JP2018196721A - レッグレスト付きまたはレッグレストなしに切り換え可能な椅子および切り換え方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗客用の椅子のレッグレストのあるなしを迅速かつ低コストに切り換える。【解決手段】座席は、座面と、箱部分(33)を有するケース(30)とを備えている。ケース(30)は、座面構造体に不動に固定されるか、1つまたは複数の関節連結アーム(315)を介して座面構造体に対して可動式に固定されることができ、ケースは、固定具箇所の集合を有し、1つは第1の副集合であり、第1の副集合内の各固定具箇所は、座面構造体に定められた装着点と対向する位置にあり、もう1つは第2の副集合であり、第2の副集合の固定具箇所はすべて第1の副集合の固定具箇所とはすべて異なり、第2の副集合内の各固定具箇所は、座席に関節連結アームが備わっているとき、関節連結アーム(315)にある装着点と対向する位置にある。さらに、ケース(30)を座面構造体に固定すると同時に少なくとも1つの関節連結アーム(315)に固定する工程を含む。【選択図】図2b
Description
本発明は、車両、さらに詳細には航空機の乗客スペースの設備に使用される椅子などの休息用座席の分野に属する。
本発明は、特に、座席が休息位置にあるときの快適性を向上させるために、座席の着席者の脚を支えるのに使用するレッグレストを備えている座席に関する。
さらに詳細には、本発明では、座席構造体の構成は、座席にレッグレストを設置するのを任意選択でできるように適応している。
乗客輸送、特に航空機の分野では、乗客に提供される座席は、商業上の影響力が強い設備である。
そのため、航空機を運航する航空会社は、乗客に提供する快適性を追求しているが、設備購入時とそのメンテナンスにかかる設備のコストも依然として重視している。
レッグレストは、着座位置よりもリラックスできる姿勢の選択肢を乗客にもたらす、乗客の快適性に関わる座席要素の一部である。
実際、レッグレストは、座席構造体につながっており、座席の座面に対して様々な位置にできるように可動式である。
たいていは、レッグレストの位置は、レッグレストが使用されない収納位置と、座席使用者の快適性のためにレッグレストが座面の長さを前方に延長してある程度顕著な角度を座面と形成する少なくとも1つの持ち上げ位置との間で調整できる。
公知の一実施形態では、レッグレストは、主にプレートで構成され、このプレートは、所望のレッグレストの寸法に適応し、クッションで覆われ、座面を支持する座席構造体に関節連結式に固定されている。たいていは電動であるアクチュエータが座席構造体に載っていることで、座席の着席者がレッグレストの位置を、または座席の他の要素、特に座面および背もたれの位置に応じて、力なしで変更することが可能である。
このような構成では、レッグレストの構造体と座面の構造体とは完全に独立しており、レッグレストのない座席なのかレッグレストを有する座席なのかによって座席の技術規定に重大な影響を及ぼす。
座席は、少なくとも航空機用の座席の場合、たいていは座席の座面の下に設置されている救命胴衣を備えており、救命胴衣の設置と、レッグレストおよびその作動機構の設置とが相反するだけに、レッグレストの有無が及ぼす影響は著しい。
このような事情から、航空機の運航会社が運航時の座席の規格を修正したいとき、例えば座席を配置し直すときまたはキャビンの快適性の基準を変更するときに、レッグレストなしの座席をレッグレスト付きの座席に変え、この逆に変えるために特定の座席を改造することは厄介であり、あるいは実際には不可能であることは明らかである。
本発明は、レッグレストを取り付けるか取り付けないかによって、または設置したレッグレストを取り外すことによって、座席の快適性を迅速かつ低コストに切り換えるための解決策をもたらすものである。
座席は、座面であって、この座面構造体に固定された座面のクッションの支持面を有する座面と、ケースであって、座面のクッションの支持面の下に設置された箱部分を有するケースとを備えている。
本発明によれば、ケースは、座面構造体に不動に固定されてもよいし、座面構造体に対して横方向Yに沿った向きの回動軸周りに、座面構造体に対して可動式に、1つまたは複数の関節連結アームを介して固定されてもよい。
さらに、ケースは、固定具箇所の集合を有し、この集合は、
−複数の固定具箇所からなる第1の副集合であって、第1の副集合内の各固定具箇所は、ケースの収納位置では、座面構造体に定められた固定点と対向する位置にある、第1の副集合と、
−全箇所が第1の副集合の固定具箇所とは異なる複数の固定具箇所からなる第2の副集合であって、座席にこのケースを支持する1つまたは複数の関節連結アームが備わっている場合に、第2の副集合内の各固定具箇所は、ケースの収納位置では、関節連結アームにある座面構造体に対する装着点と対向する位置にある、第2の副集合と
を含む。
−複数の固定具箇所からなる第1の副集合であって、第1の副集合内の各固定具箇所は、ケースの収納位置では、座面構造体に定められた固定点と対向する位置にある、第1の副集合と、
−全箇所が第1の副集合の固定具箇所とは異なる複数の固定具箇所からなる第2の副集合であって、座席にこのケースを支持する1つまたは複数の関節連結アームが備わっている場合に、第2の副集合内の各固定具箇所は、ケースの収納位置では、関節連結アームにある座面構造体に対する装着点と対向する位置にある、第2の副集合と
を含む。
したがって、ケースは、座席でケースに与えられた機能、すなわち単なる固定式の箱部分なのか、収納容積である上に可動式支持体なのかという機能に従って、固定式に、または座面構造体に対して関節連結式に取り付けることができるとともに、関節連結アームの可動部品に固定する可能性を有すると同時に、座席を2つの形態の間で切り換えるために座面構造体に接続している。
座席が使用状態にあるとき、有利には、ケースは、第2の副集合の固定具箇所を除く第1の副集合の固定具箇所に設置された1つまたは複数の固定具によって座面構造体に固定される。
このようにして、関節連結アームを使用するときの取り付けの邪魔になるのを回避する。
この場合、有利には、座面クッションの支持面の全部または一部を形成している受動型前方プレートは、座面の前方縁側の座面構造体に固定されるため、このような受動型前方プレートは、ケースから独立して座面構造体に固定され、ケースも座面構造体に固定される。
座席が1つまたは複数の関節連結アームを備えていて、座席が使用状態にあるとき、ケースは、第1の副集合の固定具箇所を除く第2の副集合の固定具箇所に設置された固定具によって関節連結アームに固定される。
この場合、このようにしてケースを座面構造体に直接固定して取り付ける場合の邪魔になるのを回避する。
この場合、有利には、座面クッションの支持面の全部または一部を形成している支持プレートを備えている能動型前方プレートは、座面の前方縁側の座面構造体に固定され、支持プレートには、関節連結アームが関節連結され、アクチュエータが固定され、関節連結アームに固定されたケースの位置を変化させるように配置される。
このように、ケースを動かす能動型で可動式の部分全体は、取り付けおよび取り外しが簡単にできる座席のただ一つの構成要素である能動型前方プレートにまとめられる。
このようにしてケースが座席の前方に可動式に取り付けられたとき、有利には、ケースの箱部分は、このケースの前面に固定されたレッグレストによって閉鎖され、このレッグレストの座面に対する位置は、このケースの位置をアクチュエータによって変化させることによって決まる。
このように、支持構造体の一部がケースで形成されるレッグレストを実現し、ケースはレッグレストの機能から独立して使用され、レッグレストを外すことで箱部分にはアクセスできる状態にあり、あるいは逆に、蓋になるレッグレストによって箱部分の中身を保護する。
レッグレストを使用するかしないかによって、座席にレッグレストがないときは受動型前方プレートを備えることが好ましく、座席にレッグレストがあるときは能動型前方プレートを備える。
単純にレッグレストの有無に合わせるため、座面構造体は、受動型前方プレートまたは能動型前方プレートのいずれか一方を取り付けるための固定穴を有する。
さらに一層有利には、座面構造体の固定点の数を制限するため、座面構造体の同じ固定穴は、受動型前方プレートと能動型前方プレートのいずれかを取り外し可能な固定具を介して座面構造体に固定するために使用され、受動型前方プレートおよび能動型前方プレートは、機械的に入れ替え可能である。
一実施形態では、座席は、座面クッションの支持面の一部を形成している少なくとも1つの後方プレートを備え、このプレートは、状況に応じて受動型前方プレートまたは能動型前方プレートから独立して座面構造体に固定される。
このように、受動型前方プレートおよび能動型前方プレートの寸法を限定し、能動型前方プレートによって確定される支持機能は、座面クッションの支持面全体に使用するプレートが切り換えのために入れ替え可能であることを必要とせず、座席を切り換えるために前方プレートを取り外したときの座面構造体の安定性は保証される。
本発明は、請求項1〜11のいずれか一項に記載の座席の切り換え方法であって、レッグレストのない座席をレッグレストのある座席に切り換える、またはこの逆に、レッグレストのある座席をレッグレストのない座席に切り換え、前記切り換え方法は、ケースが座面構造体に固定されると同時に、座面構造体を対象として少なくとも1つの関節連結アームに固定される工程を含む、切り換え方法に関する。
切り換え時にこのような工程を含めることで、ケースが座席から外れることを回避し、切り換え時に様々な要素を正しく配置する。
レッグレストなしの座席からレッグレスト付きの座席への切り替えは、
−座面構造体に固定されている受動型前方プレートを取り外す工程と、その後、
−レッグレストのアクチュエータおよび1つまたは複数の関節連結アームを装備している能動型前方プレートを、前工程で取り外した受動型前方プレートによって空いた場所で座面構造体に固定する工程と、その後、
−関節連結アームを、座面構造体に直接固定されて保持されているケースに固定する工程と、その後、
−座面構造体に直接固定されているケースを保持する固定具を外す工程と
を含む。
−座面構造体に固定されている受動型前方プレートを取り外す工程と、その後、
−レッグレストのアクチュエータおよび1つまたは複数の関節連結アームを装備している能動型前方プレートを、前工程で取り外した受動型前方プレートによって空いた場所で座面構造体に固定する工程と、その後、
−関節連結アームを、座面構造体に直接固定されて保持されているケースに固定する工程と、その後、
−座面構造体に直接固定されているケースを保持する固定具を外す工程と
を含む。
レッグレスト付きの座席からレッグレストなしの座席への切り換えは、
−レッグレストを収納位置に設置する工程と、その後、
−ケースを座面構造体に直接固定する工程と、その後、
−関節連結アームをケースから分離させる工程と、その後、
−レッグレストのアクチュエータおよび関節連結アームを支持している能動型前方プレートを取り外す工程と、その後、
−前工程で取り外した能動型前方プレートによって空いた場所で受動型前方プレートを座面構造体に固定する工程と
を含む。
−レッグレストを収納位置に設置する工程と、その後、
−ケースを座面構造体に直接固定する工程と、その後、
−関節連結アームをケースから分離させる工程と、その後、
−レッグレストのアクチュエータおよび関節連結アームを支持している能動型前方プレートを取り外す工程と、その後、
−前工程で取り外した能動型前方プレートによって空いた場所で受動型前方プレートを座面構造体に固定する工程と
を含む。
このように、座席の切り換えは、限られた数の作業で実現され、作業過程で座席構造体の全体性および安定性を元に戻すような時はまったくない。
本発明の一実施形態の非限定的な一例として挙げ、概略的に示した図面を参照して本発明を説明する。
図面は様々な図にわたって必ずしも同じ縮尺で示してはいない。
図1aおよび図1bは、本発明による座席構造体100の一例を2つの構成に従って示し、図1aはレッグレストなしの構成、図1bはレッグレスト付きの構成である。
説明の必要上、座席に関して通常の軸系統を使用し、座席前方へ正の方向に向かう水平な水平軸X、上へ正の方向に向かう垂直軸Z、および水平方向と垂直方向で画成された平面に直交し、座席の左へ正の方向に向かう横軸Yを使用する。
前方、後方、上、下という用語、および同等の用語または表現は、座席使用者がその座席の着座位置にいる状態から見た位置または方向を基準としたものである。したがって、座席の前方は、座席に座っている着席者が頭を回さずに見る方向に相当し、その人が着席した車両の移動方向に対して座席が取り得る向きとは無関係である。
座席は、座面20および背もたれ10を有し、図1aおよび図1bにはその構造部分のみが示されている。座席は、ここでは簡易化され、本発明の説明にも理解にも必要のない付属品、例えば本発明の座席にあることもあればないこともある肘掛けまたは背もたれの調節システムは省略されている。
構造体100は、想定されるあらゆる座席の使用状態で着席者の体重を支えるための耐性および剛性を座席にもたらし、この構造により、座席を支えるはずである別の構造、例えば車両の床90に応力を伝達できる。
本明細書では、レッグレストの事例を除いて、座面20と背もたれ10、または座席のその他の可動部分の相対的な動きについても、起こりうるそのような動きおよびそれに対するロックを実現するために使用する装置についても詳述しない。
図1aは、本発明による座席構造体100を示し、座席がレッグレストを有していない場合のものである。
座面構造体20は、座面の後方プレート21および座面の受動型前方プレート22aを支持する2つの横架材23を主に有する。
受動型前方プレート22aは、座面の前方縁に位置している。座席の使用時には、両プレートは、図1aの囲み円(a)に示したように座面のクッションに覆われ、座席使用者からは見えない。
座面構造体は、ケース30が固定されている支持体241、242も有し、このケースは、航空機の座席の応用例では救命胴衣を収容するためのものである。
ケース30は、前板32と、単一部品を形成している箱部分33とを有する。
前板32は、複数の固定具用箇所からなる第1の副集合を有し、固定具用箇所はここでは孔321であり、固定具はここでは固定ビス322であり、固定具は、後方プレート21の上面と受動型前方プレート22aの上面とで確定された座面クッションの支持面の下で、箱部分33が座面構造体に対して固定状態を維持するように、ケースを支持体241、242の装着点に固定する。
図1aには救命胴衣は示されていない。
前板32は、前面に、図1aおよび図1bには図示していない箱部分33の閉鎖パネルを保持するために自己把持する布テープ323を有し、このテープは、座席の使用者が箱部分に設置されている救命胴衣を取り出す必要があるときに、この使用者が剥がすことができるものである。
上記の説明で理解したように、ケース30は、座席構造体100に、さらに詳細には支持体241、242を介して座面構造体20に固定保持される。
図2aにも示したように、孔321を貫通し、支持体241、242と一体化したリベットナット243と係合するビス322で保持されたケース30は、容易に取り外したり取り付けたりしてレッグレストのないこの座席構成にすることができる。
リベットナット243は、有利には、振動の影響で不本意に外れないような自己ロックナットである。
図示していない閉鎖パネルは、定位置にあるとき、箱部分33に配置されている救命胴衣を保護し、外装パネルの機能を確保しつつ座面の前方縁の下の座席部分を確実に仕上げる。
ケース30は、図3aに切り離した状態で示している受動型前方プレート22aから独立して座面構造体20に固定され、受動型前方プレートも同じく解体可能なように座面構造体に固定されていることがわかる。ここで理解すべきことは、ケースおよび受動型前方プレートは、それぞれが互いに独立して座面構造体から取り外され取り付けられることができるということである。
図2aに示したように、前方プレートは、使用時に座面にかかる応力を回復するようにビスによって横架材23に固定されている。
ここでも同じく、受動型前方プレート22aは、後方プレート21から独立して座面構造体に固定されることがわかる。そのため、後方プレートを取り外すことなくこの受動型前方プレートを取り外し取り付けることが可能であり、これによって取り付けおよび再取り付けの作業が簡易になるほか、受動型前方プレートを取り外したときに座面構造体の安定が失われるのを回避し、それによって、再取り付けする際に構造体の様々な要素を正確に配置するための特別な工具を使用することを回避する。
図3aに示したように、受動型前方プレート22aは、レッグレストなしの座席に使用する場合は特に単純で、この場合は座面の基準平面から後方プレート21の前方への連続性を実現する単なる平面プレートに似ている。
次に図1bおよび図2bを考察すると、座席は、調節可能なレッグレストを有する。
図1bの座席構造体100は、同じ主要構成要素、特に背もたれ10および座面20を有し、図1aのレッグレストなしの座席と同じ構成である。実際にレッグレスト付きの座席構造体は、座席に選択項目がある場合以外で、以下に詳述するレッグレストに特有の部分を除いて、レッグレストなしの座席構造体と同じである。
図1bの座席は、レッグレスト40を有し、レッグレストが部分的に持ち上げられた位置にある図が図5aの斜視図に示されている。
公知のように、レッグレストは調節可能で、様々な位置を取ることができ、そのうちの少なくとも1つは、レッグレストを使用していない時の収納位置であり、少なくとも1つは、実際には複数あるが、持ち上げ位置である。
収納位置では、レッグレストは、座席の着席者が脚を邪魔されずに着座位置にいられる位置にある。図1bの座席の場合、レッグレストが持ち上げ位置にあるときに座席の着席者が脚を載せる、図5aに見えているレッグレストの載置面41は、図5bに示したように、座面の基準面の前方部分の下でほぼ垂直である。
持ち上げ位置では、載置面41は、図5cの断面図に示したように、座面の前方に突出し、ある程度水平平面に近い位置になり、座面クッションの表面とほぼ連続した表面を形成し、ある程度顕著な角度、この場合は平坦な角度を形成する。
さらに、レッグレスト40は、通常の使用状態ではケース30に固定され、レッグレストは、箱部分33に収納されている救命胴衣または他の物体を保持する閉鎖パネルの機能を果たす。例えばレッグレストは、ケース30の前板32の少なくとも一部を覆い、レッグレストは、自己把持する布テープ323によってこの前板に保持される。
図1bの座席の一特徴によれば、レッグレストの位置は、この構成にあるケース30の位置を変化させることで変化し、ケースは、座面20の構造と一体化して可動式に配置されている。
座面構造体に対するケース20の位置を制御した方法で変化させるために、このケースは、支持体241、242を介して座面構造体に直接固定されなくなるが、能動型前方プレート22bと一体化する。
座面の構造体を部分的に分解した図2bに示したように、座面の前方プレート22bは、支持プレート311、アクチュエータ31および関節連結アーム315を備え、少なくとも1つのアーム、好ましくは2つのアームは、図示した例のようなものである。
図3bに、能動型前方プレート22bが切り離され、図2a〜図2bに示した座面構造体に固定されているときの向きと一致した向きに示されているように、アクチュエータ31および関節連結アーム315は、支持プレート311のうち、この支持プレートの下面に固定されている。関節連結しているアームは、支持プレートへの関節連結軸が同一線上にあり、長手垂直平面XZ内でこの関節連結アームが角度を成して動けるように配置され、それによって関節連結アームに固定されたケース30は、前後に揺れる動きに追従することが可能になる。
好ましくは、関節連結軸は、支持プレート311の近辺に位置しているため、関節連結アームは、ケースの上に向かって移動していく振り子の動きと、このケースが前方に向かって移動するときにこのケースの前面を回動させてこの前面を水平に近づける動きを行う。
アクチュエータ31は、実施例では電動アクチュエータ、例えばギアモータであり、ピストン314を例えば図5b、図5cに見えているラックレール314aを介して動かすモータを備えて、ケース30を前方へ回動させてレッグレストを広げるか、後方へ回動させてレッグレストを収納位置の方へ戻す。
座席のこの構成では、ケース30を座面の固定構造体に直接固定することは排除され、レッグレストなしの座席の場合にこのケースを固定するために使用されるビス303は必然的になく、図1aおよび図1bに示した場合のように、支持体24a、24bがレッグレスト付きの座席に残っている場合であっても必然的にない。
前板32は、複数の固定具箇所からなる第2の副集合を有し、固定具箇所はここでは孔312であり、固定具はここでは固定ビス313であり、固定具は、箱部分33が座面クッションの支持面の下でレッグレストの収納位置にくるように、ケース30を関節連結アーム315に固定する。
ケース30を関節連結アーム315に固定するため、第2の副集合の固定具箇所は、この関節連結アームにある装着点、例えばこの関節連結アームのリベットナットまたはねじを切った孔に対応するようにケース30に位置している。
さらに、関節連結アーム315の装着点は、座面構造体の支持体241、242にある装着点の様々な箇所に位置しているため、第2の副集合の固定具箇所は、第1の副集合の固定具箇所とは別々にケース30に位置している。
別の特徴として、レッグレストを有する座席に使用する能動型前方プレート22bは、レッグレストなしの座席に使用する受動型前方プレート22aと入れ替え可能であり、そのために、座面構造体の同じ固定点を利用するために、この受動型前方プレートにある孔の位置と支持プレート311にある孔の位置が同じであることが有利だが、必須ではない。
有利には、図示した例のように、特に図2aおよび図2bからわかるように、能動型前方プレートの支持プレート311は、受動型前方プレート22aと同じであり、受動型前方プレートとの能動型前方プレートとは、両プレートが装備される付属品および設備によってのみ区別される。
そのため、同じ座席構造では、1つの前方プレートで2つの異なる座席モデルが得られ、図1aの構成によるレッグレストなしの第1のモデルは、受動型前方プレート22aがあり、ケース30は支持体によって座面構造体に不動に固定され、図1bの構成によるレッグレスト付きの第2のモデルは、アクチュエータおよび関節連結アームを有する能動型前方プレート22bがあり、調節可能なレッグレストに対して可動式の支持体としての役割を果たすように、関節連結アームには同じケース30が固定される。
好ましくは、ケース30は、レッグレストなしの座席構成で支持体241、242に固定されているときと、レッグレスト付きの座席構成で関節連結アーム315に固定されてレッグレストが収納位置にあるときとで、座面構造体にリンクしている軸系統で同じ位置になる。
この配置の利点は、以下に記載する座席の切り換え方法から明らかになる。
詳細に説明した実施例は、本発明の原理から逸脱しないかぎり変形例の対象となり得る。
特に支持体の形態、使用する固定具の種類および数、ならびにアクチュエータの種類は、説明した例とは異なっていてよい。一般に、座席構造体は、座面の前方プレートを本発明の原理に従って座面の前方部分の下でケースに連結させて取り付けることができるかぎり、実施例で示したものと異なっていてよい。
関節連結アームの運動も同じく、レッグレストの展開時と収納時とでレッグレストに同様の動きをさせることが可能であるかぎり、説明した例のものと異なっていてよい。
一実施形態では、座面構造体は後方プレートを備えず、使用されている受動型または能動型の前方プレートが座面の表面に相当する。
レッグレストの有無によって、座席は、例えばアクチュエータ31の制御装置316にアクセスできるように、副次的要素、例えば外装またはクッションを順応させたものを備えることもでき、この制御装置は、能動型前方プレート22bに固定されることが有利である。
ケース30は、救命胴衣ケースとして、特に航空機の座席に応用するものとして提示されているが、ケースは、座席使用者がいつでも取り出せるあらゆる製品を収容しておくために使用されてもよいことにも注意されたい。例えば製品は、救命胴衣以外の安全装備であってもよく、製品は、座席使用者の所持品であってもよく、この場合、使用者は箱部分33を収容箱として使用する。
閉鎖パネルは、レッグレストとして使用されても使用されなくても、この閉鎖パネルを用いて箱部分のケースを開閉できるあらゆる一時的固定手段によって保持できる。
本発明の座席の利点は、レッグレストなしの座席をレッグレスト付きの座席に、またはこの逆に簡易かつ迅速に切り換えられることである。
レッグレストなしの座席をレッグレスト付きの座席に切り換える方法は、以下の工程を含む。
以下の作業は特に本方法に属するものではないが、切り換えを行うために座席は予め準備される。この準備は、例えば、切り換えを行う作業者の快適性および安全性のために座席を作業台に設置すること、座席構造体以外の部分、例えばクッション、カバーパネル、箱部分33の閉鎖パネル、この箱部分にある救命胴衣を座席から取り外すことであり、一般に座席のあらゆる要素は、切り換え作業の邪魔になるか、この作業時に損傷する可能性がある。
切り換えの第1の工程では、レッグレストなしの座席の受動型前方プレート22aを、図1aに示した例では単に、前方プレートを座面の横架材23に固定しているビス222、図示した例では4つのビスを外した後に取り外す。
切り換えの第2の工程では、アクチュエータ31および関節連結アーム315を備えている能動型前方プレート22bを、受動型前方プレート22aを前工程で取り外したことによって空いた場所に設置する。次に、この能動型前方プレートを、有利には受動型前方プレートに用いる点と同じ固定点に、ビスで座面の横架材23に固定する。
切り換えの第3の工程では、関節連結アーム315をケース30に固定する。ケースは引き続き支持体241、242によって座面構造体に固定されて保持されている。図1bおよび図2bの例では、各関節連結アームは、図に見えているように、この関節連結アームのリベットナットまたはねじを切った孔と対向した位置にあるケースの板32の孔を通る少なくとも1つのビス313によって固定される。有利には、特にケースと関節連結アームとを接続する嵌合を良好にするために、このケースの上壁にあり、この関節連結アームのリベットナットまたはねじを切った孔と対向した位置にある、図に見えていない孔を少なくとも1つのビス313'が貫通する。
切り換えの第4の工程では、ケース30を座面構造体の支持体241、242に固定する固定具、図示した例では4つのビス322を外して、関節連結アームがこの関節連結アーム以外の要素との接続がなくなったケースを動かせるようにする。
切り換えの最後の工程では、予備工程で念のために外した座席の要素をレッグレスト付きの座席に切り換えた座席構造体に戻し、箱部分の閉鎖パネルはレッグレスト40で代用する。
レッグレスト付きの座席をレッグレストなしの座席にする逆の切り換えを行うには、切り換えの際に行った行為を逆にして、以下のように前述した順序の逆に実行する。
−レッグレストの収納位置で、ケース30を、孔321を貫通するビス322を用いて座面構造体に固定する。
−ケース30を関節連結アーム315に保持する固定具313、313'を外して、関節連結アームおよびケースが両者の間で直接固定されて保持されないようにする。
−対応する固定具、図示した例では4つのビス222を外し、次に能動型前方プレートを外して、能動型前方プレート22bを座面構造体から分離させる。
−最後に、既定の場所で固定具を交換して、能動型前方プレートによって空いた場所に受動型前方プレート22aを座面構造体に固定する。
−レッグレストの収納位置で、ケース30を、孔321を貫通するビス322を用いて座面構造体に固定する。
−ケース30を関節連結アーム315に保持する固定具313、313'を外して、関節連結アームおよびケースが両者の間で直接固定されて保持されないようにする。
−対応する固定具、図示した例では4つのビス222を外し、次に能動型前方プレートを外して、能動型前方プレート22bを座面構造体から分離させる。
−最後に、既定の場所で固定具を交換して、能動型前方プレートによって空いた場所に受動型前方プレート22aを座面構造体に固定する。
特定した本方法の工程は、ここでは切り換えのために実施すべき順序での基本工程であるが、ここに明記していない他の工程を含んでいてもよいため、本方法によって、座席を特に効果的な方法で切り換えることができ、特別な工具を使用する必要なく、かつ特定の調節を必要とせずに、いくつかのビス(例では8本または12本)の取り外しおよび取り付けが可能になる。
これらの可能性は、座席の特定の設計および座席の構造によって、また、アクチュエータおよび関節連結アームを装備しているまたは装備していない前方プレート限定の切り換え部材一式を使用することで得られる。
このような切り替え可能な座席の製造費および維持管理費は、有利には、大量生産が増加し運航中に必要な交換部品数が減少した効果によって削減される。
座席の切り換えにかかる労力および座席を固定する時間も、各座席に対して行う作業数が減少したために軽減され、この結果は、レッグレストのない最も簡易な形態では、座席の質量および費用を犠牲にすることなく達成される。
10 背もたれ
20 座面
21 後方プレート
22a 受動型前方プレート
22b 能動型前方プレート
23 横架材
30 ケース
31 アクチュエータ
32 前板
33 箱部分
40 レッグレスト
41 載置面
90 車両の床
100 座席の構造体
222 ビス
241 支持体
242 支持体
243 リベットナット
311 指示プレート
312 孔
313 固定ビス、固定具
313’ビス、固定具
314 ピストン
314a ラックレール
315 関節連結アーム
316 制御装置
321 孔
322 ビス
323 布テープ
20 座面
21 後方プレート
22a 受動型前方プレート
22b 能動型前方プレート
23 横架材
30 ケース
31 アクチュエータ
32 前板
33 箱部分
40 レッグレスト
41 載置面
90 車両の床
100 座席の構造体
222 ビス
241 支持体
242 支持体
243 リベットナット
311 指示プレート
312 孔
313 固定ビス、固定具
313’ビス、固定具
314 ピストン
314a ラックレール
315 関節連結アーム
316 制御装置
321 孔
322 ビス
323 布テープ
Claims (14)
- 座面であって、前記座面の構造体に固定された座面クッションの支持面を有する、座面(20)と、ケースであって、座面クッションの前記支持面の下に設置された箱部分(33)を有する、ケース(30)とを備える、座席であって、
前記ケース(30)は、前記座面構造体に不動に固定されるか、前記座面構造体に対して横方向Yに沿った向きの回動軸周りに、前記座面構造体に対して可動式に、1つまたは複数の関節連結アーム(315)を介して固定されることができることと、
前記ケース(30)は、固定具箇所の集合を有し、前記集合は、
−複数の固定具箇所からなる第1の副集合であって、前記第1の副集合内の各固定具箇所は、前記ケース(30)の収納位置では、前記座面構造体に定められた固定点と対向する位置にある、第1の副集合と、
−全箇所が前記第1の副集合の固定具箇所とは異なる複数の固定具箇所からなる第2の副集合であって、前記座席に前記関節連結アームが備わっている場合に、前記第2の副集合内の各固定具箇所は、前記ケース(30)の収納位置では、関節連結アーム(315)にある前記座面構造体に対する装着点と対向する位置にある、第2の副集合と
を含む
こととを特徴とする、座席。 - 前記座席が使用状態にあるとき、前記ケース(30)は、前記第2の副集合の固定具箇所を除く前記第1の副集合の固定具箇所に設置された1つまたは複数の固定具によって前記座面構造体に固定される、請求項1に記載の座席。
- 前記座面クッションの支持面の全部または一部を形成している受動型前方プレート(22a)は、前記座面の前方縁側の前記座面構造体に固定される、請求項2に記載の座席。
- 1つまたは複数の関節連結アーム(315)を備え、前記座席が使用状態にあるとき、前記ケース(30)は、前記第1の副集合の固定具箇所を除く前記第2の副集合の固定具箇所に設置された固定具によって前記関節連結アームに固定される、請求項1に記載の座席。
- 前記座面クッションの支持面の全部または一部を形成している支持プレート(311)を備えている能動型前方プレート(22b)は、前記座面の前方縁側の前記座面構造体に固定され、前記支持プレートには、前記関節連結アーム(315)およびアクチュエータ(31)が固定され、前記関節連結アームに固定された前記ケース(30)の位置を変化させるように配置される、請求項4に記載の座席。
- 前記ケース(30)の前記箱部分(33)は、前記ケースの前面に固定されたレッグレスト(40)によって閉鎖され、前記レッグレストの前記座面(20)に対する位置は、前記ケースの位置を前記アクチュエータ(31)によって変化させることによって決まる、請求項4または請求項5に記載の座席。
- レッグレストがなく、受動型前方プレート(22a)を備えている、請求項3に記載の座席。
- レッグレストおよび能動型前方プレート(22b)を備えている、請求項5に記載の座席。
- 前記座面構造体は、請求項3もしくは請求項7に記載の座席の前記受動型前方プレートに相当する受動型前方プレート(22a)、または請求項5もしくは請求項8に記載の能動型前方プレートに相当する能動型前方プレート(22b)のいずれか一方を取り付けるための固定穴を有する、座席。
- 前記座面構造体の同じ固定穴は、前記受動型前方プレート(22a)と前記能動型前方プレート(22b)のいずれかを取り外し可能な固定具を介して前記座面構造体に固定するために使用され、前記受動型前方プレートおよび前記能動型前方プレートは、機械的に入れ替え可能である、請求項9に記載の座席。
- 前記座面クッションの支持面の一部を形成している少なくとも1つの後方プレート(21)を備え、前記プレートは、状況に応じて前記受動型前方プレート(22a)または前記能動型前方プレート(22b)から独立して前記座面構造体に固定される、請求項9または請求項10に記載の座席。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の座席の切り換え方法であって、レッグレストのない座席をレッグレストのある座席に切り換える、またはこの逆に、レッグレストのある座席をレッグレストのない座席に切り換え、前記切り換え方法は、前記ケース(30)が前記座面構造体に固定されると同時に、前記座面構造体を対象として少なくとも1つの関節連結アーム(315)に固定される工程を含む、切り換え方法。
- −前記座面構造体に固定されている受動型前方プレート(22a)を取り外す工程と、その後、
−前記レッグレストのアクチュエータ(31)および1つまたは複数の関節連結アーム(315)を装備している能動型前方プレート(22b)を、前工程で取り外した前記受動型前方プレート(22a)によって空いた場所で前記座面構造体に固定する工程と、その後、
−前記関節連結アーム(315)を、前記座面構造体に固定されて保持されている前記ケース(30)に固定する工程と、その後、
−前記ケース(30)を前記座面構造体に固定している固定具を外す工程と
を含む、レッグレストなしの座席からレッグレスト付きの座席へ切り換える請求項10に記載の切り換え方法。 - −前記レッグレスト(40)を収納位置に設置する工程と、その後、
−前記ケース(30)を前記座面構造体に固定する工程と、その後、
−前記関節連結アーム(315)を前記ケース(30)から分離させる工程と、その後、
−前記レッグレストのアクチュエータ(31)および前記関節連結アーム(315)を支持している能動型前方プレート(22b)を取り外す工程と、その後、
−前工程で取り外した前記能動型前方プレート(22b)によって空いた場所で前記受動型前方プレート(22a)を前記座面構造体に固定する工程と
を含む、レッグレスト付きの座席からレッグレストなしの座席へ切り換える請求項10に記載の切り換え方法。
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