開発する手間を省くことができる。
拡張プログラムは、拡張プログラム実行プラットフォームまたは拡張プログラムシステムサービスを介してのみ、他の拡張プログラムやRAMなど画像処理装置の各モジュールへアクセスすることができる。
また、UIを持つ拡張プログラムは、画像処理装置の操作部に表示されるメインメニュー画面(図6)にアイコンを表示することができる。このアイコンをユーザーが選択したことを、操作部を通じて操作部I/Fが検知すると、操作部I/Fはその旨をCPUに送信する。その旨を受け取ったCPUはユーザーに選択された拡張プログラムのUIを操作部に表示する。
なお、本ソフトウェア構成は基本的な部分のみ記載したものであり、実施環境によっては他のサービス等が含まれていてもよい。また設定を制限するなどの理由により、不要なサービスは無くてもよい。
なお、設定管理サービスは、ユーザーインターフェース(以下「UI」という。)を持っており、ユーザーは画像処理装置の操作部を介して設定変更の指示ができる。拡張プログラムシステムサービスは、拡張プログラムに共通に有用なユーティリティライブラリで、システムから提供される。拡張プログラムから拡張プログラムシステムサービスの機能を呼び出すことにより、拡張プログラムを開発する手間を省くことができる。
拡張プログラムは、拡張プログラム実行プラットフォームまたは拡張プログラムシステムサービスを介してのみ、他の拡張プログラムやRAMなど画像処理装置の各モジュールへアクセスすることができる。
また、UIを持つ拡張プログラムは、画像処理装置の操作部に表示されるメインメニュー画面(図6)にアイコンを表示することができる。このアイコンをユーザーが選択したことを、操作部を通じて操作部I/Fが検知すると、操作部I/Fはその旨をCPUに送信する。その旨を受け取ったCPUはユーザーに選択された拡張プログラムのUIを操作部に表示する。
なお、本ソフトウェア構成は基本的な部分のみ記載したものであり、実施環境によっては他のサービス等が含まれていてもよい。また設定を制限するなどの理由により、不要なサービスは無くてもよい。
図6は、図1に示した画像処理装置の操作部に表示されるメインメニュー画面の例を示す図である。
図6において、メインメニュー画面は、プログラムアイコン表示エリア、標準プログラムアイコン、拡張プログラムアイコンを有している。プログラムアイコン表示エリアは、画像処理装置で現在操作可能なプログラムのアイコンを表示するエリアである。標準プログラムアイコンは、画像処理装置の制御プログラムが持つ機能を操作するためのUIを表示させるためのアイコンである。拡張プログラムアイコンは、画像処理装置の拡張プログラムを操作するためのUIを表示させるためのアイコンである。
図6において、メインメニュー画面は、プログラムアイコン表示エリア、標準プログラムアイコン、拡張プログラムアイコンを有している。プログラムアイコン表示エリアは、画像処理装置で現在操作可能なプログラムのアイコンを表示するエリアである。標準プログラムアイコンは、画像処理装置の制御プログラムが持つ機能を操作するためのUIを表示させるためのアイコンである。拡張プログラムアイコンは、画像処理装置の拡張プログラムを操作するためのUIを表示させるためのアイコンである。
《設置作業例》
以下、本実施形態を示す画像処理装置の設置作業について説明する。
画像処理装置の設置作業を行うにあたり、まず、作業者は設置先において、設置作業対象の画像処理装置に、フィニッシャー、スキャナ、拡張RAMなど、必要なハードウェアを接続する。
作業者は、設置作業対象の画像処理装置に設置作業をサポートするためのサポートプログラム(以下「サポートプログラム」という。)をインストールする。該サポートプログラムは画像処理装置で既にインストールされ実行していてもよい。また、ネイティブプログラム上の標準サービスとして、実装され実行されていてもよい。画像処理装置の該サポートプログラムは、管理サーバーに接続し、図13から図15に示す手順に従い設置作業を実行する。
以下、本実施形態を示す画像処理装置の設置作業について説明する。
画像処理装置の設置作業を行うにあたり、まず、作業者は設置先において、設置作業対象の画像処理装置に、フィニッシャー、スキャナ、拡張RAMなど、必要なハードウェアを接続する。
作業者は、設置作業対象の画像処理装置に設置作業をサポートするためのサポートプログラム(以下「サポートプログラム」という。)をインストールする。該サポートプログラムは画像処理装置で既にインストールされ実行していてもよい。また、ネイティブプログラム上の標準サービスとして、実装され実行されていてもよい。画像処理装置の該サポートプログラムは、管理サーバーに接続し、図13から図15に示す手順に従い設置作業を実行する。
《ソフトウェア機能構成例》
本発明に係る、後述する設置処理は、拡張プログラムの一つであるサポートプログラムが行う。また、本発明に係る、後述する設置状態管理処理は、管理サーバーで動作するプログラムが行う。
本発明に係る、後述する設置処理は、拡張プログラムの一つであるサポートプログラムが行う。また、本発明に係る、後述する設置状態管理処理は、管理サーバーで動作するプログラムが行う。
図7は、画像処理装置で動作するサポートプログラムの機能構成の例を示す図である。CPUが各機能に応じたプログラムを実行することにより、各機能は実現される。
図7において、サポートプログラムは、UI制御部、通信部、処理実行部とスクリプト解析部を有する。
UI制御部は、サポートプログラムを操作するためのUIを、操作部を通じて作業者に提供し、作業者の操作を受け付ける。通信部は、管理サーバーと通信を行い、設置作業指示情報やソフトウェアのダウンロードなどを行う。処理実行部は、UI制御部及び通信部の指示に従い、各種処理を行う。スクリプト解析部は、通信部が管理サーバーから取得した設置情報のスクリプトを解析し、処理実行部が実行すべき処理、順序を決定する。
図7において、サポートプログラムは、UI制御部、通信部、処理実行部とスクリプト解析部を有する。
UI制御部は、サポートプログラムを操作するためのUIを、操作部を通じて作業者に提供し、作業者の操作を受け付ける。通信部は、管理サーバーと通信を行い、設置作業指示情報やソフトウェアのダウンロードなどを行う。処理実行部は、UI制御部及び通信部の指示に従い、各種処理を行う。スクリプト解析部は、通信部が管理サーバーから取得した設置情報のスクリプトを解析し、処理実行部が実行すべき処理、順序を決定する。
図8は、クライアントコンピューターで動作する設置指示情報作成システムの機能構成の例を示す図である。
図8において、CPUが各機能に応じたプログラムを実行することにより、各機能は実現される。また、本実施形態では、クライアントコンピューターでプログラムが実行されることを想定するが、その限りではない、ネットワークI/Fを介して、ネットワーク上にあるサーバーやサービスで実行してもよい。設置指示情報作成システムは、UI制御部、通信部、処理実行部とスクリプト生成部を有する。
図8において、CPUが各機能に応じたプログラムを実行することにより、各機能は実現される。また、本実施形態では、クライアントコンピューターでプログラムが実行されることを想定するが、その限りではない、ネットワークI/Fを介して、ネットワーク上にあるサーバーやサービスで実行してもよい。設置指示情報作成システムは、UI制御部、通信部、処理実行部とスクリプト生成部を有する。
UI制御部は、設置指示情報作成システムを操作するためのUIを、ディスプレイを通じて作業者に提供し、マウスやキーボードを通じて作業者の操作を受け付ける。
通信部は、UI制御部および処理実行部の指示に従い、ネットワークI/Fを介して、管理サーバーの設置指示情報管理システムと通信を行う。通信部は設置指示情報管理システムから設置指示情報の読み出しや書き込みを依頼する。
処理実行部は、UI制御部の指示に従い、各種処理を行う。スクリプト生成部は、処理実行部の指示に従い、設置指示情報とサポートプログラムが解析可能なスクリプトを生成する。
処理実行部は、UI制御部の指示に従い、各種処理を行う。スクリプト生成部は、処理実行部の指示に従い、設置指示情報とサポートプログラムが解析可能なスクリプトを生成する。
図9は、管理サーバーで動作する設置指示情報管理システム(以下「管理システム」という。)の機能構成の例を示す図である。
図9において、CPUが各機能に応じたプログラムを実行することにより、各機能は実現される。また、本実施形態では、ネットワークI/Fを介して、LAN上にある管理サーバーでプログラムが実行されることを想定するが、その限りではない、インターネット上にあるサーバーやサービスで実行してもよい。
設置指示情報管理システムは、制御部、通信部、ストレージ管理部、設置指示情報データベースを有する。制御部は、通信部が受信する要求内容にしたがって、ストレージ管理部に対して設置指示情報の格納、削除、更新、取得等の処理を指示する。
図9において、CPUが各機能に応じたプログラムを実行することにより、各機能は実現される。また、本実施形態では、ネットワークI/Fを介して、LAN上にある管理サーバーでプログラムが実行されることを想定するが、その限りではない、インターネット上にあるサーバーやサービスで実行してもよい。
設置指示情報管理システムは、制御部、通信部、ストレージ管理部、設置指示情報データベースを有する。制御部は、通信部が受信する要求内容にしたがって、ストレージ管理部に対して設置指示情報の格納、削除、更新、取得等の処理を指示する。
ストレージ管理部は、制御部の指示に従い、設置指示情報データベースに対して設置指示情報の格納、削除、更新を行う。また、ストレージ管理部は設置指示情報データベースから設置指示情報の取得などを行う。
通信部は、クライアントコンピューターなどからの要求を受信して、制御部に要求内容を送信する。さらに、制御部から要求内容に対する処理結果を受け取り、要求に対する応答データを作成し、クライアントコンピューターなどに応答データを送信する。
設置指示情報データベースは、設置指示情報管理システムで動作するデータベースである。なお、本例では設置指示情報管理システムに設置指示情報データベースが構成されているが、設置指示情報管理システムと連携できるようになっていれば別のサーバーに配置されるような構成でもよい。
設置指示情報データベースでは、図10Aの(A)に示す設置指示情報管理テーブル、同図の(b)の共通データ拡張プログラムテーブル、同図の(c)の設定データテーブルを管理している。共通データ拡張プログラムテーブル、設定データテーブルの各行は設置指示情報IDによって、設置指示情報管理テーブルの各行と関連を持ったデータ管理がなされている。なお、同図の(d)の設定データテーブルについては後述する。
設置指示情報データベースでは、図10Aの(A)に示す設置指示情報管理テーブル、同図の(b)の共通データ拡張プログラムテーブル、同図の(c)の設定データテーブルを管理している。共通データ拡張プログラムテーブル、設定データテーブルの各行は設置指示情報IDによって、設置指示情報管理テーブルの各行と関連を持ったデータ管理がなされている。なお、同図の(d)の設定データテーブルについては後述する。
《設置指示情報のスクリプトファイル例》
図11は、画像処理装置の設置作業を自動実施するための作業手順を示す設置指示情報とそれに含まれるスクリプトとを含むスクリプトファイルの例を示す図である。本例では、図10の(A)に示す設置指示情報管理テーブルの設置指示情報ID"M001"を基に作成したスクリプトファイルである。
図11は、画像処理装置の設置作業を自動実施するための作業手順を示す設置指示情報とそれに含まれるスクリプトとを含むスクリプトファイルの例を示す図である。本例では、図10の(A)に示す設置指示情報管理テーブルの設置指示情報ID"M001"を基に作成したスクリプトファイルである。
図11において、スクリプトファイルは、設置指示情報作成システムのスクリプト生成部により該当の設置構成情報を基に作成する。スクリプト生成部は作成した設置指示情報とスクリプトを設置指示情報管理システムに保管する。スクリプトは、サポートプログラムの通信部で読み込まれ、処理実行部を介しスクリプト解析部によって解析される。スクリプト解析部によって解析されたスクリプトは、その後、処理実行部によって記載された設置作業が実行される。また本図におけるスクリプトは、XML(Extensible Markup Language)で記載されており、機器識別部と処理記載部で構成されている。なお、本図ではXMLによりスクリプトを表現しているが、XMLに限定されず、シェルスクリプトなどで書かれていてもよい。
機器識別部は、設置作業の対象である画像処理装置を識別するための情報が記載されている。具体的には、画像処理装置の識別子である<deviceId>と、本スクリプトの内容を任意の文字列で示す<name><comment>で構成されている。<name><comment>は、本スクリプトの内容説明だけでなく、<deviceId>だけで識別不可能な場合の識別子として利用してもよい。例えば、1つの画像処理装置に対し複数の設定を用意する必要がある場合に識別子として利用可能である。
処理記載部は、設置作業を実施するために必要な処理群が記載される。本図で、処理記載部はファームウェア更新処理a,b、処理の一時停止処理、設定情報インポート処理a,b、拡張プログラムインストール処理a,bを含んで構成されている。さらに、処理記載部は、拡張プログラム開始処理、システム組み込みオプションプログラムアクティベート処理a,b、を含んで構成されている。
各設置作業の処理を示すタグの中にはOrder属性が含まれており、本図ではOrderの値に応じて設置作業の順番が決定する。なお、処理の順番を特に指定しない場合は、Orderの値を同じにすることもできる。Orderの値が同じ場合は、処理記載部に書かれている順番で実行してもよいし、スクリプト解析部が読み取った順番でもよい。また各処理で使用するデータの容量などで判断してもよい。
各設置作業の処理を示すタグの中にはOrder属性が含まれており、本図ではOrderの値に応じて設置作業の順番が決定する。なお、処理の順番を特に指定しない場合は、Orderの値を同じにすることもできる。Orderの値が同じ場合は、処理記載部に書かれている順番で実行してもよいし、スクリプト解析部が読み取った順番でもよい。また各処理で使用するデータの容量などで判断してもよい。
ファームウェア更新処理a,bは、ファームウェア更新サービスを介してファームウェアを更新する処理である。ファームウェア更新処理aは、<updateFirmwareCommand>タグを記載することで処理を定義する。さらに、ファームウェア更新処理aは、<contentsServer>タグと<firmwareVersion>タグにより管理サーバーからダウンロードし更新するファームウェアを指定している。
<contentsServer>タグは管理サーバーのURLが記載されている。<firmwareVersion>タグはダウンロードするキーとなるファームウェアバージョンが記載されている。
また、ファームウェア更新処理bは、USBホストI/Fに接続された可搬記憶媒体に格納されたファイルを指定する場合、<updateFirmwareCommand>タグを記載することで処理を定義する。
<contentsServer>タグは管理サーバーのURLが記載されている。<firmwareVersion>タグはダウンロードするキーとなるファームウェアバージョンが記載されている。
また、ファームウェア更新処理bは、USBホストI/Fに接続された可搬記憶媒体に格納されたファイルを指定する場合、<updateFirmwareCommand>タグを記載することで処理を定義する。
<relativeDirPath>タグと<FirmwareName>により使用するファイルを指定している。<relativeDirPath>タグは、ルートフォルダーから更新したいファームウェアまでの相対パスが記載されている。<FirmwareName>タグは、更新したいファームウェアが指定されている。本図においてはZip形式でアーカイブされたファームウェアが指定されている。また、URLやファイルパスでなくとも、バイナリデータを本スクリプト内に埋め込む方法でもよい。
処理の一時停止処理は、自動設置処理を一時停止し、作業者の再開指示により後続の設置処理を開始するための処理である。自動設置処理の一時停止中に、作業者は、ハードウェアの微調整作業を行う。例えば、画像処理装置のトナーのカラーバランス補正値を数回のテストプリントと、出力物の色味を確認し調整する。そのほかにも、スキャナーセンサーや、印刷の位置調整などがある。
また、本例では、再開指示を受けるとして図12(C)のような操作画面を一時停止中に表示し、操作部の操作により再開ボタンが押下されたことを検知し、自動設置処理を再開するようにしている。また、外部通信方法による、他の端末から自動設置処理を再開する指示を受けるようにしてもよい。
また、本例では、再開指示を受けるとして図12(C)のような操作画面を一時停止中に表示し、操作部の操作により再開ボタンが押下されたことを検知し、自動設置処理を再開するようにしている。また、外部通信方法による、他の端末から自動設置処理を再開する指示を受けるようにしてもよい。
設定情報インポート処理a,bは、設定管理サービスを介して、設定値をインポートし反映する処理である。設定情報インポート処理aは、<importDeviceConfigCommand>タグの記載により処理を定義する。<contentsServer>タグにより、管理サーバーからダウンロードしインポートする設定値ファイルを指定している。<contentsServer>タグは管理サーバーのURLが記載されている。設定情報インポート処理bは<importDeviceConfigCommand>タグの記載により処理を定義する。
<relativeDirPath>タグ、及び<configFileName>タグによりインポートする設定情報ファイルを指定している。<relativeDirPath>タグは、USBホストI/Fに接続された可搬記憶媒体に格納されたファイルを指定する場合、ルートフォルダーからインポート対象の設定情報ファイルまでの相対パスが記載されている。
<configFileName>タグは、インポート対象の設定情報ファイルが指定されている。本図においてはZip形式にアーカイブされた設定情報ファイルが指定されている。なお、本設定情報ファイルの形式はZipファイル形式に限定されない。また、URLやファイルパスでなくとも、バイナリデータを本スクリプト内に埋め込む方法でもよい。
<configFileName>タグは、インポート対象の設定情報ファイルが指定されている。本図においてはZip形式にアーカイブされた設定情報ファイルが指定されている。なお、本設定情報ファイルの形式はZipファイル形式に限定されない。また、URLやファイルパスでなくとも、バイナリデータを本スクリプト内に埋め込む方法でもよい。
拡張プログラムインストール処理a,bは、拡張プログラムシステムサービスを介して、拡張プログラムをインストールする処理である。拡張プログラムインストール処理aは、<installApplicationCommand>タグの記載により処理を定義する。<contentsServer>タグ、<applicationName>タグ、<applicationVersion>タグにより、管理サーバーからダウンロードしインストールする拡張プログラムを指定している。
<contentsServer>タグは管理サーバーのURLが記載されている。また、拡張プログラムインストール処理bは、USBホストI/Fに接続された可搬記憶媒体に格納されたファイルを指定する場合、<installApplicationCommand>タグの記載により処理を定義する。
<contentsServer>タグは管理サーバーのURLが記載されている。また、拡張プログラムインストール処理bは、USBホストI/Fに接続された可搬記憶媒体に格納されたファイルを指定する場合、<installApplicationCommand>タグの記載により処理を定義する。
<relativeDirPath>タグ、及び<AppFileName>タグによりインストールする拡張プログラムを指定している。<relativeDirPath>タグは、ルートフォルダーからインストール対象の拡張プログラムの実体までの相対パスが記載されている。<AppFileName>タグは、インストール対象の拡張プログラムの実体が指定されている。
本図においてはJarファイル形式の拡張プログラムが指定されている。なお、本拡張プログラムの形式はJarファイル形式に限定されない。また、URLやファイルパスでなくとも、バイナリデータを本スクリプト内に埋め込む方法でもよい。
本図においてはJarファイル形式の拡張プログラムが指定されている。なお、本拡張プログラムの形式はJarファイル形式に限定されない。また、URLやファイルパスでなくとも、バイナリデータを本スクリプト内に埋め込む方法でもよい。
また、拡張プログラムインストール処理aは<licenseServer>タグは拡張プログラムに対するライセンスを取得する管理サーバーのURLが記載されている。拡張プログラムインストール処理bはインストール対象の拡張プログラムに対するライセンスを<licenseRelativeDirPath>タグ、及び<licenseFileName>タグにより指定している。
<licenseRelativeDirPath>タグは、USBホストI/Fに接続された可搬記憶媒体に格納されたファイルを指定する場合、ルートフォルダーから拡張プログラムのライセンスファイルまでの相対パスが記載されている。<licenseFileName>タグは、拡張プログラムのライセンスの実体が指定されている。
本図においては.licファイル形式のライセンスファイルが指定されており、ライセンスのファイル形式についてはこれに限定されない。また、URLやファイルパスでなくとも、バイナリデータを本スクリプト内に埋め込む方法でもよい。
本図においては.licファイル形式のライセンスファイルが指定されており、ライセンスのファイル形式についてはこれに限定されない。また、URLやファイルパスでなくとも、バイナリデータを本スクリプト内に埋め込む方法でもよい。
拡張プログラム開始処理は、<startApplicationCommand>タグの記載により処理を定義しており、<appId>タグにより開始対象の拡張プログラムを指定している。<appId>タグは、開始対象の拡張プログラムを一意に識別するIDが指定されている。
オプション機能の処理であるシステム組み込みオプションプログラムアクティベート処理a,bは、オプション有効化サービスを介して、組み込みオプションを有効化する処理である。システム組み込みオプションプログラムアクティベート処理aは<activateEmbeddedFunctionCommand>タグの記載により処理を定義されている。<licenseServer>タグは拡張プログラムに対するライセンスを取得する管理サーバーのURLが記載されている。
また、取得すべき組み込みオプションを特定する情報を<functionId>タグで記載されている。また、システム組み込みオプションプログラムアクティベート処理bは<activateEmbeddedFunctionCommand>タグの記載により処理を定義する。<relativeDirPath>タグ、及び<licenseFileName>タグによりアクティベートする組み込みオプションプログラムを指定している。<relativeDirPath>タグは、USBホストI/Fに接続された可搬記憶媒体に格納されたファイルを指定する場合に使用する。具体的には、ルートフォルダーからアクティベートする組み込みオプションプログラムのライセンスファイルまでの相対パスが記載されている。
<licenseFileName>タグは、組み込みオプションプログラムを有効化するためのライセンスの実体が指定されている。本図においてはlic形式のライセンスファイルが指定されており、ライセンスのファイル形式についてはこれに限定されない。また、URLやファイルパスでなくとも、バイナリデータを本スクリプト内に埋め込む方法でもよい。なお、画像処理装置にプリインストールされた組み込みオプションプログラムが存在しない場合、また有効化しない場合には、この初期設置作業処理の記載は不要である。
なお、本図で示すスクリプトの初期設置作業の処理は記載された処理に限定されず、例えば画像処理装置の再起動処理などを加えてもよい。また必要不要に応じて処理の重複、増減があってもよい。
《画像処理装置の設置処理フロー》
図13は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。以下、サポートプログラムが起動した後、作業者の指示により実行する設置処理動作を説明する。なお、各ステップは、CPUが記憶された制御プログラム(処理実行部)を実行することで実現される。
図13は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。以下、サポートプログラムが起動した後、作業者の指示により実行する設置処理動作を説明する。なお、各ステップは、CPUが記憶された制御プログラム(処理実行部)を実行することで実現される。
S1301では、処理実行部により、設置指示情報の検索を行い、結果を操作部に表示する。ここで、処理実行部は、サポートプログラムが動作する画像処理装置のデバイスIDを取得する。さらに、該デバイスIDを通信部により、管理サーバーへ送信する。管理サーバーで、前記設置指示情報を確定、取得する。ここでは、設置指示情報の概要情報だけ取得してもよい。設置指示情報のすべての情報は後述する設置処理中に取得することとしてもよい。
また、デバイスIDとは、画像処理装置の個体識別子や型番など、設置作業をすべき画像処理装置を特定するための情報である。また、本例では、管理サーバーで管理されている設置指示情報を検索しているが、可搬記憶媒体に格納されている設置指示情報を検索するよう構成してもよい。
また、デバイスIDとは、画像処理装置の個体識別子や型番など、設置作業をすべき画像処理装置を特定するための情報である。また、本例では、管理サーバーで管理されている設置指示情報を検索しているが、可搬記憶媒体に格納されている設置指示情報を検索するよう構成してもよい。
UI制御部は、取得した設置指示情報を、操作部に図12(A)のような画面で表示し、作業者に通知する。作業者は正しい設置指示情報が見つかった旨を確認することができる。処理実行部は、実行指示を受けると次のステップに移る。本例では、UI制御部は、実行ボタンを押下されたかどうか判断し、その結果を受けて、処理実行部は、次のステップに移る。また、UI制御部は、スクリプトを実行しない場合、本フローを終了するためのキャンセル操作を用意してもよい。
S1302では、処理実行部は、S1301で取得した設置指示情報を後述するS1303で実行する設置指示情報を変換し、作成する処理を行う。本ステップの詳細については、図14を用いて後述する。
S1303では、処理実行部はS1302で変換し作成した設置指示情報のスクリプトファイルのコマンド実行順序(処理記載部の記述)に従い、各種コマンドを実行する。処理実行部は当該コマンドを実行することで、設置作業として実行しなければならないソフトウェアのインストール・更新・設定作業を実行可能にする。例えば、画像処理装置のネイティブプログラムを含むファームウェアの更新や、拡張プログラムのインストール、開始などである。
S1304では、UI制御部は、図12(D)のようなスクリプトによる自動設置が終了した旨を表示し、次の処理を待機する。作業者は確認作業を終了後、完了ボタンを押下すると、本処理を終了する。
《画像処理装置の実行用設置指示情報作成処理》
図14は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図13のS1302のスクリプト解析部による実行用設置指示情報の生成処理手順の詳細である。なお、各ステップは、CPUが記憶された制御プログラム(スクリプト解析部)を実行することで実現される。
図14は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図13のS1302のスクリプト解析部による実行用設置指示情報の生成処理手順の詳細である。なお、各ステップは、CPUが記憶された制御プログラム(スクリプト解析部)を実行することで実現される。
〔実行用設置指示情報の生成処理〕
S1401で、スクリプト解析部は、前述のS1301で取得したスクリプトファイルのコマンド実行順序の先頭から順に開始する。S1402では、スクリプト解析部は最初のコマンド処理が設定情報インポート処理であるか判断する。ここで、スクリプト解析部は、設定情報インポート処理であると判断した場合、処理をS1404へ進め、それ以外の場合、処理をS1403に進める。
S1401で、スクリプト解析部は、前述のS1301で取得したスクリプトファイルのコマンド実行順序の先頭から順に開始する。S1402では、スクリプト解析部は最初のコマンド処理が設定情報インポート処理であるか判断する。ここで、スクリプト解析部は、設定情報インポート処理であると判断した場合、処理をS1404へ進め、それ以外の場合、処理をS1403に進める。
S1403では、スクリプト解析部は、コマンド実行順序(処理記載部の順序)の末尾まで処理を実行したかどうかを判断する。ここで、スクリプト解析部は、後続のコマンド処理があると判断した場合、処理をS1402に戻す。
一方、S1403で、スクリプト解析部は、後続のコマンド処理がないと判断した場合、本処理を終了する。
一方、S1403で、スクリプト解析部は、後続のコマンド処理がないと判断した場合、本処理を終了する。
S1404で、スクリプト解析部は、設定情報インポート処理でインポートする設定データに、手作業依頼情報が含まれているか判断する。ここで、スクリプト解析部は、手作業依頼情報が含まれていると判断した場合、処理をS1405へ進め、含まれていないと判断した場合、処理をS1403へ進める。本例では、ユーザ好みに合わせて個別に設定するための図10Bの(D)に示す設定値テーブルのように、各設定可能項目に対し、設置作業者が手作業で既定の設定値を変更可能かどうかの情報を保持している。なお、手作業依頼情報は、設置指示情報の作成システムで作成する際、文章で手順を入力、保持する形でもよい。
S1405では、スクリプト解析部は、該手作業依頼情報に確認情報である要確認項目(本例は色味設定値)があるかどうかを判断する。ここで、スクリプト解析部は、要確認項目があると判断した場合、処理を、S1406へ進め、要確認項目が無いと判断した場合、処理をS1407へ進める。
S1405では、スクリプト解析部は、該手作業依頼情報に確認情報である要確認項目(本例は色味設定値)があるかどうかを判断する。ここで、スクリプト解析部は、要確認項目があると判断した場合、処理を、S1406へ進め、要確認項目が無いと判断した場合、処理をS1407へ進める。
S1406で、スクリプト解析部は、上記S1404、S1405により、手作業による設定変更や確認操作を実施しなければならないことが判断できる。したがって、作業者が手作業を実施する間、自動設置処理を一時停止するためのコマンド処理を該当の設定情報インポート処理の後続に追加する。本例では、S1406において、1つの一時停止処理コマンド(図15Aのコマンド)を追加しているが、その限りではない。さらに、手作業依頼の項目、手順の数だけ、一停止処理コマンドを追加し、一時停止中に表示するメッセージをより具体的に、項目名や、手順を操作部に表示してもよい。
S1407で、スクリプト解析部は、設定情報インポート処理に紐づく設定データに、手作業済み設定データが登録されているか判断する。ここで、スクリプト解析部は、手作業済み設定データが登録されていないと判断した場合、処理をS1408へ進め、登録されていると判断した場合、処理をS1410へ進める。
S1408で、スクリプト解析部は、設定情報インポート処理の種類を判断する。ここで、同一の設置内容で設置する複数の画像処理装置で共通に設定する設定データであると判断した場合、処理をS1409へ進める。一方、スクリプト解析部は、複数の画像処理装置で個々に違う設定データであると判断した場合、処理をS1403へ戻す。
S1409では、スクリプト解析部は、手作業で変更する設定データを作成し、元の設置指示情報に手作業済み設定データとして登録するコマンド処理(図15Aのコマンド)を追加して、本処理を終了する。なお、図15Aのコマンドは、S1406で追加した一時停止処理の後続に追加する。
本例では、変更した設定項目と値のみを手作業済み設定データ(図10B参照)として登録しているが、その限りではない。すべての画像処理装置の設定項目と現在の値を出力し、元の設定データと差分を抽出することで、手作業済み設定データを作成してもよい。
また、これらの処理を管理サーバーで行ってもよい。なお、本処理で作成した手作業済み設定データの登録を依頼された管理サーバーにおける登録処理については、図16を用いて後述する。
S1410では、スクリプト解析部は、S1407で判断した手作業済み設定データをインポートするためのコマンド処理(図15Aのコマンドの処理)を行い、処理をS1403へ戻す。これにより、S1406で追加した一時停止処理であるコマンドの処理の直前に追加する。
また、これらの処理を管理サーバーで行ってもよい。なお、本処理で作成した手作業済み設定データの登録を依頼された管理サーバーにおける登録処理については、図16を用いて後述する。
S1410では、スクリプト解析部は、S1407で判断した手作業済み設定データをインポートするためのコマンド処理(図15Aのコマンドの処理)を行い、処理をS1403へ戻す。これにより、S1406で追加した一時停止処理であるコマンドの処理の直前に追加する。
具体的には、同じ設置内容で設置する複数の画像処理装置のうち最初の1台目において、図11Aの設置指示情報の設置指示情報IDM001のスクリプトファイルを元に本フローを実行した場合について説明する。
このとき、手作業済み設定データは存在しない。したがって、設定データは、設定データのように、設置指示情報作成システムで事前に作成可能な設定値テーブルを含む設定情報インポート処理として、コマンド実行順序に記載されている。
このとき、手作業済み設定データは存在しない。したがって、設定データは、設定データのように、設置指示情報作成システムで事前に作成可能な設定値テーブルを含む設定情報インポート処理として、コマンド実行順序に記載されている。
設定情報インポート処理(コマンドの処理)については、S1402の判断により、S1404に移る。S1404では、設定値テーブルに手作業依頼情報が設定されているため、S1405へ移る。
本例では、画像処理装置のプリンタのCMYKの各トナー量設定項目について手作業依頼情報がONに設定されている。これは、設置作業の中で、印刷物の確認、また、納品する商談における独自の色バランスを確認するような場合である。商談における独自の色バランスの場合、同一機種であれば、他の画像処理装置にも反映可能であるため、1台目での出力物の確認後、2台目以降に流用できるようにする。
S1405では、設定値テーブルに要確認項目があるため、S1406へ移る。S1406で、一時停止するコマンドの処理が追加される。
本例では、画像処理装置のプリンタのCMYKの各トナー量設定項目について手作業依頼情報がONに設定されている。これは、設置作業の中で、印刷物の確認、また、納品する商談における独自の色バランスを確認するような場合である。商談における独自の色バランスの場合、同一機種であれば、他の画像処理装置にも反映可能であるため、1台目での出力物の確認後、2台目以降に流用できるようにする。
S1405では、設定値テーブルに要確認項目があるため、S1406へ移る。S1406で、一時停止するコマンドの処理が追加される。
S1407で、スクリプト解析部は、最初の1台目で、図10Aの設定データに手作業済み設定データが存在しないため、処理をS1408へ進める。さらにS1408で、スクリプト解析部は、設定データに共通に設定する設定データがあるため、処理をS1409に進める。S1409で、スクリプト解析部は、実行用スクリプトaに設定データのエクスポート処理(図15Aに示すコマンドの処理)を追加する。
スクリプト解析部は、先のS1303で、作成された実行用スクリプトaを設置処理として実行する。特に、手作業済み設定データ登録コマンド処理としてコマンドの処理(エクスポート処理)を実行する。すると、管理サーバーが管理する設定データは、図10Aの(D)に示す設定データテーブルに示す設定データに変更される。この結果、管理サーバーは、設置指示情報データベースに図10Bの(E)に示す手作業済み設定データを登録する。
スクリプト解析部は、先のS1303で、作成された実行用スクリプトaを設置処理として実行する。特に、手作業済み設定データ登録コマンド処理としてコマンドの処理(エクスポート処理)を実行する。すると、管理サーバーが管理する設定データは、図10Aの(D)に示す設定データテーブルに示す設定データに変更される。この結果、管理サーバーは、設置指示情報データベースに図10Bの(E)に示す手作業済み設定データを登録する。
2台目を設置する際、当該画像処理装置で、同様の設置指示情報IDM001のスクリプトファイルを図11に示す手順に従い実行する。
なお、S1406までは、1台目の画像処理装置と同様の設置処理を実行する。そして、S1407で、2台目の画像処理装置のスクリプト解析部は、設定データに1台目の画像処理装置がスクリプトを実行する。ここで、2台目の画像処理装置のスクリプト解析部は、管理サーバーに登録された図10の(D)に示すように設定データに手作業済み設定データが存在するため、処理をS1410へ進める。
S1410で、2台目の画像処理装置のスクリプト解析部は、S1406で追加した一時停止コマンド処理の直前に手作業済み設定データのインポートコマンド処理をコマンドの直後に追加する。ここで、一時停止コマンド処理は、図15Bのコマンドの処理に対応し、インポートコマンド処理は、コマンドの処理に対応する。
このように、最初の1台目の画像処理装置の設置処理において、作業者が実行すべき手作業で変更した設定データを設置指示情報に登録しておくことで、2台目以降で手作業で変更された設定データを反映することができるようになる。
なお、S1406までは、1台目の画像処理装置と同様の設置処理を実行する。そして、S1407で、2台目の画像処理装置のスクリプト解析部は、設定データに1台目の画像処理装置がスクリプトを実行する。ここで、2台目の画像処理装置のスクリプト解析部は、管理サーバーに登録された図10の(D)に示すように設定データに手作業済み設定データが存在するため、処理をS1410へ進める。
S1410で、2台目の画像処理装置のスクリプト解析部は、S1406で追加した一時停止コマンド処理の直前に手作業済み設定データのインポートコマンド処理をコマンドの直後に追加する。ここで、一時停止コマンド処理は、図15Bのコマンドの処理に対応し、インポートコマンド処理は、コマンドの処理に対応する。
このように、最初の1台目の画像処理装置の設置処理において、作業者が実行すべき手作業で変更した設定データを設置指示情報に登録しておくことで、2台目以降で手作業で変更された設定データを反映することができるようになる。
《管理サーバーの手作業済み設定データ登録処理》
図16は、本実施形態を示し管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例、画像処理装置で手作業済み設定データ登録処理であるコマンド処理を実行して、管理サーバーの手作業済み設定データ登録処理例である。なお、各ステップは、CPUが記憶された制御プログラム(制御部)を実行することで実現される。
S1601で、制御部は、1台目の画像処理装置から送信された手作業済み設定データを受信する。S1602では、手作業済み設定データ登録許可台数の値が1であるかどうかを判断する。ここで、制御部は、手作業済み設定データ登録許可台数の値が1であると判断した場合、1台目からの登録依頼で設置指示情報の手作業済み設定データを反映してよいと判断して、処理をS1603へ進める。
図16は、本実施形態を示し管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例、画像処理装置で手作業済み設定データ登録処理であるコマンド処理を実行して、管理サーバーの手作業済み設定データ登録処理例である。なお、各ステップは、CPUが記憶された制御プログラム(制御部)を実行することで実現される。
S1601で、制御部は、1台目の画像処理装置から送信された手作業済み設定データを受信する。S1602では、手作業済み設定データ登録許可台数の値が1であるかどうかを判断する。ここで、制御部は、手作業済み設定データ登録許可台数の値が1であると判断した場合、1台目からの登録依頼で設置指示情報の手作業済み設定データを反映してよいと判断して、処理をS1603へ進める。
一方、Sで、制御部は、手作業済み設定データ登録許可台数の値が1より大きい値であると判断した場合、処理をS1604へ進める。これは、複数の画像処理装置での手作業結果が一致することで、設置指示情報の手作業済み設定データに反映する必要があるためである。S1603では、制御部は、S1601で受信した手作業済み設定データを該当の設定データテーブル(図10Aの(D))に登録して、処理を終了する。
S1604では、制御部は、図10Bの(G)に示す確定前手作業済み設定データテーブルに登録済みのデータ数と図10Bの(F)に示す手作業済み設定データ登録許可台数の値を比較する。ここで、制御部は、登録済みデータ数が手作業済み設定データ登録許可台数に満たないと判断した場合は、処理をS1605へ進め、すでに満たしていると判断した場合、不要な手作業済み設定データ登録依頼のため、本処理を終了する。
S1605で、制御部は既に登録済みの設定データとS1601で受信した手作業済み設定データの内容を比較する。ここで、既に登録済みの設定データとS1601で受信した手作業済み設定データの内容が同じであると判断した場合、複数の画像処理装置で行った手作業がミスなく行うことができていると判断し、処理をSへ進める。Sで、制御部は、確定前手作業済み設定データテーブルに手作業済み設定データを追加して、本処理を終了する。
一方、S1605で、制御部は、既に登録済みの設定データとS1601で受信した手作業済み設定データの内容が異なると判断した場合、画像処理装置での手作業にミスがあったと判断し、本処理を終了する。なお、画像処理装置での手作業にミスがあったことを管理者に通知する処理を加えてもよい。
一方、S1605で、制御部は、既に登録済みの設定データとS1601で受信した手作業済み設定データの内容が異なると判断した場合、画像処理装置での手作業にミスがあったと判断し、本処理を終了する。なお、画像処理装置での手作業にミスがあったことを管理者に通知する処理を加えてもよい。
これにより、数台の画像処理装置で行われた手作業の設定値変更結果が同一の場合のみ、それ以降の複数の画像処理装置に反映すべき正しい手作業済み設定データを登録して管理できるようになる。
上記の設置構成状態確認の処理フローとそれに係る上述のフローで、設置構成における1台目もしくは最初の数台の設置処理とそれ以外を判別し、1台目の設置において手作業で変更した設定値を元の設置指示情報に反映する。これにより、後続の設置対象の画像処理装置に手作業で変更した設定値と同様の設定値を反映することができるようになる。また、後続の画像処理装置の設置作業において、手作業による確認作業も必要に応じて実施させることが可能となる。
本実施形態によれば、画像処理装置の初期設置作業をさらに効率化を図ることができる。
また、設置構成における1台目もしくは最初の数台の設置処理とそれ以外を判別し、1台目の設置において手作業で変更した設定値を元の設置指示情報に反映できる。これにより、後続の設置対象の画像処理装置に手作業で変更した設定値と同様の設定値を反映することができるようになる。
また、後続の画像処理装置の設置において、手作業による確認作業も必要に応じて実施させることが可能となる。
さらに、本実施形態では、取得したスクリプトに記載されていない追加された設置指示情報である差分情報を管理装置に登録する作業を実行する。
これにより、ネットワーク上のトラフィックに与える影響を軽減しながら、意図する手入力した設置指示情報を管理装置に登録することができる。
本実施形態によれば、画像処理装置の初期設置作業をさらに効率化を図ることができる。
また、設置構成における1台目もしくは最初の数台の設置処理とそれ以外を判別し、1台目の設置において手作業で変更した設定値を元の設置指示情報に反映できる。これにより、後続の設置対象の画像処理装置に手作業で変更した設定値と同様の設定値を反映することができるようになる。
また、後続の画像処理装置の設置において、手作業による確認作業も必要に応じて実施させることが可能となる。
さらに、本実施形態では、取得したスクリプトに記載されていない追加された設置指示情報である差分情報を管理装置に登録する作業を実行する。
これにより、ネットワーク上のトラフィックに与える影響を軽減しながら、意図する手入力した設置指示情報を管理装置に登録することができる。
〔第2実施形態〕
なお、設置者が手入力した設置指示情報を管理装置に無条件に登録してしまうと、次にスクリプトを取得する他の情報処理装置にその設置指示情報が反映されてしまう。
この際、上記設置指示情報が正常な情報であれば何ら問題は発生しないが、その設置指示情報が正しく評価されていないため、意図しない設置指示情報が他の情報処理装置に反映されてしまう場合がある。
そこで、設置指示情報を管理装置に登録する際、その登録指示者から入力される認証情報をあらかじめ登録された登録指示者の情報と比較することで、意図しない設置指示情報が登録されてしまうことを回避させる構成としてもよい。
〔第3実施形態〕
第2実施形態で示した課題に対して、管理装置が複数の情報処理装置から登録依頼された設置指示情報の内容を比較照合して、設置指示情報が一致していると判断した場合に、登録依頼された設置指示情報をスクリプトに登録させる。
これにより、登録指示者を認証する作業を必要とせずに、意図しない設置指示情報が管理装置に登録されてしまうことを防止できる。
なお、設置者が手入力した設置指示情報を管理装置に無条件に登録してしまうと、次にスクリプトを取得する他の情報処理装置にその設置指示情報が反映されてしまう。
この際、上記設置指示情報が正常な情報であれば何ら問題は発生しないが、その設置指示情報が正しく評価されていないため、意図しない設置指示情報が他の情報処理装置に反映されてしまう場合がある。
そこで、設置指示情報を管理装置に登録する際、その登録指示者から入力される認証情報をあらかじめ登録された登録指示者の情報と比較することで、意図しない設置指示情報が登録されてしまうことを回避させる構成としてもよい。
〔第3実施形態〕
第2実施形態で示した課題に対して、管理装置が複数の情報処理装置から登録依頼された設置指示情報の内容を比較照合して、設置指示情報が一致していると判断した場合に、登録依頼された設置指示情報をスクリプトに登録させる。
これにより、登録指示者を認証する作業を必要とせずに、意図しない設置指示情報が管理装置に登録されてしまうことを防止できる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
ネットワーク
画像処理装置
クライアントコンピューター
管理サーバー
画像処理装置
クライアントコンピューター
管理サーバー
Claims (14)
- 管理装置と通信する情報処理装置であって、
前記管理装置から前記情報処理装置に設定する設置指示情報が記載されたスクリプトを取得する取得手段と、
取得したスクリプトを解析して前記設置指示情報の設定を行う実行手段と、
前記実行手段が解析する前記スクリプトの設置指示情報に設置者が手入力する設置指示情報と、当該手入力する設置指示情報の確認情報とが含まれている場合、前記スクリプトに基づく設置処理を一時停止させる処理と、設置者が手入力する設置指示情報を取得する処理とを含む実行用のスクリプトを作成する作成手段と、
前記作成手段が作成した実行用のスクリプトで手入力する設置指示情報を前記管理装置に登録する登録手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記実行手段は、前記管理装置から取得する前記実行用のスクリプトに従い、設置処理を一時停止させた後、設置者が手入力する設置指示情報の設定をデバイスに反映させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記デバイスは、印刷手段であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記設置者が手入力する設置指示情報は、印刷手段のカラーバランスを補正する情報であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記実行手段が実行する処理が一時停止した場合、設置者が行う処理の内容を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、画像処理装置、複合画像処理装置を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置と通信する管理装置であって、
前記情報処理装置に設定する設置指示情報を記憶されたスクリプトを管理する管理手段と、
前記情報処理装置から登録依頼された設置者が手入力する設置指示情報を取得して、既に登録されたスクリプトの内容を更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする管理装置。 - 前記管理手段は、複数の情報処理装置に共通して設定する設置指示情報が記載されたスクリプトを管理することを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
- 前記管理手段は、データ処理装置が作成したスクリプトを取得して管理することを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
- 管理装置と通信する情報処理装置の制御方法であって、
前記管理装置から前記情報処理装置に設定する設置指示情報が記載されたスクリプトを取得する取得工程と、
取得したスクリプトを解析して前記設置指示情報の設定を行う実行工程と、
前記実行工程で解析する前記スクリプトの設置指示情報に設置者が手入力する設置指示情報と、当該手入力する設置指示情報の確認情報とが含まれている場合、前記スクリプトに基づく設置処理を一時停止させる処理と、設置者が手入力で実行する処理とを含む実行用のスクリプトを作成する作成工程と、
前記作成工程で作成した実行用のスクリプトで手入力する設置指示情報を前記管理装置に登録する登録工程と、
を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 情報処理装置と通信する管理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置に設定する設置指示情報を記憶されたスクリプトを管理する管理工程と、
前記情報処理装置から登録依頼された設置者が手入力する設置指示情報を取得して、既に登録されたスクリプトの内容を更新する更新工程と、
を備えることを特徴とする管理装置の制御方法。 - 請求項10に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項11に記載の管理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 管理装置と情報処理装置とが通信する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記管理装置から前記情報処理装置に設定する設置指示情報が記載されたスクリプトを取得する取得手段と、
取得したスクリプトを解析して前記設置指示情報の設定を行う実行手段と、
前記実行手段が解析する前記スクリプトの設置指示情報に設置者が手入力する設置指示情報と、当該手入力する設置指示情報の確認情報とが含まれている場合、前記スクリプトに基づく設置処理を一時停止させる処理と、設置者が手入力する設置指示情報を取得する処理とを含む実行用のスクリプトを作成する作成手段と、
前記作成手段が作成した実行用のスクリプトで手入力する設置指示情報を前記管理装置に登録する登録手段と、
を備え、
前記管理装置は、
前記情報処理装置に設定する設置指示情報を記憶されたスクリプトを管理する管理手段と、
前記情報処理装置から登録依頼された設置者が手入力する設置指示情報を取得して、既に登録されたスクリプトの内容を更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
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JP2017005226A JP2018116361A (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 情報処理装置、管理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム、情報処理システム |
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